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リラたら舞姫の通院記録

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2010/6/30

雨である。ワンコ達のオチッコも「あ゛ぁ〜もうぉ〜!クンクンしてネェ〜でサッサとたれやがれっ!」と、短気を起こしたくなる忍耐の季節である。今日で今年も半分終わりである。日記を読み返してみると元日からここまで長かったような短かったような、「あぁ〜こんな時間を過ごしたのかぁ〜。」と、特に可もなく不可もなくである。欲を言えば、もう少しお上品な言葉遣いで淡々と書いた方がトーチャンのカブも上がるナ。まぁ〜半年間休まずに書き続けた忍耐力は「ヨッ、トーチャンエラいゾっ!」と、自分で自分を褒めておきたい。意固地になって‘毎日書くっ!書くったら書くっ!’に、こだわり続けてみたら忍耐のコツが見えてきた。この根性が小学生の時に有ったなら、もっと真摯に勉学と向き合っていたに違いない。そしたら今頃トーチャンはさくらプラザにコキ使われて強制労働に従事する事もなく、バラ色の未来が広がっていた事は間違いない。まぁ〜‘たら’‘れば’を言ってみてもしょうがない。たとえ、パワー不足の失速を感じながら「才能が枯れ果てた。」と、カクンと首が折れ曲がりそうでも、たとえ、ワンコ達のオチッコ出動に際し、外に置きっ放しにしていた傘に溜まっていた雨水を開いたとたんにバサっとかぶろうとも、たとえ、4ワンコ同時多発散歩拒否の一斉ストライキを食らい雨の中ずぶ濡れで佇もうとも、それでもヘコたれずにもうイッパツ「おりゃぁ〜っ!」と力を振り絞る事によって、中ジョッキはツルツルと喉を通過し「カァ〜!」と目をつぶりたくなる喉ごしを味わえるってモンである。↑top

2010/6/29

プードルの姫ちゃんが家にやって来たから・・・と言うわけではないけど、最近バセンジーがそんなに‘可愛い’犬種だとは思えない。やはり古来からの原種なので、抜群の狩猟本能なんだし、走りたいハウンド系ワンコなんだし、人間と人間の暮らしに‘ソリ’の合わない所もある。傾向として、ハウンド系ワンコは‘パクンっ’と口が軽い。バセンジーにカミカミを止めさせるという事は「バセンジーらしさを捨てろ。」と言っているようなものである。バセンジーには噛むのを止めさせるのではなく‘歯の当て方’をしっかりと教える人間の方からの歩み寄りが必要だ。砂漠の動物なので水には極端に弱い。水に浸かると体温を奪われて極端に体力を消耗する。水嫌いは猫と同じ、だと思えば良い。猫達は雨に日には気配を消して狩をせずにジッと寝ている。バセンジーも同じ本能を持っている。尿路結石も猫と同じぐらい神経を尖らせる必要がある。家では1リットルの水を置いておくと、半分は姫ちゃんが飲み、残りの半分を3バセが舐める、その程度しか水を飲まない。水を飲ませる為にはバセンジーならではの工夫が必要である。最近はマイルドな柴犬も増えたけど、柴犬とバセンジーに共通する事、それは人間の文化圏には縁の無い環境で数千年間ずっと静かに種を守ってきた原種、というところである。特にバセンジーはつい80年前までジステンパーを知らずに免疫を持つ必要のない奇跡の環境で暮らしていたのだ。コロニーの‘犬口密度’には限りがある。従ってバセンジーには旺盛な繁殖力も必要なく、年1回だけの繁殖期という特異な周期を持つ。同じぐらいの体格のビーグルに‘くるみ’みたいなタマタマがプラプラしているのに対し、バセンジーは‘ピーナッツ’程度である。これは「コロニーから1歩外に出て雑種化の波にさらされれば絶滅の危機が待っている。」事を表す。バセンジーの一番特徴的な‘種特異性’である。しかし、バセンジーだって当然種を保存する本能は持っている。‘がぁ〜がぁ〜’と賑やかなのはそんな事も関係するのかも知れない。プードルの姫ちゃんが家にやって来て「あぁ〜犬ってこんなだったなぁ〜。」と、いろいろ思い出した。やっぱり可愛いだけではバセンジーとは付き合えない。性分も含めて保護をしていく気持ちを忘れたら、原種であるバセンジーは日本で生きていく事は出来ないのだ。良くも悪くもバセンジー、もう一回初心を思い出したいところである。↑top

2010/6/28

コソコソとやる一人遊びは「むふふふふ。」と、楽しいものである。トーチャンの買い食い事情、基本的な考え方は‘コンビニを極力押さえて良質なタンパク質の補給’にある。サラリーマンの小遣い事情として、欲望の赴くままに、いきなり国産黒毛和牛のサーロインステーキなどにカブりつき、コソコソとプールしているヘソクリの存在を佳代ちゃんに悟られるのは愚の骨頂である。やはりそこはバレない程度のコストパフォーマンスが重要であり、これは緊張を極めた戦いなのである。さて、困った事になった。実に困った。トーチャン行きつけのスーパーが昨日を以って閉店してしまったのだ。このお店の良いところは、ロックオンした食材をスパッとかすめ取れる醍醐味にあった・・・ボォ〜と中トロの刺身などを眺めている単身赴任らしき買い物かごを持ったおぢさん・・・その横にあまり見向きもされずにポロっと陳列されている赤身のブロック・・・中年おやぢ、必要なのは脂肪ではない、タンパク質である。トーチャンの頭の中は分厚く切った刺身とわさび醤油の妄想である。食い応え十分でおまけに安くて懐に優しい。グラム数と価格と消費期限のバランスを瞬時に見極め、そしてスッと手が伸び、つつつつつぅ〜っとレジを通過する。うぅ〜ん、15年以上世話になってきた店だ。最後の‘蛍の光’は卒業式より切なかったゾ。そりゃぁ〜ここ10年ぐらいの間に大型店がバンバン出店しているので食材の調達には困りゃ〜しないけど、‘プロ’の主婦が広告のタイムサービスまでチェックしているような店に、混雑する夕方の帰宅時間帯‘素人’のトーチャンがノコノコと参戦してみたところで、隅っこにオッチメられちまって全く勝負にならない。佳代ちゃんに内緒で買い食いをするトーチャンの楽しみは、今後どのように展開すれば良いものか、トーチャンのタンパク質事情はどうなってしまうのか、ちなみに佳代ちゃんはマヨネーズを一切口にしないので、トーチャンのマヨネーズ事情も買い食いに100%依存せざるを得ない。地元の人気店で自らを鍛え‘プロ’の主婦に負けない根性を磨き上げるか、それとも遠征に活路を見出すか、何らかの方策を講じなければなるまい。マイエコバッグを片手にトーチャンも真価が問われるところである。↑top

2010/6/27

梅雨らしい雨の一日である。今日の我が家はリラチンが家にやって来たバセンジー記念日である。リラがやって来て6周年、早かったのか、やっと6年なのか、まぁ〜いろいろと考えるところである。ちなみに舞ちゃんは昨年の6月26日にやって来たので、今日から‘家の子2年目’である。午前中は舞ちゃんと姫ちゃんのちびっ子コンビでお店番に出掛けて行き、トーチャンはリラチンとたらちゃんの師弟コンビでゴロゴロしていた。さすがに抜群の安定感である。リラたらは実に間合いが良い。お昼ご飯を食べにお店に行った。家のバセンジー記念日を祝福しに来てくれた、という訳ではないと思うけど、午後からウマゴンママさんが遊びに来てくれた。さくらプラザは‘お店’なのでやっぱりそこはお客様のお話を聞くべきではないのか?という思いはあるけれど、佳代ちゃんちのオトッツァンの悪口やら、また、いらないバカっ話しばかりペラペラしてしまった。申し訳ない限りである。その代わり、と、いうか、リラたら舞姫が大変良くスリスリと接待してくれた。そうそう、トーチャンの足りない所はみんなでバッチリフォロォ〜するのだゾ。ウマゴンママさん、懲りずにまた遊びに来て下さいませ。今度はウマトロちゃんと一緒にネ。↑top

2010/6/26

チョロチョロと山の中を探索した結果、噂に聞いていたお知り合いの秘密基地を発見した。本当にさくらプラザの近所だった。現在造営中の柵はワンコ達のプライベートランだそうである。大型犬ばかり6、7頭が暮らすお家である。みんなでドッグランに行くと、群集の心理で他所のワンコに大きな態度を取ってしまうのだそうだ。いわば、プライベートランは‘必需品’である。完成したら家のワンコ達もちゃっかりアウェーの練習をさせてもらお〜っと・・・さくらプラザも第2ドッグランを作りたくなってきた。↑top

2010/6/25

【オトッツァンの不思議】長文なので興味のある方だけどうぞ。

佳代ちゃんちのオトッツァンは侮れない。「体力4気力6」「オンかオフのどっちかしかネェ〜んだヨ。」って言ってたけど、科学では説明の付かない事を平気でやって退ける。2年前のお盆にオトッツァンが調子を崩した。佳代ちゃんの妹と近所のT医院に連れて行ったら「貧血がひどいんで緊急の輸血が必要。」との事で紹介状を書いてもらった。意識が飛ぶぐらいの貧血だそうである。紹介状を持ってK病院に行ったら、すぐに内視鏡の検査が始まった。その日から輸血と精密検査の為に入院する事になった。

【不思議その1】輸血の効果か、顔が赤く戻ってきて調子が出てきたら病院からの脱走を企てるようになった。自分で点滴の管を抜いてしまい針が危ないので、トーチャン達家族も動けないように手足を縛る‘拘束’に同意した。「何でこんな事すんだっ!解けこのヤロォ〜、テメェ〜このヤロォ〜、やんのかこのヤロォ〜、でっかい声出すゾっ、バカヤロこのヤロォ〜!」病院から呼び出しを食らった日の夜は長くキツかった。

「この薬で8時間は寝ます。」

トーチャン達も待合室で仮眠を取って病室に戻った。まだ4時間しか経っていないのになぜかオトッツァンは起きて元気にヤブれていた。看護士さん達にベッドにグリグリ巻きにしてもらった。入院してせん妄状態になるのは良く有る事なのだそうだけど、家族が「なんか違うなぁ〜。」と、認知症を疑いだしたのはこの頃からである。それにしてもなぜ4時間で起きちまったんだろう?

【不思議その2】明け方、家族がいても状況は変わらないのでオトッツァンは看護士さんに任せて我々は自宅に戻って来た。朝から暑い日だった。ワンコ達にご飯をあげたり、店を開けたり、マーヤに仮眠を取らせたり、少しばかり頭を休めていたら10時過ぎに病院から電話がかかってきた。

「脳から出血しました。危険な状態です。ご家族のどなたか、すぐに来てください。」

佳代ちゃんは予約やら接客やらですぐには店を閉められないので、トーチャンが病院に行った。ICUで先生から状況を聞いた。

「静かになったので様子を見に行くとグッタリしていた。瞳孔の状態から脳からの出血が疑われたのでCTを撮影した結果、硬膜下出血を起こしている。すぐに血を抜かないと脳が圧迫されて危険である。処置の出来る病院に移送する。」

確かそんな話だったけど、トーチャンも麻痺が残ったら・・・とか、ジジババを抱えてオレ、この先どぉ〜すんだヨ、とか、このまま死んじゃうのか?などなど頭の中がグルグルしていたのであまり耳には入らなかった。何よりも‘ホッとした’やら‘たまげた’のはICUで説明を聞いている間にオトッツァンは意識を取り戻し、横のベッドで「おぅ、来てくれたのか、コイツらが縛りやがるんだ、解いてくれ。」とヤブれ始めた事である。

ト:「聞こえますか!」

オ:「コイツを解いてくれ。」

ト:「足に触っているのが分かりますか。」

オ:「おぅ、分かる。手伝ってくれ、解いてくれ。」

今のところ、脳細胞は元気なようだ。生死にかかわるところなので佳代ちゃんとマーヤを病院に呼んで、先生の説明を聞いてもらった。佳代ちゃんはオトッツァンと救急車に乗って移送先の病院に移動した。救急車の中で一緒に同行した看護士さんが

「手、解いて上げましょうね。」

と、言っていたそうなので、看護士さんも重篤な状況だと判断したものと思われる。佳代ちゃんの妹に連絡をしたり、車にマーヤを乗せて後から追い駆けて行った。

こちらの病院ではMRIでの検査が行われた。待っている間、いろんな事を考えた。呼ばれて先生の話を聞きに行った。

先:「出血は止まってますネェ〜。」

ト:「あのぉ〜圧迫は?」

先:「CTを見る限りでは確かに圧迫されているんですが、こちらの検査では特に緊急を要する所は見当たりません。出血した血は脳液に吸収されたようです。」

ト:「へっ?そんな事があるんですか?」

先:「まれにあるんです。」

硬膜下出血の意識不明から自力で生還する恐るべしオトッツァンである。トーチャンはヘロヘロと腰から砕けた。長い一日は振り出しに戻ったのである。脳の状態を見るためにしばらくこちらの病院に入院する事になった。目を覚まして少しヤブれた後、柔道部出身みたいな感じの男性見習い看護士さん達数名に‘キュっキュっ’と押さえ込まれて病室に向かって行った。オトッツァンは「なんだこのヤロォ〜」と、うわ言を呟きながら寝ていた。佳代ちゃんの妹は

「こうやって弱って行くんだね。」

と、父親の病状に感傷的である。トーチャンはクタびれたし肉親ではないので客観的に見ていたけど、3日3晩寝ないでヤブれていたら、トーチャンだって体力の限界で眠くなる。キリン、アイちゃん、里親になるつもりだったうーちゃん、リラチン、たらちゃん、ワンコ達に可愛そうな事をしてしまった時間はそんな風に過ぎて行った。

【不思議その3】硬膜下出血の状態も落ち着いたので再びK病院に戻って来た。カプセル内視鏡で小腸内を見る検査が残っていたのである。点滴も終わり自由の身となったオトッツァンは2度ほど病院から脱走し、警察のお厄介になった。この頃から、ケアーマネージャーと認知症についての相談を始めた。検査の結果発表と時を同じくしてオトッツァンは強制退院となった。3度目の脱走に失敗して捕獲されたらしい。夜の8時頃病院に迎えに行った。夜逃げのような釈放劇であった。途方にくれる家族に説教をコイて高い治療費をフンだくるのだから気楽な病院である。検査の結果は‘小腸も異常なし’だった。貧血の原因はいったい何なんだ?

秋、アイチンの事やらお礼がてら、千葉小動物クリニックでオトッツァンの状況を話していた。

まさ子先生:「男の人の貧血って腫瘍が出来ている事が多いのよネェ〜。」

河又先生:「それじゃガンだって言ってるようなもんだ。」

なるほど、その時は良く分からなかったけど、それで緊急の内視鏡検査だったのか。

佳:「カプセル内視鏡で小腸も調べてもらったけど、腫瘍らしき物は見つからず‘潰瘍一つ無いきれいな胃’だそうです。」

河又先生:「ヤブで見つけられなかったんだろう。」

うぅ〜ん、70代にして‘きれいな胃’というのも恐るべしだけど、おかげ様でコッチは‘キュっ’と心臓が止まってしまうところであったゾ。先生に硬膜下出血についても聞いてみた。

河又先生:「硬膜下なら頭をぶつけたか何かしたんだろう。」

しかし、グリグリ巻きのベッドの上では頭をぶつけるほど動けないし、タンコブどころかかすり傷一つ見当たらなかった。興奮しすぎて‘ブシュっ’と吹き出たとしか思えない。そして、出血が止まり溜まった血が体に還元されてしまうプロセスも良く分からない。やっぱり「体力4気力6」で生きているからなのだろうか?オトッツァンは地球人ではないのか?昨年の夏にもオトッァンは貧血を起こして処置してもらった。まぁ〜なんにしてもオトッツァンは貧血以外は介護施設で元気そうに暮らしている。貧血の原因は不明のままであるが、仮に原因が判明して外科処置で治るとしても、認知症を受け入れる病院はそうそう有るまい。今年もまもなく‘緊張’の夏がやって来る。↑top

2010/6/24

昨日はさくらプラザの定休日、佳代ちゃんはワンコ達を留守番させて、買出しに出かけたり、オトッツァンのところへパジャマやら腹巻やらを届けに行ったそうである。ボクシングとジャーマンシェパードを愛するオトッツァンである。以前は「いつどこで暴漢に襲われるや知れぬ。やられる前にやらねばならヌ。」と、1日3分3ラウンド、欠かさずにサンドバッグをブッ叩いていた。相手の懐に飛び込んで左右のフックで突き上げる接近戦がオトッツァンの身上である。佳代ちゃんとトーチャンは「何だぁ〜カンだぁ〜」と言いながら、なかなか面倒見の良い娘と娘婿なので、さすがにシェパードを預ける事は出来ないけど、介護施設の許可をもらってパンチングボールを買ってあげた。暇つぶしにピッ叩いたり、腹巻を干したりなかなか重宝しているようである。酒は1滴も飲めないオトッツァンなのであるが、顔はなぜかいつも真っ赤っかである。オトッツァンの顔色を見る限り、だいぶ調子は良さそうである。

明日は‘オトッツァンの不思議’をアップしたいと思います。長文になりそうです。興味のある方だけどうぞ。↑top

2010/6/23

雨である。最近、トーチャンと舞ちゃんは心静かで穏やかな時間を過ごしている。良い子に育てねばならない・・・トーチャンもムキになってピリピリしすぎてたネ。でも、舞ちゃんは舞ちゃんのまま、良い子にはならない、そう思ったら叱るガッツもスゥ〜っと失せた。気のせいか、舞ちゃんを叱らなくなったらたらちゃんがソワソワしなくなってきた。たらちゃんはトーチャンのピリピリに非常に敏感なのだ。平常心を心がけるよう装っていてもワンコ達にはバレバレである。舞ちゃんはリラたらとは少し違う。計る物差しを変えてみたら舞ちゃんとの付き合い方が少し判ったような気がする。多頭飼いは全てにおいてワンコ達を中心に回って行く。自分の時間を大切にしたかったら多頭飼いになんてチョッカイを出すべきではないヨ。犬犬関係ばかり考えていて大切な事を忘れていた。せっかくワンコ大家族なんだもん、楽しくなくちゃねぇ〜。トーチャンとたらちゃんと舞ちゃんの関係も1年かかってようやく振り出しに戻れたかな。↑top

2010/6/22

いわきの義姉さんからカツオ君が届いた。佳代ちゃんに「カツオ食いテェ〜な。」と、言ってみたら、佳代ちゃんも‘カツオが食べたい病’になり、しまいにはカツオが食いテェ〜、と、夢にまで出てくる始末なので「お兄ちゃん、義姉ちゃん、カツオ君に会いたい!」と、お願いをしていたのである。カツオ君を送ってもらう時は浜の市場からクール宅急便で直送してもらうのであるが、今年は小名浜港の水揚げが不調、と、福島県のニュースで聞いていたので、カツオ君をガン見しながら目利きも厳しい戦いだったのではないか、と、推測される。駄々をコネて無理をさせてしまった。早速佳代ちゃんは「おりゃぁ〜!」とさばき、トーチャンはソワソワと台所が気になるワンコ達の見張り番である。リラチンは無関心を装い、たらちゃんはカツオ君が怖いらしく、舞ちゃんと姫ちゃんは佳代ちゃんのお手伝いをしたいらしい。食べた後、佳代ちゃんはお礼のメールを入れた。カツオ君が届くという事は義姉さんと佳代ちゃんの関係は良好、カラータイマーは‘青’である。赤の他人同士だもんネ。平和は何よりである。うん、ンまかった。↑top

