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リラたら舞姫の通院記録

トーチャンはファンコニをこう考える

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I love you & I need you ふくしま
2011/9/30

うぅ〜ん、確かにリラちゃんもたらちゃんもガチャガチャしていたけど、舞ちゃんのガチャガチャは種類が違う。なんと言えばいいのか、一言でいうと‘うざい’のである。これネ、トーチャンが舞ちゃんの事が嫌いだから・・・という訳じゃなく、リラたら姫、そして佳代ちゃん、全員が「舞ちゃんはうざい」と、分かっていて、舞ちゃんだけが気付いていない事なのである。舞ちゃんの性分なのか、それとも、何か訴えたい事があるのか、バセンジーと言っても十人十色ダネ。舞ちゃんのガチャガチャ、♀バセ同士のガウガウ関係・・・奥が深いネ、トーチャンもまだまだ勉強だ。とりあえず、週末はリラたら舞姫とゆっくり過ごせると良いナ。↑top

2011/9/29

自分自身の整理整頓の為にも、今一度ファンコーニ症候群を整理する。

@バセンジーには、ご先祖様から受け継いだ先天性疾患‘ファンコーニ症候群’を発症する子がいる。ヒョッコリ発病する子は発病する。例えご先祖様からの血を受け継いだキャリアでも発病しない子はしない。定期的な尿検査を繰り返す事によって確認する事が出来る。

A尿検査によって陰性であるハズの尿糖が確認された場合、血糖値を調べる。血糖値が高血糖ではなく正常もしくは低血糖だった場合、バセンジーならファンコーニ症候群を発症した、と、見るべきである。

B尿糖が確認されると、獣医師は腎臓疾患を疑う。この時に飼い主は「ファンコーニ症候群では?」と、確認をする事。腎臓サポートの療法食を進められたりする事もあると思うけど、飼い主さんはキッパリとお断りする事。理由は現段階の医学では、腎臓疾患とファンコニー症候群の食事はほぼ正反対にコントロールする必要がある為である。多飲多尿の症状が見られる場合‘クッシング症候群’と、診断される事もある。しかし、トーチャンの経験として‘クッシング症候群’を患ったワンコというのはステロイド性の薬害しか見た事が無い。アレルギーや膀胱炎で抗生物質をバンバン投与しているのなら疑いの余地もあるけど‘普通’に暮らしているバセンジーでは通常では考えにくい。そして、クッシング症候群の原因を探るのは、結局のところ証拠が残らない為ほぼ‘0’に等しく原因不明である。従って、もし‘クッシング症候群’を獣医師が口にするなら(自分が指示した薬を服用して‘クッシング症候群’を引き起こした可能性がある場合、‘誤診’を認める獣医師もいないだろうしネ・・・)直ちに‘ファンコーニ症候群’を理解出来る獣医師を探した方が懸命である。

Cファンコーニ症候群の考え方として、オチッコから栄養が流れ出てしまい血液が酸性に傾いて行く(アシドーシス)。酸性に傾くと筋肉が落ち内臓も弱ってくる。放っておけばやがて体力が落ちてやせ細り、多臓器不全で亡くなる事になる。そこで、重炭酸ナトリウム(重曹)を飲ませて血液を中性付近に保ち、流れた栄養分を食事で補ってやる治療が必要となる。治療を続ける事によって症状の進行を劇的に遅らせる事が出来る。

D症状が進行するスピードや栄養が流れ出てしまう量や成分などは個体差があってみんな一緒、という訳には行かない。そこで尿糖漏れが確認された子は‘血液ガス検査’を行い、血液のpH、重炭酸ナトリウム(HCO3)、静脈の二酸化炭素圧(pCO2)を測定する。検査数値を見て獣医師が、重炭酸ナトリウム(重曹)を与える量や、血液生化学検査の結果によってはタンパク、カルシウム、カリウム、リン、など食事の質や添加するサプリメントなどを決めてくれる。この検査方法や治療方法はアメリカのゴントー博士という方が提言している‘ファンコーニプロトコル’という方針に基く。ちなみに、埼玉県上尾市のフジタ動物病院でリラちゃんのガス検査をしてくれた担当医は、

「ゴントープロトコルに沿って治療する方針でよろしいですか?」

と、トーチャンと佳代ちゃんに確認を取ってくれました。トーチャン達は、

「もちろん!その為にわざわざ、台風の中栃木の山の中から参上仕ったのであります。」

と、返事をしましたヨ。ファンコーニを勉強している先生と出会えると話も早くて飼い主さんも安心出来ますヨ。‘ファンコーニプロトコル’の日本語訳は‘あけん’さんが管理している‘ファンコーニ症候群治療サイト’で読む事が出来ます。血液ガス検査の前に今一度、目を通しておくと先生のお話も理解しやすくなりますヨ。

Eうちのリラちゃんはたまたまノンビリと進行するファンコーニだけど、早い子は一気に症状が進んでしまう事もある、という事。油断せず、恐れすぎず、定期的な尿検査を欠かさずに、もし、ヒョッコリと発症してしまったら、飼い主さんも落ち込まずに、話の分かる獣医さんとファンコーニに向き合っていただきたいナァ〜・・・

ファンコーニ症候群を必要以上に難しくしているのは、ワンコ達の食生活と、理解ある獣医さんとの出会いが少ない為だと思うンですネ。だけど、獣医さんも症例が少なくて半信半疑かも知れないけど、ファンコーニ症候群の治療とは、まぁ〜言ってみれば‘1日2回、いかに工夫して重曹を食べさせ続けるか’の食の管理ですから、その配分を決めてやる為の‘血液ガス検査’ですから、‘老い’を止める事は出来ないけど、可能な限り飼い主さんとファンコーニ症候群を抱える子に寄り添ってやっていただきたい、と、切にお願いしたいトーチャンなのであります。

最後に、定期的に検査をして、キチンと体調を管理していけばファンコーニは‘腎不全’ではないっ!‘死の病’ではないっ!と、いう事を強く申し上げまして、今日のところはトーチャンのグズラムズラを終わりに致します。長々と、最後までお目通し頂きありがとうございました。↑top

2011/9/28

今日はたらちゃんの満4歳の誕生日である。4年間、いろんな事が有ったネ。メンバーもずいぶん入れ替わった。‘もしも’や‘たら’や‘れば’ナァ〜んてモンは無いんだけど、もしたらちゃんがずっと末っ子のままだったら・・・子犬の頃と同じまま、天真爛漫のたらちゃんで居られたのかも知れない。ちびっ子時代のたらちゃんを知っている人なら分かってもらえると思うけど、たらちゃんはちびっ子時代に愛嬌の全てを使い尽くしてしまったのかナァ〜、ナァ〜んて考える事もある。それと、トーチャンが舞ちゃんを連れて来ちまったばっかりに、たらちゃんは良くちびっ子舞ちゃんの遊び相手をやってくれたけど、もう少し舞ちゃんにトーチャンの意図を伝えられると良いンだけど、たらちゃんにはつまらない思いもさせてしまったネ。だけど、バセンジーを良く知らないペットショップに舞ちゃんをそのまま置いておく訳にはいかなかったのだ。難しい選択だったのだ。たらちゃんは何が好きで何が嫌いなのか、いつかたらちゃんが再び他所の子と遊べる日が来るように、トーチャンも頭をヒネって体を張ってみんなと向き合うヨ。次の1年も健康で元気に走ろうナ。↑top

2011/9/27

バセンジーに限った事ではないんだけど、

「噛み癖が直らない。」

という理由から犬歯を削ってしまう飼い主さんがいる。だけど、こういう事は、例えば何らかの心の問題をを抱えている、とか、飼い主さんの胃が捩れるぐらい考えて考え抜いて結論を出すモンではないのかナァ〜。うちの場合だと、1歳9ヶ月の姫ちゃんは、もうイタズラのカミカミはしないし、一番ヘタクソな舞ちゃんだって甘噛みと本噛みの使い分けぐらいは出来ている。やっぱりネェ〜、カミカミしないワンコは表情が老けるし、それにカミカミだってワンコ達がコミュニケーションをとる表現手段である。ちびっ子ワンコを迎え入れる、という事は、ワン子育てが始まる、という事だ。カミカミの使い分けを教えてあげられるのは、獣医師ではないし、ドッグトレーナーでもないし、親である飼い主さんダヨ。飼い主は、時には心を痛めながらわが子を叱る事だってある。周りの人間は、その手助けぐらいの事しか出来ネェ〜んダヨ。

ワンコと暮らすって、やれオチッコだ、やれウ○チだ、散歩に行くゾ、退屈だ遊ぼぉ〜、ガチャガチャすんナっ!バカモンっ!毎日苦労の連続ダヨ。食費、医者代の心配をしたり、健康状態の心配もしなければならない。そして必ず最後の別れの時がやって来る。グッと堪えて看取ってやらねばならぬのだ。もし、飼い主が先に死んじゃったらワンコ達は路頭に迷っちゃうからネ。にもかかわらず、人はなぜワンコ達と暮らすのでしょう?それはきっと飼い主さんの心の中に答えがあるのでしょう・・・そんな事すら理解出来ぬのなら・・・ぬいぐるみでも飼っていた方が良い。↑top

2011/9/26

ウォブラー症候群という馬や犬に起こる症候群がある。首の骨、もしくは靭帯が変形して他を圧迫し、痺れたり運動出来なくなる病である。外科処置で治せる事もあるが、大抵は年老いてから発症するので、メスを入れるか入れないか、飼い主さんも苦渋の選択を迫られる。

バセンジーがご先祖様から受け継いだ先天性疾患ファンコニー症候群は、残念ながら今のところ完治させる手立ては無い。しかし、ファンコニー症候群と付き合っていく手立てはある。手当てをしてあげれば他の犬種と同じように生涯にわたって幸せな犬性を送る事が出来るハズである。まずは定期的な尿検査を欠かさない事、尿糖が確認されたら血糖値を測る事、血糖値に異常が無いにもかかわらず尿糖が洩れ出ているようなら、ファンコニー症候群を発症した、と見て間違いない。飼い主さんは勇気を持って獣医師に‘ファンコニー症候群’と、言ってみる事が大切だ。話しが通じればきっとその獣医師は適切な処置を考えてくれるハズである。ピンっ!と来ないようであれば、データーを集めて腎臓疾患なのかファンコニー症候群なのか、見極めが出来る獣医さんを探した方が懸命だ。なぜならば、ファンコニー症候群と他の腎臓疾患は症状は似ていても、治療方法はまったくの正反対になるからである。そして、獣医師も難しい勉強をして医師になっている以上、そう簡単には誤診を認める事は無い。獣医師が診察しているにもかかわらず、やせ細って行くわが子を見る事は、トーチャンには耐えられない。適切な治療をし、目も白くなった年老いたわが子を最後に看取ってやるのが飼い主の務めだと思うからだ。飼い主の手は時にはゲンコツにもなり、時には優しくナデてくれる魔法の手である。安心してお昼寝できるひざの上、優しくナデてくれる飼い主さんの手、ワンコ達と飼い主さんとの幸せな時間が静かに流れる事をただただ願うばかりである。‘手当て’とは良く出来た日本語である。↑top

2011/9/25

今日も爽やかな秋晴れである。たらちゃんと舞ちゃんと家にいたけど、少し早めにお店に行った。店の周りの草を刈ったり、マーヤの自宅の方の草を刈ったり、少しばかり汗を流した。一段落して、みんなでミニドッグランで日向ぼっこである。舞ちゃんはしつこいぐらい「遊ぼー遊ぼー」と、ボール遊びに精を出し、姫ちゃんはそれを横取りしていぢ悪して、リラちゃんは元気にちびっ子達を取り締まり、たらちゃんは温い所で日光消毒である。朝晩寒いくらいの気温になってきた。春先と秋口の温度差の激しい季節、みんなの体調管理に注意せねば。それにしても、日が短くなったネ。マッタリ遊んで、あぁ〜今日も気持ちの良い一日だった。↑top

2011/9/24

秋晴れの快晴である。今日は実に清々しい。何がそんなに清々しいかって、リラちゃんの血液ガス検査を近所で出来るようになる見通しが立った為である。リラたら舞3バセ全員バンバン血液ガス検査が出来る様になりそうだ。

こんな日はトーチャンもニヤニヤおやぢである。午後2時ごろ、姫ちゃんと同級生のバセちゃん、サラちゃんが遊びに来てくれた。ちびっ子のお守りが大好きで昨年サラちゃんにたっぷりと走り方を教えてあげていたリラちゃんだけど、どうやらサラちゃんもお姉ちゃんになったようである。リラちゃんとたらちゃんがガァ〜ガァ〜うるさいのでサラちゃんには舞ちゃんと姫ちゃん相手に遊んでもらった。舞ちゃんもナマイキにお姉ちゃん風を吹かせて率先して走っていた。様子を見ていた姫ちゃんだけど、だんだん調子が出てきてサラちゃんを誘ってた。いっぱい走って、人間はお茶を飲みながらバセ話、サラちゃんはパパのお膝でグゥ〜グゥ〜寝ていた。これからもさくらプラザはバセンジーの飼い主さんが安心してわが子のリードを放してやれる場所でないとネ。トーチャンももっともっと勉強しないとネ。あぁ〜それにしても、今日はホントに良い一日だったぁ〜、大満足である。↑top

2011/9/23

火曜日のお話なんだけど、今年になってから佳代ちゃんと家の舞姫もお手伝いしている‘獣医師派遣事業’というのが有りましてネ、まぁ〜小学校の低学年の子に動物とのふれ合い方を獣医さんが学校に出向いてお話をする訳ですが、火曜日に舞姫を連れ立って佳代ちゃんもお手伝いに行ったんですヨ。

場所は学校の体育館だったんだそうですが、

「他の学年の子にもアレルギーの子がいたりしますから、ブルーシートから犬を絶対に出さないで下さい。」

「大型犬の苦手な子もいるから体育館に大型犬は入れないで下さい。」

だって・・・事前に連絡の付いた大型犬の飼い主さん達は予定変更でお休み、みんな自分の仕事があるのに予定を明けて待機していたんですヨ。連絡が付けらずに学校まで行った姫ちゃんなんか車の中で待機ですヨ。やっぱり子供の頃の体験は大切ですから、午前中お店を閉めましてネ、佳代ちゃんも無給でお手伝いに行った‘お客さん’なんだけど、公務員に染まっているヤツって、ペラペラとこういう失礼な態度を平気で取れちゃうんです。

そういうお話を佳代ちゃんから聞いて、トーチャンが真っ先に思ったのは、

「こういう無知な大人に教わる子供は気の毒だな。」

って事でしたネ。こりゃぁ〜動物とのふれ合いより先に‘人間’を覚える方が先だ。大型犬も小型犬も違いはないヨ、それに小型犬なら良い、ってぇ〜のは、犬をぬいぐるみかなんかと勘違いしているのではないか?基本的犬権の前に大型犬も小型犬もネェ〜よ。獣医師派遣事業に積極的に取り組む学校もあれば、こんなところもある、これまた温度差の激しい世界ダネ。

ついでだから書いちまうと、日本は思想の自由が認められている国だけど、公立校の先生に思想の自由は認められてはいない。そりゃぁ〜そうでしょ。例え先生が個人的に皇室の雅子様を尊敬していたって、尊敬しているなぁ〜んて口に出すと、すぐに、

「皇室を尊敬しているとは何事だっ!軍国主義だっ!」

って、怒られちゃうんだから・・・だからニュートラルな考え方の先生がいても‘立場上’左よりの姿勢を取らざるを得ない、日本の教育現場は自由な思想ではない、やや左です。そんな事にすら気付いていない先生を‘アホ’と言うのです。↑top

2011/9/22

朝から会社でマッタリノンビリしているトーチャンである。

昨日は厳しい強行日程であった。午前中会社で仕事をして、帰りの時間がサッパリ読めないことから、リラたら舞姫全員を車にオッチメて高速道路を走り、途中チッと事故渋滞に巻き込まれて、初めまして!のフジタ動物病院でリラ姉貴の血液ガス検査をしてもらい、

「お騒がせいたしました。」

と、フジタ動物病院から撤退を開始したのが夕方5時過ぎである。関東地方は台風が北上中であり、高速道路が通行止めになってしまうと帰宅予想時刻も厳しい時間帯が予想されることから、必要以外の休憩は入れずに台風と一緒に北上して家に帰ってきた。雨で道路も見づらく、風も強く、それでもどうにか高速道路が通行止めになる前に無事通過できた。帰ってきたらドッとクタびれた。

検査の結果、現時点でのリラちゃんの状況は‘病的な’ファンコニの始まり、という事になった。アシドーシス(酸化性)が‘若干’見られ、毎日最低量の重炭酸塩を補給する暮らしに入る事になった。食事は今のところ今のままでと変わらず、トーチャンと佳代ちゃんは引き続き尿検査、その他、クレアチニン、BUN、カルシウム、カリウム、リン、の値を監視、ファンコニは闘病ではなく体調管理である。リラちゃんが生きていたいところまではキッチリ付き合うよ。やがてリラちゃんも歳を取り、いつか、腎不全を併発したら・・・どこまでが治療で、どこまでが延命なのか、倫理観についてこれから佳代ちゃんとゆっくり話し合っていきたいと思う。

検査結果

尿検査
比重1.040、pH5、尿糖++++、尿タンパク±(尿比重回復)

生化学検査
クレアチニン1.2、BUN13、カルシウム10.6、カリウム3.8、リン3.1、ナトリウム138、(クレアチニン回復、その他全て異常なし)

静脈血ガス検査
pH約7.29(7.4付近が理想)
HCO3(重炭酸塩)20.9(20以上にコントロールする事が治療の目的である。)
pCO2(二酸化炭素)45付近
BE(よくわがらん。)−6

ゴント博士の表で見るとそろそろ最低量の重炭酸塩を与える時期なのかな?という検査結果であった。本日より一ヶ月間、一日二回重炭酸塩を与える、一月後、確認の為もう一度ガス検査を行う予定であり、フジタ動物病院まで南下予定である。

ファンコニは‘病’ではなく‘症候群’、‘ファンコニと向き合う’とは‘闘病’ではなくて‘バセ達の体調管理を徹底する事’だと、トーチャンは考えます。コントロールしていけば他の犬種と同じように寿命をまっとう出来るだろうし、コントロールしなければ腎不全で亡くなることになります。それのよく分かっていない医者の講釈を真に受けるとみんな‘腎臓病’にされてしまうのが‘ファンコニ症候群’です。話の通じる獣医さんを見つける事が大切です。フジタ動物病院でのファンコニ治療方針は‘ゴントプロトコル’に沿って治療方針を立てていました。トーチャンの感想としては、ファンコニを抱えるバセンジーが安心して受診でき、飼い主さんの質問にもきちんと答えてくれる病院だと思います。↑top

2011/9/21

先週に引き続き、今週もまた午後から会社を早退したトーチャンである。ぢつは、今日はリラちゃんの血液ガス検査の予定を組んでいたのである。佳代ちゃんと自宅で合流して、高速道路を約3時間走って‘初めまして’のフジタ動物病院まで行ったのである。初めての病院なので勝手も分からないし、検査にどのくらいの時間がかかるのかも予測出来なかったし、帰宅時間も何時になるか分からなかったし、台風15号で道路事情も怪しいので、リラたら舞姫全メンバーでの襲撃である。

フジタ動物病院には17人の獣医さんがいるのだそうだ。スタッフさんを含め総勢37名体制の病院である。リラちゃんにはファンコニーについて明るい、という先生が担当してくれる事になった。

帰りの高速道路は台風との追いかけっこである。モタモタしていると通行止めになってしまいそうである。休憩は抜きにしてとにかく走れるところまで走ろう・・・まるで関東に台風を迎えに行って、台風と一緒に北上してくるさくらプラザのアンポンタン達である。

というわけで、無事家に戻ってきてPM8:00現在日記を書いている。リラの検査結果の詳細はまた明日書くネ。走り疲れたので、簡単に夕飯を食べて、ワンコ達を抱っこして・・・コロッと寝る。↑top

2011/9/20

雨である。これまでのリラちゃんの検査を続けてきた結果、集まった情報を頭の中で整理整頓である。

5歳半ばで尿糖漏れが確認される。血糖値に異常なし、ファンコニ症候群の発症が確定する。

毎月の尿検査で経過観察を続ける。尿比重、pH、など異常なし、Cre異常なし、BUN異常なし、BUN/Cre比異常なし。

7歳半ば(今年の夏)で尿比重低下傾向(正常値1.030以上のところ1.02付近で推移)、Cre過去最大の1.5(正常範囲上限)まで上昇、BUN低下傾向、よってBUN/Cre比も10.3(正常範囲内)と過去最低値まで下降。ファンコニ症候群の症状がもう一段階進行・・・と、判断する。

近々血液ガス検査を手配し、血液のpHを測定予定。血液ガス検査はリラちゃんの体をどの程度酸性からアルカリ性へ引っ張り戻すのか、入れる薬の量を決めるための検査である。

血液ガス検査をする先生に相談する事、

血液ガス検査、状態の確認はどの程度のサイクルで繰り返すのか?

高タンパクの食事ということでトーチャンはリラちゃんのご飯を現在のセレクトスキンケアーからエイジングケアーに変えることを検討しているが、先生が出す薬、およびサプリメントのほか、対策はそれだけでいいのか?(トーチャンちはガチャガチャの多頭飼いであり、リラちゃんだけ特別の療法食となるとトーチャンの懐具合の観点からも非常に厳しいものがある。)

今後も尿検査は続けていく事になるが、トーチャンちの立地上、近所の獣医師に尿検査をしてもらう事になる。これからリラちゃんの体には重曹が入り、pHがアルカリ性に傾く。獣医師は結晶結石を疑うハズである。にもかかわらず、尿糖、尿タンパクが排出される。状況を知らないで尿検査をする獣医師は首をかしげるハズである。トーチャンはどんな説明をすればいいのか?‘クソ坊主に説法’でトーチャンは近所の獣医師にファンコニの治療についてどんな講釈をタレねばならヌのか?

