|ホームに戻る|
information・・・・・・・・・・|・・・・・・・・・・



医療従事者向けファンコニサイト



目からうろこのファンコニ解説

トーチャンの日記帳 INDEX

2017/1月~
2016/12月
2016/11月
2016/10月
2016/7月~
2016/4月~
2016/1月~
2015/10月
2015/7月~
2015/4月~
2015/1月~
2014/10月~
2014/7月~
2014/4月~
2014/1月~
2013/10月~
2013/7月~
2013/4月~
2013/1月~
2012/10月~
2012/7月~
2012/4月~
2012/1月~
2011/10月~
2011/7月~
2011/4月~
2011/1月~
2010/10月~
2010/7月~
2010/4月~
2010/1月~
2009/10月~
2009/7月~
2009/4月~
2009/1月~
2008/9月~

過去のリラ日記はこちらから

リラたら舞姫の通院記録

opening movie

LINK
I love you & I need you ふくしま
浴室のBefore−After
2016/12/31

平成28年も間もなくお仕舞です。ブルーレイのバックトゥーザフューチャー2を観ながら、3DプリンターでSDカードホルダーをプリントしてみたり、トーチャンは静かな大晦日を送っております。

今年は駆け足の1年でありました。リラちゃんとのお別れがありました。倉庫に遊びに来る猫たちと仲良くなりました。今までは後日仔猫の亡骸を埋葬してやる事しか出来なかったけど、仲良くなれたおかげで無事に藤君を保護する事が出来ました。都市部の住宅街なら‘猫問題’を解決すべく飼い猫の管理も必要な話なのでしょうけど、さくらプラザのような酪農地帯では猫たちは牛舎に集まるネズミを退治する大切な‘使役猫’でもあります。地元猫たちと当たり前に一緒に居られる暮らしというのは、案外幸せな事なのかも知れません。

ひと月の間、倉庫に居着いたキツネとも対峙いたしました。結局最後まで倉庫から出ていく事は無く、疥癬を患って亡くなりました。人間が住む世界と、野生の世界と、その境目に生きる野生動物にとって疥癬は致命的な感染症であります。ヒトに慣れる事は有ってもなつく事が無い以上、残念ながら治療を施す手立てはありません。

畑の土とニラメッコしながら菌や微生物、片付けを進めながら木が燃える特性や釜戸の煙突の特性や、今年は勉強の一年でありました。あらためて自分の日記を読み返すと、ワンコ達の影が薄い日記になってましたネ。その日その日はその日なりに精いっぱいやって来たつもりだけど、トーチャンにとっても今年は、さくらプラザのワンコおやぢからの卒業だったのかも知れません。

夏場は畑で汗をかいて、今年は体重が4kg減りました。今年は佳代ちゃんの実家でもあるさくらプラザの1500坪を維持管理すべく、また、さくらプラザの商品力アップを考えて行動に移しました。戦績は考えていた事の2割ぐらいしか進める事が出来ず、12月に入って来年の事を考え始まった頃、突拍子もない話が舞い込みました。

・・・さくらプラザをやりながらで良いから、叔父の事務機屋さんを手伝わないか?・・・

というものです。ハローワークに求人を出す前に、

・・・ちっとPCをいぢる事が出来てヒマそぉ〜にしているヤツ・・・

という事で白羽の矢が立ったようです。果たして、再び二足のわらじが務まるモンかどぉ〜か、いろいろ考えました。現実の問題として、トーチャンがさくらプラザでミシンを踏めるワケではないンだし、事務機屋さんの従妹がピンチでトーチャンの所に声がかかったのであれば、これは光栄な事でもあるんだし、兄ちゃんとしては馳せ参じねばなるまい・・・

何はともあれ、年明け、半端になっているさくらプラザの任務を整理したら事務機屋さんのお手伝いに行きます。2017年のトーチャンははたまた波瀾に満ち溢れてしまいそうですが、まぁ〜、いくら考えてみても、なるようにしかなるまい。来年は毎日日記をアップできる状況にあるかどうかは分かりませんが、また明日から、2017年もよろしくお願いいたします。経営する叔父叔母の面倒ぉ〜くさい年よりネタやら、事務機屋ネタも加わるかも知れません。それでは皆様、良いお年を・・・↑top

2016/12/30

いやぁ〜、それにしてもさくらプラザ地方は冷え込んだ。午前中は倉庫に潜って、ラジオを聴きながら釜戸君に廃材を放り込む。何というのか、諦め、というのとはまたチッと違うんだけどネ、叔父の事務機屋さんで勤めるに当たって、釜戸君の中の火を眺めながら脳ミソの中の整理整頓と次の展開と、作戦を妄想しながら時間を過ごした。

‘行く’と決めた叔父の事務機屋さんは親族企業なのでネ、父親兄妹の一番下の妹の叔母さんもいるんだけど、叔母はトーチャンにしてみりゃぁ〜姉みたいなモンで、結婚する時でも若い頃はいつでも良い相談相手になってくれたモンだ。本当にすっかりご無沙汰してしまっていだったんだけど、午後から叔母の所に遊びに行ってきた。社内の空気などなど、偵察は・・・やっぱ叔母の所に限る。

子供の頃の懐かしい昔話や、会社の現況やら、いろんな話しをしてみて、やっぱ‘社長’の甥が入る以上、ただの‘アルバイト’というワケには行かなさそぉ〜だ。

‘さくらプラザのトーチャン’と‘事務機屋のオッサン’・・・来年はこの二つの顔を持って生きる事になる。結婚してマスオさんになって、トーチャンなりに‘さくらプラザのトーチャン’をやって来た。子供の頃は従妹達と当たり前のように叔父の事務機屋さんの倉庫で遊んでた。叔父の会社が転換期を迎え、可愛い妹分が苦戦を強いられて、叔父叔母が‘起死回生の必殺技’で、プラプラと畑で土いぢりをしていたトーチャンの所に白羽の矢を立てたのであれば、やっぱ‘兄ちゃん’としては、佳代ちゃんとやりくりしながら従妹の元へ援軍を率いて馳せ参じねばナ。さくらプラザにしても、叔父の事務機屋にしても、来年のトーチャンの立ち位置は・・・難しい。↑top

2016/12/29

キューブってネ、ゴセ焼かないで順序立てて回すと・・・誰でも揃うのですヨ。これホント。今朝は放射冷却でカリンと冷え込んだ。地面はパカパカに凍り、さくらプラザも、また今シーズンも真冬の入り口だネ。

世間はお休みに入って帰省渋滞も始まったらしく、トーチャンはラジオに耳を傾け、釜戸君の窓から火の調子を眺めつつ燃やす廃木材を放り込みながら、ガチャガチャととルービックキューブを回して過ごした。トーチャンは虎の巻を見なければ揃えられないけど、虎の巻を見ながらなら六面を揃えられる事が出来る。

冬は空気も乾燥しているし、火っテェ〜のは油断すると危ないのでネ、火の用心を甘く見てはいけない。ンで、キューブが揃っては崩し、釜戸君に薪をくべ、揃っては崩し、また、釜戸君に薪をくべ、夕方まで燃やし続けた。今日は冷え込んでいたのでネ、釜戸君も全開全開で燃やしたので、焚き木もずいぶん減った。ホントにネ、焼却処分だと思って燃やすと時間もかかってどぉ〜しようも無い作業だけど、暖房の燃料だと思って廃木材を燃やしていると、釜戸君のふたを開けるのが面倒くさいくらい、すぐに燃えてしまうのヨ。いろいろと難しいヘリクツをコネてみたところで、人間の脳ミソなんて、覚えも悪いし、いい加減なモンだネ。

さぁ〜て、慌てない、焦らない、明日も釜戸君に釜戸君に薪を放り込まんとナ。火を眺めながら、脳ミソの中も整理せねばならん。あまり多くは望まないけど、今は人生最大の修羅場だゾ、もうチッと動けっ!オレの脳ミソ。↑top

2016/12/28

暮れも押し迫って来たけど、水曜定休日なのでトーチャンはお休みである。午前中は雪が舞い、午後は冷たい風が吹き下ろし、今日は沼の底のように冷え込んでいたので、ゆっくりとPCの中を整理して過ごした。

結局のところ、今年は社会人になってからかつてなく汗をかいたけど、デスクワークにはほとんど時間が取れなかった。やっぱりネ、思考と行動はバランスを取らないと良い仕事は出来ないヨ。ヘタな考えは休んでいるようなモンだし、ナンボ汗をかいても精神力だけでは結果は出せない。良い結果は、しっとりと練り上げた作戦と、行動に移す時の瞬発力、いざ動き出したら、あとはテンパらずに自分に出来るだけの事をするよりしょぉ〜がないでしょ。

考える、動く、ンで、夜は寝る。明日も寒いみたいなので、世間は師走で忙しいんだろぉ〜けど、トーチャンは倉庫で釜戸君に薪を放り込みながら、ラジオに耳を傾け、ルービックキューブでもガチャガチャと回すとしよう。↑top

2016/12/27

今日はお姫の誕生日である。ガサツなガチャガチャプードルのまま、アイツも7歳か・・・早かったのか、それとも長い時間だったのか、まッ、元気があって健康なのは何よりである。

明日の仕事納めが済んでから動くとあちらこちらムチャクチャ混んで、お店の駐車場で軽トラのジィ〜ちゃんに体当たりを食らったりするとトーチャンも年を越せなくなってしまうのでネ、年末年始の灯油を買い出したり、ニャン猫たちのご飯を買ったり、今日の午前中にチョロチョロと動いた。思わぬ盲点だったけど、平日のお買いものは、特にホームセンターはジィ〜ちゃんの軽トラ率が高い。

・・・触らぬジィ〜ちゃんドライバーの軽トラに祟りなし・・・

である。ところで、いつまでも返事を先延ばしにしていても先方にも迷惑をかけてしまうのでネ、トーチャンも脳ミソがバクハツしそうなぐらい考えて、結論を出した。おかげ様で、いつもとは効きどころが違ったのか今日は二日酔いで、午前中はこれまた脳ミソがバクハツしそうな頭痛に見舞われた。来月の半ばごろから、まずはアルバイトで叔父の事務機屋さんのお手伝いに行く事にした。

今年はひとシーズンさくら農園をやってみた。いろんな野菜に手を出した。ちゃんとできた野菜、上手く行かなかった野菜、トーチャンなりに分析をして、来シーズンは種類を減らして株数を増やすつもりだった。勤めるとなれば無農薬では管理も難しく、また家庭菜園への逆戻りになるナ。

丸々ひとシーズンさくら農園を見ていたら、秋野菜は南側の林の日陰に入ってしまい、コッパミジンの惨敗であった。彼岸を過ぎると紅葉までは日が差さず、お天道さんが顔を見さえるのは木枯らしが吹く落ち葉の季節である。もちろん天候による影響もあるけれど、何回やってもさくら農園で白菜が出来ない理由が分かった。秋の白菜と大根とキャベツは欲しい。さくら農園では勝負にならんので、ヨロズヤサトーさんちの畑を貸してもらった。ヨロズヤサトーファームと名付けた。長い事寝ていた場所で篠ン棒に入り込まれていたンだけど、トーチャンも根性で面積の2/3ぐらい拓いた。サトーさんちのユンボを貸してもらってネ、冬の間、天気の良い日に根っこをホジって畑を復活する予定を立てていた。せっかく汗水たらして拓いたのだから中止にはしないけど、この予定も‘趣味’のレベルまで後退させるようだ。ただでさえ拓くところから始めているのに、趣味レベルではさくらプラザの商業ラインまで引き上げる事など出来やしない。冬の間はせいぜい篠ン棒を刈る作業ぐらいしか出来なくなるので、除雪シーズンの前にユンボをサトーさんちまで戻しに行った。

ト:「これこれこぉ〜いう事情ぉ〜で、また勤めに行く運びになりました。」

サトーさんは重機の操作やトーチャンのDIYに知恵を貸してくれるお師匠なので、事の成り行きを報告すると、

サ:「そっかぁ〜、年貢の納め時かァ〜・・・」

かかかっ!と笑ってた。ヨロズヤサトーファームは好きな時に好きなようにいぢっていて良いそうである。ありがたい事である。

今年は重機のポンコツクボタさんんもある程度動かせるようになって、この冬の間に燃やせる廃材は暖房がてら煙突を設置した釜戸君に放り込んで質量を減らし、来年は倉庫の片付けと修理を加速させるハズだった。この予定も先行き不透明となり、いつの時点で何をどぉ〜出来るかは、今は何とも見通しがたたない。

追詰められてハローワークで頭を下げたりする事も無く、痺れる五十肩を擦っているオッサンが企業に求められて行くのだから、これは光栄な申し入れである。が、売られていく子牛のドナドナみたいな、この一抹の寂しさはいったいなんなんだろうネ。釜戸君にぶっ壊して集めた材木をくべながら、ゆらゆらと揺れる炎をぽぉ〜〜〜〜っと・・・眺めている。↑top

2016/12/26

トーチャンの兄貴も弟もがっごうの先生だけど、オラぁ〜オラぁ〜やっぱ学校は苦手だヨ。今日は舞姫には自宅で留守番をしていてもらって、トーチャンはアルバイトに出動した。先日書いた叔父の事務機屋さんの用事でネ、従妹と、冬休みの間に小学校にある備品の消耗品を交換したり、点検をしながら校内を歩いた。今日の所はリストを作って点検結果を担当の先生に渡してお終いである。学校はお役所事なのでネ、予算を計上して承認されて発注がかからないと‘お店’としては勝手に動く事が出来ないのである。

今日の作業は朝から3時ごろまでかかるかナァ〜、って事だったんだけど、いざ従妹と動き出してみたら、AM11:00頃には終っちゃって先生の‘現場確認’まで出来てしまった。兄ちゃんとしてはあまり格好良くはないけれど、従妹にお昼ご飯をおごってもらった。今日のアルバイトは、トーチャンが事務機屋さんの人間として‘使えるか使えないか’の‘入社試験’の意味も有ったらしく、従妹と昔話をしながらお昼ご飯を食べていたら叔父と叔母もやって来た。どぉ〜やら合格のようで、会社の後継者問題と人材不足を解決すべく、この歳になって履歴書を書く事も無く‘来い’と評価していただけるのは大変ありがたい事である。あとはトーチャンの気持ち一つらしい。

お店とマーヤんちの点検管理、ドッグランのお手入れ、さくら農園、倉庫の片付け、ヨロズヤサトーファーム、そして事務機屋さん・・・スポットのアルバイトならどれでもどぉ〜にかこなせる。けど、全部は無理だ。トーチャンの気持ちというよりも、佳代ちゃんと従妹の間で‘時間割’とか、二人の関係は良好なのでネ、‘トーチャンが死なない程度の運用方法’を検討していただければ、叔父の会社もハローワークに求人を出す必要もなくなるのだし、さくらプラザも‘バセ服’ばかりではなくてネ、もっと絞りかすになるまで知恵を絞って敷地の運用を考えれば、諸々上手く行くのではないのか?迷ったり悩んだりしている時間は、経験上そのほとんどが無駄になる。所詮は二択しかないのだ、サッサと結論を出す。

ところでネ、四半世紀ぶりに学校に行ってスリッパを履いて廊下を歩いたら、子供たちの習字が貼ってあってネ、3年生ぐらいになると名前も漢字で書いてあるのヨ。まぁ〜親御さんにもその時の想いは有ったんだろぉ〜けど、漢字の当て字のキラキラネームが、サッパリ読めんかった・・・名前を覚えるにしても、今の学校って先生も大変だネ。↑top

2016/12/25

クリスマスってぇ〜のは、案の定サンタさんがやってくる事も無く、、寒波ばっかり来やがって、玉ねぎを植えている畑にも霜柱も立っちゃって、やっぱり寒いネ。

霜柱で浮いたタマネギの苗を植え直したり、畑の見回りをした後、今日も倉庫で釜戸君に火を入れてながら2016年シーズンを独り振り返る。

トーチャン自身の感覚としては、プロ野球界に新規参入した楽天イーグルスの1年目みたいな、2:8の完敗だったように思う。立てた作戦のほとんどが思った通りには進まなかった。倉庫の片付け分別を進めるハズの梅雨時は‘キツネ問題’に翻弄された。夏野菜のアブラムシ対策は後手後手に回った。晩秋に収穫する秋野菜は、まともに生るハズが無い。なにしろ、さくら農園は彼岸が過ぎると紅葉が終わって葉が落ちるまでは林の日陰になってしまうのだから。短期決戦で決着を付けねばならん白菜なんか、出来の良いの悪いののレベルではない、全く勝負にならないまま今シーズンもお終いである。

ずいぶん出遅れた感があるけれど、まっ、それでも、12月に入って倉庫に釜戸君を設置出来て、焼却処分も進んで、倉庫の中にポォ〜っと妄想できるトーチャンの‘詰所’が出来たのはとりあえず一歩前進である。9カ月かかってやっとこトーチャンの‘仕事場’が出来た。PCに向き合うデスクを用意したり、電動工具が使える作業台を用意したり、この冬はもっと片付けを進めて‘屋内作業場’も整備して行かんとナ。

震災の時の民主党政権みたいなのでネ、今シーズンの惨敗を‘想定外’という言葉で片付けたくはない。前に進めるためにもうイッパツ‘グィッ!’と押し込むか、それとも今シーズンの結果にグジグジとこだわってないで‘スパっ!’と手を引くか、今のトーチャンにはYESかNOの、その二択しか選択肢はない。迷ったので、今日は釜戸君の火を落として、今夜は早く寝る事にした。迷っちまったら、ウダウダしてネェ〜でとりあえず寝る。ンで、とりあえず、明日は昼飯付きのバイトをしに行く。↑top

2016/12/24

明け方雪が降った。天気予報通り、さくらプラザ付近はやっぱり冬の風に戻った。午前中は久しぶりにお店の中でPCの作業をした。佳代ちゃんに年賀状の通信面のレイアウトを頼まれていたのだ。

ネタになる写真データーを佳代ちゃんから預かって、うむぅ〜と唸りなって、チャチャチャチャチャっ!と元ネタになるたたき台を作った。佳代ちゃんが最後に手を入れて、データーを渡して年賀状のデーター作りは終わりである。

午後は倉庫の片付け作業に戻った。寒くなったので、トーチャンも釜戸君にどんどん放り込むのでネ、燃やすモンもどんどん減って行く。バールを持って倉庫の中のオトッツァンのオっ付け仕事を壊しては焚き木にして、釜戸君の前で暖を取る。腐ってしまっている木は乾かさないと燃えないし、丁度良さそうな板や木材は倉庫を再生する時の材料に再利用したい。手間はかかるけど、倉庫の片付けは廃棄処分と廃木材の再利用と、暖房の燃料と、バランス良く進めないといかんナ。

今夜はクリスマスイウ゛だそぉ〜で、今年出てきた言葉で、クリぼっちって、トーチャンは嫌いではないナ。正月、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、一人遊びを覚えられた人が、面白い隠れ家を見つけられるんだと思うヨ。↑top

2016/12/23

さくらプラザのトーチャンに徹し始まったら、休日とか祝日とか週末とか、あまり感覚が無くなった。逆に、平日にさくらプラザへモタモタと‘重役出勤’しても、罪悪感も感じない。良いも悪いも無い、自分が選んだ道である。

天気予報ではポカポカ陽気も‘今日から冬に戻る’という事だったので、昨日はムキになって倉庫の暖房がてらの釜戸君の煙突工事をして、寒波に備えて廃木材で数日分の薪を用意した。今年は暖かい南風が入った後に虹が出ると、那須の山から冷たい風が吹いてくる。今日も虹が出た。天気の変わり目だ。

作戦では、この冬場、天気の良い日は倉庫の中の片付けと分別を進めて、寒い日には本でも読みながら釜戸君に火を入れる・・・そぉ〜いうプランを立てているのでネ、今日は強風でも釜戸君の煙突が吹っ飛ばされたり、煙突から火の粉が上がったり、不具合が出ないかどぉ〜か、煙突工事後の試験運転に挑んだ。今日は午前中に風がピュゥ〜ピュゥ〜吹き荒れて、その度に煙突がグラグラと揺れてネ、火を取り扱うというのは、やっぱり怖いネ。夕方までやってみてネ、薪をくべながら自分なりに‘火の用心’のマニュアルを作った。

まずは毎日天気予報を確認すること。枯れ葉や紙は火の粉が上がるのでネ、風の吹き荒れる日はこれらは燃やさない。風が強いと煙突の性能も大変素晴らしく、良く排気ガスを吸い上げてくれるのですヨ。そぉ〜すると火力も上がり、場合によっては、釜戸君の通風孔ではコントロール不能に陥ってしまう。なのでネ、面倒くさがらずにこまめにくべられように、焚き木は小さく刻む。ワルにしても燃やすにしてもひと手間かかるけど、火ってぇ〜のは、いぢくる以上見張ってコントロールするモンだと思う。

昨日も書いたけど、二日かかって焼却処分していたモンでも、暖房の燃料だと思って燃やすと、その廃木材は二日分の燃料でしかない。そして、朝さくらプラザに行って釜戸君から灰を取り出す作業は、埃っぽくて面倒くさくとも、さくら農園に撒く草木灰の‘圧倒的な’生産能力向上、という事になる。この冬は、何はともあれトーチャンは強制的に倉庫に巣を食う事を自分に課す。良いも悪いも無いのだ。寒いのが嫌なら、片付け分別を進めねばならん。分別した廃木材を溜めて、斧で燃やせるサイズの薪にして、うんと寒い日には釜戸君にくべながら、火の前で本を読む。結果、寒さをしのぐあまり毎日その日に燃やせるモンを考える。今まで手付かずだったところも、来年の春には結構倉庫の中も‘物’が減って行くのではないかナァ〜。片付けが進んで場所が出来れば、また次のアイデアも浮かぶ、っテェ〜モンさ。暖かい、倉庫のガラクタが減る、さくら農園に撒く草木灰、煙突工事をしてよく燃えるようになった釜戸君は、案外さくらプラザの救世主かも知れないナ、運用はくれぐれも・・・火の用心を忘れずに。↑top

2016/12/22

昨日ホームセンターで買ってきた煙突の部材を確認しながら、倉庫の壁に穴を開けたり、釜戸君を設置して煙突の先っぽを倉庫の外に出す工事をした。モタモタしてないで、第一優先で作業を行った。天気予報を見ていると、今日を境にまた冬のクリスマス寒波がやって来るらしい。先週の寒波は、トーチャンには堪えたヨ。仕事がどぉ〜こぉ〜よりも、まずは倉庫での作業中に暖を取れるようにしたかった。勝負は寒波が来る前の、今日が大切だったのだ。

脚立に上がってヨロヨロしながら倉庫の壁に穴を開けて、外と室内を行ったり来たり、煙突部材を通して、午前中のうちに煙突の設置と、その煙突につなぐ釜戸君の置き場所を決める事が出来た。‘火入れ式’がてらの性能の確認は、午後にお昼ご飯を食べてからやる事にした。

・・・煙突を通すレイアウトは、釜戸君の性能を左右する・・・

午後に火を入れて火を眺めていたら、ラジオのスピーカーから、新潟県糸魚川市のニュースが飛び込んできた。火は、良く燃えていても、燻っていても、ニヤニヤしながら扱うヨォ〜なモンじゃネェ〜ンだ。目を離さないで、ちゃんとコントロールしなきゃならないンだ。

いろいろ考えて、妄想しながらレイアウトして煙突を設置出来たおかげでネ、良い感じで良く燃えて、排気は煙突を一気に駆け上り建物の外に出て行く。北風が強い日でも良く吸い出してくれれば、今日の工事は成功だ。薪をくべ続けていると、煙の逆流も少ないし暖かい。火を見ていて思う。例えばネ、解体した木材や枝払いをした枯れ枝や、釜戸君にくべながら焼却に二日間かかるとすると、それは作業としてはネ、燃やしている時間が実に無駄に思えて、苦痛である。だけど、暖房の燃料だと思ってそれらの廃材を釜戸君に放り込んでいると、すぐに灰になっちゃって‘あれれ’という間の二日分の燃料でしかない。さくら農園やら、いろんな言い訳も出来ちゃって、春から秋までの時間は倉庫の片付けはなかなか進まなかった。来年の春まで、トーチャンの仕事場は倉庫の中である。春までの3か月間、寒いのが嫌なら、強制的に倉庫の中の片付けを進めて燃やせるモンをかき集めねばならん。倉庫の中でネズミにオチッコをひっかけられちゃって使いモンにならなくなった板材やら、オトッツァンのおっ付け仕事にアリンコが巣を食っちゃったトコやら、解体分別作業を進めて暖房用の燃料をかき集めないと、トーチャンに来年の春は来ないのではないか?

