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インターホン....VL-SGZ30K

 築30年という我が家、あちこちリフォームしないといけない部分はありますが、差しあたって直したいのは押しても鳴らなかったりするインターホン。     しょっちゅう宅配便がくるけど、気づかず不在通知がポストに入っているということもしばしばです。

   そこでとうとうインターホンを買うことにしたのですが、昨今のインターホンは、なにかと物騒な風潮を反映してか来客のスガタを見れるモニター付がメインとなっています。

 そんな中からチョイスしたのがPanasonicのモニター壁掛け式・ワイヤレステレビドアキット『VL-SGZ30K』というタイプで、 ホームネットワークシステムに対応しています。

 有線式は配線が面倒ですし、押しても鳴らなかったりする原因がもし屋内配線だと厄介です。  電源配線工事(AC100V)には電気工事士の資格が必要ですからシロウトは手出しできません。

 ということで、配線工事が不要で簡単に取り付けられるワイヤレスのタイプのインターホンにしました。  ワイヤレスの場合、チャイムを押されてからモニターに表示されるレスポンス時間にやや不満がありますが、 ナニ、一秒を争って応答するわけでもなし、ここは割り切って無線式に決定。

 もうひとつの理由は、このインターホン『VL-SGZ30K』により『ホームネットワークシステム』が実現できること。


携帯とインターホンを接続して外出先から応対

 このインターホンのウリは、『ホームネットワークシステム』により、外出先でも携帯の画面で来客の顔が確認できて音声で対応できること。

 今日お客さんがくる予定なんだけど、急用でチョッと外出したい、けど留守の間に来られたら困るし.......などという事態はケッコウあるものです。    でもこのシステムなら、外出しているときにお客さんが来てインターホンのボタンが押されると、携帯からチャイム音が聞こえ、画面をタップすれば玄関の様子が映りますし会話もできるというスグレもの。    スゴイんです。

通信機能を持つ機器・装置を、ホームネットワーク(家庭内LAN)に接続し、遠隔地からでもさまざまな制御を行えるという近未来的(?)な生活空間、『ホームネットワークシステム』 をとうとう体験できる身分になったわけです。

 このシステムがあれば、留守中の家の中の様子をスマホで確認したり、会話したり、設定した上限/下限温度を超えたときや、音声レベルが一定以上の音を検出したら通知する、 などなど遠く離れた場所にいても家中の設備を遠隔コントロールすることが可能となります。   『ホームネットワークシステム』の使い道はこれからどんどん広がっていきそうです。

 画像は『ホームネットワークシステム』によりドアホンで玄関の様子をモニターしたものを、携帯画面に出したものです。    当然、携帯画面で訪問者と通話したり、後で来客の画像を確認したりもできます。

 今後ますます『ホームネットワークシステム』は家庭に入り込んでくるのでしょうが、まずは我が家のホームネットワークシステムは、 ホームネットワークを構成する中心機器である無線ルーターと、携帯電話・インターホンのホームユニットを接続して遠隔地から来客に応対するシステムからスタートです。


VL-SGZ30Kによるホームネットワークシステム体験

 とりあえず携帯でドアホンに応対できるところまでは体験済みですが、『ホームネットワークシステム』の細かい部分を理解するのはまだまだこれからです。

 先日Panasonicの「ホームネットワーク」アプリからメールが届き、見てみたら宅配便のオニイサンの画像が......ヨメさんが応対したようですが、つまり、自分が知らない間に誰かがインターホンを鳴らせば、 自動的に携帯にその履歴が登録され後で確認できる、というわけです。  スゴイ.....とんでもない世の中になったものです。

 応答に要する時間は、例えば携帯のアプリを開いてドアホンカメラで玄関をモニターする、という場合に要する時間は約8秒前後。   この程度の待ち時間であれば、よっぽどセッカチでもない限りそれほどイライラしませんし、いずれ慣れます。