ファンコニは症例が少なく、向き合える獣医師はまだまだ少ない。これからリラちゃんのファンコニと付き合っていくという事は、獣医さん達との人間関係、信頼関係をもう一度再構築する作業・・・という事になるのかな?↑top

2011/9/19

曇り後雨。お店にはたらちゃんと姫ちゃんが店番に行き、リラちゃんと舞ちゃんとノンビリと留守番をしている午前中である。トーチャンはリラちゃんの‘ファンコニ対策における食生活’の、お勉強である。ファンコニで大切な事は、まずは‘腎不全とは違う’という認識をきちんと持つ事である。ファンコニを抱える子が尿検査を続けていくと、少しずつ、尿糖、尿タンパク、の、陽性反応が大きくなってくる。‘ヤブ医者’に捕まると‘糖尿病’にされてしまう。少し腎臓に詳しい先生だと、

「そろそろ食事療法で腎臓サポートに切り替えますか?」

と、ケアーについてアドバイスしてくれる。しかし、ここが大切なところで、ファンコニは酸性に傾く体のpHを重曹等で中性からアルカリを維持し、高タンパクの食事で流れ出てしまう栄養を補っていく事が大切なのだ。腎臓サポートは腎臓を保護する為にタンパクを少なめに押さえる食事療法である。ファンコニには逆効果である。ファンコニだけに限って見れば、可能な限り‘高タンパク’のドッグフードを食べる事が大切なのだ。

今日はドッグフード各社の成分表を照らし合わせて云々と唸ってみた。昔はシニアフードというと‘タンパクを抑えて腎臓の付加軽減’に相場が決まっていたモンだけど、最近の学説では、シニアフードは‘高タンパクで腎臓をサポート’に考え方が移りつつあるようである。大変結構な事である。ワンコ達も高齢化社会、高齢になったからシニアフードなのではなく、現役で走れるのであれば、どんどん栄養を補給した方が良い、と、トーチャンも考えている。

ロイヤルカナンであれば「エイジングケアー」タンパク30.5%以上
アイムスであれば「シニア」タンパク24%以上
ユーカヌバであれば「シニア」タンパク26%以上

シニアは‘低タンパク’を採用するメーカーであれば、幼犬用を採用する事、

サイエンスダイエットだと「パピー」母犬にも使える高カロリーフード、タンパク27%以上(シニアはダメよ)
日本ペットフードも「子犬用」タンパク24%以上(ここもシニアはダメ)

しつこいようだけど、ファンコニは失った栄養を補って行く事が、やがての結果で明暗を分ける事になる。腎不全とは違うのだ。リラちゃんのファンコニは、バセ友さんと情報を交換したりしながら、獣医さんとヒザを付き合せて議論しながら、獣医さんが妙な事を言おうがモンならば、鼻に親指を当てて‘べろべろばぁ〜’しながら、トーチャンと佳代ちゃんは、トコトン付き合って行く所存である。↑top

2011/9/18

今日は姫ちゃんだけ佳代ちゃんとお店に出勤して行き、リラたら舞の3バセ姉妹はトーチャンと自宅でゴロゴロである。トーチャンは相変わらず庭木に付いているケムシを見つけてはシュゥ〜シュゥ〜と薬を撒いたりノンビリ過ごす休日である。日向ぼっこをしたり、久しぶりにたらちゃんと舞ちゃんが家の中で追いかけっこをしたり、それをカドラーの中からリラちゃんが監視していたり、舞ちゃんは退屈しのぎに預けたペットボトルをカジっていたり、舞ちゃんにジャマされずにたらちゃんがトーチャンのおまた犬になっていたり、穏やかな3姉妹である。さて、午後からチッとお店にでも行って運動してくるか。↑top

2011/9/17

リラちゃんを育ててくれた先住のアイちゃんは1歳の時、引越しのドサクサで置いていかれた地元の雑種でした。さくらプラザが一時預かり、そしてトーチャンが里親になりました。柵を乗り越えて脱走を試みる活発なワンコの踏み台になっているタイプでした。まぁ〜言ってみればトーチャンは3番目の親でしたので、最初は「そうか、今度はこの親父と暮らすのか。」って感じで諦めてましたね。ダンベルやボール、おもちゃ類は全て興味なし。毎日散歩をして、マーキングの点検をして一緒にご飯を食べて一緒に寝て、ずっとその繰り返しの静かな時間でした。だからトーチャンがリラちゃんを連れてきた時はえらい迷惑だったと思うんです。だけど、リラちゃんがアイちゃんのご飯の器に顔を出せばぶっ飛ばし、散歩でガチャガチャしていれば‘ふがぁ〜’と怒り、一生懸命面倒を見てくれました。親バカのひいき目ですけど、ちびっ子リラちゃんは面倒臭かったけど、でも、トーチャンの為に一生懸命リラちゃんを仕込んでくれたんだ、と、そう思ってます。トーチャンと佳代ちゃんがリラちゃんに教えた事と言えば、もっぱら生活のルールとプロレスごっこの遊び相手でしたね。リラちゃんにとって、アイちゃんと暮らした4年間は、かけがえの無い絆を築き上げた時間だったんだと思います。アイちゃんが死んじゃってからの一月ぐらい、リラちゃんは毎日玄関に行ってアイちゃんの帰りを待っていました。バセンジーの飼い主さんなら知っている、例の切ない遠吠えをしながら・・・ワンコ達の優しさってそういうモンじゃないのかナァ〜?↑top

2011/9/16

夕べ、JKCのホームページでバセンジーの登録数を見たら、年間登録数がピーク時の1/3以下まで減少していた。これは繁殖業者が、

「バセンジーはたいして儲からネェ〜ヨ。」

と、手を引き始まった兆候だと思う。良い事だと思う。まぁ〜困ったモンで、業者の中にはバセンジーのヒートは1年に1回、という事も知らないで手を出す者までいたのだから、当然ブリーディングのレベルでファンコニを撲滅する、ナァ〜んて動きが現れるわけも無い。まっ言ってみれば冷やかしの業者が‘儲からネェ〜’と、手を引き、バセンジーを愛するブリーダーと、バセンジーの全てを受け入れる愛好家がソッと静かに暮らせるようになれば、いつか日本のバセンジーからファンコニも無くなるだろう。飼育を放棄されるバセンジーもいなくなるだろう。さくらプラザのバセ服屋としてはチッと淋しい気もするけど、バセンジーの幸せという大局から見れば、そういう事はたいした問題ではない。トーチャンと佳代ちゃんがピンピンしていてバセンジーと暮らしているうちは、体の保護、防寒の観点からバセ服は作り続けるつもりである。バセ達が、飼い主さんに愛されて、健康で、たくさん走って、幸せな犬性を駆け抜けてくれるのであれば、ワンコ中毒のトーチャンとしてはそれで大変満足である。↑top

2011/9/15

なんだか最近ゴチャゴチャと忙しい。リラちゃんと出会った時からファンコニ症候群への覚悟は決めていたけれど、実際にファンコニとケンカをする、その時がやって来た。

7年前にリラちゃんを健康診断に連れて行った時、先生から腎臓について話を聞かせてもらった。たぶん他の患者さんにはそんな事は言わないんだろうけど、先生も本気で答えてくれた。

「バセンジーは病気の百科事典だ。バセンジーの飼い主とはファンコニーと暮らすようなものだ。バセンジーと付き合う覚悟は出来ているのか?いいか、尿検査で異常が見つかった時、それは腎臓の50%がやられている時だ。血液検査で見つかった時は75%、定期的な検査を怠るな。」

それからずっと尿検査と一年に1回のワンドッグを受診して来た。2年前に糖漏れが確認された段階でリラの腎臓は半分機能しなくなった。今回、尿比重が回復せず、クレアチニンが1.5まで上昇したという事は腎臓の3/4が機能しなくなっている、という事だ。リラちゃんは次の1月で8歳、残った25%の腎機能を大切に保護しながら、リラちゃんの残り半分の犬性を幸せに過ごさせてやるのがトーチャンと佳代ちゃんに与えられた役割である。↑top

2011/9/14

快晴である。今日は午後からお休みを取った。福島市の千葉小動物クリニックへ行く為である。ここ3ヶ月ばかりリラちゃんの尿比重の値が回復しないので、腎臓の状態を確認する為である。途中で会社から抜け出すのはなんとも健康に良い。

簡単にお昼ご飯を食べて、リラたら舞姫、全員を車にオッチメてレッツゴー!である。高速道路は震災後の仮工事から本格的な復旧工事が始まっていて少し渋滞する場所もあった。それにしても以前より車が多いナ。それでも約束の時間には到着する事が出来た。

先週異常の無かった舞ちゃんを除いて、リラたら姫のオチッコ検査である。状況確認である。

たらちゃんはpH6で比重は1.045以上、ストルバイト結晶は消えていた。やれやれ、ホッと一安心である。

姫ちゃんは相変わらずpH9で先週と同じくストルバイト結晶が確認された。サプリメントとpHコントロールの療法食でたくさんお水を飲ませて洗い流す事にした。体重は18.45kg

リラちゃんは相変わらず比重が1.018と低めに推移している。腎臓の状態を血液で確認してもらった。今のところクレチニンの数値は正常範囲内に入っているが、過去最高の1.5まで上昇していた。これはやはり腎機能の衰えが進行した、と見なければいけない。紹介状を書いてもらい、薬の量を調整する為の血液ガス検査を手配してもらう事にした。先生同士の細かい調整はこれからである。もう一回気合を入れ直してファンコニ症候群と向き合わなければならない。体重は9.34kg

帰りの高速道路はお盆のように混み合っていて、姫ちゃんの療法食の値段にタマげて、リラちゃんのこれからについて考えて、クタびれたのでコロッと寝てしまった。↑top

2011/9/13

快晴である。昨日は少し仕事が込み入ってしまって帰宅が遅くなってしまった。トーチャンの車が到着した気配を感じたリラたら舞姫は全員玄関で待ち構えている。玄関を開けるとワンワン大集合である。一番体のデカいちびっ子姫ちゃんが、そして舞ちゃんが、少し離れて長女のリラちゃんが背筋を伸ばして耳を倒して‘ぶぉ〜ぶぉ〜’と声を上げる。ナデナデしながら姫ちゃんに、

「ドッカンしたらいけないヨ。」

と、トーチャンにかけた手を下ろしてやり、長女のリラちゃんから順番に‘おかえり’‘ただいま’の挨拶をする。次女のたらちゃんがクンクンとトーチャンを点検いると、舞ちゃんと姫ちゃんは順番など待っていられるわけも無く、すぐに割る込んでくる。たらちゃんはスッと離れてしまう。トーチャンは少し声が大きくなって、舞ちゃんと姫ちゃんに、

「順番っ!」

と言いながらたらちゃんをナデナデする。たらちゃんだって、耳が倒れてドーナツみたいな尻尾をクイっクイっと動かして精一杯の愛情表現をしているのだ。たらちゃんはシャイなのである。みんなやきもち焼きで‘う゛ぅ〜’とか‘がぁ〜’とか賑やかだけど、トーチャンも愛されているんですネ。↑top

2011/9/12

月曜日である。あぁ〜昨日は良いバセバセだった・・・の、思い出トーチャンである。

バセンジーとしか遊ばず舞ちゃんをお目当てに遊びに来たサナちゃん、最近バセンジーと走れなかったみわちゃん、この二人の出会いは良かった。そこにドッグランデビューで7ヶ月のナギ君が混ざったのは良かった。サナちゃんと舞ちゃんが走り、ちびっ子ナギ君が追いかけて空気が和み、そしてみわちゃんの心が開く・・・あぁ〜本当に良いバセバセのランだった。

リラちゃん、また誰かパピーちゃんが遊びに来てくれるといいナ。
姫ちゃんとたらちゃんはストレス解消に今度のお休みにたくさん走ろうナ。
舞ちゃんはいつも元気だもんナ。

昨日、サッカーのレフリーのようにバセ達と走り回ったトーチャンは筋肉痛である。↑top

2011/9/11

昨日の大雨と雷でお店の電話が不通になってしまった。結局、夕方メンテナンスマンがやって来てルーターを交換して行った。その他、トリミング室の冷房のヒューズが飛んでしまった。早急に交換せねばならない・・・雷の「バカヤロ」である。

今日はたくさんのバセちゃんがさくらプラザに集まってくれた。

最初に来たのは5歳の♀バセみわちゃん。
その次にやって来たのは7ヶ月のちびバセ♂バセナギ君。
うちの舞ちゃんと走る事を楽しみにやって来てくれる8歳♀バセのサナちゃん。
それから我が家のリラたら舞姫。

挨拶の後、サナちゃんが他犬種NGなのでとりあえず姫ちゃんは撤収、それで、今日の雰囲気としては、(以下年齢順)サナちゃん8歳、リラちゃん7歳、みわちゃん5歳、たらちゃん3歳11ヶ月、舞ちゃん2歳、そしてお子ちゃまのナギ君・・・

「お姉さんが走り方、教えてあげるわ・・・」

「何言ってんのヨ、教えてあげるのはあたしヨ・・・」

ナァ〜ンて雰囲気なので姫ちゃんと一緒にリラたらも撤収である。お子ちゃま大好きのリラちゃんはナギ君に未練があったみたいだけど、まっ、また会えるさ。

ランの中に残ったのはサナちゃんとみわちゃんと舞ちゃんとナギ君、初めましてのサナちゃんとみわちゃんだけど、う゛ぅ〜とチッと挨拶をしたら仲良く走り出した。初めて会った時のみわちゃんは1歳、リラちゃんとの爆走であった。5歳ともなればワンコ達もいろいろと考えるようになる・・・そのみわちゃんが久しぶりにみんなと走った。みわちゃんちのお父さんもお母さんも嬉しそうだったナァ〜、なんだかトーチャンもジッィ〜ンと来ちゃった。

サナちゃんのお目当ては舞ちゃんである。少し蒸していて4月に会った時ほどハジけなかったけど、それでもずいぶん走りまわった。もう走り終わりかな?と、思うと、

「もうひとっ走りしてくる。」

そんな感じで舞ちゃんとクルクル走ってた。

今日は気持ちの良いバセバセだった。心地よく疲れた・・・寝る。↑top

2011/9/10

日中お店のランの草刈りをして、夕方になったらトーチャンち地方は大雨警報が発令された。家が揺れるぐらいのデカい雷が2,3発落ちたら、停電した。家は国道の交差点のすぐ傍にあるんだけど、信号も消えてしまって「大丈夫かナァ〜。」と思っているうちに‘ドカン’と車がぶつかる音がした。外灯も消えた暗闇の中野次馬のおぢさん達が集まる声がした。外がガヤガヤする度に舞ちゃんと姫ちゃんはアッチに行ったりコッチに行ったりソワソワしていた。結局電気が復旧したのは2時間後だった。と、いうわけで9月10日の言い訳日記を今頃ノコノコ(9月11日AM8:50)と書いている次第である。今日は雨が降らないと良いナァ〜。↑top

2011/9/9

快晴の秋晴れである。しつこいようだけど、眠い。最近日も短くなってきて、舞ちゃんと姫ちゃんのお散歩も夕日に映える那須の山を眺めながらポクポクと歩く。舞ちゃんは相変わらず後ろを振り返りながらクルクルと回り、姫ちゃんも‘散歩出動っ!’で嬉しくなってガチャガチャして一段落すると、後はそれなりに上手に歩けるようになって来た。散歩から戻ってお水を飲んで、辺りが暗くなった頃リラ姉貴とたらちゃんが帰ってくる。舞姫は佳代ちゃんの車の気配でソワソワし出し、玄関が開くとたらちゃんと舞ちゃんががぁ〜がぁ〜と挨拶をする。リラ姉貴は真っ先にトーチャンの元にやって来て‘ぶぉ〜ぶぉ〜’と声を上げながらスリスリして、一段落したら、続いてたらちゃんをナデナデしながら「たぁ〜坊は良い子に店番できたのか?」と挨拶をする。姫ちゃんは佳代ちゃんのバッグに顔を突っ込んでお土産を探し、舞ちゃんは家の中をクルクルと回っている。あぁ〜こういうなんでもない毎日が至福の時なんだネ。ワンコおやぢ冥利に尽きる、と、いうものである。↑top

2011/9/8

8月分のトーチャンちの電力使用量・・・前年比31.4%減の節減に成功である。姫ちゃんを団扇で扇いでやったり、トーチャンもガンバったんだけど、東北電力はトーチャンに金一封、用意してネェ〜のかナァ〜?

昨日、リラたら舞姫の尿検査に行って来た。

リラちゃんの尿比重が下がったまま戻らん。主治医にリラの腎臓の状態を相談せねばならん。来週先生、時間作ってくれるかナァ〜?最近忙しそうだし、まずいなぁ〜。でも慌てないで話を進めないとナ。体重9.2kg

たらちゃんは尿比重は戻ったけど、今度は逆にpHが8まで上がってしまいチョコっとストルバイト結晶が見えた。ストルバイト結晶を無くす為に抗生剤を出す獣医さんもいるけど、抗生剤はやっぱり腎臓に負担がかかるのでトーチャンは使わん。コッチも慎重に監視しなければならん。体重9.88kg

舞ちゃんは異常無しの健康優良児。健康は何より、たまには舞ちゃんも褒めてやらんとナ。よっ!舞舞っ!なかなか見所あるじゃネェ〜か、このヤロォ〜!体重10.01kg

姫ちゃん、pH9でたらちゃんと一緒にチョコっとストルバイト結晶。姫ちゃんにはもっとカポカポとお水を飲ませて、こちらも要監視。体重18.12kgやっとこ18kgを超えた。20kgになるのかナァ〜?無理かナァ〜?微妙だナァ〜。

それにしても、毎年夏はみんな体調が安定しネェ〜なぁ〜。↑top

2011/9/7

快晴の秋晴れである。風も爽やかである。と、いう訳で非常に眠い。寝る子は育つ。寝たいトーチャンはスチャラカおやぢである。今日の夕方は、リラたら舞姫全員のオチッコを採取してオチッコ検査に行かねばならない。バセンジー特有のファンコニ症候群は姫ちゃんにはあまり関係ないけど、でも、膀胱炎とか他の心配もあるからネ、バセ姉ちゃん達のついでに先生に調べてもらっておこう。

そぉ〜いう訳で、今日は職場で少しばかり体を休めておきたいと思う。zzzzz・・・・↑top

2011/9/6

トーチャンがちゃんとプードルを育てるのはお姫ちゃんが初めてである。お姫ちゃんを一言で言えば‘ナマイキなコマシャクレ’である。これネ、プードルの性質というよりもバセ姉ちゃん達の影響が大きいのではないか?と考えてます。まず、イタズラは叱られるまで止めません。叱られるとフテくされます。たらちゃんと舞ちゃんと遊んでいると、口より先に手が出ます。バセンジー仕込みの‘猫パンチ’です。そりゃぁ〜バセンジーよりはワンワンと吠えて番犬もやっているけど、それでもやっぱりほとんど吠えて教える事はありませんネ。バセ姉ちゃん達と一緒にチョイチョイしたり、スリスリしたり・・・

「ちょっとぉ〜、トーチャンはお姫ちゃんの親分だゾっ!」

と、言いたくなるのは、自分がウ○チをしたくなると、壁にかけてあるリードの下に行ってトーチャンをジッと見つめ、目が合うとアゴでシャクるんです。姫ちゃんも立派なバセンジーになりたいそうだけど・・・こんなプードルで、いいのかナァ〜?↑top

2011/9/5

うぅ〜ん・・・ん?うぅ〜ん・・・付き合う前にバセンジーに惹かれるって、どんな感じなんだろぉ〜ナァ〜。絶対数は少ないけど、その数の割には飼育放棄が多いのもバセンジーの特徴である。トーチャンが初めてリラ姉貴に出会った時は‘同情’だった。金魚の餌を買いに行ったペット屋さんで、カリカリでツルッパゲでペッタンコの子犬が、デコにシワを寄せてジッとトーチャンの方を見ていたのだ。約1ヶ月間、反対する佳代ちゃんと議論して、

「あの、栄養失調の子犬を、オレが面倒を見ずに誰が面倒を見ると言うのだっ!」

自信過剰の自惚れが出発地点であった。デコにシワを寄せて困っていた子犬は、トーチャンちに来たら、実はそれほど困ってはいなかった。バセンジーのあの表情にマンマとダマされた。先住犬のアイちゃんにはずいぶん助けられた。リラちゃんの遊び相手にはならなかったけど、ゴッチンゴッチンとちびっ子リラちゃんの教育をしてくれた。

たらちゃんの時は何の迷いもなくバセンジーを選択した。高齢の同居犬達はガチャガチャのリラちゃんが面倒くさくて、誰にも遊んでもらえないリラちゃんはいつもポツンと一人ぼっちだったからである。リラちゃんは張り切ってたらちゃんの面倒を見た。たらちゃんもリラちゃんの娘みたいに育っていった。全て上手く行く、そう思ってた。調子コイてバセンジーのレスキューに動いた。1ヶ月間トライしてみて、見事に失敗し、あの子にもリラちゃんにも可愛そうな事をしてしまった。♀バセ同士は‘コイツ嫌い’となったら同じ空気を吸うのも嫌になってしまい、いちいち流血デスマッチのゴングが鳴るのである。成犬になったバセンジーを救うとは、決して大げさではなく、人間も血と汗と涙を流す覚悟しなければならない。

年寄りだった先住犬達が相次いで虹の橋を渡り、リラちゃんとたらちゃんだけになった家の中がカランと広く感じられた。思い出はたくさんある。だけど、死んだ子の歳は数えない。前進あるのみである。寄り添う飼い主との出会いを待っている子犬は世の中にたくさんいるのだ。トーチャンは死ぬまでワンコ中毒おやぢである。いろんな犬種、もしくは雑種の里親など、いろいろ考えた。そんな時子バセ情報が飛び込んできた。レスキュー失敗のトラウマもあったので躊躇した。しかし、

「バセンジーを知っている者がバセンジーを育てないでどぉ〜する?」

佳代ちゃんとまたもや議論を尽くし、結局3バセの道を選び、舞ちゃんを迎え入れた。天真爛漫だったたらちゃんは、独占欲の強い舞ちゃんのおかげで少しばかり気難しくなった。幸いレスキューに失敗した時のような精神的ダメージはなく、ガァ〜ガァ〜言いながらもバセ3姉妹はそれなりに仲良くやっている。

我が家は、というか、さくらプラザは昔からワンコウジャウジャの多頭飼いである。リラたらの間に舞ちゃんがうまい事混ざれないでいたし、舞ちゃんと仲良くやれる相棒を検討する事にした。4バセの道は全く検討しなかった。

「ちょっと待て、可愛そうなバセンジーを救う前に、トーチャンが死んじまいそうだ。歯形だらけで自分が可愛そうである。」

と、いうのが理由である。佳代ちゃんは昔からプードルが好きだし、プードルは活発に遊ぶ犬種である。体の大きなスタンダードならバセンジーの遊びにも十分付いていけるだろう、そういう判断から姫ちゃんが家にやって来た。舞ちゃんは姫ちゃんの参上がかなり嬉しかったようである。ちびっ子姫ちゃんの乳歯でガジガジされながらも良く面倒を見ていた。遊び相手はたらちゃんと舞ちゃんが、姫ちゃんがナマイキな事をするとリラちゃんが教育を、バセ姉ちゃん達みんなが姫ちゃんにかかわりバランス良く姫ちゃんのお勉強に付き合っている。

