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リラたら舞姫の通院記録

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2010/12/31

大晦日である。四角い部屋を丸く掃き、年末の小掃除も終わりである。午前中、わんわん君とかすてら君コンビが遊びに来てくれた。ランは雪に埋もれているし、かすてら君は‘バセンジー全般’がダメ、とお聞きしたので、リラたら舞はトリミング室に撤収させて姫ちゃんだけでお接待をした。姫ちゃんはわんわん君とかすてら君に気に入られてお店の中で追いかけっこをしていた。あいにくの天候で残念だったけど、今度はお外でお会いできると良いですね。

今年はいろいろとムキになった1年だった。リラチンが良き姉貴になった事、未だ沈没中のたらちゃん、舞ちゃん姫ちゃんの成長、トーチャンを信じて着いて来てくれるワンコ達には感謝で一杯である。今年はこれまたムキになって「1年間、日記を止めてはならん。」と、頑固にこだわり、どうでもいい話まで引っ張り出して、どうにか本日を迎える事が出来た。ワンコ日記とは少し主旨がズッコケてきたようにも思うけど、お休みする事無く1年間無事に書き続ける事が出来たのは大変めでたい事である。これもひとえに、きっとパソコンに向って‘むふっ’とほくそ笑んでいるであろう方々のおかげである。視線を向けて頂き「何か書かねばならぬ。」と、元気の素を分けていただけるのは非常にありがたい事である。明日からまた日記を書く予定ではあるが、来年はもう少し力を抜いて、読者の方々に心配をかける事無く、仕事なんかオッポラかして、ワンコ達と向き合う時間を大切に、サラリサラリの1年に出来たらいいナァ〜、と、思う。

読者の皆様、1年間しぶとくアクセスしていただきましてありがとうございました。「このクソおやぢ、ったくしょぉ〜がネェ〜なぁ〜。」の、シブシブで結構です。明日からまたお付き合いの程よろしくお願いいたします。ではでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。↑top

2010/12/30

雪やコンコン♪アラレやコンコン♪降っては降ってはズンズン積もる♪お姫は喜び庭駆け回り♪バセはお店で丸くなる♪

お昼頃外で遊んでみたけど、リラ姉貴は寒くて早々に建物の中に撤収、たらちゃんは比較的元気に走り、舞ちゃんは寒いくせにライバル意識を燃やして走り回り、姫ちゃんは雪団子になりながら元気いっぱい張り切っていた今日のランでした。姫ちゃんの雪団子は毛に絡み付いちゃって後始末が面倒です。まっ、人間がマメに付き合うしかありませんネ。それにしても、やっぱり昼間の気温が零度というのは寒いネェ〜、ニンジンと玉ねぎをみじん切りにしましてネ、コンソメで味付けしてチッとコショウを利かす訳ですヨ。温まるヨォ〜、オニオンスープ・・・そんな妄想を抱きながら壊れたように走り回るお姫ちゃんと舞ちゃんのレトリー部に付き合うトーチャンなのでありました。風呂でも沸かしてチャポンと入って‘あうぅ〜’と唸るか。↑top

2010/12/29

朝から雪が舞っている。積もるのかナァ〜どうかなぁ〜。今日の最高気温は1℃、明日は氷点下の真冬日らしい。佳代ちゃんがリラチンと姫ちゃんを連れてお店に行った後、映画を見て、たらちゃんと舞ちゃんをナデナデしながらゴロゴロして、最近左の首筋がグキっとなって痛いのでキンカンを塗ってナデナデしたり、トーチャンは完全クローズの一日である。金融機関に行って年越し用の軍資金を下ろしてきてお店にお昼ごはんを食べに行った。クリスマス寒波は幸い風の流れに助けられてほとんど雪は降らなかった。会津では大雪で電柱が折れたりして3日間の停電となってしまった。さくらプラザから車で1,2時間の場所での出来事である。舞う雪を眺めながら電気を使わない石油ストーブやカセットコンロ、あと、パソコンや携帯電話を充電する為の非常用電源を点検しようと思った。リラたら舞姫の暖房確保、軽4WDのメンテナンスもしておかなければ。寒いのは嫌いだし、そんなに仲良くはなれないけど、文句を言ってみてもしゃぁ〜ないね、ここで暮らす以上、那須おろしや雪は冬の生活の一部分だもんね。↑top

2010/12/28

仕事納めである。一年間ご苦労ぉ〜さんでした・・・と、我が身を労うトーチャンである。ところで、23日の天皇陛下お誕生日の記者会見で、クニマスの事で陛下がサカナクンの話題に触れた事が話題になったけど、「サカナクンは固有名詞であるので‘サカナクンさん’と呼ぶべきではないのか?」といった議論が一部に有ったようだ。陛下が気にかけてくれていたのだ、ンなぁ〜こたぁ〜どぉ〜でもいいじゃねぇ〜か、とも思うけど、これね、以前トーチャンも考えた事があったモンでチョコッと触れてみたい。トーチャン、こりゃトーチャンのハンドルネームである。気を使う方は「トーチャンさん」と言ってくれる。ざっくばらんな方はそのまんま「トーチャン」である。マニアックな方は「お父ちゃん」である。まぁ〜こりゃぁ人それぞれナ訳でどんな形であるにせよ、気にかけていただけるのはありがたい事である。ちなみに店舗を運営するに当たり‘法に基づく表記’で実名を公表しているので「佳代ちゃん」は本名である。気を使う方は「佳代さん」と呼ぶ。ざっくばらんな方はそのまんま「佳代ちゃん」である。トーチャンは「トーさん」とは呼ばれた事は無いナァ〜・・・なんでだ?人柄か?↑top

2010/12/27
今日は姫ちゃんの満1歳の誕生日、と、いう事になっている。カリカリの栄養失調だった姫ちゃんもどうにかここまで来れた。血統証ではカラーは‘クリーム’という事になっているけど、クリームというほどクリームではないし、背中に黒い毛も混じっているし、薄毛ショボショボで足なんか真っ直ぐの直毛で、プードルとしては決して血筋の良い子ではない。でも、トーチャンと佳代ちゃんと3バセ姉貴達と毎日遊んで勉強して、元気の良い遊び好きのプードルに育っている。器量が悪けりゃ愛嬌で・・・だヨ、なっ、姫ちゃん。

昨夜はトーチャンが愛用している‘ナショナル酸素チャージャー’の噴出し口をとうとう舞ちゃんにカジられてしまった。まぁ〜世の中いろんなバカタレがおりますけど、このバカタレはカジったプラスチックをみんな飲み込んでしまうバカタレなのでありまして、トーチャンも頭の天辺から湯気を吹き上げてみたり、バカタレのウ○チを点検しては出てくるタオルの破片やプラスチックにため息をついたり、舞ちゃんのトーチャンというのも容易ではないですヨ。そのうち血管がプチンッと切れるか‘う゛っ’と心臓が止まってしまうか、トーチャンも自分の未来に危惧を感じている次第であります。↑top

2010/12/26

快晴である。さくらプラザ付近は風の流れに助けられてほとんど雪は降らなかった。雪かきから逃れられてグテェ〜っと休日を過ごすトーチャンである。はぁ〜いい天気だなぁ〜・・・と流れる雲を眺めたり、大好きなソーセージパンをカジったり、リラたら舞姫と近所をチョロチョロ歩いてきたり、見たい初夢を一生懸命考えたり、トーチャン満足の休日でありました。今年もいよいよ最終週、どれ、仕事納めまでもうイッパツ気合入れるべ。↑top

2010/12/25

ガッツリと冷え込む一日だけど、風の流れのおかげか雪はほとんど降っていない。リラたら舞姫、我が家には外で遊ぼうという元気の良い風の子はいない。バセンジー達は‘耳’‘目’‘鼻’‘スピード’どれも優れた潜在的能力を持っている。ただ、極端な気分屋だ、姫ちゃんが上手い事リードしてくれるようになるとバセ姉貴達にも何か光るものが見えてくるのではないかナァ〜、なぁ〜んて、そんな風に思っている。毎年寒波がやって来ると思うけど、バセンジーはバセンジーでそれは愉快な仲間だけど、やっぱり那須の冬に外で活動するには気の毒なぐらい寒がりだ。まぁ〜そんなんでバセンジーの洋服を作り続けているんだけど、氷点下の寒空の下、考えうるだけの防寒対策をして出動しても30分が限界だ。それ以上は可愛そうで連れて歩けん。来年は遊んでばかりいないでトーチャン達ももっと脳ミソを使って、臭気判定の練習をして、みんなで追跡が出来るようになりたいなぁ〜。ワンコ達の能力をどこまで引き出してやれるのかが来年のトーチャンの宿題ですヨ。↑top

2010/12/24

寒い一日である。今日は今季初の本格的な雪になりそうな天気予報である。雪かきのシーズンインだけどまだ体が出来ていないので適当にしておいてもらえるとトーチャンも助かる。昨日の夕方、無事にペグちゃんがお家に帰って行った。ペグちゃんもだいぶバァ〜チャンになってきたので、お家でノンビリと過ごせるといいナァ〜、と、思う。昨日は一日雨が降っていて、ミニドッグランもしばらくはドロドロで遊べそうにも無い。リラ姉貴はガチャガチャと面倒くさいちびっ子達にカラまれぬよう気配を消して寝ている。たらちゃんと舞ちゃんはガラガラと店の中を走り回り、姫ちゃんも一緒になって飛び跳ねている。寒いとワンコ達もガチャボコと騒ぎがちである。静かに過ごしたかったら洋服を着せてす巻きにして茹で上げてしまえば耳を真っ赤っかにしておとなしく寝ているようになる。雪の夜はトーチャンも暖かいものを食ってリラ湯たんぽを抱えてコロッと寝ちゃうに限る。↑top

2010/12/23

お泊り中のペグちゃんが少しお腹の調子を崩している。飼い主さんのところに帰りたくてお腹が痛くなっちゃったかナァ〜。さくらプラザはトリミングや一時預かり等の動物保管業、お泊りしている子はやっぱり日常とは違う暮らしをするんだし、気も使っているし緊張もしている。調子を崩すとトーチャン達もそりゃぁ〜緊張しますヨ。この冬は断続的にお泊りする事になるそうなので、ペグちゃんがお泊りに来ている時はトーチャンも‘緊張の冬’になりそうだ。ペグちゃんは今日の夕方、一旦家に帰る日程になっている。お家に帰ってたくさんナデナデしてもらいナ。痛いの痛いの飛んでケェ〜・・・だヨ。↑top

2010/12/22

季節外れの大雨である。まっ、オチッコの出動は厄介だけど、寒波がやって来て大雪になるよりは暮らしやすいかな?最近、舞ちゃんがずいぶん物分りが良くなってきた。家族との信頼関係が出来てきたのかナァ〜、なぁ〜んて都合よく考えたりしている。引きこもりをやっていたたらちゃんも‘ふがぁ〜’と復活の兆し、たらちゃんが元気になるとそれはそれで嬉しいけど、ポンポン飛んでパクッとカジったり困ったチャンの顔も見せるようになる。なかなか人間の思惑通りには行きませんね。トーチャンはシブシブ出勤、誰も玄関に見送りに来てくれない。トーチャンよりファンヒーターの方が愛しいそうだ。佳代ちゃんはお店の定休日、雨の日は静かにみんなでゴロゴロ寝てナ。佳代ちゃんとケンカすんなヨ。↑top

2010/12/21

昨日から再びペグちゃんがお泊りにやって来た。23日までの予定だそうである。年内のお泊り予定はここまでなのかな?みんなで仲良く、まっ、ノンビリやろうや、なっ、ペグちゃん。

今日はトーチャンも‘うむぅ〜’と、眉間のしわが深い。家の駐車スペースに停めてあるトーチャンの車なんだけど、深夜か早朝、どういうわけかホイールにションベンを引っ掛けて行くワンコがいやがる。飼い主をコブラツイストでヒネってやりたい気分だし、小便と書く語彙を佳代ちゃんちのオトッツァンは頑なにションベンと言い張るし、国民目線と言いながら個人増税の方針を打ち出してみたりだネ、有言実行とはペラペラした後の責任は下っ端に擦り付ける事、って広辞苑に書き足してくれんかネ、と、思ってみたりだネ、物欲しそうにおねだりして会談してもらい冒頭「戦略的互恵関係」とメモ用紙を読んだかと思ったら、自衛隊の部隊を南方に展開する算段をして中国政府をイライラさせてみたりだネ、まっ、こりゃなかなか面白いボケとツッコミだけど・・・自分達がカマした結果現状に至っているクセにだネ‘甘受’して欲しいだら‘ベストではないがベターな選択’だら、ずいぶん上からものを言いやがンなぁ〜、と、思うしだネ、リーダーシップとは思い付きでチャカチャカして周囲の神経を逆ナデする事なのかネ?トーチャンももっと日本語の勉強をセンとイカンのかも知れんけど、角栄さんは「まぁ〜このぉ〜・・・」とか、大平さんは「あぁ〜、うぅ〜・・・」なんてネ、政治家は慎重に言葉を選んで喋ってましたヨ。最近、高度に政治的な日本語が変ですヨ、変。どうしてこんな事になっちゃったのかなぁ〜?ついでに、一兵卒というのはたくさんヘコヘコしている下っ端のうちの一人を一兵卒というのであって、いつでも政局の真ん中にいて態度がジャイアンみたいな小沢さんが一兵卒というにはちょっと無理があるのではないか?もし、次の総理が小沢さんに回ってきたら、鳩山さん、菅さんはともかく、小沢さんは田中角栄さんの愛弟子で本格的な親中派と見られている訳で、アメリカは警戒すんだろうなぁ〜。↑top

2010/12/20

最近はみんなでミニドッグランで走ってみても、独りポツンと黄昏ている事の多いリラ姉貴である。たらちゃんも舞ちゃんもヒートアップすると‘ふがぁ〜’やら‘がぁ〜’やらとうるさいし、姉貴のいう事なんか聞きやしない。姫ちゃんももうすぐ1歳、舞ちゃんは次の2月で2歳、たらちゃんは3歳を過ぎたところ、今度の1月で7歳になるリラチンはこのちびっ子達と一緒に遊ぶのは精神的にも厳しいお年頃なのかもしれないなぁ〜。そのうち天気の良い日にガチャガチャうるさいたら舞姫を佳代ちゃんにオッつけて、ノンビリとリラチンと近所を散策してみたい。3歳までのリラチンはお店に行けば商品を引きずりまわして佳代ちゃんに「ブリブリペェ〜!」と怒られて、カドラーでガリガリ穴掘りを始めれば親分のアイばぁ〜ちゃんにがぁ〜がぁ〜怒られて、結局、お友達はトーチャンしかいなかった。ワンコ達ってちゃんと成長するんだね。いつの間にか良いお姉ちゃんになっちゃった。やっぱり時間はトットコトットコと前に進むのみである。↑top

2010/12/19

霜柱の季節である。快晴だけど風が冷たい。日陰の霜柱は夕方まで氷のまま、お天道さんの日が入るところはドロドロである。みんな泥んこになってボールを追い走り、ひと遊びしたところで姫ちゃんは佳代ちゃんにシャンプーをしてもらった。プードルが元気に走るっテェ〜事は、人間はお手入れとの追いかけっこだネ。久しぶりにたらちゃんと舞ちゃんがお店の中で鬼ごっこをしていたり、リラチンとノンビリ日向ぼっこをしていたり、那須の山が映えそして凛と澄んだ空気、あぁ〜環境とメンバーに癒される休日だネェ〜。座右の銘は‘これ以上不幸になってたまるかっ!’だけど、うぅ〜ん、案外幸せモンなのかも知れんナァ〜。↑top

2010/12/18

土曜日である。今日もシブシブ会社に来ている。12月も半ばを過ぎてだんだんトーチャンも押し寄せる年の瀬気分が盛り上がってきた。今年のトーチャンを漢字一文字で表すと、疲労の‘疲’もろもろ日程もキツかったけど、それにしても不景気ってぇ〜のはいろいろと正体を現すネ。いつでもブレンバスター食らわしてやるっ!の姿勢で臨んだ1年だったのでクタびれた。でも、ムキになってワンコ達と向き合ってきて、たら舞関係がなんとなく落ち着いてきたのは良かった。どちらも灰汁の強い個性豊かなバセンジーに育ってきた。気付けば舞ちゃんもがぁ〜がぁ〜言わずにたらちゃんと一緒に走れるようになってきた。来年はたら舞も3歳と2歳、どういう1年になる事やら、トーチャンも少し休憩して充電して、また夢中でワンコ達と向き合う1年にしたいと思う。どれ、しゃぁ〜ネェ〜、仕事でもするか。↑top

2010/12/17

寒いせいか、ペグちゃんがお家に帰って犬犬バランスが狂ったせいか、なんだかよく分からないけど、家の中が賑やかである。ドッテンドッテンと走り回る姫ちゃん、カドラーをカジって綿をぴっぱり出しちゃってトーチャンから有りがたいゲンコを頂いている舞ちゃん、ふがぁ〜とご機嫌三角のたらちゃん、全部付き合っているとトーチャンもさすがに死んでしまいそうなので、昨夜はリラチン湯たんぽを抱えて布団をかぶって寝てしまった。今夜は佳代ちゃんが‘介護をする家族の会’の忘年会なのだそうで、トーチャンはリラたら舞姫とお留守番がてら一人ンっまい物でも食ってやろう、と、企んでいる次第である。寒い時は高倉健さんのシブいところでも観ながら、「熱ちちあちちあちっ」と、熱々のおでんなんかいいねぇ〜。膨らむ妄想、退社時間までにはメニューを確定せねばならぬ。トーチャンは忙しいのである。↑top