2010/6/21

【3台の草刈機】さくらプラザには草刈機が3台ある。現時点で使用するのはトーチャンだけなので、3台も必要ない。1台は20年ぐらい現役で働いている機械で、だいぶ古くなったのでトーチャンが佳代ちゃんちのオトッツァンからオモチャ代わりにもらってチューニングを施し、ミニドッグランのお手入れ専用機となっている。2台目はお店でお金を出してオトッツァンに新型を買ってあげた。軽めでタフな良い機械である。問題は3台目である。ミニドッグランが完成した年の事であるが、オトッツァンは唐突に3台目の草刈機を買ってきた。ジジババも年金暮らしでさぞ大変だろう、と、出来るだけトーチャン達も手伝って節約に精を出して来た努力も一瞬でパァ〜である。むかっ腹も立ったし、‘へっ?’と思ったのでオトッツァンに聞いてみた。

ト:「これ、どうしたんスか?」

オ:「買ってきた。」(そりゃぁ〜見りゃ分かる。)

ト:「機械調子悪りぃ〜んですか?」

トーチャンはメンテナンスをしようと2台目に触ろうとした。

オ:「それは触ってはダメだ、借り物なんだ。返せって言ってきやがった。」

そんなバカなハズはない。お店に買った時の領収書も残っている。

オ:「上さんにグズグズ言われたらしく、取りに来るって言ってやがる。だからもう使ってはダメだ。」

ヒマな爺さんの買い物依存をごまかす為の言い訳のようにも聞こえる。話が妙なので佳代ちゃんにもオトッツァンの話を聞いてもらった。古い機械はトーチャンにやった、そこまでの話はつじつまが合う。しかし、2台目は借り物だ、の1点張りである。あまり追求して逆ギレされると厄介で面倒な事になるのでそのまま構わないで放っておく事にした。その後、オトッツァンは認知症である事が判明するのだけど、当時のトーチャンの率直な感想は・・・あはははははははは、はぁ〜そうですか、勝手にすりゃぁ〜いいさ、このクソジジィ〜・・・である。オトッツァンのケースは中程度の認知症で、新しい事は覚えられないようだけど、時として脱走用のエレベーターの使い方を覚えてしまったり、どうせ忘れちまうんだから、と、適当に返事をしておくと覚えていたりする。ワザとトボけてるんじゃネェ〜かなぁ〜、と思う事も多い。少しずつ消えていく記憶を上手に繋ぎ合わせるのでムチャクチャリアルで実際に有った様な作り話もする。今にして思えば、オトッツァンから聞いたお話は、あれも、それも、これも、みんな作り話だったのか!なのであるが、コロッと騙されてしまう実に良く出来たフィクションであった。現在、オトッツァンは介護施設に入所しているけど、ケアーマネージャーもパッとしネェ〜し、ジジィ〜貯金を使い果たしたところで自動的に自宅に戻ってくる事になる。マーヤも「オトッツァンが嫌いだっ!」などと大口を叩いている場合ではない。在宅介護となるとさくらプラザも営業どころではなく存続の危機なのである。介護の必要な者同士、犬猿の夫婦仲のジジババでデイサービスにでも通ってケンカし〜し〜ガンバッてもらうしかない。今年はトーチャンも佳代ちゃんも諸々ストレス疲れの1年になっていて、ワンコ達の良い飼い主とは言えない。胃を摩りながらカリカリしているような人間はロクでもない。オトッツァンを見ていて思う事、それは‘忘却は最大の才能である’という事だ。少しは見習って軌道修正を図らねばならない。↑top

2010/6/20

今日も蒸し蒸し。ワンコ達は程よく冷房の効いた店の中でグテェ〜とノビている。いくら暑いのが大好きなバセ達でも、蒸し暑いのは面白くないらしい。観光で柴ちゃんやフレブルちゃんのお客さんやら何件かやって来たけど、洋服を着てネェ〜マッパのバセ達が‘ふがぁ〜’っと内輪モメを見せつけちまえば、観光のお客さんは‘ニコニコ’しながら自動的に撤収してしまう。リラチン、たらちゃん、舞ちゃん、商売になんネェ〜よ。それにしても蒸すネェ〜、オッ、ゴロゴロ雷が鳴り出した。今日はサッサと店仕舞いだ。どれ、撤収して、家でゴロゴロしなおすか。↑top

2010/6/19

ちょっと肉体労働をするとブワァ〜っと汗が噴出す蒸した日である。倉庫に道具を取りに行ったら、今週もニャン猫先生にお会いできた。最近、クタびれきっているトーチャンが‘にまっ’とする癒しの存在である。先週は気付かなかったけど、どうやら倉庫の中でチビニャン猫の子育て中らしい。しかも2チビ匹いた。去年はチビニャン猫の亡骸に遭遇したので、「滋養をつけナ。」と、お母ちゃんニャン猫にオヤツをあげた。半ノラでたくましく生きていくのだゾ。トーチャンは犬も猫もどっちも好きだけど、子供の頃から猫には好かれないので、結果としてワンコ中毒おやぢとなっている。トーチャンも中年おやぢ、もう言い訳は利かない、ここらで認めようではないか!トーチャンはしつこい、だからニャン猫に好かれない。子供の頃、ニャン猫と寝たくて布団の中に引っ張り込んで引っ掛かれた昔話を、きちんと反省しようではないか!子育てが終わるまで、ソッとオヤツを置いてやり、成長したチビニャン猫達が旅立って行く後姿を、寡黙なトーチャンに徹して‘フッ’と見送ろうではないか。今のトーチャン、見つめ合うだけの関係に‘美’を求めたい。見返りはいらないけど、どこかですれ違ったら、尻尾の一つも‘ぷりっ’と動かしてくれたならトーチャンはそれで満足である。↑top

2010/6/18

夕べ、家のヘルスメーターで姫ちゃんの体重を量ったら8kgになっていた。3週間で1kg増えた勘定である。縦に伸びたり横に伸びたりしながら今ではバセンジー達の体格を追い越して‘上から目線’の姫ちゃんである。姫ちゃんは毎朝晩リラチンと舞ちゃんとプロレスをやっている。リラチンは上手に遊ぶので安心してみていられるけど、遊んでやっているハズの舞ちゃんが姫ちゃんに追い詰められちゃって‘がぁ〜’と言ったりしている。油断していると姫ちゃんの尻尾を引っ張ったり反則も飛び出す。姫ちゃんの体も大きくなってきたせいか、舞ちゃんと姫ちゃん、どっちが姉貴でどっちが遊んでやっているのかよく分からない。今朝は久しぶりにたらちゃんも参加して4ワンコで入り乱れていた。姫ちゃんを翻弄するたらちゃんのフットワークはさすがである。小細工は通用しないので姫ちゃんもたらちゃんが遊びに参加したときは緊張が走るようである。姫ちゃんは遊んで夢中になっていても、良く相手を見ている。
1年間、舞ちゃんにもいろんな事を教えながら成長を見守り、リラたらに揉まれてきた割には、遊びでも、散歩でも、犬犬関係でも、どの視点から見ても舞ちゃんは考える力が不足している。リラチンもたらちゃんも、そして今の姫ちゃんも生後6ヶ月で分かった事が、舞ちゃんにはまったく理解出来ていない所がチラホラと見受けられる。正直なところ、昔佳代ちゃんちのオトッツァンの弟子だった頃から‘犬’は飼い主を観察するものだと思っているので、舞ちゃん型の‘おバカちゃん’はトーチャンは苦手である。しかし、舞ちゃんは舞ちゃん、きっと、舞ちゃんは違うタイプも覚えろヨ、という事をトーチャンに教える為に現れたのだ。また‘舞ちゃん疲れ’を再発しない程度に舞ちゃんとの付き合い方を考えて行こうと思う。↑top

2010/6/17

舞ちゃんは食べ物となると我を忘れて興奮してしまう。クルクル回ってがぁ〜がぁ〜騒ぎ出し、リラたら姫をパックンパックンと追い払う。何も目に入らなくなってしまうのである。散歩と食事はどのワンコでも嬉しいのは同じだと思うけど、舞ちゃんのガチャガチャは少し違う。ドライフードをほとんど噛まないで飲み込んでしまう。腹ももたれるだろうに、取られない様に慌てているようにも見える。カロリーが足りていないわけではないし、褒められて楽しく食事が出来たら舞ちゃんの犬性も違った形になるだろうに。以前は食事の時のガチャガチャを止めさせようと毎日舞ちゃんを叱っていた。リラたらは仲良く食事が出来るけど、舞ちゃんが混ざると血みどろの争奪戦になってしまうのだ。食事を取り上げられた経験でもあるのだろうか?腹を空かせた幼少時代だったのだろうか?それとも舞ちゃんの性分なのか?最近、食べ物に執着する舞ちゃんがなぜか哀れにさえ見えてきた。舞ちゃんも1歳半、食事のルールは変わりそうにもない。リラたらと舞ちゃんの間には少し距離があるけど、舞ちゃんはいつも姫ちゃんとはベッタリくっ付いている。4姉妹全て、と、いうのは無理かも知れないが、舞姫が仲良しコンビになれれば、それはそれで良い事なのではないか。舞ちゃん、姫ちゃんが家にやって来て本当に良かったな。舞ちゃんは姫ちゃんが大好きだもんナ。↑top

2010/6/16

姫ちゃんもまもなく生後6ヶ月、出だしでつまずいたせいもあり、いろいろと不思議も多い。今日は先月末にワンドッグを受診して来た日のお話である。

ト:「なかなか大きくなれないンすよネェ〜(←この時点で体重7kg)。メシ増やすとウ○チが緩くなっちまぁ〜し・・・毛ぶきもショボショボだし・・・」

河又先生:「良いじゃネェ〜か、手入れがラクで。」

ト:「毛もあんまりカールしネェ〜し・・・」

河又先生:「直毛のプードルなんていない。聞かれたらアフガンとプードルの雑種だって言え。」

河又先生も言いたい放題のケチョンケチョンである。オラげの可愛い姫ちゃんを、何もそこまで言わネくたっていいじゃネェ〜か。ぢつは・・・姫ちゃんには前歯が無かった。確か乳歯の時はチョロっと生えていたような気がするんだけど、記憶が定かではない。姫の口をペロンとめくりながらまさ子先生と河又先生に聞いてみた。

ト:「あのぉ〜、姫の前歯が生えて来ネェ〜んだけど・・・」

まさ子先生:「あらっ、欠歯だわ、けっ歯けっ歯。門歯はネ、一番最初に生え変わるのよ。犬歯が生え変わる頃には門歯は揃っているモンなんだけどネェ〜。」

ト:「え゛っ!けけけっ欠歯ってこたぁ〜姫はこの先ずっと味噌っ歯姫ちゃんのままなんでしょうか。」

河又先生:「うぅ〜ん、根っこはあるなぁ〜。」

ト:「成長が止まっちゃったんでしょうかネェ〜?もう生えないんでしょうか?」

河又先生:「歯に詳しいダチに聞いといてやるヨ。」

ト:「・・・・・」

なにっ!河又先生とダチになる物好きもいるのかっ・・・衝撃ではあったが、この先リラたら舞姫を診てもらえなくなると困るので黙っていた。大人の対応である。河又先生とはもう長い付き合いで、当時「トーチャンと佳代ちゃんの仲人をやる。」と、張り切っていた間柄にある。丁重にお断りした。危ねぇ〜ところだった。ワンドッグから3週間が経過、姫ちゃんはもう一回り骨格がしっかりしてきて、少しばかり毛の量も増えてきた。生えるべき時に生えなかったのだからもう無理だろう、と、諦めかけていた姫ちゃんの前歯は一念発起、先週ぐらいからチョロっと顔を出し始めた。成長が再開したらしい。こんな事ってあるんだねぇ〜。今は再び歯茎が痒いようで毎日元気に姉ちゃん達とドッタンバッタン遊んでいる。姫ちゃんも今月中に避妊手術の為、河又先生に再会する予定である。ニカっと前歯を見せびらかせて先生を見返してやって来いっ!

発生学の視点からアドバイスをいただいたバセオーナー様、お騒がせいたしました。ありがとうございました。無事に味噌っ歯姫ちゃんも卒業であります。↑top

2010/6/15

たら舞関係にグッタリとクタびれたので「舞ちゃんは‘他所ンちの知らない子’だと思う事にする。」と、佳代ちゃんに宣言してから1週間である。「たらちゃん、知らない子に‘ふにゃにゃぁ〜’なんて鼻にしわを寄せたりしてはいけない。」とか「たらちゃん、知らない子は遊び方が違うんだ、構うな。」などなど、気付けば、たらちゃんにグジュグジュとお説教をしている事が多い。リラチンやたらちゃんならトーチャンの態度の変化に過敏に反応してお腹を壊したりするところだけど、舞ちゃんはその当たりの心の問題にはニブいバセンジーらしくないバセンジーである。たらちゃんも久しぶりにトーチャンのおまたで「トーチャンしつこいなぁ〜。」と思いつつも、グズラムズラを聞いている。まぁ〜バセンジーの顔が夢に出てきてうなされるぐらいクタびれたので、「舞ちゃんが怪獣になろうが、たらちゃんが引きこもりになろうが、ンなこたぁ〜トーチャンの知ったぁ〜こっちゃぁ〜ない。勝手にしなっ!」って、本当にガス欠したんだけど、結果として舞ちゃんに「たらちゃんに迷惑をかけない良い子になりなさい。」と、お説教をしていた時よりも、たらちゃんとアイコンタクトをしてナデナデスリスリとコミュニケーションをとる機会が増える事となった。たらちゃんもちびっ子で‘ポチたま’に出演した頃の事でも思い出して安心感を膨らませてくれるとトーチャンもお説教を聞かせている甲斐があるというものだ。結局、たら舞関係の問題より、トーチャンがたらちゃんと舞ちゃんの成長を慌てて急ぐあまり、たらちゃんの心を置いてけぼりにしてしちゃってたんだネ。この1年、3バセのトーチャンになって力みすぎてたナ。どうやったって遊べる子とは遊べるし、遊べない子とは永久に遊べないのだ。看板犬の使命、なぁ〜ンていうのもケロッと忘れて、力を抜いてノンビリ行こう。↑top

2010/6/14

雨である。どうやら入梅らしい。もうすぐリラが家にやって来て丸6年である。メンバーもずいぶん入れ替わった。リラがやって来る前年の2003年は高齢のワンコ達が次々に他界していく年だった。順番だから仕方がないけど、目に見えてグループの勢いが無くなっていくのはやはり淋しいものである。リラとはそんな時に出会った。「短毛のハウンドが那須でどうやって冬を越すのよ!」佳代ちゃんの反対はもっともだった。しかし、興味本位ならともかく、リラに良い親が現れるとも思えなかったし、トーチャンも親と老犬達の介護生活の空気を換えたかった。リラと遊んでくれそうなワンコは皆他界していた。柴犬のサキちゃんは老犬性痴呆が始まっていた。結局当時11歳だった最年長のアイちゃんにリラの教育を託した。飛び跳ねたり寒くてブルブルするリラに、トーチャンとアイちゃんも毎日が勉強だった。2005年の正月にオトッツァンとマーヤが面倒を見ていた18歳のマルチーズとプードルが、2006年の夏にはマルチーズのリンリンが、2008年にはサキちゃんとキリンとアイちゃん達、前身の‘白河ペットショップ’から‘さくらプラザ’にリニューアルした時のメンバーは皆旅立って行った。今朝、7年間の旅を終えて大気圏に突入して燃え尽きる‘はやぶさ’の映像をニュースで見た。プロジェクトが承認されるまで10年、心無い言葉、宇宙では1ヵ月半も迷子になった。エンジンも故障した。「ダミだこりゃ。」と、くじけそうになった日もあったそうだ。たらちゃん、舞ちゃん、姫ちゃん達新しいメンバーの加入、6年間、人間もワンコもいろんな事があった。結局、最後に頼るのは自らの信念と情熱だけである。リラは我が家の時間を楽しいものに変えてくれた。今年はその潮目が変わる時である。惑星探査機‘はやぶさ’は‘イトカワ’まで行って帰ってきた。‘はやぶさ’の帰還は流れ星のような感慨深い光だった。↑top

2010/6/13

今日もさくらプラザとマーヤの自宅周りの草刈作業である。クタびれたので途中で休憩してワンコ達とミニドッグランに出てみた。舞ちゃんは‘うぅ〜’やら‘がぁ〜’やらとたらちゃんにチョッカイを出し、たらちゃんも‘ふがぁ〜’と振り向きながら走り、舞ちゃんの様子を見ながらリラチンは白バイみたいに取り締まる。最近、走るバセンジーを見てもちっとも癒されないトーチャンである。姫ちゃんと仲良くしようと試みるも、昨日から姫ちゃんはさくらプラザに自生しているイチゴちゃんの食い放題に夢中になり、トーチャンを無視してイチゴ狩りである。言う事なんか聞きやしない。そのうちに「トーチャン‘とちおとめ’買って来い。」と、イバり出しかねやしない。なんでワンコ達のトーチャンなんかやってんのかネェ〜、ため息しか出ない。草刈機を倉庫に片づけていたら奥の方でゴトンと音がした。のぞいてみたら最近ウロウロしているニャン猫先生がこちらを見ていた。どうやらさくらプラザの倉庫を寝ぐらにしているようだ。ネズミから道具を守ってくれるのでとてもありがたい。近付き過ぎずソッとオヤツを置いた。トーチャンの‘気持ち’だ、とっときナ。ワンコ達の焼きもちやら、犬犬関係やらにグッタリしている中年おやぢ‘トーチャン’を癒してくれるのは、スキンシップも無く目と目で見つめ合うだけの、リラたら舞姫にバレぬようソッと忍び合う半野良のニャン猫先生である。↑top

2010/6/12

今日はミニドッグランのお手入れに精を出すトーチャンである。暑い。しかし、高原の暑さ、カラッと爽やかである。かれこれここ3年ばかり梅雨明けが8月にずれ込んでいる。日中カァ〜と気温が上がって夕方ゴロゴロと雷がなって夕立が降り、このまま梅雨を飛び越して夏がやって来るといいな。汗をかいて心地良く疲れてみんなでランで遊んだ。バセ達は元気いっぱいに良く走ったけど、さすがに姫ちゃんには暑いわな。姫ちゃんは佳代ちゃんが花壇に植えた蛇イチゴ?ワイルドストロベリー?を見つけて食べ放題、ご満悦である。姫ちゃんもガンコなので「帰ろー」と、声をかけても花壇から離れない。仕方なくトーチャンが抱えてランから撤収した。日も落ちて外は気持ちの良い風が吹いている。シャワーを浴びてビール片手に夕涼みのトーチャンである。みんなクタびれてよく寝ている。さて、明日は何して遊ぶ?↑top

2010/6/11

姫ちゃんの面倒は一生懸命みようとする舞ちゃん、いつも一緒で仲良しである。なぜこれがたらちゃんには出来んものか?なぜ、たらちゃんにはナマイキな態度をとる?おかげ様でたらちゃんのワンコ嫌いは決定的だヨ。たらちゃんだってちびっ子舞ちゃんの面倒を良く見ていたのに、舞ちゃん、トーチャンは舞ちゃんがトーチャンになつかないぐらい悲しいのだヨ。舞の大バカアンポンっ!・・・舞ちゃんを褒めてやろうと思っても、結局お説教になってしまう。舞ちゃんを迎え入れた事、たらちゃんには申し訳なく思う。確かに、舞ちゃんに始めて会った時、舞ちゃんはヒネくれたパックンパックンの噛みつき犬だった。普通なら手を出さないところだけど、舞ちゃんの受け入れを決めたのはレスキューの観点からであった。たらちゃん、スマン、トーチャンを許せ。舞ちゃんを連れてきたトーチャンを許せ。恨むならカァ〜チャンを恨め。二人ともトーチャンより先に犬性の終わりがやって来る。たくさん走って悔いる事の無いよう、笑顔満開の楽しい時間を過ごしてほしいものである。↑top

2010/6/10

昨日の夕方はみんなでテクテクと歩いてきた。いつもはリラたら、舞姫、の組み合わせだけど、たまには編成を変えて佳代ちゃんがリラ姫、トーチャンがたら舞、の組み合わせで歩いた。たら舞は嫌いな者同士でシブシブ歩くしかない。これも勉強である。もっとも、さくらプラザの突撃隊長たらちゃんは舞ちゃんになんかお構いなく、ヘェ〜ヘェ〜と舌を出しながら引っ張って行く。舞ちゃんはオロオロと着いて行くしかない。姫はリラ姉貴に‘点検’を教わりながら快調な足どりである。たらちゃんと舞ちゃんは引っ張り具合が違うのでなかなか歩調が合わない。トーチャンは「おぃっちにぃ〜、おぃっちにぃ〜、えぃっちにぃ〜」と、リズムを取りながら鬼教官で歩いてきた。こんな軍隊の歩行訓練みたいな散歩をしていて、ワンコ達は本当に楽しいのだろうか?