リラちゃんが家に来てから駆け足でワン子育てをやってきた。現在は安定期である。姫ちゃんはまだパピーのお守りをした経験がない。3歳になった時、姫ちゃんはどんな姉貴になっているのだろう?トーチャン達夫婦は、またバセンジーを迎え入れるのか、それとも「お腹いっぱいのご馳走様」なのか、その時になってみないと分からない。何はともあれクタびれたのでワン子育てはしばらくお休みである。トーチャンは充電である。↑top

2011/9/4

風が吹き、どどどっ!と、雨が降り、スカッ!と晴れ間が見え始めて・・・台風一過である。リラたら姫は佳代ちゃんとお店に出勤して行き、昨夜、ナマイキをコイて佳代ちゃんに叱られた舞ちゃんはトーチャンとお留守番である。トーチャンはパソコンに向かって‘うぅ〜ん・・・’と、唸り、退屈している舞ちゃんはガチャポンガチャポンと鬱陶しいので、ペットボトルにドッグフードを数粒入れて預けておいた。最終的には舞ちゃんがガジガジとペットボトルを潰してくれ、ペットボトルの資源ゴミの袋も節約になる。舞ちゃんもたまにはトーチャンが喜ぶ事をしてくれる。

トーチャンも一段落したので、舞ちゃんと車に乗ってさくらプラザを冷やかしに行った。コンビニでトーチャンのお昼ご飯を無駄遣いしていたら、隣の車に乗った小さな子供に舞ちゃんが愛嬌を振り撒いていた。舞ちゃんをナデナデして、隣の車の子供と両親に会釈をして駐車場を後にした。チビッ子よ、ワンコの都合の分かる良い大人になるのだゾ。それにしても、舞ちゃんの外面の良さは天下逸品である。佳代ちゃんが許してくれるまでにはまだ時間がかかりそうだ。舞ちゃん、もうチッとトーチャンと勉強して、脳ミソのシワを2,3本増やそうナ。↑top

2011/9/3

台風の尻尾がかかっているのか、断続的な雨と風の一日である。今日はお店番にたらちゃんと姫ちゃんが出動して行き、リラ姉貴と舞ちゃんもそれぞれノンビリと静かである。ケムシ退治やミニドッグランのお手入れなど、作業は中止して家でゴロゴロしている。

動物愛護法改正に関するパブリックコメントについて、

「よし、トーチャンもグズラムズラとレポートを提出しなければならない。」

と、意気込んでいたんだけれど、わぁ〜わぁ〜ドタバタしたり、トーチャンも開き直った高次脳機能障害の中年おやぢであるからにして‘ケロッ’と忘れたりしているうちに、8月27日の提出期限が過ぎてしまった。一寸先は闇である。宿題は早めに済ませておかねばならない。

この件に関してヘ理屈をコネたい事は夏場の雑草ぐらいウジャウジャ有った。基本的には、伴侶としての愛玩動物に携わるに当たって、農水省管轄の‘食品’としての動物達と同じ監視レベルまで引き上げる必要がある、という事である。

健康管理の一環として、狂犬病ワクチンと混合ワクチンを一体化し義務化する。技術的に出来ないわけではなく、区割りの決まっている狂犬病ワクチンとその他の混合ワクチンを一体化すると食いっ逸れる獣医師が出てくる為一体化しない実情がある。

繁殖犬の健康診断、パピーの展示販売禁止、‘繁殖税’の導入、実施状況に応じて繁殖業者には松竹梅のランクを付ける、トップグレードに認定された業者だけ血統を維持する誇り高き‘ブリーダー’と名乗っても良く、税率を安くしてやりゃぁ〜いいじゃネェ〜か。(冷やかし、もしくは無知な業者の排除)

散歩はワンコたちの社会勉強、子供が学校に行くのと同じことである、と言うわけで散歩の重要性を指導する。鎖でつなぐ外飼いの禁止、どうしても家の中に入れられないのであればエアコン付きの犬舎を建てる。クリアー出来ないのなら犬は飼わ(買わ)ない。飼い主が違反した場合の反則切符制度(動物愛護財源とする)。小学校の授業に犬と人間の世界史、日本史を組み込むよう文科省に要請する。教育なくして意識改革なしっ!

献血について、全国共通のガイドラインを作る。

もっと言えば、保健所に犬を連れて行く場合、もしくは山や川に遺棄した場合、

「その子はオレが保護してやるから、その代わりお前が保健所のガス室に入れ。」

と、言っても‘合法’となる法律の策定(基本的人権の部分停止)。

以前にも書いてしつこいようだけど、頭をナデられながら物事を覚える者、ペシペシとヒッ叩かれながら叩き込まれるヤツ、皆同じ事が‘平等’ではないのだ。動物愛護議員連盟が‘ペット税’ナァ〜んて言っていた頃から、言いたい事を考えていたのに、ケロッと忘れてしまっていたのは痛恨の極みである。5年後にまた有るかどうかは分からないけど、いつでも反応できるよう、頭の中で整理しておかねばならない。まっ、今度の環境大臣は細野さんが原発事故担当と兼務だそうで、新設の原子力保安庁で動物愛護どころではないのかも知れないけど、チョコチョコと福島に足を運ぶだろうし、トーチャン理論の講釈をタレるチャンスも訪れるかも知れない。口を‘へ’の字にヒン曲げて腕組みしながら‘うむぅ〜’と唸り、ジッとその時を待つ。↑top

2011/9/2

台風の尻尾がかかってきたか、生暖かくて昨夜からポッチラポッチラと雨が降っている。ニュースで伊勢崎市の様子を見ていたら、98年の那須白河の集中豪雨をを思い出した。

昨日の夕方、会社から戻って、荷物を玄関に置いたままトーチャンは舞姫の顔は見ずに庭木のケムシ退治をしていた。最近は日が短くなっているので早く済ませないと見えなくなってしまうのだ。殺虫剤をシュゥ〜シュゥ〜と撒いていたら、家の中から舞ちゃんの‘うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ぉ〜あぉ〜〜〜〜〜〜〜〜’と言う遠吠えが聞こえた。お客さんがやって来るとトーチャンなんかホッたらかしてお客さんにスリスリしたり、遊ぶとなったらガジガジとトーチャンをカジるアンポンタンの舞ちゃんだけど、やっぱり置いていかれるのは淋しいみたいだ。こういうシチュエーションはリラ姉貴で経験した。初めての時はビックリした。バセンジーの繊細さを思い知ったヨ、あの時は・・・

やっぱりネ、いわゆる‘犬’と‘バセンジー’とでは付き合い方がまるで違う。ドップリと首まで飼い主を信頼しているから、イタズラもしガァ〜ガァ〜と小競り合いも起こるのだ。やっぱり‘ワンコ飼い’ではなく‘バセ飼い’にならないとバセンジーと暮らすのは無理だヨ。最近では当たり前のようにリラたら舞の♀3バセとゴロゴロと戯れているけど、チョックラとお目にかかることは出来ない奇跡の光景だと思う。こりゃ、自我と独占欲のぶつかり合いで序列なんかで統制出来るもんじゃない。それぞれの個性と1対1×3で付き合って初めてグループになるのが‘バセンジー’なのだ。ペットホテルは基本的に使えない。成犬になったバセンジーに‘里親’は利かない。どんなにヤンチャなバセンジーだって、父ちゃん母ちゃん命なのである。どんなワンコでも当たり前の事だけど、バセンジーと付き合う、と、決めた以上、最後までトコトン付き合わねばならない。バセ飼いがバセ飼いを諦める時、それはバセンジーの‘死’を意味するのだ。そういう意味で、バセンジーは飼い主の覚悟を問う犬である。↑top

2011/9/1

9月である。防災の日である。災いは音もなくやって来る。先週から何だかバタバタしているんだけど、昨日の夕方、家に帰って玄関に向かおうとしたら、家の近くのおぢさんが、

「チッと庭木に殺虫剤を撒かせてもらった。」

と、言いながら近づいてきた。家の出入り口の庭木に毛虫が付いていた、と、言うのである。お詫びとお礼を言って別れたが、嫌な胸騒ぎがしたので、しばらく見ていなかった家の周りの木を総点検した。おやビックリのケムシ大繁殖である。しかも、繁殖力が旺盛でどんな葉っぱでも食っちまう‘アメリカシロヒトリの幼虫’という大バカ者である。団体さんで見かけるのは17年ぶりである。言い訳をすると、今年は放射性物質の影響で、庭木を切っても処分場に持ち込めないし、さくらプラザに放射性物質を運ぶのもなんなのでホッたらかしていたのである。トーチャンちの木が枯れちまうのは仕方がない。予防を怠ったトーチャンと佳代ちゃんが悪いのだ。しかし、トーチャンちが火元になって隣近所の庭木に飛び火する事は絶対に避けなければならない。夕方慌てて薄暗い時間に殺虫剤を散布した。これからしばらくは殺虫剤を片手に毎日ケムシとニラメッコするようダナ。週末のスケジュールは決まった。台風の情報を見ながら庭木をチョン切って殺虫剤の大量散布・・・一難去ってまた一難・・・である。

余談だけど、鳶はカラスよりも狩りが下手なのでタカの種類に交ぜてもらえないんだそうです。さくらプラザの上空でも、時折、カラスに追いかけられている鳶の姿を見かけます。この鳶君たちと仲良くなってトーチャンちのケムシを突付いてもらえんモンだろうか?アメリカシロヒトリは毒もないし、鳶君たちもお腹いっぱいで一石二鳥なんだけどナァ〜。それにしてもここ数年、トーチャンは毎年ケムシおやぢなんですヨ。さくらプラザのミニドッグランの中もやたらにケムシが増えるんです。天敵が減っているのか、それとも温暖化の影響ですかネェ〜?ケムシ達ヨ、恨むならトーチャンの守備範囲に卵を産んだ親を恨め。↑top

2011/8/31

ロクなワンコネタを書くことも無く、‘バカヤロコノヤロっ!’と、ワァ〜ワァ〜と政治の文句を書いているうちに今日で8月も終わりである。早いモンである。堅気のワンコ日記に戻したいナァ〜・・・と、思いつつ、なかなか脳ミソの切替が出来ん。

震災と原発事故の後、トーチャンもスイッチが切り替わったように思うけど、ワンコ達も過敏に反応するようになった。地震が怖かったのか、それとも飼い主の雰囲気が変わったからなのか、変わらずにハシャいでいるのは舞ちゃんだけである。舞ちゃんは永遠に舞ちゃんなのだ。ワンコ達は褒められたくて、頭をナデナデしてもらいたくて、飼い主を見つめながらいつでも横に寄り添っている。ちびっ子のリラ姉貴がやってきた時に書き始まったこの日記だけど、早いものでリラ姉貴も7歳と7ヶ月の中堅ベテランのお年頃である。その間・・・トーチャンも成長してネェ〜ナァ〜、もっとワンコ達と寄り添える飼い主にならんとイカンよ。政治なんてモンはダネ、トーチャンみたいなタイプの生き物が、

「知ったこっちゃぁ〜無い。」

と、無関心でいられるぐらいで丁度良いのだ。台風が近づいている。↑top

2011/8/30

昨日、いわき市の小名浜港にカツオ君が初水揚げされたそうだ。北上してくるカツオ君を追いかけて、お盆を過ぎた今の漁場は宮城県沖である。小名浜に揚げてくれた漁師さんの心意気に感謝感動である。7月の初めに、

「小名浜にカツオが揚がるまではカツオは食わん。」

と、誓いを立て、銚子港・気仙沼港のニュースを横目でチラ見しながら‘風評のバカヤロォ〜’と思い、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、臥薪嘗胆、ジッとこの時を待っていた。反転攻勢、早速トーチャンも小名浜の魚にカブリ付かねばなりません。

次の総理は野田さんかぁ〜・・・野田さんの人柄の良さは雰囲気やお話からトーチャンにも分かる。だけど、大切な事は‘それ’を‘やる’か‘やらねぇ〜’かである。昨日のお話しで野田さんは行政改革に専任の担当大臣をつける、と言っていた。ここに馬淵さんや、例えばみんなの党の渡辺代表を据える事が出来るかどうか、トーチャンは新執行部や組閣の人事をジッと目を凝らして見ている。野田さんの言う「挙党体制」とはどんなものなのか、人事でその本気度を見せていただきたい。それを見せていただかないうちは、増税のお話しに耳を貸すわけには行かない。原発事故担当にはタチの良い人を就けてネ。↑top

2011/8/29

快晴の月曜日である。金土とオシャカで騒いでガッカリして、今朝会社に来てみたら、昨日会社付近の地域で変電所のトラブルによる停電が1,2時間有った、と聞かされた。点検の結果、設備はあらかた無事だったけれど、オシャカを作ってくれた年代物の工作機械は、案の定ダウンしていた。再起動してみたら怪しげなエラーが発生する。やばいっ・・・モーター類は生きているようだけど、制御系が逝っちまったかも知れない。細かく調べていくと、過電流でも流れてしまったのか、トーチャン用にセッティングしてあるパラメーター(予め、こぉ〜いう時はこぉ〜いう風に動け、と命令しておく設定ですネ。年寄り機械の延命工作です。)がシッチャカメッチャカに壊れていた。全て設定のし直しである。システムをクリーンインストールして、初期値からまたチョコチョコと設定し、お昼にNHKのニュースを見ながら、民主党代表選挙の野田候補の‘ドジョウとキンギョのお話’を聞き、おにぎりを食べてまた現場に戻って設定の続きである。全部完了してテストをやってみたら午後の2時半になっていた。ヨボヨボの工作機械は三途の川の手前で引き返し無事復旧である。はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・クタびれた。遅れた分を取り戻さねばならん。ここ何日間かなんだもかんだもあったモンじゃない。ったく、ろくなモンじゃネェ〜ナ。やるべき事をやって、スッ飛んで家に帰らねばならない。明るいうちに舞姫の散歩に行けるといいナ。↑top

2011/8/28

言い辛い事を、言わねばならない時もある。鳩山前総理の沖縄基地問題、菅総理の福島県内の高線量地域の扱いについて・・・トーチャンに言わせれば、圧倒的な権力の威力と副作用を知らなかったんだろうぉ〜ネ。沖縄の人が、

「こらぁ〜っ!はとやまぁ〜っ!」

と怒るのは当然だと思うし、福島の知事や県民が、辞め際にノコノコやって来た総理に、

「菅っ!テメェ〜このヤロォ〜ォ〜っ!」

と、怒るのも当然である。どちらも、調子コイて入り口で間違えた自業自得だと思う。

さて、次の総理であるが、政治屋と役人がチャンと支えて仕事をしてくれるのであれば、トーチャンは馬淵さんの意見に近い。でも、馬淵さんが総理になっても、アイツらアホだから潰しちまうンだろうネ。馬淵さんが選ばれれば考えるが、流れを見る限りトーチャンは民主党政権不支持を表明しておく。

今日は天気予報よりも良く晴れて、良い風が吹いて過ごしやすい一日だった。観光バスやら那須もずいぶん賑わったようである。めでたしめでたし・・・である。午後、お仕事の帰り道、楽園ファームの‘やまざるさん’がさくらプラザに立ち寄ってくれた。あの・・・ですねぇ〜、数ヶ月前から佳代ちゃんが楽園ファームに遊びに行って、ニヤニヤとマリーさんやクーちゃんに癒されたお話しする横で、トーチャンは眉間にしわを寄せてグッと堪えてきたのでありますヨ。やっとお会い出来ました。ジャガイモもらっちった。羊のマリーさんやミニブタのクーちゃん、なかなか覚えきれん。出席簿を作ってお話しに行かねばならん。今度、佳代ちゃんと大ジャマしに伺いますネ。↑top

2011/8/27

土曜日である。会社に来ている。昨日トーチャンがカマした為、急ぎの用事がおシャカになっちまったのである。月曜の朝までにはツジツマを合わせなければならない。トーチャン達の業界では、製造工程で発生した不良品を‘おシャカ’と呼ぶ。天国に召され‘お釈迦様’になっちゃった為である。合掌なのである。出来栄えを眺めて、???・・・これはもしかして・・・まさか・・・逝っちまったのか・・・状況が理解出来た時、胃がキューっとなる。元に戻らんものか・・・戻るわけがない。集中して張りつめていた10時間が全て水の泡である。泣いて済むなら泣きたいぐらいである。そして、

「あぁ〜〜〜〜、おシャカにしちまった・・・」

と、現在自分が置かれている状況を受け入れるのである。いっそうの事、

「クビだっ!」

と怒られた方が気が楽である。関わった仕事仲間に順番に、

「オイラが至らネェ〜ばっかりに、ごらんの通りおシャカにしちまいました。もうイッパツよろしくお願いします。どぉ〜もすンません。」

と、頭を下げて歩く。まぁ〜 若い時よりはずぅ〜ずぅ〜しくなったけど、それでもやっぱり、何年やってもおシャカは堪えるネ。リラたら舞姫、チッとトーチャンを癒してくれ。↑top

2011/8/26

今日総理が退陣を表明するそうである。震災や原発事故といった‘敵’を前に醜態をさらし、初動に失敗してしまった総理大臣だったこったし、風評被害の元凶は現政府である、と考えるトーチャンとしては、退陣は、その結論を歓迎する。代われば良くなるってぇ〜モンじゃない。大事な事は、人心一新で体制を立て直す、という事である。しかし、総理は明日福島に来て説明をする、と、言う。福島第一原発から近い地域で高い放射線量が確認されており、政府の‘警戒区域解除を一部見送る方針’を菅さんが直接説明しに福島にやって来るのだそうだ・・・別にネェ〜、わざわざ来なくともいいヨ。まもなく終わる総理の‘思い’なんか聞いてもしょうがないでしょ。総理大臣は実務者じゃぁ〜ないんだから・・・それにネェ〜、官房長官記者会見では、相変わらず、

「一義的には東電に責任がある。」

と、枝野さんは政府の見解を示しているけど、東電がどぉ〜こぉ〜の前に、政府は除染の為にもっと汗をかきなさい。除染をして安全を確認して再び人が住む、っていうのは、原発事故に立ち向かう、世界初の国家プロジェクトだよ。福島の復興のテーマは‘克服’である。郡山市の公園では‘土を洗う’実験が始まっている。細野原発事故担当大臣は毎週末、福島に入って、事故対応と除染の為に汗をかいてくれている。出荷される食品の検査体制も整いつつある。実務レベルでは物事は少しずつ動き出している。次の総理は誰でも構わないけど、最高責任者になる人にぜひお願いしたい事、それは、やっと形が出来てきた現場の動きを止めるような人事は控えてほしい、という事だ。党内や与野党のパワーゲームは人の迷惑にならないように、隅っこでやっていただきたい。↑top

2011/8/25

新聞を眺めていると、次の総理大臣よりも、日本国債の格下げよりも、それに対する財務大臣のコメントよりも、紳助さん引退のニュースの方が扱いがデカい。愉快である。

ここ一月ぐらい、不安定な陽気の影響か、姫ちゃんはドッテンドッテンと家の中を走り回り、お散歩に出かけてもいう事も聞かずにグイグイと引っ張り、少しばかりナマイキな兆候を見せていた。先日のお散歩中であるが、トーチャンはリードをグイっと引きながら立ち止まって、姫ちゃんにコンコンとお説教を聞かせてやった。

「お姫の都合だけで歩いているわけではない、好き勝手にチョロチョロしてはイカンっ!大体ダナ、デカい形してドッカンドッカンやってたら誰も遊んでくれなくなっちまうんだゾっ!いいか、ハッキリ言うゾっ、お姫はバセンジーではないっ!バカモン。」

姫ちゃんは座ったままの直立不動で目がドングリになっていた。舞ちゃんはいくら本気で叱っても、ゲンコツが落ちるまで分からんのだけど、姫ちゃんには‘トーチャンの本気’が通じたようである。姫ちゃんの背中をポンポンと叩いてまた歩き始まった。あれから数日、姫ちゃんはトーチャンのリードの引き加減をよく考えるようになってきた。まだまだだけど、気長に毎日お話ししながら歩こうナ。やっぱりリードはワンコと飼い主の絆を結ぶ大切なアイテムなのである。

そういうわけで、今姫ちゃんは劇的な変化を見せている。舞ちゃんと遊んでいても、まぁ〜こりゃ舞ちゃんがしつこいアンポンタンだからいけないんだけど、舞ちゃんにカサブタが出来るくらい歯を当てていたものが、

「姫ちゃん、イカン。」

で、ピタッと止まるようになった。ガチャガチャとうざいちびっ子舞姫が面倒くさかったリラ姉貴も、最近はよく面倒を見ている。舞ちゃんと姫ちゃんにも少し脳ミソのシワが増えてきて、話が通じるようになってきたのかナ?↑top

2011/8/24

曇り時々晴れ、少し蒸し暑さが戻って来た。寒がりのリラたら舞はホッと一安心である。トーチャンが住んでる西郷村は、村議会選挙の真っ最中である。春の統一地方選挙の一部だったのであるが、一応被災地って事で延期されていたのである。夕方、田んぼ道を舞姫とお散歩をしていると、どこからともなく選挙カーの声が聞こえてくる。ベテランウグイスオバチャン達も清々と声を張り上げて大変元気であり、通りで手を振る人達もなんとなく楽しそうである。村議会選挙というと、ハッキリ言って争点は無い、に、等しいのであるが、やはり身近なおぢさん達が出馬するせいか、血肉沸き踊る人も多いのである。今度の選挙は、みんながみんな‘子供たちに未来を・・・’という事であり、放射性物質の除染を主張している。どの候補者に投票するかはこれからゆっくり考えたい。今週は舞ちゃんも姫ちゃんも地鳴りながら走る選挙カーにビビりながらキョロキョロする散歩が続く模様である。↑top

2011/8/23

曇り。良い事ばかりありゃぁ〜しない。全部が全部上手くいくわけじゃぁ〜ない。

さくらプラザにもネ、頭の痛テェ〜お客さんというのはおるんですヨ。パピヨンとチワワを飼っていて、それを悪びれることも無く平気で交配させちゃったりするんです。チワワもパピヨンも小型犬だけど、飼い主がしっかり教育できないとイバり出すんです。権勢症候群ってヤツですネ。コイツらもトリミングにやってきては、トリミング中に噛み付こうとするし、毎度毎度キャンキャンとやかましい。ココ、難しいトコなんだけど、ダックスが吠えるのは仕事なんです。そもそも穴に潜って行ってネズミを追い出すのが仕事でしたから、その為に人間がよく吠える足の短いワンコを集めてきて育種したわけですから、ダックスの無駄吠えでお困りの飼い主さんがおりましたら、耳栓でも買うしかありません。だけど、パピヨン達の無駄吠えは別です。‘あたちが一番よ’とイバる為に吠えておりますので、トーチャンちの娘ならゲンコツもんです。でも、この飼い主さんはそんな‘やりたい放題’の‘バカ犬’が‘犬’だと思っている。トーチャンの日本語など通じるわけも無い。今じゃぁ〜トリミングサロンだってたくさん出来ているこったし、大きくやっているチェーン店なら割引券だって出しているンだし、他所に行きゃぁ〜いいのに・・・だけど、さくらプラザに来るんですヨ。きっと他所でも相手にされないんでしょうネ。シャンプー・カットをしてお金をもらってお終いです。残念ながら・・・

