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日本の防衛力(戦闘機編)・1/2

わが国も防衛に関してやっと普通の考えが通じる世の中になったようで、自衛隊は必要ない、世界はみな仲良しだ、などのタワゴトをいう輩も最近は表立っての行動は控えるようになりました。

昨今の竹島や尖閣諸島周辺でのキナ臭い動きに、今まで平和ボケしていた日本人たちもやっと国土防衛や国境警備の重要性に気づき始めたのではないでしょうか。

一国の力が大きくなると従来のパワーバランスが崩れ、覇権争いが拡大し、周辺諸国間で戦争の引き金となるお決まりの挑発行為が頻発してやがて本格的な紛争にいたる、という構図は昔から起きていたことで、 現に隣国の大国がまさにその行動をとり始めました。

誰しも争いごとは好みませんが、挑発行為が続けばいずれは拡張主義国家が何らかの軍事手段をとってくる段階が訪れ、忌まわしい戦闘状態にもなりかねません。

自国の国益を守り相手の領土侵略を許さない、そのような事態を招かないために日本も防衛力強化に努めているわけです。

日本も昔アジア各国で侵略戦争したじゃないか、という話はよく聞かれますが対戦国の司令官であるマッカーサーは戦後、「日本は侵略戦争ではなく防衛のための戦いだった」と言ったそうです。   日本が太平洋戦争に突入した背景についてはこちらに載せていますのでよろしかったら覗いてみて下さい。

「今日の眼で昨日を見てはいけない」という言葉もありますが戦争に至るまでの経緯に関しては改めて歴史から事実を学び、 正しい歴史認識を持つことが大切だと思いますし、テーマが異なるのでここでは触れていません。

紛争解決のためにはまずは話し合い・外交努力をする必要がありますが、互いの国益がぶつかり合う場で「話せばわかる」ほど世界は甘くないわけで、 外交とは片手に棍棒をもった話し合いだといいます。  出来るだけ強力な棍棒を見せつけてやることが、相手にそれ以上つけこませず妥協させる必要パワーになります。

ここでは棍棒のうちの一本、航空自衛隊の棍棒(戦闘機)を見ていきたいと思います。


掲載記事の一覧

【 航空自衛隊・固定翼戦闘機】



F-35F-15F-2
F-4





【諸外国の固定翼戦闘機 】

J-20J-15J-11
J-10






飛行機と航空機の定義

【何がちがうのか】



参考資料

【記事および画像はwikipediaより抜粋しています。】



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F-35ライトニング II・日本の導入予定機
初飛行 A型:2006年12月15日 B型:2008年7月11日 C型:2010年6月8日
乗員
全長 m
全幅 m
全高
翼面積
自重
全備重量
エンジン
最高速度 km/h
巡航速度
着陸速度
上昇時間 mまで約3分
実用上昇限度 mまで約3分
航続距離
武装 mm機関砲2挺
搭載兵装
生産機数


F-35 ライトニング II(英: F-35 Lightning II)は、アメリカ合衆国の航空機メーカー、ロッキード・マーティンが中心となって開発中の単発単座の多用途性を備えたステルス戦闘機である。 開発計画時の名称である統合打撃戦闘機(英: Joint Strike Fighter)の略称JSFで呼ばれる事も多い。

2011年12月に航空自衛隊のF-4EJ改の後継としてA型を選定する。導入予定機数は42機とされる。当初は2016年度期限内に1号機の納入を、アメリカが確約した旨が伝えられた。 だが、その直後に機体強度に関する不具合が確認された為、アメリカ政府高官や軍関係者からは2年程度の配備の遅れを容認する声が上がり始めた。 これを受けて、2016年度中の取得は難しくなる見方が強まっている。防衛省はF-35Aの調達価格は、2012年度予算ベースで1機あたり本体のみ約89億円、スペア部品などを含めた場合約99億円としていた。 将来的には日本国内でライセンス生産をする予定であるため、ライセンス料が加算されて1機あたりの価格上昇は確実である。