ワンコとの出会いは縁だと思う。ホームセンターのペット館でガラスの向こう側でヒマそうに寝ていたリラチン、なぜか他の子犬に混ぜてもらえずに一人ポツンと展示されていた舞ちゃん(今の舞ちゃんを見ているとその理由も分からないでもない)、子犬の展示販売は心が痛むので嫌いだ。たらちゃんも「ぴゃぁ〜ぴゃぁ〜」とビビりながら糞まみれで飛行機に乗ってやってきた。姫ちゃんは到着があと2、3週間遅かったら虫と細菌にやられて、栄養が摂れなくなって死んじゃってたな。子犬はもろいからネェ〜。きっと「トォ〜チャァ〜ン、助けてぇ〜、まだ死にたくないヨォ〜。」って、puppy millから必死で逃げてきたんだよ。リラチンも舞ちゃんも売れ残っていたのではない、たらちゃんも姫ちゃんも偶然飛行機に乗ってきたわけではない。きっとトーチャンちの家族に会いたくて、トーチャンちの娘になりたくて生まれてきたんだと思いたい。トーチャンはワンコが大好きなのでそう思いたい。ワンコ達は健気で可愛くて奥が深い。トーチャンも佳代ちゃんもバセンジー道に迷っては怒ったりヘコんだり笑ったり毎日が試行錯誤、この調子じゃぁ〜ワンコを知るにはあと100年はかかりそうである。↑top

2010/6/9

昨日は舞ちゃんとよそよそしく他人行儀に過ごした。トーチャンの態度が変わったので舞ちゃんも考えるところが多かったようだ。トーチャンの反応に敏感なリラチンは舞ちゃんを指導し、たらちゃんはピクリとも動かずに寝ていた。いつもならトーチャンのおまたにやって来て‘がぁ〜がぁ〜’とイバる舞ちゃんも夜は一人淋しげにカドラーで丸まっていた。しかし、舞ちゃんはたらちゃんからトーチャンのおまたを強奪したのだ。舞ちゃんも今は考える時である。多頭飼いは一人のわがままでチーム全体の調和が崩れてしまうのである。今はトーチャンも休憩がてら鬼に徹しなければならない。姫ちゃんはバセ達にもまれながら毎日ニョキニョキと大きくなっている。姫ちゃんがいるから安心して舞ちゃんを突き放せる。いつまでも舞ちゃんの癒しの存在でいてやってな。

先日、妙な獣医師のお話を耳にした。

「うちは里親会をやっているけど、里親になってもらった犬の治療費はもらってないよ。」

自分は高潔な生き物である、と、主張したいのだろうけど、里親会を開いて里親を探し、その里親から治療費を巻き上げていたら、それば‘慈善’ではなく病院経営の為の‘商売’である。自分が主催する以上、無償は至極当たり前の行為である。無償が出来なければ経営に専念すれば良いのだし、声高らかにペラペラするような事ではない。それに、良い飼い主に‘ただ’で喜ぶ人はいない。どうにも発想がバブル期臭い。バブルの遺物とはカスしか残っていないのかね?獣医師という立場の人がレスキューにチョッカイを出すのなら、里親探しはアマチュアのボランティアを側面からサポートし、もう一つ先の次元で、里親探しなどせずに済むよう、繁殖業を営む人と飼い主になりたい人の教育に力を入れるのが筋であろう。何をするのも人の勝手だけど、今後、トーチャンがこの先生と接点を持つ事はあるまい。↑top

2010/6/8

舞ちゃんはこの先もずっと舞ちゃんのままである。疲れた。自分の中で何かが変わっちまった。緊張の糸が切れた。トーチャンも一度立ち止まる時である。仲良し3姉妹はしばらく棚上げにする。リラたらと舞、この方向に方針転換である。舞ちゃんと付き合って丸1年、トーチャンの考えうる出来る事は全てやり尽くした。それでもたら舞関係は良い方向へは転がらず、舞ちゃんと出会ってからのたらちゃんは犬嫌いが進んでいる。幸い、舞ちゃんには姫ちゃんという友達も出来た事だし、これからは舞ちゃんの事は「お泊りに来ている態度がデカくて図々しい知らない子」だと思う事にしよう。舞ちゃんだと思うから「このウスラバカっ!」と、思うわけで、知らない子だと思えば腹も立つまい。舞ちゃん、これからは困った事があったらカァ〜チャンに相談しナ。トーチャンは知らないヨ。
ここ数年、ムキになって夢中で弾の下を潜り抜けてきた。弾というのは佳代ちゃんが至近距離から不意にブッ放してくる‘天然性スットコ濃縮弾’の事である。分析の結果、スットコ攻撃というのは次々に出口を塞がれるような心理的威圧感がある。なにしろ‘敵’は‘地’で生きているで有るからにして、奇襲攻撃を仕掛けているような自覚は当然無く、丸腰のこちら側が迎撃できるような余裕も無いままダメージを被る事になる。着弾と同時にこめかみがズゥ〜ンと重くなる心理現象に慣れるしかない。トーチャンの被害状況は甚大で、マグマのようだったワンコにかける熱い情熱も、現在、チョロチョロの線香花火状態にある。心臓を押さえて「う゛っ」となってコロッと逝ってしまうにはまだまだやり残しもあり未練タラタラだし、憎まれっ子はしぶとく世にはばからねばならない。しばらくは舞ちゃんが来る前の素直で可愛かったたらちゃんの思い出に浸りながらゆっくりと静養しよう。トーチャンだって少しぐらい幸せになってもバチは当たるまい。↑top

2010/6/7

ガウガウとカミカミも遊びとケンカでは似たような事をやっていてもまったく別物である。トーチャンは犬のケンカを見るのが嫌いである。うぅ〜ん、舞ちゃんはなぜたらちゃんにだけナマイキな態度を取るものか、現行犯でいくらゲンコツを食らわせてもちっとも覚えてくれない。たらちゃんがドンドン引きこもりになって行く。昨日のトーチャンは木魚を叩きながらお経を上げるクソ坊主状態であった。舞ちゃんの‘がぁ〜がぁ〜’がナマイキで憎らしくて腸が煮えくり返ってゲンコツでリズムを取りながらお説教を聞かせた。1年間、舞ちゃんを育ててきたけど、トーチャンの思いがほとんど伝わっていない。不甲斐無い。舞ちゃんと出会った時、不幸にしてはいけない、幸せな犬性を送らせてあげたい、と、思った。良い子に育てたいのなら時には現行犯の体罰も必要だ。しかし、それは殴る手も心も痛いものである。舞ちゃんのヘタクソな甘噛みに辛抱強く付き合ってきたたらちゃんにもポチポチとハゲが増えてきた。我慢して手を出さないからハゲが出来るんだけど、ハゲを見た人の多くはキカン坊のレッテルを貼る。人間の目なんていい加減なモンである。たらちゃんは遊ぶ楽しさを思い出すだろうか?舞ちゃんはたらちゃんに遊んでもらって大きくなった事に感謝できるようになるだろうか?今、姫ちゃんはいろんな事をドンドン吸収していく。リラチンもたらちゃんも今の姫ちゃんみたいに物事を吸収して大人になった。1回叱ればあとは言葉と雰囲気を感じてくれるようになった。ワンコはやっぱり仁義の生き物だ。だけど、舞ちゃんは外面は良いけど仁義を欠いている。考える気が無いのか、考える力が足りないのか、ヒネてないのが救いだけど、トーチャン型の‘バカ’vs舞ちゃん型の‘バカ’の知恵比べである。良い子に育てられるかなぁ〜。舞ちゃん疲れのトーチャンである。↑top

2010/6/6

本日快晴、今日はマーヤの自宅周辺の草刈作業である。トーチャンの休みを雑草との戦いに費やす季節である。昭和の終わり頃、カリンカリンとRZ250RR、TZR250の甲高い音が好きで、シンプルな2サイクルエンジンにシビれていたトーチャン、現在愛用するマシーンは草刈機である。単発エンジンのビートは「その気にさせるかさせないか」ここのところで作業効率に影響を及ぼす。ブィ〜ンブィ〜ンと草を狩ったら手が痺れてクタびれた。今日の日記はこれでお終いにします。↑top

2010/6/5

昨夜は「とうとう北朝鮮が攻めて来たか・・・」と、飛び起きるぐらいの雷が鳴った。近くの鉄塔に落ちたらしく停電した。ワンコ達は佳代ちゃんとみんなで固まっていた。
今日も空は不安定である。モヤっと暖かい空気が入ってきたり、すぅ〜っと冷たい風が吹いたり、空はあちらこちらでゴロゴロしている。午後2時頃、ラリーちゃんという生後5ヶ月のちびっ子バセンジーが遊びに来てくれた。リラチンと舞ちゃんはちびっ子の教育モードに入っていた。たらちゃんはちびっ子に‘ふがぁ〜’だった。犬性の厳しさの指導は程々でよい。みんなでしっかり走りなさい。ランでは姫ちゃんが誘ったり、舞ちゃんが走ったり、家の娘達もまぁ〜まぁ〜だったかな。店に入ったらリラチンのエンジンが温まってきてラリーちゃんを誘い出した。リラチンの趣味「ちびっ子の教育」本領発揮である。誘ったり追い詰めたり、リラチンと遊んだちびっ子バセ達が、将来リラチンの事を覚えてくれていると嬉しいな。舞ちゃんも一生懸命ラリーちゃんを誘うんだけど、何しろ不器用なのでラリーちゃんは困っていた。舞ちゃん、リラチンみたいな良い姉貴になりたいのなら、もっと勉強しなさい。ラリーちゃんちのパパさん、ママさん、リラの‘子守り’は満足していただけたでしょうか?トーチャンはたらちゃんのリードを放せなかったのが心残りであります。↑top

2010/6/4

スープと麺と絶妙な茹で加減がバトルロイヤルを繰り広げ、スープ最後の1滴までドンブリにしがみ付いて離さない。ラーメン屋のおやぢの気合を感じて「うんっ!」と唸る。・・・そんなラーメンを食いたい。あぁ〜ンまいラーメンを食いたい。

・・・菅政権か、エールを送るとするならば、旧民主党結党時からの思いもいろいろ有るんだろうけど、‘虎穴に入りずんば虎児を得ず’だネ。トラの穴に入らなければ何も起らず沈没である。もし、穴の中でトラのデッカイ肉球ビンタでも喰らって仲良しになれば、菅さんも日本の救世主タイガーマスクになれるかも知れない。考えどころですな。
トーチャンが総理になってほしい、と思う国会議員、うぅ〜ん、そうだねぇ〜、福田依里子さんと小泉進次郎君かな。何しろキラキラと輝いている。もちろん経験不足だからネ、強面の小沢さんや細田元官房長官みたいな政策通や政局に長けた百戦錬磨のベテランがまじめに周囲を固め支える事が絶対条件である。いくら怪獣みたいな小沢さんだって福田さんが「こういう政策を実現したい。」と言えば、二カッと笑って「良いよ。やりなさい。」って、言うでしょ。中には政策には関係ないとこでグジュグジュうるさいおっさん達もいる。そういう時は小沢さんが「いけませんネェ〜、いけません。うちの可愛い依里ちゃんをいぢめたらゲンコ食らわすど。」と、横でムスッとしてガン見していれば下らない追求なんか出来やしない。権力の正しい使い方である。それでやっとこ進次郎君達や次世代の議論は始まるのだ。どうも目先の勝ったぁ〜負けたぁ〜バッカシのショボクレた議論はケチ臭いくてイカン。退廃目にあまる。今、トーチャンが見たいのは、与党でも、野党でも、官僚でも、民間でも、若い優秀な頭脳でも、世襲でも、人相の悪いベテランでも、未来の国家像を共有出来る人をドンドン活用するフルラインアップの総合力、日本力である。↑top

2010/6/3

最近、姫ちゃんの足どりが非常に軽い。思えば姫ちゃんが散歩デビューした3月の終わりごろはまだ風が冷たかった。ずいぶんいろんな事があったような気がするけど、姫ちゃんはまだ生後5ヶ月である。まだまだ成長過程、トーチャンも油断する事無く、姫ちゃんの犬格形成に勤しみたい。ここ何日か佳代ちゃんが姫ちゃんの係りで、トーチャンが3バセ戦隊を連れてみんなで夕方の散歩をしている。バセ戦隊は田んぼの土の香りやら点検に忙しくなかなか前に進まない。たらちゃんの急ブレーキによってトーチャンがスッ転びそうになる事もある。佳代ちゃんと姫ちゃんは快調に進んで行くが、姫ちゃんはバセ戦隊と距離が開くと振り返ってみんなを待っている。いつの間にか仲間になっていたんだネ。みんなでたくさん歩いて、もっともっと仲良くなろう。

次の総理は菅さんか、4年間で5人目の総理、暫定政権の意味合いが強いな。少しでも長持ちさせたかったら、渡部恒三さんでも官房長官に据えて参院選までノラリクラリと逃げ切る。郵政改革法案は時間切れの廃案にして国民新党との連立を解消する。小沢さんは入閣させちゃってよく見えるところに置いておけばキングメーカーの疑念も晴れよう。幹事長は前原さんあたりかな?参院選の結果で政策重視の連立パートナーを模索する。参院選を乗り切れたら直ちに内閣改造を行う。もし惨敗したら・・・やっぱり衆議院を解散するのが筋だろうな。最近立て続けに‘自爆政府’を見て、なんでぇ〜?と不思議だったンだけど、少し解明できたような気がする。極度の‘天然’か、若しくはよけいな事ばかりペラペラして叩かれるのが趣味の‘ぢつはM政府・・・内緒だヨ’の可能性大である。政治の世界は侮れない。難しいネ。↑top

2010/6/2

天気の入れ替わりが激しい。バセ達も体調管理に苦労しているようだ。トーチャンと同じである。体調が不安定だと機嫌も悪くなり空気も澱んでくるけど、みんななかなか良く堪えている。リラたらは良く姫ちゃんを指導している。姫ちゃんもひっくり返って遊びを楽しんである。舞ちゃんは姫ちゃんに加勢するけど、いつも最後にはリラチンに叱られてしまう。たらちゃんは舞ちゃんが混ざると引いてしまう。クラスに一人ぐらいは別に何が悪いわけではないけどあまり相手にされない子、というのがいたモンだけど、舞ちゃんはそういうキャラクターなのかナァ〜?ハシャぎ過ぎるとやっぱり最後はみんなから嫌われちゃうモンなぁ〜。ご飯の時もみんな座ったりハウスに行って待ってたりするけど、舞ちゃんだけはクルクル回って‘がぁ〜がぁ〜’うるさい。世の中、悪気はなくとも失礼なヤツとか、頭に来るヤツとか、いろいろいるモンなぁ〜。まぁ〜舞ちゃんは姫ちゃんと仲良しだし、トーチャンの事も大好きなので、もう少し舞ちゃんの‘良いとこ探し’してやるか。

鳩山総理辞意表明、人柄だけでは保たなかったな。でも、出来ない約束をして期待を持たせて「努力したけどダメでした。と、言うのはやっぱり残酷だよ。衆院選のマニュフェストってなんであんな大風呂敷を広げちまったンだろう?滑り出しからペラペラと喋り過ぎの妙な内閣であった。なぜ、衆院選で負けた国民新党、そして安全保障政策の違う社民党と連立を組んだのだろう?数合わせをすれば世論に嫌われる事は分かっていたと思うのだが。小沢さんはなぜ、恒三さんを遠ざけたのだろう?小沢アレルギーの良いクッションになるのに。まぁ〜福田内閣は民主党が潰したとして、安倍内閣、麻生内閣、鳩山内閣、自爆が続くな。さて、このままの状況で参院選に突入すると次の総理は「あれれぇ〜」と、敗北の責任をとらねばならなくなる。在任最短記録を更新する総理が誕生することになるかも知れない。しばらくは混沌としそうだな。↑top

2010/6/1

トーチャンにワンコ達の事を教えてくれるのは一緒に暮らしているワンコ達である。お師匠は一応、佳代ちゃんちのオトッツァンという事になるのだろうか?ワンコ達との付き合い方にだいぶ考え方の隔たりも生まれ、弟子のトーチャンがお師匠のオトッツァンを破門にして師弟関係は解消したけど、人間とワンコの関係は信頼関係、この1点だけは一致していた。人間はワンコ達の期待を裏切ってはいけないのだ。生き物と生き物の約束、人間関係と人犬関係はまったく別物なのである。プードルの姫ちゃんと付き合いだして3ヶ月半、トーチャンと佳代ちゃんの考え方に基づいて姫ちゃんはなかなか見所のあるプードルに成長中である。まずはほとんど吠えない。仲間はバセンジーばかりなのでいちいち吠える必要が無い。トーチャンをお出迎えする時もバセ3姉妹と一緒にウワァ〜っ!と玄関に飛び出してくる。最近楽しみになってきた散歩でも、歩いているワンコはみんなお友達だし、知らない人でも小学生でも誰とでも遊びたがる。何といっても明るい。遊びは楽しい事、この事を教えてくれる‘バセプロレス’には感謝をしなければならない。まだまだだけど、バセ3姉妹ともよく走る。オチッコの失敗ぐらいなぁ〜んて事はない。オチッコぐらい人間が掃除をすれば済むけど、健気にガマンして膀胱炎にでもなったら一生モンである。膀胱のスペアパーツは無い。↑top

2010/5/31

昨日佳代ちゃんに焼酎をおごってやった。一升瓶を預けておいたのでしばらくはトーチャンも静かな時間を過ごせる事だろう。何と言うか、最近レベルが半分以下まで下がっている。思考停止状態である。人助けやら不幸なワンコを救うやら、そんなエネルギーは今のトーチャンには無い。自分がカマさんように息をしているだけで精一杯である。今一番の楽しみはワンコ達とポクポクと歩いてきてコロッと寝る事である。静かに目を閉じて、次に目覚めた時に頭の中の霧がスカッと晴れて爽やかな風が吹いていると嬉しいネェ〜。72時間ぐらい泥のように眠りたい。↑top

2010/5/30

空にはうろこ雲、寒いネェ〜もう冬になるんだネェ〜・・・そんな那須高原である。小さなファンヒーターの吹き出し口を巡り‘う゛ぅ〜’だら‘がぁ〜’だら‘へぇ〜’だら、と、賑やかなたらと舞である。歯が痒いのかもしれないけど、今は姫ちゃんがワガママな怪獣である。トーチャンが叱るとイジけた当てションをする。生後5ヶ月を通過、体高は45cm、どうにか下限いっぱいのスタンダードプードルになってきた。そろそろ、トーチャンと軍隊張りの訓練を始めるか・・・まずは、バセンジーと遊ぶプードルの基本として、リラたら舞がワァ〜と走り出したら

「姫、逃げろっ!」

轢かれる前にトーチャンのところに一目散に逃げ帰ってくる事が大切である。

「舞ちゃん連れてきて。」

とか、

「ケンカ止めてきて。」

などなど、バセンジーを見張るカッコいいワンコになろう。良いプードルにはなれないと思うけど、しっかりと走れて、筋肉がピチピチとハジけるマッチョなプードルを目指そうナ。あ、そうだ、今日は佳代ちゃんの誕生日だった。焼酎でもおごってやるか。↑top