さくらプラザの近くの別荘に住んでるお客さんは、ひと月に2回マルチーズ4頭のシャンプーにやって来ます。お父さんは東京にお勤めで、週末に那須に帰ってきます。平日のお母さんには移動する手段が有りませんでした。当初、事情を知らなかった頃、お母さんはタクシーを手配してワンコ達の送り迎えをしてました。それでは手間もお金も大変なので、さくらプラザで送り迎えをする事にしました。この子達はお店にやって来ると、順番にトリミングをしている間、佳代ちゃんの足元でスリスリしたりオチッコをしたり、時々うちのたらちゃんに‘ワン’と言ってみたり、時間いっぱい遊んでお家に帰って行きます。

ヤンチャ坊主の黒パグの「まめちゃん」も、定期的にお迎えに行って、一日中お店の中でたらちゃんを‘ふがふが’と追い掛け回して、時々たらちゃんに「うざいっ!」と、叱られて、夕方お店を閉める時にお家に送って行きます。まめちゃんのシャンプーの日は、まめちゃんも‘お勉強’なのです。

飼い主さんが本気でワンコの事を思うのなら、さくらプラザは持てる力を余す事無くトコトン付き合います。そうでない方はそれなりに・・・です。平等とはそういうモンだと思います。↑top

2011/8/22

今日も最高気温が20℃程度の寒い一日である。明日からはいくらか暖かくなるらしい。それにしても、政府と日銀と財務省は、この歴史的円高を前に何をモタクソしているんだろう?こりゃ、高速道路でエンジンもブレーキも調子が狂ってしまい止められずにいる世界的な有事だと思うのだが・・・総理と財務大臣と日銀総裁の三者会談でもやって、共同記者会見でも開いてダネ、

「円高のうちに美味そぉ〜な外国資産はみぃ〜んなJAPANマネーが買い取っちまうゾっ!円を買いすぎるとお前ら損コクかもヨ。」

ナァ〜んてダネ、声明を出したらいい。見せしめにどっかの国の有力な企業でも買収して日本の国力を見せ付けてやりゃぁ〜良いじゃネェ〜か。まったく国の中枢に居座るヤツらが‘金ネェ〜、金ネェ〜・・・’と、みっともネェ〜ったらありゃしない。

トーチャンはそぉ〜いう感覚でニュースに目を通しておりますから、民主党の次の代表は誰なのかっテェ〜事にはほとんど興味はございませヌ。岡田さん枝野さんは菅政権の‘顔’ですから、やっぱりいけませんわナァ〜。名前の挙がっている方々も、結局のところ小沢詣でに忙しく、国民に呼びかけている人は見当たらん。野田さんは大連立を提唱していて、自民党の谷垣さんもピクピクと反応しているけど、この二人、消費税増税が必要という持論で一致している。トーチャンは相成れない。海江田さんは良い人なんだろうけど結論が遅い。良い人は鳩山総理で懲りた。小沢鋭仁さんの主張は良く聞いた事が無いので分からん。馬淵さんは霞ヶ関の改革に関心が高いので期待しているけど、民主党内の力学では力不足のようにも思う。ツブされては意味が無い。永田町の郷ひろみ、前原さんへの待望論は根強い。でも、なんと言うのか、民主党代表だった時の‘偽メール事件(あん時の民主党国対委員長は野田さんだヨ)’であるとか、国交大臣時代の‘八ん場ダム凍結’外務大臣時代の‘中国漁船体当たり事件’‘北方領土におけるロシアの硬直化’など、発言は勇ましいンだけど、脇の甘さを非常に不安に思うトーチャンである。やっぱりネェ〜、前原さんの外交姿勢には、軍事力の裏付けが無いと非常に危険なのだ。無難なところだと鹿野農水大臣なんだろうけど、恐らく ‘永田町の論理’で支持率低迷に喘ぐのではないのかな?

そぉ〜いう訳ですから、次の総理は‘誰でも良い’‘何もするな、邪魔するな’‘仕事は最後に一言だけ「解散」と言う事’そういう人材が望ましい、と考えております。余計な色気は出さずに、選挙管理内閣に徹してくれる人材が現れる事を期待しておりますヨ。

なぜ、こういう事態に陥っているのか、こりゃ、小選挙区比例代表並立制度の弊害が大きいと考えておりますヨ。政治家は仕事よりも選挙の事で頭が一杯だ。選挙制度改革、公務員制度改革、これが出来たらみんなに勇気と希望を与える事は間違いない。ここに手を突っ込む勇気のある政治家が‘増税’というのであればトーチャンも話ぐらいは聞いてやりますヨ。民主党も自民党ももはやロクでもない組織である事はバレバレだ。双方とも、政治家の使命として、悪あがきはやめて、党をパカっと割って受け皿を作りなさい。↑top

2011/8/21

雨である。昨日は久しぶりに佳代ちゃんのさくらプラザ号と軽4WDの三菱ブラボー、今日は自分の通勤快速のオイル交換やら消耗品の交換など車のお手入れをした。昔は趣味で車やバイクをいぢったモンだけど、今は、故障するとお金がかかるので‘被害は最小限をモットーに’というわけで爪を黒くする。3月の地震の後、さくらプラザの奥の倉庫はそのまま片付けには至っていないのであるが、ジャッキをまたいで歩いていたり、崩れた荷物の中から道具を探さねばならなかったり、ちゃんと片付けんとなんとも作業効率が上がらん。そろそろ整理整頓を始めんといかんナァ〜。冬に向けてチッとずつ始めるか。それにしても、急に涼しくなってリラたら舞姫、全員グゥ〜グゥ〜とよく寝ている。リラ姉貴などはプルプルと震えながら‘寒い’と涙目で訴える。そりゃぁ〜イカン、いくら涼しくなったって言ったって、まだファンヒーターなんか使わんゾ。↑top

2011/8/20

一昨日だったか、佳代ちゃんが家の目と鼻の先で車をぶつけられたんだけど、家の目と鼻の先なのでトーチャンも電話で呼び出されて現場に行ったんだけど、ジャァ〜ジャァ〜降りの雨の中、たぶん余所見でもしていたんだろうけど、聞いたら「21歳だ。」と、言うお姉ちゃんも緊張しちゃっていて可愛そうだったし、ぶっけた娘も、佳代ちゃんも、乗っていたリラたらにも怪我も無かったし、お姉ちゃんの車は少し修理代が張り込みそうだけど、家のさくらプラザ号は長くてあと2,3年の命だし、トーチャンの修理で用が済みそうな程度の被害だし、トーチャンは良いヤツでありますから、

「俺達みたいに良いヤツばかりじゃないからネ、当てられると嬉しくなって『あっちが痛てぇ〜のコッチが痛テェ〜の・・・』ってネ、ボリたくなるヤツもおるからネ、気ぃ〜つけて走らんとイカンよ。」

ナァ〜んてネ、住所と連絡先だけ交換して、大人の対応ですぐに帰してあげた。

昨日、先方の保険屋さんから連絡が来た。赤信号での‘オカマ’なので全面的に修理をしてくれるそうだ。そっかぁ〜、あの娘、任意保険の車両と対物を使うのだナ。来年の保険料がチッと可愛そうだけど、しゃぁ〜ねぇ〜ナ、自分でぶっけちまったんだモンな。

と、いうわけで、今佳代ちゃんは板金屋をやっている同級生のところに車を持ち込んで当時の状況をあれやこれやと喋っている事であろう。相手がしつこいオッサンやうるさいオバサンならつまらん感情はいらん。ゲンコツか法律で解決すれば良い。でも、大人っテェ〜のはサっ、失敗した若者の背中を‘ぽんっ!’と叩いてあげるモンでネェ〜の?トーチャンが若者だった時代はバブル期だったせいかずいぶんアンポンタンな大人や同世代を見たような気がするけど、でもやっぱり、大人って、カッコ良くないとイカンと思うヨ。↑top

2011/8/19

雨である。昨日の夕方、ゴロゴロドカンっ!と何発か良いのが鳴ってジャァ〜ジャァ〜と降り始まった。気温も下がって地面や家も冷やされてずいぶん過ごしやすくなった。ひっくり返ってピクピクしていた蝉や、さくらプラザのミニドッグランの中を歩き回るコオロギを見つけては、

「あぁ〜秋なのだナァ〜。」

と、感じるトーチャンである。雨が降ると散歩拒否のリラたらのオチッコが面倒だけど、まぁ〜暑いのよりはマシかナ。暑い夏、ガンバって節電にも協力したこったし、夏バテ気味でチッと疲れたし、福島・宮城の肉牛も出荷が再開されるようだし、今年の秋はおいしいお米が取れそうだし、海の幸が復活することを祈りつつ、佳代ちゃんに隠れてコソコソとてんこ盛りのステーキでも食べちゃおうかナ。誰も褒めてくれないので自分で自分を労うご褒美である。

今日の地震は久しぶりにデカかった。でも、大きな被害も無く一安心である。福島の牛君達は出荷停止継続だそうだし、地震も原発事故も、はぁ〜そろそろいかっぺぇ〜・・・PM6:30追記↑top

2011/8/18

昨日の朝は車が露で濡れていた。日中は気温が高くなり、リラたら舞には絶好のお昼寝日和であった。蒸し暑いのもどうやら今日までらしい。前線が南下すると一気に秋になるとの予報である。姫ちゃんはやっとこ暑い夏の終わりが見えてホッと一安心である。緑の葉っぱが伸びる勢いもそろそろ落ち着いてくるのかな?残暑もほどほどで勘弁してもらえるとさくらプラザの草刈り作業も楽チンで助かるヨ。週末は半分働いて、半分ワンコ達と遊んで、那須の山を眺めながらお蕎麦でも食べようかな。うぅ〜ん、まもなく秋である。↑top

2011/8/17

仕事始めである。今日のところは休みの間に余震で設備が異常を起こしていないかなどなど、点検を済ませて、節電の夏でもあることだし、午前中で業務を終了した。トーチャンは家に帰り、定休日で家にいた佳代ちゃんとお昼ご飯を食べに行った。最近佳代ちゃんが仲良くしてもらっている‘らいと’さんというラーメン屋さんである。リラたら舞姫にはさくらプラザで留守番をしていてもらって到着してみたら、

「ぢつは、まだ麺が届いていないんですぅ。そろそろ来る頃なんですが。」

そんなに急ぐわけでもないし、オーナーさんとペチャクチャお喋りをしながら待っていた。コーヒーをサービスしてもらっちゃった。せっかく佳代ちゃんにおごってもらうこったし、ガッチリ食べよう。トーチャンはラーメンセット(ラーメンとから揚げにライス付き)で麺大盛り、佳代ちゃんはごまラーメンである。出てきたボリュームにタマげた。コッチもオマケしてくれたのかナァ〜?一生懸命全部食べました。今度はもう少し考えて注文せねばならん。

お店に帰ってきてボォ〜っとしていた。お腹がいっぱいで動けなかったのである。高速道路の渋滞で少し遅れてはぐ君ちが遊びにやって来た。帰省の帰り道、那須に立ち寄ってくれたのである。リラたらはトリミング室で待機、舞姫でお出迎えをした。はぐ君も暑さと渋滞でお疲れみたいである。パパさんとママさんとノンビリお話しをして、その間はぐ君も舞ちゃんも姫ちゃんもグゥ〜グゥ〜寝ていた。

「どうせ渋滞なら那須に泊まっちゃおうか?」

と、企んだそうだけど、やっぱり宿は取れなかったそうだ。時間はあれれ、と過ぎてしまいお別れの時間である。リラたら舞姫、全員でお見送りをしてお別れである。また渋滞で大変だけど、道中お気を付けて・・・また秋にお会いしましょう。↑top

2011/8/16

バセンジー暦7年、甘いも酸いも経験したつもりだったけど、今日たらちゃんがまたやってしまった。トリミングに来ていたマルチーズをお迎えにきた飼い主さんに突撃してしまった。長い付き合いのお客さんで、

「いいよいいよ、大丈夫だよ。」

って言ってくれたけど、トリミング代金をいただくわけにはいかない。たらちゃんのスイッチの入るタイミングが分からん。そして、スイッチの入ったバセンジーを静止させる手立てが分からん。

カッカライライラしながらたらちゃんにお説教をタレていたら、相変わらずリラ姉貴は困った顔をしながら「トーチャン、まぁ〜まぁ〜・・・」と、仲裁に入る。やっぱりリラにとってたらちゃんと舞ちゃんではなんかちがうんダネ。リラの顔に免じて今日はもう叱らん。でも、たらちゃんは前科2犯、もうすぐ4歳になるのだ、次を許す事は出来ないぞ。

ガッカリしていたら、午後に9歳のバセ君が遊びにやって来た。麻呂眉毛がチャームポイントの、スリスリしてくれる可愛いトライカラーの男の子である。やっぱりバセンジーを嫌いになったらイカン、バセンジーのイレギュラーは、そりゃやっぱり飼い主であるトーチャンの甲斐性の問題である。トコトン付き合わなきゃイカン。↑top

2011/8/15

たくさん食べて、飲んで、喋って、佳代ちゃんの従姉妹達ご一行様はお昼過ぎに帰って行った。あぁ〜楽しかった。後片付けを済ませたらグッタリとクタびれた。昨日も夕立、今日も大雨警報が発令されていてこれから降るらしい。お客さんも来ないだろうし、早めに店を閉めて家に帰ってきた。リラたら舞姫もハシャぎ過ぎたのかピクリとも動かずに寝ている。トーチャンも今夜は早く寝て、また明日に備えよう。↑top

2011/8/14

毎年恒例、佳代ちゃんの従妹達がバーベキューをやりにやって来た。元気な女達を前にトーチャンが喋る出番などある訳が無い。久しぶりに従姉妹の子、カカちゃんも遊びに来た。2009年1月1日に利根川の新春バセバセに参加させていただいて以来の再会であったのであるが、カカちゃんは相変わらずしっかり者のまま大きくなっていた。彼氏が出来たら、ヤロォ〜をダネ、カカちゃんに嫌われない程度にダネ、オチッコをちびるぐらいビビらせて覚悟の程を問いたい・・・そういう感情を抱くぐらい、トーチャンごひいきの良いヤツである。↑top

2011/8/13

今日もブィ〜ンブィ〜ンと草刈りのトーチャンである。30分ぐらい雑草と格闘して、雲が多い那須の山を眺めながら5〜10分間、ラジオを聴きながら休憩である。トーチャンごひいきの聖光学院の試合も終わってしまったので、ハラハラする事もなく、すっかりゲーム展開を楽しむお客さんである。NHK594KHzを聴いていると、関東地方の天気情報と渋滞情報が入るのであるが、東北道の下り線は例年よりも車が多くチンタラチンタラと走っているようである。このぐらい車が走っているのなら那須が繁盛しても良さそうなモンだけど、新幹線に乗ってやって来たナルナルと雅子様と愛子ちゃんが御用邸でご静養しているぐらいなモンで、那須街道も静かなお盆である。渋滞している人達はみんなどこへ行っているンだろうネぇ〜?さくらプラザもメグちゃんの爪切りとランちゃんのシャンプーが済んでしまい人っ子一人寄り付く気配は無い。まぁ〜こういう時は、リラたら舞姫とたくさん遊んで、明日と明後日の宴会に備えて知力を集中させて、寝袋の点検やら買いだし実行部隊の編成やら、ヘラヘラとスタンバっておくのが健康にはよろしいようで・・・↑top

2011/8/12

トーチャンもお盆休みである。ブィ〜ンブィ〜ンとさくらプラザの草刈りである。ガボガボ汗をかいて夕方4時で終了である。甲子園第4試合の福島代表聖光学院と石川代表金沢高校の試合をラジオで聞くためである。最近の高校野球はピッチャーも良い球放るしバッターも鋭く打ち抜く。野手もよく鍛え抜かれている。トーチャンは5時半から床屋さんの予約を入れてあった。終盤のシビれるところは床屋のおネェ〜おばちゃんとテレビを見ていた。お互いにミスの連鎖からバタバタする場面があった。4対2で聖光学院は敗れた。負けちゃったのは残念だけど、若い子達の気力がぶつかるナイスゲームであった。今年の聖光学院は‘福島の代表の意味’をテーマに臨んだ大会だったそうだ。ゲームセットの後、気丈な歳内君が泣いていた。斉藤監督が抱きかかえるように背中をポンポンと叩いていた。聖光ナインに「ありがとう」素直にそう思う。1回戦の日南学園戦もシビれたヨ。歳内君達の夏が終わり、この夏は高校生の勇気をたくさん見せていただいた。そして、福島県に住む大人として、いろんな物をたくさん背負わせ過ぎてしまった。若い子にはもっと野球を、ゲームの緊張感を楽しんでもらわんとイカン。放射能にビビったオッサンが勇気をもらってばかりいてはイカンのだ。放射性物質を追い出し、子供達が元気に走り回る土を取り戻さねばならん。↑top

2011/8/11

菅さんは本当に辞めるのかね?・・・まだ疑っているトーチャンである。しかしまぁ〜、今月中の民主党代表選挙も指示したみたいだし、自動的に物事は転がっていくのだろう。

蒸し暑いのでリラたら舞姫、みんなノビている。特に姫ちゃんは堪えているようだ。お水を飲んでは転がり、温くなっては移動し、みんな家の中を移動して歩いている。昨日の夕方はリラたら舞姫のフルキャストで歩いてきたけれど、たらちゃんと姫ちゃんが‘へぇ〜へぇ〜’と暑さに参っていたようである。たらちゃんと姫ちゃんは、力を入れて引っぱりゃぁ〜良いと思っているらしく、ペース配分が上手に出来んのだ。舞ちゃんは相変わらず‘散歩’が何だか良く分かっていないようで後ろばかり振り返る。クルクルと回るので歩いていて非常に邪魔臭い。リラ姉貴は、最近はお店にばかり行っていてあまり自宅付近を歩いていないので、マーキングの点検ばかりでなかなか前に進まない。お散歩はワンコ達の社会勉強、お盆休みはみんなでお散歩の復習でもやってみるか。↑top

2011/8/10

今日も暑ぢぃ〜ヨ。今朝、出勤途中に、東北電力の関連会社の白河営業所から、5,6台の工事車両が会津方面に向けて走って行くのを見かけた。恐らく水力発電所やら送電設備を復旧する応援に向かうのだな・・・と、思った。明日になれば企業もポッチラポッチラとお盆休みに入り、少しは電力需要も落ち着くヨ。ガンバっぺ、ふぁいとぉ〜〜〜〜おぅ!・・・である。

岩手県陸前高田市、高田松原の松に震災遺族らがメッセージを記して、京都「五山送り火」のまきにする計画が、放射能汚染を懸念する声を受けて中止された事について、大文字保存会はじめ関係された方々が風評を払拭しようとご尽力された事やら、中止に対して数多くの抗議の声を上げてくださった方々やら、絆は固く結ばれた、と、感じます。だから陸前高田も「五山送り火」ではなく精霊の「迎え火」としたのではないでしょうか。そもそも、

「何で岩手が放射能なの?原発事故の影響はほとんど受けていないでしょ?」

率直に言って、この手の風評は頭に来るとかガッカリするよりも、東北地方の位置関係やら原発事故の経過やら、勉強不足の失笑モンですネ。

東海テレビの「怪しいお米セシウムさん」のテロップでリハーサルをやっていた担当者も、まぁ〜軽い気持ちだったのかも知れませんが、スポンサーの撤退やら会社に大損害を与えたわけですから、会社を辞める事になるんでしょうけど、猛省して勉強しないと‘次’は見つかりませんヨ。そりゃそうですヨ、岩手も福島も稲わらも稲穂もセシウムもよく分からないままペラペラしてたンだから。

それにしても、風評っテェ〜のは始末の悪いモンですネ。岩手の土に放射性物質はほとんど降ってはおりません。そして、岩手の沿岸部は津波で甚大な被害を被りました。岩手宮城福島の3県は復旧復興のほか、‘風評被害撲滅’の為に大変な労力を要しております。その事をよく考えて、みんなで聞いてて楽しい‘風評’を撒き散らしましょうネ。

おかしなもので、東北自動車道が通る福島県の中通り地方は比較的放射線の線量が高いんですけど、

「高速道路がタダだっ!」

となったら、みんな喜んで通過するんです。交通量は普段の1.2〜1.3倍だそうです。‘放射能’が怖いなら避けて通りゃぁ〜いいのにネ。風評とは、その程度のモンだと思います。↑top

2011/8/9

朝から暑ぢぃ〜。今日も厳しい局面が予想される東北電力である。東京電力と融通し合える電力は最大で140万キロワット、さてはて、どうなる事やら・・・である。トーチャンに出来る事は節電だけである。

「暑ぢぃ〜ナこのやろぉ〜。」

と、ブチブチ言いながら、うちわで扇いで凌ぎたい。

今日は長崎に原爆が落とされた日である。いわきの姪が平和式典に招待されて長崎に行っているらしい。

アメリカはなぜ2発も落とさねばならなかったのか、これは単に戦争を終結させる為の戦略上の問題だけではない。広島型はコードネーム‘リトルボーイ’と名付けられて開発され、世界で始めて核爆発に成功した濃縮ウラン235の爆弾であり、長崎型はコードネーム‘ファットマン’というウラン238から取り出したプルトニウム239の爆弾である。アメリカはこの二つの核技術を世界に見せ付ける必要があったのだ。

ウラン235はウラン鉱石を精錬して取り出せるのはわずかに0.7%しかない。日本国内の原子炉は‘もんじゅ’を除いて、ほぼこのウラン235を燃料としている原子炉である。一方、ウラン235を取り出した後、大量に残るウラン238は再処理をする事でプルトニウム239となり‘ファットマン’型の核兵器を大量生産できる。そういう訳でプルトニウムは‘危険’なのである。