釜戸君が調子良く燃えていれば、焼却と暖房と、その火力でお湯を沸かしてお茶飲んで一息ついて、ついでにチッと調理してみたり小腹を満たしたり、そりゃぁ〜倉庫ではありがたい。でも、火をいぢるっテェ〜のは便利なだけじゃぁ〜なくて怖いモンでもあるんでネ、火っテェ〜のはトーチャンの大切なモンをみんな燃してしまうモンなのか、メラメラ燃えながらトーチャンに大切な時間を作ってくれるモンなのか、この冬は、もう少し真面目に‘メラメラの火’を眺めたいネ。↑top

2016/12/21

水曜定休日で、ンで、今日は冬至である。午前中にブラボーターボ君にガソリンを給油したりチョロチョロと用事を済ませて歩いた。昨日倉庫で割り出した煙突の部材をホームセンターで買い集めた。一件のお店では用が足りずに、隣町まで遠征してしまった。明後日には寒波がやって来る予報になっているので、何でかんで明日中に倉庫の煙突工事をしたいのだ。

この冬に倉庫で仕事をするには、倉庫に暖房&焼却設備が必須である。釜戸君も煙突の性能を良くしてやると‘良く燃える’という事が分かったのでネ、風の強い日でも倉庫の中で暖房&焼却が出来るよう、釜戸君を固定してネ、倉庫の壁に穴を開けて煙突を壁の外に出す事にしたのである。

ここンとこずいぶん煙突の勉強をしたんだけど、釜戸君や薪ストーブは‘暖房’や‘調理器具’だと思うとメチャクチャ燃費が悪くて、逆に不都合なモンを燃やして消化する道具だと思うと、なかなか燃えきらなくて、火ってぇ〜のは、まじめに考え始めると不思議なモンですネ。

今日は良い天気で、冬至で、一年で一番影が長い日なんだそうで、たら舞姫とトーチャンと、自分たちの影を眺めながら暖かいうちに田んぼ道を歩いて来た。2016年ももうすぐ終わるんだネ。個人的には、今年はハートも体もきつい一年だった。そんな中で、今の自分にやれる事は一日一日きっちりやり切って来たつもりである。さくらプラザは寝ている奥のスペースが機能すればもっと面白い事が出来るハズ、その為にはオトッツァンとマーヤが物置件ゴミ置き場にしていた倉庫を片付けねばならん。倉庫が機能するようになれば、良いさくら農園のベースキャンプになる。そう思ってやって来た。釜戸君が倉庫の中で毎日使えれば、トーチャンオン暖房がてら倉庫の中の‘燃やせるモン’がどんどん減って行く。出来たスペースを眺めながら、また次の作戦を立てる事が出来る。明日は釜戸君お煙突工事をやる。絶対にやる。釜戸君を倉庫に設置すれば、風の強い冬場のさくらプラザに大きな戦力になる。何日か前にも書いたけど、ホントにネ、この冬に鳥インフルだらノロだら、本当に困っているのであれば、窯に放り込んで、顔が煤けても燃やしてしまうのが一番、だヨ。↑top

2016/12/20

秋みたいに天気が穏やかな間に、今日も釜戸君の燃焼実験がてら火を眺めた。煙突の上昇気流は、釜戸君に火を入れるにはムチャクチャ重要なところだ・・・という事が、大変よく分かった。今まで煙が逆流してメガネが煤だらけになり、釜戸君の通気口が機能せずに鼻の穴まで真っ黒になって火を入れていたここ数年を思うと、

・・・もっと早く煙突のお勉強をしておけば良かった・・・

結論から言うと、そぉ〜いう事だ。ことわざでは‘苦労は買ってでもしろ’って言うけれど、苦労ってぇ〜のは、脳ミソの使い方がヘタクソだから苦労するのだ・・・トーチャンの人生って、たぶんこんなモンなんだ。

さて、ここ数日間、毎日‘出勤’してくる藤君のおやぢニャン猫をナデナデしたりしながら、マジメに釜戸君と向き合って‘ごぉ〜っ!’っと音を立てながら燃える釜戸君を見ていると、燃焼効率と煙の技術的問題は解決できた様である。次は‘何でかんで風のない日に倉庫の外で燃やす’の、制約を無くして、雪が降ろうが那須おろしが吹こうが、釜戸君も冬の暖房代わりにネ、室内で使えるよう倉庫の中でもパチパチと釜戸君に火を入れられるように、煙突の工事をしなければならん。倉庫の壁に煙突を通す穴を開ける場所を考えて、必要になる部材を割り出して、今日の作業は終わりにした。

倉庫の中で‘火’の場所が決まれば‘片付ける’‘処分する’‘新たなモンを設置する’の、作業に流れが出来る。今シーズンは片付けると分別するモンが溜まっちまって、分別作業で出た廃材に置き場を取られちまって、劣勢だった倉庫の中の作業スペースなんだけど、釜戸君がバンバン機能するようになったら・・・この冬の間にトーチャンも廃材をガバッと暖房用の燃料に使って、本を読み読み廃材をくべて、来年の春には仕事場が広くなるヨ・・・たぶん。この冬は、火の前でミッチリ本を読もう・・・久しぶりに。↑top

2016/12/19

昨日の帰りにホームセンターで買った煙突の部材は、無事に家の釜戸君につなぐ事が出来た。妄想した通り、高さ2m程度の煙突になった。焚き木を並べて焚き付けに火を点けたら、無事に燃え始まった。どんどん焚き木を放り込むと‘ゴォ〜っ’っと燃える音がして、釜戸君のフタに付いている通気口から空気を吸って、延長した煙突で2次燃焼しているのが分かる。煙突を延長する事で釜戸君もガラガラスッポンの倉庫で作業での暖房に、ヤカンを乗せてカップラーメンのお湯を沸かすのに、分別した倉庫のゴミを燃やすのに、この冬に強力な戦力になってくれる事間違いない。

今までは焚き点けて釜戸君のフタを閉めると逆流して煙が出て、ヤカンも煤だらけになり、鼻の穴まで真っ黒になりながら燃やす作業に追われていた。ハッキリ言って作業は対して進まなかった。釜戸君の燃焼効率が上がるっテェ〜のは、倉庫の片付け作業を進めて行く上では大切な事ですヨ。3月からかれこれ9カ月間、さくら農園と並行して倉庫の中を眺めながら分別を進めてきて、つい先月にやっとこ土埃とネズミが運んで歩いたゴミを分別する方法を見いだせた。燃えないゴミ、釜戸君で燃やせないモンは燃えるゴミ、資源ゴミ、鉄屋さんにあげるモンは鉄屋さんに、釜戸君で燃やすモンはカラカラに焼ききって、真っ白になった灰はさくら農園で土に帰す。釜戸君がバンバン機能するようになって、滞りがちだった‘分別→処分’のサイクルも一つ閉じる事が出来てトーチャンもホッと一安心である。

これですべてが解決したワケではなくてネ、那須の冬は風との戦いなので、高くした分ヨロヨロする煙突を補強したり、天気の悪い日でも室内で作業が進められるようにしたり、改良は進めて行かないとナ。春先に立てた作戦通り、この冬は農閑期の間に倉庫の片付けと修理を進める。春から地元のニャン猫たちと仲良くなり、居着いちまったキツネと折り合いを付け、ガンバって強面でネズミを追い出し、来年の春にどう答えてくれるのかか知らないけど、全うに生きているアウトサイダーおやぢを慰めてくれる結果のシッポぐらいは見せてもらえると思っている。本気でそう思って、火と土を向き合って行く決意である。↑top

2016/12/18

寒さも収まり、今日はいくらか楽チンである。寒さが緩むのは体も楽で助かるヨ。

倉庫の釜戸君に倉庫の片付けで出た廃材やら焚き木やら燃やせるモンを放り込んで、今日も片付け作業である。今日は風も穏やかなので倉庫の前で釜戸君に放り込んでいたら、今日も藤君のおやぢがやって来た。少しご飯をあげて、3月から付き合って、今やトーチャンは目やにを取ったりナデナデしたり、

ト:「さくらプラザのネズミ取りも有り難いけど、たまには自分ちに帰って牛舎のネズミ取りもせんといかんゾ。」

お説教を聞かせたりする間柄である。昨日お店から帰る時に藤君の実家の前を通りかかったら、おやぢ君もいたのですヨ。まぁ〜今日はのどかな時間を過ごしたト-チャンなのであった。

ところで、釜戸君も火を見たくてふたを開けたまま放り込んでいる分には良く燃えるんだけど、通気口が付いているクセにふたを閉めてしまうと気流が止まって火が消えてしまう。ずっと見張っていなければならないのでは他の仕事にならないし、ここ数日あれやこれやと薪ストーブやいろんなかまどの仕組みを調べてみた。ロケットストーブは良く燃えてコンロやストーブとしては良い仕組みだったけど、風の強い日の火の粉の管理と、焼却炉としての処理能力を考えると、今さくらプラザに必要な道具にはならない。でもロケットストーブは面白い仕組みなので、1台ぐらいは作ってみたいと思う。ウッドストーブも面白かった。どの仕組みも、下から空気を吸い込んで上に吸い上げられて行くモンだ。火を炊く時に、この上昇気流を上手に利用するのは、恐らくヒトが火を使う事を覚えた時から、この先未来永劫変わらない事なんだと思う。今トーチャンが使っている道具で、どう解決するか、資料を見ながら考えた。

・・・釜戸君の煙突を高く伸ばして吸い上げる力を強くする・・・

煙突の高さを2mぐらいまで上げれば気流も加速すると思う。夕方道具を片付けてみんなと帰宅がてら近所のホームセンターに立ち寄った。いろんな部材を眺めて、ちょうど良さげな煙突を2本かった。いろんな部材を眺めているうちに、ロケットストーブも作ってみたくなった。釜戸君が調子良く燃えるようになって安定したら、イッパツ一灯缶でロケットストーブを作ってみよう。やろやろ、やってみよっ!↑top

2016/12/17

朝起きてみたら外がずいぶん白くなっていた。2,3cmだけど、思ったよりも積もったなぁ〜。

でも、天候は回復に向かっているらしく、風がないのは楽チンで助かるヨ。雪の上を見ると、お父ちゃんニャン猫の足跡が残っていた。アイツ、昨夜は倉庫の隅で寝泊まりして、入り口の前でトーチャンがお店に来るのを待っていたみたいだけど、なかなか現れんモンで近所の酪農家さんちの方へご飯をもらいに行ったらしい。こんな寒い時は、ウロウロしないでどこか暖かいところで丸くなっていれば良いのにナ・・・昨日の続きでもうひと踏ん張り薪割りをして、ガンバってくれたチェーンソーの刃を研いで、ヘッポコの斧のお手入れをした。少しばかり倉庫の片づけ作業を続行して今日はソコソコにして撤収である。

最近、3Dプリンターのデーターを作っているPCの調子が悪いのでネ、倉庫からお店に戻ってきた後は暖かいお店の中でPCのメンテナンスをして過ごした。たまに藤君や舞ちゃんがトーチャンの様子を見に来たり、やっぱ、たまにはトーチャンも独りぼっちの倉庫よりはみんながいるところにいたいやネ。PCも無事に直ったら、ひと月ぐらい不調で止まっていたセキュリティーやらWindowsUpdateやらがジャカジャカ入ってくる。一旦終了してトーチャンはたら舞姫チビ藤と自宅へ撤収である。PCに向かう作業は自宅もお店も一緒だ。

みんなをブラボーターボ君に乗せて自宅へ戻る途中、藤君の実家の前でお父ちゃんニャン猫がウロウロしているのを見かけた。どぉ〜やら‘嫁さんの実家’でンまいモンが出てくるのを待っているらしい。たまには自分ちにも帰って、自分ちのお仕事もしなければいかんヨ。飼い主さんに忘れられちゃうヨ。↑top

2016/12/16

まぁ〜今日も山から吹き下ろす風が冷たいヨ。倉庫の片付け作業を進めるにしても、釜戸君の温度が上がらんのでネェ〜、焼却がなかなか進まん。

釜戸君には焼却炉ばかりではなくてネ、この冬は倉庫の暖房器具としても働いてもらわねばならん。そぉ〜いうワケで、今日は片付け作業は中止にして釜戸君の薪作りに精を出した。カラカラに乾燥していれば‘皮付き’でも良いんだけどネ、山から拾ってくる枯れ木は売ってる薪みたいなワケにはいかん。チェーンソーでブった切って皮をはいで、風遠しの良い所で乾かす。はいだ皮は、ちゃんと乾かせば焚き付けになる。

来年の3月まで、倉庫の作業で、買った燃料を使ってまで真冬の作業をやるつもりはない。倉庫の作業は、燃やさねばならぬモン、山から拾ってきた枯れた木、それでまかなえぬのなら、冬の間は自宅でPCに向かった作業に従事したいと思う。世の中はどんどん進化した。その昔、掘り炬燵は練炭だった。トーチャンは火箸で練炭を持って、ガスコンロで練炭に火を点ける係り、を、やっていた記憶がある。炬燵に首まで潜ってテレビを見ていてズボンのすそを焦がしたり、あれはあれで暖かくて楽しかった。引っ越した後、茶の間は電気の炬燵と石油ストーブで劇的に暖かくなった。ファンヒーターが登場した後は、燃費と火力のバランスが絶妙だネ。

生活は少しづつ21世紀型のECOキュートだら高気密住宅だら、と、電気への依存は進んでいて、だけど、原発が吹っ飛ぶのはみんな嫌なワケで、加湿器やら除湿器やら道具も必要なワケで、嫌なら壁に穴でも開けちゃって使うのを止めりゃぁ〜良いんだけど、電気っテェ〜のはリボルビング払いみたいに供給されちゃって自動的に集金されちゃう。石油やら車のガソリンやら、火力離れが進んでいるけど、トーチャンはもう少し、スタンドに買いに行ったり、山で拾ったモンを燃やせるように鉈と斧を持って作業したり、窯に火を入れる暮らしにこだわりたいネェ〜。良いも悪いも、自分が動かネぇ〜事には、エネルギーはなかなか得られんでしょう。↑top

2016/12/15

いやぁ〜、寒波が効くネェ〜ぃ。さすがに倉庫の作業で暖房無しではトーチャンも凍えてしまいそうなので、今日は、ラジオを聴きながら今までの片付け作業で分別した‘燃やすモン’を釜戸君に放り込んで過ごした。

今シーズン、トーチャンも悪戦苦闘しながら、テリトリーを奪還する戦いを挑んできたのですヨ。その昔オトッツァンが管理していた倉庫はネズミに入り込まれ、藤君のお母ちゃんたち‘地元ニャン猫’は狩り場になるのでネ、出産場所にしてみたり、しかも今シーズンはキツネにも入り込まれてしまったし、だけど、ナンボオトッツァンの倉庫でもヒトが使う場所である以上半ノラと野生には行儀をわきまえてもらわねばならん。片付けを進めて物をどかすと、長年手を入れなかった場所にネズミが一大帝国を築いていたりする。その場所に日が入り風が吹き込むと環境が一変し、ネズミたちは棲家を替える。一大帝国は土埃とネズミたちが集めた倉庫の中のゴミなので、手間ヒマかけて土埃と‘ネズミゴミ’に分別して土埃は燃え尽きた灰と混ぜて畑に撒いて行く。ネズミゴミは湿度も高いし、燻って煙ばかり立ち上がりなかなか上手く燃えん。さくらプラザには燃やすモンはたくさんある。風で吹っ飛ばされてきた枯れ枝は、気にして集めてみると結構な量になる。この冬は、倉庫で‘火’との付き合い方を考える冬になるんだろぉ〜ナぁ〜。

ヒトが住む場所、っテェ〜のは、地球温暖化とか、自宅で火を点けるのはどこか‘悪’のイメージが定着している印象なんだけど、鳥インフルエンザだら再発型ノロウイルスだら、新型ウイルスに大騒ぎしているこのご時世で思うのは、

・・・新型に勝ち目がネェ〜なら、燃しちまうよりしょうがネェ〜よ。・・・

って、事ですネ。ワンコと暮らしながら覚えた事だけど、子犬の命を奪うパルボウイルスは強酸の漂白剤でも死なないヤツは死なない。ヤツらを壊滅するには密閉した釜の中で燃しちまうよりしょうがない。力を手にして調子コイてハシャぐのはトーチャンはいただけないけど、だけど、ヒトってぇ〜のは、火をコントロールできる技を身に着けてトラやオオカミや大型肉食獣と棲み分けをしてきた哺乳類ではないか。田舎育ちのトーチャンにしてみりゃぁ〜、子供の頃、どこの家にも、学校にも、当たり前に焼却炉が有って、そこにはベテランの燃やしきる技が有った。火遊びをして大人にブっ飛ばされる同級生も・・・中にはいた。ヘラヘラと適当にいぢ繰り回すからブッ飛ばされるのだ。火ってぇ〜のは、トコトンこだわって、可燃物は燃やす以上デブリなんか残さないで燃え尽きた白い灰と黒い炭素にしてやって、灰を土に帰してやらんとネ。↑top

2016/12/14

水曜定休日である。昨夜の佳代ちゃんは幼馴染みとお店でお食事会の計画を立てて、お店にお泊りした。トーチャンはたら舞姫チビ藤と自宅へ戻って、夕飯を食って洗い物をして、たら舞姫のオチッコに出動した。9時ごろには雨が降り出していた。お風呂に入って一杯飲んで、茶の間に寝床を作って、トーチャンとたら舞姫チビ藤と、みんなで寝床に潜ってゴロンゴロンと寝た。

結局朝目が覚めたら、藤君はたらちゃんにくっ付いて寝てましたヨ。朝のオチッコに出動してみたら、昨夜の雨はみぞれに変わっていた。ンで、昨日とは打って変わって風が冷たい。休日だし、佳代ちゃんもいないし、みんなに朝ごはんをあげて、とーちゃんもチッと朝ごはんを食って、2回ばかりゴロンゴロンと洗濯機を回して、外は寒いので、たらちゃんのオチッコ以外はずっと家の中で調べ事をして過ごした。腹が減ったらチャーハンを炒めて喰って、まぁ〜それにしても今日は静かな一日である。

さぁ〜て、本格的な寒波が入って来た。明日からの倉庫はキビしい作業になる。今夜も早く寝て、また明日からに備えるとしよう。↑top

2016/12/13

今日は風は南から・・・今夜から天候が荒れて、明日は前か雪が降るらしい。せっかく今日は暖かいんだし、雨が降る前に、来シーズンに備えて今日はさくら農園の土作りをした。釜戸君で燃やして作った灰を撒いて、ポリバケツで作った肥料を畑に撒いて、耕運機のヤンマーさんで畑に漉き込んだ。雨が降って、雪が降って、霜柱が立ったり溶けたり、ゆっくりゆっくりと畑の中に微生物の棲家が構成されていく。さて、ひとシーズン野菜を育てて、寒起こし代わりにお礼肥えを施して、2017年シーズンのさくら農園は、トーチャンにどう答えてくれるモンか・・・まだまだ至らないのかも知れないけど、ひとシーズン土と気候と道具の能力と、よく観察して、トーチャンにやれるだけの事はやってみたヨ。これで今シーズンのさくら農園の土いぢりはお終いである。冬の間、天気の良い日は‘ヨロズヤサトーファーム’の土作りに本腰を入れねばナ。

午前中に藤君のおやぢがやって来た。あのヤロォ〜、隣近所でご飯をもらうのが上手なのか、最近コロコロと太ってやがる。でもなぁ〜、春からの10か月間、トーチャンの仕事場である倉庫にやって来ては、倉庫で独りぼっちになった藤君の面倒を見たり、倉庫に居着いたキツネを一緒に追い払ったり、厳しい局面でトーチャンが追いつめられた時、アイツはいつも傍にいたモンなぁ〜。藤君を保護した時に買ったマグロとカツオの離乳食が出てきて、消費期限が切れそうだったのでネ、お父ちゃんにあげた。クリスマスプレゼントである。倉庫で子育て中のお母ちゃんが藤君を置いて行っちゃった時に、お父ちゃんが現れなかったら、人間のトーチャンが藤君を保護する事は出来んかったモンなぁ〜。どぉ〜だ、久しぶりの離乳食、ンまいだろぉ〜。

まぁ〜人間一人猫一匹で畑の土いぢりをしているとは、そんな妄想をしながら日向でタマタマのお手入れをしているニャン猫を眺めたりするワケで、ひとシーズンさくらプラザのトーチャンをやってみて、今年のトーチャンの漢字一文字は‘猫’かナァ〜‘狐’かナァ〜‘土’かナァ〜‘畑’かナァ〜リラちゃんがいなくなって新入り君が来たので今年の漢字一文字は‘藤’でいいか。それにしても、独り黙々とやる土いぢりは、いろいろ妄想して、心が穏やかになるネ。↑top

2016/12/12

今日も放射冷却で冷え込んだけど、風が穏やかなのは、いやぁ〜体が楽だネェ〜ぃ。風邪の少ないチャンスに、トーチャンは釜戸君の燃焼温度を上げてく燃焼実験をやってみた。

いろいろ調べてみると‘ロケットストーブ’なる仕組みが有って、特別な装置を準備しなくとも勝手に空気を吸い込んで‘がぁ〜っ!’っと燃えてくれる薪ストーブである。トーチャンも倉庫にあるガラクタを集めてロケットストーブの仕組みを作って火を入れてみた。確かに良く燃える。こりゃぁ〜面白いわ。が、燃料の投入口が狭くてなかなか上手く入らない。調子良く燃えていると煙突から火の粉が上がってしまう・・・危ない。うむぅ〜と唸って午前中は終わりにした。

やっぱり、AC100Vの商用電源は必要になるけれど、昔学校の教室に‘デンっ!’と居座っていた煙突付きの石油ストーブみたいに、FANを使って下から空気を送り込んで、一気に燃やす作戦に切り替えた方が効率は上がるかも知れんナァ〜。釜戸君、作業中の暖房、倉庫から出るゴミの減量、畑に撒けるきれいな灰・・・眉間にしわを寄せて考え事をしていたら、ビーグルのびーちゃんがお店に来てくれた。藤君を見て盛り上がったびーちゃんや、久しぶりにびーちゃんちのパパさんと、昔のバイクや車の話をしたり、いやぁ〜、今日も楽しい時間を過ごす事が出来た。楽しい時間というのはありがたいモンである。

夕方もう一回釜戸君とニラメッコした。冬の寒い倉庫で片付けを進めるには、完全燃焼の明日のジョーがキーワードである・・・と、思う。火の粉を飛ばさず安全に・・・考えねばナ。↑top

2016/12/11

今は笑点を見ながら暖房をガンガン焚いて、部屋を暖めながら日記を書いている。

さくらプラザの奥の層で作業をするにも、倉庫の中は一応風よけの扉が付いているだけで、室温は外気温と同じで、時々温度計を見ていたら、結局今日の最高気温は2℃だった。

‘ガラクタ置き場’になっていた倉庫には、さくら農園や日曜大工のベースキャンプとなる‘作業スペース’で機能してもらわねばならん。まずは圧倒的なガラクタを分別する。使うモンは手入れをして収納する。資源ゴミで出せそうなモンはきっちり分別してゴミの日に出す。燃やして土に返せるモンは、燃やしてさくら農園のカリウムになってもらう。冬は暖房がてら倉庫でガンガン火を炊く・・・

冬を迎えてみて、確か春先にそぉ〜いう作戦を立てたよぉ〜な気がする。ひとシーズンさくらプラザで‘お仕事’をしてみたら、片付けるとごチャッ!物が出て来て、分別作業をするスペースが必要になる。場所が確保できなくなるので釜戸君に活躍してもらわねばならぬのだが、燃やすモンも畑に撒ける‘真っ白な灰’まで燃やしきるには、釜戸君が燃える温度を上げなければならん。温度が低いと煙が出ちゃってネ、思い通りの灰にならヌですヨ。

冬場の倉庫の暖房、ゴミの減量、さくら農園に撒く灰、寒い倉庫で水っ鼻をたらしながら釜戸君の改造が進まなんだら、歳は越せネェ〜な、もちろん、このままなら春も来ネェ〜。考えろ、そして手を動かせ、オレ。↑top

2016/12/10

今日は強い風に乗って那須の山から雪が降りかかる寒い一日である。隙間だらけの倉庫での作業も、暖房を使いながらの作業になる。一応ポンコツの石油ストーブもヤフオクで買った新品の芯に交換して使えるようにメンテナンスはしておいたけど、そこはやっぱり、石油ストーブは最後の切り札っテェ〜事でネ、倉庫に関してはいちいち暖房用の燃料なんか買わネェ〜で、、片付けて行く過程でたくさん発生する‘燃やさねばならぬモン’や‘山の落ち葉や枯れ木’や、火を入れて暖を取りつつ、畑に撒く草木灰の生成という循環型生活に拘りたいネ。