2010/5/29

むふふふふ・・・ぬへへへへ・・・あはははは・・・ぬはっ・・・ネット通販を眺めていたら「おっ、これ、安くていいナ。」と、目に留まったのでブルーレイレコーダーを衝動買いした。佳代ちゃんには内緒である。まっ、どうせ、今使っているレコーダーとこっそりと入れ替えておいても気付きゃぁ〜しめぇ〜。シメシメである。今まで使っていたレコーダーはマーヤの家のテレビに取り付けてやり、

「母上、これで地デジを見て下さい。」

と、プレゼントしてあげればトーチャンのカブも上がるってモンである。姑息にしたたかにトーチャンはいいヤツである。

午後からリラたら舞姫と遊んだ。みんな良く走った。考えてみたら4ワンコで犬犬関係の問題が起こらない今というのは、多頭飼いをやっていて初めての事かも知れない。ワンコ介護は当分なさそうだし、賑やかにワン子育て中の今はきっとさくらプラザの多頭飼い絶頂期なのだ。思い煩う事無く、この時間をトコトン満喫したいと思う。↑top

2010/5/28

最近、リラチンが張り切っている。舞ちゃんと姫ちゃんの指導に熱が入る。自ら受身を取って誘うのである。姫ちゃんはなかなか見所のあるヤツで、舞ちゃんにだけはしつこくカラむ。舞ちゃんが嫌になちゃって‘ふがぁ〜!’と言いながら逃げて歩いている。舞ちゃんが困った顔をするのは非常に愉快である。夕べは少しだけたらちゃんも姫ちゃんを転がしながら遊んでいた。たらちゃんはここのところずっとドヨヨォ〜ンと引きこもりをやっている。具合が悪いわけではないけど、犬付き合いが面倒臭いようだ。もう他所のバセンジーと遊ぶ事は無いかも知れない。まぁ〜家の中の犬犬関係が悪いわけではないし、それならそれで良い。たらちゃんが他所の子と遊べないのは淋しいけど、それは人間の都合だもんネ。姫ちゃんも健やかに成長中、4ワンコの犬犬関係は良好である。↑top

2010/5/27

昨年のワンドッグからリラたら舞を診てくれている若いT先生はとても優しい女医さんである。しかし、その優しさが飼い主から見ると頼りなく見えてしまう。そりゃそうだ、命にかかわる現場での同情や感傷は何の武器にもなりゃぁ〜しないのだ。一般の患者さんのワンコで練習するわけには行かないので、出来るだけT先生にさくらプラザのワンコ達を診て触れてもらうようにしている。もちろんまさ子先生や河又先生の指導の下でである。T先生はさくらプラザのワンコ達に会う事をいつも楽しみにしてくれている。昨日も丁寧に診てくれたけど、初歩的な見落としが1件有った。仕事は時間をかければいい、ってモンじゃぁ〜ない。どんな事でも指差し点呼1に確認2に確認である。残念ながら河又先生からしつこくお説教を喰らっていた。

医学的にスペシャリストの獣医さんはたくさんいる。しかし、医学の力で救う事のできない、医学的に魅力の無い、お迎えが来るのを待っているワンコを目の前にして、その飼い主の思いを感じる先生はあまりいない。T先生はそれが出来る先生だと思う。医学こそ命を救う希望、でも、目前に広がる現実として、目に涙を浮かべる畜産農家に殺処分の引導を渡すのも、保健所でガス室の栓をひねるのも獣医師の役割である。若い時に自分の未熟な実力に苦しむのは当たり前の事、さくらプラザのワンコ達で腕を磨いて、ベテラン先生の技を盗んで、自分の考え方を‘スコンっ!’とぶつけて、やがて月日は流れたある日、緊急を要する緊迫した場面で河又先生に

「ジジィ〜邪魔だ!すっこんでろっ!」

と、マッチョなハートを併せ持つ優しい先生に成長してくれるとトーチャンも嬉しいねぇ〜。↑top

2010/5/26

有給休暇である。気分は爽快である。しつこいようだけど、仕事をサボるのは健康に良い。さくらプラザの定休日に合わせて、今日はリラたら舞姫のワンドッグ受診の日なのである。朝からあいにくの雨の中、全員を車にオッチメて福島市の千葉小動物クリニックへ行った。尿検査は可能な限り新鮮尿が良い、との事なのでオチッコ採取は現地で行った。先生の診察もスタッフの皆さんも大変手際が良く、リラたら舞の混合ワクチンやら採血やらの基本的な作業はリラたら舞姫の順番でバケツリレーのように進んだ。検査結果の詳細は後日郵送される事になっている。

リラ:体重8.8Kg体脂肪率24% 尿糖が漏れ出ているが大きな変化は見られず現状維持、3歳頃の全盛期と比べると体重が300g程度落ちているが、これはやはり吸収できなくて流れてしまっている影響みたいだ。

たら:体重9.4kg体脂肪率27% 検査結果に問題は無かったけど、ややポッチャリである。体脂肪率が25%程度まで下がるよう、もう少し走らせねばならヌ。

舞:体重9.2kg体脂肪率25% 何の問題も無く健康優良児。もう少し賢くなってくれるとトーチャンも嬉しい。

姫:体重7kg 左目が泣き泣きするので重点的に見てもらった。目と鼻の穴を繋ぐ涙鼻管が無いか詰まっているらしい。鼻の穴に流れていかないのでオーバーフローした涙が溢れ出てしまう。マメに涙を拭いてあげるしかない。検便の結果、腸内環境はまだベストとは言えない。まだしばらくは食事のカロリーを上げるわけにはいかず、善玉菌のビオフェルミンで悪玉菌とケンカさせたり、調整しながらお腹を丈夫にしていく事になる。滅多に褒める事の無い先生が「よく走っている良い足だ。」と、姫の足を褒めてくれた。珍しい事である。姫の足はキュっと‘握り’が深い。

先生と食事の話をしてきた。

Q:例えば、ビオフェルミンでケンカさせておくとどうなるのか?

A:体力があれば善玉菌が悪玉菌をやっつけるけど、体力が落ちていると腸内で善玉と悪玉がケンカしているだけで体がクタびれてしまう。ビオフェルミンも使い方が大切である。

Q:例えば、ファンコニーで流れ出てしまう栄養を高カロリーフードで補うのはいかがか?

A:食事のカロリーを上げても‘流れるもの’が増えるだけで体の栄養になるわけではない。かえって腎臓に負担をかける結果になる。内臓の弱い子が高カロリーフードを50%しか吸収できないのと標準フードを70%吸収できるのとでは後者の方が良い結果を得られる事が多い。食事は体に合わせたバランスが大切である。

大きな問題も無く、先生とゆっくり話が出来てトーチャンも満足のワンドッグであった。無事みんなのワクチンも済んだ事だし、イベルメックとフロントラインも買って来た事だし、あとは姫ちゃんの避妊手術を残すのみか。↑top

2010/5/25

リラたら舞姫は犬犬関係はまぁ〜まぁ〜良くやっているし、家庭犬としては何の問題も無い。昔みたいにさくらプラザの看板犬なんかまったく考えないで毎日近所を散歩をしてるワンコおやぢのままだったなら、穏やかで楽しい多頭飼いなのかも知れない。でも、家のワンコ達はさくらプラザの看板犬である。トーチャンは理想が高すぎるのかも知れない。ワンコ達に過剰な期待を寄せすぎているのかも知れない。どうしてもお客さんのワンコをガウらないようにしたければ、現行犯のその場でぶっ飛ばして締め上げるしかない。仲良くは出来なくても、少なくとも相手には係わらなくなる。中途半端なマイナスのイメージを持っているから小心者達はガァ〜ガァ〜と賑やかになる。ガァ〜ガァ〜させたくないならば圧倒的な恐怖を教えてやるしかない。服従訓練とはそういうものだ。しかし、特徴としてそういう服従訓練を徹底したワンコは表情が乏しく淋しげになる。良い看板犬にはなれても良い家庭犬ではなくなってしまう。‘バセがバセらしく’と‘看板犬’の両立は、出口の見えない深い霧の中である。看板犬って何なんだろうネェ〜?少しバセンジーの犬犬関係にのめり込みすぎかも知れない。ワンコ達は飼い主の気持ちに共鳴する。トーチャンが楽しくなければワンコ達も楽しいはずがない。少し、自分がリフレッシュする時間を作る時かな?どれ、ちょいと一息入れようか。↑top

2010/5/24

さくらプラザのバセ服屋、仕分け人にペラペラさせたら不採算部門ということで‘即廃止’だな。しかし、トーチャンと佳代ちゃんがバセ飼いである限り、仕分け人にブレンバスターを食らわせてでも、バセ服屋を堅持していく所存である。なぜなら、バセ服屋のおかげでたくさんのバセオーナーさんとお話が出来るからである。

ドッグランに出かけると「あっ、バセンジーが来たから帰ろー。」と、ちょっと淋しい隙間風、案の定、小型犬を狩りたくなっちゃう我が子を追い駆けては「すんまへん。」と頭を下げ、洋服に穴を開けては「すんまへん。」と頭を下げ、「遊びたいだけなんです。甘噛みなんです。」と誠心誠意訴えても理解されずにカクっとうなだれ、ンじゃぁ〜バセ同士なら大丈夫だろう・・・と、思ったらガァ〜ガァ〜賑やかで、炎天下ゴロゴロと日向で体をあぶっている我が子を見ては「本当に暑くないのだろうか?」と首をかしげ、それでも「走らせてやりたいなぁ〜。」と、バセンジーを愛しているのである。そんなバセ話を笑いと涙無くして聞けますか?感動の青春スペクタクルですヨ。気付けばだんだんさくらプラザのミニドッグランがバセンジーの修行の場‘トラの穴’みたいになってきた。いつまでも‘ツワモノバセ’達が拘束されずにバセ遊びを堪能できる場所を維持していきたいなぁ〜。バセライフのオプションにさくらプラザが係われるのはこりゃぁ〜幸せな事ですヨ。↑top

2010/5/23

今日は昨年の夏以来となるみわちゃんが遊びに来てくれた。さくらプラザのミニドッグランでご対面したけど、リラもたらも相変わらずガァ〜ガァ〜とうるさい。これではみわちゃんも調子が出せない。舞ちゃんが少し走って遊んだけど、トーチャンが知っているバセバセには程遠いような気がする。リラたらは何故に女子バセにガァ〜ガァ〜うるさいのか、アウェーなら大丈夫、などと他所様のランに頼ってばかりいるわけにも行かない。忸怩たる思いである。今は何をどうしたらいいのか、トーチャンも八方塞である。鼻の穴を膨らまして「うむぅ〜」と、唸っている事しか出来ない。

結論の出ない考え事は考えていないに等しい。午後3時頃、サナちゃんというバセちゃんが遊びに来てくれた。とにかく遊びたい♀バセちゃんである。ガァ〜ガァ〜うるさいリラをのぞき込んでいる。若いバセちゃんなのかなぁ〜?と、思ったら7歳とお聞きし、トーチャンはハッ!とした。トーチャンの考えるバセバセとはこの感じなのだ。歳を重ねてもしつこいぐらいにきっちり遊べるバセンジー、リラもたらも最近ワンコになってたネ。サナちゃんにはとりあえずオヤツに舞ちゃんを差し出し、パックンパックンとカジり合いをしてもらった。技術で劣る舞ちゃん、明らかに‘口数’で負けている。ガァ〜ガァ〜しないでリラたらが遊べたとしても、恐らくサナちゃんには敵うまい。久しぶりにバセンジーらしいバセンジーに出会えてトーチャンも忘れていた事を思い出すことが出来た。1からの出直しだ。

明日の為に其の1:バセンジーまずはしっかり走るべし

明日の為に其の2:バセ同士、まずはガツンとやってみるべし

ホストはガァ〜ガァ〜と騒がないで堂々と迎え入れるものである。なかなかやるじゃネェ〜か、へへへへへへ、と、認め合ったところでバセ達の遊びは始まるのだ。バセンジーは‘犬’じゃぁ〜ねぇ〜、バセンジーである。サナちゃぁ〜ん、忘れていた事をいろいろ思い出したヨ。ありがとネ。また天気の良い日に遊びに来てネ。今度はリラたらとも走ろっ!みわちゃぁ〜ん、トーチャンはどこか諦めていたヨ。でも、そんナンじゃぁ〜バセ飼い失格だ。いつか初めて会った日を再現しようネ。喉が渇くぐらいバッチリ走ろう。↑top

2010/5/22

休日である。やりたい事盛りだくさんである。姫ちゃんとノンビリ歩いてリードで絆を深めたい、たらちゃんと山の中を歩いてみたい、舞舞レトリー部長、調子はどうだ?などなど、朝から考えるところは多い。

佳:「だいぶ伸びてきたわね、お店の周りの草を刈ってちょうだい。」

トーチャンは会社もさくらプラザも嫌いである。いっそうの事、リラたら舞姫を背中におんぶヒモで括り付けて「これは正当な家出であり事件性はございません。探さないで下さい。」と、姿をくらました方が幸せになれるのかも知れない。もし、どこか吹きっさらしの河川敷に掘っ立て小屋を建ててバセ達を犬笛で呼び戻している変なオッサンがいたらそれはさくらプラザのトーチャンかも知れません。温かい目で見守ってやって下さい。

冗談はさておいて、姫ちゃんと二人で少しばかり歩く事ができた。もう少し練習をしたら人差し指の感覚で歩いたり走ったり止まったり曲がったり、仲良く散歩が出来るようになる。バセ抜きの散歩をしてみたら、トーチャンはタキシードをビシっとキメたスーパーカリスマハンドラーになったような錯覚を覚えた。もちろん、妄想である。↑top

2010/5/21

頑固そうなおぢさんが遊びたい盛りの若い犬にチョーカー(首が絞まるチェーン)をくっ付けてキュっキュらキュっキュらと締め上げながら「ステイ、ノォ〜」とコマンドを発して力んでいる姿を見るのは愉快で楽しい。ワンコ達もお付き合いゴクローさんである。ちなみにプロレスでのチョーク攻撃は反則である。タイガージェットシンのコブラクローは明らかな反則で、スリーパーホールドはチョークギリギリ反則スレスレの高等テクニックなのである。この違いは大きい。と、いう訳で、チョーカーを使いこなすにも、コマンドはもとよりまずは自分がリ−ドワークを覚える事の方が先決なのである。リードは比較的細めで感覚がよく伝わるものがいい。リードとチョーカーを上手に使うと指先の感覚でワンコ達といろんな意思の疎通が取れるようになる。そこを履き違えるとただの調教の道具にしかならん。チョーカーを使うか必要ないかはワンコの大きさや性格による。姫ちゃんはよく考える子なのでチョーカーは必要なく、首輪で十分である。そして、こういう技術やチョーカーはバセンジーにはまったく無意味なものだと思っている。だって、首が絞まってゲホゲホしたって引っ張りたいものは引っ張りたいのがバセンジーでしょ。‘調教’によって心を閉じたバセンジーは悲劇的である。人間に愛想の尽き果てたバセンジー達は勇敢にも人間に玉砕覚悟の戦いを挑み、そして潔く散る・・・そんな気が致します。さて、バセバセに首までドップリと浸かってかれこれ6年、トーチャンも姫ちゃんと仲良くリードワークのリハビリ開始である。姫ちゃんの使命は‘トーチャンを堅気のワンコ飼いに戻す事’だモンな。↑top

2010/5/20

天気のせいか、気圧の影響か、昨日はみんなガチャガチャと険悪であった。トーチャンも体調がもう一つ宜しくなくてクタびれていたので「ぶりぶりぶりっ!がぁ〜!」と、特にたら舞を叱りっぱなしであった。ご機嫌取りだって体力とキレずに踏ん張るエネルギーが必要なのだ。みんな険悪になるとトーチャンにお尻をつけて‘がぁ〜がぁ〜!’と、イバり出す。クタびれて逃げるのも面倒だったので険悪なヤツらには‘ゴキンっ!’とゲンコツを投下した。特にたらちゃんなどは涙目で訴える。

「トーチャンはあたちが可愛くないんでちゅか?舞ちゃんとあたちのどっちが可愛いんでちゅか?」

鬱陶しく4姉妹に囲まれて追及されるトーチャン、

「一番可愛いのはオレだっ!当たり前だ。2位タイはリラたら舞姫だナ。6位入賞が佳代ちゃんだ。いろいろとやかく聞くな。人間関係ってぇ〜のはナ、世知辛いものなのヨ。」

とにかく、夕べはゆっくりと寝かせて欲しいトーチャンなのであった。おわり。↑top

2010/5/19

舞ちゃんは姫ちゃんが大好きである。ちびっ子同士仲が良い。姫ちゃんが家にやってくる時に舞ちゃんの焼きもちをどうするか、とても気を使っていたけど、これはムチャクチャ嬉しい誤算になった。舞ちゃんには100点満点をあげたいけど、ナマイキにもたらちゃんにはガァ〜ガァ〜とイバるので−200点の減点となり、結果赤字借点を背負い続けている。姫ちゃんはやっぱりプードルである。空気を先読みしてリラ姉貴とたら姉貴と舞ちゃんと、と、付き合い方を使い分け出来るようだ。最近、リラ姉貴が大変張り切っている。率先して姫ちゃんと遊ぶ。ナマイキ盛りに突入した姫ちゃんを上手に教育する。姫ちゃんもリラ姉貴が遊んでいるのか、怒っているのか、毎日よく考えながら成長している。カリカリだけど体高はバセ達よりも高くなってきた。大きなワンコの苦手なリラチンが大きくなった姫ちゃんを嫌いになっても困るし、この時期はバッチリと絆を深めてもらいたいものである。姫ちゃんは先読みをする。人間や姉貴達が次に何をしたいのか良く考えて行動している。予測が外れた時にイジけて当てションをする。トーチャンがリードを持つと扉の開いている場所を探して玄関に行って座って待っている。まだ5ヶ月なのにたいしたものだ。プードルが予測するワンコならばバセンジーは直観力の優れたワンコである。容姿の違いだけが犬種特性ではない。バセンジーとプードルに同じ事を求めてもまったく意味が無い。人犬関係、犬犬関係、それぞれの個性にニマニマしながら、トーチャンは多頭飼いの幸せを満喫中である。↑top

2010/5/18

世の中にデビューしてみると子犬達もいろんな人間やワンコがいる事を知り始める。先日実際に有った事なんだけど、ドッグランでオフ会が行われていた。オフ会のメンバーさん達は広いランで自分達が浮かれてノビノビとしてしまい自分ちのワンコをまるで見ていない。自分ちのワンコがウ○チをしているのにも気付かない。ディスクドッグに憧れているようだけど、普段あまり走っていないようでワンコ達の走りにもキレがない。そんな中でなぜか家の舞がオフ会に混ざって張り切ってディスクやボールを追い駆けていた。ディスクを投げていた人は、舞の外面の良さにまんまと騙され、あげくの果てには舞を抱えあげて抱っこしている始末である。トーチャンは「よく他所のうちのワンコに手を出せるナァ〜。」と、半ば呆れて見ていた。まぁ〜今の舞なら心配は無いけど、リラやたらなら間違いなく‘がぁ〜!(やめろよ!馴れ馴れしいんだよ!)’と、恫喝するところである。もし、歯を当てちゃったりしたら、たぶん「噛まれた噛まれた」と騒ぐんだろうし、それはやっぱり飼い主のトーチャンのせいなんだろうか?