話しは脱線するけど、‘もんじゅ’はウラン238を燃料にする原子炉であり‘もんじゅ’で燃やした燃料は、燃やす前のウラン238よりも1.2倍多いプルトニウム239に変化する。燃やす前よりも増えるので‘増殖炉’と呼ばれている。アメリカが‘ファットマン’を作る為に開発した原子炉であり、世界で初めて稼動したタイプの原子炉である。このプルトニウム239をもう一度‘もんじゅ’で燃やし、また、日本中の原発から出たウラン235の燃えカスを再処理すると、これまたプルトニウム239が生成されて‘もんじゅ’に放り込む事が出来る。ウラン鉱石を余す事無く使い切る算段を、これを核燃料サイクルという。‘もんじゅ’は核燃料をリサイクル出来て大変エネルギー効率が良い・・・と、いう能書きであるが、使い方を誤ると核兵器大量生産装置にもなってしまうのである。幸か不幸か、フランスの実証炉スーパーフェニックス(もんじゅの4倍ぐらいの規模だったかナァ〜?)がやはりナトリウム漏れ事故を起こして運転を再開しない事になったり‘増殖炉’の技術は‘安全’には至らずに未だ実験レベルなので、世界的なプルトニウムの大量生産には至っていない。

こりゃ、トーチャンの考え方なんだけど、昨日、総理が、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉も含めて検討する意向を示したそうだけど、増殖炉はプルトニウムの取り扱いの問題であり、単にエネルギー政策だけで片を付ける事は出来ネェ〜んじゃネェ〜の?安全保障や核拡散防止の観点から、技術研究は堅持しなきゃイカンと思うヨ。プルトニウムはもともと地上には存在ぜず、人間が作り出した怪獣ダヨ。一度世に現れると、半減期は非常に長く、2万4千年も居座るのだそうだ。仮に増殖炉の技術が北朝鮮に洩れちゃったりしたら、菅さん、アンタに何が出来んのヨ。北朝鮮や中国はウラン鉱石の山を抱えているんだヨ。

福島第一原子力発電所の敷地内には‘共用プール’というのが有るんですヨ。こりゃネ、日本中の原発から出た使用済み核燃料を沈めておくプールなんですけど、経済産業省の‘読み’が甘くて、六ヶ所村の再処理工場や「もんじゅ」の計画が上手くいかずに持て余しちゃったモンで、

「一時預かってくれ。」

ってですネ、嫌がる福島県にオッ付けたモンです。確か、

「2010年までに移送先を決める。」

という、約束だったんですけど、いつの間にか役人達は、

「2010年から移送先を検討する。」

に、話しをすり替えてしまいました。ウソこきの役人となんかまじめな話しなんか出来るわけがありません。だから前の福島県知事は福島の原発でのプルサーマル計画を白紙に戻し、凍結したんです。総理の「脱原発」の方針も結構だけど、今ある核をどう管理し、どう最終処分まで導くのか、まさか福島にオッ付けたまましらばっくれちゃう作戦じゃあるまいナ。トーチャンはネ、

「人を憎んで原子炉を憎まず。」

のスタンスでありますから、その辺の議論が聞けない以上、疑り深い疑心暗鬼おやぢになってしまうのですヨ。毎年、8月はいろいろと考えてしまいますネ。

トーチャンの思う核

「安全です。」でごまかさない。
ウソはこかない、改ざんしない、隠蔽しない。
パフォーマンス、政争の道具に使わない。
放射線のお話しで、学者は泣いたり吼えたりケンカしない。
それの分からんアホにはいぢらせない。↑top

2011/8/8

トーチャンち地方にも夏が戻って来た。午前中から気温が上がり、午後になると雷がゴロゴロと鳴り出す夏である。夏が戻ってきて、東北電力の電力供給が厳しい状況に追い込まれている。東北電力も震災で浜沿いの火力発電所が被害を被ったりしているンけど、実は、会津から新潟に流れる阿賀野川は水力発電所が集まる重要な河川なのであるが、新潟福島集中豪雨の後、ダムにゴミが溜まって放水が出来なくなってしまったり、発電施設が冠水したりの被害が出ている為、さらに供給能力が落ち込んでしまっているのである。

8月5日の金曜日には午後2時頃、供給能力に対して97%という事態となり、初めて「節電の呼びかけ」が行われた。週末は、東北電力では東京電力から融通を受けて、辛くも逃げ切っている。さて、本日は仕事が始まる週明けの月曜日、今日の‘でんき予報’は「大変厳しい」と発表されている。ピーク時の予測では午後2時〜3時頃に1180万キロワット、これに対し、東北電力では、5日から融通を受けている30万キロワットに加え、日中東京電力からさらに60万キロワットを融通してもらい供給力1226万キロワットで逃げ切る構えだという。予測通りだと使用率は96.2%の綱渡りである。仮に使用率が100%を超える恐れが出てきた場合、東北電力管内も計画停電を実施する必要に迫られる事になる。被災地の電力不足は復興の足かせになる。集中豪雨の後、水力発電所では懸命の復旧作業が続いている。東京電力から融通される電力だって、関東の人達が‘節電’で生み出している電力である。トーチャンも、職場の照明を暗くして、使っていないコンピューターやら遊んでいる道具はコンセントから線を抜いて待機電力を0にして、午後3時までエアコンは送風運転の‘扇風機’で今日を乗り切りたいと思う。しばらくは天気予報とでんき予報とにらめっこを続けるよりしょうがないナ。

午前11時30分、早くも使用率が97%を超えてしまった・・・↑top

2011/8/7

昨日今日と午前中は蒸し蒸しと晴れ渡り、午後は空がねずみ色になり雷がゴロゴロ、粒のデカい雨が降り、一段落すると夕方また晴れてくる・・・ある意味、那須の夏らしい夏である。二日間、ミニドッグランの草を刈ったり、大粒の雨が降ってきて店の中に撤退したり、扇風機の前で‘わぁ〜〜〜〜〜ぁ’と言いながら涼んで、ドッカンドッカン鳴り響く外の稲妻を眺めていた。キーワードは‘夏の昼下がり’と‘雷の音’トーチャンはTulipの‘虹とスニーカーの頃’を思い出した。

わぁ〜がまぁ〜まはぁ〜男の罪ぃ〜(おぉ〜)
それを許さぁ〜ないのは女の罪ぃ〜

よく若い頃に「顔と声のイメージが一致しない。」と言われ続けたトーチャンでございますので、財津さんのようにキーの高い男性ボーカリストというのは、やっぱり憧れでしたネぇ〜。キーが高いと言えば、高校生の頃、年中杉真理さんを聞いておりました。杉さんと言えば、こりゃやっぱりCMソングの、

ウィスキ〜〜〜がお好きでしょっ
もぉ〜少ぉ〜し喋りましょっ

このフレーズがトーチャンの脳ミソを支配してしまいますので、今日も良い汗かいたこったし、早く家に帰って、シャワーを浴びて、佳代ちゃんが隠し持っている炭酸水をカッパラって・・・タマにはハイボールでも飲みながら笑点見て‘あはは’と笑うか。↑top

2011/8/6

財政危機は「国家的詐欺」 野田財務相、増税必要性訴え

第3代合衆国大統領のトーマス・ジェファーソンは、

「次世代に借金を残してはイカンっ!」

と、銀行家と戦ったのだと認識している。だから政治家の責任において増税というのはこれこそ詐欺だと思う。どいつもこいつも、責任感は結構だけど、向いてる方向がおかしいゾ。

【トーチャンの自由研究、続き】

お金の供給量を増やすとお金の価値が下がって‘ハイパー・インフレーション’を招くとか言われているけれど、今の日本が動かしているお金の規模から見りゃぁ〜30兆円ぐらいそんなにビックリするような金額でもないヨ。にもかかわらず、供給量を増やすわけでもなく、まして政府紙幣に言及しているのは、みんなの党の渡辺代表だけである。これネ、実はここに【摩訶不思議】のお話がありましてネ、世界の歴史を見てみると、政府紙幣を発行したり、中央銀行から紙幣の発行権限を政府に取り戻そうとした政治家は、みんな名声を汚されて隠居したか、場合によっては殺されちゃったりしているのですヨ。有名なところだと、第35代合衆国大統領のJFKは政府紙幣を発行した半年後に暗殺、即座に政府紙幣は回収されている。第16代大統領のリンカーンも暗殺、第20代大統領のハーディングは‘あれ?’とサンフランシスコで死亡、死後次々にスキャンダルが発覚しハーディング政権の名声はガタガタになっている。どうやら合衆国大統領よりも‘エラい’人がいるようである。

日本だと、戦時中、戦費を調達する為に政府紙幣を発行、戦後、日本銀行券と政府紙幣はただの紙切れとなり、‘新円切替’により回収されている。なお、発行した東条英機総理は東京裁判により絞首刑となっている。

話しはズッコケてしまうけど、歴史に出てくる‘十字軍の遠征’だけど、キリスト教徒とイスラム教徒の宗教観の争いという側面で、この長い戦争は‘お金による秩序’の支配下に入るかどうかの争いでもあった。それはイランが抵抗を続けていたり、今でも続いている。

地中海を取り巻いてガチャガチャやっていた争いも、デカい帆船に乗って大海原に繰り出すようになった。日本の教科書では‘大航海時代’欧米ではたいそうエラそうに‘地理上の発見の時代’というのだそうだ。スペインやらイギリスやら、お金の支配権をめぐって世界に繰り出す競争の時代でもあった。アジアにおいては、中国王朝が‘世界の中心’であり、古来より中国の皇帝に「許す。」と認められた周辺の国が貿易をする‘冊封体制’が確立していた。西洋の商人は中国の皇帝から‘冊封’されても嬉しいモンでもない。ンで、

「開国しろっ!てめぇ〜このヤロォ〜。」

と大砲を打ち込んだのがアヘン戦争である。結果、中国王朝は清の時代にボコボコにひッ叩かれてしまった。隣で見ていた江戸幕府はオチッコをチビリながら慌てふためいた。

「西洋を勉強して同じ力を身に付けないとボコボコにされちまう・・・」

それが明治維新である。日本は歴史認識についてよく怒られてしまうけど、

「侵略戦争だった・・・」

という認識と、それとは別に、イスラム圏では、

「西洋人を相手に本気でぶっ叩き合いをやったのは日本人だけだ、エラいっ!」

と褒められる事もある。あまり褒められると、

「ボコボコにやられちまったヨ・・・」

と照れるしかないのであるが、しかし、黒船来航以来、少なくとも、

「同じ力を持たねばならない。お金の秩序、アングロサクソンの支配下には入らない。」

そういう強い意志があった事は確かである。

「最近、あの‘パシリ’の日本のヤロォ〜もナマイキになってきたナ、そろそろ〆ておくか・・・」

近年公開されている公文書から、こういう連合国側の意図は、もはや明確である。連合国が常任理事国となって出来たのが国際連合であり、日本では国際連合というが、常任理事国の中国では戦勝国連合というのだそうだ。最近トーチャンは、戦争とは、結局、お金の価値をどう動かすか、の、紙切れをめぐる戦いなのではないのか?だから今盛んにやり取りしている円高ドル安だって、情報で綱引きをする経済戦争ではないのか?ドルとユーロが連携して円を絞り上げる、堪えきれずに日本が供給量を増やしたら今度は一斉に非難し始め逆に円は暴落、そんなシナリオを描いているのではないのかナァ〜、と、勘ぐりたくなるのである。自国通貨の価値をどう導くか、それを考えるのが政治家の仕事だヨ。お金の勘定をするのは役人の仕事だ。強いとか弱いとか、豊かだとかビンボーとか、戦争とお金の秩序はどう絡んできたのか、政治家はいい加減言葉の泥んこ遊びを止めていただきたい。‘国民の生命と財産を守る事’ということを今一度お願いしたい。今日は広島に原爆が落とされた日でもあるし、よく考えていただきたい。↑top

2011/8/5

【トーチャンの自由研究、お金の話の摩訶不思議】

今、日本国内は物が売れずに困っている。使った分のお金をまた得ることが出来るかどうか、みんな不安に陥っているのである。お店は商品が売れないので安くする。安く叩き売るので利益が減り、お給料が下がる。あまりお給料を下げると、鼻クソをホジって働かなくなる人も出てくるので、そうならないように働く人の頭数を減らす。結果、仕事を無くした人が増える。次の仕事、収入が得られるかどうかの見通しが立たないので財布の紐が硬くなる。ジッとガマン比べに耐えながらクルクルと落っこちて行く今の情況を‘デフレ・スパイラル’というのだそうだ。まぁ〜‘お金様’は大変エラくて貴重で高価なものなので、安くしてくれネェ〜なら買わないヨ、って事ですネ。

さて、世の中の人全員が売りたい人と買いたい人なのであるが、この売買の感覚の差(デフレギャップ)はいったいいくらぐらいになるのか、あちらこちらを覘いてみると、日本国内でおおよそ30兆円というのが相場らしい。要は、今国内は30兆円足りないわけだから、日銀が新規に30兆円印刷して世の中のお金のバランスをとってやれば、適正な給料が支払われ、適正な価格で物が売買されるようになる、という事になる。会社も新しいアイディアを実行に移せたり、庶民も安心して5年後10年後の計画を立ててローンも組めるようになる。至れり尽くせりである。

ところで、お金を良く見てみると、お札には‘日本銀行券’と書いてあり、小銭には‘日本国’と書いてある。紙幣を管理するのは日本銀行であり、小銭を管理するのは‘政府’なのである。日本銀行券の発行権限を持つのは日本銀行である。中央銀行の独立、ということで、日銀法が改正された今では、政府が日銀を恫喝して、

「福沢君をチッと余分に印刷しろ。」

と、命令する事はいけない事になっている。つまり、日本銀行券を増やすとか減らすとか、そういう裁量は日銀総裁の腹ひとつという事である。現在の日銀は在庫の福沢君を出したり引っ込めたりはしているけど、なかなか新しいお札30兆円を発行してくれない。では、政策として政府がお金を増やしたい時にはどうするのか・・・政府がお金の供給量を増やしたい時は、30兆円分の大量の100円玉や10円玉を市場に流さねばならないが、佐渡金山は秀吉の時代までの400年で掘り尽くした、と言われているし、コインを鋳造するための材料になる大量の銀や銅は残念ながら買い入れねばならない。お金が回転するだけなので意味が無い。そこで出てくる言葉が‘政府紙幣’である。

例えば、ですネ、紙の真ん中に水戸黄門の絵でも書いて‘日本政府¥10000’と印刷した紙を発行する訳ですヨ。

「日本政府がこの黄門様に¥10000の価値があると保障します。」

と宣言するわけですネ。

「おっ、この黄門様はまぎれも無く先の副将軍だっ!」

と、世の中の人に認められれば、黄門様は通貨として世の中を歩き回り、諸国漫遊の旅に出かける事が出来るのである。

ところが、政治家はお金が必要になると国債か増税に走り出す。政府紙幣の話になるとみんな困った顔になってしまうのである。さてはて、何ででしょう?続きはまた明日・・・↑top

2011/8/4

久しぶりに晴れて気温が上がっている。今年2度目の梅雨明け、そんな一日である。

昨日、東北電力から‘電気使用量8月分のお知らせ’がポストに入っていた。トーチャンち、チマチマと節電を心がけた結果、7月は前年比25%の削減に成功である。やいっ!政府、庶民としてやるべき事はやったゾ。この落とし前どぉ〜付けてくれるんでぃ!おぅっ!国会議事堂と首相官邸と議員会館の電力使用状況も公表しやがれ。どうだ、さてはグゥ〜の音も出んナ?ざまぁ〜みやがれってぇ〜んだっ!・・・なぁ〜ンてネ、去年の夏が暑すぎたのでエアコンをバンバン使ってただけなんだけどネ。↑top

2011/8/3

環境省に原発規制庁 菅政権検討、保安院・安全委は統合

みんな‘そうした方が良い’と思っているに決まっている。しかし、組織を改変するだけではダメだ。仮にこの規制庁に経産省から出向出来たらまったく意味を成さないではないか。電力会社がこの‘規制庁’に天下り先を用意したらどうする?統合される安全委員、助言をする専門家達に研究費が回ったらどうなる?いいかネ、いかに電力会社と‘原子力ムラ’の腐れ縁を断ち切るかが問題なのだ。ここには、染まっていない人材と強力な権限が必要だ。暴力団と○暴担当の警察官の関係が必要なのだ。もっと役人と向き合って、慎重にコトを進めんと、この案も骨抜きにされちまうヨ。

今朝、産経新聞を覗いたら、

「千年に一度の地震の世紀」なんちゃら・・・

という見出しが目に入った。約千年前の平安時代、M7クラスの地震が相次いだ後、東日本で貞観地震(869年)が発生、その後も、関東南部直下型(878年)、東海、東南海、南海の3連動と見られる任和地震(887年)と、平安時代の日本は揺れ続けたそうだ。

平安時代の状況と、最近の地震発生状況を比べると、阪神淡路以降、地震の発生の仕方が酷似している、と、この先生は分析している。興味深いので、夏休み自由研究の季節でもあることだし、平安時代の政治状況も調べてみる事にした。

こりゃ、トーチャンの憶測だけど、

平安中期は、遣唐使も廃止し、中国的文化を離れて日本的文化が登場する。従来の律令的理想主義から王朝的な現実主義へと時代が大きくかわる節目にあたる。

それまで貴族文化でよかった朝廷も、震災の対応に追われて現実を見るよりしょうがなかったのではないのか?外交面では、唐や朝鮮半島の隣国に弱っている日本を悟られたくなかったのかも知れない。

地方行政では国司への委任が増大し、中央政府がこれに関与しなくなる。

きっと、捌ききれずににっちもさっちもで手に負えなかったんでしょう。

天皇にかわる代行・請負、藤原氏による摂関政治の登場

当時の王様、天皇も「ダミだこりゃ。」で、上手い事やれそうな人に采を預けたんだヨ、きっと。

中央集権体制が弱まり、律令的土地制度が崩壊するにしたがって地方の武士勢力がその存在を主張しはじめる。特に東国

お上が動かないのならしょうがネェ〜、こっちで勝手にやるゾっ!って事になったんでしょうネ。まぁ〜この頃にゃぁ〜朝廷も金欠病に陥っていただろうし、地方の有力者達は人心を集めてコツコツと力を蓄え、やがては名手となって、平、源に代表される次の時代へと突入して行く事になる。

さて、現代日本でありますが、

サンマもにわかに価格上昇、小麦も上昇、食卓直撃であります。家計簿をつけるお母ちゃんもこめかみにウメボシ絆創膏で‘うぅ〜ん’と唸り、円高も止まらず、

「77円で勝てる方法があったら教えてもらいたい。」(マツダの社長さん)

「お上に甘えるのではなく、自分たちの努力によって対応してほしいといっているかのようだ。」(トヨタの専務さん)

皮肉を言われても、政府も日銀もこれといったアナウンスも無く・・・

阪神淡路大震災以降、政府がスッテンテンのピィ〜ピィ〜でカラッケツの金欠病に陥っている事や、地方から声が上がり中央からの支配が弱まっている事、まつりごともだいぶ平安時代と似てきましたネェ〜。大変興味深いです、ハイ。↑top

2011/8/2

政府は福島、宮城、昨日の岩手に続き、本日栃木も県内全域肉牛を出荷停止にする処置を取るのだそうだ。これを言い出したら、宮城の稲わらを食っていた三重の‘松坂’だって止めちまった方が‘安全’だヨ。こんな事はそれぞれの県の対応に任せておけば良いのではないのか?仮に県の検査が‘ザル’で‘バッタ物’を流しちまえば風評でダメージを被るのは県の酪農家だヨ。さんざん風評でシビれてきた‘現場’が‘ザル検査’なんかやるわけ無いんだヨ。品質の日本だゾ。政府に一人ぐらいクオリティーコントロールとか勉強したヤツいネェ〜のかなぁ〜?検査をする為の設備面やら人足やら県からの要請があれば国の役人がすっ飛んで行ってサポートする体制を作ればいいだけの事だ。何を政府がしゃしゃり出ているのかネ?落ち着いてきた頃を見計らって風評を撒き散らし、やがては国民負担のなるであろう保障費用を吊り上げているのは現政権である。もっと勘ぐれば「やっぱり増税するしかありませンね。」とたくらむ霞ヶ関の差し金かも知れない。総理は役人がお嫌いなようで追い払っているみたいだけど、結局のところ、操縦不能でその追い払った役人達の‘やりたい放題’なのではないのか?‘政治主導’の名の元に、もはや民主党政権はその‘使いっパシリ’と考えた方がいい。支持無き政府与党が、権力を行使するのであれば、信念の元に、それほどまでに志すものがあるのであれば、政党助成金でも返還して費用に当てたらいいではないか?