さて、理想はソぉ〜いう事だが、薪よりも便利だから豆炭や練炭に変わり、それよりも手軽に使えるから石油に代わり、石油みたいに匂わないので電気の暖房が参入し、実際に火の見張り番をするとなると明治大正時代みたいな釜戸の火をコントロール出来んといかん。何でもかんでも燃やしてしまえば煙に往生する事になる。煙を気にしているとチッとも火力が上がらん。そこはやっぱりいろいろなアプローチが有るんだろうけど、燃やすモンに合ったお釜が必要なんだろう。トーチャンはそっち方面で考える事にした。さくらプラザで準備したいろんな道具で試してみた。

・・・薪を主燃料とするコンロストーブと昔ながらの時計型薪ストーブ、バベキュー用のコンロ、そして、トーチャンには一番なじみの深い七輪・・・

バベキューのコンロはやっぱ大量の炭でガッと火力を上げやすく出来ているし、ストーブたちはパチンパチンと薪を燃やしながらトロトロと煮込む、道具っテェ〜のは、目的に合わせて作られているのだ。トーチャンは七輪に炭を入れて火を眺めながら手を炙ったり網焼きしたりするのが好きだけど、さくらプラザみたいに風の強い所では七輪は火の粉が危ない。一日火を眺めていて、今有る市販の道具ではこれといったヒットには当たらなかった。やっぱさくらプラザのトーチャンに専念するとは、宿題にうなされながら試行錯誤でオリジナルマスィーンを稼働していく事を考えねばならんのだネ。燃料はそこに有るモンで、冬の暖房と倉庫の片付けを両立する、残った灰は畑に撒ける灰である事。それが、この冬にかしたトーチャンの宿題である。

ヒトは、火がない事には生きて行かれん。温暖化で、乾燥地帯の山火事で、原発事故で、駆け引きの続くオイルダラーで、エネルギー問題でエライ人たちが胃袋を擦っているのであれば、一度ぐらい七輪の火をコントロールしながら、秋刀魚でも焼き鳥でも焼いてみたら良いのではないか?焼いている時は滴り落ちる油で、

・・・そっちかいっ!・・・

って、チッともいう事を聞かないンだけど、黒焦げのネタを食い終わった頃には、炭火はきれいなみかん色で、燻っているのですヨ。↑top

2016/12/9

穏やかないい天気である。いろいろ悩んでみてもしゃぁ〜ないので、今日は畑仕事をした。ポリバケツで熟させている腐葉土やら残肥やらを畑に撒く準備をした。本格的な寒波が来たり雪が降る前に畑に漉き込むと、雪の水分を吸いこみ、霜柱が立ったり溶けたり、春には微生物たちの棲家になる。冬の間に、野菜たちが喜ぶ良い土を作ろう。無心で体を動かしたら、夜は思い煩う事無く寝よう。

午後、そろそろ顔を見せる頃かな?と思って畑作業をしていたら、藤君のお父ちゃんがやっぱり顔を見せた。作業の手を止めて、日向ぼっこがてらお父ちゃんにご飯をあげた。寒波が入って来たら、隣近所をウロウロしてネぇ〜で、暖かい所で丸まっているんだゾ。↑top


2016/12/8

ここンとこチッとも強風が収まらなくて、片付けがてら解体した古い家具の骨格やら燃やして草木灰にするモンが溜まってしまった。今日はコイツらをみんな釜戸君に放り込んで真っ白な灰にして、倉庫の中で作業するスペースを確保せねばならん。昨今はただゴミを燃やすのは条例違反だけど、釜戸君はトーチャンの調理器具&暖房設備である。手を炙りながら煤けても惜しくないポンコツのアルミヤカンを乗せてお湯を沸かし、インスタントコーヒーを飲んで暖を取る。その過程で畑で使う草木灰を作る・・・役所事にはヘリクツで対抗するトーチャンである。

今日は釜戸君2台体制でガンガン放り込んだ。震災の時、ガソリンスタンドからの供給が3週間とまった。ガソリン灯油電気ガス、ヒトはどれほどの燃料を燃やして生きているモンか、震災後トーチャンも考えた。さくらプラザの奥の山には、ナンボでも枯れ木と焚き木が有るのヨ。ただ燃すのではなく、ただ腐らせるのではなく、その恩恵に授かって、燃やして燃料になったモンは灰として畑に撒き、腐りきったモンはバーク肥料としてやっぱり畑に撒く。そんな循環の一角を担うおやぢで良いではないか。

今日は釜戸君の前で、赤くメラメラしたり、黒くなって煙が出たり、神秘的な火の操作を試みながら妄想に浸ったトーチャンである。お昼頃叔父と叔母がお店にやって来て、

叔父:「なっ、考えておけや。」

ト:「即答は出来ません。」

そんなやり取りをして叔父達は帰って行った。ぢつは、最近悩み事を抱えている。トーチャンは基本‘もう悩まないっ!’‘悩んでいるヒマが有るなら考えるっ!’朝目が覚めた時にそう気合いをかけて起きるようにしているんだけど、だけど、悩んでいる。かれこれ8か月間、サラリーマンをやめて‘さくらプラザのトーチャン’をやって来た。‘トランプ現象’だら、時代も混とんとしているこったし、トーチャンの目がチョロクでないのか、先の視界は宜しくない。いっぽう、叔父たちも‘後継者問題’で思うところも有る様である。叔父の会社は事務機屋でネ、従妹が一生懸命やっているんだけれど、従業員の高齢化、というか、老朽化、というか、人材の劣化が進んでいるようで、ンで、従妹を支えるオッサン、という事で、さくらプラザでニヤニヤしながら土いぢりをしているトーチャンの所に‘白羽の矢’を立てたらしい・・・

子供の頃は叔父の事務機屋の倉庫で従妹達と遊んだヨ。兄ちゃんとしては‘可愛い妹のピンチ’なのであれば‘馳せ参じたい’のはやまやまである。が、トーチャンは自分の父親が死んだあとは‘さくらプラザのマスオさん’に徹して、親類の皆さんとは一定の距離感を保ってきたのでネ、急に叔父に‘甥’とか‘親類’とか昔話をされても、あまり馴染みのない懐メロでしかないのヨ。

初心に戻れば、両立出来ないから‘さくらプラザのトーチャン’に専念する事にしたワケで、困ったネ、さくらプラザと、事務機屋さんと‘ハイブリットおやぢ’で仕事をこなす・・・そんなスパー能力って・・・トーチャンの中に備わっているのかネ?働き方も暮らし方も休み方も、世の中は今ダイナミックに変化している。今日は、そういう話しを叔父と叔母の前で演説をブったつもりであるが、そもそも、叔父も叔母も、ンではこの先、トーチャンのいう事を聞く気があるのかネ?↑top

2016/12/7

キリっと寒いけど、風もなく穏やかな晴れ間が広がっている。釜戸君に火を入れるには絶好のチャンスなんだけど、トーチャンも体がクタびれているし、今日は水曜定休日である。アリナミンVを飲みながら倉庫の片付けをするのも何なので、今日はお休みする事にした。

結局のところ‘さくらプラザのトーチャン’に専念するようになってから、PCは自宅に置きっ放しなワケで、たら舞姫チビ藤と夕方家に帰って日記を書いたらパタッと閉じてしまう暮らしが続いている。リラが死んじゃった後、中身の整理もしていなかったので、今日は朝からみんなの通院記録を見直した。何と言っても藤君もタマタマを取ったり何度か病院へ行っているのに、記録の中に藤君の項目を作ってなかった。

リラちゃんの記録は削除しようかと思ったけど、ファンコニや血ガスで調べ事をしている飼い主さんもいるかも知れないのでまだ残しておく事にした。

たらちゃんはこの春から『腎機能の低下が進んだ。』という先生の判断で毎日血管拡張薬を飲ませている。元々は心臓の負担を減らす薬なんだけど、血管を広げる事で腎臓の負担も減らせる効果が見込まれるそうだ。状況はクレアチニンがHi↑に振れたり正常範囲に戻って来たり、ギリギリのところでの現状維持が続いている。

舞ちゃんはγ-GDPが高めで推移している。一般的なバセンジー達とはちょっと様子が違っていて、この春の尿検査で‘シュウ酸カルシウム’がみられた。傾向としては体がアルカリで、ホメオスタシスが働いてオチッコが酸性に傾いている、というファンコニとは真逆の結果が出ている。春から舞ちゃんには強制的にお水を飲ませてオチッコが濃くならないように心掛けている。

姫ちゃんは全くを以て異常無し。問題が有るとすれば、ガチャガチャとガサツなところかナ。

チビニャン猫は今年も誤飲で病院に連れて行った。誤飲は誤飲で困るんだけど、どぉ〜やら体の調子が狂ってくると何かをカジって飲み込みたくなるらしい。その調子が狂う原因は、脱水症状、と、トーチャンは見ている。保護した時も脱水、皮下点滴などの処置で脱水症状が収まると毎日の暮らしも落ち着いてくる。チビニャン猫にも舞ちゃん同様、いかにお水を飲ませるかで毎日試行錯誤が続く。

藤君はこれといった体の問題はなく、9月の始めにタマタマとオサラバした。現在生後7か月、チビちゃんと仲良く日向ぼっこが出来たり、たらちゃんと一緒にストーブに当たっていたり、みんなと仲良く暮らしてくれるのは、飼い主としても、見ていて微笑ましい。

一生懸命分解したり分別したのに、回収車はトーチャンが出した資源ごみの‘金属’を持って行ってくれなかった。お役所仕事だネ。負の遺産であるオトッツァンのゴミ問題、心が折れそぉ〜だヨ。しゃぁ〜ない、家庭ごみを取り除いて、残りは鉄屋さんにくれてやるか。少し昼寝しよう。↑top

2016/12/6

ここ数日間片付け作業でゴミを分別して、マーヤんちで分別した釜戸君に放り込むゴミと、倉庫で分別した釜戸君に放り込むゴミと、ずいぶん倉庫に溜め込んでしまった。溜め込んでしまうと燃やすのにも時間がかかるし、そろそろ釜戸君に火を入れたい・・・ンが、朝からチッとも風が収まらん。冬は乾燥しているし、風が強いと火は危ネェ〜のでネ、今日も釜戸君は中止である。

オトッツァンが溜め込んだもんやら、震災復旧の倉庫の片付けは果てしないのでネ、倉庫の中で区画を区切って一か所ずつ進めるようにしているんだけど、何しろ物と土埃が圧倒的な物量で入り混じっているのでなかなか進まない。ここは一進一退の勝負どころなんだけど、物が減って何かと作業できるスペースが確保できたら、DIYの大工仕事でも、さくら農園の苗の仕込みにしても、仕事のペースは加速しさくらプラザを取り巻く物事は好転する。倉庫を片付ける、作業スペースを確保する、ネズミを追い出す・・・トーチャンも精神論で乗り切らねばならない力の入れどころである。

まぁ〜それにしても、お店も倉庫も‘みしっ!’っと吹っ飛ばされそうな北西の風に見舞われて、キビしい那須白河の冬越えが始まったネ。作業スペースは1か所に集約出来れば良いンだけど、3DプリンターはPCやら設備が充実している自宅に設置してあるのでネ、今日はたら舞チビ藤と早めに撤収した。PCをいぢり3Dプリンターをいぢり、来シーズンのさくら農園とヨロズヤサトーファームの回し方を考え、結局のところお店の事を考え、日記を書きながら膝の上の藤君チビちゃんをナデナデしている。家に帰って来たから、と、言っても、お店に染まったままプライベートを過ごしている。裏方おやぢに徹するとは、そんなモンなんだと思う。↑top

2016/12/5

倉庫の片付けを始めたら、せっかくだからやっぱ一気呵成に進めたい。今日も倉庫の片付けに向かう。お店に行ってみたら、残念ながら今日も風が強くて釜戸君に火を入れる事は出来なかった。危ネェ〜もんナ。

釜戸君で燃やして草木灰として畑に撒けるモン、燃えるゴミで出すモン、燃えないゴミ、そして、
ポイントになるのは資源ゴミである。可能な限り分解解体して、ンで、分別して、燃えるゴミと燃えないゴミを減らし‘金属とプラスチックとビン’などなど、出来るだけ資源ゴミにして分別できると、ゴミの処分量も安上がりになる。マーヤんちのゴミと、倉庫のゴミと、分別してまとめて袋を満タンタンにして片付けを進めた。オトッツァンは死んじまったので‘解決’として、ババァ〜になったマーヤにも覚えてもらえるとありがたいンだけど、ゴミを捨てるというのは、お金がかかる事なのだ。オトッツァンとマーヤの時代はその辺りにポイポイしておけば良かったのかも知れないけど、トーチャンと過ごす時間がカブった以上、分別しないゴミの処理はしない。トーチャンが監視するか、もしくはマーヤが分別を覚えるか、マーヤのプライバシーとトーチャンへの信頼の問題だネ、こりゃ。

自分ちも、マーヤんちも、ゴミの分別をしていて思うンだけど、もういらなくなったから捨てるんだけど、そもそも必要に迫られたか欲しかったから買ったモンなんだよネ。使い終わったらまた資源に戻せればいいけど、燃えるゴミや燃えないゴミや、また金をかけて捨てるというのも、まっとうな経済活動とは、トーチャンには思えないんだナァ〜。小学5年生の時の担任が、

バカ先生:「貧乏な家は食べ物にお金がかかるのでエンゲル係数が高いんだ。」

と、家庭科の時間にエラそぉ〜に喋っていたンだけど、バブルが終わって21世紀に入ってからのこのデフレって、何だっ!ちゅぅ〜事無くお金を使ちゃう、っテェ〜のは、感覚的には‘敗北’なんでネェ〜のかナ?と、思っている。国も地方も、行政は‘公金’を‘いかに‘庶民’からせしめるか、そればかりばかり考えているんだし、玄関の立ちン坊だって電話勧誘だって、箸にも棒にも引っかからないような営業マンがペラペラしたって、買ってお金を使って、捨てるのにまたお金を使って、そんなモンの為にトーチャンはいちいちお金を使う事は無い。道具は使い終わったら分解して資源でリサイクル出来るモンを買い、食材を買って食って体を維持し、トーチャンみたいなヘンクツをやっていれば、エンゲル係数は自動的に高くなるヨ。

ゴミいぢりをしていると不思議な感覚が湧いてくる。お金を使って買って使ってみても、それが自分のモンになるワケではないのだ。使い終ったら、またお金を使って資源に戻す。経済活動とはそぉ〜いうモンだと思っている。自分が生きている間、それを繰り返す。動植物、自分も死んじまえばそっと土に帰る。↑top

2016/12/4

今日も穏やかな天気である。ヨロズヤサトーファームの開墾作業に行くつもりだったんだけど、チッと込み入った事情ぉ〜が出来たのでお店付近で待機する事にした。今日は倉庫の片付けである。

倉庫のゴミは、ネ、風に吹かれて入り込んだ土埃と、落ち葉と、ネズミが巣を作るのに持ち歩いたボロボロの軍手やら、分別の難しいハイブリットなのが特徴である。考えちゃうと億劫で、ここまで手をこまねいて来たんだけど、ここに来てやっとこ金のかからない分別手段を思い付いた。

集めた土埃をふるいにかける。落ちた土は畑に戻す。残った燃えるモンは釜戸君に放り込むか、可燃ゴミの袋に入れる。釜戸君で燃やして燃え尽きたモンは、草木灰として畑のミネラルになる。ゴミに限らず、分別とは棲み分けだと思う。倉庫も工具を使って道具を作る作業場になったり、野菜を育てたり保管したり、分別を進めて‘使える場所’を増やして行かんとナ。

今日は地味ぃ〜ナ作業だったけど、オトッツァンとマーヤのガラクタ置き場になっていた倉庫も、今日は少し出口が見えたような気がしましたヨ。今日も藤君のお父ちゃんがやって来た。倉庫に見回りをして帰って行った。自分ちの猫ではなくとも、お父ちゃんは地元土着の地域ニャン猫である。土地によって猫害やらいろいろ有るのは承知しているが、倉庫からネズミたちを追い出すには、お父ちゃん達の力が必須である・・・トーチャンはそぉ〜考えている。↑top

2016/12/3

良い天気なので、今日はヨロズヤサトーファームの開墾作業に向かう。先日刈り込んだ篠ン棒を一か所に集めて、また根っこをホジくりかえす為のスペースを作らねばならん。刈り倒した篠ン棒を運んで歩くのもチョイとしたひと仕事なので、トーチャンもチッと脳ミソを使ってレーキと台車を準備して‘現場’に向かう事にした。倉庫で準備していたら、今日も藤君のおやぢがやって来た。倉庫での作業なら‘お父ちゃん’と遊び遊び出来るんだけど、今日は‘現場’に行かねばならん。朝ごはんをあげて、お父ちゃんに、

ト:「倉庫の見回り、頼むゾ。」

と、仕事を預けて倉庫を後にした。藤君のおやぢ、アイツ、最近あちらこちらの酪農家さんちでご飯をもらう技を身に着けたのか、本当にコロコロ太っている。ついでに、トーチャンの顔を見ると‘にゃぁ〜’とネコナデ声を出す。

‘現場’に台車を持って行ったら、刈り倒した篠ン棒の根っこに引っかかってチッともタイヤが転がらない。作戦は失敗である。汗をかけばなんとかなると思っていたンだけど、どぉ〜にもならン。少しずつ担いで運ぶガッツも無いので、機械で釣り上げて運ぶことにした。今日はサトーさんちのユンボ、コマツさんの出番である。篠ン棒を集めてロープをかけてソイツをバケットに付いているフックにかけて目的地まで運ぶ。こういう作業は去年の冬からさくらプラザの奥でポンコツクボタさんで木を運んで集めたり、バケットフックは有ると便利ですネ。コマツさんはポンコツクボタさんよりもデカいので、つり上げも余裕が有って結構うまく篠ン棒を運べた。集めてはつり上げ、6往復ぐらい動いたらから倒した分の篠ン棒がきれいに片付いた。それにしても、機械に乗ったり下りたり、ロープを縛ったり、体が疲れたわぁ〜。OPECが減産で合意しちまったので、妙な値上がりをする前に燃料の買い出しに行って、今日はクローズである。トーチャンにとっては、やる事なす事、重機様様、冬は暖房様様、油の動向は・・・やっぱり目が行ってしまいますヨ・・・今日は疲れた、もう寝る。↑top

2016/12/2

朝から昨日解体した食器棚を釜戸君に放り込み始めた。燃やし始めて見たらすぐに分かったけど、一日で燃やしきれる量ではないナ。

きれいな草木灰が作れなければ自分ちで燃やす意味など無い。燃やして、釜戸君をかき混ぜて、釜戸君に入るように壊した食器棚を鉈で細かく刻んで、結構な肉体労働なんだけど、今日のさくらプラザは風が強くて、火の粉が飛ぶのが怖くてなかなか進まんかった。

午後には藤君のお父ちゃんが姿を見せた。注文していた文庫で6巻組の古本も届いた。そろそろさくらプラザでの外作業はオフにして、トーチャンは冬籠りの準備である。おやつは、そりゃぁ〜火の前で活字が一番、ですヨ。体は動かさんでも、ストーブの前で、ノンビリ本を読んで、もし遊びに来たら藤君のお父ちゃんをナデナデして、倉庫に巣を食うネズミいぢめをして、手を炙りながらゆっくり過ごしたいと企んでいる。

自宅の3Dプリンターはいったいいついぢったら良いモンか、室内で妄想する作業も、この冬は正念場、ですナ。↑top

2016/12/1

さて、師走である。朝から秋みたいな雨が降っていて、今日は倉庫の片付けを優先する。

あまりにも壊滅的で、見えないフリをしたりしていたンだけど、重い腰を上げて、今日は、長年オトッツァンが小道具を入れに使っていて、地震で傾いた倉庫の食器棚を撤去した。ネズミにいぢ繰り回されたり、地震で足元がグラグラになったり、傾いて壊滅的だったのでネ、見えないフリをしていたンだけど、ガラス戸のハマった上をそぉ〜っと降ろした。舌はネズミたちにやりたい放題やられて・・・壊滅的だった。オトッツァンが使っていた食器棚の下には、ネズミが一大帝国を築いてましたヨ。ネズミが集めたゴミを片付けて、壊れた食器棚を分解して釜戸君に放り込めるようにして、今日も一生懸命やったつもりだけど、なかなか物が減りませんナ。倉庫なので冬場は寒い場所だけど、片付けて作業できるスペースと腰を下ろせるスペースを作って、来年の春には考え事が出来るスペースに出来ると良いナ。倉庫の片付けは、それはそれで‘トーチャンの大問題’なんだけど、天気の良い日はヨロズヤサトーファームの開墾に行かねばナ。変な後片付けよりも、畑の土作りが優先だヨ。↑top

2016/11/30

水曜定休日である。ここ10日ぐらい悪寒がしたり鼻水が出たり咳き込んだり、チッとも風が治らん。そぉ〜いうワケで、今日のトーチャンは完全休養日にする事にした。

今日は資源ごみの日なので、ペットボトルを袋詰めしたり、プラスチックごみも分別して袋詰めにしたりしていたら、カッパえびせんの袋に印刷された懸賞が目に入った。当たればジャガイモを2s頂けるらしい。まだ間に合う。ジャガイモ欲しさにプラスチックごみの中からトーチャンが食ったポテトチップスやらの袋を探したら、9回抽選できる分の応募券が出てきた。ハサミで切り取って、とりあえずはゴミの集積所までペットボトルとプラスチック類の資源ごみを出して来た。

ネットで応募用のはがきをダウンロードして、住所や名前を書いて、応募券を張り付けた。ソイツを何か台紙に張り付けて切手を貼って投函するんだけど、適当な台紙が無いモンか探してみたら、昔リラに齧られて使い損なったまま黄ばんでた年賀状が出てきたンでネ、この年賀状に張り付けた。切手は何かの書類が来た時に入っていた返信用の封筒に貼ってあった82円切手を湿らせて引っぺがして使った。

クラクラするのでお昼に辛いラーメンを食って‘ガっ’と汗をかいて少し昼寝して、寒くなる前にはがきを持ってたら舞姫と歩いて来た。いつもとは散歩コースを変更して、近所のお店の前にある郵便ポストの前で柏手を打って投函した。当たると良いナ。

いやぁ〜、今日は久しぶりにゴロゴロ過ごした。明日の朝起きた時に、少しは体の調子が上がっていると良いナ。師走はもうイッパツ加速したいところだ。↑top

2016/11/29

今日も風が有って寒いけど、トーチャンはヨロズヤサトーファームの開墾作業に向かう。佳代ちゃんに買ってもらった40ccの草刈り機を背負っての出動である。新入り君の初陣、デビュー戦である。

いやネェ〜、年間計画では、農閑期が過ぎたら倉庫の片付けを優先しヨォ〜、と、思っていたンだけど、今年初めて毎日眺めていたら、秋のさくら農園は・・・彼岸を過ぎたら・・・ビックリするぐらいの木陰になっちゃうのヨ。まぁ〜天候不順やら苗の成長をジャマする風やらガッカリする言い訳はたくさんあるけど、せっかく育てて植えた秋野菜の苗に、9月後半からサッパリ日が当たらなくなったのは膝が折れるぐらいガッカリした。そぉ〜いうワケで、なんぼ篠ン棒の根っこが蔓延っていよぉ〜とも、重たい篠ン棒専用マシーンを準備してでも、重機でも何でも投入してトーチャンはヨロズヤサトーファームに来年からのさくらプラザの秋野菜を託すのである。キビしくともやるべき事をやる。トーチャンだって背水の陣である。

今まで使っていた草刈り機は固い篠ン棒に当たると刃の回転が止まっちゃったりしていたけど、40ccの草刈り機はアクセルを‘ふか’せば、バンバン切れる。が、パワフルな分、機械自体が重い。力任せに振り回しているといつの間にか腕力を奪われてしまう。トーチャンは250ccで2サイクルのオートバイやターボ付きの軽自動車だったり、性能の全部を使って走るような乗り物が好きだったけど、この新入り君は、持て余しているパワーをどんだけ引き出せるか、チッとばかり排気量のデカい‘ナナハン’みたいなバイクに似てるように思う。自分の技術を磨かねばナ。

新入り草刈機君とケンカしながら篠ン棒と格闘して、ヘロヘロになって、お店に戻ったら、奥の倉庫に藤君のおやぢが来ていた。アイツ、最近コロコロに太っててネ、トーチャンはナデナデはしてやっても、しばらくはシブチンおやぢだヨ。食いモンのおねだりばかりしてネェ〜で、倉庫のネズミとモグラの見張り番、そっちもガンバってナ。

午後もヨロズヤサトーファームへ向かった。ずいぶん刈ったンで、今度は一か所に集めねばならんナ。さすがに3時ごろになると風の質も冷たくなって、山からチラチラと雪みたいなもんも飛んでくる。今日の所は作業終了である。たら舞姫チビ藤と家に帰って来て野菜について考えたり、新しい機械の操作方法を妄想したり、力やヘリクツでは解決せん。トーチャンも・・・オッサンの手習い・・・で、謙虚にやらねばナ。何はともあれ、明日は・・・休む、家でゴロゴロしながら映画を観る。↑top