2010/12/16

日本海側はずいぶん雪が降っているらしい。那須の山の東側になるトーチャンち付近は少し雪が舞った程度だけど、風が冷たくて厳しい寒気が入ってきた。リラたら舞はファンヒーターの前で実におとなしく寝ている。トーチャンちにいる時のペグちゃんの隠れ家は舞ちゃんがカジるテーブルの下である。ペグちゃんも高齢になってきたし、お泊りに来るとあまり食べなくなっちゃうし、リラたら舞姫とガチャガチャ遊ばせながらトーチャンもそれなりに気を使っている。土曜日からのお泊りだったけど、今日一時帰宅するらしい。毎日トーチャンちとさくらプラザを行ったり来たりしながら元気に過ごせてとりあえずホッと一安心である。また来週からお泊りになる予定、週末は自分ちでゆっくり甘えてきナ。↑top

2010/12/15

家のワンコ達の夕飯は全員サークルに入って‘スワレ、マテ’をしてから食べる。その間に人間も食事である。順番の基本は‘年功序列’でリラたら舞姫の順でご飯を上げるんだけど、最近のリラ姉貴は食事前の舞姫の‘ガチャボコ’がイヤみたいで、なかなかサークルの前にやって来ない。一昨日あたりからこの順番をたら舞姫リラに変えてみた。嫌なものを無理にやらせてもしょうがない。ワンコ達の序列は単純に順番で決められるものではなく、察する思いやり、なのではないかナァ〜・・・なんでかんでリーダーが一番じゃなくとも、状況に応じて一番最後に「真打登場!」そういうのも有りで良いのではないか?なぁ〜んて最近思う。バセンジー独特の感覚なのかも知れないし、トーチャンち固有のものかも知れないし、結局、健康管理と一緒で「よく見てろ。」って事なんですネェ〜。↑top

2010/12/14

昨日は一日雨でチョコっとみぞれ、雨が冷たくて寒かった。舞姫の夕方の散歩も近場でオチッコとウンチャンだけ済ませてチャッチャと家に戻ってきた。舞ちゃんも姫ちゃんも運動不足で毒ガスが充満し、夜は久しぶりに4ワンコ入り乱れてのプロレス三昧だった。たらちゃんも張り切って姫ちゃんに稽古をつけるんだけど、いちいち舞ちゃんがジャマをする。たらちゃんピンチの場面では、やはりリラ姉貴のアシストが絶妙である。テーブルの下に避難していた観客のペグちゃんも‘わんわん’と野次を飛ばし、リラたら姫、遊び終わって満足したみたいだけど、なんで、舞ちゃんのアゴの下だけ真っ赤っかになっているのかな?姫ちゃん、舞ちゃんと遊ぶ時だけ力が入ってるんでないの?明日は雪が降るらしい。いよいよ冬本番、しばらくは外で遊べる日は貴重な時間になるな。↑top

2010/12/13

月曜日、曇り。週末にいっぱい遊んじまった翌月曜日というのは、天井を見上げてすっかりナメクジトーチャンである。ンっまいモン食いてぇ〜、とか、早く休みになんネェ〜かナァ〜・・・とか、まぁ〜ロクなモンじゃない。現在、トーチャンちはダックスのペグちゃんがお泊りにやって来ているので5ワンコ体制である。諦めているのか、なんとなくメンバーに溶け込んでトーチャンちの子をやっている。昨日、ラブラドールのナビちゃんがお店に来ていた時、ペグちゃんはキャビンの中で‘わんわんわんわん’とやかましいぐらいであった。バセ屋敷で囲まれてスゴまれている時は静かに気配を消しているのに、不思議なモンである。朝のオチッコも5ワンコでなかなか賑やかな出動である。少しペグちゃんのペースが合わないので抱っこして現場までむかう事もあるけど、抱っこした小型犬は非常に危険である。たらちゃんのスイッチが入ってしまいポンポンと飛びながらペグちゃんの尻尾を狙うのである。みんな、得意不得意や性分がある。油断大敵、危険を回避して楽しい時間が過ごせるよう、トーチャンもワンコ達の様子を注意深く見て行きたい。↑top

2010/12/12

お昼頃バセンジーのサナちゃんが遊びにやって来た。5月に引き続き今年2回目のご来店である。リラチンより年上のまもなく8歳(もう8歳になったのかな?)だけど、元気なハッチャケバセンジーである。♀バセを見て俄然盛り上がるリラたらは自動的にトリミング室に撤収、舞姫でのご接待である。さて、サナちゃんはプードルのような毛がふわふわした子を見るとスイッチが入ってしまうとのこと、前回生後半年だった姫ちゃんはサナちゃんに転がされていた。半年間リラたら舞のバセ姉ちゃん達に鍛えられ、姫ちゃんも立派なバセンジーになれたのか、果たしてサナちゃんに猫パンチを入れることが出来るのか、リードを放した。あっという間に転がされキャンキャン言っていた。姫ちゃんもお店の中に撤収である。姫ちゃんどうだい、まだ立派なバセンジーを諦める気にはなれないかね?舞ちゃんはサナちゃんのペースがお気に入りである。二人で良く走る。今日の那須は天気は良いけど風が冷たくてみんなでお店の中に戻った。人間はお茶を飲みながらバセ話、サナちゃんと舞ちゃんはお店の中でプロレスをしたり、お泊りのペグちゃんが入っているキャビンを‘バンっ!’と叩いて挨拶をしてみたり、お気に入りのカドラーを見つけてマッタリしてみたり、サナちゃん、元気なベテランはトーチャンも嬉しいヨ。午後の2時半過ぎにラブラドールのナビちゃんという子がやって来た。これまたガチャポコの元気なラブちゃんで舞ちゃんはノリノリである。やっぱりワンコ達は元気が一番ですネ。飼い主さんは大変かも知れないけど・・・舞ちゃんはサナちゃんちのママさんに抱っこしてもらってみたり、ナビちゃんとドカンっ!と遊べたり、きっと舞ちゃんも楽しい幸せな一日だったことでしょう。遊んでくれたサナちゃん、ナビちゃん、暖かくなったらまた遊びに来てネ。↑top

2010/12/11

佳代ちゃんがお店で仕事をしていて「ミシンの周りが暗い。」と言うので、良い子のトーチャンは照明関係を見直して佳代ちゃんの仕事場を明るくしてやった。ヨっ、えらいゾ、トーチャンっ!これで、佳代ちゃんにミシンを踏ませてヌクヌクとスネをカジれるってぇ〜モンである。それにしても、高い所で器具を取り付けたり移動したりしていたら、危うく‘バザールでござぁ〜るぅ〜’みたいに脚立から落っこちてしまう所であったゾ。

今日からペグちゃんがお泊りにやって来た。今回は断続的に長くなるそうである。ちびっ子時代のたらちゃんを「わんわんわんわん!」と、教育してくれたり、長い付き合いのペグちゃん、たらちゃんの猫パンチに懲りたのか、それともバァ〜チャンになったせいか、ずいぶん吠えないダックスになった。今回は長丁場らしいし、トーチャンのひざの上でマッタリと過ごそうか?姫ちゃんを湯たんぽにしてても良いヨ。↑top

2010/12/10

昨日の夕方の散歩で、舞ちゃんは毎度の事なんだけど、姫ちゃんもとうとうウ○チをしなかった。姫ちゃんは時々タイミングを逃して爆撃に失敗する事がある。家に帰ってきて一段落すると、舞ちゃんがソワソワし始め、トイレシーツの方へ向った。つられて姫ちゃんもドタバタし始まった。オチリからはタオルの切れ端が顔を見せ、出し切れずにオロオロとうろたえる舞ちゃんである。仕方が無いのでトーレットペーパーで掴んで引っ張り出してやった。舞ちゃんは「キャン。」と、言っていた。カジって飲んじまうヤツが悪い。オチリの穴が痛かったら、飲む前に考えろっ!あほっ!ぺしっ!任務を完了した舞ちゃんは前線からファンヒーターの前に後退して行った。だが、もう一人、わがままなちびっ子が目が泳いだままソワソワしている。玄関で姫ちゃんに‘スワレ、マテ’と、リード着けて再出動である。神社の参道の片すみでポコンポコンと投下し、姫ちゃんにも安らぎが戻ってきた。爆弾投下作戦を遂行する指揮官の気苦労は絶えない。舞ちゃん、姫ちゃん、もう少し段取り通りにやろうヨ。トーチャンはダネ、ちびっ子達専用の‘いつでもどこでも便利なオマル’では無いのだヨ、ナっ。↑top

2010/12/9

寒気が入ってきた。寒いのでバセ姉ちゃん達はファンヒーターの前で丸まっている。誰も遊んでくれないので姫ちゃんは大変退屈である。洗濯機の前からトーチャンが脱いだ靴下を持ってきたり、台所を点検したり、家の中を物色して歩いている。少しトーチャンとダンベルの引張りっこをしてみたりしたけど、でも、圧倒的に退屈である。プードルの姫ちゃんはバセ姉ちゃん達とは少し遊び方が違う。トーチャンも工夫しないといけないね。佳代ちゃんと二人でリラたら舞姫の散歩に行く時は、前半はバセ姉ちゃん達と練り歩き、後半はトーチャンが3バセで、佳代ちゃんと姫ちゃんは1対1でリードでコミュニケーションを取りながら歩くように練習をしている。状況が変わると姫ちゃんはジッと良く考える。姫ちゃんは3歳になった時にいったいどんな看板娘に育っている事やら、楽しみである。↑top

2010/12/8

海老蔵さんの記者会見、見ちゃったヨ。謹慎したって酔っ払いってぇ〜のはどうせたいした反省はしないっ!反省してヒネくれた酔っ払いは知ってるけど、反省して更生した酔っ払いというのは聞いた事がない。断酒はうそつきの始まりである。でも、記者会見はAPECの菅総理よりカッコ良かったナ。反省するヒマも出来たこったし、首相官邸にでも行って菅さんと‘暴力装置’に記者会見をカッコ良く見せる為のスパルタ教育でもしてやって下さい。「生まれかわらないといけないですね。一緒にがんばっていきましょう。」だって。麻央ちゃん優しいネ。でも、生まれ変わったって酔っ払いは酔っ払いである。「タカトシさんには幻滅したわ。」と、愛想をつかされたくなかったら‘愛される酔っ払い’になる為の研究をして下さい。みなさん、年末年始がやって来ますネ、むふっ。明日は我が身、個人的には‘トラ’になるのはセーフで‘タイガーマスク’まで行っちゃうとアウトかな?朝にはちゃんと子猫に戻る事。まっ、そんな所で線引きをしているトーチャンでございます。

現在、リラたら舞姫の通院記録を整理中です。資料が出来次第こっそりとアップする予定です。予防医療など、関心のある方の参考になれば幸いです。↑top

2010/12/7

何のかんのと言いながら舞ちゃんも寒がりなバセンジー、がぁ〜がぁ〜イバりながら暖房の前でリラたら姉ちゃん達にくっ付いている。リラたらも慣れたモンで‘しらぁ〜’っと相手にしない。舞ちゃんを良い子に育てなければ・・・と、ムキになっていた時にはとてもじゃないがそんな余裕は無かったけど、今は‘がぁ〜がぁ〜’虚勢を張る舞ちゃんを見ていると哀れにさえ思えるトーチャンである。結局の所、舞ちゃんはうちにやって来た1年半前からの行動パターンがチッとも変わらない。上手に誘う事も出来ず、誘われている事にも気付かず、犬犬関係の中ではいつもナメられないようにイバッてなければならない、厳しい犬性だと思う。孤独に耐えられないヤツはリーダーには向かない。案外‘トーチャンのワンコ保育園’の次期学級委員長は舞ちゃんになるのかも知れない。将来、リラ姉貴とはまた違った良い姉貴になるのかもネ。たらちゃんはどちらかというとリーダーというよりも‘永遠の末っ子キャラクター’だもんネ。姫ちゃんとのダンベルの引張りっこだって、みんなでガチャガチャ騒ぐプロレスだって、遊んだ後にみんなで一緒に飲むお水だって、無駄な事は何ひとつ無いのだヨ。悩んだり、イライラしているヒマは無い、みんなから「舞で良いんじゃネェ〜か?」と‘お墨付き’がもらえるよう、いっぱい考えろ、考え抜いて良い姉貴になれ。なっ舞舞。↑top

2010/12/6

最近、たらちゃんが明るいのが嬉しいトーチャンである。ずっと‘舞ちゃんのバカタレ!’と、イライラモンモンしていたけど、やっとこ諦めがついたのかも知れない。たらちゃんが明るいと姫ちゃんもたらちゃんと良く遊ぶ。たらちゃんは舞ちゃんよりも遊び方が上手なので安心して見ていられる。リラ姉貴にしてみれば姫ちゃんにたらちゃんを取れれちゃったように感じているのかも知れない。そんなんで一昨日は姫ちゃんの教育をしていたのかな?ワンコ達はヤキモチ星人だモンなぁ〜。でも、リラ姉貴は良き姉貴、ちびっ子のお守りをするようになったたらちゃんの成長を喜んでくれるさ。現在、舞ちゃんには二つのハゲがある。姫ちゃんの歯形である。姫ちゃんもガチャガチャの舞ちゃんを卒業し、たらちゃんも‘リラ姉貴命’から新しい世界に目覚め始め、我が家の犬犬関係も次のステージに向って動き出したみたいだ。「なんで姫ちゃんは舞ちゃんよりたらちゃんが好きになっちゃったのか?」原因は舞ちゃんの‘執着’と‘反則’なんだけど、そろそろ自分で気付かないとネ。姫ちゃんの成長は、ここまでがぁ〜がぁ〜とイバッてきちゃった舞ちゃんにはチョいとした試練だな。脱落する者なく、全員揃って笑顔満開、トーチャンも今しばらくお勉強に付き合うよ。なっ舞舞。↑top

2010/12/5

午前中、チョコッと用事があった。佳代ちゃんが一人で仕事をしながらのリラたら舞姫全員での店番では、お客さんが逃げ帰ってしまう恐れがある。たらちゃんの留守番は絶望的に不可能なので自動的にお店に出勤である。吟味の結果、今日も姫ちゃんが朝からお店に行く事にした。リラチンと舞ちゃんを家の中にオッ放して1時間ばかり出かけてきた。戻ってくると、舞ちゃんはワル子をする事も無く、リラ姉貴のいう事を良く聞いていたようだ。リラ姉貴と舞ちゃんのお留守番というのもなかなか乙なモンである。お店に行き、たら姫と再会してみんなでランで遊んだ。今日は快晴に恵まれ、みんな良く走った。暖かいうちに車のタイヤを冬タイヤに交換したり、ファンヒーターを掃除したり、足をグネってしばらく丸まっていたり、トーチャンも良くガンバりましたヨ。姫ちゃんは佳代ちゃんにシャンプーをしてもらうので、リラたら舞を連れて家に戻ってきた。ファンヒーターマニアの娘達、この冬、トーチャンもボロ屋の暖房効率を本気で考えてみるか。↑top

2010/12/4

今日はたら姫でお店番に出動して行った。トーチャンと家に残ったリラ舞はヒマだったようである。ハードディスクレコーダーの中味を整理したり、ゴチョゴチョと用事を済ませてお店に行った。風が強くてトーチャンの髪の毛もスッ飛んで行きそうだったけど、みんなで元気に走った。今日はたらちゃんも一生懸命レトリー部に参加していて4,5回ボールを持って帰ってきた。やる気になれば素晴らしいパフォーマンスを見せるたらちゃんだけど、たらちゃんはバセンジーらしいバセンジー、5回ぐらいが集中力の限界である。なぜか今日のリラ姉貴は姫ちゃんの教育に力が入る。理由が見えないままトーチャンも様子を眺めていた。姫ちゃんがナマイキなのか、リラ姉貴の機嫌が悪いのか、良く分からないので二人を連れてさくらプラザ周辺の道を散策に出かけた。アウェーの苦手なリラ姉貴と、一人ぼっちでは小心者の姫ちゃんと、ソワソワしながら結構仲良く歩けているではないか。トーチャンも意地悪な抜き打ち試験をするモンである。小心者達が頭数を揃えてイバりだすグループが幸せなのか、それとも、一匹狼肌が集まって小競り合いが耐えないグループが楽しいのか、多頭飼いの考え事は尽きないネ。まっ、この先、みんながどう育っていくのか分からないけど、トーチャンと佳代ちゃんの軸がシャンっ!としてればなぁ〜んて事は無い。家畜やペット、なぁ〜ンていう言葉は人間が後から思いついた言葉、ワンコ達は人類最古のパートナー・・・本気でそのつもりで付き合えば良い、それだけの事サ。↑top

2010/12/3

昨日の続き。ケトン、潜血、ビリルビン(胆汁色素)、結晶は、血糖値が上がるとか、オチッコが濃くなるなど、どちらかといえば腎臓よりも膀胱炎を心配する子が注意しなければならない項目である。潜血があればきっと炎症を起こしているのだろうし、結晶が陽性になるとそれが結石にならないように注意しなければならない。

リラもたらも舞もそうだけど、やはり姫ちゃんと見比べていると圧倒的にお水を飲む量が少ない。何で飲まないのかは分からない。それは「バセンジーに聞いてくれ。」である。特に冬場はお水を飲まずに暖房の前でカンカン照りになっている。この時期は特にオチッコの‘濁り方’を注意して見るように心がけている。以前、M子先生から教わったオチッコの見方なんだけど、透明のカップにオチッコを取り、明かりにかざした時にキラキラしていたり、時間がたって白く沈殿するようならばそのキラキラが結晶だそうだ。潜血はオチッコに混じった‘赤い点’であり、赤いオチッコは血尿である。素人判断は危険なのでオチッコを見て調子が怪しいと思ったらすぐに獣医さんの診察を受ける事をお勧めする。