土曜日に民主党の安住国対委員長が、

「(首長は)立派なこと言うが泥はかぶらない。」

と、苦言を呈していたけれど、そんなモン、こっちから見りゃぁ〜ネェ〜、このクソ忙しい時に、お宅らが好き好んで泥んこ遊びをしているようにしか見えネェ〜んだヨ。もっと言やぁ〜、ハエがデカくなって自衛隊が駆除に出動しなければならなかったのだってヘノロい政治のせいだ、当たり前だろ。神戸の震災の時にオロオロとニュースを見ていたら、真っ先に出来たのは仮設トイレだったよ。安住さんも地元に対して少し気が緩んだのかも知れないが、いったいどっちを向いて仕事をしていることやら、政治生命もこれで終わりかもネ。↑top

2011/8/1

涼しい。低温注意報は発令されていないけど、ハッキリ言って寒い。リラたら舞姫、今ひとつ体調が安定しないようである。この週末、外は雨が降っているし、ワンコ達も静かだし、トーチャンは柱に寄りかかり、ヘソをポリポリと掻きながら本を読んで過ごした。眉間にシワを寄せて脳ミソを三角にしながら‘PHP’である。

官僚の責任 古賀茂明著

古賀さんは当時の仙石官房長官に恫喝された事で一般の人にも名が知れ渡り、現在クビになりそうな立場に追い詰められている経済産業省の公務員である。
あのぉ〜、役所から送られてくる書類って何を言っているのかがサッパリ分からん書類が多いでしょう?マーヤの介護保険料改定だって、要は、

「当初の‘読み’が浅はかで、介護を受ける人が増えちまってお金が足らんので介護保険料を値上げします。」

って事なんだけど、整然と書かれていたけど‘何語’の文章なのかはぜんぜん分からなかったヨ。古賀さんの本は、お役人が使う、そういう文言を玉虫色にする‘テクニック’を分かりやすく解説してくれている。まぁ〜今のままの官僚制度が続いて行けば、増税の大合唱を見れば明らかなように、そう遠くないうちに国民の財産はみぃ〜んな食い潰されてしまうのだ。世の中が良い方向へ転がる為に大切な事は政権交代ではない。全体の奉仕者である公務員が国益の為に仕事をする環境を整える事である。関心を持って見張っとらんとイカンと思う。興味のある方はこちらの対談の前編後編も読んでみてネ。

ほんとうは強い日本 田母神(たもがみ)俊雄著

田母神さんは麻生内閣の時だったか、政府見解とは異なる論文を発表して航空自衛隊の幕僚長を退官した人だけど、それを批判されると、

「そんなの関係ねぇ〜、だっ!」

と、コメントを出し、それをさらに批判されると、

「おっぱっぴぃ〜、までやりゃぁ〜良かった。」

と、なぜか小島よしおにこだわりを見せていた方である。福島県出身の強烈なガンコおやぢが次々に持論を展開している本である。被災地で暖かい食事を給仕していた災害派遣の自衛官達の食事は冷たい自衛隊食である。そういう献身的で意識の高い日本の自衛隊と、志を感じる事が出来ずに聞いてるだけで‘頭痛’が痛くなる政治の震災対応やエネルギー政策とを、対比しながら読んでみたら面白かった。

いっぱい活字を読んでオーバーヒートしそうな脳ミソを冷やすには、ワンコ達と道草をしながらポクポクと歩いてくるのがやっぱり一番ですナ。↑top

2011/7/31

先日、店の横の坂道が雨で砂利が流されてしまって一輪車でセッセと上げたんだけど、今度の大雨でまた流されてしまった。こりゃ何度直しても同じ事なので、隣の畑から出る水を、水路を掘って流れを変えてやるよりしょうがネェ〜な、と考えた。佳代ちゃんが隣の畑の地主さんに、

「雨が降るたびに乗用車が上がれなくなっちまうのでチッと畑に水路を掘らしてもらいたい。」

と、頼みに行ったら、地主さんも気になっていたようで、今日、地主さんがデカいブルトーザーで流された砂利を上げ畑に溝を掘ってくれた。どのくらい効果が現れるものか、これで解決するといいのだが。

通路やら土手の草を刈っていたらポツポツと雨が落ちてきた。濡れて風邪を引く前に撤収である。店に戻る時、今年初めての小クワガタの♀がいた。去年は暑すぎてぜんぜんいなかったけど、さて、今年はどうかな?周りの畑や発酵した牧草、うっそうとした林など、環境は整っている。後は気温と湿度だナ。カブトムシやクワガタのサナギは、25℃以上の蒸す夜にパカっと背中が割れ一斉に飛び立つのである。

あっそうそう、さくら農園のトウモロコシを荒らしたヤツは、前足が使える4つ足動物、林の中に住むイタチかハクビシンの仕業らしい。もうずいぶん前だけど、近所のニャン猫にぶっ飛ばされて歩けないでいるところを助けてやったのに・・・太てぇ〜ヤロォ〜だ。↑top

2011/7/30

会津、新潟では大変な豪雨になっている。那須の山の向こう側での出来事である。さくらプラザは小雨が降ったりやんだりの天気である。さくらプラザの近くにハクビシンでもウロチョロしてやがるのか、カラスの仕業か、さくら農園に5,6本植えてあったトウモロコシが荒らされてしまった。あと半月ほどで収穫だったのに、壊滅的被害である。悔しい。現行犯逮捕に成功したら‘馬場チョップ’を食らわせてやるっ!

お昼ごろバセンジーのみわちゃんが遊びにやって来た。♀バセ同士‘がぁ〜がぁ〜’と賑やかなのでリラたら舞はトリミング室に撤収し、姫ちゃんだけでのお店番である。みわちゃんと姫ちゃんは特別絡んで遊ぶ様子でもなく、静かな平和な時間である。おかげ様で、みわちゃんのパパさんとママさんとお茶を飲みながらノンビリとお話が出来た。みわちゃんの健康状態やら地震の事やら原発の影響やらお泊りした那須のペンションやら、話しは広範囲に及ぶ。みわちゃんちも3.11の地震のおかげで修理が必要なのだそうだ。さくらプラザも完全復旧まで3週間を要したり、お互いにいろいろ有ったけど、また元気に再会できてトーチャンも大変嬉しく思っております。みわちゃん、また遊びに来てネ、毎日日記でコネるヘ理屈のネタでも考えながら、トーチャンも首を長ぁ〜くして待ってるヨ。↑top

2011/7/29

このお話、あまり詳しくは見ていないけど、数日前、食品安全委員会が‘一般人の累積被曝は生涯を通して100mmsV’ナァ〜んていう発表をしていた。食べ物から入る内部被曝の事を指しているのかナァ〜?それとも外部被曝も含めてのお話なのか、そもそも一般人が日常の中で、いったいどうやって累積内部被曝量を調べたらいいのだ?まぁ〜発表を批判している先生もいたし、これでまた風評が賑やかになっちまいそうだネ。

まぁ〜放射線のお話は先生方みんな見解の相違があるので、トーチャンがナンボ頭をヒネってみてもサッパリ分からんのだが、生涯100mmsVってぇ〜事は、こりゃぁ〜トーチャンのヘ理屈だけど、例えば・・・ダヨ、

肉1kgあたり500Bqという暫定基準値を大きく超えて5倍の2500Bqが検出されたステーキを、毎日200gずつ食うとするとダネ、

1000g÷200g=5

放射能に換算すると、

2500Bq÷5=500Bq

放射能100Bqでおおよそ0.0016mmsVの線量を浴びるのだそうだから、

0.0016mmsV×5=0.008mmsV

100mmsVから逆算して、

100mmsV÷0.008mmsV=12500日

12500日÷365日=34.246575年

5倍汚染されたお肉でも、おおよそ34年3ヶ月は毎日ステーキを食い続けられる算数が成り立つ。総計2500kgのお肉ダヨ。これが暫定基準値上限の500Bqだと171年3ヶ月食い続けなければならん。フンパツして毎日400gずつ食っても85年と7ヶ月かかる。総計12.5tのお肉、牛20頭から25頭も食わんと100mmsVに到達出来ん。お肉地獄である・・・内部被曝よりも、血管が詰まったりしないように、他の成人病の心配をした方が良いと思う。もちろん、こりゃ成人のお話であって、成長期の子供の食事はまた別の話しである。

ちなみに、ラジウムから放射線が発せられている事を発見したキュリー婦人は白血病で亡くなったのだそうだが、トーチャンの調べによると、マリー・キュリーさんは鉱石からラジウムを分離する作業を5年間行い、0.1gのラジウムを取り出した、となっている。0.1gのラジウムが持つ放射能は0.1Ci(キュリー)Bqで表すと3700000000Bq(37億ベクレル)、これを線量に換算すると、59.2sVとなり、5年間の間に‘生涯100mmsV’の実に592倍もの高線量を浴びていた事になる。

放射能の強さBq(ベクレル)というと、数字がデカいのでついついビビっちまうけど、全身のCTスキャンの線量は一回あたり約6.9mmsVだそうなので、これを放射能の強さBqに換算すると、約430000Bqという数字になる。原発事故後の今のような低線量を浴び続けている結果は過去の資料も無いし‘何が’‘どうなるのか?’これは今のところ誰も知らない。米ソが盛んに核実験を繰り返し競っていた昭和29年、映画館のスクリーンには、放射能を撒き散らしながら東京の街を破壊するゴジラが現れた。原発事故から4ヶ月が過ぎてトーチャンが思うこと、それは、

「スクリーンから飛び出したゴジラの姿というのは、実は放射能の恐怖ではなく、風評なのかもしれないナ。」↑top

2011/7/28

雨後晴れ。昨日の夕方から自衛隊の偵察機が低空で飛んでるけど、何の訓練なんだろうか?まさか領空の内陸部にスクランブル発進って事もあるまいし、上空の放射線量でも測っているのか?いやねぇ〜、うちのワンコ達は雷は近くに落ちなければさほど反応しないんだけど、低空で飛ぶエンジン音は怖いらしく、特に姫ちゃんがビビるのですヨ。

天候が安定しないので、今週はワンコ達の散歩もショートコースが多い。昨日の夕方はリラたら舞姫全員で出動した。佳代ちゃん率いる姫ちゃんは順調にオチッコとウンチャンを投下して、舞ちゃんは姫ちゃんに釣られて歩いている。濡れるのであまり草むらには入りたくないのであるが、たらちゃんは突撃し、トーチャンも覚悟を決めてたらちゃんの後を追った。クルクルと回りながらポンポンとウンチャンを飛ばし、たらちゃんは任務完了である。問題はリラ姉貴である。雨の気配が大っ嫌いなのである。散歩拒否、おちりの穴がポコッと開いているクセに、

「金輪際ウンチャンはしなくて結構です。」

困ったヤツである。雨もポツポツと落ちてきたので、たら舞姫は佳代ちゃんと先に帰ってもらい、トーチャンはリラ姉貴のウンチャンに付き合って歩いた。田んぼの土手を歩いていると、刈った草が発酵している匂いなのか、やたらにこすり付けたがる。トーチャンはリラ姉貴のおちりに注目しながら後を着いて行く。周回コースの3/4程度歩き、なかなか出てこないので逆戻りし、コースアウトして道草をしてみた。それでも出てこない。雨脚も強くなってきたので諦めて撤収した。家に戻るとリラ姉貴はカドラーで丸まった。意地張ってるとウンチャンが硬くなっちゃうヨ。またおちりの穴が切れちゃうヨ。トーチャン知らないヨ。↑top

2011/7/27

今朝は‘どかんっ!’と鳴った雷で目が覚めた。昨夜からゴロゴロ鳴りっぱなしで、朝っぱらから大雨警報が発令中である。雷で血が騒いでいるわけじゃないけれど、言いたい事が山ほどある。

「2013年、衆参同時選挙が望ましい。」

昨日、ウソこきの総理がやっと本音を喋ったネ。アイツ、国が亡んだって辞める気なんてネェ〜よ。政府のニュースが目に入ると暑苦しくて腹が立つので見ないように心がけてきた。トーチャンはダネ、ありゃ、もはや国政ではなく、ワイドショーすら鼻も引っ掛けない、変なワンマン村長に振り回されている‘永田ムラ’の非常にローカルな村議会のお話である・・・と、思う事にしているのである。非常に目障りである。

この、永田ムラ、友達もいねぇ〜クセにいろいろとペラペラするのですヨ。まずは、B型肝炎訴訟の和解が成立したのは結構な事だけど、この和解金ネ、金策は総額1兆円のうち7000億円は増税だという。ならば、和解成立の前に国民に対し‘費用負担のお願い’をするのがスジではないのかネ?あまり評判が良くなかった福田内閣の時にダネ、既存の法律では全員を救済する事が出来なかったC型肝炎被害者を全員救済する為にダネ、福田総理は議員立法、新しい法律を作って対処する事を政治決断したんだけど、この時原告団にいた福田江里子現民主党衆議院議員と、当時の桝添厚生労働大臣の話し合いの中でダネ、桝添大臣は福田江里子さんに対してダネ、

「全員救済を実現する為には、国民の皆さんに一人¥25の負担をお願いしなければならない。超えなければならない事はたくさんあるけど、力を合わせてガンバりましょう。」

って、熱く語っていたヨ。それをテレビで見ていたトーチャンは、

「そっかぁ〜、トーチャンも¥25出すと困っている人の役に立つのだな。」

と、思ったモンだヨ。それがなんだヨ、今の永田ムラのヤツらは・・・何をエラそうに上から目線でペラペラしてやがるのだ?しかも、今調整している所得税、酒税、たばこ税、和解金の為の臨時増税は、来年度から向こう5年間で国民一人当たり¥5600の負担だヨ。密室で何をゴチョゴチョやっているのかネ?まったく始末の悪いヤツらだ。

総理、電撃訪朝を企図するもあっという間にバレちゃった・・・小泉元総理のマネをしようとしたのかも知れんが、あん時はダネ、「外務省は伏魔殿」なぁ〜ンて言いながら田中真紀子外務大臣が便所に立てこもったりしてワァ〜ワァ〜騒いでいてダネ、テレビも毎日真紀ちゃんを追いかけていた裏でダヨ、官邸と外務省は世間にバレないように緻密な交渉を続けていたのだヨ。‘日本の小泉総理訪朝!!’の第一報だって韓国のメディアが伝えたものだった。総理訪朝に当たっても、アメリカ、中国、韓国、あの頃こじれにこじれていた日中、日韓、関係でダヨ、それでも事前に話をつけて根回しをしてダネ、その上で政府専用機はピョンヤンに降り立ったのだ。

「拉致被害者が帰って来れるなら迷う事はない、行こう。」

昼食で一服盛られるといけないので、一国の総理大臣がダヨ、お茶とおにぎりを持って、国交のない国へ行ったのだ。その後、打開の道を模索すべく山崎拓さんと平沢勝栄さんが密使として北京で接触した事がバレちゃった時、バレちゃぁ〜しょうがネェ〜、多分外務省だって知ってたんだろうけど、お約束どおり「知らない。」と言い、2元外交だっ!と批判された拓さんと平沢さんは、たとえ総理の指示があったにせよ、

「自分達が勝手にやった事だ。いずれ理解されるでしょう。」

ってネ、役職を辞任してちゃんと責任を取ったヨ。拉致問題の解決に向けて、菅さんにはどの程度の覚悟がお有りか?今回もまた、中国漁船の体当たり事件の時と同じように‘政治主導’により役人に責任をなすり付けているようだけど、報道通り、政権浮揚の為に安易に拉致問題に手を突っ込んでいるのであれば、総理は後どれだけ日本国民を傷付ければ気がお済みか?まぁ〜諫早湾開門、浜岡原発停止、偽の退陣表明、ストレステスト、などなど、総理の思いつき発言が全部一人で思いついたものとも思えない。どうにもブレーンと呼ばれる取り巻きが怪しいネ。姑息だから姑息な事を思い付くヤツしか集まらん、今の官邸とはそういうモンではないのか。

まだあるヨ、円高ネ、これネ、借金にシビれているアメリカが、

「8月2日までに法案が野党共和党と合意出来ないとデフォルトになっちゃうかも・・・」

なぁ〜んてネ、まぁ〜選挙対策や与野党の駆け引きもあるんだろうけど、市場の不安を煽ってドル安に推移しているのを黙認しているネ。震災直後の混乱期にG7は素早く協調介入してくれたけど、世界がいつまでも同情してくれると思ったら大間違いダヨ。円高ドル安なら日本政府は大量に保有するアメリカ国債を処分する事は出来ない。まぁ〜無策の日本政府に借金をおっ付けちゃう算段だと、トーチャンは見てるヨ。アメリカはダネ、大統領が民主党だろうが共和党だろうが国家の威信にかけて、結局最後は政府とFRBが一体となって、それこそミサイルをぶち込んででも自国を優位に導くハズだ。日本政府もダネ、「重大な関心を持って・・・」なぁ〜んて、たいして効果のない口先介入をするぐらいなら、

「あれまっ、!金庫の中に忘れてたヘソクリが50兆円も眠ってやがった。ったく、金のヤロォ〜も一生懸命無駄遣いしないとドンドン増えちまってカビが生えちまう。しょうがネェ〜、とりあえずは10兆ばかり市場にでも介入しておくか・・・お互い困ったモンですナ、あははははは。」

なぁ〜んてハッタリをカマしてみてはいかがかネ?口先介入っテェ〜のはネ、市場にあれこれと考えさせてビビらせる事が目的なのだ。ホワイトハウスも議会も、やっぱりアメリカってこういうの上手だネ。本当に市場介入する時は、黙ってツっとやって財務大臣が「気が向いたらまたいつでもやる、恨むならワシを恨め。」って言いながらニヤニヤしているモンさ。↑top

2011/7/26

4年生の夏にトーチャンは転校した。と、言っても、同じ村内の小学校である。西郷村の人口は約2万人で5つの小学校がある。転校してみたら特殊学級に‘たいぞぉ〜’というヤツがいた。ドテドテと足が遅くて勉強が出来ないのでみんなからいぢめられていた。たいぞぉ〜はいぢめられると睨み付けるけど、褒められるとニカァ〜っと笑うのである。中学生の時のスポーツテストで、少しスリムになったたいぞぉ〜は持久力が増し、1500m走でトーチャンは真ん中あたりでゴールし、たいぞぉ〜はビリから5番目に昇格した。たいぞぉ〜は嬉しそうだったけど誰も気に留めないので、トーチャンはたいぞぉ〜の背中を叩き、

「速くなったナァ〜。」

と、声をかけた。たいぞぉ〜はやっぱりニカァ〜っと笑った。

10年ぐらい前だったか、中学校の前でたいぞぉ〜を見かけた。中学を出て東京の肉屋に就職した、と、聞いていたけど、卒業して以来、会う事もなく風の噂すら耳にしなかったのである。その時トーチャンは家の庭木をちょん切って、さくらプラザの奥で焼却処分しようとポンコツの軽自動車に枝木を満載して走っていた。たいぞぉ〜が目に入ったので思わず車を止めて、

ト:「よぉ〜っ、たいぞぉ〜!」

と、声をかけた。

た:「あっ、××(トーチャンの苗字)くぅ〜ん!」

相変わらずたいぞぉ〜はニカァ〜っと笑った。

た:「今、何してんの?」

ト:「これからゴミ捨てに行くんだヨ、それより、たいぞぉ〜、久しぶりだナ、こっちに戻ってきたのか?」

た:「うん、肉屋をやめて帰ってきた。今は失業保険をもらってる。」

ト:「そっかぁ〜、いい就職先があるといいナ。」

た:「今度、一緒に飲むべ、オレ、おごるから。」

ト:「失業保険もらってるヤツにおごってもらうわけにはいかネェ〜だろぉ〜、それにしても、たいぞぉ〜、お前酒飲むようになったのか、ナマイキな・・・」

指で突付いたら、たいぞぉ〜はやっぱりニカァ〜っと笑った。

後日、役場に勤める同級生に声をかけられた。

「たいぞぉ〜に会ったヨ。」

と、言うと同級生は、

「た、た、たいぞぉ〜?」

笑うのである。これからオチを喋るのだ、まだ笑うところではないっ!・・・バッタリ出会った役場職員はしきりに「懐かしい。」と、言っていたけれど、ハッキリ言ってネ、財政にシビれて苦悩する役場職員の話よりも、たいぞぉ〜の話を聞いている方が、トーチャンは楽しいヨ。当時の‘女子’現在の‘主婦’もしくは‘お母ちゃん’から聞いた噂では、たいぞぉ〜はジャ○コの精肉コーナーのバックヤードでガンバっているらしい。今度たいぞぉ〜に会ったら、ジャ○コの2階のファミレスで、真っ昼間からジョッキ生でもおごってもらうか。↑top

2011/7/25

小学生の時、3歳年上の先輩に‘デンスケ’という人がいた事を思い出した。転校した後すっかり忘れてしまっていた。デンスケが本名なのかあだ名なのかはわからない。このデンスケさんはなぜかいつもスクールバスの中でいぢめられていた。理由は、あまり勉強が出来なかったからなのか、それとも爪が黒くて少しばかり汗の臭いが漂っていたからなのか、それは3年生だったトーチャンにはよく分からない。トーチャンは幼稚園までは杉並区民だったので、この地域の小学校ではどこのグループにも属していなかったし、そういう込み入った事情から、6年生だったデンスケさんは3年生のトーチャンとよく遊んでくれた。

「川に綺麗な石がある。」

と、誘ってくれては二人で採りに行った。コーラのビンみたいな色をしたガラスみたいな石、あれは水晶だったのかなぁ〜?・・・今でも箱に仕舞ったまま家のどこかにあると思う。クワガタムシがたくさん集まる‘秘密のポイント’もトーチャンに教えてくれた。たまたま集まるのではない。集まりそうなポイントにデンスケさんが蜜を塗って仕込んでいる場所である。冒険もした。山の天辺にある水道のタンクやら、廃業した会社の採石場は、錆びた機械にツタがグリグリと絡まっていて怖かった覚えがある。デンスケさんは‘山学校’のスペシャリストであった・・・デンスケさんは駄菓子屋さんにも連れて行ってくれた。

「お金あるの?」

と、聞くと、ニカっと笑って、

「おごってやる。」

と言った。度々おごってくれたけど、今考えてみりゃぁ〜、ありゃぁ〜神社の賽銭箱から‘集金’した小銭だ。ちょうど学区の境目だったので、駄菓子屋さんでは、隣の学校のヤツとバッタリ出くわしたりした事もあった。こういう時は頭数がモノを言うのだが、デンスケさんは孤軍奮闘一生懸命トーチャンを守ってくれ、粉末のソーダ水をおごってくれたりした。楽しい夏休みだったナ。2歳年上のトーチャンの兄貴と一緒にいると、デンスケさんは先輩のクセに、

「ンじゃナ。」

と去ってしまう。学級委員長や児童会長になるタイプの兄貴は、どうやらいぢめる方のグループだと思われていたらしい。その後、中学生になったデンスケさんと遊ぶ事はなかった。トーチャンちは今の家が完成して引っ越すことになり、トーチャンは家のすぐ傍にある小学校に転校した。今にして思えば、あの夏休みだけの、閃光のように燃え上がった友情だったのかも知れないネ。それにしても、みんなは何でデンスケさんを嫌っていたのだろう?本当に嫌いだったのかどうか、それすら怪しい。全体主義の中で、自分がデンスケさんのような立場にならない為の、ひとつのファッションだったのかもネ。明日は‘たいぞぉ〜’の話しネ。↑top

2011/7/24

今日は店番にたらちゃんと姫ちゃんが出動して行った。トーチャンはリラちゃんと舞ちゃんと完全クローズである。トーチャンのささやかな‘サラリーマンの休日’を本格的にさくらプラザにつぎ込んでから早9年・・・ナンボ‘スチャラカ’と言ってはいてもダネ、トーチャンも毎日、会社とさくらプラザの2足のわらじでガンバって来たのですヨ。佳代ちゃんの人使いの荒さときたら、『ガキ使』の‘ピカデリー梅田さん’の、

「死んでまうヤロー!」

と、いうわけで、今日は何がどうあっても家でゴロゴロなのであります。

トーチャンのパソコンが故障してから2週間が経過したが、未だ不安定な状態が続いている。なにぶんにも代替機が2002年式なので、インストールの途中にハードディスクが故障したり、ハードディスクを交換してみたらバックアップデーターが入らなくなってしまったり、毎日の日記も、なかなか苦労しておるのですヨ。

パソコンをいぢるトーチャンの横で、アンポンタンの舞ちゃんがガチャガチャしていて、リラ姉貴が取り締まり、一段落するとリラ舞はカドラーに戻る、そんな事を繰り返しながら6時間が経過した。クタびれたのでリラ舞と散歩に出かけた。リラ姉貴はやっぱりたらちゃんとのペースが調子いいようで少しばかり困惑していたけど、舞ちゃんは相変わらずのマイペースである。曇り空のうえ、なかなか良い風も吹いているし、歩いているうちにリラ舞もだんだん調子が出てきたので少し足を伸ばしてみた。歩いていたらジワっと汗が滲んできた。おっ、珍しくリラ姉貴も‘へぇ〜へぇ〜’と口が裂けている。幸か不幸か、こりゃよく分からないけど、トーチャンち付近は田園地帯と高速道路、それから遠くに見える人家、この風景にチッとばかりオプションがくっ付いた程度でかれこれ30年景色が変わらない。リラ舞とテクテク歩いていたらなんだか子供の頃の事を思い出した。思い出した思い出話しは明日書いてみるネ。↑top