2016/11/28

月曜日である。放射冷却のような冷え込みではないけれど、冷たい雨粒が吹き付けて、とにかく今日は那須の山から吹き下ろす風が冷たい。さくら農園の大根を3本ばっかし引っこ抜いた後、寒いのでネ、倉庫や流しのシンクの修理で出たアリンコに喰われた木材やらを釜戸君に放り込んで草木灰を作ることにした。火を入れたら風のヤロォ〜が強くなりやがって、なんぼ釜戸君でも外では燃やせなくなってしまった。そぉ〜っと釜戸君を倉庫の中に運んで作業を続行したけど、まぁ〜煙いわ。

佳代ちゃんは、

佳:「トーチャン臭い。」

と、叱られてお店の出入りにも気を使ってしまうし、冬に釜戸君を使うには、倉庫の中にちゃんと煙突の設備を整えないといけませんネ。何をするにしても、那須の風はトーチャンの天敵らしいです。さくら農園の大根がきれいの育たないのは、やっぱり風に振り回されて根っこの活着が上手く行かないからなんだろぉ〜し、風が強いと、さくら農園もヨロズヤサトーファームもチッとも良い事が無い。機械を背負った作業も進める事が出来ない。一昨日と昨日と那須合宿でさくらプラザまで遊びに来てくれたトマ君チとベネちゃんち、比較的穏やかな天気の中でランで遊べたらしいし、今日みたいな風が吹いていなくて本当に良かった良かった。↑top

2016/11/27

午後から雨が降るらしい。流しのシンクを修理する為に外したままオッ転がったままだし、ポンコツ石油ストーブも芯を交換する為にバラしたままだし、今日は片付けがてら倉庫でも作業である。

まずはネズミに齧られてガタガタしていたところに3.11の地震を喰らって傾いていたシンクの修理である。倉庫の中に転がっていた合板や角材を使って、ある程度の格好に戻した。見てくれはどぉ〜でも良い。機能が回復すればそれで良い。倉庫の中に補強して直した流しのシンクを戻す。片付けて戻す、直して戻す、これをくり返して行けばさくらプラザの奥の倉庫もその機能を回復する・・・ハズ・・・だと思って作業を進めている。

シンクは一段落したので、真冬の倉庫の作業でトーチャンが凍えないように、ポンコツ石油ストーブの芯を交換した。いやネェ〜、2012年に倉庫に放り込んであったポンコツ石油ストーブはずいぶん鉄屋さんに持って行ってもらったンだけど、片付けを進めて行ったらもう一台隠れてた。見てくれは錆び錆びで、芯は劣化していたけど燃料タンクはまだ無事だったし、ヤフオクで交換用の芯を探したら、40年前のストーブの芯でも、あるモンですネ。手間ヒマかけてお手入れをして、安全装置の確認をして、落札した交換用の芯を取り付けて、試運転をしてみたら結構いいストーブではないか。ラジカセが音を奏で、ヤカンを乗せて湯を沸かし、湯気の向こうには昭和が見える、倉庫はそんな作業場にしていきたいネ、拘ろう。↑top

2016/11/26

朝冷え込んで、日中は穏やかに晴れた。一昨日降った雪もほとんど解けたし、トーチャンもホッと一安心である。

朝一番でバセンジーのベネちゃんとトマ君が遊びに来てくれた。寒波が入って来てからの那須遠征、ありがたい限りです。ベネちゃんちもトマ君ちの佳代ちゃんも、募る話が交々てんこ盛りで、トーチャンは晴れ間のチャンスに倉庫の柱の修理である。

倉庫の柱もアリンコに喰われてユルユルしていたところ、東日本大震災で散々揺られて、ズッコケた梁やら、今日は油圧ジャッキで持ち上げてハメ直して、定位置に収まったらビスで締め上げた。倉庫の震災復旧も、かれこれ5年以上もほったらかしちまった。倉庫に置いてある手あぶり用の石油ストーブも、今日交換用の替え芯が届いた。今度の冬の作業で、いい加減冷えたら手を炙って、ヤカンでお湯を沸かして、カップラーメンが食えるナ。

午後に先日注文した‘草刈り機’が届いた。エンジン40ccの草刈り機は、さすがデカくてパワフルで、良く刈れるけどこりゃぁ〜使う人を選ぶマシーンだネ。今日はアッチらコッチらとっ散らかっちまって倉庫の修理もシンクの修理も草刈機のセッティングも・・・ベネちゃんもトマ君も・・・トーチャンはみぃ〜んな中途半端になっちまったけど、だけど、倉庫の修理を前に進められたのは良かった。新しく買った草刈り機は、までデカくて持て余しているけど、間違いなく今までのさくらプラザには無かった強力な戦力である。

明日は倉庫のシンクの修理と、石油ストーブの芯を交換しよう。明日はそこを中心に動こう。さくらプラザの奥の倉庫が普通に機能するように戻れば、昭和レトロの、さくらプラザの散策道、という事で、他人に見せられる倉庫に戻せるのではないのかナ?↑top

2016/11/25

今朝は、まぁ〜冷え込んだわぁ〜。畑は雪融けでズルズルだし、寒いし、今日は午前中釜戸君に火を入れて草木灰を作って火炙りをしていた。畑から引っこ抜いた後、干してカラカラになった根っこやら、燃やせるモンはドンドン燃やして灰にする。大切な事は、明日のジョーぐらい、真っ白な灰になるまで燻らせて燃やし尽くすところがポイントになる。思っていたよりも多くのモンを燃やしたのでネ、釜戸君に乗せておいたヤカンがチンチンに沸騰した。クラクラしているヤカンを見ながら、トーチャンは思うのだ。

・・・カップラーメン買ってお店にくりゃぁ〜良かった・・・

寒い日は、やっぱカラシやネギやショウガや、体を暖めるモンが欲しくなるやネ。これから3月までは寒い倉庫で作業するんだし、火を入れる時は何か遊び心を取り混ぜたいヨ。これも考えねばナ。

しばらくは外の事は出来ないし、午後は倉庫の片付けを再開した。春先にガンバって捨てるモンは捨てたんだけど、その分チッとは作業するスペースが出来たのでネ、震災で壊れた棚やら、地震で傾いていた収納具の修理を始めた。まずは下に置きっ放しになっている道具の収納場所を確保する。アッチらコッチらととっ散らかっている道具を整理整頓して、作業するスペースを確保する。動ける場所が広くなれば作業効率は向上する。倉庫の片付け作業もスピードが上がる。遅まきながら、倉庫の震災復旧を加速しよう。明日は、倉庫の流しのシンクと、倒壊寸前の水屋の修理と、どちらを優先するか、今夜寝床で考えよう。↑top

2016/11/24

天気予報通り、朝の6時ごろからバッチリ雪が降り始まった。まぁ〜灯油を買い込んだり、車のタイヤを交換しておいたり、昨日は定休日だったけど‘やるべき事’は済ませておいたり、冬籠りの準備は万全である。天気予報様様である。トーチャンは降る雪のあんばいを見ながらATMに行ったり、チョコチョコと用事を済ませた後お店に行った。ベジョベジョのミゾレ雪で、降っている間は外の事は出来ないし、ラジオを聴きながら倉庫の中で草刈り機のお手入れをしながらエンジンのパワーや仕様を調べ直した。

ぢつは、草刈り機は3台あるんだけど、8年ぐらい前から自分の機械を買うか買わないか迷ってた。一番使うのはオトッツァンからのお下がりで‘新宮商行’というメーカーの平成の始め頃の機械なんだけど、結局のところドッグランの草刈りをするとエンジンの粘りが有って一番きれいに刈れる。一番ポンコツなんだけど、フィーリングが合うので修理しながらこの機械にばかり頼ってしまう。が、篠ン棒を刈り倒すにはもう少し馬力が欲しい。

この‘新宮’が古くなったのでオトッツァンが買った2代目は‘ダイシン’というメーカーの機械で、良い機械なんだけど‘引っかかる’というのか、まぁ〜トーチャンとの相性なんだろうけど振りにくい。パワーは有るけど、篠ン棒をガツンっ!と刈り倒せるほどでもない・・・どぉ〜せならもっとパワーが欲しい。

3代目は、認知症を患っていたオトッツァンがホームセンターで買ってきちまったBIGMブランドの排気量20ccの機械で、まぁ〜お店に並んでいた機械で一番安かったから買ったンだろうけど、さくらプラザでアップルミントやススキや、まして篠ン棒など刈り倒せるほどの馬力はない。使えるようにお手入れはしているけど、さくらプラザではほとんど出番がない。この機械の話は、話せば長くなるのでネ、昔の‘トーチャンの日記’を読んでほしい。

さくらプラザの奥の方は油断しているとどんどん篠ン棒の根っこが蔓延ってくる。ナンボ草刈り機が3台有っても機械のポテンシャルがイマイチだと、汗をかきかきガックリとうなだれる事も多い。凹んでいるとまた篠ン棒が入り込んでくる。まして、これからのトーチャンはヨロズヤサトーファームでも篠ン棒とケンカする事にしたのだ。散々迷ったけど、決めた、さくらプラザとヨロズヤサトーファームの篠ン棒を刈る為に、大排気量ハイレスポンスの草刈り機を導入する。

機械には能力の限界があり、ここ8年ぐらいは倉庫にある有る3台の機械でどぉ〜やりくりするかを考えていたけれど、この冬は、天気の良い日には一気呵成に篠ン棒を刈り倒す。トーチャンも勝負である。

午後になったら空も明るくなってきて、那須の山も見えるようになった。ヘルパーさんが車を置く場所やマーヤんちの周りの雪かきをして、みんなを連れて明るいうちに撤収してきた。倉庫のガラス窓から吹きつける雪景色を見ながら、草刈機のお手入れをしながら思った事、

・・・圧倒的な自然を目の前に、ヒトが敬意を払って拓く、それが日本の里山の景色でしょ・・・

今日はそんな風に思った。↑top

2016/11/23

なぁ〜んか、寒波が入って来て雪が降るらしいね。今日は水曜日だけど祝日だし、天気が良いうちにヨロズヤサトーファームの開墾を進めておきたい。お店に行ってまずはブラボーターボ君のタイヤを冬のスタッドレスタイヤに交換した。さくらプラザのタイヤ交換は、油圧ジャッキで持ち上げて空圧のインパクトレンチでガガガっ!とナットを緩めて〆て、ひと通りの道具は揃っている。ワイパーのゴムも交換して、これで先日交換した佳代ちゃんのさくらプラザ号もトーチャンのブラボーターボ君も冬の準備完了である。

強烈な風が吹いたり、風が収まると暖かく感じたり、今日はチッとやばい天気である。こりゃ、やっぱ雪が降るネ。草刈り機を背負ってヨロズヤサトーファームに行って、今日も篠ン棒を刈り倒した。今日は通路を作りながら、物置小屋の扉を開けられるようにする、それが目標である。3時ごろまで篠ン棒とツタと変なチクチクした雑草相手に格闘していたら、やっとこ物置小屋の前まで到達した。扉を開けられるように間口を広げていたら、草刈り機がガス欠した。風も強くて冷たいし、自分も風邪っぽくて調子が悪いし、たら舞姫チビ藤をブラボーターボ君に乗せて早めに撤収した。

さぁ〜、今夜から明日は雪だそぉ〜で、明日は室内の事をやる予定にしよう。計画通り進めるのも大切だけど、早く風邪から抜け出さねぇ〜とナ。↑top

2016/11/22

朝6時前、まだ布団の中に潜っていたくて、寝ぼけながら舞ちゃんと毛布の取り合いをしていた。枕元のラジオから緊急地震速報が流れた・・・と思ったら、揺れ始まった。

・・・なんだヨ、ここかヨ・・・

布団に潜っていたら、これまたしつこく揺れて、こりゃぁ〜やばい、と揺れが収まった後茶の間に行った。トーチャンちの辺りは震度5弱だったそうである。激しい揺れ、というよりも、いつまでもしつこく揺れていて‘いやらしい地震’だった。

天気は良い。ラジオを持ってヨロズヤサトーファームの開墾作業を続行する。さくらプラザはこれと言った被害はなく、しいて被害を上げれば、藤君に流しの茹で卵をかっぱわれたのが悔しい。

サトーさんちのコマツさんをコキ使って、午前中のうちに篠ン棒の根っこをいぢめて土をひっくり返し終わった。津波も大事になる事無く、ラジオも平時の放送に戻ってきて、ヨロズヤサトーファームも耕運機が入れるようある程度整地をして、午後には耕運機のヤンマーさんを投入した。ヤンマーさんでかき混ぜて行くと、いやぁ〜ずいぶん篠ン棒の根っこが出てくる。夕方日が落ちるまでヤンマーさんと作業して腰も痛いわ。10月27日にサトーさんに‘ヨロズヤサトーファーム’を貸してもらう許可を得てから、篠を刈り倒して根っこをホジくて引っこ抜いて、だいぶ畑の土みたいな景色になって来た。誰も褒めてくれることはないけど、草刈り機にユンボのコマツさんに耕運機のヤンマーさんに、機械をコキ使いながらもしかしたら、トーチャンは篠ン棒から畑を取り戻す、もの凄い開墾をしたのかも知れない。まだ1次開拓なので道半ばだけど、チッとは自分で自分の事を褒めてやってもいいのではないか?と、思う。来年作付けが出来たら、

・・・拓いたどっ!・・・

野菜が出来ても出来なくとも、胸を張りたいと思う。今日は天気に恵まれて、お昼に藤君のおやぢが倉庫にやってきたり、お店のどさくさまぎれのうちに故障中の草刈り機の修理をしたり、盛りだくさんな1日だったけど、何はともあれ、多きな災害が起こらなくて良かった。ホッとした・・・

ただネ、東日本大震災の時も、ひと月前にニュージーランドでデカい地震があって、3月9日に津波50cmの比較的デカい地震があって、カキの養殖いかだに被害が出たりして、ンで、3.11が起こったのだ。パターンから見ればニュージーランドでデカい地震が起こり、今日の地震は3月9日の地震だと思っていた方が良い。予想が外れても、それで‘3.11級’が来なければ、それで良いのだ。もうしばらくトーチャンの警戒は続く。今日はクタびれたのでもう寝る。↑top

2016/11/21

寒気の緩んでいる曇り。このチャンスに、ヨロズヤサトーファームの開墾を進めねばならん。風邪をぶり返しちゃうといけないので、家からエッグボイラーを持って途中のコンビニで6個パックの卵を買ってお店に行った。トーチャンと佳代ちゃんと、それぞれ作業の合間のオヤツにゆで卵を食ってエネルギー補給・・・という算段である。ラジオを持って畑まで歩いて、篠ン棒の根っこをホジくりかえしながら、サトーさんちのユンボ‘コマツさん’ともずいぶん仲良くなった。コマツさんに初めて乗ったのは、確か18年前の大雪の時に、さくらプラザには四駆の軽自動車と雪かき棒しかなかったのですヨ。見かねたサトーさんが、

サ:「これ、使う?」

と、声をかけてくれて、前進バックと排土板の上げ下げを教えてもらってさくらプラザの通路を確保した。トーチャンにとって、あれが初めての建設機械だった。重機は買うとなると高いし、なかなか踏ん切りがつかなかったんだけど、ポンコツクボタさんを買って‘何をしても惜しくない’ぐらいの改造をしたり、やっぱりネェ〜、山で暮らす以上、バックホーの基本的な操縦は出来ないと、敷地の維持管理はして行かれんですヨ。バケットの爪と強情な篠ン棒が引っ掛かった時にネ、引っ張ればいいのか上げれば良いのか、コマツさんのフィーリングではよく分からない所があったので、今日は慣れ親しんだポンコツクボタさんも‘現場’に投入した。力任せに引っ張って引き千切っ茶えば良いのか、それとももう少し掘り進めて根っこを弱らせた方が良いのか、パワーがショボくて引っ張りきれないポンコツクボタさんは、ひっくり返った機械の下敷きになったりしないための、トーチャンには良い‘物差し’になるのですヨ。

あと半日ぐらいホジくり返したら、とりあえず第一弾は完了である。手で拾える根っこは拾って、耕運機のヤンマーさんで土をひっくり返して、機械をなだめたりコキ使ったり、来年の稼働に向けてヨロズヤサトーファームの開墾も・・・出口が見えて来たヨ。

今週は雪が降るらしい。ヨロズヤサトーファームからあがった後は、佳代ちゃんのさくらプラザ号のタイヤを冬のスタッドレスタイヤに交換した。夕方暗くなったら雨がポチポチ落ちてきた。さて、明日はブラボーターボ君のタイヤを交換したら、倉庫でラジオを聴きながら、故障中の草刈り機を直しながら過ごすとするか。それにしても、

・・・あぁ〜喰いテェ〜・・・

と思った時に喰ったゆで卵って、ンまかったヨ。風邪をぶり返す前に、今夜も早く、寝る。↑top


2016/11/20

機能は冷たい雨も降っていて寒かった。そのせいで寒気がするんだ、と、思っていたけど、今朝の明け方ぐらいから喉が痛くなった。やばい、風邪ひいた。

とりあえずは体が動いて天気が持ちこたえているうちにやるべき事をやらねばならん。さくら農園で大根を数本引っこ抜いて佳代ちゃんに渡し、トーチャンはラジオを持ってヨロズヤサトーファームへ向かった。先日から始めた篠ン棒の根っこ削ぎの続きをやった。サトーさんちのユンボ‘コマツさん’もだいぶじぃ〜ちゃんなので、旋回が狙ったところでピタッと止まらなかったり、サトーさんのいう事は聞いてもなかなかトーチャンのいう事は聞かない。ポンコツクボタさんをヨロズヤサトーファームまで運んで、自分の機械で勝負しようかとも思ったけど、でも、大雪が降った時の為にデカい機械の操作にも慣れておいた方が良い。篠ン棒の根っこ退治は雪が降るまでは練習がてらサトーさんちのコマツさんでガンバろうと思う。

お昼ご飯を食べにお店に戻ったら、午後からバセンジーのナイル君が遊びに来てくれる、と、連絡が有ったそうだ。ナイル君は若い頃のリラたらとよく遊んでくれた。ランで一緒に走れる数少ないお友達だった。ナイル君ちのパパママミィ〜たんと、昔話やバセ達の体調の話をしたり、お茶を飲み飲み楽し時間だった。ナイル君が来ている間に、畑を渡って藤君のお父ちゃんがやって来た。チッと遠かったけど、ナイル君ちはさくらプラザに来たお客さんの中で‘生藤おやぢ’に会った、数少ないお客さんになった。

ナイル君ちとバイバイした後、本格的にクラクラしてきた。風邪をこじらせるワケには行かない。たら舞姫チビ藤と早めの撤収である。みんなでプラプラ歩いて、おまたのチビ藤をナデナデしながら日記を書いて、笑点と真田丸を見たら、体を温めてサッサと寝ちゃおぉ〜っと・・・ダミだこりゃ。↑top

2016/11/19

今日は午前中雨の予報だったので、倉庫でコチョコチョと作業した。良いの、はいらないし、倉庫でちょこっと手あぶり出来る石油ストーブが有れば、と思って、オトッツァンが倉庫に放り投げていた石油ストーブを分解修理した。倉庫で使う道具は過酷なので、本当にネ‘良いの’はいらない。事件や事故が起こらん程度のモンで良い。見てくれは赤サビ真っ赤っかだけど、幸い燃料タンクは無事のようだし、手を炙りながらヤカンでお湯ぐらいは沸かせそうだ。灯油を燃やす芯は交換せんと一酸化炭素が出ちゃうので、何か探さんといかんナ。

午後からはヨロズヤサトーファームの篠ン棒をやっつけに行く予定だったんだけど、雨が上がる気配もないし、ぬかるんだところで作業しても寒いし泥んこで上手く行かんし、雨風で寒いし、午後は佳代ちゃんに頼まれていたアクリル板をカットして届けたり、故障しちゃ草刈り機の部品を眺めながら修理方法を考えたり、大した成果は得られないまま時間が過ぎて行く。たぶん、今日は‘スポンっ!’と動く為に貯金しておく一日なのだ・・・と、思う事にした。↑top

2016/11/18

今朝は、明け方冷えたネェ〜。放射冷却で、どぉ〜やらさくらプラザは氷点下5℃ぐらいまで下がったみたいだヨ。霜柱も立っていて、お天道さんが当たっているところはグズっと緩んでいて、いやはや、さくらプラザはもう冬だネ。

午前中はお店の前の種をこぼし終わったコスモスやアップルミントを刈り取った。コロコロの坊主狩りである。サッサと済ませて‘ヨロズヤサトーファーム’の開墾に行くハズが、草刈り機のスターターが壊れちまって、思いがけず時間を食っちまった。とりあえずはスペアの機械で事なきを得たが、さて、一番使いやすい機械だったので、この先どぉ〜したモンか・・・

お昼頃、今日も藤君のお父ちゃんニャン猫が‘出勤’してきた。ご飯をあげて世間話をして、少しばかりナデナデして、トーチャンもヨロズヤサトーファームへ向かいたいのだが、あのヤロォ〜、

・・・トーチャン、腹減った、もっとおくれ・・・

なかなか帰らないのだ。仕方が無いので、藤君を保護した時に買ったまま埃をかぶっていた‘猫缶’を、お店前の日当りの良い場所で半分ぐらいあげて、

・・・これ食ったらお家に帰れヨ・・・

お父ちゃん、また明日ナ。トーチャンはヨロズヤサトーファームへと向かう。おおよそ一週間ぶりの作業になるのかネ?半分ぐらいの面積の篠ン棒を刈って、隅に片付けて、耕耘機のヤンマーさんで土をひっくり返すところまではやった。篠ン棒の根っこが強情でネ、ヤンマーさんでは刃が立たないので、今日からはバックホーで土をひっくり返しながら根っこを削いで行く作戦に出た。サトーさんが置きっ放しにしているコマツさんでの作業である。ポンコツクボタさんよりパワフルで、楽っちゃぁ〜楽なんだけど、操作系統が違うのでネ、間違えないように気を付けているとクタびれるのだ。サトーさんちのコマツさんは現場でメジャーな‘縦旋回’ポンコツクボタさんは基本的な‘横旋回’この違いを気を付けながらやっているとなかなか作業も進まない。3時ごろまで土をひっくり返して篠ン棒の根っこを引っこ抜いていたら、風が冷たくなってきた。だんだん集中力が無くなって来て、こういう時にムキになると大抵怪我をするのでネ、少し早いけど今日の開墾作業は終わりにする事にした。

奥の倉庫に戻って草刈り機やら道具のお手入れをして、ポンコツクボタさんの関節をグリスアップして・・・日も短くなったネ。明日はどぉ〜したモンか、ヨロズヤサトーファームの開墾に、使い慣れたポンコツクボタさんを投入してみるか、それともサトーさんちのコマツさんで‘縦旋回’の練習を続けるか。トーチャンのポンコツクボタさんも操作系が‘縦旋回’になるように改造してみっか?操作を間違えるのは怪我をしたり怪我をさせたり、怖いからネェ〜、2台使うのなら統一した方が良い。もうチッと、油圧系統を調べてみよう。それにしても、日が落ちたら寒い。↑top

2016/11/17

今日も倉庫の修理作業である。大きな穴は塞いで、昨日からサッシの代わりになるアクリル板を切っている。倉庫にはガラクタがてんこ盛り、倉庫の修理にはこのガラクタを利用し、費用は基本的には¥0を目指す。

そぉ〜いうワケで、うむぅ〜っと唸って、閃いた時でないとなかなか作業にかかれないトーチャンなのである。アクリル板をサッシの枠にハマるサイズにカットして、古いサッシのパッキンをカットしたアクリル板に挟み込んで、ンで、アルミサッシを組み立てた。マジックミラーのアクリル板はさくら農園から見える西側にはめ込み、今まで入っていたガラスのサッシは修理中だった東側に移動してはめ込んだ。倉庫の震災復旧も、やっとこ一歩前に進んだナ。西側に入れたマジックミラーはきれいに那須の山を映し出していた。デジカメで写真を撮ったんだけど、デジカメをお店に忘れてきてしまった。

午後は冷たい那須おろしが吹き荒れた。強力で手ごわい冬の風だ。ビニールハウスも、倉庫の扉も、風に‘みしっ!’っと煽られて、心配だ。倉庫の中で冬の作業が出来るようにもう少し片付けも進めたいところだけど、そろそろ‘ヨロズヤサトーファーム’の復活作業も再開したい。明日辺りからまた開墾作業に戻れるよう、日程を調整しなければナ。それにしても風が冷たい。風邪を引かないうちに、今夜も早く寝よぉ〜っと。↑top

2016/11/16

水曜定休日である。けど、昨夜から強風が吹き荒れているので、畑と倉庫の点検をしにさくらプラザへ出動した。ビニールハウスは少し煽られたりした痕は有ったけど、一晩持ち堪えたらしい。人間の奸智でケンカをしても勝ち目はない。頑丈にするよりも、どぉ〜自然の力を逃がしていくか、考えねばナ。

