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得する電気の話

  3.11の大震災後は電力不足が大きな社会問題になりこれを契機に節電ムードが高まってきました。

上手に節電.節約を行う方法を、皆が本腰を入れて本格的に考えなれけばならない時期になったということでしょうか。

節電のポイントとして注目するところは.........

        消費電力

        使用時間

の両方を減らす、という部分がポイントとなります。

エアコンの例だと、出来るだけ消費電力の少ない温度設定にして、 なおかつ長時間の使用を控える、ということで電気料金を節約できるわけです。


LED化でいくら節約できるか

 LEDの消費電力量は、白熱電球の約6分の1といわれます。  照明器具が占める月々の電気代の割合は、おおむね18.4%(東京都発行の「家庭の省エネハンドブック2017」。   ひと月の電気代が8000円の家庭なら、照明だけで1500円ほどかかっている計算になります。

 もし、この家庭の照明がすべて白熱灯で、すべてLEDに交換すれば、月の照明コストは1500円から250円ほどになり、年間で1万5000円ほど節約できる計算になりますから、馬鹿にできない金額です。

 一般に白熱灯の寿命は1000〜2000時間程度、蛍光灯は最長1万3000時間程度、寿命が長いLEDで、約4万時間とされています。 照明を1日8時間使うとして、蛍光灯だと約4年5カ月、 LEDであれば約13年7カ月寿命が続くことになりますから大きな違いです。

 コスト(購入代金)は、白熱電球で100〜300円程度、電球型蛍光灯は1000円前後、LED電球は1500〜2000円程度です。     蛍光灯からLEDに交換するケースでは節電効果はそれほど高くないですが、白熱灯を利用している場合は頻繁に交換する手間も考えるとかなりの節約につながります。

 電球型蛍光灯を使っているのであれば、それほどLEDへの交換を急ぐ必要はないでしょうから、交換するタイミングでLEDにかえていけばいいでしょう。


使用電力量の簡単な計算方法

消費電力(W)×使用時間(h)=使用電力量(Wh)となり、それに×1時間当り電力料金単価を掛けたものが実際の電気料金となります。

例えば消費電力800Wの電気ストーブを8時間使った場合の計算例は........

800(W)×8(h)=6400(Wh) → 6.4KWh(*1000Wは1KWとします)×24円/KWh(電力料金単価.地域で異なります)=153.6円

1日の電気ストーブの電気代となるわけです。

電気代の節約に取り組むためにはこの "消費電力"と"使用時間"の両方をいかに少なくするか、 という部分が重要な節電ポイントとなります。


消費電力を減らす

家庭の消費電力の約7割は、

4つの各家電品で占められているといわれます。

▼数字は平成16年の政府電力需要の概要より▼

順位 家電品 割合
1 エアコン 25.2%
2 冷蔵庫 16.1%
2 照明器具 16.1%
4 テレビ 9.9%



各家電品の節電ポイント

これら各家電品の節電に努めれば、自ずと電気の節電効果はグッと高まります。

各家電品の節電ポイント
エアコン 普段の設定温度をこまめに調整して冷えすぎに注意する
冷蔵庫 食品の詰めすぎ、冷やしすぎに注意
テレビ こまめに消す習慣を
照明器具 白熱電球をLED照明に切り換える。 こまめに消す習慣を

そのほか節電に心がける電化製品は、

などがあります。


使用方法で電気代を減らす

電子レンジやドライヤーなど、使う時間が短いものは消費電力が大きい割には節約しやすいですが、電気コタツや照明などの消費電力が少ないものは 結構つけっぱなしにしがちです。

トータルで見ると消費電力がそれほど大きくないコタツのほうが電気代がかかっていた、という事になりかねません。

一般的にヒーターがついている家電品は消費電力も大きいので、使い方を工夫することにより大きな節約効果が期待できます。

ヒーターがついている主な家電品

これらの家電品の使い方を工夫することにより、大きな節約効果が期待できます。

各家電品の節電ポイント
食器洗い乾燥機 洗浄後の乾燥は洗浄後ドアを開けておき余熱で行う。
温水洗浄便座 座面ヒーターの温度を逃がさないよう使用後はフタを閉めておくかスイッチがあれば切っておく
炊飯器 朝炊いてお昼まで保温する程度の時間なら良いがずっと保温は電気のムダ。 食べるときにチンしたほうが節約になる。
電気ポット 1g程度ならずっと保温のままより、飲むときに沸かすほうが節約になります。



待機電力を減らす

家庭内のほとんどの電化製品は、スイッチをいれた瞬間にすぐ作動させるよう、たとえ主電源をオフにしていても、常にわずかな電流を流すシステムになっています。

テレビのリモコンをピッと押すだけで、パッと画面がでるのもこのシステムのおかげなのですが、この便利さを実現させるためテレビには常時微量の電気を流しておく必要があります。

この、常時流れている微量の電気のことを、『待機電力』と呼んでいます。

パソコン・オーディオ機器・冷暖房器具など、家庭内のほとんどの電化製品は、主電源をオフにするだけでは完全に電気の流れを遮断しない構造になっており、 ナント!!この『待機電力』は場合によっては電気使用量の1割にもなる、ということはご存知だったでしょうか。

この『待機電力』の無駄を防ぐためにも、使わないときは主電源を切るだけでなく、『使わないときは、プラグ(コンセント)を抜く』よう心がければ、 かなりの電気代を節約できることになります。

プラグを抜いておく方式だと、タイマーがリセットされてしまったり、テレビなども画面が写るまでやや時間がかかりますが、 家計と地球温暖化防止の兼ね合いで、できる範囲でやるようにしましょう。


古い家電品は買い替えがお得

家電品によっては大幅な節電効果が期待できるものがあります。

エアコンでは1995年製以前と最新型を比較すればナント40l以上もの差が出ます。

2011年製と2000年製を比べても約16l程度は節約できます。

買い換える際は、省エネルギーラベルという緑のマークが貼ってあるものを選びましょう。

貼ってある家電品は以下のものです。

...ほか全18種類。


基本契約の確認

契約アンペア数、という数字が「電気ご使用量のお知らせ(請求書)」に書かれてあります。

契約.50Aとか40A、と書かれている部分の数字で、一ヶ月の基本電気料金になっています。

電化製品を何種類か一度に使うとブレーカーが落ちたりする、という場合その契約アンペア数が小さいことが考えられます。

逆に、お子さんの独立などで家族構成が変わり夫婦2人だけになったら、余裕があれば契約アンペア数を下げる方法もあります。

ご家庭の消費電力事情を考慮し、上手に【契約アンペア数】を利用しましょう。

契約アンペア数と1ヶ月の基本料金  《2012年1月.東京電力の例》
30A 819円
40A 1092円
50A 1365円
60A 1638円



電気料金メニューに注目

電力量による料金単価は通常「従量電灯」という契約であれば一日中電力量単価は変わりません。
ところが電力会社では「時間帯別電灯」という契約も別に用意されています。

どういうものかというと、例えば夫婦共働きで日中それほど電気使用量は多くなく、逆に夜に電気を多く使う場合、「時間帯別電灯」 契約のほうが電気代節約になる場合があります。


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