ストルバイト結晶などの問題が発生する時は、基本的にはpHがアルカリに傾いてオチッコが濃くなるのでpHコントロールなどの食事を用いてたくさんお水を飲ませてpHを5.5に近づける事になるんだけど、腎臓に爆弾を抱えているバセンジーがpHを酸性方向にコントロールするのは尿比重の低下であるとか、多飲多尿の症状の見極めが難しくなるなどの弊害がある。

バセンジーに限らず、老犬が膀胱炎や結石を抱えたままで腎機能が弱ってくるとそれまでアルカリ性の方向へと向っていたオチッコのpHが酸性に傾いてくる。この頃はきっと血液検査でも問題の有る数値がバンバン飛び出すに違いない。余命宣告をする先生もいるだろう。膀胱炎の問題がなければ腎臓サポートを食べさせたりする事でケアーができるけど、この場合は結石などと腎機能の相反する問題を両立させなければならない。そこで必要になるのが血液ガス検査を行って血液のpHをコントロールする事なんだけど、残念ながら血液ガス検査まで行ってくれる動物病院は少ない。膀胱炎を抱えたバセンジーのpHを操作するのはきっとこういった老犬達と同じぐらい難しい綱渡りになるのだろう。一言で言ってバセンジーの泌尿器系は‘貧弱’なのである。

ワンコ達は我慢強いし「調子が悪い。」とは言ってくれない。毎日のオチッコ、便、そして血液の検査は体の中の状態をよく教えてくれますヨ。検査した値には、チッとぐらいズッコケていてもどうって事はないものや個体差によるもの、また、チッとでもハズれるとヤバいもの、いろいろあります。

「この、飛び出ている数値は何ですか?」

「大丈夫だ。」

「オレの脳ミソじゃどう大丈夫なんだか分かんネェ〜から聞いてるンですっ!」

「コイツの骨質だ。」

「獣医師にワンコの事を聞いてんだっ!ラーメン屋にワンコの事を聞いてんじゃネェ〜んだっ!」

「なんだと!このヤロォ〜っ!」

毎度毎度、いちいちバカみたいにちゃぶ台をひっくり返してケンカをする必要はないんですけどネ、主治医さんとたくさんお話をしてですネ、質問をぶつけたり怒られたり逆ギレしたり袖の下をつかませたりしながら、まぁ〜そんなふうに信頼関係を築いていくのが健康維持には宜しいンじゃないかと思っております、ハイ。

ずいぶん長文になってしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました。↑top

2010/12/2

昨日はさくらプラザの定休日だったので佳代ちゃんにリラたらの尿検査をしに近場の病院へ行ってもらった。今回の尿検査では、たらちゃんについては異常無し、リラ姉貴については現状維持だった。検査結果は以下の通り。

          リラちゃん        たらちゃん
尿比重      1.038           1.038
尿PH        5               5
尿タンパク    30(正常範囲内)     陰性
尿糖        1000(+++)        陰性
ケトン       陰性            陰性
潜血        陰性            陰性
ビリルビン    陰性            陰性
結晶       陰性            陰性

尿比重の1.038は良い数値である。1.03を下回るという事が、腎臓が水分を再吸収できないであるとか、たとえば脱水症状を起こすなどの体調に異変が起こっている事を示す。微妙な所でも1.03を下回らない事が大切である。

尿pH5は5.5が目標値なのでリラたらは目標よりも酸性という事になる。しかし、検査を続けてみて5を下回る事はなくずっと5で維持されているのでこの‘酸性体質’は我が家で暮らすバセンジーの‘傾向’という事なのだろう。

尿タンパクは陰性が正常値である。リラは検査で出たり出なかったりする。先生の見解によると30という数値はその時の状態で出たり出なかったりする程度の数値らしい。朝昼晩であるとか、食前食後であるとか、運動前運動後であるとか、他所のワンコをビビらせたりビビらされたり、などなど、毎回同じ条件で尿検査を行うのは難しい。なので、いつも「経過を見ましょう。」というのがリラの尿タンパク30である。

尿糖も陰性が正常値である。リラの1000というのは明らかな糖漏れである。昨年から漏れ始まって血糖値は正常なのでこれは腎臓が‘何らか’の問題を抱えている数値である。家ではドッグフード以外の食べ物は与えていないけど、リラのワン子育てが始まった時からずっと病院指定食である。先生が食事の成分を知っているので、検査数値の話をする時も大変レスポンスが早い。健康維持には大切な事だと思う。ちなみに姫ちゃんもジュニアケアーが終わり、現在我が家では全員スキンケアーである。オリゴ糖配合なので漏れちゃっている糖分を補給できているのではないか?と、推測している。症状が進むような事があればまた先生と次の一手を考えなければならない。

その他全て陰性、ずいぶん長っ話しになっちゃったのでこちらのお話はまた明日・・・↑top

2010/12/1

さて、師走である。トーチャンにとって今年の1年はタイムアタックのような時間となっている。30代のある時、子供の頃と比べると時間の流れが加速している事に気付いて‘オッサン’を自覚するようになったけど、40代はどうやらもうひとつシフトアップされるようである。シートが背中に張り付く‘G’である。わぁ〜わぁ〜とハンドリングに必死で分析もままならぬ間にここまで来てしまった。もっとワンコ達と向き合い真っ当なワンコ飼いを目指したいところなのであるが、今は自分の事に精一杯で情けない限りである。そんな中、体調を崩す者もなく、極端にヒネる者もなく、比較的順調な4ワンコ生活を送れているのは何よりである。協調性を学ぶワンコ達の努力と、そして、これもひとえにトーチャンの人柄による所が大きい・・・と、家の中では口に出しては言えないので新聞を読んでいるっプリをしながら「むふふふふ。」と過ぎ去った時間を独り偲んでいる次第である。あと一息、年末のラストスパートに突入である。↑top

2010/11/30

昨日の夕方、舞姫のお散歩に出かけた。暗くて寒いけど、出来るだけちびっ子達の毒ガスを抜かねばならない。トーチャンも静かな夜を迎えたいので歯を食いしばって散歩に出動するのである。快調な足取りで歩き始めた。姫ちゃんのオチッコが済み、いつものコース1/3ぐらい歩いた頃である。低い高度で自衛隊の偵察機が飛んできた。南の空から北の方へと小さくなっていった。高度が低かったのでいつもとは違う重低音が響き、キョロキョロと挙動不審の姫ちゃんは散歩拒否である。‘行かないっ!’となったらテコでも動かない。姫ちゃんのガンコさはずいぶん勉強したトーチャンであるので、そのまま来た道を引き返す事にした。帰り道、舞ちゃんのオチッコが済みとうとう姫ちゃんはウンチャン爆弾を投下する事無く家に戻ってきた。夕飯の後、プロレス三昧の舞姫、興奮気味の姫ちゃんを叱ると、イジけてふてくされる。でもリラたら舞が遊んでいると、叱られた事も忘れて現場に復帰する。昨夜はリラたらも若手指導に力が入り、ドッチャンバッチャンと夜は更けていった。ハシャぎ回って興奮した娘達、

「やれシッコに連れけぇ〜、やれウンチャンだ、今度はこっちで舞ちゃんが爆弾投下だ、リラぁ〜舞ちゃんの邪魔するなぁ〜、大変だぁ〜たらちゃんの肛門腺がぁ〜ぁぁぁぁ・・・」

ちびっ子達よ、トーチャンもガタガタだゾ。良い子に育ってちゃんと恩返しするのだゾ。↑top

2010/11/29

【トーチャンが思うバセンジーの腎機能障害】

レトリバーの股関節であったり、プードルの涙ヤケなど、純血種は多かれ少なかれ弱点を抱えている。一般的に雑種は丈夫、と言われるけど、何も出ないかも知れないし、裏を返せばご先祖様の何が出るのかが分からない、という事である。そういう先天性疾患の中にバセンジーが広く保有しているとみられる遺伝性の腎機能障害がある。便宜的にファンコニーと言っているけど‘ヒトのFanconi syndromeとよく似た症状’と言うのが最も近い表現なのではないかと思う。

経過として、

@ごく初期に、尿中に陰性が正常値のハズの糖や蛋白、リン、カルシウムなどの‘漏れ’が確認される。

A症状が進むと頻りに喉が渇く多飲多尿の症状が現れる。まだ経験していないので分からないし、出来れば経験したくないけど、恐らくこの時点で尿検査をするとpHは酸性に傾き、尿比重は1.03を割り込む値が検出されるものと思われる。腎臓病はそのまま症状が進みやがて腎不全へと移行するけど、ここからがファンコニーの不思議である。血液ガス検査などで血液内の状態を調べ、適切な治療を続けると検査では相変わらず怪しい値が示されているにもかかわらず‘なぜか?’渇きが治まりそのままの状態が維持される。医学者が首をかしげる所であり、ファンコニーの見解が分かれるところでもあり、ファンコニーが腎臓病とは区別されて‘病’ではなく‘syndrome’と呼ばれる所以である。

もちろんファンコニーでも何も手当てをしなければ体の中の栄養が流れ出てしまいやせ細りやがて腎不全に移行するし、バセンジーの腎機能障害が全てファンコニーということではなく、短期間の間に病が進行して腎不全で亡くなる子もいる。

まだまだ症例が少なく手探りの状態のファンコニーだけど、学会で発表する獣医師さんが現れてきたり「腎臓病なのでお手上げです。」と、診断されていた時代に比べれば、少しずつ環境は改善されつつあるように思う。ファンコニーと腎臓病の違いを一緒に考えてくれる獣医師さんとめぐり合い、適切な検査と治療と食事を続ければファンコニーは不治の病ではなくなるようにも思っている。リラ姉貴は5歳半で初めて尿糖が確認されてから6歳10ヶ月の現在まで、状態はあまり変わってはいない。ゆっくりゆっくりと症状が進む典型的なファンコニー症候群だと思う。少しファンコニーの事が分かってきて、現時点ではファンコニーはまだ‘症候群’である、という事が理解出来てきたら、バセンジーはこういう傾向を示す子達、ちびバセのカミカミやら大人バセのガウガウやら、そういう特徴と言うか、性分のひとつなのではないかなぁ〜?なんとなくそう思えるようになってきた。以前、先生が「バセンジーと暮らすということはファンコニーと暮らすようなモンだ。」と、言っていたけど、その言葉の重みを感じる今日この頃である。油断する事無く、定期的に尿検査と血液検査を続けて、先生を泣き落としで口説いてみたり、開き直って憎まれ口を叩いてみたりしながら状態を維持できるよう経過を見ていきたい。

トーチャンの能力でどこまで話しが出来るかは分からないけど、知り得た情報を分析した結果は可能な限り公開していきたいと思います。現時点で言える事は、3歳を過ぎたら定期的な尿検査と血液検査、それから「ファンコニー」と言ってみてピンっ!とくる獣医さんの早期発見、それだけです。↑top

2010/11/28

昨日も留守番だったし、最近プードルの姫ちゃんもさすがに運動不足のややストレス溜り気味である。今日はリラ姉貴だけお店番に出動して行き、ちびっ子達は家の中でドッカンドッカン賑やかに騒いでいた。舞姫ちびっ子ギャングの暴発の前に、たらちゃんは姉貴としてはまだまだ経験不足なので静止させる事が出来ない。ゴロゴロしていたかったけど、トーチャンの希望は後回しである。車に乗ってお店に行き、リラ姉貴と合流してミニドッグランでガス抜きである。レトリー部の舞ちゃん、冷やかしのたらちゃん、ボールを横取りする姫ちゃん、ちびっ子達の動きに目を光らせるリラ姉貴、姫ちゃんも得意げな顔をして舞ちゃんのボールを横取りしていた。ボールに執着する舞ちゃんはだんだん姫ちゃんを怒り出し、それを見ていたリラ姉貴が舞ちゃんの取り締まりにやって来た。その時、姫ちゃんは何を勘違いしたのか、いつも舞ちゃん相手に見せるようなナマイキな態度をリラ姉貴に取ったのである。プチンっ!と教育魂のスイッチが入ったリラ姉貴、ヘラヘラと逃げる姫ちゃんを追い掛け回し、コーナーに追い詰めてお説教の開始である。姫ちゃんがどういう反応を見せるのか、面白いのでトーチャンは舞ちゃんをナデナデしながら眺めてた。姫ちゃんは「逃げ切れない。」と悟ったのか、ランの真ん中で‘直立不動’の‘スワレ’でリラ姉貴のお説教を聴いていた。さくらプラザのワンコ達の伝統を受け継ぎ、リラ姉貴も良い姉貴になったモンだ。たっぷり走って遊んで勉強して、舞姫も静かな午後である。リラ姉貴はトーチャンがたらちゃんを叱ると「まぁ〜まぁ〜」とオロオロするけど、舞ちゃんを叱るとトーチャンに加勢する。ちびっ子達の性格をよく見ている。リラチン、頼りにしてるよ。夕方、姫ちゃんは佳代ちゃんにシャンプーをしてもらう日なのでリラたら舞と先に家に戻ってきた。ファンヒーターの前ですやすやと眠るリラたら舞、今日はみんな良い顔してるヨ。ワンコ達は飼い主命、トーチャンも誠実に毎日を繰り返さないといけないネ。↑top

2010/11/27

夕方の散歩は舞姫と暗がりの中歩いてくる。散歩が楽しくて仕方がない姫ちゃんに対し、キョロキョロと挙動不審の舞ちゃんである。遠くの犬の鳴き声などが聞こえるとピクッと反応して後ろを振り返る。なんでそんなに気になるものかトーチャンにもよく分からない。姫ちゃんは先に進みたいし、舞ちゃんはいちいち振り返るので、結果、舞ちゃんはトーチャンの周りをクルクルと回りながら歩いている。夕べは空にたくさん飛行機が飛んでいた。ちょうど千歳便なんかが集中する時間帯だったのかも知れない。空を見上げて動く光を眺めながら歩いていたら、舞ちゃんが‘ぎゃぁっ!’と言った。トーチャンが蹴飛ばしたのである。舞ちゃんはクルクル回りながらトーチャンの前に立ち止まって後ろを振り返っていたのだ。舞ちゃん、まっ、お互いに散歩に集中しましょうね。↑top

2010/11/26

天気が安定しないせいか、運動不足か、ワンコ達もご機嫌斜めである。舞ちゃんを「がぁ〜がぁ〜」と教育するリラ姉貴、少しお腹の調子が狂っているたらちゃん、独り「がぁ〜がぁ〜」と息吹く舞ちゃん、リラたら姉貴達とは仲むつまじくゴロゴロしているけど、舞ちゃんにしつこく絡まれると、舞ちゃんの顔の皮を‘べろぉ〜ん’と引っ張っている姫ちゃん・・・プードルがこんなンで良いのかい?・・・

毎日刻々と変化するパワーバランスに対応する飼い主の努力無くしては、地域の平和と安定を勝ち取る事は出来ない。もっとも、我が家の場合は舞ちゃんがワンコ社会を覚えられないだけの問題であって、リラたら姫の3ワンコでは何の問題も起こらない。舞ちゃんは物心付いた時からペット市場1兆円とか言われている需要と供給の経済システムに組み込まれ、生後40日頃からケージに入って人間達の懐を潤してきたワンコである。繁殖業者、仲買、獣医師、販売店、誰か一人ぐらい舞ちゃんの心に目を向ける者がいたなら、舞ちゃんにももう少し違った犬性が有ったと思う。しかし、舞ちゃんが特別なワンコ、というわけではなく、現在日本の市場には舞ちゃんのような他のワンコと関係を築くことの出来ないワンコがウジャウジャと溢れている。ルールを知らずに失礼な態度をとれば当然揉め事になる。この子達が公共の場へと繰り出して行く。先日、トーチャンちの母親が佳代ちゃんと世間話をしにお店に来た時に、リラたら姉貴が舞ちゃんを「ふがぁ〜!」と教育している光景を見て「いじめだ。」と、言っていた。ハッキリ言って甘い。ワンコ達にはその手の撫でさすりの同情は通用しない。不幸にして母犬にルールを教えてもらえなかった者が他のワンコと接触するという事は、バックリと噛まれるか、加害犬になるかのどちらかなのである。付き合ってくれる仲間がいる分、舞ちゃんはまだワンコ社会から見放されてはいないのだ。

余談だけど、小型犬なのでつい叱り損なっちゃうんだろうけど、‘権勢症候群’のパピヨンは意外に多い。飼い主を相手にイバっている分にはまぁ〜可愛いモンだけど、トリマーさんに歯を立ててみて、トリマーさんもいちいち噛まれていては仕事にならないのでお店への出入りが禁止になったり、人間にもワンコにももう一つ入り込めない、ある意味不幸なワンコになりがちなのがパピヨンである。‘権勢症候群’のワンコ達とは、どこか心が寂しげで

「犬性ムダにしたらイカンっ!シャンとせいっ!あほっ!」

と、愛情たっぷりのゲンコツを求めているのかも知れませんネェ〜。↑top

2010/11/25

無事にパソコンのモニターが復旧した。バックライトの交換は冷や汗もののシビれる作業だったけど、言い訳の利かない所まで追い詰められて切羽詰れば何とかなるモンである。それにしてもモニターの明かりがマブしいゼ。