トーチャンも‘農閑期’に入りつつあり、春先にやっていた倉庫の修復やら冬支度やら、少しずつDIYの大工仕事もせねばならん。何はともあれ、倉庫は東日本大震災の時にサッシ7枚が墜落してガラスが割れて、割れガラスは片付けたけど、ガラスを入れ直す、っテェ〜のも、ガラクタ置き場のポンコツ倉庫にお金がかかるのはもったいないのでネ、ほったらかしていた。昔オトッツァンがあちらこちらからもらって集めてきたアクリル板やら、微妙な建築資材が倉庫の中に有って、恰好はともかく‘機能とガラクタの片付けを優先’にして、ガラスの代わりにアクリル板をサッシに入れる事にした。倉庫の中から土埃をかぶったアクリル板を引っ張り出してみたら・・・なんだこりゃ、アクリルのマジックミラーではないか・・・マッ、何でも良い。穴が塞がればそれで良い。

電動の丸鋸に特殊な刃を付けてアクリル板をカットしていたら、今日も藤君のお父ちゃんがやって来た。お昼ご飯をあげたら、トーチャンが持ち歩いていた‘安いキャットフード’が無くなってしまった。倉庫もマーヤんちも、まだネズミの気配が有るのでネ、お父ちゃんにはまだガンバってもらわねばならん。早めに切り上げてネズミ取りと‘安いキャットフード’を買いにホームセンターに立ち寄って、本日の日程は完了である。明日もお父ちゃん・・・来るかナ?マジックミラーのアルミサッシは、明日完成予定である。↑top

2016/11/15

今日は天気が崩れるのかナァ〜、と、思っていたら、午前中はグングン気温が上がった。暖かいこのチャンスに、決着をつける。ビニールハウスのビニールの張り具合を調整して固定して、風でバサバサと風に煽られないようにロープをかけた。これから細かい調節は必要だけど、とりあえずは午前中のうちに完成した。夕べ雨が降ったせいかハウスの中は蒸し蒸し、春から夏にかけての、換気装置も考えて行かねばナ。佳代ちゃんと現場に分解しに行って、ヨロズヤサトーさんにに運び方を手伝ってもらって、結局組み立てはトーチャン一人でやった。壊さないようビニールのサイズを間違えないよう手配して、出来上がってトーチャンもホッと一安心である。野菜の保管庫と、来シーズンの苗床とイチゴ畑で機能してくれたら・・・トーチャンも嬉しいヨ。

お昼ご飯を食べて倉庫に戻ったら、藤君のお父ちゃんニャン猫が現れた。耕耘機のヤンマーさんでヤーコン畑の土をひっくり返したり、風で吹っ飛ばされた倉庫の扉を修理したり、使い終わったヤンマーさんのお手入れをしたり、最近ネェ〜、午後に現れてアクビをしたり日向ぼっこをしながら、トーチャンがさくらプラザから‘退社’するまで、トーチャンの仕事を見張り番しているのだ。あのヤロォ〜、しばらくは倉庫に住み込みでネズミの見張り番をするのだそぉ〜で、ずいぶん仲良くなって悪い気もしないので、仕事の上がり際、夕飯と寝床用に段ボール箱を用意してやった。お父ちゃん、たまには自分ちに帰れヨ・・・くれぐれも・・・連れ込むなヨ、いい加減にしネェ〜と、キンタマヒネるゾ・・・↑top

2016/11/14

今日は曇り。サトイモやら、サツマイモやカボチャの保管庫に佳代ちゃんにプラスチックケースを預けたんだけど、

佳:「持ち上げると腕と腰が痛い。」

というモンで、倉庫に残っていた2×4の角材と昔使ってそのまま残っていたキャスターを使ってケースを乗せる台車を作っていた。設計図を書いてもっと丁寧にやればよかったんだろぉ〜けど、切ってインパクトドライバーを使ってパワービスをグイッと締めこんで、四隅にホイホイホイっとキャスターをくっ付けて出来上がりである。もし佳代ちゃんが、

・・・家のトーチャン、こんなモン作ったんだヨ・・・

って、見せびらかすタイプならもっと気合いを入れて作るけど、台車が出来たからって‘なんだっ!’ちゅぅ〜事も無いのでネ、最低限の機能する程度の出来栄えであった。ガァ〜ガァ〜音が出る電動工具を使い終わったら、どこからともなくお父ちゃんニャン猫が現れた。

ト:「よぉ〜っ!夕べはどこに寝たんだ?」

お父ちゃんと世間話をしたり目やにを取ったりしてたらお昼になった。今日はバセンジーのロクちゃんが遊びに来てくれていたので、トーチャンもお店に会いに行った。若いバセ君は可愛いネ。ロクちゃんと一緒に佳代ちゃんも出かけて行き、チビちゃんと藤君にお昼ご飯をあげて、たら舞姫と‘ヨロズヤサトーファーム’までお昼の散歩をしてきて、トーチャンはまた‘現場’に戻る。

凍ったり溶けたり、霜柱が立ったり、冬にお休みする畑は土作りのシーズンなので、芋がらやらヤーコンやら、茎を藁きり機で細かく切って畑に戻す準備をしていた。その間お父ちゃんはあくびをしたりタマタマをレロレロしたり、倉庫の見張り番をしていた。一段落したのでビニールハウスの扉になる所のビニールを張り直した。4時ごろになったら寒くなって来てネ、ペースを上げてやる事やっちまって今日の分の撤収準備に入っていたら、ビニールハウスの入り口に‘お父ちゃん’がやって来て‘にゃぁ〜’と言った。ちなみに佳代ちゃんはお父ちゃんの声を聞いた事が無い。

いつもは午前中にやって来てお昼には帰って行くんだけど、なんか様子が違うな、今日は。お泊りするかも知れないので念のため倉庫の入り口を少し開けて、塞いでいたキャーとウォークを一か所開けて、ンで、夕飯を上げてトーチャンも家に帰ってきた。あのヤロォ〜、まさかさくらプラザの倉庫で冬を越す算段ではあるまいな。厳しぃ〜ゾ、悪い事は言わん。今夜は止めてやるけど、自分ちの牛舎に帰れ、ナっ。↑top

2016/11/13

今日も晴れ。昨日よりは風も穏やかだし、トーチャンには貴重な外作業日和である。今のトーチャンに課せられた課題は3点、

@初夏取りキャベツの苗の定植
Aビニールハウスを完成させる事
Bヨロズヤサトーファームの開墾

優先順位は順番に書いたとおりである。キャベツは10月の最後の週ぐらいに畑に植える作戦だったのであるが、佳代ちゃんに頼んでいた苗がチッとも育たなくて、辛抱強く待っていたら今年は早い初霜も降りちゃって、この晴れ間のチャンスを逃したら、もうチャンスはやって来ない。植え損なえば来年の初夏キャベツは全滅である。さくら農園の初夏取りキャベツは北側に風よけの畦を立てて谷に苗を植える。春まで山の麓でジッと蓄え、春になって無事に冬を超えられたチビッ子キャベツが目が覚めたら北側の山に追肥して土を寄せる。穏やかな晴れ間が続いている間にしっかり活着して、ガンバって冬を超えるのだゾ。貴様とトーチャンは共に那須の冬を超える戦友である。来年の春に・・・元気に再会しよう。

風が穏やかなこのチャンスに、午後はビニールハウスにビニールを被せた。やった事が無いのでどぉ〜やったらうまく張れるモンか、まぁ〜それでもとりあえずは被せる事が出来た。被せてみたら昼間はハウスの中が蒸しっと暖かくなって、日が落ちたてきたらハウスの中も普通に寒くなった。ハウスが出来たから万能なのではなく、ハウスの特徴を利用して何が出来るのか、また新たなお勉強の始まり・・・ですナ。

とりあえずは、冬の間に野菜を保管したり、春に向けて土作りをしたりするビニールハウスは細かい所を除けばある程度格好になった。中身の運用については佳代ちゃんにも勉強してもらわねばナ。ビニールハウスを完成させたら、寒かろうが風が強かろうが、雨と雪の降らない日は‘ヨロズヤサトーファームの開墾’を優先せねばならん。ドカ雪が降っちまうまではポンコツクボタさんやサトーさんちのコマツさんを投入して、ドンドン土をひっくり返して篠ン棒の根っこをホジくり返して・・・・・・

よく分からないまま時代の流れでジィ〜様になってしまうのか、毎日勉強しながらもがいて足掻いてジィ〜様になるのか、トーチャンだって背水の陣である。今シーズンはさくら農園でいろいろ見ていろいろ経験した。来シーズンは、さくらプラザの秋野菜の主力は、ヨロズヤサトーファームで全力を注ぐ。↑top

2016/11/12

晴れ。今日は天候が回復する、という予報だった。先日注文しておいたビニールハウスのビニールが届いているので‘ピシっ!と張る’と予定を立ててお店に行った。行ってみたら風が強くてネ、風に煽られて新しいビニールを破いちゃったりするとガッカリしちゃうので、側面の出来るところだけ進めた。風の様子を見ながらすぐに作業が中止になっちゃうのでネ、奥の倉庫でチンタラチンタラ今シーズン使い続けたカマやらレーキやらのお手入れをしていたら、久しぶりに藤君のお父ちゃんニャン猫がやって来た。

お父ちゃんニャン猫とトーチャンは、かれこれ8カ月の付き合いである。5月にお母ちゃんニャン猫と兄弟たちが引っ越して行った時に置いて行かれちゃった藤君は、やっぱり半野良ニャン猫だったので警戒心も有ってネ、なかなかトーチャンに心を開かなかったンだけど、ひょっこりお父ちゃんがニャン猫がやって来たら藤君も心を開いてくれてネ、ンで藤君は、今日記を書いているトーチャンの膝の上で寝ている・・・という経緯がある。いわば藤君はお父ちゃんニャン猫とトーチャンが同じ独りのニャン猫と勘違いしたまま成長中・・・である。

まぁ〜他人ンちで勝手に子作りするのはいただけないが、藤君のお父ちゃん、というところでは何か相通じるモンがある。8月のお盆過ぎぐらいからはトーチャンも藤君のお父ちゃんをナデナデ出来るぐらいの間柄になった。遊びに来ればトーチャンがあげる安いキャットフードを目当てにセッセと倉庫の中でネズミ探しの見回りをしてくれる。今日は結局朝からお昼までトーチャンの傍にいた。このぐらい仲良くなれば、具合が歩くなった時に病院に連れて行ってあげる事が出来るな。怪我をしちゃった藤君のお母ちゃんもどうにかしてあげたかったけど、とうとう最後まで仲良くなれんかったモンな。

さくらプラザの周りには酪農家さんの牛舎でネズミの見回りをする半野良ニャン猫たちがたくさんいる。さくら農園と倉庫は、その彼らの狩り場、かな?半野良たちの世界は厳しく、寿命は7年ぐらいかナ?お父ちゃんも自分の縄狩りを点検して歩いてその寿命をまっとうするんだろうけど、あまり無理すんなヨ、天気の良い日は遊びに来いヨ。もうすぐ冬がやって来る。↑top

2016/11/11

肌寒い雨の一日である。天気予報では一昨日辺りから金曜日に雨が降る、と言っていたので、今日はパソコンやら室内作業の準備を整えてお店に行った。お店に向かう途中に佳代ちゃんのさくらプラザ号の交換用のワイパーゴムを買ったり、動ける時にちっとずつ冬支度もしていかなければナ。

整備工場のUさんの所に立ち寄って油を売り、取り寄せてもらったブラボーターボ君の部品代を精算したり、雨が小降りになったところでさくらプラザ号のワイパーゴムを交換して、トーチャンはトリミング室で藤君を抱えてPC仕事である。春から記していた農作業日誌を整理した。上手く出来たモンは、それは天気やらいぢくり回したトーチャンの手間が合致したという事である。来年も現状維持で行けるかどうか、楽しみだ。春に自分で立てた予定通り出来なかった野菜は、ひとえにトーチャンの勉強不足である。今年の反省は来シーズンへの肥料である。凹まないで、諦めないでまた来年も作付けしたい。

今日は‘土とは’とか‘耕すとは’とか、耕作の哲学を読み漁っていたら、やっぱり夕方にはクタびれた。畑の石ころで耕運機のヤンマーさんを傷めてしまうとトーチャンも不本意なのでネ、さくら農園の石ころは可能な限り取り除きたい。さくらプラザがハーブガーデンだった時代の古い‘篩(ふるい)’が有って、それでチマチマと畑に混じった石を取り除いているけど、篩をふるうのもなかなか大変なのヨ。お小遣いを使いたくないケチでシブチンで、しかもオオチャクのトーチャンは、あの古い篩を電動でガチャガチャ動くように改造しようかと思う。こりゃ、農閑期のトーチャンの宿題・・・だナ。↑top

2016/11/10

さぁ〜、チッと早いけど寒波がやって来て、昨日初雪も舞い、さくら農園の土もそろそろ凍り出す。今日は畑でそのままになっているヤーコンと長芋を掘り上げねばならん。

スコップでヤーコンの株の周りの土を払って、ヤーコンに傷を付けないように少しずつ少しづつ、株ごと掘り上げた。この春に篠ン棒が生えていたスペースを開墾して、始めて育てた割には美味しそうなヤーコンに育った。土が肥えてくれば収穫量もきっと上がるだろう。今シーズンに判明したさくらプラザのヤーコンの問題点は、風で茎を倒されてしまう事だった。まぁ〜倒されても枯れない程度であれば育成に問題はないみたいだけど、育っている最中の茎葉が枯れてしまうと、秋に収穫に影響が出る。5月に植えてけて10月末に収穫、土が凍っちまうので畑に置いたままにしておくわけにはいかん。来シーズンへの宿題は多いネ。

今年は5本の長芋を植え付けてみた。さくら農園は、ぢつは30cmも掘ると赤い粘土層になってしまって、土がメチャクチャ固い。まぁ〜今年はそこに1m程の縦穴を掘って種イモを埋めたんだけど、掘り上げるのに固い粘土に刺さったように埋まっている先っぽがどぉ〜しても折れてしまう。せっかく半年がかりで育てて、収穫の時に折れちまうのは面白くないのでネ、除雪用にお店の駐車場に降ろしたポンコツクボタさんを芋掘りに投入した。イモを傷つけないようにイモの横っちょに深さ1m程度の溝を掘り、そこに入ってイモを横からホジくり出した。どの野菜でも、上手く行かない言い訳はさくら農園にはてんこ盛りだけど、条件が不利なのは百も承知で始めた事である。

今年より来年、来年より再来年、ちっとずつステップアップして行きたいヨ。さくら農園には努力や根性では解決できない問題もある。その部分は汗さえかけばヨロズヤサトーファームで解決できる、と、思っている。午後は昨日に引き続きサトーファームの開墾作業に行った。昨日刈り倒した篠ン棒をまた一か所に集めて歩いた。地味ぃ〜にちっとずつ進めて行けば、そのうち良い事あるさ。今日も疲れた、寝る。↑top

2016/11/9

水曜定休日である。那須の山から吹き下ろす風に乗って、今日は雪が舞う。今シーズンの初雪である。先日の初霜に当たったヤーコンの葉っぱも黒くなり、地面が凍り付く前に、そろそろ掘り上げないといけないネ。

佳代ちゃんはお客さんと約束が有るのだそうで、午前中はお店を開けていた。トーチャンも午前中だけ、ヨロズヤサトーファームで篠ン棒を刈り倒した。今日は寒いけど、もっと寒くなったり雪が積もったりすると作業が出来なくなっちゃうモンね。

篠ン棒はなかなか刈り倒せないので、少し刈っては草刈り機を休ませたり、ラジオを付けてトーチャンも休み休み作業した。今日に合衆国の次の大統領が決まるのだそぉ〜だけど、まぁ〜それにしても、ヒラリーさんもずいぶん嫌われたモンだネ。英国のEU離脱や、しばらくは世界中がリーダー不在で小競り合いの時代が続くのかな?

今日は気温が5℃ぐらいまでしか上がらないし、トーチャンは午前中でたら舞姫チビ藤と自宅へ戻って来た。お昼ご飯は佳代ちゃんとお店の近くのラーメン亭でランチセットのAを食べた。ご飯に漬物に納豆に1品料理に、そして厚切り豚カツとラーメンのセットで¥1000である。線切りキャベツもたくさん食べて、大好きなラーメンと豚カツ・・・いやぁ〜、ンまかった・・・が、腹いっぱいで、動けん。今日は夕飯いらないナ。↑top

2016/11/8

さて、今日もヨロズヤサトーファームでの作業である。トーチャンの見立ててでは、今シーズンのさくらプラザはドカ雪が降る、と見ていて、サトーさんちのコマツさんが故障で出動できないとなると、除雪作業もチッとばかりさくらプラザのポンコツクボタさんだけでは切ないのでネ、トーチャンも‘現場’に工具を持ち込んでサトーさんちのコマツさんの修理から作業を始めた。

夕べネットで構造を調べてみたらそんなに複雑な仕組みではなかったので、きちんと組み立てれば何とかなるだろう・・・と、ですネ、外れちゃったクローラーの張りの調整をやり直してみた。油圧でグイィっと張っているので、オイルシールが切れていたり油圧漏れが無ければ何とかなるさ。組み立て直したのでバケットをグイッと押し込んでクローラーを持ち上げよう、と思ったら、ありゃりゃ、バッテリーが上がってスターターが回らない。倉庫に戻って予備のバッテリーか発電機を持ってこようかうむぅ〜と唸っていたら、軽トラでサトーさんがやって来た。

ト:「上がってます。」

サ:「あっそぉ〜。」

サトーさんが軽トラからブースターケーブルをつないで無事にコマツさんのエンジンがかかった。油圧をかけてコマツさんを少し動かしてみたら、クローラーを張る油圧の‘抜け’なくなったみたいだ。バッテリーの問題は近くの整備工場のUさんがやって来て、一晩バッテリーの状態を調べてくれるらしい。コマツさん、今シーズンの除雪も、頼むゾ。

午後は耕耘機のヤンマーさんを投入して、篠ン棒の根っこと対峙してみた。やってみたら、日当たりが良くてさくらプラザよりも土もやわらかく良く肥えているせいか、篠ン棒の根っこが深い所までバッチリ伸びているのヨ。ヤンマーさんの鉈刃では篠ン棒の根っこを削ぎ切れなくて、さくら農園を拓いた作戦はヨロズヤサトーファームでは通用せんかった。畑にして作物が育つようにするためには、地味ぃ〜に地味ぃ〜に、コマツさんとクボタさんでホジくり返して行くようだネ。

明日は水曜定休日だけど、発送に追われている佳代ちゃんは明日もミシンを踏むらしい。トーチャンは‘ビニールハウス’の組み立て辺りからガタガタの筋肉痛なので、明日の朝起き上がれたら、畑仕事をしに行こう。起き上がれなかったら、モタモタグズグズと本でも読んで、お昼にはとろろそばでも食ってグネグネ転がっていよう。↑top

2016/11/7

今朝は初霜が降りた。さくら農園の秋野菜も、もはやこれまで・・・って感じです。

今日も‘ヨロズヤサトーファーム’の復活作業である。失敗続きの秋取りキャベツと白菜だけど、来年は、ここで‘ニカっ’と笑って秋の収穫を迎えたい。

昨日までにとりあえずは200坪ぐらいの篠ン棒を刈り倒す事が出来たかナ?まだ面積の半分程度らしいけど、とりあえずは第一弾で、刈り倒した篠ン棒を回収して篠ン棒の根っこをホジくる作業に入る事にした。トーチャンがせっせと篠ン棒を刈り倒していたら、サトーさんも根っこをホジくりかえす為にバックホーのコマツさんに乗って応援に来てくれたのである。ホジくりかえす前に刈り倒した篠ン棒を隅っこに寄せなければならないンだけど、篠ン棒ってぇ〜のは、長いししなるし、まぁ〜始末が悪い。トーチャンは人力で汗をかきかき、サトーさんはコマツさんのバケットで篠ン棒を集めていたら、サトーさんの‘あ゛っ!’という声が聞こえた。振り返ったらコマツさんの左側のクローラーが外れていた。まぁ〜さくらプラザのポンコツクボタさんも年寄りだけど、サトーさんちのコマツさんもだいぶジィ〜ちゃんだから・・・いろいろ有るネ。サトーさんと、

サ:「しゃぁ〜ない、やるか・・・」

と、あぁ〜、でもない、こぉ〜でもない・・・なぁ〜ンて言いながらコマツさんを持ち上げたりこじったりしながらクローラーをかけ直して、午前中のうちにコマツさんを直して動かせるように出来た。サトーさんも今日は調子が悪そぉ〜なので、午後は独りで作業した。せっかくコマツさんをヨロズヤサトーファームまで降ろしてもらったのだから、引っこ抜く木の根っこはコマツさんがあるうちにやっておきたい。久しぶりにコマツさんを操縦した。ポンコツクボタさんが1トンの機械、コマツさんが2トンの機械、久しぶりに操縦してみると、迫力が違うネ。ポンコツクボタさんがさくらプラザに来た時にサトーさんに言われたんだけど、

・・・大きい重機は人を怪我させる機械、小さい重機は自分が怪我する機械・・・

デカいコマツさんの操縦席から見渡すと、あらためてそう思う。動かしていたら、下の方から‘カッコンカッコン’と、異音が聞こえた。降りてみたら直したはずのまたクローラーが緩んでた。午後の3時過ぎだったのでもう風が冷たくてネ、調べるガッツも無いので、そぉ〜っと修理しやすい場所まで移動して今日の作業はお終いにした。

油圧の部品が劣化しているのか、修理した時の作業工程に不備が有ったのか、何で緩んじゃったんだろぉ〜・・・寒気が入って来ていて明後日は雪が舞う予報になっているけど、明日は天気も持ちこたえるらしい。明日は朝からコマツさんの修理に集中、だナ。もうすぐ雪が降るっテェ〜のに、ヨロズヤサトーさんちのコマツさんが動かないと、ポンコツクボタさんだけで除雪作業が出来るかどぉ〜か、トーチャンも切ないのヨ。↑top

2016/11/6

今日も草刈り機を背負って‘ヨロズヤサトーファーム’へ向かう。草刈り機は正式名称‘刈払機’というのかナ?一応はエンジンの付いた振動工具なので、トーチャンも毛細血管が切れちゃうと嫌だし、一日の作業時間を決めて使うようにしている。トーチャンがメインで使っているマシーンは、平成の始め頃に作られた機械でネ、燃料を満タンにすると3時間から4時間動かし続ける事が出来るのヨ。今どきのは長時間動かし続ける事が出来ないように燃料タンクが小っちゃくなってて、3時間動かせる機械はないネ。

山の中で独りぼっちは寂しいし、寂しいからと言って熊さんが来ちゃうと怖いのでネ、ラジオを鳴らしながら作業した。篠ン棒をセッセと刈り倒していったら、ついに見えた。休憩できる茶飲み場が姿を現した。屋根の下にも篠や木が生えていたけど、サトーさんが作ったガーデニングテーブルも無事に生き残っていた。この茶飲み場が機能するように回復したら、ラジオを置いて、腰を下ろしてポットのお茶を飲み飲み、汗を拭き拭き妄想できるようになる。いやぁ〜、NHK第1の山田邦子さんの‘日曜バラエティー’を聴きながら、またまた妄想が膨らむネ。

まだ春浅い今年の3月21日、ヨロズヤサトーさんから耕運機の‘チビクボタさん’を頂いて、この時初めて‘ヨロズヤサトーファームへ足を踏み入れた。耕運機を引っ張り出すのが大変で休憩ばかりしていたンだけど、いやぁ〜、そん時に見た山桜がきれいでネ・・・よし、根性決めて拓こう。来年の春、おにぎりとお茶を持って花見をしよう。希望するお客さんがいたら、春に見た山桜を見せてあげよう。

それにしても、二日連続で腰に来た。休憩場所まではたどり着いたけど、まだ物置小屋は見えない。現時点でスペースの半分ぐらいは篠ン棒を刈り倒し終わったってとこかなぁ〜?天気次第でどぉ〜なるかは分からないけど、明日からは一旦、刈り倒した篠ン棒を一か所に集めて地面が見えるようにしよう。疲れた。笑点と真田丸を観終わったら、寝る。↑top

2016/11/5

晴れ。ビニールハウスにビニールのシートをかぶせるまでは、トーチャンの作業も一段落なのでネ、今日からまた‘ヨロズヤサトーファーム’の開墾を再開した。距離はどのくらいだろう?さくらプラザから徒歩数分で数百メートル、というところだろうか?草刈り機とラジオを持って歩きながら、いろいろと妄想が広がる。

・・・肥料を運んだり苗を運んだり、道具や機械を持って行き来したり、収穫した野菜をお店に持ち帰ったり、移動するのにやっぱ耕耘機のヤンマーさんにつなぐトレーラーが有ったらいいナァ〜、それともまだギリギリ動く、程度の軽トラが良いかナァ〜・・・