ザックリとニュースを見ていたら、昨日、名古屋でドーベルマンの事故があったらしい。被害にあわれた方はもちろん、こういう事故を悲しく思うのはドーベルマンを愛する飼い主さん達である。事故を起こした子はまだ1歳で舞と同級生、遊びたい盛りである。なぜ、オチッコウ○チやご飯の世話を人任せにしていたものか、飼い主と共に苦難を乗り越える大切な時期ではないか。なぜ、ワンコ達と共に生きる、という事をまじめに考えてはくれないのか、この子は恐らく処分される事になるんだろうけど、ドーベルマンもバセンジーも家族をこよなく愛し、生涯飼い主一途のレスキューの難しいワンマンドッグである。今の日本は人間の無知だってワンコのせいにされてしまう世の中である。まだ半分しか過ぎていないのに今年は考え事の多い一年である。↑top

2010/5/17

今日は気温が上がるらしい。でも、今朝の気温は13℃、高原の朝である。さほど寒いハズは無いんだけれど、ファンヒーターがタイマーで作動しない→非常事態である→寒い→カタカタと震える・・・リラ姉貴は‘女優’である。リラチンとたらちゃんはピッタリとくっ付いてジッとしていたけど、舞ちゃんと姫ちゃんはドッカンドッカンとプロレスをやっていた。鬱陶しいので「ガチャガチャすんなっ!」と、叱ったら姫ちゃんがイジけた。玄関で‘当てウン’投下である。バセンジーに負けず劣らず我が家のお姫様を叱るのは難しい。遊んでくれるワンコ、子守りが面倒臭いワンコ、どのワンコでもみんな仲良くできるわけではない。また、トラブル回避の為に接触しない事だってワンコ同士の意思の疎通が取れているのだし、やめろよ、の表現が上手くできないので結局他の子と走り回っているワンコもいる。仲良く遊んでいるから相性がいい、って訳でもない。子犬の時は何事も経験である。そしてメンタルケアーは欠かせない。トーチャンもまだまだ修行がたりないナ。なっ、お姫様。↑top

2010/5/16

昔、紅の豚を見た時にちゃんと自分の生き方を考えさせられたセリフ・・・

「そういう事はナ、人間同士でやんナ。」
「飛ばネェ〜豚はただの豚だ。」
「良いヤツは、死んだヤツらだ。」

トーチャン憧れの人(豚)物である。

さくらプラザの開店と同時に店に行って、一日遊んで来た。たら舞のバセプロレスで始まり、リラ姉貴は取り締まりに走り、姫ちゃんはたらちゃんに追い詰められた舞ちゃんに轢かれてトーチャンの膝元まで走って非難して、スピード感抜群で一日が始まった。舞ちゃんのレトリーブ、姫ちゃんはトーチャンとアイコンタクト&バーを超える練習、午前中にバッチリ走ってくれた。

さて、午後はたらちゃんの時間である。たらちゃんには多くの事を望んだ。たらちゃんはリラチンと走り回り、店番もしながらよく期待に答えてくれた。圧倒的なスピードと俊敏性を身に付け、肉体派としてはポテンシャルの高いワンコに育った。しかし、たらちゃんが遊びたくて追い駆けると多くのワンコは引いてしまう。たらちゃん、いいよ、たーの良いところはトーチャンが良く知ってるよ。無理にお店番なんかセンでもいい。たらちゃんとチンタラチンタラとさくらプラザの近所を歩いた。イバったりビビったり、散歩は勉強になるね。しばらくは一人ずつノンビリと付き合う時間を作っていきたい。チームの為にメンバーがいてもしょうがない。個性の集合体、それがさくらプラザのワンコ達だ。↑top

2010/5/15

土曜日である。朝は冷え込んだけどなかなか良い天気である。今日もシブシブ会社に来ている。オレがビンボーなのは仕事嫌いのオレのせいだよ。だけどナっ、ワンコ達がグレたら会社のせいだゾっ!コンチキショォ〜めっ!

リラチンとスリスリナデナデしたい。たらちゃんとミッチリさくらプラザ周辺の山を歩きたい。舞ちゃんとボールで遊びたい。姫ちゃんとバーを飛び越える練習をしたい。思いは盛りだくさん、明日一日で全部できるかなぁ〜?体力勝負だな。今夜は早く寝よっ。↑top

2010/5/14

昨夜、姫ちゃんの2本目の乳歯が抜けた。舞ちゃんは姫ちゃんのカミカミから逃げて歩き、そこはさすがリラたらの師弟タッグである。追いかけっこや、フライングボディーアタックや、上手にちびっ子と遊ぶ。姫ちゃんと遊び終えたリラたらには、姫ちゃんのカミカミによる歯茎の血が付き、まるで流血の場外乱闘を終えた後のレスラーの様相を呈している。体を張って子守りをして家の娘達はみんなエラい!

生後半年にもなると体もニョキッと大きくなってきて遊び盛りがやって来る。結局、ワンコの手足は走る為の格好をしているので遊びの表現も口でする事になる。ワンと吠えて誘ったり、パクっとカジってみたり、あの手この手を考える。ワンコ達は遊びの中でいろんな事を勉強していく。興奮してハシャぎすぎると遊び相手の飼い主からゲンコツが落ちてくる。遊び続ける為にどう飼い主を喜ばせるか、ゲンコツ回避の為にワンコ達は飼い主を観察し思いやりを学んでいく。遊び疲れて飼い主にナデナデされている時、それはワンコ達にとって至福の時なのだと思う。大人しくなったので良い子になった、と短絡的に考えるのは危険な事だ。進むべき道を示してくれない飼い主に愛想が尽きている可能性だってある。可愛い子犬に顔もほころび、あっという間にデカくなって自我に目覚めて、遊ぼーと‘要求’をするようになったワンコを見て突如‘躾’に目覚める飼い主がいる。自我が出てくれば嫌いなものは嫌いになるし「遊びたい!」と、わがままも言うようになるし、焼きもちも焼くようになる。バセンジーはこの辺りが難しい。この時期に豹変するのはワンコ達ではない。飼い主の態度なのである。ワンコ達は成長しているだけである。優しかったパパとママはある日突然教育おたくへと変貌し、遊んでくれなくなった飼い主にワンコ達は困惑する。不安でいっぱいのワンコ達は‘キレる’か‘ブルブル震える’か、まっ、そのどちらにしても動機は不安であることには違いない。ワンコ達も嬉しかったり悲しかったり怖かったり、たくさんの経験をしながら大人になって行く。そもそもワンコとの時間は人間にとって楽しい事ばかりではない。人間が下らないと思う事も、ワンコ達の犬性を飛躍させる事だってある。飼い主のため息一つで奈落の底に落ちる事もある。ワクワクするような時間を共有するのか、ジッとガマンでワンコ達を人間の小道具にしてしまうのか、ワンコ達は人間の眼差しと発するコマンドをペッタンコになってジッと観察している。犬の十戒にある

「あなたには・・・友達だっているでしょう。でも、私にはあなただけしかいないのです。」

こういうフレーズを飼い主がどう感じどう実行するかによってワンコ達の表情は一変するのである。↑top

2010/5/13

澄むと濁るじゃ大違い、刷毛に毛があり禿げに毛が無し・・・落語ってぇ〜のは勉強になるネ。

ちびっ子ワンコはカミカミして大人になる。カミカミは特別にバセンジーに限った事ではない。乳歯がむず痒くてカミカミして遊び、噛む力が強くなってきた生後4ヶ月過ぎ頃、乳歯が抜け始まる。この時期にカミカミの第一波はピークを迎え、飼い主達もカミカミの育児ノイローゼーに突入し、トレーナーさんは‘カミ癖の矯正’などと言いながら小銭を巻き上げる仕組みとなっている。噛まない子犬はアホになる。噛み方を覚えないで大人になるのだから、遊び相手だって当然怒るし、怒られれば当然面白くないので‘逆ギレ’だって覚えるし、事故になれば必然的に血が流れる事になる。普通に育った大人の犬は子犬達に噛ませてあげてジッとガマンをしている。ハシャぎだした子犬が強く噛むと‘がっ!’と叱る。そうやって子犬達は‘噛む(怒る)’と‘甘噛み(遊ぶ)’と‘歯を当てる(もっと遊んでくれ、とか、やめろよ、など)’の表現手段を身に着けていく。面倒を見てくれる成犬がいなければ人間が付き合ってやれば良い。ムニュっムニュっと噛ませてあげて痛くなったら「痛い痛い!」と大騒ぎをする。どの強さまでなら遊んでくれるか?子犬達も良く考え、メキメキと成長する。表現という意味では舞ちゃんは‘おバカな子犬’の状態で家にやって来た。甘噛みを知らないで生後4ヵ月半になっていたのでリラチンとたらちゃんには叱られっぱなしであった。放っておくと‘逆ギレ’も覚えてしまいそうだったし落第させるわけには行かないのでトーチャンが特別に補習授業をしてやった。舞ちゃんは「痛い痛い!」では分からない‘KY’な性分だったので「痛てぇ〜てめぇ〜このやろぉ〜!」の特訓だった。歯が生え揃うとカミカミの第一波は一段落する。トーチャンやトレーナーさんの指導が功を奏した訳ではなく、むず痒くなくなった為である。↑top

2010/5/12

夕べはなぜか寝苦しくなって2時半頃に目が覚めた。とりあえず本を持ってトイレに座っていた。トイレが一番ホッとするのである。

トーチャンは「バセのレスキューの為にはもっとデーターが必要だ」との思いからムキになって♀3バセと付き合っているけど、♀バセの社会性が未だに良く分からん。2008年の夏、トーチャンはうーちゃんのレスキューに失敗した。さくらプラザ史上初のレスキュー失敗であった。老犬だったキリンが去り、アイちゃんが去り、リラは若い♀バセに厳しくなり、失敗の代償はあまりにも大きかった。リラとたらとうーちゃんの犬犬関係構築に集中したかった。当時入院中だった佳代ちゃんちの父親が「病院で暴れている。」との連絡でワンコ達を置いて夜中に病院に出かけたりしなければならなかった。ワンコに集中させてくれない父親をグーで殴り倒してやりたかった。しかし、父親は元プロボクサー、なんぼジジィ〜でもファイティングスピリッツで敵う相手ではない。だから殴りたかったけど殴れなかった。人としてはいけない感情なんだろうけど、生き物としては真っ当な感情である、との自負は今も変わってはいない。うーちゃんは里親会に帰っていき、老犬達も去り、ガラァ〜ンと広くなった家の中で、悲しみにくれる佳代ちゃんとバセンジーのトラウマを背負ったトーチャンとリラチンを癒したのはたらちゃんだった。自分の無能さが情けなくて悔しくて心身ともにひどい夏だった。あの時のバセ飼いのお客さん達がくれた優しさは骨身に沁みた。さくらプラザは幸せ者だ。バセンジーの売れ残り情報を耳にしたトーチャンと佳代ちゃんは毎晩議論を交わした。怖くてもう一つ自信が無かったのだ。舞ちゃんの受け入れに当たってはバセ達の挙動一つ一つ慎重に注意を払った。胃のきしむ様なワン子育ての滑り出しだった。たらちゃんも今年で3歳、たら舞関係はここが正念場である。

寝床に戻ると枕の横でリラチンがジッとトーチャンを見上げていた。久しぶりの感覚だ。リラチンもトーチャンの感情に共鳴できるベテランの域に入ってきたのだ。ぬるい愛犬物語や友情物語とはわけが違う。ワンコと暮らして感じた者だけが味わえるこの感覚、最近はちびっ子ワン子育てに追われていてすっかり忘れていた。ガチャガチャしていてお店番の出来なかったリラチンは3歳半までずっとトーチャンと暮らしていた。お腹が弱くて大きくなれないリラチンをいつもナデながら寝ていた。そのリラチンが、今やトーチャン達のワン子育てをアシストしてくれる良いパートナーになったのだ。きつい時には共に悲しみ慰めてくれ、楽しい時には共に笑う、バセ達は感情豊かな相棒だ。それがバセンジーだ。トーチャンが諦めない限りリラチンは着いて来てくれる。リラ姉貴、バセ飼いはタフでないと・・・ネっ、そうだよネ。↑top

2010/5/11

昨日の夕方、舞ちゃんと姫ちゃんと近所を散歩していた。帰り際に突如、舞ちゃんの頭をカジッたりリードをカジッたり・・・姫ちゃんが壊れた。家に戻ってきても舞ちゃんを追い掛け回してガジガジガジガジとしつこく付きまとう。いつもたらちゃんにしつこくしている舞ちゃんが困った顔をしているのを見るのは痛快である。リラチンとたらちゃんがお店から戻って来た。早速、壊れて走り回る姫ちゃんにリラチンとたらちゃんの教育的指導が入った。ふてくされた姫ちゃんはテーブルをカジりだした。テーブルには歯茎の血が付いていた。ははぁ〜なるほどぉ〜・・・それから少しして姫ちゃんは良い子に戻った。床には姫ちゃんの右下の乳犬歯が落ちていた。今夜あたりももう一個取れそうだ。いくら姫ちゃんだって歯がむず痒いのは面白くないよナ。ちょっとの間ガマンだな。しばらくはリラたら舞も味噌っ歯姫のカミカミに付き合ってやれ。↑top

2010/5/10

昨日は一日たらちゃん優先で過ごした。午後に店の近くを歩いてきたリラたらはミニドッグランで舞姫に合流した。リラチンはランに入るといつもの監視任務である。たらちゃんも昨日はいくらか調子が戻っていた。久しぶりにボールに興味を示し、舞ちゃんと一緒にボールを追い駆けていた。いざ‘追う!’となると、たらちゃんのスピード、ボールを見失わない執着心、どれをとっても舞ちゃんの敵う相手ではない。ボールを取れない舞ちゃんは必死で後を追い駆ける。白バイの取締りみたいにリラチンが飛び出してくる。舞ちゃんの‘キレ具合’はリラチンを見ていると良く分かる。たらちゃんのボールを追うセンスは抜群である。しかし持って帰ることは無い。しかも5回もやると飽きる。なぜ、神様はたらちゃんに根気とボールを持って帰る才能を与えてはくれなかったのか?神様も二日酔いだったんじゃネェ〜のか?まっ、たらちゃんばかりが目立っちゃったら舞ちゃんの良いところがぜんぜん見えなくなっちゃうモンな。たらちゃんと舞ちゃんの二人で仲良くやれ、って事なんだと好意的に解釈してやるか、特別。↑top

2010/5/9

今日は舞姫が店番に出かけて行った。いつもと様子が違うのでリラチンもたらちゃんもソワソワしていた。久しぶりのトーチャンとのゴロゴロである。無理も無い。でも、いつでも姉貴でいる必要はない。たまにはハッチャケ娘に戻ってもバチは当たらないのである。舞ちゃんがいないとたらちゃんはオコチャマたらちゃんに戻る。元気にトーチャンと遊び安心してリラ姉ちゃんと日向ぼっこをしていた。たらちゃんの大好きな‘ニャン猫の鈴ボール’を買って、お店に行った。舞ちゃんと姫ちゃんもガンバってお店での居場所探しをしていたようである。少しランで遊んで、リラチンとたらちゃん、舞ちゃんと姫ちゃん、の、2班に分けた。舞姫は佳代ちゃんとバーを飛び越える練習とボールを持って帰ってくる練習、リラたらはトーチャンとさくらプラザ近辺の歩いた事のない道を散歩してきた。人気も無く遠くに聞こえる高速道路の音、風のざわめき、リラたらもずいぶん緊張した散歩になったようである。トーチャンも「まさか、熊さんに会う事は無いだろぉ〜?」と、背筋の伸びる散歩になった。日の落ちた時間には歩きたくないナ。リラはリラ、たらはたら、舞は舞、姫は姫、4姉妹で1セットである。みんな個性豊かに過ごしてもらいたいね。画一化はつまらネェ〜よ。↑top

2010/5/8

土曜日である。快晴である。今日も会社で仕事をしている。悲しい事である。あぁ〜リーマンショックの影響で家でたらちゃんとゴロゴロしていた冬が懐かしい・・・と、遠い目をする不謹慎おやぢである。リラチンは佳代ちゃんとお店に行き、テレビの予算委員会を見ながら、おまた犬のたらちゃんをナデナデしたり甘カミや猫パンチの練習をしていた。トーチャンのトイレにまで着いて来て‘ぱくっ’とカジる、そりゃぁ〜可愛いたらちゃんでしたヨ。

定額給付金の法案が可決し‘アブク銭はワンコ達の為に使って世の中に還元せねばならん’との信念の元、

「よし!バセンジーの売れ残りを救出するぞっ!」

と、ワンコ貯金に定額給付金をブッ足して舞ちゃんを家に連れてきた結果、

【マイナス思考】麻生さんが定額給付金なんかバラ撒かなければ、舞ちゃんが家に来る事も無く、今でもたらちゃんも焼きもちなんか覚えなかったのだ。麻生内閣のロクでもない政策が悪い。

【ストレスには無縁の思考】定額給付金はロクでもなかったけど、ともかく不幸になりかけているバセンジーを救う事ができ、新しい家族が増えたのだ。たらちゃんも舞ちゃんも山あり谷ありの犬性だけどみんなで乗り越えよう。トーチャンもガンバるヨ!よっ!トーチャン!えらいゾっ!(誰か褒めてくれぇ〜)・・・

結局、どうあっても文句は言われても褒められる事は無いのが政治とさくらプラザのトーチャンなのである。

トーチャンも考え、そして反省した。ややヒネて家にやって来た舞ちゃんを、カミ癖とキレ癖を甘カミと遊び上手に‘再教育’する為に、舞ちゃんとばかりスパーリングをやっていた。良かれと思っていたトーチャンたらちゃん組の師弟タッグだったけど、トーチャンとたらちゃんは絆で結ばれているもの、と、勝手に解釈していたタッチの瞬間のアイコンタクトであった。たらちゃんは「トーチャンを舞ちゃんに取られてしまうのではないか?」と、淋しかったのだ。もっと人情に訴えかける‘トーチャンvsたらちゃん’の師弟対決のカードも組むべきだった。ワンコの焼きもちは胃に潰瘍が出来る事もある。たらちゃんと舞ちゃんの犬犬関係が問題なのではなく、トーチャンとたらちゃんの信頼関係はまだまだ細っちょろい糸でしかなかったのだ。もう一度、たらちゃんとの絆をトラロープでグリグリ巻きにする努力をしなければならない。何はともあれ今朝は朝っぱらからたらちゃんとスパーリングに励んだ。まだ半信半疑でノリの悪いたらちゃんだったけど、続けていけばまた子供だった頃みたいに瞳が輝きだすに違いない。アニマル浜口と京子さん親子目指してガンバろ〜!おぉ〜!↑top

2010/5/7

【最近思うこと】バセンジーのリラと知り合って、バセンジーの魅力に取り憑かれ、束縛を嫌いとにかく走りたいんだナァ〜、という事を知って、トーチャンの小遣いを削って作った店の横のミニドッグラン・・・たくさんのバセちゃんが遊びに来てくれ、走りと遊び方に興奮したり感動したり、それは楽しい時間だった。あれから3年が経ち、リラの先輩ワンコ達はみんな逝き、特にリラはホームグラウンドの意識が強くなった。以前は買わなかったたらも売られれば買うようになった。舞みたいに先輩に叱られて指導されているのが分からないアホもいるし、最近はバセのルールが通用しない事例も多い。甘いも酸いも経験して自我に目覚めたのだから当然と言えば当然である。たらは私生活、普通の家庭犬としては何の問題も無い。しかし、看板犬としてはもう一歩踏み込まないといけない。走るバセの美しさ、躍動感、バセオーナーさんとの一体感、楽しかったハズの時間が、なんだか昔話みたいに思える今日この頃である。バセンジーに他犬種を気にする事無く清々と走ってもらいたくて作ったミニドッグランだけど、看板犬のリラたらに、そして舞ちゃんもこのランで他所の子と交流を持たせる機会はやがて無くなって行く。たとえリラたらに非が無くとも、いかなる場合でも問題が発生すればそれはすべて看板犬と管理者の責任である。拘束されて満足しているバセンジーを育てる気はサラサラ無いし、そこまでしてまで将来バセ飼いを続けるつもりも無い。誇りを失ったバセンジーはコマンドの利かない中途半端な犬でしかない。ホームグラウンドは筋肉の運動にはなっても外を歩いてくる散歩ほどの勉強にはなりゃぁ〜しない。ミニドッグランも当初の目的を果たし、その時代の役目を終える、そんな終わりの始まりを迎えたようだ。バセバセも時代と共に変わって行くんだネ。