最近、舞ちゃんの首にかさぶたが出来ていることが多い。犯人は姫ちゃんである。リラたらにはそういうナマイキな態度はとらない姫ちゃんなんだけど、舞ちゃんとカラんでいると力が入ってしまう。舞ちゃんにしてみれば半年前と同じように姫ちゃんと遊んであげているお姉ちゃんなんだろうけど、最近の姫ちゃんには舞ちゃんの‘それ’がウザいようだ。姫ちゃんはトーチャンの「イケナイ。」ですぐにやめるけど、舞ちゃんは止まらない。舞ちゃんを良いヤツに育てることが、トーチャンに課せられた課題である。トーチャンの持論として、バセンジーは3歳にして自我が確立する。3歳までは友達とも遊ぶし、元気にヤンチャもする。3歳を過ぎたときにどんな行動をとるのか、それがその子の性分なのではないか?と、思う。舞ちゃんが3歳になった時どんなヤツに育っているのか、あと1年、トーチャンと舞ちゃんのにらめっこの日々が続く。↑top

2010/11/24

トーチャンだってそんなにたくさんお友達がいるわけではないし、最近佳代ちゃんも残業が多いので、トーチャンも独りぼっちでワンコ達と過ごす時間が多い。テレビを相手にお話をしたり、まぁ〜しみったれた中年おやぢはあの手この手と一人遊びを考える。毎日書く日記だって佳代ちゃんに聞いてもらえない独り言みたいなモンなのだ。しかし、世の中一人遊びの出来ないおぢさんというのもいて、目が合うととにかく喋りたい人もいる。会社の昼飯時にいつも隣の席で食べるおぢさんなんだけど、お昼のNHKのニュースを見ながらペラペラとやかましい。トーチャンはテレビの置いてある方向と反対側の席にいるんだけど、このおぢさんはトーチャンの方を向いて喋る。返事をしたら万事休す、ニュースが終わるまで喋っている。昨日の北朝鮮による砲撃について、ニュースは繰り返し煙の上がっている映像を流している。菅さんや仙石さんも難しい顔をして登場する。おぢさんはペランコペランコと俄然盛り上がっているが、トーチャンは早食いのタイムアタックみたいに、お昼の弁当をがぁ〜っとお腹の中にかき込んで席を離れる。お昼ご飯はトーチャンの楽しみだけど、状況は深刻なのである。国際情勢がトーチャンに大きく影響を及ぼしている。トーチャンの幸せな時間と胃の健康のため、挑発的な行動は慎んでもらいたいものである。ご飯をゆっくり食べるささやかな楽しみを奪わないでくれ、頼む。↑top

2010/11/23

雨後曇り。今日はリラ姉貴だけお店番に出動して行った。たら舞姫のちびっ子コンビと留守番をしているトーチャンである。どうせお店に行ってもランはドロドロだし、トーチャンも久しぶりにお店に行かない完全クローズの一日である。ガチャガチャしたり、ゴロゴロしたり、退屈なちびっ子3姉妹とは対照的に、家の中でトーチャンは「う〜ん、う〜ん?」とうなされながらパソコンと格闘中である。トーチャンが毎日日記を書いているパソコンが故障したのである。最近チラチラしていた液晶モニターのバックライトがとうとう切れてしまった。せめてOSのサポートが終了するまではコキ使わねばならない。2時間ぐらいかかって慎重に液晶パネルを分解して焼き鳥の串みたいな蛍光灯のサイズを調べて部品を発注した。部品そのものはそんなに高いものではないけれど、出来ればやりたくない作業である。頼む、もうどこも故障する事無く静かに余生を過ごしてはいただけないものか。トーチャンもパソコンばかり買っているわけにもイカンのだヨ。たら舞姫、退屈か?トーチャンも目がチラチラしてクタびれた。どれ、チッとプラプラと歩いてくるか。↑top

2010/11/22

最近たらちゃんが明るい。積極的に姫ちゃんと遊び、舞ちゃんのレトリーブの邪魔をする。たらちゃんが明るいとトーチャンも嬉しい。午前中ミニドッグランで遊んでいたらポツポツと雨が落ちてきた。お昼頃から本格的なジャァ〜ジャァ〜降りの雨になり、ストーブの前でみんなよくぐぅ〜ぐぅ〜寝ている。午前中に走る事が出来て良かった。やっぱり寝顔は可愛いネ。毎日わぁ〜わぁ〜とワンコ達と暮らし、脱落する者なくみんながそれぞれ笑顔満開、多頭飼いの醍醐味であり、トーチャンの理想である。ワンコ飼いはニヤニヤを絶やしてはいけないし、気を緩めてもいけない。いくら追いかけても、良い‘ワンコトーチャン’の背中すら、影すら見えて来ない。もっともっとワンコ達に愛されるトーチャンになりたいネ。↑top

2010/11/21

快晴。今日は異色のたら舞コンビでお店番に出動して行った。洗濯をするトーチャンと、少しばかり他人行儀なリラ姫が茶の間に転がっている。いつもは舞ちゃんを相手に清々とやりたい放題の姫ちゃんなのであるが、さすがにリラ姉ちゃんには同じ事は出来ないのである。別に揉め事が起こるわけではないけど、なんとなく微妙な空気にトーチャンも耐え切れなくなり、いつもより少し早めにお店に行った。お店ではたらちゃんと舞ちゃんもガチャポンガチャポンと、こちらも大変だったようである。良い天気なのでみんなを外で遊ばせた。今日はたらちゃんもずいぶん気合を入れて舞ちゃんのレトリーブを邪魔してた。たらちゃんと姫ちゃんからボールを取り返さねばならず、舞ちゃんも必死によく走った。遊んだあとはみんなよく寝ている。電気ストーブの前を陣取るリラたらと、二人仲良くカドラーに丸まる舞姫、やっぱりこのコンビが落ち着くようだ。でも、いろんな経験をしておくと、楽しさも一粒で二度美味しくなるのだヨ。↑top

2010/11/20

この季節、朝晩ガッツリと冷え込むと日中は穏やかな陽気になる。放射冷却である。駐車場の車も真っ白でパリパリである。寒くて嫌々シブシブのリラたら舞姫をオチッコに連れて行くと、みんなサッサと家にスッ込みたいので実に手早く4ワンコのオチッコが完了する。雨の梅雨時でもこのぐらいチャッチャと済ませてもらいたいものである。寝ぼけ顔でファンヒーターの前に集合するワンコ達、最近は姫ちゃんもバセ姉貴達に混ざって温風を浴びている。体は大きくなっても、行動はパピーの頃と変わらない。みんなとゆっくりゴロゴロしていたいけど、残念ながらトーチャンは出勤である。今夜は佳代ちゃんが‘介護をする家族の会’に出席する事になっているので、夕方、仕事がはけたらトーチャンはお店にリラたらを迎えに行かねばならない。留守番の舞姫のお散歩とお店で待つリラたらのお迎えの折り合いをつけねばならない。この日記をアップする時にはきっと万事解決済みで家でゴロゴロと佳代ちゃんの帰りを待っている事だろう。夕飯はどんな不摂生が良いものか・・・むふふふふ・・・である。↑top

2010/11/19

だいぶ冷え込みが厳しくなってきた。「暑ちぃ〜暑ちぃ〜。」とノビていた頃は「早く涼しくなんネェ〜かなぁ〜。」なぁ〜んて思っていたけど、いざ寒くなると暑かった夏が恋しい。あとひと月で冬至である。1月の中頃までは日の短い日が続く。夕方5時には真っ暗である。ワンコ達の散歩も遠くの明かりを見ながら月明かりの中田んぼ道を歩いてくる。トーチャンは職質をかける警察官の気分である。特に舞姫は拾い食い厳重警戒なのである。マーキングの点検なのか、草むらに顔を突っ込んで物色中なのか、暗くてよく見えないし、ここの見分けが難しい。一回り歩いてきて舞ちゃんと姫ちゃんの足を拭き、姫ちゃんにはスリッガーをかけてくっ付けてきた落ち葉などを落とす。ゴロゴロしているうちに佳代ちゃんとリラたら姉ちゃん達が帰ってくる。ガチャガチャと俄然盛り上がるけど、何のかんのと言っても元気がいちばん、この調子で冬を乗り越えよう。バセ飼いはタフでないとネ。↑top

2010/11/18

冬の気配、リラたら舞はすっかりストーブ犬である。寒くなってくるとドッカンドッカンとヤブれ始め、さらに寒くなるとブルブルと震えながら涙目で「とぉ〜ちゃぁ〜ん」と訴え、ファンヒーターを点火するとソロリソロリとファンヒーターの前に集合する。これで舞ちゃんに暖気を仲良く分かち合う甲斐性があれば良いけれど、仲良くくっ付いているリラたらに‘がぁ〜がぁ〜わんわん’ベストポジションを要求する。「舞舞、バセンジーがわんわん言うんじゃない。」トーチャンの言葉にピクリと反応する舞ちゃん、最近やっとこ少しばかり日本語が通じるようになってきた。リラたらはどちらかと言えばお説教を聞かせながら育ててきたけど、KYな舞ちゃんには‘ばっかもぉ〜んっ!ごきんっ!’と、激烈にゲンコツを落としてきた。愛情たっぷりてんこ盛りである。なんだぁ〜かんだぁ〜と言いながら、舞ちゃんは打たれ強い‘根性の犬’に育ってきた。まぁ〜舞ちゃんぐらい‘軍隊の教育隊’みたいなワン子育てをする事はこの先そんなに無いと思うけど、怒るのは簡単だけど、叱る、というのはホントに難しい。勢いがポイントだけど、キレりゃぁ〜いい、ってモンじゃぁ〜ない。ワンコ達の高い学習能力は裏を返せば‘過去を引きずる’ということ、叱るにしても、お出かけが思ったほど面白くなかったにしても、悪いイメージのまま終わらせてはいけない。なんでもないように見える毎日のお散歩でも、飼い主が楽しくてニヤニヤしながら歩いていれば、一緒に歩くワンコ達も幸せなのである。まぁ〜犬に興味のない人から見れば怪しい光景なのかも知れないけど、どうって事はない。ワンコ達は思い出の中に生きる。飼い主は毎日のニヤニヤが基本である。叱る時は現行犯で「ぶりぶりぶりっ!がぁ〜!」ドカンと一気に叱る。叱り終わったらまたニヤニヤに戻る。良い思い出がたくさん残せれば明るい犬性になるのだ。そういう意味では舞ちゃんはずいぶんトーチャンを再教育してくれますヨ。↑top

2010/11/17

水曜日、さくらプラザの定休日である。リラたら舞姫はお出かけを期待するかも知れないけど、今日はマーヤの歯医者予約の日で佳代ちゃんは運転手なので、たぶん全員自宅で留守番しているようかな?

姫ちゃんは毛が細くて薄いので刈り込んでは伸ばし、どんどん増やさなければならない。今の姫ちゃんの状況はまだまだ洋服を着ている場合ではないのである。しかし、姫ちゃんも洋服屋の娘、3枚ばかり洋服を持っている。何度かお出かけする時に佳代ちゃんが姫ちゃんに洋服を着せて出かけたら、姫ちゃんは、洋服を着る→お出かけ、というルールを作ったらしい。昨夜、姫ちゃんの成長具合とサイズを見るために洋服を着せたら、姫ちゃんは玄関に向ったりリードをかけてある壁の傍でソワソワしていたり、お出かけの準備をしていた。「今夜はお出かけしないんだよ。」と、説得するのも一苦労である。その後、舞ちゃんとプロレスをやっていた姫ちゃん、一段落すると舞ちゃんのあごの下が赤くなっていた。姫ちゃん、舞ちゃんに八つ当たりはイカン。舞ちゃんも痛くて面白くないならガチャガチャしないで静かに寝てナ。↑top

2010/11/16

昨日の夕方は、舞姫との散歩から戻ってきて、ファンヒーターの前で丸まる舞ちゃんとは対照的に、ドッチャンバッチャンと飛び回る姫ちゃんだった。姫ちゃんは‘何か’を飲み込んだらしい。それを吐き出したくて、広告やら洋服やらカーペットやら片っ端からカジってムシる。それを阻止してお腹をナデナデするトーチャンであった。見ているとご飯も食べられるし、慌ててみても病院は閉まっているし、緊急を要する事は無さそうなので一晩様子を見る事にした。いよいよ出てこない時は病院行きだな、近場の先生では開腹手術になってしまうので、千葉小動物クリニックまで行って内視鏡でお腹の中を覗きながら取り出してもらうようだ。いったい何を飲み込んだものやら・・・

今朝、姫ちゃんは寝起きと同時にオエっと‘何か’を吐き出した。佳代ちゃんがボードにメモを貼り付けている直径2cm程度のマグネットだった。朝のオチッコに出動したら姫ちゃんはモーニングウンチャンもした。繊維らしきものも出てきた。まぁ〜心配したよ。それにしてもいろいろでてくるモンだ。リラチンは昔ピアスを飲み込んだし、たらちゃんはマウスの電線をカジって飲み込んだし、舞ちゃんはいつでもカジったものを飲み込んでしまうし、トーチャンも日々冷や汗ものですヨ。我が家の娘達に一言、カジるのは仕方がない、トーチャンも諦めた。でも、飲んで脅かすのは反則である。↑top

2010/11/15

リラチンがやって来る以前、バセ飼いになる前はずいぶん‘リード1本’でワンコ達と‘お話’をしたモンだ。トーチャンに‘リードワーク’を仕込んでくれたのはアイチンと、オトッツァンのワンコだったシェパードの‘ジョン’とGレトリバーの‘リンク’・・・みんな事情があってさくらプラザに里子にやって来たワンコ達だった。トーチャンも若くてアンポンタンだったので彼らもトーチャンを教育する事は大変だったと思う。バセンジーのリラチンと出会わなかったら、未だワンコ達の前でイバりくさった‘アンポンタン’のままだったのかも知れないナァ〜。昨日は姫ちゃんと1対1で少しばかりリードでの練習をした。バセ飼いをしているとついついリードの大切さを忘れがちになる。トーチャンも姫ちゃんとリードワークのリハビリ中なのである。バセンジー達、自由運動が大好きなワンコに無理なトレーニングをする必要はないと思うけど、リードを通して人間と‘お話’をしながら歩く事に生きがいを感じているワンコ達もいる。リードはフン縛って拘束しておく為の道具ではない。リードは飼い主とワンコの心をつなぐコミュニケーションツールなのである。姫ちゃんはジィ〜っとよく周りを観察している。トーチャンがどうしたいのか、リードを通してよく考えている。毎日少しずつ続けようナ。ワンコ達は飼い主である人間が望むように成長する。社会性を学び人間とのコミュニケーションを覚えて行く。個体差個性はもちろん、犬種とは人間が作出したものなので得意不得意もまちまちだけど、みんなたくさんの可能性を秘めている。一口に犬と言っても、家族の一員になっているワンコや、まるで動物のままのワンコもいる。飼い主が冷めて「これで良いや。」と、思ったところでワンコ達の成長は止まるのである。↑top

2010/11/14

今日も舞ちゃんだけがお店番に出かけて行った。ファンヒーターが逃げていかないように見張っているたらちゃんと、姫ちゃんに猫パンチの指導をするリラチン、さすがに留守番2日目となるリラたらは退屈なようだ。お昼頃お店に行った。舞ちゃんも少し一人ぼっちのお店番も覚えてきたようだ。ランで遊び、3バセ戦隊とさくらプラザの周りをポクポクと歩いた。佳代ちゃんの仕事が一段落した所で姫ちゃんのシャンプーカット開始である。姫ちゃんも好きではないようだけど、ずいぶんシャンプーとドライヤーに慣れてきた。時間がかかりそうなのでリラたら舞と先に家に戻る事にした。途中、酒屋に立ち寄り、車の中からワンコ好きの酒屋のおばさんに愛嬌を振りまいて、本日の全日程完了である。トーチャンもノンビリゴロゴロのお休みであった。あとは笑点を見て「あははははっ!」と口をあけて笑って、またゴロゴロしてお休みも終わりである。↑top

2010/11/13

今日はランちゃん、メグちゃんの爪切りと、サリーさんのシャンプーの予約が入っている。ちびっ子時代はリラチンと仲良しだったランちゃんも今ではママさん大好きのヤキモチテリアである。メグちゃんを見るとなぜかたらちゃんはスイッチが入ってしまう。どうにも止まらない。キャバリアのサリーさんは‘バセ挨拶’をする姫ちゃんが苦手である。吟味の末、佳代ちゃんは舞ちゃんだけをお店番に連れて行った。自宅では珍しくリラたら姫とトーチャンの留守番である。洗濯ものを引っ張り落としてお手伝いをする姫ちゃんや、ドッカンドッカンと障子の穴から出入りするたらちゃんなど、まっ、諸事情もあるけど、この顔ぶれは比較的静かな時間を過ごす事が出来る。ノンビリと録画した遠山の金さんを見ながらトーチャンもリラたら姫ちゃんとゴロゴロの休日である。

「信じてください、お奉行様、金さんが知ってます!」

「どこにいるんだ、そんなヤツは、その金さんとやらを連れて来てもらおうじゃネェ〜か。」

「そぉ〜だそぉ〜だ、どこだ金さんは。」

「ぐふふふふ、やかましいなぁ〜、おめぇ〜らの薄汚ネェ〜悪行三昧、背なの桜、当の昔にお見通しなんだよぉ〜ぅお〜ぅ。見事に咲いたお目付け桜夜桜を、まさかおめぇ〜ら見忘れたたぁ〜言わせネェ〜ぞ。」