さくらプラザからヨロズヤサトーさんちへの通路は全部私道なのでナンバーを取って登録する必要はない。最善策を考えねばナ。

さて、今日からまた篠ン棒を刈り倒す作業の再開である。篠ン棒もまぁ〜固いちゃぁ〜固いンで刈るのも骨が折れるけど、厄介なのは藤のツタに捕まって絡まっちゃっていると根元を刈り倒しても倒れないのヨ。そうすると草刈り機で先に進めなくなっちゃうのでネ、藤のツタを手で払って、また草刈り機を担いで篠ン棒を刈って・・・高さ2mぐらいまで伸びた篠ン棒を、腰を入れて根元を‘かっさらう’と言いますか、機械を使ってもキビしぃ〜肉体労働で有りますた。でも那須の原っぱは、明治以降に開拓に入植した先人たちがこぉ〜やって拓いて来たんだもんネ、トーチャンは人柄が幸いているせいか手を取り合う仲間はいないけど、ポンコツの機械たちがトーチャンの手足になってくれている。コイツらは無機質な古い機械だけど、作業中に‘ほれっ、もぉ〜一息っ!’って声をかける、頼れる相棒である。

まずは下刈りをする。刈った篠ン棒をレーキでどこかに寄せたら、もう一回草刈り機で地面を撫で回す。穴ボコ、とかね、危ネェ〜トコが無いのが確認できたら、耕運機のヤンマーさんを投入する。東西方向、南北方向、格子状に鉈刃で耕していくと結構篠ンっ棒の根っこをブった切る事が出来る。トーチャンの技術と機械の能力で拓き切れれば、さくらプラザの‘ミニドッグラン’ぐらいの‘ヨロズヤサトーファーム’が復活するヨ。

トーチャンが住む那須白河高原には、戦後の開拓地があちらこちら点在する。さくらプラザの隣の‘千振’地区も満州から引き揚げてきた方々が拓いた土地である。千振開拓農協の開拓碑に刻まれた言葉、

・・・立つ力さえ抜けて行った・・・でも、へこたれないで、皆で力を合わせて拓き作ったこの沃野だ・・・

暗記したつもりでいたのに、台詞を忘れてしまった。明日しばらくぶりに開拓碑を見て来よう。

・・・へこたれないで、拓き作った、この沃野だ・・・

天気の良い間に汗をかこう。良い土を作ろう。明日も、ヨロズヤサトーファームの開墾に行く。↑top

2016/11/4

那須の山も昨日雪が降ったらしく、さくらプラザからの眺めは上の方が白く見える。昨日は寒かったもんネ。誰かがやってくれるワケではないので、今日は朝から細々した事をやった。ビニールハウスを設置して露地物の作付け面積が減ってしまったので、来年から使えるようにまた少しばかりさくら農園を拡張した。ヤンマーさんで土をひっくり返しては根っこを取り除いて、土が落ち着いたら元肥になるモンを入れて、凍てついたり、雪に埋もれたり、霜柱が立ったり、そんなこんなで野菜を育ててくれるさくら農園の土になる。

ビニールハウスの骨組みを立てるのにハウスの中もずいぶん歩き回ったので、ハウスの中に耕運機を入れて土を起こした。匂っちゃうといけないので、ハウスの中に入れる肥料は完熟肥でないとナ。コンポスターの中身にガンバってもらわネば。

先日片付けたナスやピーマン、ズッキーニとカボチャなどなど、引っこ抜いてから時間が経って枯れて乾いてきたので藁きり機で細切れにしてポリバケツに放り込んだ。またいつか土に戻って、さくら農園の栄養になってくれる。育てる、土に返す、これを繰り返していくとさくら農園オリジナルの土となって行く。そんなんで今日はやれなかったんで、明日は‘ヨロズヤサトーファーム’の開墾をメインに動きたいと思う。休憩のオヤツに麦茶沸かしておにぎり握って行くか。↑top

2016/11/3

いやぁ〜。昨日一日ゴロゴロして体の筋肉痛は取れたけど、それにしても、何でこんなの風が強いのヨ・・・ってコボしたくなる今日のさくら農園である。春もそうだし、冬が近付くにつれてここンとこ毎日風が吹き付けているけど、コイツとどぉ〜付き合って行くかが、大げさに言えばトーチャンの未来を決めるんじゃぁ〜ないかナァ〜・・・そんな気がする。

朝一番で佳代ちゃんが大根を抜きたい、と、言うので、抜いても良さげな候補を3,4つ指差したら、佳代ちゃんは迷うことなくスポンと2本抜いた。トーチャンなら出来栄えを分析したり迷ったりしちゃうけど、うぅ〜ん、やっぱ、女は度胸だネ。ダイコンは去年の秋と今年の春と、グネングネンヒン曲がった‘根性曲がり大根’になっちゃって惨敗だったんだけど、今年の秋大根はそれなりにトーチャンのいう事を聞いてくれたみたいで、まぁ〜まぁ〜真っ直ぐに育った。失敗続きのさくら農園だけど、今年の初夏採りキャベツは良く育ってくれたし、ダイコンのヤロォ〜が考えている事はずいぶん分かって来た。白菜は、あのヤロォ〜は結構わがままなヤロォ〜だ。今シーズンもたぶん白菜は時間切れで失敗に終わるんだろぉ〜し、このままなら来シーズンの作付けはたぶんしないと思うンだけど、トーチャンはそんなに優しくはないのでネ、来シーズンは来シーズンで、また白菜君たちにもガンバってもらう。種から芽が出る以上、根性で生き抜いてもらわねばナ。その方策は、脳ミソの隅っこに・・・ある。

まぁ〜それにしても今日も風が強いわ。弱っちぃ〜ダイコンなんか風に振り回されて歯槽膿漏みたいになっているのでネ、抜けそうな大根をオッチメ直して土寄せしたり、葉っぱの顔色を見て歩いたり、さくらプラザもそろそろ初霜までのタイムリミットをひしひしと感じますヨ。頂いて来たビニールハウスも骨組みは完成してあとはビニールをかけて出来上がり、ってとこまでこぎ着けたし、さっ、明日は貸してもらえる事になった‘ヨロズヤサトーファーム’の開墾作業に戻るとするか。篠ン棒をやっつけて、最低来年の秋には稼働させねばならん。モタモタしている場合ではないヨ。↑top

2016/11/2

寒気が入って来た水曜定休日である。トーチャンは久しぶりにガタガタの筋肉痛である。今日は休む。

佳代ちゃんはマーヤの定期検診で病院へ行き、トーチャンは洗濯をした後、たらちゃんを車に乗せて佳代ちゃんに頼まれていた買い出しの用事に出かけた。ホームセンターの特売のチャンスに、マーヤんちの冬支度やら、チビと藤の猫砂をまとめ買いして家に戻って来た。柱にもたれかかってPCをいぢったりウトウトしたりしていると、今日は寒いせいか、ワンコ達はファンヒーターや姫にところで固まり、チビと藤はいつのまにやらトーチャンの膝の上に上がってくる。動けんのでネ、夕方まで自分のお小遣い帳を整理して過ごした。

ムキになってPCと向き合ったので、結構クタびれた。PCを使っているのと、体を使っているのと、どっちがクタびれるモンか、何はともあれ、疲れた細胞の再生にはタンパクが必要である、脂肪も旨味もいらん、腎臓が調子よく動いているうちは、とにかくタンパク補給である・・・と、お小遣い帳に記載される無駄食いの言い訳をしておく。ちなみに、豆類などの植物性はゆっくり吸収されるので朝に一日の始まりに摂る。ベースである。お肉や牛乳などの動物性は即効性なので、体を使い終わった後に摂る。心掛ける事でそれぞれの特徴に合わせて効率よく吸収できるそうだ。11月に入ってもう一段寒くなるのだそぉ〜だ。外作業はビニールハウスの組み立てとサトーファームの開拓と、まだ盛りだくさん、雪が降るまではトーチャンも音を上げずにガンバらねばナ。↑top

2016/11/1

明け方まで雨が降ってたらしい。昨日ムキになってビニールハウスを組み立てたら筋肉痛である。しかし、明日は寒気が入って来るらしく、さくらプラザも定休日だし、出来る事ならトーチャンもたら舞姫チビ藤と自宅でファンヒーターを背負ってゴロゴロしていたいところである。ビニールハウスの骨組みは・・・今日決める。

昨日完了出来なかったところをチョコチョコとやっつけて、最後に取り付けるビニールを固定する金具に着手した。仮止めして位置を確認して、この作業もそろそろ終盤戦で、出入り口の製作である。出入り口はハウスの部材と一緒にもらってきた木製の扉をそのまま取り付ける事にして、大工作業である。いや、それにしても、午後になったら山から冬の風が吹き下ろし始めやがって、こりゃぁ〜冬の風だネ。コンクリートブロックを基礎にして倉庫に残っていた材木を基礎にして、そこに持ってきた柱と扉を取り付けた。さくら農園は風が強い所だからネェ〜、どぉ〜なっちゃうかネェ〜、まぁ〜材料も技術も、壊れない頑丈さよりも、壊れたらすぐに直せる柔軟さの方が大切だわネ。

風にピュゥ〜ピュゥ〜吹かれて、出入り口と金具で固定する作業は全部終わった。後は雪で潰されないように補強材を入れたり、モグラが入り込まないように波板の壁をハウスの周りに埋め込んだり、そんな肉体労働をして、あとは最後に風のない日に‘ばさっ!’と、ビニールをかけたら、さくらプラザのビニールハウス出来上がり、である。安定した苗床になってくれたり、Sさんから頂いてプランターで保存してきたとちおとめの苗が、来年何個か食える実を付けてくれたなら、トーチャンの労力も報われる、っテェ〜モンである。来年は、さくらプラザでイチゴ喰うぞっ!そぉ〜だろみんなっ!(←あさひのぼるさん風)

明日は休むっ、絶対に休む。ビニールハウスを設置しちまって、さくら農園の‘露地物’も作付け面積が減っちまったこったし、ある程度ハウスの決着が付いたので、また‘ヨロズヤサトー農園’を拓き直す作業に戻る。負っけネェ〜ぞ、このヤロ、である。何はともあれ、明日はゴロゴロの休日である。↑top

2016/10/31

さて、今日はビニールハウスの骨組みをある程度格好にせねばならん。風がピュゥ〜ピュゥ〜吹いたり寒気で冷え込んだ日になんかやりたくないモンね。

昨日の帰りにホームセンターに行っていろいろ見た結果18πで長さ30cmの木工用ドリルを買った。コイツで地面に穴を開ける算段である。ンで、昨日柱の間隔を計算し直したら40cmじゃぁ〜なくて、42.8cmである事が分かった。この数字の意味がサッパリ分からないまま作業していたンだけど、よくよく調べてみたら42.8cmとは、30.3cmである1尺に√2の1.414213562をかけた数字である事が分かった。なんでこの間隔なのかはよく分からん。が、何はともあれ柱の勘定が無事に合い、黙々とビニールハウスの組み立て作業を進めた。

ヘリクツは理解できても、実際には土が固くて思ったようにパイプが刺さらなかったり、地面も平らではないのでネ、計算よりも位置がずれてしまったり、さくらプラザに中古ハウスの骨組みをマッツグ建てる、というのは、難しい事ですネ。トーチャンが建てているビニールハウスはグネグネ曲がっているけど、見て綺麗な建物、と、いうのは、やっぱ算数ではなくて現場の業ですヨ。

完成を目指してトーチャンがビニールハウスの骨組みを組み立てていると、郵便屋さんが気になっちゃってビニールハウスのウンチクを語っていったり、メール便のおぢさんも気になっちゃったみたいなので無視してみたり、今日は冷やかしも賑かな作業の中だいぶ格好になった。夕方まで組み立ててみたら外す時に壊れた金具も何個かあったり、少し買い足さねばならんしネ、トーチャンのローガンなのか日没のせいななのか見えなくなっちゃたのし、5時前に‘現場’での作業を終わりにする事にした。寒波が来る前にビニールをかけたいナ。

今度の冬から春と、来シーズンの秋と、ちゃんと使えるハウスになったら、土いぢりも夢が広がるネ。↑top

2016/10/30

晴れ。とりあえずは昨日まで吹いていた風が収まった。まぁ〜まぁ〜の秋日和である。トーチャンはオヤツのおにぎり一個と麦茶とラジオを持ってビニールハウスの組み立てに取り掛かる。と、その前に畑にスコップを持って行ってヤーコンを2株掘った。育ったヤーコンを眺めると、今年始めて始めた素人仕事でまだまだ育ちが良くないけど、トーチャンと一緒にひと夏を超えた痕跡が見える。ヤーコンを掘り上げる今のトーチャンは、それが同士みたいで楽しい。もっと‘愛情と技術力’を上げねばナ。

佳代ちゃんと場所を眺めて、ビニールハウスを建てる基点を決めて、差し金持って糸を張って直角の90度、この90度と三平方の定理で、

c2=a2*b2

で、ビニールハウスの直角精度を確認して行く。4隅が決まって、いざ、横っちょの屋根になるパイプを地面に刺して行ったら、組み立てる作戦と勘定も合わんし、地面が固くてなかなか刺さらんし、今日は位置決めだけしてやめちゃった。もう一回作戦を立て直して仕切り直しである。南北方向で立てる事にしたんだけど、骨組みを見ていると北風をまともに受けるハウスの‘背中’が心配になったヨ。どぉ〜せ仕切り直すならもう一回場所を見直して、東西方向に建てられるよう考えた方が良いのかなぁ〜?冬の‘那須おろし’の事を考えると迷うなぁ〜。

ビニールハウスの組み立ても煮詰まってしまったので、一旦お店に撤収した。昨日遊びに来てくれたトランちゃんが、事情ぉ〜があって午前中もう一回来てくれていた。トランちゃんちの帰り際に、おみやげにヤーコンを上げる事が出来て良かった。さくらプラザも一生懸命バセンジー達と一緒に野菜も育てるので、さくらプラザに食べてみたい野菜、リクエストしてみて下さいネ、トーチャンに出来るモンなら、育ててみます。

午後は東海地方からバセンジーのルル君と毎月遊びに来てくれるバセンジーのサナちゃんが遊びに来てくれた。夕方までバセ話や思わぬ世間話をして過ごせた。サナちゃんちにヤーコンを教えてもらい、天栄村の後輩に相談したら、

「いいっすヨ、芽が出たら苗を送りますヨ、さくらプラザ宛で良いっすか?」

なぁ〜んて、いろんな方が知恵と労力を提供してくれた‘さくらプラザのヤーコン’なのでネ、トーチャンも毎日毎日葉っぱの顔色を見ながら良いヤーコンを育てらるようになりたいと思います。みんな、また遊びに来てネ。バセンジーと野菜と、思わぬところでの‘蛭川村つながり’と、いやぁ〜、トーチャンも楽しい時間を過ごせまして、本日ご来店の皆様、ありがとうございました。

PS, ルルママさんへ、全っ然っ名前が思出せなかった思い出の日本酒、自宅に戻って調べ直してみたところ、旧蛭川村の(有)大橋酒造の‘笠置鶴’というお酒でした。当時見学させていただけたのは、この酒蔵でした。燗で良い感じで、そのままコロッと効いた記憶がございます。↑top

2016/10/29

午前中、里芋と昨日掘り上げたヤーコンの根っこを眺めた。来年の春まで保存する種イモのお勉強なんだけど、ロクでもないのしか残せないと来シーズンの‘出来’が悲しい事になってしまうし、かと言って、あまり種イモにこだわると食べるところが屁でもないイモになってしまうし、食用と種には絶妙のバランスが有るらしい。トーチャンの計画では、来シーズンの里芋とヤーコンは3倍増を狙う・・・まずは、来年の春までの保存、ホント、野菜を育てるのはお勉強ですネ。

水曜日に解体してきて、昨日は悪天候で運べなかったビニールハウスの骨組みなんだけど、ご近所で貸農園をやっている人が見かけたらしく、

「あの解体したハウス、使わないならくれ。」

と、連絡があったそぉ〜だ。バカヤロコノヤロ、欲しいヤツがいたから肉体労働して解体したに決まってんだろっ!まぁ〜それにしても、他人んちの庭までよく見てるよネ。トーチャンと佳代ちゃんが汗をブン流して‘漁夫の利’をやるワケには行かんので、いつまでもバラした骨組みを並べておいてアホのオッサンに盗られちゃうといかんのでネ、ヨロズヤサトーさんに無理言って、午後に運び方をやった。5メートル以上の長物や屋根になるヒン曲がったビニールハウスの骨を軽トラで運ぶには、やっぱそれなりに技が必要なのだ。サトーさんにうまい塩梅に軽トラに積んでもらって‘現場’からさくらプラザまで無事に運べた。無事に解体も出来たし、骨組みを並べてみたらたぶん組み立ても自分で出来るだろぉ〜けど、運ぶのはどぉ〜にもどぉ〜にも出来んかったのでネ、いやぁ〜、サトーさん、今日は助かりました。さくらプラザのアダラムクダに付き合ってもらっちゃって、ありがとうございました。早速明日からハウスの組み立てに取り掛かりたいと思います。

サトーさんとハウスの骨を運んでいる間に、バセンジーのトランちゃんが遊びに来てくれた。荷物を降ろし終わってサトーさんにお礼を言って手を洗って作業服から普段着に着換えて、トーチャンもトランちゃんちとの‘バセ話’に交ざる事が出来た。トランちゃんも、はや9年もさくらプラザに遊びに来てくれて、ありがたい限りである。

きっと佳代ちゃんもそぉ〜なンだろぉ〜けど、今年はトーチャンも脳ミソがゴチャゴチャでネ、悪くすれば‘ワンコに集中していないバカおやぢ’で、良く言えば‘点から線‘’線から面’幅を広げているワケで、この先どぉ〜転ぶか、なぁ〜ンて、トーチャンの脳ミソでは解析できないけど、だけど、さくら農園もビニールハウスが手に入ったのでネ、来シーズンにはいちごのだい好きなトランちゃんにも、さくらプラザの‘とちおとめ’をあげられるよう、トーチャンもしぶとく土とニラメッコして行きたいと思います。どんな野菜でもなかなか‘良いの’は出来ないけど‘おっなるほど’ってぐらいの自然野菜にこだわって行きたいと思います。

さっ、モタモタしていると冬が来てしまう。明日からはハウスの組み立てに専念せねば・・・ナっ。↑top

2016/10/28

今日は・・・寒いっ!午後から雨が降る予報になっているので、午前中に日曜日に試し掘りをしてみる予定だったヤーコンを掘り上げてみた。初めてやってみたにしてはまぁ〜まぁ〜生った。まだ春浅い3月に、

ト:「今シーズンはヤーコンもやってみるっ!」

鼻息を荒くして宣言したトーチャンとしては、白いサツマイモみたいなモンが土の中から出てきてホッと一安心であった。今年の春に耕耘機のヤンマーさんで拓いた‘ヤーコン畑’にはネ、まだまだ篠ン棒の根っこが地中深く根付いているので『首を絞められて‘オエっ’っとなった』みたいなヤーコンもいた。教科書を眺めながらサッパリ書いてある意味の分からなかった事も、いざ掘ってみたら一目瞭然の納得であったり、これから冬を迎える5か月間の間、ヤーコンとサトイモの種イモをいかに保存するか、や、来シーズンに向けての宿題もたくさん出来た。何はともあれ今日は‘さくらプラザのヤーコン’がスタートした日となった。どの野菜もそうだけど、自前の種イモが出来た野菜の来シーズンの目標は‘作付け倍増’である。

あ、トーチャンも佳代ちゃんもマーヤも血糖値は高くないのでネ、ヤーコンの茎や葉っぱを利用するつもりは無いンだけど、もしこの日記の読者さんで血糖値が高めでお困りの方がおりましたらさくらプラザの佳代ちゃんまでお申し出くださいネ。あと一か月ぐらいで葉も枯れてしまいますので、茎や葉っぱの保存も考える事といたしまする。

午後は、予定ではヨロズヤサトーさんと先日解体したビニールハウスの骨組みをさくらプラザまで運ぶつもりだったんだけど、雨だし、寒いし、サトーさんと満場一致で『中止』とした。明日改めて仕切り直しである。時間が空いたので倉庫でラジオで国会のTTP委員会を聞きながら、先日解体したビニールハウスを組み付ける金具の点検をした。ブラボー君で運べる細かいモンは持って帰って来たのである。再利用できるように解体したつもりだったけど、錆びて劣化していたり新しい金具を買い足す事も考えておいた方が良いナ。それにしても、午後の倉庫での作業は寒かった。ぶら下がっている温度計を見たら7度しかなかった。どぉ〜りで寒いワケだ。そろそろ体の方も冬仕様に慣らして、ヒートテックの股引も準備しとかねばナ。倉庫の暖房設備は草木灰を作る釜戸君なんだけど、室内では換気に問題が有る。倉庫で作業しながら冬を超える準備も、考えて行かねばナ。↑top

2016/10/27

今日も晴れ・・・だけど、空気は一転、冬の風である。さくら農園も来シーズンはビニールハウスもチャレンジするため、設置予定地にしぶとく残っていたカボチャを撤収した。昨日‘現場’で解体したハウスの骨組みをさくらプラザまで運ばねばならんのだけど、長い部材は5m以上あるのヨ。クネクネするしネ、どぉ〜やって店まで持ってこようかさくらプラザの隣のヨロズヤサトーさんに相談したら、

サ:「良いよ、、ンじゃ、明日運ぼうヨ。軽トラ貸すから、短いのは自分で運んでネ。」

順調に進むと、来週には畑にハウスの設置を着手できる。骨組みを完成させて冬が始まる前にビニールをかけられたら、さくら農園が冬にも機能するようになるヨ。

ところで、南に林を背負ってるさくら農園は秋口にムチャクチャ日当たりが悪くて、秋野菜の育ち方に頭を抱えてた。ハウスの骨組みを運ぶ相談ともうひとつ、ヨロズヤサトーさんちの昔畑だった場所を貸してもらえないか、トーチャンも恐る恐る切り出してみた。二つ返事で、

サ:「良いよ、管理してくれれば地主としても助かるヨ。」

夏野菜は高原の風が吹く‘さくら農園’秋野菜の主力は日当たりの良い‘ヨロズヤサトーファーム’トーチャンの構想というか妄想が一歩前進した。サトーさんちの畑は長い事放棄地だったので、拓くのも一苦労だけどネ、せっかくの事だもん、来年の秋の作付けを目指して一生懸命篠ン棒を刈り倒さないとナ。さくらプラザよりもう一軒奥に進む‘ヨロズヤサトーファーム’・・・都会の人を脅かすには十分な森林、そこを抜けた時に広がる景色は、秋は見事な紅葉、春は山桜が咲き乱れ、おにぎりとお茶とラジオを持って畑仕事をするには、まぁ〜良い場所ですヨ。お店から少し歩くところだけど、今日から毎日少しづつ道具を担いで拓いて行き始まりましたので、読者の皆さん、楽しみに見守ってネ。

午後は葉っぱが黄色くなり始めたショウガと、一番ショボいサトイモの株を掘り上げてみた。サトイモもショウガも今シーズン初めてやってみて、

・・・まぁ〜生った・・・

程度の出来栄えだけど、それなりに勉強になった。甘やかすと育たない。〆すぎるとグレてしまう。どんなモンでも・・・一緒だネ。何はともあれ、寒い夜には半年かけて育てた自前のショウガで暖まりたい。↑top

2016/10/26

今日は晴れ。水曜定休日である。今シーズン畑で土いぢりをしてみて、春先の低温や、9月の日照不足や、さくらプラザはやや標高が高いせいか、それとも毎日風が吹いているせいか秋が短くて、秋野菜を育てるのは条件が不利な事が分かった。

佳代ちゃんと、

ト:「やっぱハウスが有ると春と秋、あとはトマトなんかずいぶん有利になるよナ。」

ビニールハウス栽培に夢を膨らませていた。そんな話をしていたら、お知り合いから解体して持って行ってくれるならあげる、という申し出があり、今日佳代ちゃんと‘現場’に行ってビニールハウスの解体作業をしてきた。大きさは330×909のサイズで、骨組みに風と雪対策の補強も入っていたし、初めてイタズラするトーチャン達には丁度良さそうなサイズであった。

思っていたよりも今日は良いお天気で、佳代ちゃんは日よけに手拭いでホッかぶりをして、まるで白昼堂々のビニールハウスドロボーではないか。放置されていたハウスなので錆びついて分解できなかったりしたらまずいナァ〜・・・と、思いながら順番に外して行ったら、ビニールやプラスチックのフックなんかは劣化してたけど、案外組み付ける金具は良い状態が保たれていた。壊さないようにさくらプラザまで運べれば、大丈夫、まだ使える骨組みだ。午後の2時頃、無事に解体作業が済んだ。さて、次はどぉ〜やってさくらプラザまで運ぶか・・・だナ。今日は黙々と、程よくいい汗かいた。たらちゃんたちも自宅で良い子に留守番していてくれた。疲れた。今夜もサッサと寝る。↑top