やがてリラもたらも舞も姫もみんなアッチに逝ってしまい、トーチャンも‘現役’最後の時間を悟ったら、佳代ちゃんなんかオッポラかしておいてジャーマンシェパードの男の子とトコトン密に24時間ベッタリと寄り添って暮らしたい。もちろん訓練所に預けるようなマネはしない。シェパードの能力をどこまで引き出してやれるのか、自分はワンコ達にいったいどれだけの敬意を払って生きて来たのか、ワンコ中毒の集大成である。真っ赤に燃え上がり真っ白な灰だけが残る・・・ワンコおやぢの最後の時間は丹下段平と矢吹丈みたいな、そんな美学で飾りたいネ。↑top

2010/5/6

ワンコ漬けの連休であった。ワンコ達の顔を見ながらいろいろ考えた。総じて♀バセ同士の犬犬関係は難しい。飼い主が見落とすようなちょっとした出来事で、遊び好きだった♀バセがひょう変する事だってある。プードルの姫ちゃんと遊んでいると姫ちゃんもやっぱりプードル、楽天的というか飄々としている。遊んでいてたらちゃんに転がされると「参りました。」と、お腹を出したり、トーチャンが抱っこしてくれないと「じゃ、カァ〜チャンでいいや。」と、あまり物事にこだわらない。その点、成長中のたら舞は難しい。結局のところたらちゃんにしてみれば舞ちゃんにトーチャンを取られちゃったわけで、たらちゃんをどう安心させるのかが今のトーチャンに課せられた課題である。リラもたらも舞も家族想いの良い子達である。トーチャンも初心を思い出そう。バセ3姉妹のトーチャンというのは、趣味なんか全部やめて、仕事も適当にオッポラかして、自分の時間のほとんどは寝る間も惜しんでバセ達につぎ込んで、それでやっとこスタートラインに立てるのだ。ワンコ中毒大いに結構、望むところだ。バセンジーはそのぐらい繊細で難しい犬種なのである。バセ達の誇りを傷つけてはいけない。ちびっ子ワンコが遊びたくて走り回るのは当たり前の事、特にバセンジーは3歳を過ぎた時にどんな子になっているのか、そこが肝心だ。↑top

2010/5/5

本日、さくらプラザは定休日。佳代ちゃんは朝から大型犬のモデル撮影(ひよちゃん、おうじ君いつもありがとネ!)に行き、トーチャンはリラたら舞姫とゴロゴロしていた。佳代ちゃんがお店に帰ってくる頃合いを見てお店に行った。今日は暑い。ミニドッグランの中では、リラチンは日向ぼっこ、たらちゃんは日陰で瞑想、姫ちゃんはムスカリの密集地帯で葉っぱをムシり、舞ちゃんはオロオロと居場所探しである。さすがの舞ちゃんも走らん。佳代ちゃんに全員のシャンプーをしてもらった。結局のところ、生後4ヶ月の姫ちゃんが一番おとなしく洗われていた。姫ちゃんももっと毛が生えてくるといいナ。6歳のリラチンは水に慣れはしたけど、でもやっぱり嫌いである。ガンバって努力していい子に洗われていた。たらちゃんと舞ちゃん、シャンプー嫌いは分かるが、浴槽ブッ壊すんじゃネェ〜ぞ。夕方、みんなで自宅近くの河川敷を歩いてきた。姫ちゃんもみんなのペースに良く着いて来た。たらちゃんはパワフルなほふく前進であった。それでこそたらちゃんだ。家に戻ってきたらみんな水をガボガボと飲んでマッタリと寝ている。たらちゃんはまだ2歳、若いバセンジーの黄昏やストレス対策には‘心地良い疲れ’のその後に「もうイッパツいくかい?」というダメ押しが大切だと思う。モンモンと悩んでいるぐらいなら、体がバラバラになるぐらい疲れて寝てしまった方が良いのだ。トーチャンも体を動かすかなり健全な連休であった。たらちゃん復活に向けて、まだまだ歩きたいナ。たらちゃんのポテンシャルを持ってすればいちいち舞ちゃんにガウる必要なんか無いんだヨ。↑top

2010/5/4

今日はいい心地の風が吹いていた。お昼ごはんを挟んで、結局のところ3,4時間ミニドッグランでウグイスの鳴き声を聞いていた。舞ちゃんはテニスボール限定だけど本当にレトリーブが好きみたいだ。素直にトーチャンのところに持って帰ってくる。褒めてやると舞ちゃんはだんだん調子をコキ出す。調子をコイているとリラチンとたらちゃんの厳しいチェックが入る。トーチャンが〆ねばならぬところを姉貴達がやってくれるのである。ありがたい事である。姫ちゃんもボールは好きだけど、今は歯が痒いようで取ったボールはカミカミ優先である。まだまだ乳歯のオコチャマだモンな。ゆっくりやろう。さくらプラザのワンコ達は新設のレトリー部、おすわりクラブ、お昼寝愛好会、警備監視委員会、それぞれ個性を発揮してくれるけど、メンバーの共通点、それは全員プロレス同好会所属である、という事である。‘プロレス同好会’についてはネタ切れの時にでもまた改めてぺらぺらしたいと思う。↑top

2010/5/3

昨日の晩から甥のシューヘェ〜とルーが遊びに来ている。マーヤのところにお泊りして、マーヤも可愛い孫と一緒でご機嫌である。リラたら舞姫には辛抱の子守であった。子供の嫌いな犬は多い。ワンコ中毒のトーチャンの目で見れば、ワンコ達の方に問題は無い。ただ、付き合い方が上手く出来ない子供達が怖いのである。しかし、事故を起こせば、それはワンコのせいだし、ワァ〜ワァ〜とハシャいだ人間の子供を責めるのは酷というものだ。里親会なんかでも「子供のいる家にはお渡しできません。」なぁ〜ンていう話を聞く事がある。もっともらしいけど、ここに重大な‘問題のすり替え’がある。問題は‘子供のいる家’ではなく‘大人が子供達にワンコとの付き合い方を教える事が出来ない家’ではないのか?ワンコ達は人間を喜ばせたい。人間が喜ぶように成長する。大人がまじめにワンコとの付き合い方を考えて暮す事によって、ワンコ達のレベルも上がり子供達も付き合い方を学んでいくのではなかろうか。

そんなズゥ〜ンとした気分でワンコ達を車に乗せて買い物をしがてら家に帰ってきた。リラたら舞姫は帰宅早々ゴロンとノビている。トーチャンも「風呂を沸かして一杯飲んで今日は終わりだ。」そんな心の声がしたその時である。佳代ちゃんから電話がかかってきた。

佳:「バセちゃんが遊びに来ている!さくらちゃんという神戸のバセちゃんがご来店だっ!直ちに出動せよ!」

ト:「了解!リラたら舞姫、直ちに発進いたします。」

ヤロォ〜ども、もうイッパツ行くゾっ出動だ!はるばる西日本からリラたら舞に会いに来てくれる人がいるのだ、トーチャンもヘコんだり考え事をしている場合ではない。現場に到着し、さくらちゃんとご挨拶である。リラとたらは‘ふがぁ〜’とイバっている。ホームグラウンドなのでずいぶんいい気になっている。リラチンたらちゃん、仮に神戸のドッグランに行ったならトーチャンは小心者なので間違いなく‘人当たりのいいオッサン’だ、間違いない。リラチンとたらちゃんはアウェーでも‘それ’が出来るのかい?

リラたらはトリミング室にオッチメて、さくらちゃんとは舞姫が走って遊んだ。ボールを使ってずいぶんガンバって遊んでくれた。さくらちゃんは人懐こく、トーチャンにもスリスリしてくれる優しい子だった。はるか遠くに嫁いで行ったバセ服、わざわざさくらプラザを探して遊びに来てくれたバセちゃん、さくらプラザは‘バセンジーの為のバセ服屋’しっかり守らないとネ。さくら家のパパさんママさん、チョックラと遠路はるばるさくらプラザまでお越しいただきありがとうございました。↑top

2010/5/2

ミニドッグランにリラたら舞姫を放牧してノンビリとノビていた。姫ちゃんもだいぶ遊べるようになってきたけど、まだ稼働時間は1時間ぐらいである。ゆっくりとたらちゃんと親睦を深めたい、と、思いつつ、舞ちゃんがしつこく邪魔をしにやって来る。テニスボールを投げて追い払い、たらちゃんと仲良くしていると、舞ちゃんはテニスボールをくわえて帰ってくる。特にレトリーブの練習をしていたつもりはないけれど、トーチャンは無意識のうちに舞ちゃんを鍛えてしまっていたのかも知れない。舞ちゃん、今日からレトリー部長を命ずる。どうだ、いい肩書きだろう。副部長には姫ちゃんを就けてやる。トーチャンがたらちゃんと仲良くしている間、邪魔をしないで二人で遊んできたまえ。今日はトーチャンも遊び疲れた。初っ端からこんなに飛ばしてしまって明日から筋肉痛で動けないのではあるまいナ。↑top

2010/5/1

土曜日である。黄金週間である。快晴である。間の悪いトーチャンは会社で仕事である。

最近の黄昏たらちゃんの歌
(尾崎豊 15の夜風で・・・)

歯形のカドラーと外ばかり見てるたら
那須にかかる雲の上の空 届かない夢を見てる
サークルは嫌いでちゅ・・・扉破りたい
居間に広げたカーペットをムシり見つかれば逃げ場もない
日向で丸まり背を向けながら
空気も読めず分かり合えない舞ちゃんをニラむぅ〜
そして3姉妹は今夜も甘噛みの練習に励むぅ〜
とにかくもう、独りぼっちやハウスの留守番には・・・帰りたくない〜ぃ
自分の序列が何番かさえ分からず震えているぅ〜15の夜
盗んだタオルを振り回す 面白さが分からぬまま
暗い夜のとばりの中でぇ〜
誰にも縛られたくないと飛び込んだ障子の穴に自由になれた気がした
15の夜

冷たい風冷えた体、ストーブ恋しくて
夢見てるトーチャンの横を‘ふがぁ〜’とつぶやき走り抜ける
闇の中ぽつんと光る使い捨てカイロ
100円玉で買えるぬくもりぬくいカイロを握りしめ
舞の結末も分からないけど、あの子とあたちは将来さえずっと夢に見てる
トーチャン達は鼻のしわ「やめろやめろ」と言うがあたちは嫌なのさぁ〜
舞ちゃんが‘がぁ〜!’と口答えをする・・・ならばぁ〜
なんてちっぽけでなんて意味のないなんて無力なぁ〜15の夜
盗んだメガネをカジり出す 叱られるのか分からぬまま
暗い夜のとばりの中でぇ〜
覚えたてのガウり顔で舞ちゃんを見つめながら自由を求め続けた
15の夜

お粗末さまでした。もう働かネェ〜ぞっ!明日からはワンコ達とゴロゴロ遊び倒すゾっ!コンチキショォ〜めっ!↑top

2010/4/30

姫ちゃんも生後4ヶ月を通過、順調とは言いがたいけどスクスクと育っている。昨日はお店でフセの練習をして、たらちゃんとプロレスごっこもしてずいぶん遊んだ。今は1日1時間も遊ぶと眠くなってしまうオコチャマである。本来ならばもっと遊びたい盛りだと思うけど、体がカリカリのヒョロヒョロなので仕方がないのかも知れない。慌てずにゆっくりと丈夫に育ててあげなければならぬ。さくらプラザのワンコ達は‘家庭犬’である。家庭犬に使命があるとしたならば、それは人を癒し、自然に笑みがこぼれ、つい犬とお話がしてみたくなる、そういうアニマルセラピーの力ではないかと思う。以前、なんかの本で「人間は未来を創造し、犬は思い出の中に生きる。」という行を読んだ事がある。犬の学習能力が高い、という事は逆に言えば過去を引きずる、という事だ。つまらない記憶より、甘えたい時はたくさん甘えてしまえば良いし、極端な警戒心を持たせる必要も無い。表情豊かなバセンジーも甘え上手なプードルも素晴らしい家庭犬になりえる素質を持っている。トレーニングや拘束によって‘我慢’を教えるのは「何とももったいないナァ〜。」と、思う。ちなみに昔言われていた柴犬の特徴として‘外飼いにも耐える忍耐力’というのがあった。柴犬に‘忍耐強い’という特徴が備わっていた訳で、すべての犬種が忍耐強い訳ではない。犬種とは人間が「こんな犬がいたらいいナァ〜。」と、特徴を突出させて改良を企て、ワンコ達もそれに答えてきた結果である。トーチャンも人間の行動の責任を感じますヨ。バセンジー達がバセンジーらしく、姫ちゃんは姫ちゃんらしく、ワンコ達の期待を裏切らないようトーチャンも日々精進いたします。↑top

2010/4/29

祝日である。お昼頃、雨がジャ〜ジャ〜とたくさん降った。店の中で佳代ちゃんはセッセと働き、トーチャンは可愛いワンコ達とゴロゴロである。ダテにゴロゴロしていたわけではない。舞ちゃんが来てからのたらちゃんは、誰が遊びにやって来ても「舞のバカタレ。」と、イライラモンモンしていて上手に走れていない。「遊ぶでちゅぅ〜!」の明るいたらちゃん復活に向けてトーチャンもプロジェクトを開始したのである。結局のところ、序列2位のたらちゃんに対し、序列3位の舞ちゃんがナマイキにも口答えをして、たらちゃんより上手にトーチャンや佳代ちゃんに甘える。たらちゃんはスリスリベタベタが好きではないので、リラチンと一緒か独りでいる事が多い。しかし、それでたらちゃんが満足していた訳ではなく、トーチャンと佳代ちゃんを舞ちゃんに取られてしまうのではないか?と、不安でいっぱいで自信を無くしていたのだと思う。そこでトーチャンはたらちゃんとボールやディスクや1対1でたくさん遊ぶ事にした。最近、良い子になってきてお店番も上手になってきたようだけど、自信が回復するとまたポンポンと飛び跳ねて抱っこされている小型犬の尻尾を噛みたくなるのかも知れない。しかし、たらちゃんがたらちゃんらしくあればそれで良い。お店番失格ならそれで良い。たらちゃん、トーチャンとトコトン遊ぶゾ。たらちゃんのリハビリをやっている時間は舞ちゃんにはお昼寝でもしていてもらおう。今はたらちゃんの復活が最優先課題なのである。
スワレとマテの練習しかしていなかった姫ちゃんにフセを教えた。少し練習したらすぐに出来るようになった。今のところ呼べば戻ってくるし、お勉強はこのぐらいにして、これからは遊ぶ練習に力を入れたい。レトリーブが好きなのか、それともアジリティーみたいな物が好きなのか、リードワークがツボにハマるのか、姫ちゃんはこれからどんな子に育っていくのだろう?↑top

2010/4/28

雨である。リラ舞姫がガチャガチャしている中で、非常にたらちゃんに気を使うトーチャンである。

ト−:「お腹痛いのか?」
たら:「痛くないでちゅ。」
トー:「混ざって遊ばないのか?」
たら:「遊びたくないでちゅ。」
トー:「オチッコしてくるか?」
たら:「出たくないでちゅ。オヤツならもらってやってもいいでちゅ。」
・・・やんネェ〜よ・・・

大変気難しい。リラチンと舞ちゃんはずいぶんプロレスをやってやっつけてやったけど、たらちゃんは大変良い子だったし、リラチンがこれまた良く遊んでくれたのでたらちゃんの遊び相手はリラチン任せっきりにしてしまったところもある。今にして思えばたらちゃんにもっとたくさんバックドロップを見舞っておくべきだった・・・今更ながら反省である。「遊ボー!」と誘えばみんな遊んでくれると信じていたたらちゃん、でも、舞ちゃんはそうではなかった。カミカミのアンポンタンであった。でもね、たらちゃん、年下のちびっ子達はこれから遊び方を勉強していくのだヨ。どうだ、ちびっ子達に尊敬されるバセ姉貴になってみたくはないか?舞ちゃん、たらちゃんがヘコんでいるのはねっ、半分はアンタの反則のせいだヨ。‘たらちゃん復活!’に向けて、舞ちゃんもちったぁ〜協力しなさい。↑top

2010/4/27

バセ3姉妹、一口にバセンジーと言っても個性があり性分もいろいろである。リラチンの趣味はちびっ子のお守り、放っておいても勝手に面倒を見ている。成犬との関係ではホームでは‘ふがぁ〜!’とイバりくさってロクな挨拶も出来ない事があるけど、アウェーでは‘人畜無害’で毒にも薬にもならん。基本的に大型犬は苦手だけど、勝てそうな相手にはイバり出す。小心者である。

たらちゃんは掃除機やラジコンが怖い素朴な子である。ハウスが大っ嫌いで分離不安のような傾向を見せる。ヘコんだり怒ったり率直で素直に態度で表す。子守やら面倒臭い事が嫌いで素直な反面繊細で打たれ弱い。たらちゃんを叱るのが一番難しい。

舞ちゃん、一言で言ってニブい。ワンコは飼い主の動向に注意を払っているモンだと思うんだけど、ゲンコツが落ちるまで気付かない事も多い。良いところを見てやろうと思えば、ストレスや胃潰瘍には無縁の懲りないタイプである。今月はトランちゃんと瓊杵君に遊んでもらったのが良い刺激になったみたいで、パクパクが減り少しは考えて遊ぶようになってきた。ただいま成長過程である。

プードルの姫ちゃんはなかなかの頑固者である。姫ちゃんがグループに参加した事によって犬犬関係も現在流動的である。舞ちゃんは実に良く姫ちゃんの面倒を見ようとする。3月はリラたら、と、舞姫の二つの派閥に分かれるのかと思ったけど、最近はリラチンが姫ちゃんと遊ぶようになってきてリラ舞姫の3ワンコでゴチャゴチャやっている事が多い。最後までたらちゃんが混ざっている事は少なく、結果としてたらちゃんが独りでポツンとしている。たらちゃんが落ち着いてきたのかヘコんでいるのか、今の見極めが大切だ。人間でも犬でも心地良い疲れはストレスなんかみんな吹っ飛ばしてくれる。休み中にトコトンたらちゃんに付き合う時間を作ってみるか。↑top

2010/4/26

昨日は久しぶりに率先して走るリラ姉貴を見てトーチャンも興奮し、クタびれた。さすがは讃良瓊杵姉弟、上手に遊んでくれる。瓊杵君はリラ姉貴の上手投げに絶妙のタイミングで転がってくれる。プロレスのセンスも抜群である。舞ちゃんは瓊杵君に何回転転がされたであろうか?舞ちゃんの遊び方も良き先輩達に刺激され日々成長である。昨年の秋の予想では‘たら舞’のタッグと監視委員のリラ姉貴という形になるのかナァ〜、と思っていたけれど、昨日は結果として‘リラ舞’のタッグとドヨヨォ〜ンのたらちゃんであった。たらちゃんはリラチンや遊びに来てくれた先輩ワンコ達に可愛がられて、これといった試練も無いまま大人になった。先輩達に怒られ怒られ成長したリラチンや舞ちゃんがちびっ子時代に経験した試練を今味わっているのかも知れない。お友達と遊ぶのが大好きで天真爛漫だったたらちゃん、そこに落とし穴があった。自分が主役じゃないとショボくれてしまうのだ。子分が出来るといつでも主役、という訳にはいかない。しかし、たらちゃんの天真爛漫さは一番厳しい時の一家を明るくしてくれた。今度はトーチャンがたらちゃんに何かをしてあげる番である。これからどうたらちゃんと向き合っていくか、トーチャンも仕事のプランでも立てているっプリでもしながら、無い頭をヒネって職場で良く考えよう。たらちゃんも小さくまとまるなヨ。↑top

2010/4/25

やっとこ春めいた陽気の日曜日である。午後から讃良ちゃん&瓊杵君が遊びに来てくれた。東北地方での仕事の帰りに那須に立ち寄ってくれたのである。ミニドッグランでご対面、ギリギリ関東桜会の長女リラ姉貴は制限時間いっぱいの気合十分、

房総の虎を狩るっ!」(大丈夫かい?)