2011/7/23

今朝は珍しくAM4:30頃目が覚めた。コーヒーを飲みながら新聞を読んだりゴロゴロしていたけどなかなか時間が進まない。リラたら舞は佳代ちゃんのところに潜り込んだままガァ〜コ〜ガァ〜コ〜寝ているようだし、カドラーで丸まっていた姫ちゃんとパチっと目が合ったので、コッソリと二人で散歩に出かける事にした。慎重にコトを進めていたつもりだったけど、リードに手を伸ばしたらリラたら舞の3バセは一斉に毛布の中から飛び出した。人間と違ってワンコ達に‘寝起きが悪い’ナァ〜んて事はなく、暖気不要のコールドスタートOK!なのである。全員玄関に座りリードが付くのを待っている。今さら引っ込みも付かないのでフルキャストで出動した。トーチャン対リラたら舞姫の引っ張り合いである。出だしは意志が統一出来ずにリードがグリグリになったりしていたけど、「おぃっちにぃ〜、おぃっちに〜」と、声をかけながら歩いているうちにだんだん軍隊の行軍のようになって来た。射撃訓練は、まずは姫ちゃんのオチッコから始まり、続いてたらちゃん、もう少し歩いてリラ姉貴、の順で発射される。他所のワンコが後ろから歩いてくるのを探知したリラたら舞姫は総動員の突撃体制に入り、トーチャンから発せられる総攻撃の命令を待つ。司令官のトーチャンは、

「控えぇ〜ぃ。」

と、リードをキュっと引く。士気が高いのは結構な事であるが、突撃命令には覚悟が必要であり、そう簡単に発動する事は出来ないのだ。たらちゃんと姫ちゃんは次の目的地に向かってへぇ〜へぇ〜とほふく前進であり、未練のあるリラ姉貴と舞ちゃんは後ろを振り返りながらまた歩き始める。

河川敷を歩いていたら正面から堅物そうなおぢさんが歩いてきた。行軍を停止させ、通り過ぎるのを待つ。4ワンコ、バセンジーらしく無言のまま一斉‘ガン見’攻撃である。「おはよぉ〜ございます。」と、挨拶をしたら無視して通り過ぎて行った。まぁ〜血糖値と中性脂肪を気にして歩いているのかも知れないけど、頭が悪そうに見えるので挨拶ぐらいは出来た方が良い。

さらに歩みを進めると、子供の頃から良く知っている近所のジィ〜ちゃんが歩いてきた。再び行軍を停止させ、通り過ぎるのを待つ。「おはよぉ〜ございます。」と、挨拶をしたら、「おっ。」と、答えて通り過ぎて行った。ずいぶん背中が丸くなったけど、まさか、徘徊ではあるまいな。つまらぬ心配をしながら再び歩き始める。

行軍で注意を払わねばならぬのは、アスファルトの上で干からびているミミズと草むらに潜む放置ウ○チである。舞ちゃんと姫ちゃんの拾い食いが懸念される為である。突如現れる‘地雷’に目を光らせながら、4ワンコのリード捌きは手に汗握るものである。最近良く行く牛舎の前を通過し、出荷停止となっている黒毛和牛君達と挨拶をした。みんな座り込んで寝ていた。進路を南南西にとり、田んぼの中の砂利道を歩く。土手を駆け上り風の匂いをかぐリラ姉貴とたらちゃん、地面の匂いを追跡する舞ちゃんと姫ちゃん、サイトハウンドとセントハウンド、我が隊はよくもまぁ〜役割分担が出来ているモンだ。おかげ様でトーチャンは腕を左右に開きながら歩かねばならぬ拷問にかけられているみたいな気分であるゾ。

行軍も終盤を迎え、普段の散歩コースである近所に神社‘絶対国防圏’に戻ってくると、みんな俄然態度がデカくなる。この辺りまで戻ってきて、やっとこオチッコをする舞ちゃんである。小心者なのである。作戦を計画通り遂行して本日の軍事演習は終了である。約90分間の行軍を遂行する事により、那須駐屯地所属のリラ小隊長はじめたら舞姫の以下3匹は、自宅付近のワンコやニャン猫の動向を探る為、クンクンと情報の収集にあたり、マーキングチッコで勢力圏の拡大を図り、ウ○チ爆弾を投下して香りを漂わせ我が物顔で闊歩する近所のワンコ達に‘リラ小隊’の存在感を示し、なによりも、結果として舞ちゃん姫ちゃんのガス抜きを完了する、という目的を達成したのである。夏の間にトーチャンが早起きできたら、またやろうか。

玄関で足を拭き、程よく体を動かしたみんなは、お水をカポカポと飲んだ後、それぞれカドラーに入って‘寝直し’である。いいなぁ〜、うらやましいよ。今日のトーチャンは日程の都合によりこれからシブシブ出勤である。↑top

2011/7/22

ここ2,3日寒いくらいの陽気のトーチャンち付近である。あの台風6号は迷走したままどこへ行ってしまうのだ?スピードがヘノロくて人騒がせで、進路がハッキリせずにどこに行っちゃうのかわからない・・・命名‘菅台風?’・・・

冗談はさておき、姫ちゃんのお腹の調子が戻ってきた。昨日の夕方の散歩は涼しかったおかげで、姫ちゃんは快調な足取りで、舞ちゃんは久しぶりに洋服を一枚着て出かけた。姫ちゃんは自分も‘バセンジー’だと思っているようだけど、やっぱり‘寒がりバセンジー’と‘暑がりプードル’じゃ体感温度は違うのである。まぁ〜バセンジーらしく元気がいいのは結構なこったけど、ふと、果たしてプードルがこれで良いのか?と考えてしまうと台拭きで目頭を押さえたくなる事もある。昨夜は家の中でも20℃を下回る気温だったンだけど、涼しくてホッと一安心の姫ちゃんに、寒がりのリラ姉貴がくっ付いて寝ていた。たらちゃんはトーチャンの‘おまた犬’舞ちゃんは独りガチャガチャと家の中を歩き回りテーブルを齧っていた。舞ちゃんって何でいつもクルクルと歩き回っているのだろう?やっぱり舞ちゃんって、暑かろうが寒かろうが一年中走ってガス抜きをしなければならない性分なのか?↑top

2011/7/21

関西電力管内でも10%の節電を要請する事を政府が決定したそうだ。トーチャンのシュミレーションではダネ、浜岡原発を止めて世論の原発不安をあおり、東日本から‘金’をかけて西日本にシフトした企業の体力を吸い取り、また、円高対策も放置して企業を海外へ追い出して、雇用不安を生み出し、そこでとどめの増税で国民の息の根を止める・・・菅政権のやりたい事ってそういう事にしか見えネェ〜んだヨ。原発を止めるよりもあの‘バカ’を止めてくれ・・・だヨ。安心が損なわれて不安が増幅する、無政府状態とは今みたいな状況を言うんでしょうネ、きっと。

東京電力福島第一原発の事故は3機の原子炉が冷却出来なくなった事と、停止中だった4号機建屋の爆発であり、4機の原子炉を相手に、

「よくこの程度で収まっているナァ〜。」

というのが率直な感想である。放射線量について、確かに高線量の放射線を浴びると死んじゃったりするけど、現状のような長期間にわたり低線量を浴び続けるとどうなるのかは誰も知らない。電子レンジや携帯電話の電波やテレビのリモコンの赤外線やラジオの電波や、車ではパワーウィンドーを始めハイブリット車のモーターから発生するノイズやスパークプラグの点火など、周波数にいろいろと違いがあるので‘電波’や‘電磁波’や‘赤外線’などと言葉を使い分けているけど、広義にはこれらみぃ〜〜〜〜っんな放射線だヨ。具合が悪くなればバンバンCTやレントゲンを撮って、温泉ではラジウム温泉による温泉治療、医者に「ホルミシス効果が現れて良くなった。」と言われれば健康になったような気がしていたわけだから、敢えて不必要な被曝をする事はないけれど、今は‘敵を知って正しく恐れる’というスタンスを保つ事に集中する事を心がけておりますヨ。

原発を全て止めるにしても、40年間運転してきた放射性廃棄物の最終処分方法も確定していない。全ての原発を廃炉にするにしても100年単位の時間がかかる。高速増殖炉‘もんじゅ’の技術が確立していない以上、消化出来ないプルトニウムも厳重に保管しておかなければならない。日本って国はネ、大量のプルトニウムを抱えた‘核大国’なんですヨ。テロリストにかっぱわれちゃったりしたらこりゃ大変だ。だけど、日本には憲法9条があるので自衛隊は‘核’に係わる事はなく‘民間の電力会社’が保管し、門の前には警備保障会社のおぢさんが丸腰で立っているだけである。だから、IAEAやアメリカは‘日本の核’をハラハラしながら目を光らせている。止めるにしても、我々はまだまだ‘原子力’と付き合っていかねばならン訳ですヨ。新聞やテレビのアナウンサーの報道で時々気になる事があるんだけど、

「放射能に汚染されたナンチャラ・・・」

って、あれ、正しくは、

「放射性物質に汚染されたナンチャラ・・・」

ではないんですか?結局のところ誰も‘何が’‘どう’危ネェ〜のかが分からない。今のトーチャンはネ、放射性物質よりも風評の方がよほど怖い。↑top

2011/7/20

台風の風である。昨日の夕方、リラたらの尿検査をするため、佳代ちゃんに病院に連れて行ってもらった。リラたらとも尿比重が1.030を割り込んでいて低い結果となった。他の値を見る限り腎機能が低下した、という感じではない。うぅ〜ん、わからない、何で下がってしまうのだ?基本的にリラたらは毎日お店に行っている。舞姫は家で留守番をしている。生活習慣に若干の違いがある。もう一度、リラたらのお店での過ごし方をよく検証してみないといけないナ。体重は、リラ姉貴が9.4kgと現状維持、たらちゃんは9.9kgでダイエットの効果が現れているようである。たらちゃんはリラ舞と違って骨太みたいだ。搾りこんでも9.5kgまでだナ。姫ちゃんのお腹の調子は一進一退である。幸い、台風のおかげで猛暑から開放されているので、今のうちに調子を戻して体力を維持させたい。お姫ちゃん、アンタはネ、暑ちぃ〜時にハシャぎ過ぎなんだヨ。バセンジーじゃないんだから・・・ったく・・・↑top

2011/7/19

雨である。こっちにも台風6号の尻尾がかかってきたのかな?まぁ〜今日のところは昨日までの蒸し暑さから開放されてホッと一息の雨模様である。気のせいかリラ姉貴のオチッコの色が薄いような気がする。蒸し暑い日が続いて調子を崩したせいかも知れないし、なんとも言えないけど、一度みんなで獣医さんのところに行ってみるか。たらちゃんには心を鬼にしてご飯を減らしてきた。蒸し暑い日が続いているのでリラたら舞全員裸族で過ごしているけど、たらちゃんのクビレもだいぶ戻ってきたようにも思う。舞ちゃんは相変わらずの‘KY’で元気である。毎晩みんなにカラんでプロレスの反則技を繰り広げている。姫ちゃんは元気だけど軟便気味である。まだ若いので、自分が暑くてノビていることに気付かずにハシャぐせいだと思う。台風でオチッコに出動するのも厄介だけど、今月の残りは、少しばかり健康管理を強化していくか。↑top

2011/7/18

普段ワンコばかりと暮らしているので、昨日、慣れない子守をしたせいか、魂を吸い取られているトーチャンである。昨夜ルゥ〜ちゃんと対局したオセロゲームなんだけど、大人気なくコロッコロにやっつけてやった。別に‘人生の厳しさを教えてやった・・・’わけではない。トーチャンには上手に力加減が出来る‘腕’が備わっていないのである。今日も結構蒸し蒸しの一日だし、リラたら舞姫もグッタリと寝て過ごしている。

なでしこジャパン金メダル、久々に日本は明るいニュースで満開である。歓喜の女性陣に対し、感動の中に目頭を熱くしている男性陣、時代は女性ダネ・・・そんな印象の一日である。やっぱり男泣きっテェ〜のは、独りコッソリとむせんで、

「てやんでぇ〜ぃ、目にゴミが入っただけでぃっ!べらぼぉ〜めっ!」

って、強がらんとイカンのだ・・・なぁ〜んて講釈をタレながら、ニュースを見てはジィ〜ンと来ているトーチャンである。東京電力もサ、まぁ〜社会的にいろいろあるんだろうけど、日本の女子サッカーが世界一になったンだヨ。福島県の為、ひいては日本で女子サッカー日本代表を目指すちびっ子たちの為だと思って、‘TEPCOマリーゼ’存続してやってくんネェ〜かナ。↑top

2011/7/17

今日も暑いネェ〜。みんなで外で遊んでみたけど、5分で撤収した。特に姫ちゃんは夕べから調子が狂い気味なのである。まぁ〜蒸し暑いのであまり無理はしないようにして、涼しい部屋で、今日は地震で墜落した壁時計を修理して復旧させたり、ノンビリマッタリゆっくりと時間を過ごしている。今夜の夕飯は外食である。シュ〜ヘェ〜とルゥ〜ちゃんのママがお友達とコンサートを見に行ったので、ママがお迎えに来るまでシュ〜ヘェ〜達はトーチャンちでゴロゴロと過ごしている為である。まぁ〜タマにはちびっ子たちと賑やかにご飯を食べるのも乙である。だけど特にお姫ちゃん、あまりハシャぎすぎないように・・・↑top

2011/7/16

世間は3連休である。トーチャンがヘコんでいてもどうにかなるモンでもないので、今日はさくらプラザで汗をブン流しながら一輪車を押して‘砂利いぢり’である。水曜の晩だったか、少しばかりまとまった雨が降って、またもや隣の畑から出水したらしく坂道の砂利が流されてしまった為である。まったく、地主も手入れする気がないのなら、その畑トーチャンによこせ、ってぇ〜んだ。野球場みてぇ〜なドッグランにしてやるから・・・なぁ〜んて、そんな余計な事は考えない様に心がけて‘無’の境地で汗をかいて、暑くて死んじゃうか、って思ったけど、気持ちいいネ。一段落したところでリラたら舞姫、全員をランにオッ放した。今日はネ、たらちゃんも元気に姫ちゃんの‘指導’をしておりました。生きていりゃぁ〜‘はぁ〜’とため息が出たり‘テメェ〜コノヤロぉ〜’と思ったり、なかなか面倒くさいモンですけど、やっぱり‘がっ’と汗をかいて、まだ明るいけどサッサとシャワーを浴びちまって、沖縄の歌がたくさん詰まったCDをかけながら、トーチャンが思いつく挨拶は、

「とりあえずビール・・・」

ですナ。‘童神〜ヤマトグチ〜’なんか聞きながら、月光の元、夜の風で涼みながら、口を‘へ’の字に曲げて、ほろりと目に雫を貯めるわけですヨ。↑top

2011/7/15

もう一軒、出荷された牛に汚染されたわらが給餌されていたことが判明した。不安になった農家が県に申し出たのだそうで、比較的トーチャンちに近い検査対象地域外での話である。トーチャンがリラたら舞姫を連れて散歩をするコースの傍に‘独立行政法人家畜改良センター’という施設がある。牛が立ったまま入れるCTスキャンなどを備える研究機関である。昨年、宮崎で発生した口帝疫の際には職員さん達は人的に、技術的に、日夜奮闘していた。口帝疫の時も風評から‘宮崎ナンバーお断り’など、心無い差別が起こった。鳥インフルエンザも各地で猛威を振るった。そういう過去に起こった周囲の不幸な出来事を、少しでも我が事として捉えていたならば、今回のような非常事態でも慎重な対応が出来たのではないか。今回は南相馬の事例とは少し内容が違うような気がする。厚生労働省はチェルノブイリの先例から、給仕するえさの管理を徹底するよう求めていた。半減期8日の放射性ヨウ素は真っ先に牛乳に現れる。比較的早い段階から、乳牛農家は管理を徹底し、規制解除まで搾った牛乳を泣く泣く捨て続けていた。農林水産省と県は、牧草には目を光らせていたけど、稲わらは盲点だったのだそうだ。肉牛農家や飼料屋が‘事’を甘く見ていた、とは思いたくないけれど、情報を共有出来ていなかったのは、なんと言うのか、敗北感を感じるものである。厚労省サイドはカンカンに怒っている、と、いう。昨夜、テレビが字幕で速報するニュースを見ながら、

「福島県の畜産はもう無くなっちゃうのかナ。」

と、思った。夕方、舞姫といつもの散歩コースより少し足を伸ばして、近所の酪農家の牛舎まで歩き、黒毛和牛に会ってきた。この仔達も昨日から出荷自粛の対象である。‘もぉ〜’と鳴きながら見つめられた姫ちゃんはビビって近付けなかった。福島の牛達、進むも退くも棘の道には違いない。↑top

2011/7/14

放射性物質で汚染された牛肉が市場に出回ってしまった問題、外部被爆を調べるスクリーニングでは‘シロ’だった。食肉処理を行った東京都のサンプル検査で検出され、後に汚染されたわらを飼料とした事による内部被爆と判明した。生産者はルールを逸脱していた。福島県にも対応の甘さがあった。この件に関して、消費者に対しても同業者に対しても言い訳はできない。でも、トーチャンの思いを伝えるとするならば、3.11の震災の後、原発事故の騒ぎがあり、支援物資はみんなトーチャンちの前を通過して被災地に向かい、トーチャンちの周りのスーパーからは食品が消え、営業しているコンビニも無く、ガソリンが滞り、金なんか何の意味も成さないまま、人々は自治体が準備した給水車に列を作っていたあの時、佳代ちゃんと、

「他所ではもっと大変なことが起きている、自分たちは被災者ではない。」

と、話しながら店の復旧作業にあたり、家の中にある缶詰やら乾燥麺やら食い物をかき集めて3週間必死で凌ぎました。津波も原発事故も、ほとんど影響のなかったトーチャンちですらそんな状況だったんです。この酪農家は、

「餌も買えないし、やせ細っていく牛達が可愛そうだったので原発事故の後も田んぼに野積みにしていたわらをあげてしまった。」

と、県に対して話したそうだけど、プロとしてはまずい対応だけど、あの時の事を思えば、毎日生き物と暮らす人としてはまっとうな感情だったのではないか、と思います。福島県では‘処分’も含めてたくさんの動物が死にました。原発事故で悲観した野菜農家や酪農家が自殺しました。

「わたしはおはかにひなんします。」

と、日記を書き残して93歳のおばあちゃんが自殺しました。この酪農家のおぢさんも自殺なんか考えなければいいナァ〜、と思ってます。まずは、責めを負うのは事故を起こした当事者と、初動に失敗した政府の対応なのではないですか?風評ってありゃ何者なんですか?知ってる人がいたら誰か教えて下さい。

夕べの総理の記者会見って、なんだありゃ?グーで‘闘魂’でも注入してほしいのか?明かりを煌々とつけて冷房を効かした部屋に記者を呼びつけて、

「僕はこう思います。」

って、有権者を小バカにするにも程がある。その話を真に受けて評価しているマヌケな新聞社まである。最近、福島県が県民に対して注意を促しているんだけど、「この装置で放射性セシウムを除去できます。」っていう勧誘が横行しているのだそうだ。セシウムを吸着したフィルターはどこにどうやって処分するのだ?誰が作業してくれるのだ?メーカーが被爆覚悟で30年間メンテナンスをしてくれるとでもいうのか?困っている人の弱みに付け込むロクでもないヤツもいたモンだ。世の中ネ、この機会にチッと放射性物質でも頭から被って、人生見直した方がいいヤツってぇ〜のはたくさんいるヨ。ったく、泣けてくるゼ。↑top

2011/7/13

佳代ちゃんからの要請により、水曜定休日のさくらプラザに合わせ、、本日有給休暇である。震災後、さくらプラザとマーヤんちの復旧を済ませてみたら、グッタリとクタびれた。そういう訳で、自分ちの片付けは、地震で落っこちた物を段ボール箱にオッチメたまま、寝場所だけを確保してホッタらかしていたのである。

畳を上げて干してみたり、トーチャンちで、震災のつめ跡が一番色濃いのは、日褪せしてパリパリになっていた障子紙がみんな破けてしまった事かナ。通りから眺めると、まぁ〜カッコ悪い。佳代ちゃんとの連係プレーで畳をパタパタと叩いたり、障子を貼ったり、今日は室内で良い汗をかきました。貼り立てホヤホヤの障子に舞ちゃんが乗っかって、ビリっていう音と共にトーチャンのゲンコツが落ちたり、湿度が高いせいでチッとも障子の糊が乾かなかったり、難しい現場での作業を全部を完了する事は出来なかったけど、どうにか計画通りに一日を過ごせたようです。一日片付けをして思った事、それは、家っつぅ〜のは、綺麗に使わんとイカンっ!ってこってすナ。リラたら舞姫、お手伝いは結構ジャマクサかったけど、一日お付き合いゴクろぉ〜様でした。↑top

2011/7/12

日本列島梅雨明けだそうである。暑い夏、健康第一、節電第二で自分を可愛がってあげましょう。トーチャンの熱中症対策は、首筋をよく冷やしながら、政治のニュースは見ない・・・やっぱり、なんと言っても頭に血が登るのは宜しくありませんネ。冷却した血液で頭を冷やさんといけません。それから、冷たい飲み物は程々に・・・内臓を冷やすと汗が出なくなるんです。水分補給は冷えすぎていないものが良いですネ。喉を空けて‘ごっくんごっくん’と飲む感じです。がっ!と汗をかいたら、汗が引くまで涼しい部屋で、首を振る扇風機を追いかけながら「わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・」と、言ってみる。舞ちゃんだけは首をかしげながら釣られてトーチャンのところにやって来ます。

震災後の復旧復興や特需により急に忙しく働いている人や、電力使用制限令により木金休み土日出勤など、変則的な暮らしを強いられてペースを乱している方も多いかと思います。急激な変化は知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいたりするモンです。仕事が終わったら、夜は快適温度の部屋でゆっくりと休んでくださいネ。

ストレスと言やぁ〜、最近、やたらにチンチンを見せびらかせたニュースが目に飛び込んでくる。インターホーン越しに見せびらかせた、とか、全裸で自転車に乗っていた、とか、まぁ〜‘スーパークールビズ’なのかも知れんけど、みんな暑くて茹だってるんだから・・・パンツぐらい履いてしまっとけ・・・である。若い頃に読んだ本の中に、