2016/10/25

曇り後雨。天気予報では午後から雨なので、雨が降る前に外仕事をした。ダイコンや白菜の葉っぱを食っている虫を見回って、その後さくらプラザに入る道路に飛び出している枝やツタを高枝バサミなんかの道具を使って払って歩いた。小枝や垂れさがったツタで車に傷が付いたりすると、来てくれるお客さんにも申し訳がないのでネ、他人んちの畑の土手でもさくらプラザの責任でどぉ〜にかしとかねばならん。

午後は倉庫でお勉強をした。今年の失敗は2017年シーズンでは繰り返したくないし、まぁ〜年を食う分チッとは成長していたいし、だけどトーチャンも‘バカ’だからすぐに忘れちゃうのでネ、今シーズンの失敗と来シーズンに挑戦してみる事を紙に書きだした。春からムキになって土をいぢって、能書きはともかくやってみたら思い通りに行かん事がたくさんあった。ベテランの話や教科書や、こぉ〜いうのは為になるけど、結局のところ最後は‘さくらプラザの戦い方’を身に付けん事には、どんな野菜でもすくすくと育てることは出来んヨ・・・自己満足ではいかん。

ところで、ネ、話すと今年の復習みたいで長くなるんだけど、藤君の実家である近所の酪農家さんの話によると、藤君たちのお母ちゃんニャン猫が牛舎に戻って来てはいないのだそぉ〜だ。2012年から子育てシーズンになるとさくらプラザの奥の倉庫で定期的に顔を合わせていて、今シーズンは3月の終わりからバッチリ毎日付き合って、だけど、藤君たちの子育てをしていた時に、狩りが出来なくなるぐらいの怪我をしてしまたんだ。藤君たちは4胎の兄妹だったんだけど、藤君がチョロチョロしていたのか、藤君は置いて行かれてしまってさくらプラザの子になった。

8月のお盆頃に久しぶりに藤君のお母ちゃんと再会したら、やっぱり怪我の影響かカリカリに痩せていてネ、ンで、一匹の仔猫を生み生み落して行ったのは8月の日記で書いてきた通り。

その後‘実家’に戻っていないとすると、山の中で気配を消したまま亡くなったと考えるのが自然であろう。警戒心が強くて狩りが上手で、ンで、ムチャクチャ母性溢れるお母ちゃんだったヨ。外で作業しながらお母ちゃんニャン猫がいたようなところを見てはみるけど、けど、トーチャンに見つかるようなところに隠れるヘマはしないだろぉ〜ネ。

問題は、生後6か月程度の藤君兄妹たちの事だ。牛とニャン猫がたくさんいる牛舎で‘お母ちゃん’という後ろ盾を失った藤君の兄妹たちはどぉ〜やって居場所を作って行くのだろうか。ここひと月ぐらい、さくらプラザの行き帰りによく藤君兄妹が他のニャン猫たちと離れたところにいるのを目にする。兄弟たちはどぉ〜やって道を切り開いて行くのか、付かず離れず見守りたいと思う。

倉庫に置いて行かれてしまった藤君は、いい加減切羽詰まってトーチャンに心を開いたけど、兄弟たちは半野良のままなので、カメラを向けると‘チャッ!’と逃げてしまう。お母ちゃん、というリーダーがたぶんこの先帰ってこないであろう‘牛舎ニャン猫見習い’中の藤君の兄妹たちも、間もなく那須の冬を迎える。上手く写真が撮れた時はアップしたい。↑top

2016/10/24

今日は風もなく穏やかに晴れていたので、午前中は刈った草やら紙ゴミを燃やして草木灰を作った。土のあんばいを中和して行くのに灰は大切だヨ。午後になったら風が出てきやがってネ、燃やし方はお終いにした。

畑も少しづつ片付けを進めた。まだ成長中のカボチャの蔓を切らないように、周りの草をムシって汗をかいた。さくら農園のシーズンオフももうすぐそこだ。草むしりが一段落したところで、ここ何日かの風で折れた木や辺りに散らばっている枯れ枝を集めて、こちらも片付けた。薪になるぐらいの細切れにするため、久しぶりにチェーンソーの出番である。去年父親の実家からもらってきたジィ〜ちゃんのマシーンは、今日も快調にブった切ってくれました。ジィ〜ちゃんはトーチャンにとっては‘デッかい父ちゃん’みたいなモンだったのでネ、

・・・ずいぶん時間を食いすぎてトーチャンもオッサンになっちまったけど、刃の目立ても出来るようになったヨ。・・・

チェーンソーみたいな道具は、上手よりもまずは怪我をしないように扱えないとネ。ンでないと、怪我をする自分も痛いけど、チェーンソーに触らせてくれた‘お師匠’に申し訳が立たないモンね。

いろいろ片付けて、さくら農園を見渡して、那須の山に沈む夕日を眺めながら・・・思う事もいろいろある。ほとんどは失敗の反省である。冬に欲しい白菜は、たぶん結球しないまま今年も失敗に終わる。失敗すれば2年連続である。去年はネ、9月の低温と日照不足がネックになった、と、トーチャンは考えたンだけど、どぉ〜やらそれだけではないらしい。さくらプラザで白菜を育てるのは超難易度が高い・・・と、いう事を、今シーズンはヒシヒシと感じている。霜が降りたり雪が降る季節には、トーチャンは机で勉強中だナ、こりゃ。

今年の春に藤君を保護して、藤君の同胎は計4匹だったんだけど、藤君以外の3匹達は毎日見るんだけどネ、やっぱり半野良の人見知りなので写真も撮れてません。実家である近所の酪農家さんちで暮らしているんだけど、彼らも半野良としてのネ、厳しい冬を迎える準備が始まります。そのうちにこの話を書きたいと思います。↑top

2016/10/23

晴れてるけど、今日は・・・なんだこの風は・・・

那須高原にあるさくらプラザは那須の山から吹き下ろす風が強い。いろんなモンが吹き飛ばされてしまったり、木を倒されたり、敷地を管理するトーチャンとしては、この風は読めない分、台風より始末が悪い。全然分かんないまま今年は毎日お天気情報を見たり聞いたりしていたら、秋と春の季節の変わり目に、ネ、

・・・北海道では雪が降ります・・・

と、言っているような、季節の変わり目にひょっこりとやってくる冬型の‘西高東低’の日に、イヤになっちゃうぐらい風が吹く。やっぱ、山の景色は毎日見とかんといかんネ。

今日は畑の里芋の茎をブった切って、芋がらを作ってみる事にした。ブった切った茎を洗って包丁で適当な長さにブった切って、ンで、皮むき器で夕方まで皮をむいた。痒い痒いになっちゃうので、一日手袋をしての作業でしたヨ。

ところで、今夜はリラちゃんがいなくなって以来、久しぶりにワンコ達のオチッコ事情の話を書く。なぜならば、イモの痒い痒いとワンコ達のオチッコ検査の結果は密接な関係が有るからである。

まず、トーチャンは‘バセ飼い’なので、バセ達が若い頃に発症しやすい‘ストルバイト結晶’である。ストルバイト結晶は、Ph7.4に対し、体が酸性に傾いて、元のPh7.4に戻そうとホメオスタシスが働いていてネ、体の中に水素イオンが溜まり過ぎている状態の時に出やすい。出ちまった時は治療方法はかかりつけの獣医さんの話を良く聴いて欲しい。

ンで、体がアルカリに傾いて、それを元に戻そうとオチッコ検査の結果が酸性に傾いている時、

・・・シュウ酸カルシウム・・・

と、ストルバイトとは違う結晶が出る事が有る。家の舞ちゃんはワンニャンドッグで一度出た事が有る。このシュウ酸カルシウム、実は質の悪いヤツで、体の外に出損なったヤツらが団結しやがって‘結晶’になる。尿路結石である。この‘シュウ酸カルシウム’実は、サトイモでもとろろ芋でも、痒い痒いの悪さをする成分なのだ。

動物たちはこのシュウ酸カルシウムを体の中から追い出さねば石ころになって‘詰まっちゃう’ンけど、サトイモは、

・・・このシュウ酸カルシウムを自分で作ることによって害虫から身を守っている・・・

と、いう事にもなる。動物と植物の‘自然循環’って、ダイナミックだネ。

ラジオを聴きながら3時半頃まで手袋をして芋がらの皮をむいたら、何しろ風が強くて、寒くてクタびれた。皮をむいた芋がらはバッチリ乾かして、正月のお雑煮に入れてみたいネェ〜。残った茎はトーチャンのヘリクツ通り、来シーズンに畑で使える防虫剤の材料に出来たらいいナ。今夜ももうチッと勉強しておこう。バセンジーの健康も、畑で野菜を育てるのも、要は‘囚われた一つの輪っかの中’そんな気がしてならない。↑top

2016/10/22

曇り。何のカンのと言っても、一昨日に‘冬の風’が吹いたので、畑のピーマンとナスを片付けた。ヤツらまだ生きようとしていたけど、もう実を付ける事は出来ないでいた。

・・・今年もありがとナ・・・

根っこから引っこ抜き、枯れたら株はまた畑のバークになってもらい、さくら農園の土を育ててもらう。この時期に雑草を根っこから引っこ抜いておくと来シーズンの畑の草むしりも楽になる。毎日土の顔を見ていて分かった事、根っこっテェ〜のは冬に育ち、夏に一気に子孫を反映する。人間がケンカをするなら、そりゃぁ〜、ヤツらの勢いが衰えるこの秋だヨ。

昨年何となく採れたので今年もやってみた‘秋ジャガ’なんだけど、今年はここまでチッとも芽が出なかった。気難しいヤツらだ。タイムリミットなので諦めて畑をうなっチャぉ〜、と、思ったらしぶとく芽を出している種イモがいた。

・・・ほぉ〜まだやるかい、では、君たちのその生命力とやらを見せてもらぉ〜か・・・

畑を耕すのを止めて枯れるまでホッタラかしておく事にした。タイムリミットは地面が凍るまで、に、延長である。今シーズンは急に規模を広げ過ぎたのもいけなかたっンだろうけど、たくさんの‘失敗作物’を目の当たりにした。やせた土地の準備不足も有ったし、虫にもずいぶんやられた。風にも株を振り回された。育ちたかった野菜たちも、トーチャンの無知を恨んで成仏出来ないでいるんだろぉ〜ネ。まぁ〜トーチャンなりに精いっぱいやったつもりではあるが、その無念さを甘んじて受けとめて、続けていく事がトーチャンの使命なんだろぉ〜ぉ〜・・・きっと。畑で草をムシりながら思ったンだけど、さくら農園の野菜たちは敵なのか味方なのか、いずれにしても、恨むなら、オレを恨め。↑top

2016/10/21

今日も晴れ。昨日南風やら北風やらバカみたいな強風が吹き荒れて、さくらプラザ付近の空気は‘冬仕様’に入れ替わった気配、今日も畑を片付けたり草をムシったり、畑の整理整頓をした。

今シーズンはいろんな野菜に挑戦してみたんだけど、上手く行ったもん、勝負にならんかったモン、春から秋にかけていろいろ有った。今まであまり考えないで生きてきたけど、ずいぶん植物の勉強にもなった。何事も経験だ、来年への脳ミソの肥やしである。

畑の草をムシっていたら、ラジオの様子が変わった。今度の震源は鳥取だそうだ。災害は日本中どこでもやって来る。非常時にワタワタしないよう、燃料の備蓄に確認や道具のお手入れもしとかねばナ。あのネ、カマキリの卵ってさ、雪に埋まらない高さに産み付けられるんだそぉ〜で、この秋に見かけた卵はネェ〜、1メートル以上高い所に産み付けてあるのが多いのヨ。今度の冬はドカ雪が来ると思って待ち構えておいた方が良い。

災害用のラジオと照明は9月にお手入れしておいた。ポンコツだからどぉ〜なっちゃうかわからないけど、除雪用のポンコツクボタさんの点検とメンテナンスも終わった。トーチャンの相棒であるチェーンソーと草刈り機はバンバン快調、あぁ〜と、明日は発電機のテスト運転をしておくとしよう。春の足音はイライラするぐらいヘノロいくせに、那須の冬っテェ〜のは、足が速いネ。↑top

2016/10/20

今日も良い秋晴れ。畑の点検作業に入るトーチャンである。サトイモとショウガは初めてにしてはまぁ〜まぁ〜育っているらしい。あとひと月ぐらい土の中で成熟させたい。

大根の葉っぱを食っている虫をやっつけたり、ほぼ一日畑の草をムシって過ごした。草をムシりながら畑を見ていると、やっぱり白菜の育ち具合が頼りない。脳内妄想のトーチャンである。

・・・リミットは11月末、あとひと月、向こう一週間は晴れ間が続く・・・

上手く行くかどうかは分からないけど、即効性の化成肥料を砕いて、水で溶いてネ、白菜の周りに散布した。あと10日の間に白菜に根っこが養分を吸い上げてくれるといいのだが、白菜は難しいからネ、やってみん事には、結果は分からんヨ。

それにしても、午後は強烈な風が吹き荒れた。さくらプラザは紅葉の前に葉っぱを吹っ飛ばされちまって‘見ごろ’には‘丸坊主’だな。春と秋の風はいつもこんなモンだけど、さくらプラザは何をするにしても毎年この風に悩まされている。風で振り回された弱い苗は、このままうまく育たねぇ〜んだろぉ〜ナぁ〜。嘆いていても仕方が無い。トーチャンは土作りあるのみ、である。

それにしても、しゃがんで草をムシっていたらいい加減クタびれた。朝晩、温度差の激しい冷え込みも結構近付いてい来たヨ。寒くなると嫌になっちゃうのでネ、ポンコツクボタさんの点検と修理をした。電線の質が悪いのか、ポンコツクボタさんの振動が多いのか、電気回路の接触不良を起こしやすい。テスターを当てながら日が落ちるまでチマチマと回路チェックをした。さくらプラザにやって来てから、ずいぶんお手入れしたヨ、あの手この手と‘延命処置’も施したヨ。今度の冬は数年前みたいな‘大バカ’なドカ雪も降りそぉ〜ナ予感、除雪シーズンにはダダ捏ねないでガンバってくれヨ、なっ、クボタさん。↑top

2016/10/19

水曜定休日。昨夜は佳代ちゃんがお店にお泊りで、チビニャン猫佳代ちゃんとお店にお泊りして、昨夜からトーチャンはたら舞姫藤とゴロンゴロンと茶の間で朝を迎えた。みんな思っていたよりもソワソワする事無く、なかなか爽やかな朝であった。

ガチャガチャする事無く、穏やかで落ち着いている休日には、トーチャンもお勉強するに限る。古い電化製品は電源回路から故障が始まる。テレビでもビデオデッキでもCDプレーヤーでもデスクトップパソコンでも、普通はコンセントにプラグを刺しっぱなしにしているワケで、故障が発生した際、悪くすると黒コゲになるのが電源回路である。だから最近のモンはACアダプターで電源回路を切り離している機械も多い。

CDラジカセの基盤を眺めては‘うむぅ〜’と唸り、昨夜は喋り疲れたのか、帰って来た佳代ちゃんもいつもより勢いが足らず、おかげ様で夕方まで目ん球が痛くなるぐらい基盤とニラメッコできた。

日が落ちた那須の山を眺めながらたら舞姫と歩いた。一日ギュッと酷使したので、眼鏡を上げたり下げたり、目ん球を擦り擦り歩いて来た。せっかく時間を作れたのだ、ヘラヘラしてネェ〜で、子供の頃から納得の行ッとらンとこは、ちゃんと調べ上げんとナ。↑top

2016/10/18

雨上がりの晴れ。9月の日照不足で生育の遅れを心配しているけど、夜露に濡れた葉っぱたちが瑞々しい。チッと畑の草をムシったり、アオムシをやっつけたり、お天道さんの下で土をいぢるのは、やっぱ気持ち良いネ。

今夕方のニュースで野菜価格高騰の話をしていたけど、今年トーチャンが育てたレタスも、サンドイッチに挟んで葉っぱ何枚かは喰ったけど、結局のところ秋に全滅したモンなぁ〜。野菜を育て続けてみると、やっぱり‘あれが好きこれが好き’なぁ〜ンて言ってネェ〜で、そン時に採れてるモンを食わねばならんのだネ。この秋口に収穫を楽しめるよう、サツマイモ、サトイモ、カボチャ、長イモ、ヤーコン、は、来年は作付けを倍に増やしたいネ。

さて、この春にイチゴ農家のSさんから頂いた耕運機のヤンマーさんなのであるが、いやぁ〜、大活躍であった。固テェ〜根っこや土の中の石ころや、キビしいさくら農園でよくガンバってくれた。オフシーズンに雪に当たらない所にしまう場所が無かったのでネ、今日は倉庫の片付けをして‘駐車場’を作った。さくらプラザの周りは酪農地帯なのでネ、巨大なトラクターが‘がぁ〜っ!’っと走り回っていて、酪農家さんの畑では耕運機の出番はないけれど、さくら農園でもヤンマーさんはトーチャンには大切な戦力ですヨ。

今夜佳代ちゃんは懐かしい同級生たちとお店で女子会なのだそうである。トーチャンは・・・宴会なんかやってネェ〜で、やる事やって、ワンコ達抱えてラジオを聴きながらサッサと寝よう。畑いぢりやら倉庫の片付けやら、オッサンの体は、ガタガタだ。↑top

2016/10/17

雨である。さすがに今日は藤のお父ちゃんは出勤してこなかった。外は雨だし、ラジオで国会中継を聞きながら倉庫の中での作業である。まぁ〜今日は暑苦しい質問者が比較的少なかったので気着心地も良かったヨ。

倉庫の片付けがてら、畑の肥料になりそぉ〜なモンを集めた。古い蕎麦がらモミガラ、古い藁、腐葉土と一緒にポリバケツの中で寝かせて、ンで、冬が来る前に来シーズンに向けて畑に撒く。夏場に草刈り作業で出たアップルミント、ヨモギ、それから畑の草をムシった時にスギナを集めて干しておいたんだけど、これらを煮出してエキスを抽出すると野菜の細菌やら虫よけになる。藁きり機で細かく砕いてポリバケツに保管した。まだ始めたばかりでやせた土地のさくら農園だけど、さくらプラザの周りには処分しなければならないモンはナンボでもある。落ち葉でも枯れた篠ン棒でも、トーチャンの脳ミソで理解できる限り、細かく砕いて畑に漉き込んで、将来は栄養豊かな畑にしたいネェ〜。

夕方は、春にヨロズヤサトーさんから頂いた耕運機の‘チビクボタさん’のお手入れをした。ガソリンエンジンなので、ケチのトーチャンはディーゼルのヤンマーさんばかり使うンだけど、チビクボタさんも年寄りなのに畑の畦立てに、狭い所をチョコっと耕す時やら、ヤンマーさんと共に貴重な戦力である。畑を耕す作業を終える頃には二台とも良くお掃除をして、倉庫の片付けも進めて、春までしまっておくスペースを用意せねばならん。

一日倉庫の中でゴソゴソやって、今日思った事、新しくたってダメなモンはダメだし、古いラジカセで聴く‘およげたいやき君’は味わい深いネ。そして、ラジオはやっぱ感度・・・が、大事だヨ。↑top

2016/10/16

快晴の日曜日である。たらチビ藤がお店に行った後、舞姫に朝ごはんをあげつつ、トーチャンは茶の間の冬支度をした。畳の上に断熱材を敷き、ホットカーペットを広げた。このホットカーペットはサンヨー電気製で‘電力1/3’で全面を暖められる優れモンなのであるが、お姫が小さい頃にガッチャンガッチャン走り回ったモンで電熱線が断線してしまった。もうメーカーも無いし、今売っているのは安いけどあまり良い機械では無いし、結局のところ修理しながら使っている。電線の切れている箇所を点検して修復して機能を確認してたら結構ヒマ喰ってしまった。10時ごろ舞姫とさくらプラザへ出勤である。

ここンとこ毎日藤のお父ちゃんが来ているんだけど、今日も奥の倉庫の前でトーチャンが出勤するのを待っていた。3月から藤のお父ちゃんと付き合って来て、この秋にはナデナデ出来るぐらい仲良くなった。トーチャンが農作業していても、日向ぼっこしたり日陰で涼んでいたり、トーチャンも汗をかきかきにゃんこがアクビをしている景色って、良いネェ〜。

トーチャンの脳ミソは来シーズンに向けて動き出している。去年の失敗は今年の経験へ、今年の失敗は来年の経験へ、昨日広げた畑から雑草の根を取り除き、来年の秋にはバンバン秋取りの白菜とキャベツが生る土に育てる。サトイモ、ヤーコン、ショウガ、あとひと月ぐらいかナァ〜、草をムシっていたらヤーコンの根元にモグラの穴ボコが有ったンだよネェ〜。いやらしい感じ。

朝晩キュッと冷え込んできて、雑草のヤロォ〜も勢いが衰えてきたのでネ、土をいぢって草を根こそぎムシって、目に見えた畑の中の石ころを取り除いて、夕方までラジオを相手に独りで土いぢりしたらクタびれた。今日は眼鏡を上げたり下げたり、さくらプラザの敷地の中を見ていていろんなモンを見たけど、今度の冬は一昨年みたいな大雪が降る予感、根拠は後日書くけど、寒くなる前に、ポンコツクボタさんやら除雪の道具のお手入れは念入りにやっておこう。↑top

2016/10/15

朝はキュッと冷え込んだけど、気分も緩む晴天である。今年の春にさくら農園を拡張したんだけど、昨日一日畑を眺めていたら、致命的な弱点を見つけてしまった。さくらプラザの敷地は南に林を背負っているんだけど、秋分を過ぎると南側に広げた‘拡張さくら農園’には・・・一日日が当たらんのだ。畑を広げたのが3月の秋分の頃だったでしょ、秋採り野菜は9月の秋分を通過してお天道さんの軌道が低くなる10月、11月の勝負でしょ、いやぁ〜、気が付かなかったなぁ〜・・・思わぬ盲点だった。

そぉ〜いうワケで、今年お盆過ぎに植えたキャベツや白菜には、サッパリお天道さんの恵みが注いでくれてはいないのですヨ。ガックリうなだれて絶望的観測、の、トーチャンです。

まぁ〜ガッカリしていても解決しないので、あれやこれや考えた。とりあえずは来年の秋に向けて、秋でも日の当たる場所を耕す事にした。倉庫に行く水道管をブっちめたりしないように調べて、草刈り機で下刈りして、ンで、ヤンマーさんで何往復か土をひっくり返したら、5m×4mのスペースが出来た。まだまだ‘猫の額’だけど、来年の秋はこのスペースが武器になるように、一年かけて土作りをしていきたい。反省は追々やらねばならぬとして、スペースを確保して行く次の一手も考えて行かねばナ。今度ワンコのアンちゃんにお土産でも持って、ヨロズヤサトーさんに相談してみるか、何か面白いアイディアが出るかも知れん。何はともあれ今日もクタびれた。風呂に入って、寝る。↑top

2016/10/14

やっとこ晴れた。釜戸君で草木灰を作ったり、ナスやピーマンのヒッコ抜いた株を細かくして畑に撒く準備をしたり、腐葉土をかき混ぜたり、今日は来シーズンに備える準備作業をした。初霜が降りるまで、あとひと月ぐらいかナ?