ホームネットワークシステムの接続手順

■■ 携帯とホームネットワークシステムの接続 ■■

   
携帯とホームネットワークシステムの接続手順
【携帯と無線ルーターを接続する】

まず、携帯の"設定"モードで⇒Wi-Fi⇒オン に設定する。   

次に同じく"設定"モードで携帯を無線ルーターに接続する。  接続手順は機種により若干操作の違いあり。

設定⇒その他⇒テザリングとポータブルアクセス⇒ポータブルWi-Fiアクセスポイント⇒Wi-Fiアクセスポイントを設定⇒ネットワーク名(SSID)手入力⇒パスワード手入力

ネットワーク名(SSID)の入力では大文字・小文字の区別に注意。
【無線ルーターの準備】

Wi-Fiとは、ザックリ言えば「インターネットに無線ルーターで接続する」こと。  無線ルーターはホームネットワークを構成する中心機器。

無線ルーターはワイヤレスネットワークとも言われ「電波を無線で送受信する機械」。

この無線ルーターを経由してインターネット回線に繋がれ通信できる。
【接続設定前に無線ルーターの確認】

無線ルーターの周波数帯は「2.4GHz」と「5GHz」があるが、このシステムは「5GHz」は使えない。

無線ルーターに「AOSS、WPS、らくらく無線スタート」などの簡単接続ボタンがあると接続設定の作業が楽。

このBuffalo無線ルーターには、AOSSボタン(赤い部分)がついている。
【簡単接続ボタンが無い無線ルーター】

簡単接続ボタンが無い無線ルーターは、(ネットワーク名・SSID)と(セキュリティキー)を手入力するので控えておく。

ネットワーク名などは本体に表示されている。  大文字・小文字の区別に注意。

SSID(Service Set Identifier )とは、無線LAN(Wi-Fi)におけるアクセスポイントの識別名。

【「ホームネットワーク」アプリをダウンロード】

携帯にPanasonicの「ホームネットワーク」アプリをダウンロードする。

Google検索画面から、ホームネットワーク、と検索入力すればいくつかの「ホームネットワーク」アプリが表示される。

その中からPanasonicの「ホームネットワーク」を選択。

【「ホームネットワーク」のアプリを起動】



「ホームネットワーク」のアイコンをタップしてアプリを起動する。

立ち上がったら「スタート」をタップ。

使用許諾が表示されているときは「同意する」をタップする。

【ホームユニット・アプリの設定画面】

携帯に初期設定画面が表示される。

「ホームユニットの電源を入れ、緑色と黄色のランプの交互点滅が終了するまで約3分間お待ちください。」

「ランプが赤色または緑色の点灯、あるいは緑色の点滅に変わったら[次へ]をタップしてください」

【ホームユニットのACアダプターをコンセントにつなぐ】

ACアダプターをコンセントにつなぐと、ランプが緑色と黄色で交互に点滅する。

ホームユニットのランプが緑色点滅するまで約3分間待ち、「ホームネットワーク」アプリの「次へ」をタップ。

【簡単接続ボタンがあるときのホームユニットとの接続】

無線ルーターにかんたん接続ボタン(AOSS、WPS、らくらく無線スタート、など)があるときは、携帯の「簡単接続」をタップして先に進む。
かんたん接続ボタンがない場合は手動接続となる。

無線ルーターのかんたん接続ボタン(AOSS)を約5秒間押し、ランプが点滅することを確認。

このBUFFLOW無線ルーターの場合、赤い部分が簡単接続ボタン(AOSS)で、押すとWIRELESSランプが点滅する。
【ホームユニットの「Wi-Fi設定」ボタンを押す】

ホームユニットの後ろにある「Wi-Fi設定」ボタンを「ピッ」と鳴るまで約5秒間押す。

携帯画面の「このスマホ/タプレットを追加」をタップし、「携帯をホームユニットに登録する」手順へ進む。
ボタンの隣はホームユニットで録画するのに必要なmicroSD(64MB〜2GB)/microSDHC(4GB〜32GB)カードの挿入口。
【携帯をホームユニットに登録】

携帯画面に、「スマホ/タプレットとホームユニットを接続します」、が表示されたらホームユニットの「Wi-Fi設定」ボタンを約1秒間押す。

ログインパスワードを作成し、[OK]をタップ。
ホームユニットの名前とふりがな、携帯の名前を入力し[OK]をタップ。
「設定が完了しました」が表示されたら、[OK]をタップ。
【ホームネットワーク・アプリの起動画面】