と、地の利を生かし先制攻撃の構えである。

トー:「どうしてもやるのかい?」

リラ:「狩るっ!」

トー:「そうか、どうしてもというなら止めやしないけど・・・今日は助っ人の美黒ちゃんは来ないゾ。」

‘龍’がいないと知ったリラ姉貴の変わり身は早い。瓊杵君が走り出すなりリラ姉貴は政治的配慮を見せ、年の功で‘躾’と称してメンツを保ちつつ、虎と仲良く遊びだした。強きを助け弱きにイバるのである。

最近のたらちゃんはイライラモンモンしている。今日も勢いに乗り遅れて独り佇んでいた。たらちゃんはただいま尾崎豊を聴く世代なのである。少し讃良ちゃんに心を開きスンスンと遊ぶかに見えた。その時である。瓊杵君が讃良姉貴を守りにやって来た。たらちゃんは瓊杵君の顔を見るなり‘ふがぁ〜’と、引きこもりに戻って行った。讃良ちゃんと遊びたい、でも、周囲も気になる、今のたらちゃんを見ていると、トーチャンは自分の20代を思い出す。たらちゃんはただいま犬格形成中、諦めが付くまでたくさん悩んだらいいさ。

舞ちゃんはハッチャケ瓊杵君のペースがお気に入りらしい。そりゃぁ〜そうだよね、舞ちゃんがハッチャケるとリラ姉貴もたら姉貴も‘教育’しかしてくれないモンね。舞ちゃん、半端者ではイカン、立派なバセンジーになれ!‘しつこい’というのはどういう事なのか、懲りるまで瓊杵君にしっかり教えてもらいなさい。

姫ちゃんはドヨヨォ〜ンであった。すっかりバセンジーの顔は見慣れたか、に思えるけど、やっぱりリラたら舞姉貴達と他所の子は別物なのである。将来の夢は‘房総の虎を狩るプードル’姫ちゃんもデッカく生きよう。瓊杵君、姫が大きくなるまでハッチャケ瓊杵君でいてネ。チュっ!

讃良瓊杵家のパパさんママさん、いつも遊びに来ていただきありがとうございます。今日も大変満足のバセバセでした。舞を鍛えていただきありがとうございました。リラの若き血を呼び起こしていただきありがとうございました。たらもそのうち引きこもりに飽きて泪橋を逆に渡る日がやって来ます。姫も‘バセ遊びの達人’に育てたいと思います。たら姫の復活と成長を今しばらくお待ち下さいませ。↑top

2010/4/24

今日はトロちゃんが遊びに来てくれた。あいにくトロちゃんの兄貴、ウマゴン君はお留守番であった。トロちゃんは「他の子とは仲良く出来るけどバセンジーが嫌い。」と、聞き、実はウマゴンママさんに、「少しトロちゃんを見させて欲しい。」と、お願いをしていたのである。トロちゃんはまだ1歳半、仲良く出来るならそれに越した事はないし、事故を避けられるものならば避けてあげたい。ママさんにはお店の中で佳代ちゃんと世間話をしていてもらい、トーチャンはトロちゃんと二人でミニドッグランに出てみた。ママもいない、兄貴もいない、知らないオッサンが馴れ馴れしくしている、この状況でトロちゃんがどんな反応を見せるのか見てみたかった。もっときかん坊かと想像していたけど、トロちゃんはディスクを追い、トーチャンが呼ぶと帰ってくる素直な良い子だった。ただし、トーチャン(知らないオッサン)と目を合わせる事が出来ない繊細な子だ。きかん坊だったらブレンバスターまで考えていたトーチャンであったが、トロちゃんの様子を見ていたらそんな心配はまったく無用であった。その様子を佳代ちゃんにも見てもらった。

「あら、舞よりバセンジーらしいわね。」・・・トーチャンもそう思う。

10分ぐらいトロちゃんと遊んで、家のバセ3姉妹にはトリミング室に引っ込んでもらい、トロちゃんには店の中で自由に遊んでいてもらった。プードルの姫ちゃんとは、上手に誘い上手にヒップアタックを繰り出す。本当にバセンジーとだけ上手くいかない様だ。‘バセンジー’としては何の問題も見当たらないので、舞ちゃんと少しばかり挨拶の練習をした。リラたらはホームグランドではイバりくさるので、ボォ〜としている舞ちゃんに練習台になってもらったのだ。小さな声で‘うぅ〜’と言ったり、時々口が‘パクン’と出たり、やっぱりバセンジーには特別な反応を示す。

数時間トロちゃんを見ていたトーチャンの結論として、
トロちゃんは繊細なバセンジーらしいバセンジーである。‘キレ癖’を身に付けた女子バセは怪獣になる傾向がある、女子バセ同士の犬犬関係は面倒臭い、まず挨拶をしてみてキレそうなら無理はしないでリードを放さない。他犬種でも遊べる子と遊ぶ事でトロちゃんに変化があるかも知れない。それから、トーチャンのバセンジー感として、トレーニングに凝ったバセンジーやショードッグのバセンジーで上手に遊べる子を見た例が無い。バセンジーはトコトン山歩きや自由運動でストレスを発散させる、に限る。

ペラペラと馬鹿っ話ばかりしていてウマゴンママさんに肝心な事を言い忘れてしまった。
・・・バセライフをお楽しみ下さい・・・先輩バセオーナーさん達からの受け売りだけど・・・↑top

2010/4/23

すっかり冬に逆戻りである。ワンコ達と一緒にトーチャンも体調管理を徹底しなければならない。冬の間ずっと春がやって来るのを楽しみに待っていたので、現在のトーチャンの心境は‘絶望的な気分’である。まっ、クサってみても仕方がない。毎日を淡々と繰り返すしかない。トーチャンに天気を変える能力が有る訳ではない。

姫ちゃんが散歩に参加するようになってから「可愛いですネェ〜。」と、声をかけられる事が多くなった。プードルは得だナ、とも思うし、姫ちゃんは毎日バセンジーと遊んでいるせいか臆せずに誰とでも遊びたがるせいもある。吠えて誘う事は少なく猫パンチで誘う。そういうモンだ、と、信じ込んでいるフシがある。先日、近所のGレトリバーの飼い主さんとワンコ話をしていたら、「あまり吠えないんですネェ〜。番犬は無理か・・・」と、言っていた。犬は‘ワンワン’と吠えて人間に教えるもの、何時の頃からか、誰が決めたのか、日本人はこの様に信じている人が圧倒的多数のようである。トーチャンも以前はそう思っていた。しかし、ワンコ達が‘ワンワン’と吠えるのは人間とコミュニケーションをとるために覚えた‘人間の言葉’である。ワンコ達はどうしたら人間に好かれるのか、いつでもジッと飼い主を観察している。その結果、成長過程で覚えるのが‘ワンワン’なのだ。バセンジー達は吠えて教える事はほとんどしない。猫パンチであったり、目配せであったり、時には甘噛みであったり、バセンジー独特の‘人間くさい’表現で人間とコミュニケーションをとる。決して‘吠えないから番犬にはならない’という事にはならない。気配を察した時の反応の速さはピカ一である。人間がちゃんとワンコ達から教えられた情報を消化出来ているかどうか、キチンと向き合っているかどうかの問題なのである。姫ちゃんはバセンジーの中で成長中のプードルである。姫ちゃんなりに考えた結果、吠える事よりも猫パンチで誘う事を先に覚えたのだ。バセンジーと付き合っていて思う事、それは、世の中の情報がすべて正しい訳ではない、聞きかじり、読みかじりの下らないワンコの知識はサッサと卒業して自分なりのワンコ達との付き合い方を確立したい、もっともっとワンコ達の観察力を見習わなければ・・・という事だ。↑top

2010/4/22

今日もミゾレのような雨が降っている。昨日、佳代ちゃんが今年の狂犬病予防接種を済ませてきてくれた。今日の天気ではリラたら舞も外を眺めながら‘ボォ〜’としている一日になる。安静にしていてもらうにはちょうど良い。集団予防接種には普段出歩かないワンコ達がゾロリゾロリと集まってくる。アイチンとの時代からかれこれ17年間、ほとんど毎日同じ道を散歩している。散歩で出会ったワンコ達のほとんどはある一定の時期を過ぎると見かけなくなった。可愛い子犬がやって来て、芝生の上に犬小屋を設置し、一家総出でお散歩に出かけ、ワンコ達にも自我が芽生え、ワンワン!と自己主張を始めると「うるさい。」と、少し離れた所に隔離され、皆、淋しく日向ぼっこをしているようになる。まぁ〜特にリーマンショック以降、ワンコの心配どころか自分が崖っぷちのお父ちゃんも増えた事だし、「欲しい欲しい!」と、ねだった子供達は部活動やら何やら忙しいのでそもそも戦力外だし、ワンコの未来を託されたお母ちゃんだって、飼ってるお父ちゃんに飯を食わせて仕事に送り出すので精一杯だし、人間の事情を勘案すると家庭内弱者であるワンコにしわ寄せが及ぶのは必然なのかも知れない。それでも、ワンコ達は子犬だった頃の優しいお父ちゃんとお母ちゃんが戻って来るのを待っている。何故、ワンコがやって来た後の近未来を予測しなかったのか?出会い、熱し、そして冷める。これはワンコ達にとって重大な背信行為である。そういう事は人間同士でやればいい。↑top

2010/4/21

昨夜の2時半頃、バリボリ音がして目が覚めた。舞ちゃんがトーチャンの枕の解体作業を行っていた。目覚めと同時にゲンコツ投下である。舞ちゃんはトーチャンと距離を置き、ウロウロしていたら寝ていたたらちゃんを踏みつけた。たらちゃんが‘ふがぁ〜!’と飛び出してきて‘ガラガラドカンっ!’と、舞ちゃんを転がした。舞ちゃんも‘がぁ〜がぁ〜!’と応戦した。我が家は古いボロの木造住宅なのでドリフがコントの時に使うセットみたいにいちいち賑やかなのである。睡眠を邪魔されたトーチャンのイライラも頂点に達し、たらちゃんにもゲンコツ投下である。たらちゃんと舞ちゃんが落ち着くと今度は姫ちゃんがソワソワし始めた。オチッコかな?ウ○チかな?と、トーチャンにも緊張が走る。姫ちゃんはトイレシーツの上でチョロっとオチッコをした。それを見届けて安心し、トーチャンも台所に水を飲みに行った。姫ちゃんは出入り口でトーチャンを待っていたらしい。トーチャンの姿を見たら寝床に戻って行く姫ちゃん、ヨチヨチ、姫ちゃんは良い子だネ、安らかな気分でフローリングに一歩足を踏み込んだらジワァ〜足の裏が濡れた。シーツでチョロっとしたオチッコは先遣隊で本隊はシーツには命中しなかったようだ。眠い目をこすりこすりオチッコの掃除をした。

明日はぁ〜きぃ〜ぃっとぉ〜なぁ〜にぃ〜かぁ〜あぁ〜るぅ〜〜〜〜
明日はぁ〜どぉ〜ぉっちだぁ〜〜〜〜

という訳で‘明日’になった今日は狂犬病集団予防接種の日である。病院で受けても集団接種を受けても診察の内容に大した違いが無いので我が家は集団接種で済ませてしまう。姫ちゃんは3発目ワクチンからまだ30日の期間が開いていないので今回は見送りとした。定休日である佳代ちゃんが決められた時間に3バセを連れて近所の公民館に行く予定になっている。一人ずつ注射をしている間、残りの2バセを「しっかり持ってろっ!」と、獣医に同行している役場職員をコキ使う作戦に出るものと推測される。特に舞ちゃん、今夜は静かにしてろヨ。↑top

2010/4/20

昨日の夕方、舞ちゃんと姫ちゃんと散歩に出かけた。姫ちゃんは自分のオチッコとウ○チが済むと「お家に帰ります。」と、座り込んだ。しかし、舞ちゃんのエンジンが温まってくるのはこれからだ。トーチャンも「ハイ、そうですか。」という訳にはいかないのだ。路上で姫ちゃんと激論の末、散歩続行である。テクテクと歩き散歩も終盤に差し掛かった頃、突如舞ちゃんが猛チャージである。いったいどうしたものか、操縦不能に陥らないよう、トーチャンも舞ちゃんと姫ちゃんのバランスを取りつつ家に向かう。玄関で足を拭き駆け上がった舞ちゃんは一目散にトイレに向かった。どうやら歩いている途中でウ○チがしたくなったらしい。舞ちゃんには‘野○ソ’の発想が無い。ウ○チはやっぱりお家の中なのである。変な陽気のせいか、舞ちゃんが犬性初のピィ〜子ちゃんになった。丈夫がとりえの舞ちゃん、初めての出来事に「あたちは病気です。」と、大変つつましい夜であった。今朝はだいぶ復活の兆しである。↑top

2010/4/19

一番の朝寝坊は姫ちゃんである。今は寝ている間にポコンと大きくなる成長期である。舞ちゃんは独りぼっちが淋しいくせに‘がぁ〜がぁ〜’とやかましい。リラ姉貴とたら姉貴にナマイキな口答えをする舞ちゃんだけど、一生懸命姫ちゃんの面倒を見ている。愛情の空回りみたいにも見えるけど、舞ちゃんにとって初めてのマブ達なのである。たらちゃんも不調の不機嫌から回復傾向にある。リラ姉貴も気が付けばチーム全体に目を配る良き姉貴になった。リラチンだってちびっ子時代は先輩達に叱られて半ベソをかきながらいぢけフテ寝していたのだ。みんないろいろ考えながら成長していくんだネ。今朝はそれなりに春の気温である。ファンヒーターの出動予定はない。暖かろうが寒かろうが暖房が止まっていると‘がぁ〜がぁ〜’とマイクパフォーマンス付きのプロレスを始めるバセ3姉妹、いったい何時になったらファンヒータをしまえる‘まともな春’になるのか・・・そんな難しい事を聞かれてもトーチャンに分かる訳もない。出来る事は今目の前で起っているバセプロレスに朝っぱらから参戦し、舞ちゃんにバックドロップを食らわせる事である。↑top

2010/4/18

昨日の雪はいったい何だったんだ・・・?今日は4月なりの風が吹いている。店の周りは降った雪がドンドン溶け出して、辺りはジャァ〜ジャァ〜の水浸しで泥んこ真っ黒である。道路はチョイとした小川のせせらぎである。歩きようもないのでリラたら舞はお店の中でお昼寝をしている。姫ちゃんは今週もシャンプーをしてもらった。体重は5kgを越えたであろうか。バセンジーの姉貴達とも仲良くやっているのでこのまま‘10kgぐらいのミニプードルでもいいよ’と思う今日この頃である。トーチャンもプードル博士ではないので良く分からないけど、プードルの毛質はクリクリの天然パーマだと思うのだが、なぜか姫ちゃんの毛は‘直毛’である。毛ぶきもショボショボのままだし、背中に黒い毛が数十本まとまって生えている。ドッグショーなら規格外とミスカラーで失格だな。まっ、格好はどうでもいいよ。姫ちゃんの将来の夢は「立派なバセンジーになること」だもんナ。いかにもトーチャンちの娘らしいプードルである。↑top

2010/4/17

朝目が覚めたら積雪が30cm越え、4月半ばとしては初めての経験である。みんなを三菱ブラボー4WDにオッチメてさくらプラザの除雪にむかった。さくらプラザを目前に、マーヤを迎えに来たデーサービスの車がハマッていた。車を掘り出し、自宅から車の場所までマーヤを送迎して無事次の目的地へと向かって行った。ジジババを乗せてヘルパーさんもご苦労様である。お昼頃雪がやみ晴れ間が見えてきた。半袖での除雪作業、春スキーみたいだ。店の中でリラたら舞姫もガチャポンガチャポンと飽きてきてしまったのでミニドッグランに出してやった。姫ちゃんは予定外の雪遊びデビューとなった。雪だらけになって一生懸命跳ねていた。濡れた洋服を乾かし、リラたら舞姫は日向ぼっこをしながらお昼寝をしている。佳代ちゃんはセッセとワン服を作り、運転手のトーチャンはお店を閉める時間まで店でゴロゴロしてねばならヌ。ゆっくりとワンコ達をナデ回す午後である。夜中から午前中にかけては冬の嵐、午後からは5月の陽気、せっかく花芽が出てきた植木の枝は雪の重みで折れちまうし、火山に地震に妙な風の流れ、地球さんもだいぶご立腹なされているようである。↑top

2010/4/16

車のタイヤなんかとっくにノーマルタイヤに履き替えちゃったのに、また雪の予報である。ミニドッグランの葉っぱ養成も思ったように芽が出てこないので「このバカタレ!」と、歯ぎしりをしながら空を見上げるトーチャンである。
夕べ、姫ちゃんに初めて洋服を着せてみた。舞ちゃんが5kgぐらいだった頃のお下がりである。始めは洋服を嫌って引っ張ったりしていたけど、たらちゃんにプロレスに誘われてゴロゴロと遊んでいるうちに洋服を着ていた事は忘れてしまったようだ。これから姫ちゃんは、お散歩にはレインコートが必要になるだろうし、ランで遊ぶときにはTシャツを着る事もあるだろうし、洋服慣れしておくのも姫ちゃんのお勉強のうちである。お腹の調子も今ひとつでいぢけ気味だったたらちゃんも昨夜は久しぶりに姫ちゃんを転がし舞ちゃんにヒップアタックを見舞っていた。何だか嬉しい出来事だった。たらちゃんが「走るでちゅぅ〜!」と、元気でいないとトーチャンも淋しいのだヨ。↑top

2010/4/15

先週トランちゃんとオリーブさんちのランで遊んだ日のお話(フィクションです。)

コーギーちゃんがうじゃうじゃ、その中でコーギーちゃんを追い駆けるのではなく、コーギーちゃんちのオーナーさんが投げるディスクとボールを片っ端から追うバセンジーがいた。舞である。舞は飼い主のトーチャンをそっちのけで「早く投げて下さい!」と、コーギーちゃんのオーナーさんが手に持っているディスクをガジガジしていた。その様子を見ていたオリーブさんちのお父さん・・・

オリ:「若けぇ〜の、なかなか良いバネしてるじゃネェ〜か、どうだ、オレと世界を目指さネェ〜か、そうよ、ディスクドッグよ。」

ディスク界のベテランに直接指導していただけるのだ。素晴らしいお話である。

トー:「舞をよろしくお願いします。舞、良かったな、広い芝生のランを走れるんだゾ。厄介者がいなくなって清々するよ。」

良き家庭犬をポリシーとするトーチャンには上手にディスクの練習をしてやる事が出来ない。舞の才能を伸ばしてやるにはこれでいいのだ、サラバ、舞ちゃん・・・ぐすん。
しかし、舞ちゃんも飽きっぽいバセンジー、今やっていた事はケロッと忘れてしまい、目に入ったものを追い駆ける。ディスクの練習中にコーギーちゃんのボールを横取り拝借してトーチャンの元へ駆け寄ってきた。「マイマぁ〜イっ!」と叫びたいところをグッと堪えるトーチャン、

トー:「バカっ!何やってんだよ!行かなきゃダメだろう!舞舞にカミカミされるの大変なんだよ。人気ペンションのお家なんだゾ!行けよ!行けったら!」

舞:「嫌です!トーチャンと一緒がいいです!リラ姉ちゃんとたら姉ちゃんとキングギドラでいたいです!」

オリーブさんちのお父さんに「まっ、バセンジーはこんなモンです。あはははは。」と、舞の無礼を詫び、遊ばせてもらったお礼を言って、トランちゃんとバイバイをして車に乗り込んだ。

舞:「また、シニアのドッグフードで呼び戻しの練習がしたいです。」

トー:「ミニドッグランの養成が終わったらまた出来るさ。」

ALWAYS 那須町豊原の夕日・・・バセにも出来たぁ〜!感動の愛犬物語!