藤のお父ちゃんが倉庫の点検に来たのでオヤツをあげたり、お昼頃トーチャンも一息入れた。倉庫の前ににわかに作業台を準備して、最近修理した昭和35年製の真空管のチューナーアンプと、昭和59年製のAIWAのレコードプレーヤーをつないでみた。アンプのスイッチを入れて真空管が温まるのを待つ。真空管は温まらんと音が出んのだ。真空管の取り付けやら微妙な電気抵抗が発生するのか、ボリュームのつまみをあげると‘ブぅ〜ン’というノイズが入る。まぁ〜古いモンなのでこの‘ハム’は‘味’という事で良いのではないのかナ?大昔の話なのでトーチャンは詳しくは知らないいンだけど、昭和30年代のAMラジオ放送では右チャンネルと左チャンネルを別々に受信すると‘立体放送’なる仕組みが有ったらしく、アンプにはAMラジオを受信するチューナーが二つ付いていて‘ステレオラジオ’というモードが付いている。チューナーはヘタなラジオよりははるかに感度良好、無事に短波も受信出来た。

さて、自宅から持って行ったビートルズのLPをターンテーブルに乗せる。風もなく、土埃も立たず、抜群の‘アナログ日和’である。スタートすると、ありゃりゃ、レコードは信号レベルが低いのでネ、カセットやCDとは違って‘フォノイコライザー’という回路を返して出力されるのであるが、出てきた音は・・・信号レベルがムチャクチャ低い。ボリュームを前回ぐらいまで上げないとちゃんと聴こえない。と、いう事は、レコードプレーヤーには対応していないラジカセなんかに付いている‘外部入力’と変わらない回路構成という事なのかナ?どぉ〜やら家の真空管アンプの‘POHO’モードには、当たり前に付いていると思っていた回路が付いていないらしい。

レコードの音を出す‘フォノイコライザー’は、性能はともかく、作る気になればたぶん作れるし、性能の良いヤツも売っているから、まぁ〜解決は出来るけど、この、ポンコツプレーヤーとポンコツアンプの再生って、お金かけてまでやる事なのかナァ〜。まぁ〜ポンコツアンプが音を出せる事は確認できたので、そのうちにヒマな時間が出来たら、今度はポータブルCDをつないで音を出してみたいと思います。真空管アンプとデジタルのCD、つないで音を出す気になれば出せるっ!・・・ところで、ワンコもニャン猫も出てくる事無く、こぉ〜いうトーチャンの妄想記事を読んでくれる‘トーチャンの日記’の読者って・・・いるのかなぁ〜?↑top

2016/10/13

今日は曇り。いやぁ〜それにしても肌寒いぐらいの一日であった。チッとお天道さんが顔を見せてくれないと、白菜がピンチだヨ。

種から育てたタマネギの苗がチッと頼りないのでネ、昨日佳代ちゃんが追加の苗を買ってきた。早速午前中に畑に植え付けた。タマネギの側でニンニクも植え付けてみた。タマネギもニンニクも来年の収穫期までにどぉ〜なっちゃうのか分からないけど、ウハウハの6月を迎えられたらいいナァ〜。

春に植えた長芋も少しずつ蔓が枯れ始まった。トロロもいっぱい食べたいけど、種イモが結構いい値段したのでネ、種になるイモは自前で増やさねばならない。いろいろ勉強したら、ムカゴから種イモを育てる事も出来る事を知った。来年ムカゴが芽を出して、そこで育ったイモが再来年の種イモになる。早速午後に山を眺めて歩いてムカゴを集めた。ヤマイモも掘ってみたけど、折れちゃったり上手に掘れなくて、トーチャンに芋掘りは無理だったヨ。気の長い話だけど、やっぱトーチャンはムカゴから種イモを育てて、さくら農園でノンビリ長イモと付き合いますヨ。

芋掘りもしたら体が痛くなった。夕方は少しばかり倉庫で真空管アンプのお手入れをした。昭和35年型の東芝製である。あちらこちら接触不良も多い。レコードプレーヤーはゴムの部品が劣化していてだいぶ痛みも激しいのでネ、今使えるのはチューナー機能とスピーカーだけである。昨日レコード針が届いた昭和59年型のレコードプレーヤーも無事に直った事が確認できたのでネ、真空管アンプで音を出してみたいと思う。

それにしても、今日の夕方は12℃までさがっていたヨ。どぉ〜りで寒かったワケだ。↑top

2016/10/12

水曜日だけどお店に行った。晴れ間は効果的に使わねばならん。朝晩ギュッと気温が下がるようになったので、今シーズンこれが最後、という事で、コマツ菜やら最後の種まきをした。あと4、50日かナァ〜、霜が降りると野菜の成長は止まる。今日種を撒いた野菜を収穫したら、今シーズンのさくら農園もお終いである。いざやってみると、ビニールハウスが有ったらもう少し季節を有効に使えるね。

青シソと赤シソと種を採っておいた。来年は畑に計画的に撒きたい。香りが強いので虫も苦手みたいなのでネ、来シーズンはシソともう少し仲良くなりたい。佳代ちゃんはキャベツの種を撒き、トーチャンはお店の駐車場周りやら草刈りをして今日はクローズである。畑は後は越冬するキャベツとスナップエンドウの苗を植えて、ひとシーズン恵みを分けてくれた土にお礼をして来年の春までお休みだ。

先日修理したレコードプレーヤーの針が届いた。トーチャンの‘ビートルズ、レディーマドンナ計画’も一歩前進である。今夜はゆっくりとプレーヤーの試運転をしてみるか・・・あっ、そぉ〜だ、せっかくだからポンコツを修理して‘真空管’のアンプで音を出してみっか。上手く行ったら、また日記で報告するネ。↑top

2016/10/11

あいやぁ〜、朝に晩に高原のトーチャン地とさくらプラザは、冷え込むようになっちゃった。さくらプラザの夏野菜は、今シーズンはこれでお終いだ。どぉ〜いうワケだか疑わしいけど、そぉ〜いうワケで、ガンバって引っ張っていたナスと、まだ生り続けているけど顔が緑色になるぐらい食ったのでピーマンと、あと、事件で育てていた‘秋トマト’と、みんなきれいに株を引っこ抜いて片付けた。毎日がお天気とのニラメッコでトーチャンも自分の勉強不足を痛感する夏だったけど、ひとシーズンを終えて引っこ抜いた株たちには、今年もたくさん勉強させてもらった。枯れて乾いたらまた細かく刻んで土に戻してやらねばナ。数年後にはさくら農園の守り神になってくれるさ。

久ぁ〜しぶりに、藤のお父ちゃんがやって来た。最近は隣近所をウロチョロしていなかったのかなぁ〜?怪我とかダニに喰われた跡とか、きれいに治癒して、お父ちゃんもメンけぇ〜ニャン猫になってたよ。オヤツをあげてチョイチョイして遊んで、チョコっと倉庫の中をネズミの点検をしてもらって、お父ちゃんはあちらこちらマーキングをしながらお店の方に降りて行くので、

ト:「気が向いたらまた来いヨ。」

後ろ姿を見送った。健さんや寅さんの映画のクライマックスみたいな景色である。アイツ、子作りはいただけないけど、結構良いヤツなんだ。

畑で土をいぢって、藤のお父ちゃんとも久しぶりに会えたし、今日はなかなか良い一日だった。が、去年も今年も残暑がほとんどなくて、やっぱ那須は秋が短い。やってはみたけど秋ナスも秋トマトも・・・勝負にならん。キュッと気温が下がっちゃったから、コマツ菜もカブもホウレンソウも、秋の種まきはもう終わりだヨ。↑top

2016/10/10

晴れ後曇り。まだ生り続けているピーマンを採りながら畑の様子を見た。日中は良い農作業日和であった。カボチャは結構ゴロゴロしていて、食べる時に採りゃぁ〜いいや。ナスの株は根性で生き残っているけど、いよいよ終わりだナ、いい加減実が育たなくなった。今シーズンのナスはアブラムシ騒ぎで出遅れたけど、チッと剪定のコツが呑み込めたせいか9月の秋ナスを食う事が出来た。終わってみれば、今年のナスは‘まぁ〜まぁ〜’だったのかナァ〜?

キャベツと白菜と大根の葉っぱをジッと見つめて、葉っぱを食っている虫をやっつけた。冬の貴重な青物だ、オラの葉っぱ食ってんじゃネェ〜よ。葉っぱの様子を見て追肥して、今年の冬の足は速いらしいから、たのむゾ。

まだチッと早いか、どぉ〜すっか考えていたンだけど、種から育てた苗の調子も細っちょろくて何だか頼りないのでネ、午後は玉ねぎを畑に定植した。トーチャンの作戦では早めに畑に行って、冷え込む前に活着してタマネギも冬を超える体力を養う・・・ソぉ〜いうヘリクツなんだけど、どぉ〜かなぁ〜、ンまく行くのかナァ〜、生命力に託すより仕方があるまいナ。来年の6月に収穫できたなら、ムチャクチャ根性の座ったタマネギに育っていると思うヨ。

春に植えた長芋がネ、一つ蔓が枯れたのですヨ。佳代ちゃんと相談して、長芋を‘初掘り’してみた。ウン、まぁ〜まぁ〜のイモに育ってましたヨ。それにしても、穴掘りが容易ではないですナ。カボチャ、サツマイモ、長芋、ンで、このあとサトイモにヤーコン、何だかよく分からないうちに、今年も秋も深まってしまいますナァ〜。↑top

2016/10/9

雨後曇り。雨の日は、トーチャンのチャンスでもある。思い立ったので動いた。

トーチャンのガラクタ部屋には‘いつか直そう’と、思って捨てなかったポンコツがいくつかある。子供の頃、というか、若い頃は分解するので精一杯で直す知識と技術が足らんかった。腕を身に着けても、故障のヘリクツが理解できても、田舎では部品が調達できない時代があった。今ではネット通販で部品を買えるようになったけど、なかなか時間が取れんので半ばあきらめていた。

トーチャンはそのほとんどが兄貴のお下がりで成長したような生き物である。なので、修理は自動的にその体の一部である。今日のお題は、兄貴が大学生の時に学生生協で買ったレコードプレーヤーの修理である。就職し、赴任先が決まり、引っ越しに際し、実家である‘現トーチャンち’に放り込んで行ったシロモンである。兄貴がどのくらい使ったのかは知らないが、この三十数年前のレコードプレーヤーがどんな音を出していたのか、トーチャンは聴いた事が無い。処分するにしても使うにしても、一度ぐらいはその実力を聴かせていただこうではないか。

可動部位の古いグリスをふき取り、薄くグリスを引き、作ったり使えそうなモンを代用したり、劣化しているゴムの部品を交換した。結局、昔のモンはこのメカニカルなトコがムチャクチャ繊細なのヨ。テスターを当てたりスイッチを操作してみても、怪しげな挙動は見せない。一応電気回路も生きていて、たぶんこのレコードプレーヤーは音を出せる。集中してコチョコチョやって、腰と目が痛くなったら、雨が上がった畑に行ってアオムシ君を退治した。気持ちはスッキリしても、目はあまり休まらなかったナ。

夕べ、このプレーヤー用のレコード針を注文した。いろんな機種ごとにネ、まだ入手できるというのはありがたい事だ。針が届いたら、これもまた数十年ぶりなのであるが、高校生の頃に買ったLPの‘ビートルズ’を聴きたいと思う。トーチャンが直したポンコツオーディオで久しぶりに‘レディーマドンナ’をガンガン♪鳴らせたら、レコードプレーヤーの修理も成功だ。↑top

2016/10/8

朝から雨である。天気予報では午前中は降らないで持ちこたえそうな話をしていたのだが、まぁ〜降っちまったモンはしょぉ〜がない。

気温も低いし、今日はラジオを聴きながら一日倉庫にコモって仕事場作りをした。お店の奥の倉庫は、藤のお母ちゃんが出産したり、キツネに居着かれちゃったりするようなガラガラスッポンなのでネ、土埃も入りやすくて精密な作業が出来るようにするにはそれなりに知恵も絞らねばならん。

畑の他にもやらなきゃならない事はてんこ盛りだけど、何と言うのか、お店はお客さんが来る‘お店’なのでネ、詰所というのか、管理事務所というのか、奥に農作業の休憩とトーチャンがチョコチョコと内職でコモれる隠れ家を作らねばナ。↑top

2016/10/7

あぁ〜、秋の風だネェ〜ぃ。畑の衣替えもペースが上がって来た。ナスも今ついている花芽が実になるのかどぉ〜か、最後の剪定をしてみた。生ったとしても、さくらプラザの秋ナスもこれでお終いである。ピーマンはしぶとい。ピーマンはずいぶん収穫したけど、ピーマンって冬の保存食になるのかナ?

採るモン取って、片付けるとこ片付けて、来シーズンに備えて耕すトコ耕して、今日の畑仕事も一段落である。午後はラジオを聴きながら倉庫の作業場の整理をした。トーチャンの機械いぢり道具、電気いぢり道具、農作業道具、倉庫が物置場にならないよう作業場を確保して行かねばナ。

夕方、帰る前に畑の見回りをした。手に一握りだけど‘むかご’を採った。春に植えた長芋の種イモも、一つ蔓の半分ぐらいまで枯れ始まったヤツがいた。さてはて、土の中でどのくらい育ったもんか、天気が良ければ明日はコイツを掘ってみるか。ヌルヌルのイモがデカく育っていたら、嬉しぃ〜ナぁ〜・・・白いご飯にトロロに醤油にチョこっとワサビに・・・ンまいだろぉ〜ナぁ〜。それにしても、夏の間休んでいたクセに、秋になったらヤーコンの勢いってすごいネ。連作がダメなやつもいれば、連作する事によって土地に馴染むヤツもいる。育てて耕して、それを繰り返しながら土作りをしてて行くと、数年後にはさくら農園の野菜たちも、本性を現して正体を見せてくれるのだろぉ〜、きっと。↑top

2016/10/6

台風は夜中の間にバラバラになって通過して行ったらしい。さくら農園を見まわしたら、だいぶ風が吹いたようだ。風で倒されてしまったこったし、しぶとく残していたカラシを畑から撤去した。チッと舐めてみたら赤くてもまだ青くても、ドッチもビっと辛い。乾燥させて保存しとけば、来年はもっとカラシの数は減らしても良いナ。株はまた藁きり機で細切れにしてコーンポスターに放り込んだ。ひとシーズンの仕事を終えて、また土に帰るのである。

カラシも一段落したのでネ、今年初めて挑戦してみたサツマイモを掘ってみた。教科書を見ながらのチャレンジであった。一つ目にもの凄くデカいイモが掘れた。ビックリするくらいうれしくて辺りを掘ってみたら、子イモはサッパリ生っとらん。どぉ〜やら‘親イモ肥大’という育ち方らしい。1個のイモに栄養が集中しちゃって、蔓の先のイモが育つ事が出来ない‘失敗’である。

まぁ〜収穫量は来年から考えれば良い。今年は喰えるサツマイモが出来ただけで良しとしよう。

カボチャも終盤戦、畑の装いもだんだん秋から冬の準備ですナ。一日参院予算委員会をラジオで聞きながら畑で土いぢりをして、今日も程よくクタびれた。↑top

2016/10/5

水曜日であるが、昨日の‘マーヤ騒ぎ’で臨時休業したため、今日のさくらプラザは‘臨時営’業である。佳代ちゃんも滞ることなくミシンを踏まねばならないらしい。

それにしてもこの季節、収穫できる野菜がピーマンばっかしなのヨ。毎日ピーマンを食っているうちに、トーチャンもピーマンになってしまうに違いない。畑を点検して歩き、秋取りキャベツと白菜と大根のアオムシ退治をした。まぁ〜9月は散々だったので、頼む、持ちこたえてくれ。

注文していた藁きり機がお店に届いたので、組み立てて早速畑に持って行った。収穫したトウモロコシの幹を5cmぐらいに切り刻んで、ンで、畑に撒いた。嵐が過ぎて、土が落ち着いたら草木灰と苦土石灰を撒いてまた土をひっくり返すと、モロコシは微生物の住みかになったり長い時間をかけて土を肥やしてくれる。野菜は根や葉や実の形で大地の栄養をトーチャン達に分けてくれる。摂取したら、もらったモンとしては戻せるモンは土に反してやらねばなるまい・・・やっぱり。

台風18号は今夜トーチャンち付近を通過するらしい。風台風らしい。マーヤに、

ト:「念の為枕元に防災ライトを置いておくように。」

と言ってトーチャンも撤収である。防災グッズはたくさん点検修理改造を施した。マーヤんちの防災ライトもLED電球に交換しておいた。備えは万全、と、言いたいところだが、何と言っても、こぉ〜いうのは、トーチャンのタダの無駄骨出番が無いのが一番良い。あ、そぉ〜だ、昨日病院に行って治療してもらったら、今日マーヤはピンピン歩いてましたヨ、大丈夫。↑top

2016/10/4

夕べの8時ごろだったかナァ〜、マーヤがトーチャンちに電話をかけてきた。

マ:「足が痛くて歩けない、歩けない歩けない歩けないっ!」

電話じゃラチがあかないので、佳代ちゃんとさくらプラザに戻った。左足の膝が痛くて動けないという。右側には麻痺が有るし、左側がOUTの時は寝たきりになってしまう。左手で握手したり、左目をウィンクしてもらったり、どうやら血管が詰まったりしたモンじゃなさそうだった。念の為佳代ちゃんはマーヤんちで一泊付き添い、トーチャンは自宅に戻ってワンコ達のお世話である。

朝、マーヤを車に乗せるためにたらちゃんとお店に行き、佳代ちゃんとマーヤは病院へと向かった。トーチャンがミシンを踏めるワケじゃないのでネ、自宅へ撤収である。みんなにご飯をあげたり、ニャン猫たちのトイレを掃除したり、ボォ〜っとしていても仕方が無い。時間が出来た時にしかできない事をやろう。

ガラクタ部屋から修理中のラジカセを茶の間に持ってきた。CDプレイヤーとラジオはバンバン音が出る。今日は時代のモンでどぉ〜せ使わないし、ちゃんと直らないから、と、放置していたカセットデッキの修理に挑む。最近カセットテープに興味を持つ若者もいるんだそぉ〜で、オートリバースにテープのダビングに、CDからの倍速ダビングに・・・カセットデッキっテェ〜のは、テープを送るスピードやら、こぉ〜いう動作のほとんどが機械がガチャガチャと動くのですヨ。

直すって言っても、基本は金属同士が固着している古いグリスを取り除いたり、交換用の部品があるワケじゃないし、使えそうな水道管のパッキンを代用したり、部品を作ったり、このぐらいいぢればもう機能するだろう・・・と、思って試運転してみると、想定外の所で妙な‘スリップ’をしてみたり、古くなった機械をピタッと直すって、新車に戻すンじゃなくて機能するように作る作業が困難なワケで、良い脳トレになりますヨ。

佳代ちゃんからの連絡によると、マーヤはどぉ〜やら左の膝をぶつけたらしく、水が溜まってたって。レントゲンも診てみたら骨折はしてなかったって。痛みが引くまで安静にして、そのまま寝てると筋力が落ちて歩けなくなっちゃうのでネ、筋トレの‘踏み台昇降運動’をやってもらわねばナ。サボらないように、トーチャンも見張っていよう。↑top

2016/10/3

朝から晩まで、外を歩くとしっとりと濡れるぐらいの濃霧であった。トーチャンは室内作業、と、いう事で、ラジオで予算委員会を聞きながら、今日は悲願であった一味唐辛子の製作に当たった。

育てた鷹の爪やニッコウトウガラシを砕くに当たっては、幾多の困難に見舞われた。まずは、これはトーチャンの認識不足だったのであるが、佳代ちゃん達が作ったカラシ味噌は‘青取り’しなければならなかった事、トーチャンはカラシというのは、何でかんで赤くして使うモンだと思っていた。

ンで、佳代ちゃんはカラシとか、ニンニクとか、そぉ〜いう食材には興味が無い。そのクセに味噌ラーメンは喰うのだ。味噌ラーメンからカラシとニンニクを取ったら・・・味噌汁麺になってしまうではないか。

そぉ〜いう家庭内の諸般の事情から、

ト:「フードプロセッサー貸して。」

と、打診しても、佳代ちゃんが首を縦に振る事は無く、物心ついた時から自宅で働いていた昭和39年型のミキサーを押し入れから引っ張り出して見た次第である。道路工事みたいな音がするけど、行ける、まだ動く。

そして作業場である。目や鼻にツンっ!と来るのでネ、お店はNG、自宅もNG、これまた仕方なく少しばかり作業場が出来た倉庫での作業である。マスクをして、カラシのヘタを取って種を取って、赤い所が砕けるよう粗く刻む。最初は手袋もしていたンだけど、上手く種が取れないので手袋を外した。いやぁ〜、さすがはカラシ、指先がポカポカ暖かくなるンですヨ。

お昼ご飯を食べるのに作業を中断して手を洗った。

・・・オチッコをする前は手を洗え、チ○チ○が大変な事になるゾっ!・・・

とか、なんぼニブいトーチャンでも、そこまでは予習済みだった。洗った手を拭いたタオルで、ついうっかり顔も拭いたら、顔がジリジリしたヨ。こりゃぁ〜効いたネ。そんなこんなの苦労して、SBの空き瓶に詰めて込んで、自前の一味唐辛子が完成した。鷹の爪とインチキ日光トウガラシの2種類作ったので、混ぜれば二味唐辛子になるヨ。次のミッションは先週買ってきた桧枝岐ソバに振り掛けて食ってみねばならんナ。

カラシで真っ赤っかのミキサーを洗った水は、適量に薄めて野菜のアブラムシを退治するカラシ液にして取っておいた。今シーズンはカラシ液を抽出した。この冬にニンニクも越冬する予定である。来シーズンのアブラムシ、トーチャンの本気度を覚悟しておけヨ。

一日カラシをいぢってみて、血行の悪い所にカラシを塗っておけば、脳ミソが喜ぶこと間違いナシ。今日記を書いていても指先がポワァ〜ンとしてるモン。この冬は、除雪やら寒い時の作業は塗って喰って、内から外から自前のトウガラシで暖まれるヨ。トーチャン、春からのトウガラシ栽培に、そして加工に、よくガンバったゾ。↑top

2016/10/2

昨日佳代ちゃんのカラーコーンを収穫したので、今日は朝からトウモロコシ畑の片付けを始めた。刈り取った株は藁切りで細かくしてまた畑に漉き込む予定である。佳代ちゃんが那須に来たばかりの子供の頃、藁切りをした事が有る、と言っていたので、春から倉庫の中で藁きり機を捜索していた。だけど、とうとう出て来ないのでネ、Amazonに発注した。もったいないけどしょうがない。

畑の土を耕運機のヤンマーさんでひっくり返して、出来るだけ雑草の根を取り払った。寒くなる前にもう一回雑草の根を取り払い、藁切りで準備したモンや刈り取った草と、最近燃やしている草木灰を畑に撒いて、また土を荒くひっくり返して春を待つ。これを繰り返していくと、5年後ぐらいには、さくらプラザの環境によく合った畑の土になる、と、思ってやっている。

秋採りキャベツは9月の日照不足で劣勢で、レタスは全滅、けど、湿気っぽかったおかげで里芋とショウガとヤーコンは順調に進んでいる。収穫は、11月の半ばぐらいかナ?今シーズンは種イモを買ったりもらったりしてのスタートだったけど、来年のサトイモとヤーコンは自前の種イモでやってみたい。今シーズンの反省は来シーズンへの貯金である。

台風で天気が崩れる前に、と、ここ数日ムキになって畑をいぢったら・・・ドッとクタびれた。ゴロンと寝ちゃう前に日記を書かねばならん。早めにたら舞姫チビ藤と撤収である。最近佳代ちゃんは忙しいらしく、トーチャンの夕飯は‘独りご飯’である・・・???チャンス到来ではないかっ!帰り道、近所のスーパーに行って、安い肉を買ってきた。クタびれた時は肉でも魚でも‘赤身でタンパク補給’が、トーチャン自分で自分へのお駄賃なのである。230gの肉を2枚買ったので、2夜連続でステーキパーチぃ〜だヨ。現在、トーチャンの脳ミソの中は焼き方の脳内シュミレーションで妄想中である。日記どころではない。それにしても、テフロンのフライパンって、ありがたいネ。旨味を逃がさず、ヘルシーに焼けるヨ。↑top

2016/10/1

10月である。今年も残すトコあと3カ月である。ウカウカしていると、時間なんて‘あ゛っ!’という間に過ぎ去ってしまう。

夜中に降った雨は朝には上がっていた。とと姉ちゃんの最終回を見て、トーチャンもさくらプラザへ出動である。貴重な‘雨の降らない日’を無駄に過ごしてはならない。午前中は釜戸君に火を入れてまたまた草木灰を作った。灰を撒く、落ち葉を集め、腐葉土にして、土に漉き込む。それでさくらプラザオリジナルの土になる。そこで育った野菜は、良くも悪くもさくらプラザ産のオリジナル野菜になる。

また雨が降ると収穫できなくなってしまうので、佳代ちゃんが苗でもらってきたカラーコーンを収穫した。いろんな色が出るトウモロコシで、どぉ〜いう風に利用するかは佳代ちゃんに聞かんと分がらん。とりあえずは、飾りのディスプレイになるように皮のむき方を教わって、夕方までセッセとトウモロコシの皮をむいた。もう少し豊かに肥えた土地で出来れば良かったんだろぉ〜けど、まだ拓いたばかりの畑なのでネ、実が小さいのは仕方が無い。でも、色目の綺麗なトウモロコシはなかなか可愛かったヨ。可愛くないブチャイクなモロコシ君は・・・トーチャンがポップコーンにでもして食ってやろう。

トウモロコシの皮をむき終わったら首筋が凝った。トーチャンは撤収である。帰りに藤君の実家の牛舎の前をブラボーターボ君で通過する時にチラッと見ったら、藤君そっくりのニャン猫が3匹いた。さすがは一族だ。運転中で写真を撮れなかったのが残念だ。雨の降らない日は外で土作りに精を出そう。雨が降ったら、倉庫にトーチャンの仕事場を作ろう。冬は結構近付いている。クタびれた、寝る。↑top

|ページ先頭に戻る|ホームに戻る|