設定が終了すれば「ホームネットワーク」・アプリのホーム画面が表示される。

この画面で待ち受けていれば、宅内や外出先で、来客に応対したりドアホン側(玄関)の様子を携帯画面でモニターしたりできる。

もちろんこの画面のままでも通常の電話待ちうけはできる。
【ホームユニットの拡張】

[登録A]....中継アンテナなどを登録するときに使用。
[登録B]....カメラなどを登録するときに使用。
[登録C]....センサーなどを登録するときに使用。

カメラは屋外カメラと合わせて最大4台までの接続が可能。



インターホンの取付手順

   

インターホンの取付手順
【『VL-SGZ30K』到着】



近所の家電屋に在庫がなく、2週間ほど待たされたがやっと商品がお店に入荷。

これがPanasonicのモニター壁掛け式・ワイヤレステレビドアキット(ホームネットワークシステム)『VL-SGZ30K』の梱包箱。   

【モニター機とワイヤレス玄関子機】

モニター機(VL-MGZ30)は電源コード式で100Vコンセントにつなぐ。   
右側がワイヤレス玄関子機(VL-VD561)。  カメラレンズ保護のため取り付け完了まではカバーシールを貼ったままにしておく。
モニター機とワイヤレス玄関子機は5m以上離して設置する。  また金属製のドアや壁を何枚も隔てていると電波が弱くなる。
【ホームユニット】

ホームユニット(VL-HB1000)は『ホームネットワークシステム』の主装置。
ホームユニットの電源が入っていないとドアホン(ワイヤレス玄関子機)やモニター機が動作しない。
ドアホンやモニター機の設置では必ずホームユニットの電源は入れておく。   白い部品は壁掛け設置する場合のアダプター。
【モニター機の背面】

壁掛け金具をネジで壁に固定し、金具のツメをモニター機本体の溝に合わせて取り付ける。

冷暖房機の近くや直射日光の当たる場所はできるだけ避ける。
本体から電源コードがでているのでコンセントに差し込んで使うが、古いインターホンの電源コードを本体に直結する作業は、電気工事士の資格がないと出来ないことになっている。
【ドアホンに電池をセット】

ドアホン(ワイヤレス玄関子機)の取付けカバー(右)下の取付けネジをドライバーでゆるめ、本体(左側)と取付けカバーを分離。

本体裏の電池ケースに単3乾電池×6本を極性に注意してセットする。
乾電池を取り付けてもまだ組み立てない。  玄関壁面に取付けるときは最初に取付けカバーから取り付ける。
【古いインターホンの撤去・新しいドアホン取付け】

古いインターホンを撤去してドアホン(ワイヤレス玄関子機)を取り付ける。  古い配線は撤去せず端子を絶縁テープで保護し活かしておく。
取付けカバーを付属のネジ2本で壁に固定する。  サイディング(セメント質と繊維質を主な原料とした外装材)壁に固定するには付属のネジ(4o×25o)が使える。

今回は古いインターホンを固定していたネジがそのまま使え、かつネジ穴の位置もピッタリなので壁に下穴を開ける必要はなし。
【ドアホン本体を取付けカバーに固定する】



ドアホン(ワイヤレス玄関子機)本体を取付けカバーに固定する。

防水カバーが付属しているので雨が入り込まないようネジ止めした部分にしっかり貼り付ける。

先に本体の天面部を取付けカバーに入れて底面部を押し込む。

その後底のネジを締めて本体を固定する。  内部に水が入り込まないよう養生しておく。
【無事開通】

撮影範囲は[ワイド/ズーム設定]で切り替えられる。 また[ワイドの見え方]の設定により[ワイド1/約70度] [ワイド2/約100度]と撮影範囲を変えられる。

[ズーム]時はワイドの撮影範囲の一部を縦横約2倍に拡大する。

また、ドアホン(ワイヤレス玄関子機)本体裏面の角度調整レバーでカメラレンズの角度を調整できる。

細かいところを言えば、ワイヤレスだけあってレスポンスはやや遅いが、なにも瞬時に応対しないとダメ、というわけでもなし。 慣れれば特に気にならなくなる。



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