パァ〜パラァ〜パラァ〜♪

「あっ、金さんっ!」

「おいっ悪党!これでもまだシラ切ろうってぇ〜のかいっ!」

・・・

「裁きを申し渡す。音二郎ならびに一味の者、打ち首獄門。」

「金さん、いいえ、お奉行様ありがとうございました。」

「おぅ、いつか良き知らせがあるやも知れん。おとっつぁんを大事にナ、これにて一件落着っ!」

あぁ〜サッパリした。舞ちゃんも一人ぼっちでどうしている事やら・・・どれ、みんなでお店に行ってみるか。↑top

2010/11/12

今朝は冷え込んだ。シブシブ寝床から出るトーチャンと、寝床から出てこない3バセ戦隊である。姫ちゃんも一丁前にバセ姉ちゃん達に混ざって寝ている。あくびをしながらみんなでオチッコに出かけた。みんながオチッコをすると‘温泉湯煙’であり、気付けばトーチャンの吐く息も白い。明日はノンビリ出来そうだし、会社の帰りに食材でも無駄遣いして、佳代ちゃんにカツでも揚げてもらうか。リラたら舞姫をナデナデしながら夜食はコソコソと味噌ラーメンだな。今夜はどうにもならない不摂生おやぢ全快バリバリである。佳代ちゃんってトーチャンの一人遊びには付き合い悪いけど、でも、いつも「一口だけちょうだい。」って言うんだよネ。↑top

2010/11/11

ムチャクチャ味噌ラーメンが食いたくなってきた。モヤシをバッチリ炒めましてネ、そこにごま油一滴、麺と炒めたモヤシの上から熱々の味噌スープをかけるわけですヨ。ダメだ、唾液腺決壊である。外のお店で食べるのはもちろん美味しいけど、トーチャンは留守番のリラたら舞姫が気になっちゃう。ロクに噛まないで飲み込んでお金を払って店を出てしまう。ワンコ達の魅力より勝るお店は‘まるじん食堂’にしか出会えていないのか。それとも、トーチャンが偏屈なのか、結局の所、家の台所で中華鍋を振り、ニヤニヤしながらドンブリにしがみつく。リラたら舞姫にガン見され、特に舞ちゃんなどは執拗な攻勢をかけてくる。舞ちゃんのちびっ子時代は「がぁ〜がぁ〜」と叱りながらずいぶん立ち食いで乗り切ったモンだ。結局の所、いつでもワンコ達が横にいる暮らし、そういうのがスキなんでしょうネ、このおやぢは・・・↑top

2010/11/10

もともとちびっ子と遊ぶ事は得意ではなかったけど、舞ちゃんの姉貴になった生後1歳9ヶ月頃からまじめに犬性を考え始めてドツボにハマり、舞ちゃんがやって来てから‘がぁ〜がぁ〜’うるさくなって他所のワンコと遊べなくなったたらちゃん。たらちゃんのデビューはたくさんの方に歓迎され、障子の穴を‘ドカンっ’と潜り抜け、この技を引っさげて‘ポチたま’にも出演させていただいた。どうやらたらちゃんはちびっ子時代に愛嬌を振りまき過ぎてガス欠を起こしたらしい。考えてみたらその後たらちゃんの表情も乏しかったナァ〜。今年はやっとこ舞ちゃんにもいくらか話が通じるようになってきて、姫ちゃんは舞ちゃんとは違ってたらちゃんが叱れば分かる妹である。1年半ぐらい足踏みしちゃったけど、犬性は3歳にして始まるのだよ、なっ、たぁ〜坊。まだまだ天照大神が岩の隙間から宴の様子をソッとのぞき見ているようなモンだけど、たらちゃんもいくらか外の世界に目を向け始め、リニューアルの兆しである。犬性いろいろ、山あり谷あり・・・である。↑top

2010/11/9

ポカポカの秋晴れも終わり、また少し季節が進むようである。今日あたりから冬の風が吹きそうな気配である。バセ達も外ではあまり遊ばず、家の中で運動会を始める季節到来である。ひとつのボールをめぐって格闘戦あり、ファンヒーターの前でポジション争いあり、確かにバセンジーは‘わん’とは吠えないけど、‘う゛ぅ〜’やら‘がぁ〜’やら賑やかになる。姫ちゃんが家の中で張り切るとドッテンドッテンとジャマくさい。たらちゃんと姫ちゃんが遊んでいるのは安心して見ていられるけど、舞ちゃんは反則ばっかりだもんナァ〜、トーチャンも短気を起こさないで気長に付き合うしかないか。来年の春まで、トーチャンとボロ家が持ち堪えられるのかどうか、少しばかり不穏の念を抱くところである。↑top

2010/11/8

週末、たくさん遊んでもらって、今日はトーチャンも職場でクールダウンの一日である。特に舞ちゃんと姫ちゃんはよく走った。今日は二人とも留守番だけど、恐らくクテンクテンになって寝ている事だろう。リラ姉貴とたらちゃんはトランちゃんとの挨拶が残念であった。もう一息だったけど、深追いは禁物で判断の難しい所である。遊びに来てくれる子はアウェーの緊張感があるし、リラたらにしてみればテリトリーにやって来た‘他所のグループの子’である。遊び始めの挨拶がうまく行けば、特別な事件がない限り終わりまで仲良く遊べる。この入り口で失敗すると流れを戻すのは難しい。特に♀バセ同士は互いに相手に悪いイメージを持つと、先々引きずることが多く、仲良くなるのが難しい。

さくらプラザはもう長い事♀ワンコばかりなので♂事情にはあまり詳しくないけど、聞いたところによると、♂バセ同士も‘ゴチンっ!’と衝突すると激しいらしい。一般的に♂ワンコは順位未定の状態が不安定なのであり、順位が確定するまでは小競り合いが続く事になる。上位の座を守りたい年長者と躍進を狙う若者と、生き物の本能として仲良しグループの活性化の為には必要なことなのかも知れない。グループの‘長’は、ケンカの仲裁、獲物の分配、グループ内で毎日起こる事件の処理をする。ワンコ達は野生の哺乳類とは違って人間と暮らす道を選んだ‘幼形成熟’である。リーダー職は飼い主の役割なのだ。ワンコ達にとってどんな飼い主が幸せに導いてくれるのか、それを考える時にトーチャンが思い浮かべるリーダーはゴリラのシルバーバックである。人物ならば‘アル・カポネ’と‘田中角栄’かなぁ〜。スゴみと調整、棟梁、元締め、親分、多頭飼いって大げさに言えば自分の器との戦いじゃないかナァ〜、まだまだ先は長いナ・・・なぁ〜んて、ロクな仕事もせずに職場の天井を見上げているトーチャンである。↑top

2010/11/7

昨日・・・トランちゃんご来店、3バセ戦隊と姫ちゃんでお迎えをした。舞姫は無事に挨拶が完了し、リラ姉貴とたらちゃんは残念ながら‘ふがぁ〜’であった。出来る事ならみんなで走る事が出来ればそれに越した事はないけれど、この日トランちゃんと走るメンバーは舞姫でガンバってもらう事にした。リラたらはトリミング室に撤収させた。いつか初めて会った日みたいに遊べる日がやって来るさ。なんと言うか星回りなのかキャラクターなのか、トランちゃんはいつも我が家のちびっ子ワンコ達を教育する係りが回ってくる。昨日もトランちゃんはずいぶん張り切っていて、姫ちゃんと走り、舞ちゃんに‘どすこいっ!’の稽古をつけてくれた。かれこれ3年家のワンコ達もトランちゃんに遊んでもらって、トーチャンもチッとトランちゃんと仲良しになって、やっぱり走り屋トランちゃんは山口百恵さんの‘プレイバックU’が良く似合う、と、思う。トーチャンも♀バセ同士の‘ふがぁ〜’を良く研究して、いつの日か以前みたいにリラたらもトランちゃんと遊べる日を迎えられるようにまだまだ勉強ですね。

さてさて、今日はミツカ君という新顔がやって来た。リラたら舞姫の厳しいチェック?と思いきや、ミツカ君はハッチャケバセだった・・・まもなく4歳、元気一杯の走り屋である。お気に入りは姫ちゃんだった。ふがぁ〜とスゴむリラたらも何のその、姫ちゃんが怒っても、キレる事もなく‘お姫LOVE’で、久しぶりにお会いした‘ハッチャケバセンジー’だった。決して毛をムシったりする事が目的なのではない、リラでもたらでも舞でもなく、ただひたすら‘お姫LOVE’のミツカ君、90分間、座る事もなく走りっぱなしであった。教育したいリラ姉貴も「ダミだこりゃ」と、那須の山を眺めてた。今年さくらプラザにやって来た‘ハッチャケ大将(大賞)’は瓊杵んボかなぁ〜?ミツカ君かなぁ〜?・・・まぁ〜そういうトーチャンをくすぐるキャラクターのミツカ君、たくさん元気を頂きました。やっとこミニドッグランの冬支度も完了し、トーチャンも「もう、お腹一杯っ!」の週末でありました。トランちゃん、ミツカ君、また遊ぼうね。↑top

2010/11/6

土曜日である。なかなかの秋晴れの一日になりそうだ。今日は午後からトランちゃんがご来店予定となっている。トーチャンは会社に来ている。今年はやられた分を取り返す、日程もヘッタクレもないロクでもない1年になっている。おかげさまで土曜日に遊びに来てくれたバセちゃんに会う事が出来ず、「こんちくしょ〜。」と、無念の空振りが続いている。トーチャンがお休みではない場合、やっぱり‘安定性重視’という事で佳代ちゃんは平日通りリラたらをお店番に連れて行くことが多い。まぁ〜舞姫はあまり留守番を苦にしないのでこれはさほど問題はないのであるが、ニヤニヤしながらバセちゃんと遊んだ話をする佳代ちゃんを見ているのは非常に忍耐を要し、こりゃトーチャンの健康の為にもよろしくない。春にちびっ子だった姫ちゃんはトランちゃんちのパパさんに抱っこをおねだりし、ぐぅ〜ぐぅ〜と寝ていた。やっぱり大きくなった姫ちゃんも見てもらいたいなぁ〜、と、企む親バカトーチャンは、本日PM0時をもって仕事をオッポラかして職場より撤収する。まっ、タマにゃ〜ヨ、トーチャンも報われネェ〜とナ。さて、午後から慌しくなりそうだ。↑top

2010/11/5

昨日の朝は0℃近くまで冷え込んだ。どうやら放射冷却の季節がやって来たようである。今日も日中は気持ち良く晴れそうだ。ミニドッグランの冬支度もまだ終わっていないので気になる所であるが、残念ながらトーチャンは会社である。今はリラたら舞姫でトーチャンも一杯一杯だけど、やがていつか、環境が整ったら、また昔みたいにジャーマンシェパードのいる暮らしをしたいなぁ〜。まぁ〜こりゃ希望的観測である。シェパードというと怖いイメージを持つ方が多いかと思うけど、シェパードは本来そういう性質のワンコではない。人間の期待に応えようとする忠誠心と、飼い主を守ろうとする勇敢さを兼ね備え、どこまでも人間一途の優しいワンコなのだ。ただね、人間の方がシェパードの期待に応えてやることが出来ない事が多いのではないかな。佳代ちゃんちのオトッツァンはシェパードが好きでよくシェパードの里親になっていた。さくらプラザの奥の犬舎にはいつも数頭のシェパードがいた。飼いきれなくなって欲しい人がいなければ保健所行き、そんなシェパードばかりが集まっていた時期があった。みんな基本訓練の入っている子達ばかりだったけど、今にして思えば人間不信の子ばかりだったな。優秀さを求めるあまり、「訓練を入れたのに家のはバカだ。」と、人間は手抜きに走り、ワンコ達はそれを見抜いており、ストレスを溜め込んだシェパードは‘ガウガウ’と吠え続ける。性格は良いけど、人相(犬相)は強面なので、飼い主はシェパードの良いところが見えなくなちゃうんだろうね。優秀な警察犬みたいなものに憧れているんだろうけど、大切な事は、優秀な警察犬は、訓練士さんにたくさんナデナデされて絶大なる信頼で結ばれて、ワンコ達は毎日訓練が楽しくて仕方が無いということだ。嫌々シブシブ〆られていて良いワンコになんか育つわけがない。シェパードに限らずどのワンコでも、ワンコと暮らすということは人間と犬の、生き物と生き物のエネルギーのぶつかり合いである。会社員をやっている間はシェパードは無理だな、ワンコ達と向き合う時間が少なすぎる。中途半端ではワンコ達に失礼だ。そして、シェパードの寿命はいいとこ9年、良い子に育てば育つほど、別れもまた切ない。シェパードと暮らしたい気持ちはあるけれど、これも考えちゃうところなのですよ。トーチャンの一生はワンコを育てては看取ってやる、その流れはこの先もずっと変わらない。でも、一日でも長く付き合いたい、そんなンで現在比較的寿命の長い中型犬の多頭飼いをしているわけです。↑top

2010/11/4

毎朝、近所の小さな神社の参道にオチッコをしに行くのが我が家のワンコ達の日課である。時々この神社の氏子であるバァ〜チャンが参道を掃除してくれている。バァ〜チャンちは、現在コッカースパニエルとブルドッグがいるお家なんだけど、前に家のアイちゃんと同じ年頃で限りなく柴に近い茶色いミックス君がいた。日本犬らしく元気の良い利かん坊だった・・・ある晴れた日の朝の出来事である。舞と姫は佳代ちゃんと先に家に戻り、トーチャンはリラたらのオチッコが出るのを待っていた。掃除をしていたバァ〜チャンに興味を持ったリラたらが近づき、クンクンと点検を始めた。

ト:「おはようございます。」

婆:「尻尾が丸くてめんけぇ〜こと。親子か兄弟かい?」

ト:「全部血はつながってないんです。」

婆:「おとなしいなぁ〜。」

ト:「結構利かないんです。悪りぃ〜ヤツラなんですヨ。」

婆:「おらげに居たのもきかねくて、嫁もくっつかっち、孫の婿もくっつかっち、オレなんか2回もくっつかっちゃんだゾ。保健所さ電話したら今はつっちってくンねぇ〜んだわなぁ〜。ンだから仕方なしに『エサ減らして小屋さいっちょくべぇ〜』っていっちょいた。これはくっつかねぇ〜んだべ?」

・・・〔字幕〕「家に居たのも利かなくて、嫁も噛み付かれて、孫の婿も噛み付かれて、私なんか2回も噛み付かれたんだゾ。保健所に電話したら今は連れて行ってくれないんだな。仕方が無いから『エサ減らして小屋に入れておこう』って、入れておいた。これ(リラたら)は噛み付かないんだろう?」・・・

今はどこの保健所もいきなり処分するとただの‘人でなし’である事に気付いたようで、まずは‘説得’から入って段階を踏むのが基本になっているようだ。先日、千葉小動物クリニックで先生とリラ姉貴のファンコニー対策の話をしている時に一頭の柴犬が処置室に入ってきた。ただ耳を掃除して薬を入れるだけなんだけど、飼い主も噛まれてしまって耳に触らせてもらえないらしい。スタッフが2人がかりで押さえ、河又先生が‘昔取った杵柄’で、リードで口を結び、それでやっとこ耳掃除をしている光景を目にした。外科処置をすれば治る病気も、飼い主すら術後のケアーが出来なくて逝ってしまう命もある。

そっかぁ〜、アイツは不遇な最期を遂げたのか、バァ〜チャンのお話からやっぱりワンコ達の教育は大切だなぁ〜と、感じる朝だった。子犬が成長するという事は、飼い主と共に苦難を乗り越える、という事だ。リラちゃんたらちゃん舞ちゃん姫ちゃん、がぁ〜がぁ〜うるさいと「エサ減らして小屋さいっちょくべぇ〜。」だゾ。精進しろよ。↑top

2010/11/3

祝日である。今日は佳代ちゃんもお休みなのでラーメンをおごってもらわなければならない。諸々の用事を済ませて二人でいつものお店‘まるじん食堂’でラーメンを食べてきた。食べ終わって満腹になるといつも「また来よう。」と思う。トーチャンは通い続けて25,6年、変わらぬお店、変わらぬ空気、変わらぬ味に感謝感謝である。

留守番をさせてムクれていたリラたら舞姫を車に乗せてお店に行った。今日はナイル君が遊びに来てくれるのである。ナイル君が来る前にヤツらの毒を抜いておかなければならない。お店に着いて、早速ミニドッグランで走らせた。みんなオチッコをしてなんとなくウォーミングアップが完了した頃、ナイル君がやって来た。那須の山の方は雪が吹っかけていたそうだ。何でなのか、理由はぜんぜん分からないけど、リラ姉貴はナイル君がやって来るとご機嫌でノリノリの‘ブォ〜!’を連発する。安心してみんなをオッ放しておけるのはありがたい事である。走ったり、クンクン点検したり、マッタリと時間は過ぎて行く。一生懸命ナイル君を誘っていたのは姫ちゃんだった。舞ちゃんは張り切ってレトリー部を披露し、たらちゃんもナイル君を点検したり‘ふがぁ〜!’と言ったり、さくらプラザの‘呼び戻し軍事演習’にナイル君も参加してもらったり、バセ服のモデルをやってもらったり、ワンコ達も満足したようなので、みんなでお店に入り人間達もバセトークの時間である。ナイル君がコタツを占領してパパさんの足をカジった話やら、「あははははっ!」の楽しい時間は‘あれれあれれ’と過ぎて行く。ナイル君とバイバイをして、家に戻ってきた。今日はさくらプラザも楽しい時間を過ごす事が出来ました。ナイル君、また遊びに来てネ、リラたら舞姫も首を長ぁ〜くして待ってるヨ。↑top