F-35ではその開発に際し各軍からの要求の多くを実現しようとしたため、単発戦闘機としては重量級の機体となった。それにあわせエンジンも強力なプラット・アンド・ホイットニーF135を搭載しており、 その推力はドライ出力でも125kN、アフターバーナー使用時には191kNにも達し、比較的小型な第4.5世代双発戦闘機の合計推力に匹敵・凌駕するものとなった。 F/A-18E/F(F414、ドライ出力:62.3kN×2=124.6kN、A/B出力:97.9kN×2=195.8kN)等 しかし、この高推力エンジンと固定インテイクの取り合わせにより、騒音が大きくなった。

STOVL機であるF-35B型はV/STOL能力のためにリフトファン方式と特殊なエンジンノズルを採用している。このため、F-35Bのジェット噴流による推力について、 他と同様の最大125kN(ドライ推力)となるのは、燃焼排気ジェットを後方へ直接出す場合であり、90度下方に偏向させたノズル配置では、 ノズルのジェット噴流のみの推力最大値は80kNまで低下する。 ただし、V/STOL時に発揮されるすべての推力を合計した最大垂直推力は180.5kNであり、その内訳は、上記ノズルの推力最大値である80kN、リフトファンの最大84kN、 左右それぞれのロールポストからの最大16.5kN×2ヶ所、である。ちなみに、V/STOL時の姿勢制御は、ロール制御をロールポストからの吹き出し量により、 また、ヨー制御をエンジン排気ノズルの角度調節により、それぞれ行う。

F-35Bの複雑な構造は整備性を悪化させている。また、F-35BはF-35A/Cに比べ航続距離も短くなっている。 これは、リフトファンとシャフトが垂直離着陸時や短距離離着陸時にのみ使用され水平飛行の際には単なる重量物となること、 およびそれらを機体内部に収容する空間を燃料搭載量を削減して確保したこと、による。

F-35はF-22に似た、ステルス性に優れた菱形翼のすぐ後方に、主翼と似た平面形の全遊動式水平尾翼を持ち、2枚の垂直尾翼はステルス性向上のために外側に傾けられている。 主翼付け根前縁から機首先端まで続くチャインは機体の上面と下面を明確に分けており、エアインテーク(インレット)はチャインの下、コックピット後方の左右にある。 従来の超音速ジェット機にあったような境界層分離板が無く、胴体側面の出っ張りによって境界層を押しやる仕組みになっており、ダイバータレス超音速インレットなどと呼ばれている。 コックピットには前方ヒンジ方式の一体型キャノピーを採用した。これによりアクチュエーターの小型化と重量の軽減が可能となった。合わせて、整備の際のアクセスも容易となった。 電気システムのユニットや整備アクセス関連のユニットを、それぞれ胴体側面に配置した事で少ないアクセスパネルで対応できる。

一つの基本設計を基に、通常離着陸(CTOL)型、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)型、艦載機(CV)型と3タイプの開発・製造を目指すものの、設計の共通性は高い。 各タイプの設計に占める独自設計部分はA型が19.8%、B型が32.6%、C型が43.1%と、最も共通性の低いC型でも50%以上の完全な共通設計、もしくは同類設計が用いられている。

ステルス性については詳細が公表されていないものの、F-22と同様にアンテナやセンサー類の張り出しを極力設けない設計を採用し、F-35では機体フレーム内にそれらを埋め込む事で、 その効果を高めている。 単発のF-35の機体サイズ自体もF-22と比べて小型化した事で、目視での発見を困難とする ヘッドアップディスプレイ(HUD)に代わってヘッドマウントディスプレイ(HMD)が採用された。HUDはコックピット正面に固定されているため、 パイロットは視線を前方から外すことが難しかったが、HMDでは従来のオフボアサイトミサイル照準用などで使用していた統合ヘルメット装着式目標指定システム(JHMCS)を更に発展させて、 基本的にはHUDの表示機能の全てを含めたものである。これは上下を含む自機の全周360度をカバーした映像がバイザーに投影されるというもの。 ディスプレイの重量はバイザーに情報を投影するイルミネーターが2基あるにもかかわらず、全体が炭素繊維でできているため、従来の汎用ヘルメットよりも軽量である。 開発メーカーはイスラエルのビジョン・システム・インターナショナル社(VSI)で、VSIはJHMCSの開発も行なっている。