※ オリーブさんちのお父さんを‘丹下段平’キャラクターにしてしまった事を心よりお詫びいたします。↑top

2010/4/14

暑ちぃ〜のか寒いのか「なんだこの4月は!」と、空に向かって文句を言っている朝である。ワンコ達も調子が狂いっぱなしである。バセンジーに限らずどの犬種でも言える事だけど、アレルギーの治療に苦労しているワンコは多い。アレルギー性ナンタラと診断されると、獣医師はセオリーに沿ってとりあえずは抗生物質を処方する事になる。症状の重い子はステロイドかな?抗生物質を続ける事により肝機能に異常が発生し、次は肝機能の数値を下げる薬が出る。ステロイドを長期にわたって投与すると多飲多尿のクッシング症候群を発症する恐れがある。ステロイドの投与は獣医師の絶妙なコントロールが要求されるのである。ステロイド性のクッシング症候群かどうかを診るには1日4回の血液検査によって判定するのだそうだけど、ワンコの状態が平静でないと数値が変わってしまい信用ある数値が得られないそうだ。1日動物病院にいての度重なる血液検査でワンコ達が平静でいられるとは考えにくい。従ってA獣医師にステロイドを処方され、B獣医師にクッシングと診断され、B獣医師のその検査結果を持ってA獣医師の所に駆け込んでもA獣医師は鼻毛でも引っ張りながら「見解の相違ですな。」と、非を認める事はない。アレルギーは良質のドッグフードでもワクチンでも何でも原因となりえる病気である。これと言った予防方法もない。結局、1歳までの成長期に丈夫な内臓を育ててあげる事と、良心的な獣医師と巡り合う事と、あとは飼い主さんの‘愛情’が一番の薬となるのである。↑top

2010/4/13

リラ姉ちゃん、たら姉ちゃん、舞姉ちゃん、みんな姫ちゃんと上手に遊んでくれる。姫ちゃんは着々とバセンジーを怖がらないナマイキプードルに育っている。今日で生後108日、そろそろプードルらしい事も教えてやらねばならぬか。リラたら舞に焼きもちを焼かせないように、どう姫ちゃんと密に付き合うか・・・ここがポイントだな。バセンジーの遊びは楽しいけど、バセの遊びがプードルの幸せとは限らないモンな。↑top

2010/4/12

雨の月曜日である。たらちゃんのお腹の調子はだいぶ回復した。あと1週間療法食と治療を続けてたらちゃんの完全復活を目指したい。昨日の夕方、佳代ちゃんとリラチンが「お帰り、ただいま。」の挨拶をしているところに姫ちゃんが顔を出した。リラチンが姫ちゃんを叱った。母犬の食器にチョッカイを出した子犬が叱られるのと同じである。姫ちゃんは面白くなかったらしく‘当てション’をした。ビビってチョロっと漏れちゃったのではなく、明らかに‘わざと’である。佳代ちゃんが「姫ちゃん!何これ!ここでオチッコしたの誰!オチッコはどこでするの!おバカさんだよっ!」と、叱った。姫ちゃんは叱られた後「ぷいっ!」と、佳代ちゃんを無視し始めた。女子プードルにありがちな‘お姫様’行動である。なかなか可愛い自己主張である。こういう時、バセンジーを知ってよかったナ、と、思う。バセンジーは寝ボケていたり間違えたりした時に飼い主に‘う゛ぅ〜’とスゴむ事がある。ここで飼い主は序列を重んじて叱ったりしてはいけないのだ。テリア系のワンコが飼い主に牙を剥くのとは明らかに動機が違う。スゴんでしまった以上、バセ達も引っ込みが付かないでいるのだ。飼い主は話し合いによって‘落としどころ’を示し和平へと導いてやらねばならない。プードルはいい仕事はするけど頑固な職人肌である。「当てションはまずかったけど、叱ったカァ〜チャンが悪りぃ〜よナ。姫ちゃん、特別佳代ちゃんと仲直りしてやれ。」と、トーチャンは姫ちゃんの面子を立てつつ‘落としどころ’を模索中である。我が家のガンコ姫、第1次反抗期である。↑top

2010/4/11

ノンビリと過ごす日曜日である。昨日はコーギーちゃん達と走り回る事が出来て、今日は大変良い子のバセ3姉妹である。昨夜の姫ちゃんは初めて見たコーギーちゃん達が衝撃的だったのか、足をバタバタさせながら夢を見ていたようだ。果たして「負けないわよ!」と、追い駆けている夢なのか、「きゃぁ〜!助けてぇ〜!」と、逃げている夢なのか、さてはて、姫ちゃんはどんな子に育っていく事やら・・・ちびっ子達はたくさん遊んで、ナデナデされながら安心して寝て、そして立派な成犬になって行く。トーチャンの希望としては、姫ちゃんに望む事はバセ3姉妹の司令塔かな。↑top

2010/4/10

ホニャホニャと暖かい一日である。午後にトランちゃんが遊びに来てくれた。さくらプラザのミニドッグランは現在修復中に付き半分に仕切ってある。狭いところで挨拶をしてみたらリラチンとたらちゃんは‘ふがぁ〜!’と、イバっていた。リードを放せないので舞ちゃんと姫ちゃんがガンバってトランちゃんと遊んだ。お店の中では姫ちゃんはトランパパさんに抱っこをおねだりしてグーグー寝ていて、トランちゃんと舞ちゃんがお店の中を走り回っていた。リラたら姉ちゃん達より優しいトランちゃんは根気良く舞ちゃんと遊んでくれた。舞ちゃん、これが大人の遊び方なのだよ。さくらプラザは今週もトランちゃんお泊まり予定のペンションオリーブさんへ遊びに行った。先週はバセオフ会だったけど、今週はコーギー祭りらしい。11頭(だったかな?)のコーギーちゃんの前にトランちゃん劣勢である。リラたら舞姫もランに参戦した。トランちゃんと舞ちゃんはディスクを追うコーギーちゃんをスタコラサッサと追い駆ける。これぞバセンジーである。リラチンとたらちゃんも苦手のアウェーながら「わん!」と吠えるコーギーちゃんをプロレスごっこに誘う。姫ちゃんもアウェーの経験を積んで立派なハッチャケプードルになるのだゾ!コーギーオフ会にバッチリと4バセwith姫ちゃんの存在感を示す事が出来て大変満足なトーチャンであった。トラン家の皆様、いつも遊びに来ていただきありがとうございます。今夜はごゆっくりとお休み下さいませ。↑top

2010/4/9

雨にも負けず、風にも負けず、
チビバセのカミカミにもキレない強靭な精神力を持ち、
散歩で引っ張りまくるバセ達のオチッコとウ○チを眺め、
腕にバセの歯形をつけて歩いている。
一日2,30分のスパーリングと少々の「スワレ、フセ、マテ」の練習をし、
日照りの日には「アホになるから木陰に入れ。」と、笑いながら走り回るバセを捕獲し、
木枯らしの季節には「暖房の前でケンカすんなヨ。」とオロオロし、
西に‘がぁ〜がぁ〜’とバセの揉め事があれば、行って「つまらないからやめろ。」と、ゲンコツを食らわし、
東にバセにロックオンされたチワワがいたら「怖がらなくてもいい。」と言い、
欲の皮はつっぱらかるかも知れないけど、
出来れば怒らず、
遊んでいるバセを見ながらいつもヘラヘラと笑っている、
そういう者に私はなりたい。↑top

2010/4/8

昨日、佳代ちゃんにたらちゃんを千葉小動物クリニックへ連れて行ってもらった。ついでなのでリラチンも同行したそうだ。舞ちゃんと姫ちゃんはお家でお留守番である。飼い主が見て異常があるから病院へ駆け込むわけで、検査の結果「異常は見当たりませんでした。抗生剤を出しておきます。」では、トーチャンも佳代ちゃんも納得がいかないのである。血液検査では何も問題は無く、検便でプラスチックの破片が見えたのでお腹の中に異物がないかどうか、エコーで調べてもらった。特にこれといった異物は無かったそうだ。診断は「胃腸が過敏な状態になっているのでは?」と言う結論になった。抗生剤は良い菌も死んでしまい胃腸に負担をかけることになるので飲ませるのをやめる、療法食と薬で胃腸を保護しながら回復を待つ、おかしいナァ〜と思ったらまたすぐに連れて来い、で、暫らく様子を見ることになった。体重は9.3kgに減少、結果として強制的なダイエット成功となった。う〜ん、舞ちゃん疲れかな?一番きかん坊そうに見えて、実はたらちゃんが一番繊細なのである。

リラチンはまたもや尿検査である。ファンコニー症候群は早期発見で対処していく事が肝心である。流れ出てしまう栄養を状態に合わせて食事や薬で補っていくのだ。尿検査の結果、1月の検査の時と状態は変わらずに現状維持であった。今慌ててどうこうという事は無いけど、腎機能は崩れるように症状が進む事があるので1ヶ月に1回は尿検査をした方がいい、と、先生からアドバイスをいただいた。周囲を見渡すと、リラの家系は5歳ぐらいでファンコニー症候群を発症するケースが多いように思う。リラの父方の爺さん婆さんである‘アメリカンチャンピオン’っていうあのヤロー達が怪しい。日本に持ち込んだ繁殖業者のプロ意識の欠如だな。5歳で発症してわずか7歳でお別れして泣いている小学生だっているんだゾ。ったく、商業主義に走りやがって・・・悲しい思いをする家族の身にもなってみろ!ってぇ〜んだ。

ちなみに姫ちゃんが家に来る前にプードルを調べてみたらプードルにもファンコニー症候群に似た腎機能の先天性疾患があるらしい。ただし、腎臓が機能しない状態で生まれてくるので、発症した子は皆生後2週間ぐらいに腎不全で亡くなるらしい。バセンジーのように成犬になってから発症するケースは‘まれ’だそうである。飼い主と出会う前に逝ってしまうという事は、ある意味幸せな事なのかも知れない。いかにも優等生のプードルである。でも、ヤンチャをしてイタズラをしてもっともっと飼い主を困らせてくれればいいのに、余計な気使いやがって・・・何でワンコ達はみんなこんなに優しいの?↑top

2010/4/7

気付けば、テーブルをカジるンじゃネェ〜、とか、トーチャンのグラスにベロを突っ込むんじゃネェ〜、とか、毎日毎日同じ事を舞ちゃんにグヂグヂとお説教している。舞ちゃんはトーチャンの怒り具合を見て‘ヤバイ’のか‘まだ大丈夫’なのか算数が出来るようになってきた。耳が離れて額のシワが無くなり瞳を凝らして穴が開くほどトーチャンを見つめるのだ。舞ちゃん、トーチャンはネ、毎日毎日おんっっっっっっっっっなじ事しか言ってねぇ〜ンだヨ。その初めて聞いたような顔をするのはやめなさい。

たらちゃんのお腹の調子がなかなか安定しない。かれこれ3週間一進一退の状態が続いている。昨日の夕方も佳代ちゃんはたらちゃんを病院に連れて行った。先週の検便では異常が無かったので今回は血液検査をやってもらったそうだ。検査の結果、またもや異常が見当たらなかった。先週と同じ抗生剤が処方された。う〜ん、おかしい・・・先生の誤診とまでは言わないけど、異常が無い事がおかしい。今日は佳代ちゃんにたらちゃんを福島の千葉小動物クリニックまで連れてってもらうようかな?↑top

2010/4/6

天候が安定しない。3バセの体調もその日の調子が難しい。リラチンはジッと静かにしている事が多いけど、たらちゃんはウンチャンがしたくなって明け方にソワソワするし、舞ちゃんは葉っぱばかり食べたがる。温度なのか気圧なのか、ワンコ達は敏感である。相変わらずカリカリのヒョロヒョロだけど姫ちゃんの足が長くなってきて体高が高くなってきた。恐らくこれから毎日、夜中のうちに姫ちゃんがニョキニョキと大きくなり、朝目が覚めると「あれ、姫デカくネェ〜?」と、目をシパシパさせながら姫ちゃんを見つめる成長期に入ったものと思われる。舞ちゃんとのオモチャの取り合いも忙しい。最近は姫ちゃんも知恵を付けてきたので舞ちゃんに取られっ放しでは終わらない。舞ちゃんも姉貴のプライドにかけて‘がぁ〜!’と必死の防戦である。たらちゃんも姫ちゃんが可愛いようでひっくり返って姫ちゃんにスパーリングを教えてくれる。姫ちゃんの反則にはリラ姉ちゃんが飛び出してきて厳しく指導する。姫ちゃんも賢く素直によく答えている。姫ちゃんはどんどん吸収する遊び盛りである。イタズラも遊び方も姉ちゃん達が一生懸命教えてくれるのでトーチャンは姫ちゃんのウ○チ番しか出る幕が無い。舞ちゃん、久しぶりにトーチャンとプロレスやらネェ〜か? ↑top

2010/4/5

君が僕を知ってる(作詞 忌野清志郎)

今までしてきた悪い事だけで
僕が明日有名になっても
どうって事無いぜ まるで気にしない 君が僕を知ってる

誰かが僕の邪魔をしても
きっと君はいい事思いつく
なんでもない事で僕を笑わせる 君が僕を知ってる

何から何まで君が分かっていてくれる 僕の事すべて分かっていてくれる
上から下まで全部分かっていてくれる 僕の事すべて分かっていてくれる
離れ離れになんかなれないさ・・・

シトシトと雨の一日である。今日は少し感傷的になっている。時間のヤロォ〜は頼みもしないのにタッタカタッタカと過ぎて行く。怒っても泣いても笑っても一日は一日、ワンコの一生は果敢なくも短い。振り向かずに全速力で駆け抜けるのだ。

愛し合ってるかい!?

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2010/4/4

今日ははぐ君が那須から帰る前にお店に立ち寄ってくれた。幹事さんお疲れ様でした。お話をしている間、舞ちゃんはさも良い子みたいにはぐママさんに抱っこしてもらっていた。はぐ君が帰って行くとたらちゃんと電気ストーブの前で‘う゛ぅ〜’やら‘がぁ〜’やらといつもの舞ちゃんに戻った。舞ちゃんはとても外面が良い。雪のシーズンも終わりなので車のタイヤを交換して、佳代ちゃんとミニドッグランに牧草の種を蒔いた。ランを半分に仕切って発芽中は芽を踏まないように種を蒔いたところは立ち入り禁止とした。しばらくは狭いけどケンカしないで仲良く遊ぶのだゾ。今年は緑豊かなミニドッグランにしたいものである。姫ちゃんは薬浴シャンプーをしてもらって舞ちゃんと家に戻って来た。今週は初めてたくさんのワンコさんと挨拶をしたりお疲れの姫ちゃんであった。今夜はゆっくり寝ナ。明日からまたお留守番だよ。↑top

2010/4/3

今日はリラたら舞を連れてペンションオリーブさんに行ってきました。那須に集結したバセちゃん達にたくさん遊んでいただきました。姫ちゃんも一丁前にバセオフ会に混ざっていました。強風と思わぬハプニングに面食らってしまいロクな挨拶も出来ませんでしたが、皆様、那須の夜をお楽しみくださいませ。↑top

2010/4/2

今日はシトシトと雨の一日である。職場でポォ〜としながら「何か美味いものが食いてぇ〜。」と妄想し、全知全能をフルスロットルで活用した結果、出てきた答えが‘鮭のおにぎり’だった。トーチャン、本当にそれでいいのか?

昨日の夕方も暖かかったのでみんなで歩いて来た。姫ちゃんも元気に完走してオチッコとウンチャンをしてきた。たらちゃんは抗生剤と絶食によるお腹の休暇によりウンチャンの調子が戻って来た。リラチンもご機嫌でグイグイと引っ張りまくりであった。舞ちゃんは今回もお外ウンチャンが出来なかった。家に戻ってからリラチンとたらちゃんと姫ちゃんに囲まれてトイレシーツの上でウンチャンをしていた。お外で那須の山を眺めながらした方が清々するだろうに・・・

ここ暫らく親身になって舞ちゃんを見ていたらOという高校時代の同級生を思い出した。いつも独りでポツンとしているので「可哀そうだな」と思い声をかけようとすると、Oと同じ中学から来たDやTが「アイツは構うな」と言う。「こいつらはなんでOをいぢめるんだろう?根性の悪りぃ〜ヤツらだ。」とトーチャンは妙な正義感を出しOに声をかけた。何だか知らないけどOはペラペラと自慢話を始めてイバり出した。聞いているのも鬱陶しいので構うのをやめたら、結果としてトーチャンが悪者になり、それから卒業までOは頑なにトーチャンとは喋らなかった。根性が悪かったのはDやTではなくOの方だったのだ。トーチャンも甘チャンであった。

人間はナデたりペシッと引っ叩いたりワンコ達と‘手’でコミュニケーションをとる。リードを持つのも手である。ワンコ達はレロレロとナメナメしたりカジったり‘口’でコミュニケーションをとる。最大の武器である‘口’でナメナメしてくれたり、させてあげるのは親愛の証である。リラチンもたらちゃんも舞ちゃんにはレロレロと舐めさせない。オチリの臭いも嗅がせない。舞ちゃんが後ろに付くとたらちゃんは‘ふがぁ〜!がぁ〜!’と怒り出し、リラチンはスゥ〜と立ち去る。舞ちゃんはいつもパックンパックンとカジっているのでもう一つ信頼出来ないのだろう。パクンと口の軽いワンコの‘噛み癖を治す’は、躾の為なぁ〜んていう事よりも、なぜか仲間に相手にされずに浮いている、と、いう所に注目するべきだ。ワンコ達も「口は災いの元」なのである。↑top

2010/4/1

昨日、佳代ちゃんが姫ちゃんの3発目ワクチンを済ませて来てくれた。月齢から言うと一月後に4発目を打っておいた方が安全だけど、トーチャンも小遣いが惜しいのでこれ以上は打たない。神経質になる必要はないけど、野生動物との接触などを避ければ問題が起る事は無いと思う。姫ちゃんの場合は1発目のタイミングが早すぎたのでこういう4発目の話しが出てくる事になる。体重は4.1kgとだいぶ成長のペースが遅い。食欲は旺盛だけど、規定量を食べさせるとウ○チが緩くなってしまう。お腹の状態を見ながら微妙に調整している。4ヶ月に入る来月あたりは縦に伸びたり横に伸びたりの成長期に入るものと思われる。慌てずに2年かけるつもりでゆっくりと体を作ってやりたい。たらちゃんの検便もやってもらったけど、やっぱり何も見えなかったそうだ。3日分の抗生剤を出してもらった。今日から明日の朝まで24時間の絶食をしてお腹をリセットする事にした。夕方、みんなで散歩に出かけた。トーチャンはリラたら舞の3バセを操縦し、佳代ちゃんは姫ちゃんに「着け」「待て」とリードの練習をしながら歩いた。舞ちゃんもガンバってリラたらのペースに合わせて歩いた。そうそう、この調子で3姉妹の結束を深めてもらいたい。姫ちゃんは相変わらず「ひとりで出来るもん!」と、歩くのを拒否したり3バセを追い駆けて来たり、自由気ままなプードルである。頑固者である。まぁ〜今は外を歩く楽しさやバセ達と遊ぶ壮快さを学ぶ時期である。佳代ちゃんをたくさん困らせてやれ。遊び疲れて満足したらトレーニングもやってみたくなるさ。↑top

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