2010/11/2

夕べは家ごと吹っ飛ばされるんじゃないか?と、心配で目を覚ますぐらいの風が吹いていた。夜中の風、というと、なぜかトーチャンはムーミンとスナフキンを思い出す。スナフキンはカッコ良かったなぁ〜。今朝はおかげさまで枝やらゴミがとっ散らかっていたけど、雨雲が切れてずいぶん晴れ間が見えてきた。トーチャンは体調不良である。12ラウンドの打ち合いの末、関節がバラバラで判定を待っている気分である。眠くて眠くて・・・ダミだこりゃ。↑top

2010/11/1

雨後曇り。11月である。‘だからどうした’っテェ〜事はない、代わり映えのしない一週間の始まりである。

佳代ちゃんのカローラフィルダー君なんでございますけどネ、まっ、言ってみればさくらプラザの業務用ワンワン送迎自動車なんでございますけれど、かれこれ8年、これといったトラブルもなく毎日佳代ちゃんにコキ使われております、ハイ。さすがに8歳ともなるとクタびれたところも出てくるのでありまして、最近、リアゲートのダンパーの老朽化が進みまして、ゲートが自然に下がってくるのであります。荷物の積み下ろしについ夢中になって使用制限を忘れ、気が抜けているとゲートの縁が‘ゴキンっ!’と、トーチャンの額を襲います。不意に衝撃が走るカウンター攻撃でございますので、この衝撃といったらお星様が見えるのであります。原理といたしましてはロープに飛ばされてのカウンターの馬場チョップであります。額に衝撃が走り、あごが上がり、ひざカックンの脱力感が襲い、その後デコがヒリヒリしてきます。馬場チョップはただのパフォーマンスではない、破壊力は侮れない、と、再認識する次第であります。ところが、佳代ちゃんは毎日このカローラフォルダー君をコキ使っているにもかかわらずですネ、この‘馬場チョップ’を食らったことがない、と、言います。日ごろの行いが悪いのではないか?とか、天罰に違いない、などと申しておりますが、ここはハッキリさせておかねばなりません。トーチャンは非常に良い子なので褒められる事はあっても天罰を食らう覚えはございません。シャクに触るのでトーチャンもムキになって検証作業を行いました。何気に見ていると佳代ちゃんは‘馬場チョップ’の下をかい潜っているではありませんか。トーチャンと佳代ちゃんの身長差はおよそ19cmであり、この差が明暗を分けていたのであります。もう少し老朽化が進んできたら佳代ちゃんも馬場チョップの餌食だ、シメシメ・・・などと内心思ったりもいたしますが、馬場チョップを食らったら食らったで「痛ったぁ〜〜〜〜い!痛い痛い痛い痛い!」と、大変な騒ぎになるのは火を見るより明らかな訳でございまして、ここはひとつ、カローラフィルダー君もいろいろとものを申したい所ではございましょうが、今しばらく現状維持で堪えて頂きたいナァ〜、と、思う次第であります。ご清聴有難うございました。↑top

2010/10/31

曇り時々雨、店の窓からボォ〜っと外を眺めているトーチャンである。昨日、千葉小動物クリニックで先生と3時間も話し込み、今日はノンビリと脳ミソも休日である。先生は医学のプロフェッショナル、トーチャンはただのワンコ好き素人である。

ト:「今の医学用語はトーチャンの脳ミソでは理解できません。素人にも分かるように説明して下さい。」

説明を求める、ということは、講演会を聞くのとは違うのである。先生もずいぶん噛み砕いて話をしてくれた。これ、すごく大事な事ですよ。佳代ちゃんは頬っぺたの赤い中学生の頃から先生と知り合いであり、インターン時代やら先生の赤面モノの過去も知っており、トーチャンもなんだぁ〜かんだぁ〜と言いながら15年以上の付き合いである。先生に救ってもらった命、先生に命の期限を区切られた命、たくさんのワンコ達と先生の病院へ行き来しながら信頼関係は築かれてきたのである。

ファンコニー***・・・***は‘症候群’である。なぜ、症候群なのか、それはまだ「傾向として」という事しか解明されておらず‘病’として医学的に解明されていないからだそうだ。

やっぱり、良い医者を探すことに労力を使うぐらいなら、先生に、

「トーチャンがワンコおやぢである限り、先生はボケたり死んだりしてはならん。」

ここに力を注ぐべきだ。昨日は久しぶりにそう思った。先生のゴッドハンドと目が曇らぬよう、まだまだプレッシャーをかけ続けねばならぬ。↑top

2010/10/30

台風の影響か、朝から雨が降っている。午後から店を臨時休業して福島市の千葉小動物クリニックへ行って来た。リラ姉貴の今後のファンコニー対策について、先生の真意を質したいっ!返答次第では主治医も代えねばならない、トーチャンと佳代ちゃんも決死の覚悟の出動であった。先生を囲んでスゴむには頭数は多い方が有利である。これといった用も無いけど、たら舞姫も同行した。今日の先生は大変ご機嫌だった。リラ姉貴の尿検査と血液検査をしてトーチャンと佳代ちゃんの質問に事細かに答えてくれた。リラ姉貴の現状として、尿糖の数値に問題が有るものの、尿比重、尿pHは正常な値が保たれている事、血液検査にてクレアチン等、腎臓病が疑われる値が検出されないこと、このような理由から血液のpHをコントロールしなければならない状態ではない、つまり、血液ガス検査はまだ必要ないのではないか?との見解であった。また、先生の余談として「下世話だけど、検査キットは結構高い、始めれば一生モンだ。」我が家は多頭飼いである。コストパフォーマンスだって無視する事の出来ない問題である。月一回の尿検査、3ヶ月に一回の血液検査、症状の進行が疑われる場合、主治医として他の病院の紹介も含めてガス検査の手配を進める、まぁ〜今日はそんなところで話は落ち着いた。

先:「ところで、母畑温泉(福島県石川郡)まで乗せて行ってくれないか?」

実は明日、福島空港の近くで、さくらプラザもなじみの獣医さんの結婚式が執り行われるのである。先生の洋服にワンコ達の毛が付いているといけないのでガムテープを持って、さくらプラザ号にリラたら舞姫と河又先生を一緒にオッチめて目的地へ向った。佳代ちゃんの車なので運転手は佳代ちゃんである。昔、ペロンペロンに酔っ払った若かった先生を乗っけて、佳代ちゃんもずいぶん新幹線の駅まで送迎したっけ。トーチャンは後ろの席でリラたら舞姫をナデナデしていたけど、高速道路の車内は、時間が逆戻りしたような懐かしい景色でしたヨ。さくらプラザの‘ALWAYS 3丁目の夕日’でしたね。↑top

2010/10/29

週末の天気が非常に気になるトーチャンである。休みの間にミニドッグランの柵の防腐剤塗り込み作業を完了させたいのである。一昨日と昨日に比べると気温はいくらか暖かく戻ってきた。天気予報を見ていると、どうやら台風がやってくる前に決着をつけられるかどうか、ギリギリの戦いになりそうだ。急に寒くなったせいか、リラ姉貴の機嫌が悪い。舞ちゃんの顔を見ては‘がぁ〜がぁ〜’とうるさい。こういうのは天候の回復を待つよりしょうがない。姫ちゃんが少し壊れ気味でドッカンドッカンと賑やかにしているけど、幸い体調を崩す者も無く、無事に同じ毎日を繰り返すことが出来ているのは何よりである。舞ちゃんのあごの下が少し赤くなっている。恐らく、姫ちゃんにしつこくカラんで引っ張られたに違いない。まぁ〜自業自得だけど、姫ちゃん、そんなに強く歯を当ててはイカンよ。舞ちゃんだから良いってぇ〜モンじゃぁ〜ない。それからネェ〜、ホシは恐らく姫ちゃんだろうとニラんでいるけど、夜中にカドラーにオチッコを引っ掛けたヤツ、素直に自首しなさい。↑top

2010/10/28

「寝てろ。」と言われりゃぁ〜何時間でも寝ていられる。昨夜は結局の所10時間寝たが、今朝の目覚めは「あと半日は寝ていたい。」である。平日はナンボでも寝ていられるのである。ところが、休日になると時間が惜しくて寝ていられない。若い時分に深く深く反省した結果である。なんというか、自分をコントロール出来ていなかった。力みすぎの空回りで周囲があまり見えていなかった。根性で週末を迎えて、大切な休日には体が重くてピクリとも動けない・・・目だけ開けて煤けた天井を見上げている時にふと思った。

「オレの人生はオレのモンだ、食いつぶされてたまるか。」

20代中盤までにそこに気付けたのはラッキーだった。好きな事に夢中になっている時はチッとぐらい寝なくたって良い。でも、嫌々シブシブの時間を過ごしている時はたくさん寝た方がいい。‘ドカンっ!’とエネルギーを放出する時に備えて蓄えておいた方がいい。成犬になったワンコ達は一日のほとんどを寝て過ごす。大好きな飼い主との散歩や、これから起こる楽しい事に備え、体力を温存しながらジッとハジけるその時を待っている。ワンコ達を見ていて尊敬すること、それは‘暖機運転不要の瞬発力’と‘一点集中’かな。↑top

2010/10/27

毎日ワーワーと過ごして、我が家のお姫様も誕生10ヶ月でございます。元気にナマイキに育っております。那須の山も薄っすらと雪が降った模様、急にやって来た寒気の影響で、バセ3姉妹は暖房の前から離れずにストーブ犬と化しております。土日の灯油の買い出しとファンヒーターの新車がギリギリ間に合った格好となりまして、

「よっ、トーチャン、なかなか良い判断であったっ!褒めてつかわすゾっ!」

と、自画自賛しているところなのでありますが、舞ちゃんなどはファンヒーターの温風に‘すかしっぺ’を乗せ半分寝ぼけている有様、一家の平和と安定の為に奔走し、安全保障を供与するトーチャンに対し、もう少し敬意を表しても良いのではないか?グレるゾ、と、思っている次第であります。どうやら風邪をひいたみたいっす。通常仕様にさらに拍車をかけて‘ぼぉ〜’としております。昨夜‘寒気をブッ飛ばせっ!’とばかりに風呂を熱っちっちに沸かしまして「あ゛ぁ〜」と唸りながら湯舟に浸かりまして、頭をよく乾かさないで寝たのが原因みたいっす。冬に向う心構えがチッとブッたるんでおりました。今夜は湯たんぽ達を抱えて早く寝たいと思います。目標は9時消灯です。↑top

2010/10/26

北風ピィ〜プゥ〜木枯らしが吹いている。秋口にニラんだ通り、今年の秋は短く、冬のヤロォ〜は足が速い。今週は一気に紅葉も進みそうである。寒さに敏感なリラたらもオチッコを済ませるとソソクサと家に戻って行く。姫ちゃんも初めての冬、今までとは少し様子が違うらしい。舞ちゃんはなんだか良く分かっていないようだ。外ではあまり遊べず、家の中で3バセががぁ〜がぁ〜と賑やかな季節がやって来た。今度の冬はたくさん雪が降るのかな?↑top

2010/10/25

コンプレッサーを新調すべきかそれとも、しぶとく直して使うべきか、新しい機械を買うと、古い機械は有料で引き取るスクラップ屋に運ばねばならず、トーチャンはこの手間隙が大変惜しい。車のタイヤを冬タイヤに交換する時期も迫っており、あまりノンビリと構えているヒマは無い。そして、日記を書いているうちにポコンとひらめいた。古い機械は壊れたモーターと圧縮機を外してエアータンクにしてしまえば良いのだ。よし、新調しよう、決まり。

それにしても、日々考え事は尽きない。リラ姉貴のファンコニー対策もその後進展していないのである。先生が血液ガス検査機を手配してその入荷の連絡を待っているところなのであるが、何やらトラブっている様で何の音沙汰も無いのである。まっ、言ってみれば血液ガス検査機はリラの為だけに導入すようなもんだし、あまりせついて先生がグレてもいけないし、佳代ちゃんとも自重するよう申し合わせている次第である。トーチャンが検査機を買ってもナァ〜、血も引っこ抜けネェ〜し、出てきた数値を見ても何のこったかサッパリわかんネェ〜し、トーチャンだってもうチぃ〜〜〜ッと素直で賢い脳ミソが欲しかったけど、親を見てたら残念ながら納得もしてしまうし・・・地団駄を踏んでみてもしょうがないっす。まぁ〜日々調整、別件の用事でも作って先生の所に‘探り’を入れてみるようかな?雨後曇り、トーチャンも「うむぅ〜〜〜。」と、一休さんみたいに、心静かに考え事の一日である。↑top

2010/10/24

さて、今日のトーチャンの一日。先週から冬支度を始めて、ミニドッグランの柵にスプレーガンで防腐剤を塗り始まったんだけど、とうとうコンプレッサーがゴネてしまった。モーターから煙を上げてもう働きたくないのだそうだ。そりゃぁ〜弱電の内職屋さんをやっている伯母のところで20年コキ使われて、引退したところでトーチャンが頂いて、車のタイヤを交換する時に使うインパクトレンチの動力源に使ったりしながら10年、算数をしてみたら30年間文句も言わず働いてきた機械である。煙を上げたモーターは‘直流コンデンサーモーター’というヤツなんだけど、いじれば直りそうなので修理するべきか、それとも‘合掌’して引退させるべきか、トーチャンも考えどころである。


気を取り直してリラたら舞姫に留守番を頼んで買い物に出かけた。リラの1歳の誕生日頃から使ってきたファンヒーターが、まっ、故障ではないんだけど、臭いが強くてみんなで目をシパシパさせていた。分解して掃除をすると一時は良くなるんだけど、ひと月も使うとまた臭くなってくる。トーチャンも‘えいっ!やぁ〜!’と、腹をくくって新しいファンヒーターを買ってきた。我が家のバセ姉妹はファンヒーターマニアである。ワンコ思いのトーチャンである。リラ姉貴、快適な冬になるゾ、たぶん。誰も言ってくれないので自分で言っちゃうけど、トーチャンは良いヤツである。ところで、佳代ちゃんはどこまで必要経費を認めてくれるものか。トーチャンのお小遣い帳、なんだか寒くなってきたゾ。↑top

2010/10/23

今朝は佳代ちゃんにリラ舞のコンビでお店番に出動してもらった。トーチャンはいろいろと家の用事で忙しいのである。洗濯を始めると姫ちゃんがお手伝いをしてくれる。結局の所、洗濯をするのは洗濯機であり、綺麗に洗えているのかどうかはトーチャンの知ったこっちゃぁ〜ない。洗濯バサミでつまんだ洗濯物を引っ張るのが姫ちゃんのお仕事であり、それを阻止しながらさらに上回るスピードで干し続けるのがトーチャンの仕事である。姫ちゃんにお手伝いをしてもらうと、なかなか良いスクワットになりますヨ。作業完了後、近所のガソリンスタンドに灯油の買出しである。トーチャンちは給湯と暖房でひと冬におよそ400リットル、まずは160リットル、冬寒くなると給油も鼻水を垂らしながら切なくなるので今日はその第一弾である。トーチャンのチンこい通勤快速、スズキスイフトの後ろのシートを倒して20リットル赤ポリタンクを8個積み、トーチャンの異常な気配を感じてドッカンドッカンと賑やかなたら姫に留守番を頼むとどうなってしまうのか非常に不安なので、二人を助手席にオッチめてガソリンスタンドへ向った。スタンドではムチャクチャ外面の良い姫ちゃんとお手伝いをしたいたらちゃんである。スタンドのお兄さんはサービスポイントのお話などをするけど、トーチャンはそれどころでは無いのだ。

「いいから急いで!」

バケツリレーのように給油したポリタンクを車に積み込む。お金を払って家に戻りタンクに給油した。とりあえず、年内はこれで万全だな。午後はお店に行ってミニドッグランの冬支度、良い天気なので半袖で作業をしていたら3時過ぎに急に冷え込んできた。ホント、この季節気温が難しいゼ。まぁ〜やんなきゃ仕方ないンだけど、明日はチッと作業をオッポラかしてミッチリ走るか?ヤロォ〜ども、トーチャンの言い訳に付き合え!↑top

2010/10/22

昨日の夕方、家に帰ると電気のついていない部屋から‘がさっ’と物音が聞こえた。舞ちゃんがハウスから脱獄してウロウロしているらしい。明かりをつけるとプラスチックの破片が散乱していたり、まぁ〜やりたい放題だったみたいだ。被害品目は比較的少なかったけど、2,3日は舞ちゃんのウ○チから出てくるプラスチックを点検するようだな。お腹が痛くなるとショボくれるクセに、なんで飲み込んでしまうんだろう?なぁ〜舞ちゃんよぉ〜、言っても分かんねぇ〜ヤツは出てこなくなっちゃっても医者になんか連れて行ってやんネェ〜ゾ。仕事に疲れて家に戻り、惨状を目の当たりにして、舞ちゃんにゲンコを食らわしてやりたいけど、そんな空気が分からない舞ちゃんは健気にドーナツみたいな尻尾をプリプリしながらお出迎えをしてくれる。舞ちゃんと付き合うには‘ヤケクソ’ぐらいがちょうど良い。

「えぇ〜い、もうヤケだっ!持ってけ泥棒ぉ〜!ヤケのやん八日焼けのなすび、色が黒くて食い付きたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないヨっ!・・・四谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水、粋な姉ぇ〜ちゃん立ちションベン」