現在このHMDは"Gen 2"と呼ばれるタイプが試験中で2015年7月にから提供される予定である。完全な能力を備える"Gen 3"は、改良型の夜間暗視装置・制御ソフトウェアを搭載する予定で、 2016年の生産ロット7の初期生産機体と共に提供ができるとしている。

操縦桿は座席右側にジョイステック方式のサイドスティック[19]になっており、左側にはスロットル・レバーがある。F-35Bではスロットル・レバーの横にSTOVL操作用レバーが加わる。

関連サイト・バックナンバー

殲撃20型(J-20)・中国
初飛行 2011年1月11日
乗員 1名
全長 22.0m(機首ブローブを含む)/20.7m(機首ブローブを除く)
全幅 13.0m
全高
翼面積 64.5 m2
自重 空虚重量:17,000 kg
全備重量 最大離陸重量:36,300 kg
エンジン サトゥールン117S(アフターバーナー使用時142.2kN級) または西安 WS-15(英語版) または瀋陽 WS-10G(英語版)(アフターバーナー使用時147kN級)のいずれかを2機搭載
最大速度 マッハ1.8
巡航速度
着陸速度
上昇時間
実用上昇限度 20,000 m
航続距離 戦闘航続距離:1,080 nm  最大航続距離:2,970 nm
武装 mm機関砲2挺
搭載兵装
生産機数


J-20は、中国航空工業集団公司が、中国人民解放軍空軍のために試作中の、第5世代双発ステルス機である。 中国語では殲-20(?-20、ピンイン:Ji?n-20)または殲撃20型と呼び、欧米メディアではChengdu J-20とも表記される。「殲撃」の発音は「チエンチー」に近い。 Chengdu(成都)はテスト飛行場を所有する成都飛機工業公司または所在地の四川省成都が由来。J-20という名称はメディア報道によるもので正式名称はまだ不明である。 1号機と見られる機体の機首に書かれた2001をJ-20の01号機とする解釈には一応の合理性があるが、中国当局は公式に肯定も否定もしていない。 開発時のコードネームを「鯤鵬」(こんぽう=伝説上の巨鳥)とする報道もある。

正式な愛称ではないが、J-20を含むJ-XXとして開発された機体のいくつかは、中国の軍事マニアからは「絲帯(絲帶 / ??、リボンの意)」と呼ばれている。 これは第5世代機の中国での呼び方である四代機(四代机)の「四代」と「絲帯」の発音が類似すること(四代はsidai、絲帯はs?dai)と、これらの機体の胴体が薄く平らな印象を与えることに由来している。

-20は1990年代にコードネームJ-XXとして開発されたステルス機の1つで、第5世代とされる。#2001および#2002と呼ばれる2つのプロトタイプが2010年末までに製作された。 成都市の成都飛機工業公司テスト飛行場敷地内で飛行を伴わない地上走行が確認されたとされ、 また、その容姿は2010年年末に非公式の軍事関連のウェブサイトにJ-20のものと思われる画像が掲載されたことで明らかになった。

中国空軍首脳は2009年時点において、中国初のステルス戦闘機がまもなくテスト飛行の段階に入ると述べており、その8-10年後に配備されるであろうとしていた。 1999年にコソボ紛争で撃墜されたF-117の残骸から得られたステルスの技術情報を転用した可能性があるとする報道もある。

2012年3月11日付英サンデー・タイムズ紙によると、中国のハッカーがBAEシステムズのコンピューターに侵入し、1年半に渡ってF-35に関する情報を盗んでいたと報じた。 -20とされるプロトタイプの機体は、ロシアのスホーイのPAK FA(T-50)や、アメリカロッキード・マーティンのF-22 ラプターより一回り大きく見え、 エンジンはロシア提供によるサトゥールン117S(AL-41F1S)ターボファンエンジン2基を搭載している可能性を欧米メディアは伝えている。

しかし写真を見る限り排気ノズルには推力偏向機構は付けられていない。 戦闘機年鑑2013-2014によるとエンジンは試作初号機ではサトゥールン117Sターボファンが使われていると見られる。また、中国では殲撃20型用の新ターボファンエンジンWS-10Gを開発しており、 試作2号機にはそのエンジンが付けられているという。 「Aviation Week」にて航空専門家のビル・スィートマン氏によると、2機のプロトタイプは排気ノズルの形状の違いから、ひとつはAL-31Fでもうひとつは中国製のWS-10(英語版)だという。