「いよいよ困った時は、パンツを脱いで驚かせ!それでもダメなら黙って帰れ。」

って言う行があって、「そっかぁ〜、その手が有ったかぁ〜。」と、シビれたモンだけど、これも政治が安定しない空気の淀みなんでしょうか?電車の運転手さんが逮捕されちゃった事件であるが、これは女子高生を疑うわけではないけれど、容疑を否認している運転手さんの言い分も聞いてみたい。ベルトを緩めてワイシャツを直していた、との事だけど、言い訳が理にかなっているようにも思うんです。中年おやぢは人目などいちいち気にしない、勤続年数が長くなってくると、モロモロの思いが噴出し、不意にニヤける事もある・・・という事で、女性の皆さん、どうか、大きな心で状況を分析していただけると大変ありがたく存じます。ちなみに、こりゃトーチャンの死んだ父親の事なんだけど、トーチャンがパジャマ代わりのスエットで外に出ると、

「そんな、みっともないカッコでウスカスすんナっ!」

と、意味不明なキレ方をしてたんだけど、自分はパジャマを脱いでステテコで外を出歩いておりました。どうやら父親はステテコが夏場の公式な正装だったみたいです。今生きていたならば、逮捕しちまった方がいいのかも知れないナ。↑top

2011/7/11

今日も暑い。ブッ壊れたノートパソコンはマザーボードの電源回路がお亡くなりになったので修復不能である。いつまでも怒っていてもしょうがないので昨日の昼間に姫ちゃんと仲直りをした。佳代ちゃんからもらった中古パソコンへの引越し作業は、中身のアプリケーションソフトは手間隙かけて再インストールすれば済むんだけど、トーチャンが作ってきたデーターを引っ張り出すための作戦がチョコっと暗礁に乗り上げている。内蔵されていたハードディスクを外付けに改造してやってデーターファイルを読み出そう、と、いつもながらの作戦を考えていたんだけど、内蔵されていたハードディスクが‘IDE’ではなく‘S−ATA’だったのだ。道具が足らん。壊れたパソコンが動かない以上、道具を買わねばならない。うぅ〜ん・・・なんだって厳しい夏だネェ〜。↑top

2011/7/10

いやぁ〜夏だねぇ〜ぃ。今日はマーヤんちや店の周りの草を刈ったり、庭木を片付けたり、汗をブン流してトーチャンもよく働きました。最近、チッと考えるようになってきたんだけど、燃料代を使って機械で草刈りをするのと、山羊さんや羊さんに草を食ってもらうのと、どっちがいいモンか・・・実は、5,6年前まで、さくらプラザにも山羊さんがいたんですヨ。ちびっ子だったリラ姉貴は怖くて山羊さんに近づけませんでした。オトッツァンの育て方が悪かったのか、少しばかり獰猛なヤツだったけど、オトッツァンの草刈りをお手伝いしておりました。佳代ちゃんが子供の頃からいたようなので、20年以上の長寿を全うした勘定になりますネ。トーチャンもオトッツァンと同じ道を歩んでみるか・・・なぁ〜ンてナ、佳代ちゃんとよく相談しながら、まじめに考えみよう。家に帰ってきて、ビールジョッキを冷蔵庫に入れて冷やし、太陽熱温水器が沸かしてくれた燃料代‘タダ’シャワーを浴びて、ビールの栓を抜きながらテレビをつけて笑点にチャンネルを合わせたら、おっ、今日はこだま、ひびきさんではないか。ビールの泡は7:3、鼻の頭に泡をくっ付けて、カァ〜!たまんねぇ〜ナ、こりゃ。↑top


2011/7/9

昨夜、トーチャンのパソコンがお亡くなりになったのであります。事件は一瞬でありました。舞ちゃんと姫ちゃんがドカンドカンと騒いでおり、トーチャンはグラス片手にWebで新聞記事を読み、姫ちゃんがドカンっ!とトーチャンぶつかって、グラスのオチャケは宙を舞い、一杯ヒッかけたパソコンは独特の無機質な臭い匂いと共に煙を吐いたのであります。5月6月とトーチャンはやや無駄遣い気味、今月はガイガーカウンターを2台、少なくともWindowsXPのサポート終了までは引っ張ろう、と、メンテナンスを繰り返していたトーチャンに新しいパソコンを買う余剰ヘソクリなどございません。姫ちゃんに対し、怒り心頭であります。ただいま仲悪しなのであります。ただいま、以前佳代ちゃんがお店でミシンに繋いでいて、現在は現役を引退している中古パソコンにデーターを引っ越し、この難局を乗り切ろうと考えている次第であります。今日はお店に小名浜からボー君というスタンダードプードルが遊びに来てくれたことや、仙台から生地の卸し問屋が汗をブン流しながらやって来た事や、書くネタは有るのでありますが、トーチャンが責任を持って、全力をあげて、データーの復旧に努めてまいりたい・・・こう、考えている次第であります。写真がなくてゴメンネ。↑top


2011/7/8

そもそも、放射線が何者なのかが分からない。専門家の方も、泣く学者あり、怒る学者あり、お話を聞いてても、チンプンカンプンでよぉ〜、結局、自分達のローカルルールを作って、そのルールに沿って安心を得るより仕方がない、という結論に至った次第である。

放射線量計を5日間いぢくり回してみて、やっとこコツが掴めてきた。購入したのはガイガー=ミュラー計数管という検出器でγ線とX線を計測する中国製の‘ガイガーカウンター’という‘検出器’である。お役所が空間線量を測定しているのはシンチレーション検出器というまた違う道具であり、ガイガーカウンターは精度を期待するものではなく、まっ、ガイガーカウンターはガス漏れ警報機や火災探知機みたいなモンだと思えば分かり易いかも知れない。どうしても正確に測定したい、という方はフンパツしてシンチレーション検出器を購入しないと意味がない。個人のブログなんかでガイガーカウンターの測定値を公表していたりするのを見かけるが、数値はあまり鵜呑みにしない方が無難である。ホットスポットという言葉が踊るだけである。

放射線の種類は、

α線
β線
γ線
X線
それから中性子線、コイツは原子炉が臨界中に発生するヤツなので、事故が進行しない限りトーチャン達が気にする必要は無さそうである。

α線とβ線は壁や窓を通過できないので、室内に入ると放射線量が下がるのだそうだ。そういうわけで、今いる場所のγ線とX線の線量を計れる事が個人線量計では重要となる。

精度は個人があまり細かい数値を見ても、どうせ分からないし、混乱するし、かえって分かりにくくあまり意味がない。スケールはメーカーでそれぞれだけど、0.1μsV単位で計測できるもので十分だと思う。そもそも、事故前だって自然からの放射線や過去の核実験で飛び散った放射性物質なんかから場所によっては0.1μsV/hぐらいは浴びていたわけだし、今はもう事故が起こった後である。線量計を見ながら0.08μsV/hなのか0.12μsV/hなのかで一喜一憂していても仕方がないのだ。もっと数値の大きな危険箇所を見つけるのが個人線量計の役目だと思う。

ほとんどの個人線量計にはその場所がどのくらいの放射線量なのかを知る線量率(RATE)と、スイッチを入れてからどれだけの放射線を浴びたかを知る累積線量(DOSE)の2つのモードが付いている。マメな人なら累積線量も追跡するんだろうけど、使い方としては、行政が決まった高さで空間線量を測定して公表しているので、やっぱり個人としては線量率のモードで、その場所の線量が高いのか、低いのか、そこで遊ぶか、それともやめるか、そんな判断をする為の材料にしたらよろしいかと思う。佳代ちゃんは常時携帯して、自分のいる場所の線量がどのくらいなのか、そんな目安に使っている。トーチャンは建物の周囲など、危険箇所が無いかどうかの探索や、掃除した後に線量が下がったかどうかの確認に使っている。トーチャンの自宅は福島原発から90km圏の福島県だが、県境を越えたさくらプラザとマーヤんちは、那須の山から吹き降ろす風が効いているせいか、自宅と比べれば線量は低めに推移している。

やっぱりネェ〜、自宅付近は雨水の集まる場所の線量が高いんですヨ。毎日、佳代ちゃんとネ、

「あそこには近づくな。」

とか、

「あの場所は立ち止まらずに通り抜けろ。」

とか、しばらくはいつもの散歩コースやら線量計を見ながら探索を続ける予定です。ハッキリ言ってネ、トーチャンが被曝しないための線量計なら必要ないのですヨ。リラたら舞姫が草むらに顔を突っ込んでクンクンしても、甥のシューへー達が遊びに来ても安全な場所であるように、危険箇所を見つけて除染するための道具なワケです、ハイ。↑top

2011/7/7

七夕である。今夜はあまり夜空を見上げないようにしよう。なぜ?って、オリヒメとヒコボシがイチャイチャしているところを見せ付けられてもネェ〜・・・短冊にお願い事(放射性物質退散、復興加速、大判小判がザックザク、あと何がいいかナァ〜?)でも書きながら晩酌をして、物干し竿にでもぶら下げとこぉ〜っと。

カツオ漁の最盛期である。小名浜港への水揚げは‘0’である。漁の漁場は同じ海域でも、福島産で買値が付くかどうか、風評を懸念する船は他港へと向かうのである。漁師さん達も生活がかかっている。そういう事なら仕方がない。小名浜にカツオが上がるまではトーチャンもカツオは食わない。トーチャンのケジメである。悔しいね、今期はカツオ君にお会い出来んかも知れんナ。

九州玄海原発、動き出すのかと思ったら、あの‘バカ政府’今度は‘ストレステスト’と言い出した。経産大臣はいったい何しに佐賀県をウロチョロしていたのだ?トーチャンの思うストレステストとは、非常用電源やら津波対策、ナァ〜っていうハード面の事ではなく、突如襲われる原子力非常事態に、官邸が自衛隊や電力会社に対して的確に指示を出せる訓練がされているかどうか、そういうテストの事だと思うヨ。まずは、首相が野次馬根性丸出しでヘリを飛ばしてチョロチョロと事故現場を見に行ったりしない事ね、それから、うろたえた首相が東電本社に怒鳴りつけに行ったりしない事ね、ベントのタイミングも疑惑が残るね、早ければ早いほど汚染量も少ないし、圧力が下がればまた冷却水の注水も継続できる。早くベントをして時間稼ぎが出来たなら、外部電源、特に東北電力から供給される送電線も復旧出来たかもしれない。事故の翌朝、総理が事故現場を見に来ていた時間帯なら風は海に向かって吹いていた。アメリカ軍はあのタイミングでベントするモンだと思った。だから‘トモダチ作戦’を展開していた空母ロナルド・レーガンは沖合いに退避したンですヨ。でも、やらない、不審に思ったアメリカ政府は福島原発から半径80kmにいるアメリカ人に退避勧告を出したんです。結果、大量の放射性物質は内陸部へばら撒かれた。いろいろと内輪の事情もあったのでしょう。でも、総理が来たからベント出来なかった、と、疑われてもしょうがない。だってそうでしょ、非常時に素人の国民に対して「安全です。」と「念のため」しか発表していないんだから。「建屋が吹っ飛びました。安全です。」の時は、もう怖いのを通り越して笑っちゃったヨ。ストレステストはソフト面、特に指揮命令系統にいる人間のテストからやるべきですね。

この政府、放射能汚染で国民をパニックに陥れ、夏の猛暑でも節電優先で熱中症対策には興味がない、戦後いろんな内閣があったけど、こんなに人命を尊重しない内閣ってありましたか?個人の15%節電なんて節電ムードを煽るだけのパフォーマンスに過ぎません。平日の午後に集中しないように‘配分を変えればいい’それだけの事です。前にも書いたけど、夜間は電力余剰になってますので、昼間我慢した分、夜は快適にエアコンを使って下さいね。

首都圏でもホットスポットが見つかったり、にわかに放射線量計が売れ出したみたいですね。明日はこの放射線量計‘ガイガーカウンターについて’のお話ね。↑top

2011/7/6

夕立っていうのは聞いた事があるけど、昨日の朝、出勤時間帯に大雨に見舞われた。夕方のニュースを見るまで分からなかったけど、郡山市では道路が冠水するほどのドシャ降りだったらしい。夕方は秋風みたいな涼しい風が吹いて、舞姫と気持ちよく散歩が出来た。なんだか今年は不思議な天気が続くネ。太平洋高気圧が張り出して、梅雨前線を北に押し上げて夏になるのかと思ったら、梅雨前線が‘あれれ?’と、また九州の方まで戻って行っちゃったヨ。

今年は蒸し暑いのでリラたら舞の3バセも堪えているようだ。天気が安定しないと生活のリズムも調子が出なくて、みんなのご機嫌伺いもなかなか容易ではないヨ。でも、やっぱりなんと言ってもこの蒸し暑さが一番効いているのは姫ちゃんである。夕方の散歩から戻ってくると玄関や台所のフローリングにゴロっと横たわっている。自分の体温で‘ぬるく’なってくると冷えているところに移動する。姫ちゃんはバセンジーじゃない普通のワンコ、炎天下バセ姉ちゃん達と走り回る、ってぇ〜ワケにも行かないのでお店の中で運動会をするようだナ。遊び盛りの姫ちゃんには試練の夏である。↑top

2011/7/5

雨後晴れ。今日も蒸し暑い日になりそうである。

読売新聞:国会正常化へ 無策のまま時間を浪費するな
毎日新聞:松本復興担当相 「司令塔」のあきれた放言
朝日新聞:復興相発言―こんな人では心配だ
産経新聞:松本復興相 被災者と共に歩めるのか
東京新聞:復興相発言 寄り添う心を感じない

7月5日付、新聞各社の社説である。民主党政権、またもや同じネタで新聞各社の社説欄を独占である。新聞屋さんもネタに困らなくていいネェ〜。松本復興担当大臣辞任、まぁ〜所詮はオッ付けられてイヤイヤシブシブ引き受けた仕事だ。責任を取るならそうした方がいい。延長国会もいかりや長介さんの‘ダミだこりゃ’と‘次行ってみよう!’だナ。

線量計を持ち歩くようになって3日である。いつもの散歩コースを点検中である。むやみに累積被曝量を増やさない対策として、線量の高そうなところには出来るだけ近づかない、雨水には触れないようにする、気を付ける事が予防の第一歩である。放射性物質は水に溶けやすく雨水の集まるところで線量が高くなる傾向にある、との事、現在、自分の目で確かめながら歩いている。意識して雨水の流れに注意を払うと、家の雨どい、側溝、道路は真ん中が一番高く両脇に水が掃けるように設計されているので、道路と歩道の境目、土ぼこりや枯葉が吹き溜まりそうなところ、湿気っぽくて苔の生えているところは要注意である。傾向として、水が流れるアスファルト、コンクリートよりも水を蓄えている土の上の方がやや線量が高めみたいだ。福島県中通り南部のトーチャンち付近は、福島県の公表値でおよそ0.5μsV/h、ホットスポットと言われている地域に住む方にもこれらの傾向と対策を参考にしていただければ幸いである。

【正論】社会学者・加藤秀俊 放射能、何が危険で、何が安全?

エラい先生でも3月からの原子力の集中講義がサッパリ分からないという。トーチャンが‘バカ’だから授業についていけない劣等生なのか、と思ったので、チッと安心しましたヨ。結局のところ、自分を助けられるのは最後は自分しかいない、ってこってすナ。↑top

2011/7/4

松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発

ドラゴン復興担当相もわざわざ被災地までやって来て、何を八つ当たりしているもんだか・・・文句があるなら菅さんに言やぁ〜いいのに。被災地に寄り添うんでしょ?今日トーチャンが耳にした怒りの声は、

「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」

に、引っかかっている人が多かったネ。やっぱりネェ〜、日本の地理は小学5年生の社会科で勉強するモンだから、分からないのは恥ずかしい事なんだから、バレない様に国務大臣なんか引き受けないか、もしくは黙っているか、それとも事前に予習しておくか、ちったぁ〜考えた方がいいヨ。実はネ、こりゃ内緒だけど、トーチャンは結構最近まで鹿児島の‘指宿’が、読めなかったんだけど、頭が悪いのがバレちまうので黙っていたのだヨ。みんな内緒だヨ。

曇り空の月曜日である。今日は佳代ちゃんが舞ちゃんと姫ちゃんを連れて、またどこかの小学校に行っているハズである。今週は七夕、わぁ〜わぁ〜と過ごしていたら、小学生達はもうすぐ夏休みになるんだネェ〜。↑top

2011/7/3

先日静岡県警のパトカーが道に迷っていた事を書いたけど、昨日の夕方、また同じパトカーがさくらプラザの近くでUターンをしていた。福島県内の巡回警備を応援しているようだけど、どうやら道に迷って県境を越えてしまい栃木県側に入ってしまったようである。栃木県警の管轄でトーチャンに職質をかけてショっ引いたりすると、那須塩原警察署がムクれるヨ。どうも不審な動きを見せるパトカーなのでイッパツ尾行でもしちゃおぉ〜かナ・・・ナァ〜んてナ。まぁ〜何にしても静岡の人にはコッチの冬は堪えると思うので、寒くなる前に任務が終了すると良いですネ。

今朝、自宅周辺で毎年恒例の一斉清掃があったんだけど、放射能を帯びたブツを国の許可無く移動する事が出来ず、処分方法が未定なので、側溝の残土も上げる事が出来ないし、草を刈っても処分場に運ぶ事も出来ないし、ボランティア袋にゴミを拾っただけで解散した。午前中、先日注文した放射線量計が届いた。結構値が張るので、うぅ〜ん・・・と、ずいぶん長い事迷っていたけど、えいっ!と、目をつぶってトーチャン用と佳代ちゃん用の2台準備した。現実を直視すれば、もう原発事故は起きてしまったのだ。所詮人間は放射能には勝てない。ただワケも分からずビビるのではなく、敵を知った上でジタバタした方が良い。ついでに、今の政府が続く限り政府はアテにならない。自分の身は自分達で守るよりしょうがない。購入した線量計は個人線量計なので0.1μsV/hより詳細な数値は計測でいないけど、トーチャン達の活動範囲のあらましを知る事は出来る。予想通り雨水が通るところやポタポタと落ちるところの線量が高めの傾向を示す。行政は地震後の断水や下水の配管工事を行っていた水道屋さんも追跡して健康調査をした方が良い。お店とマーヤんちは大体発表されている通りでまぁ〜まぁ〜の値だったけど、自宅の敷地内は、空間はまぁ〜まぁ〜だけど局所的に高い値を示すところがある。佳代ちゃんと、リラたら舞姫の健康を守らねばならない。線量を気にしながら少しずつ除染作業を始めたい。東京電力の事故処理作業を参考にしたりしながら、調べる、掃除をする、放射性物質の除染は気の遠くなる長ぁ〜い戦いなんだけど、こ汚い日本を次世代に残すわけには行かないモンね。↑top

2011/7/2

いやぁ〜、今日も蒸し暑かったぁ〜・・・リラたら舞姫は全員お店に出動してもらい、トーチャンは午前中ホームセンターに買い物に出かけた。車の消耗品やら、この間‘ゴチンっ’とぶつけてぶっ壊しちまったチェーンソーの刃やらを買い込んだ。さくらプラザの奥の方を整理していて、むき出しの鉄筋の傍に自生した木が生えてた厳しい現場だったけど、トーチャンが未熟だったのだ、いい訳はしない。買い物の後、お店に行ってブシュゥ〜っと汗を噴出しながらミニドッグランのお手入れをした。お水を1リットル飲んでもみんな汗で流れてしまいそうだ。梅干を食べて塩分も補給しておかねばならぬナ。いやぁ〜効いたネ。お手入れの後、みんなで遊んだ。気が付いたら舞ちゃんの耳に黒い歯形が付いていた。誰だ、噛んだヤツは・・・犯人は姫ちゃんだ、穴掘りをして泥んこ真っ黒のそのお口が動かぬ証拠だ。いくら舞ちゃん相手の遊びでも、耳なんか噛んだらイカンよ。

3月の地震でエアコンの室外機がひっくり返ってしまったのでガスの配管は大丈夫かなぁ〜、と、思っていたけれど、運転してみたら、一応は機能したけど、でも、チッとばかりガス漏れの可能性も気になるナァ〜、急がないけど、設備屋さんに点検してもらうか。今シーズンの佳代ちゃんは節電の為、網戸とシーリングファンと扇風機で頑張るらしい・・と、いう事で、首の座りが悪くてすぐにお辞儀をしてしまうヘタレ扇風機と、地震の時にダイビングした壁掛け扇風機2台を修理して現役復帰させた。家電には、修理してナンボでもコキ使えるものと、修理するにしてもただの金食い虫なのでさっさと買い換えた方が良いものの2種類がある。トーチャンのモットーは‘爆発するまでコキ使う’である。もう引退致します、と、死んだフリを決め込む家電を修理し寿命を全うさせるトーチャン、よっ、エラいゾっ!誰も褒めてくれないので自分で自分を褒めておく。自画自賛である。周囲の評価など・・・お尻ペンペン・・・である。↑top

2011/7/1

今日も暑ちぃ〜ネェ〜。今朝は休日出勤のように道が空いていた。自動車関連の会社が自動車メーカーと歩調をあわせて今日から本格的に木金休みとなった為である。7月1日を以って政府は東京電力、東北電力管内に電力使用制限令を発動した。オイルショック以来の37年ぶりだそうである。37年前の総理は田中角栄さんである。コンピューター付ブルドーザーの角栄さんは金にまつわる黒い影と人気者の両方の顔を持ち合わせていた。田中フィーバーで始まった日本列島改造計画は特に東北と日本海側(角栄さんの言うところの裏日本)の開発に力を入れたものである。都会から地元に帰り新しい職に就くUターン組もたくさん現れた。トーチャンの父親もこの頃に故郷に戻ってきた一人である。しかし、第四次中東戦争が引き金になりオイルショック発生、土地価格は急騰、インフレが進行、物価高、不況、日本の景気は後退、ガソリンスタンドは日曜日は営業せず、火力発電の油も足りずに電力使用制限令、人気は不満の罵声に変わり、田中内閣の支持率も急落である。重要閣僚は辞任、金にまつわる黒い噂も飛び交った。独りぼっちになった角栄さんは、持論の日本列島改造計画も引っ込めてライバルの福田さんに経済運営を委ね、副総理だった三木さんを中東に派遣して石油を確保し、田中総理は退陣を表明した。ロッキード事件は退陣後発覚したものでしてネ、角栄さん退陣と事件は直接の関係は無いのですヨ。政府、与党執行部の皆さん、勉強になったでしょう、トーチャンが何を言いたいのか分かりますネ。電力使用制限令を発動するとは・・・つまり、そういう事ですヨ。↑top

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