・・・寅さんの口上である。↑top

2010/10/21

あれれあれれと10月も後半、リラたら舞の冬支度も急ピッチで進んでいる。ファンヒーターのスイッチを入れてやると、舞ちゃんはがぁ〜がぁ〜と独り占めを目論んだりしている。しかし、ケチにはロクな事が起こらないモンで、ファンヒーターに接近戦を挑みすぎて今年もまたヒゲを焦がしたりしている。2回目の冬ともなればいい加減覚えるモンだと思うんだけど、舞ちゃんにも困ったモンである。まぁ〜姫ちゃんは顔にバリカンをかけるので仕方が無いけど、トーチャンはワンコ達のヒゲを切らない主義である。ニャン猫ほど大切ではないにしろ、情報収集の為の大切な感覚器だと思うのだ。舞ちゃんの瞳には3ヶの白い点がある。外傷性の傷である。家に来る前の子犬の時にちびっ子同士の細い爪が当たってしまったらしい。人間だって危なければ反射で目を瞑る。こういうのは引っかかれる方がニブいのである。舞ちゃんももう少し、自分の持っている能力を上手に活用してくださいね。↑top

2010/10/20

最近、注文の製作発送に追い込みがかかっている佳代ちゃんである。夕方のちびっ子舞姫のお散歩&お守りはトーチャンの重要な任務である。舞ちゃんと姫ちゃんは毎日プロレスごっこをやりながらリラたら姉貴達の帰りを待っている。小ぶりなスタンダードプードルの姫ちゃんだけど、姫ちゃんがドタン!ドタン!と家の中を走り回るとさすがにジャマくさい。

ト:「怪我するよ、いい加減にしな。」

毎日同じ小言を繰り返すトーチャンである。それにしても姫ちゃんはほとんど吠えない。2,3発「ワンワン!」と吠えれば多い方である。吠えないで‘ドッカンドッカン’と遊んでいる。やっぱりどこかで‘自分もバセンジー’と、思っているのであろうか?遊びも寝るのもいつもバセ姉貴達が先生である。このまま‘バセンドル’の姫ちゃんに成長していくのだろうか?まっ、健康なら何でも良いけどネ。↑top

2010/10/19

朝晩、寒気が入ってきた。しかし、まだ‘寒い’ってぇ〜ほどじゃない。バセ3姉妹は敏感に反応する。うぅ〜やらがぁ〜やら賑やかな3姉妹も‘寒い’となると協調性が出てくる。寝床に3匹で固まり、暖房の暖気を分かち合う。やれば出来るじゃないか・・・姉貴達にジャマされず、一人清々とカドラーを占領し、いちばんの朝寝坊は姫ちゃんである。寒いのも悪い事ばかりじゃない。ホレみんな起きなっ!朝のオチッコに出動するヨ。↑top

2010/10/18



昨日、トーチャンは久しぶりにはぐ家の皆さんにお会いできた。何度も那須まで足を運んでもらっているのに、春にお会いして以来、トーチャンは空振りが続いていたのである。今回は実家の大パパママさんとコーギーのまいちゃんも一緒にやって来た。フリスビー大好きのまいちゃん、早速我が家の舞ちゃんと‘まい舞レトリー部’を結成してもらった。考えて座り込んでいた姫ちゃんだったが、だんだんこなれてきてはぐ君と走り出した。はぐ君と姫ちゃんはまいちゃんに「わんわん!」と、何度も叱られながら走っていた。ふがぁ〜と賑やかなリラたらはトーチャンがお縄にしておいた。チッとも遊びになりゃぁ〜しない。せっかくみんな元気に走っているのだ。さくらプラザの治安維持活動はまた別の機会に頼む。大パパさんとママさんは‘まい舞レトリー部’の写真を撮り、走る舞ちゃんと姫ちゃんをたくさん褒めてくれた。

「良いのが撮れたよ、ほら。」

と、佳代ちゃんに見せてくれた。写真のデーターをくれる、と言う。

「ピクチャーカードの形式が合わないかも知れないから取り込めないかもしれない。」

「ちょっとアダプターを確認してみます・・・xDピクチャーカードなら使えそうですが。」

「あぁ〜残念、家のはもう少し大きいコンパクトフラッシュだ。」

写真は後日、別の方法で頂くことになった。これからは心を入れ替えて家中の有りったけのカードリーダーやアダプターをお店に持って行くようにします。それにしても、マーヤより先輩であるにもかかわらず、実にお話のレスポンスが良くて感心してしまった。はぐ君達が帰って行った後、同じピクチャーカードの話をマーヤにもしてみた。

「何語だかサッパリわかんない。」

だそうである。母上、デジタルと仲良しになると楽しい事がたくさん起こるのであります。いくら地デジが見られるようになったからったって、テレビっ子になってお煎餅をカジッている場合ではないですヨ。

まいちゃんにはリーベちゃんという娘がいた。リーベちゃんも一緒に来る予定だった。夏に血液の癌で亡くなったんだそうだ。まいちゃんは歳であまり張り切りすぎて背中を痛めるといけないので、という事で、まいちゃんとリーベちゃんが好きだったフリスビーやら玩具を数個置いていってくれる、という。重責のような気もしたけどありがたく頂くことにした。先輩から後輩へ、ハートは継承されるのだ。舞ちゃん姫ちゃん、たくさん走って遊んで良い子になろうな。カジって壊すなヨ。

お店の中でははぐパパさんをレロレロする姫ちゃん、それをロックオンするはぐ君、受けてたつ姫ちゃん、相変わらず‘KY’で後ろからはぐ君の洋服を引っ張っている舞ちゃん、舞ちゃんはいったいいつになったら遊び方を覚えてくれるのだろう?困ったモンである。楽しい時間はあっという間に過ぎて行きお別れの時間である。バイバイとお別れをして、はぐ家の2台の車は次の目的地へと向って行く。相変わらずパワフルなはぐ家の皆さん、今回は大パパママ様にもお会い出来て「なるほど」と、そのロック魂の原点が少し見えたような気がしました。

【ついでのお話】最近お尻が気になるはぐ君、と、いうことで、佳代ちゃんがはぐ君の肛門腺を絞った。ふがぁ〜!がぁ〜!と、怒るはぐ君、

「ほぉ〜、病院でのはぐ君はこういう顔になるのか、なるほど、ぷぷぷ。」

と、はぐ君の知らない一面を見ることが出来てちょっと嬉しいトーチャンなのでした。はぐ君、トーチャンをうらんじゃダメだヨ、お尻を絞ったのは佳代ちゃんだからネ。ここんとこ、大事ヨ。↑top

2010/10/17

今日は那須にはぐ君が遊びに来てくれた。ポンちゃんさんちの大きいパパさんママさんも一緒で、コーギーのまいちゃんもランで遊んで行ってくれた。いろいろ書かねばならないんだけど、はぐ君ちというと‘ベージュ☆モコモコ’から始まって‘台風のバセバセ’あり、トーチャンも頭の中でいろんな事がグルグルと回って感傷的になってしまい、今日はチッとも日記を仕上げられない。佳代ちゃんと夜な夜な酒飲み飲み‘さくらプラザバセ服屋’の武勇伝でも喋って頭の中を整理して、今日のお話は、明日以降まとめてみたいと思います。バセ服屋ももうすぐ4周年、ホント、早いモンです。ついつい、自分達が頑張ったような錯覚に陥りがちだけど、支えてもらって4周年ですね。↑top

2010/10/16

土曜日である。日程に追われて会社に来ている。日々、

「オレは仕事が嫌いだっ!」

と、口酸っぱく言ってるのに、なぜ、世間は分かってくれんものか。くっそぉ〜、不景気と円高をいい事に安月給でコキ使いやがって・・・かぶと虫食わっしゃうゾ(哀川翔さんのモノマネ風)、と、口に出しては言えないので悶々と思っている次第である。はぁ〜リラたら舞姫とノンビリとゴロゴロしてぇ〜ナァ〜。

昨日の谷亮子さんの引退表明は、チッと遅きに失した感があったな。政治を志す以上、政治活動を休止して練習されても困っちゃうし、練習しなけりゃ勝てないし、弱っちぃ〜谷亮子は見たくないし、出馬当初から2足のわらじは有り得ないとトーチャンは思ってた。でも、現役を希望する金メダリストに引導を渡すことも無く、政治の世界に引っ張り込んだ当時の責任者、小沢さんの道義的責任は大きいと思う。小沢さんっていうとすぐに‘政治と金’の話になっちゃうけど、ありゃぁ〜集金能力のショボいヤツが「小沢ばっかしズルい!」と、ケチ臭くゴネているに過ぎない。日本の法律は‘ねずみ色’は‘シロ’だったハズだ。あんなモンはどうでもいい。でも、谷さんの一件については小沢さんにも深く考えていただきたい。まっ、予算委員会も相変わらずパッとしネェ〜質疑応答が続いている。せっかく一流のアスリートが国会に出入りするようになった事だし、ガキのケンカみてぇ〜な話しか出来ねぇ〜ヤツとかネ、こっくりこっくりと寝ているジィ〜サン達にだネ、赤絨毯の上で、ブン投げられたことすら気付かないぐらいキレの良い背負い投げでも食らわせてやれば、良い‘気付け’になるかもしれないね。国会が少しでも明るいものになることを期待してますヨ。↑top

2010/10/15

最近、佳代ちゃんは残業続きである。リラたらの帰宅が遅いので夕方の散歩は舞姫のちびっ子コンビでの出動である。姫ちゃんもお散歩のペースが出来てきて、自分で勝手にルールを作っている。リラたらが一緒にいない時は、オチッコをしてウ○チをして180度反転、そそくさと家に向う。舞ちゃんの都合などお構いなしである。やっぱりリラたらの姉貴達と舞ちゃんでは貫禄が違うのかナァ〜?帰宅後、舞ちゃんと姫ちゃんの二人でいる時は結構治安は維持されている。お水を飲んだり、比較的静かである。佳代ちゃんが帰ってきた気配を感じるとオロオロしている舞ちゃんより先に姫ちゃんが玄関にお出迎えに向う。たらちゃんの‘ふがぁ〜’が聞こえてきたり、リラ姉貴が「とぉ〜ちゃぁ〜ん!」の‘ぶぉ〜!’を連発したり、俄然ボルテージが上がる。家のワンコ達は‘ワンワン’言わないくせにドッチャンバッチャンとやかましい。リラたら姉貴と挨拶をする姫ちゃん、訳も分からずにがぁ〜がぁ〜うるさい舞ちゃん、何のかんのと言っても、姫ちゃんも家族の一員になったんだネ。全員揃うと、姫ちゃんの瞳が少女漫画みたいにピカピカと輝くんですヨ。↑top

2010/10/14

今朝、NHKのニュースで‘新型うつ’に企業が対策に乗り出す話をしていた。「はぁ〜、そうなのか、世の中優しくなったモンだ。」と、トーチャンは思った。以前、会社に勤めていた若者に、

「人には向き不向きがある。自分は何が得意で何が苦手なのか、良く考えたら良い。」

と、言ったら、その若者は勝手に不向きと言われた、と解釈してムクれてしまった事がある。トーチャンは面倒くさい事が苦手なのでそのままほったらかしてしまった。トーチャンの考える人間関係とは、「コンニチハ。」と言われれば「コンニチハ。」と返事を返すし、「なんだこのヤロォ〜。」と言われれば「やんのか、このヤロォ〜。」と、間髪入れずに逆ギレする程度のシンプルなものだと思っている。ちなみに佳代ちゃんちのオトッツァンは‘逆ギレ’の名手だった。「いつでもキレてやるっ!」の姿勢で人と向き合うと結構仲良くなれるモンである、と、いう事を、オトッツァンの背中を見てずいぶん勉強させていただいた。残念ながら、70才を過ぎた頃からその技に陰りが見えていた。キレるタイミングの誤作動が多くなり淋しい年寄りになっていた。逆ギレは劇薬、用法用量を守り正しくお使い下さい。

ずいぶん前の話だけど、家のお向かいにモンモンのおぢさんが住んでいた。出来るだけ目を合わせないようにしていたけど、トーチャンはおぢさんちの英セッター‘マーク’と仲良しだったので、結局、ご近所付き合いをしていた。ある日、このおぢさんちに空き巣が入った。おぢさんはマークと山に猟の訓練に行っていたらしい。おぢさんから電話がかかってきて、

「面白いモン見せてやるから遊びに来い。」

と、呼び出された。台所で洗い物をしたり、廊下を掃除する空き巣の姿があった。逃げようにも外ではマークがガルルと見張り番をしているし、口答えをするとおぢさんに小突かれるのである。

「警察に突き出すと前科が付いちまうから、オレが教育してやってるんだ。オレは優しいんだゾ。あはははは。」

自業自得だけど、警察に突き出してもらえればカツ丼ぐらいは食えたかな?と、その時思った。時には厳しい方が優しい事もある。上手くやろうと思ってもどうにもならない事もある。難しい事をコネくり回すと、大抵事態はさらに悪化する。悩んでいる暇があったら考える、考えても分からない事はいちいち考えない、時間はサラリサラリと流れるのだ。

小言を言われりゃ頭を下げよ、下げりゃ上を過ぎて行く・・・とかネ、「貴様、何様のつもりだ!」「ハイ、この有様です。」・・・若い頃、下らネェ〜こだわりを解消するのにこういうのがムチャクチャ役にたちましたヨ。↑top

2010/10/13

実は、あまり目立たないけど、たらちゃんと姫ちゃんも仲が良い。しかし、たらちゃんと姫ちゃんが仲良くしていると、舞ちゃんがヤキモチ怪獣になる。リラ姉貴がみんなに目を光らせ、たらちゃんと姫ちゃんが仲良く転がって遊び、これで全てが上手くいけば良いのだが、舞ちゃんが混ざると全てが台無しになる。舞ちゃんにしてみれば‘あたちの姫ちゃん’なんだろうけど、舞ちゃんが‘がぁ〜がぁ〜’とカラむおかげで、姫ちゃんも興奮するし、たらちゃんも頭に血が上ってくるし、三つ巴のバトルロイヤルになってしまう。舞ちゃんの‘KY’は治る、とか、覚える、という類のお話ではない。たぶん、舞ちゃんは一生舞ちゃんのままである。ワンコ達との出会いは縁、舞ちゃんとの出会いもこれも修行のうちなのだ、と、佳代ちゃんは言う。トーチャンは常日頃大変良くガンバっている。もし神様が「まだ修行が足らヌ。」と言うのなら、トーチャンだって黙っちゃぁ〜いねぇ〜ゾっ!神様から追加の延長料金ボッたくちゃうゾ。そんなに鍛錬を積んだ立派な偉人になんかならんでもいいのだ。誰も褒めてくれなきゃぁ〜「ヨッ、トーチャンエラいゾっ!」と、自分で自分を褒めておく、そのぐらいチャランポランなぬるま湯がトーチャンには良い塩梅なのだヨ。たらちゃん舞ちゃん、どうだ、チっとはトーチャンを尊敬する気になったか?↑top

2010/10/12

あぁ〜秋だナァ〜、秋はいろいろと思う所がある季節である。10年ぐらい前になるか、少しずつ転身を図ってマーヤと佳代ちゃんは祈願だった洋裁教室を始めた。当時の情勢として、さくらプラザはトリミングサロンから別のお店にイメージチェンジを図る必要があった。ミシンも買い揃って経営も軌道に乗り始まった頃、2002年の11月だったかな?マーヤが病に倒れたのは・・・佳代ちゃんの親戚が駆けつけて、店のほうはどうするの?なぁ〜って相談をしながら、佳代ちゃんとトーチャンはさくらプラザを残す道を選んだっけ。あの時、店を閉めてしまう選択肢も有った。トーチャンのサラリーマンとさくらプラザの2足のわらじ生活はそれから始まったのだ。ヨロっと傾いた体勢を立て直す使命感に駆られたヨ。今、ミニドッグランになっている庭はマーヤがお手入れしていたハーブガーデンだった。佳代ちゃんはトリミングと洋裁で忙しかったし、トーチャンにはハーブガーデンのお手入れなど出来やしなかったし、マーヤにはハーブガーデンを諦める決断をしてもらった。ランには当時の名残で今でも赤いレンガが埋まっていたりする。トーチャンが言うのもなんだけど、バラのアーチが有ったり、老犬とノンビリ歩けるきれいなお庭だった。だけど、Coreを残すためには思い出と共に葬り去らねばならぬ事もある。決断は時として非情だったりするけど、でも、それが結果として喜ばれる店作りにつながるのであれば、トーチャンはナンボでも恨まれてやる。憎まれっ子ははばかってこそ、愛されるのだ。さてさて、佳代ちゃんの羅針盤はどっちの方角を指していることやら。↑top

2010/10/11

みんなでランで遊んだり、舞は冷やかしのたらちゃんに仕込まれながらレトリー部に精を出していたり、よく走り快晴の一日である。那須の山は上の方が紅くなってきた。青い空には白い雲、トーチャンはクレヨンしんちゃんの‘あっぱれ戦国大合戦!’を思い出した。白い雲はおまたのおじさんの旗印である。いやぁ〜あの作品は‘ジィ〜ん’と来たネェ〜。良いお話だった。当時小学生だった甥と「ありゃぁ〜良い話だったよナァ〜。」と、世間話をしていたら甥の父親である兄貴が、

「まぁ〜漫画を評論する気は無いよ。ハハハ。」

と、乾いた笑みを浮かべていたのを思い出す。いやはや、つまんネェ〜中年になったモンだ。子供達に何をどう伝えるのか、あの‘あっぱれ’は大人達がそこに本気で向き合った作品である。それが分からないのであれば仕方が無い、絵を描いたり音を奏でたり、まぁ〜つまらん事は考えないで、政治の文句でも言いながら経済活動に精を出すより仕方があるまい、と、あの時思った。当たり前の事だけど、文明とは伝達である。前の時代から教わった事を次の時代に伝えて行く伝言ゲームである。毎日忙しくしていると忘れがちになる。終盤、しんちゃんとおまたのおじさんのお別れのシーンがやって来る。観た事ない人もいると思うので‘ネタばれ’はやめておく。トーチャンはシビれたネ。この日記の読者は同世代から先輩世代だと勝手に思っているンだけど、これから初めて‘あっぱれ戦国大合戦!’を観る人はクレヨンしんちゃんで泣いちゃダメだよ。↑top

2010/10/10

日曜日である。なんとなく、感覚的には今日が体育の日で、明日は振り替え休日のような気がしているトーチャンである。体育の日は10月第二月曜日の明日なんだそうだ。今日の天気は晴れと雨でほとんど曇りが無かった。午前中、おぉ〜!なかなか良い感じの晴れ間ではないかっ!と、感動しながら、特にたら舞を走らせていたらボツボツと雨が落ちてきた。なかなか上手く行かんモンである。まぁ〜舞ちゃんがクテンクテンにノビるまでレトリーブで走らせる事が出来たのは良い成果であった。ガチャガチャする事も無く静かな夜が訪れるものと思われる。どぉ〜っ!と、雨が降ったり、雲がはれて那須の山が見えてきたり、考え事をしながらリラ姉貴をナデナデしてみたり、ポォ〜っと外を眺めるトーチャンである。明日は晴れるかな?↑top

2010/10/9

雨である。お店番には姫ちゃんだけが出勤して行き、洗濯をしたり、リラたら舞の3バセにご飯をあげたり、久しぶりにノンビリ過ごす午前中である。お昼近くなって腹が減ったのでみんなでお店に行った。何のかんのと言っても、姫ちゃんも一人ぼっちが切なかったようである。バセ姉貴達が店に入ったらピョンピョンと飛び跳ねていた。3バセwithお姫ちゃん、立派な仲間になったんだネ。雨の一日である。コチョコチョと細かい作業に集中する時は、トーチャンはやっぱり五代目志ん生さんの落語に限る。近所のお話の上手なジィ〜ちゃんの話を聞いているみたいでなんともリズムが良い。2時頃、一台の車が入ってきた。雨の中、お客様のご来店である。トイプーちゃんが3頭と黒いスタンダードプードル君、姫ちゃんがお出迎えをしたらお客様も‘まさか’のバッタリスタンプーでプー話で盛り上がった。3歳の男の子でトーチャンはナデまくり触診しまくりの怪しいおっさんであった。体高60cm程度、体重20kg程度の良い感じのプーちゃんだった。ガチャガチャ明るくて良い子でしたよ。家のお姫様もこんな感じまでいけるといいな。いくらスタンダードプードルだからって、デカきゃ良いってモンじゃぁ〜無い。心臓の送り出す血液とバランスの取れた体格ってぇ〜モンがあるのだ。オーバーサイズのスタンダードプードル、ばかにチンこいティーカッププードル、そこに凝っちゃう需要と供給の流れもある。プードルの世界も、喋りたい事は山積みですヨ。今日、あらためて分かった事、バセンジーの中で暮らす姫ちゃんって、ぜんぜん吠えないんですネ。↑top

2010/10/8

左利きの鋏ってぇ〜のは2種類有りましてね、純粋な鉛筆も箸も全てにおいて左の人は右利き用鋏と完全対象の‘総左’が使いやすいかナァ〜。トーチャンみたいな右に矯正した鉛筆と箸は右、消しゴムは左の左利きは、右用の鋏を左手に持って切る小技が習慣になっています。刃のかみ合せは右用で持ち手だけ左の‘足左’でないと上手く使えません。少し詳しく書くと、親指の使い方が違うンですね。トーチャンは専用の鋏を準備しないと裁断作業にはならん訳です。鋏のお話は大人になってから、勉強熱心な床屋さん(今で言うところのカリスマ美容士さん)に教えてもらいました。鋏がチッともいう事を聞かんモンで、家庭科や図工が嫌いだったトーチャンは、

「ほぉ〜〜〜〜〜〜〜っ!そうだったのかっ!それを子供の頃に知りたかたぁ〜・・・」

と、目から鱗の深い感銘を受けました。

ずっと以前、都会でまじめにサラリーマンをやっていた頃の事なんですけど、営業部にKちゃんという先輩がおりました。雰囲気のあるとても素敵なお姉たまで、仕事の用事でお話をすると心臓がバクバクしたものです。トーチャンもそんな可愛い小僧でありました。ある日、営業部に呼ばれて、先輩達と打ち合わせをしていたら、不意にKちゃんが、

「あなた、左利きでしょう?」

と、言うのであります。トーチャンの事は何でもお見通し、さてはKちゃん、トーチャンに気があるな、オレに惚れちゃぁ〜いけないヨ。でも、そこまで言うのなら・・・トレンディードラマの全盛期、打ち合わせそっちのけで妄想モード全開のトーチャンであります。

ト:「なぜ、分かったんですか?」

バクバクのトーチャンに対し、Kちゃんはさらりと答えました。

K:「消しゴムは利き手で使うからよ。」

Kちゃんも左利きで左利き探しの達人だったのであります。短い妄想はトーチャンのとんだ勘違いで終わりました。Kちゃんの解説によると、

・・・右利きの人はペンを消しゴムに持ち替えて字を消す、左から右に矯正した人は右にペンを持ったまま左で消しゴムを使う、消しゴムは矯正しても左のまま・・・

たぶんKちゃんも子供の頃から自分で調べ上げた研究成果を誰か分かってくれる人に喋りたかったんじゃないかと思います。その後、親しくなったKちゃんは、先輩達に揉まれながらピンチの連続のトーチャンをいろいろと気にかけてくれました。営業部の人間関係なんかもそっと教えてくれたり、トーチャンには優しいお姉たまでありました。おかげさまでKちゃんに気のあるボンボンくさい先輩の羨望の眼差しには、嫉妬を横目に鼻の穴に親指を当てて「べろべろばぁ〜」の、充実した時間を過ごす事が出来ました。中学生の時から大好きな歌、忌野清志郎さんの‘わかってもらえるさ’にこんなフレーズがあります。

気の合う友達ってたくさんいるのさ、今は気付かないだけ、街ですれ違っただけで分かるようになるよ。

こういう事って本当にあると思うんです。その事が実感できた出来事でした。

左利きは左利きを見つけると‘ニマっ’とする、それはきっと、コンパクトデジタルカメラひとつ取ってみても、

「右側にバッカシ細かいボタン並べんじゃネェ〜よ。こんなチンこいの右手でなんか操作出来るわけネェ〜だろう。」

なぁ〜んて事をいちいち言わなくとも分かり合えるテレパシーみたいなものを感じあえるかじゃないのかナァ〜、と、思ってます。バセ飼いがバッタリバセで‘ニマっ’とする感覚に少し似てるかな?↑top

2010/10/7

8月の終わりに佳代ちゃんに‘卓上糸のこ盤’を買いに連れて行かれた。いやぁ〜あの日は大渋滞だった。プロが使う機械は懐が深くてもちろん良いけど、‘遊び道具’にしては重くて場所も取るし値段もお高い。そこでトーチャンは懐が300mm程度でコンパクトな機械に目をつけた。金属を切るわけではないし、そこそこ剛性も高く、佳代ちゃんでも持ち運べるぐらいの重量で木材を切って遊ぶには十分である。店に戻ってきた佳代ちゃんは早速ベニア板を切って試運転開始である。文句ブ〜ブ〜である。うるさいので放っておくと、だんだん独り言の声がデカくなる。

佳:「真っ直ぐ切れない、機械が曲がってる!」

ト:「切るヤツの根性が曲がってるから真っツグ切れネェ〜んだ!」

佳:「線に沿って曲がれないっ!この機械おかしい!曲がれない曲がれない曲がれない!」

ト:「刃が違うんだよ、刃も直線用だら曲線用だらいろいろアンだヨ。」

ったく、うるさいったらありゃぁ〜しない。電動工具もネっ、機械とお話しながら使わネェ〜と、そうチョックラという事なんか聞いてくれネェ〜のヨ。力を入れて〆上げりゃぁ〜良いっ!ってモンじゃぁ〜ない。後日、ホームセンターで良く使いそうな刃を買い揃えた。文句が聞こえなくなったところを見ると、どうやら糸のこ盤と仲良しになったみたいだ。つくづく、夫婦で仲良くお仕事しているカップルって‘偉いナァ〜’と思う。やっぱり家は‘愛情’には程遠く‘貴様とオレとは同期の桜、同じ釜の飯を・・・’だもんナァ〜。

同期といえば、さくらプラザも佳代ちゃんの同級生に手伝ってもらえる事になったみたいで、こりゃぁ〜何よりである。冬に突入するこの繁忙期、ワン服の品揃えに一役買ってもらえそうだ。戦力外のトーチャンは裏方の兵站任務に専念しよう。ミシンはメンテナンスしか出来ないし、裁断はセンスが無いし、佳代ちゃん用の鋏を借りても使えない。なぜ使えないかというと、トーチャンは左利きだからである。左利きのウンチク話はまた明日ね。↑top

2010/10/6

舞ちゃんはトーチャン大好きである。いつも舞ちゃんがトーチャンの傍にいるおかげで誰もトーチャンの傍に寄り付かない。うっかりすると夕方帰宅後の挨拶すら出来ないこともある。姫ちゃんが舞ちゃんと遊んでくれるのは多頭飼いトーチャンにとって不幸中の幸いである。季節の変わり目のせいか、たらちゃんの調子が安定しない。体調面よりもメンタル面の波が激しい。やっぱり、ホルモンバランスの影響っていろんな所に出るんだネェ〜。ゆっくりとたらちゃんをナデナデしていたい所なのであるが、トーチャンの行くところ全部舞ちゃんが着いてくる。舞ちゃんはナマイキな顔をしてたらちゃんにイバるし、たらちゃんもイライラ気味なので舞ちゃんに‘ふがぁ〜’と応戦するし、結局トーチャンはたらちゃんの傍に近寄れない。バセ屋敷で犬犬関係を勉強しているせいか、姫ちゃんは上手にみんなと付き合っている。リラ姉貴のいう事は良く聞くし、たらちゃんも姫ちゃんには心を許しているし、舞ちゃんにとって姫ちゃんは唯一のマブダチである。ガンコ娘だったり、なかなか人間の思惑通りには行かないけど、でも‘良い潤滑剤’という意味ではバセ関係を上手に取り持ってくれている。

あまり詳しくないけど、関係という事では巨大資本の石油会社‘メジャー’の‘セブン・シスターズの支配’のお話が面白い。エクソン、モービル、シェブロン、ガルフ、テキサコ、ロイヤル・ダッチ・シェル、BP、今は合併が進んで3大スーパーメジャーとなっているんだそうだけど、オイルショックの前は巨大資本で油田を掘り、原油の生産、輸送、精製、販売、石油市場はセブン・シスターズが自由に支配していたのだそうだ。なぜ‘セブン・シスターズ’と呼ばれていたのか、嫉妬心を持ちながら協調する「7人姉妹」という意味だそうである。なるほどなぁ〜と思う。嫉妬に狂ったワンコはイジけるかつかみ合いのケンカをするかだけど、トーチャンも含めて、霊長類っテェ〜のは気難しいヤロォ〜だネ。何事も勉強だ。↑top

2010/10/5

白バイや覆面パトカーに注意しつつ帰宅を急いでいた。今にも雨が降り出しそうな空模様だったのだ。家に着いて舞ちゃんと姫ちゃんのオチッコに出動した。降り出す前に決着をつけねばならん。近所の公民館に差し掛かった頃、本格的に降り出した。少し頑張ってみたけど、案の定、姫ちゃんは散歩拒否に出た。水嫌いではなく、バチャバチャと降る雨音に違う気配を感じているようなのだ。トーチャンと舞ちゃんと姫ちゃん、3匹はペッチャンコの濡れネズミになって家に戻った。結論として、作戦失敗の惨敗であった。ツルッパゲの舞ちゃんはタオルでキュッキュッと拭いてハロゲンヒーターでも点けてオッ放しておけば乾いちゃうけど、姫ちゃんはそういう訳には行かない。水に濡れると毛がクルクルと丸まるので乾かしながら伸ばしてあげないと毛玉になってしまうのだ。まぁ〜手間ヒマかけるより仕方が無い。乾かした後、舞ちゃんと姫ちゃんはダンベルで引張りっこをして遊んで、二人でくっ付いて寝ていた。ちびっ子同士仲良いね。↑top

2010/10/4

舞ちゃんはボールへの執着が人一倍強い。遊ぼー遊ぼーといつまでもキリが無い。そのくせ、走るのに夢中になってしまってボールの行き先が分からなくなってしまう事も多く、姫ちゃんに取られてしまったりする。飽きっぽいけど、目標をロックオンした時のたらちゃんは正確で速い。ボールを見逃す事は無い。ボールが動かなくなると追跡をやめる。動かない物には興味が無いのである。たらちゃんは目でボールを追う係り、舞ちゃんは回収する係り、姫ちゃんはちゃっかり横取りする係り、ボールにはぜんぜん知らん顔のリラ姉貴、それぞれの持ち場が決まって、それがルールになりつつある。姫ちゃんも拾って戻れるようになるとトーチャンも嬉しいけど、アイツ、なかなかガンコだしナァ〜。自分が納得いかないと言う事聞かネェ〜もんナァ〜。叱るとムクれるし・・・天は二物を与えず、とは、よく言ったもんです。↑top

2010/10/3

チマチマした修理作業に集中していたら、だんだんゴセ焼けてきた。何事もバランスが大切である、と、いう訳でリラたら舞姫と遊んだ。スピード&チャージ‘ケンカしない全速力’を目の当たりにすると、やっぱり、バセ冥利に尽きる、ってぇ〜モンですね。

夕方、みわちゃんが遊びに来てくれた。今年3回目のご来店である。初めて遊びに来てくれた時、リラと爆走だったみわちゃん、なんだかさくらプラザバセ服屋の歴史を感じるトーチャンである。ワンコ達は責任感が出てくる5歳ぐらいがいちばん可愛い、と、いうけれど、バセンジー達の性分ってぇ〜のは本当に難しい。リラとたらはお縄にしたまま、舞と姫がみわちゃんを誘っていた。リラはやらせれば挨拶が出来たかも知れないけど、店番ってぇ〜のは‘絶対’が大切なのだ。この辺のところでまだグジュグジュしているトーチャンなのである。またもやみわちゃんちのパパさんとママさんの好意にすっかり甘えてしまったトーチャンだった。♀バセ同士は率直に言って難しい。3バセが‘ふがぁ〜!’と、お迎えして、遊びに来てくれた人が、

「あぁ〜楽しかった。」

と、思える出会いにするには、トーチャンがバセ達に尊敬される、もっとデカイ器の生き物にならんとイカンのよネ。ワンコ達から見た‘カリスマおやぢ’‘more power!Power!Power!’とりあえず、今夜はもう寝よう。目が覚めたら、またゆっくり考えよう。↑top

2010/10/2

今日はなんだかみんなどう猛だった。特に姫ちゃんがゴミ箱をあさり、店ン中じゅうブッ散らかしてトーチャンと佳代ちゃんも‘ぶりぶりぶり!’と、喉が枯れそうだ。何の具合か、気圧のせいか、ワンコ達の事情も不思議なモンである。

新しい部品が届いたので、CDラジカセの‘目玉おやぢ’ピックアップの交換作業を執り行った。佳代ちゃんと協議した結果、「燃えないゴミでブン投げて新しい機械を買うより、直した方がいい。」という結論になったためである。途中ガス抜きの為、リラたら舞姫とランで遊び、のべ4時間半、トーチャンは3台のラジカセの調整作業を行った。自分で言うのもなんだけど、素晴らしい集中力だった。なにしろドライバーを持った指先と、耳が出てくる音に集中している時に、店の中は‘ふがぁ〜!’とか‘ぎゃぎゃぎゃ’の運動会だったのだ。‘かっ!’と、一点に集中して微動だにしないトーチャン、バセンジーをはじめワンコ達っテェ〜のは、トーチャンを大人の職人に育ててくれているのだネェ〜。↑top

2010/10/1

10月である。タバコ大増税である。妄想中の楽しみなのでトーチャンは止めやしないけど、無駄な税金は払わん主義なので1日2,3本まで大幅減煙である。トーチャンの場合、平日の職務で、善人ぶったり、自分にウソをコイたりしているとタバコの本数が増える。ピノキオはウソをつくと鼻が伸びるけど、トーチャンはパッカラパッカラとタバコを吸い出すのである。まぁ〜人は3人寄れば派閥が出来るわけで、

「そういう面倒くさい事難しい事はアタクシにはよく分かりませヌ。」

この立ち位置で自分に集中出来ている日は3本もあれば十分である。節税の観点から、「トーチャンの知ったこっちゃぁ〜ない」の、憎まれっ子世にはばかるの精神で自然体を心がけたいところである。

夏の猛暑の影響でドングリやら山栗やらの野生動物の食べ物が不足しているらしい。羽鳥の山、甲子の山、那須、栃木福島県境の山の動物達も、その活動範囲を広げているそうだ。ヤツらも冬を迎える準備に必死でアッパトッパしているのだ。もし、バッタリと畑を荒らす猿に出会ったら、トーチャンたらちゃん組のタッグで制圧を試みる。ゲンコ食らわして頬っぺたをヒネってやる。もし、バッタリと熊ちゃんに出会ったら、「すんまへん。」と、Uターンして引き返し、

「特別、逃がしてやった。」

と、大口を叩く。あぁ〜秋だネェ〜。↑top

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