機首の断面はF-22に似た菱形に近い形状だが、エア・インテークの形状はF-22と違い、F-35のようにDSI(ダイバーターレス・スーパーソニック・インレット)方式を採用している。 DSI方式のインテークはアメリカが1996年にF-16を改造してテストした技術]であり、後にF-35に採用されたものであるが、最初に量産された機体は中国とパキスタンが共同開発したFC-1である。 その後中国ではJ-10Bや改修されたJL-9と次々新型機に採用されており、近年の中国機の特徴の一つとなっている。 DSI方式のインテークはステルス性に優れているが、実際に採用したF-35やFC-1の最高速度がM1.7とM1.8だった事もあり、高速時のエンジン効率が下がると言われている。 しかしF-16のテスト機で試験した時、旧式のダイバーター方式を採用した通常のF-16と同じ最高速度M2.0を達成し通常の機体と同じ飛行性能を発揮しており、 実際にどれほど飛行性能や速度に影響があるかは不明である。

J-20は翼はカナードと後縁に緩い前進角を持つデルタ翼に近い主翼を組み合わせたクロースカップルドデルタ翼を採用している。 タイフーンやラファールなど、欧州機によく見られる形式であり、中国機でもJ-10が用いているが、実用化した機体の多くは単垂直尾翼で、 外側に傾斜した小さめの双垂直尾翼およびベントラルフィンとの組み合わせはミコヤンの試作した1.44に近い。

また、ステルス性のために、垂直尾翼およびベントラルフィンの傾斜は胴体側面の角度と等しくなっている。カナードと垂直尾翼は全遊動式であり、 垂直尾翼は90度近くまで作動することからYF-23の尾翼と同様にエアブレーキの機能を持つと見られる。 しかし、カナード翼を持つことからステルス性を最大限発揮できるかは疑問だという意見もあるが、 エアパワーオーストラリア(英語版)によるJ-20の模型に対する9種類の異なる波長のレーダー測定を行った実験では、 動かさない限りカナード翼や全誘導尾翼によるステルス性への悪影響は指摘されていない。しかし現在のエンジンノズルの形状は好ましくなく、 完成機がF-22のような二次元ノズルを装備すれば真のVLO性能(超低被発見性)を手にするだろうと結論付けた。

搭載する電子機器についても全く不明だが、J-20用にタイプ1475(KLJ5)という、アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーが開発されているようだ。 また、コクピットは、完全なグラスコクピットになっているという。キャノピーは一体式でF-22と同様に後ろヒンジ式で開く。 操縦系統は、3軸安定式4重デジタル・フライ・バイ・ワイヤと見られている。 高速タキシー試験の写真では、その制動にドラッグシュートを使用している。ドラッグシュートは、後部胴体中央にある。 また、主脚扉の前縁部には細かなぎざぎざがあり、これもステルス性を重視している一つの証と言えよう。

オーストラリアの国防専門家であるカーロ・クーパーとピーター・ガンの性能予測では、機体の大きさはF-111(全長22.4m)並の大型機とされ 高い空戦能力の他、対地対艦攻撃能力も備えており、FB-22のような戦闘爆撃機や、多様な任務を遂行可能なマルチロール機とされる。 兵装は機内収納式であり、各種ミサイルの他、「雷霆レーザー誘導爆弾」・「飛騰GPS誘導爆弾」・「雷石滑空誘導爆弾」などの運用能力があるとされる。 また、衛星攻撃兵器も発射可能とされる。戦闘行動半径は1,800km程と長大とされる。超音速巡航能力があり、主翼後退角は43度以上で超音速飛行に有利とされる。 Xバンド・レーダーに対するステルス性を特に重視しているとされ、その実力(RCS値の小ささ)はF-35やT-50以上とされる。 ただし、上記も含め2011年1月時点で出されている性能予測は、全て僅かな情報を基にした単なる推測であり、なんら具体的な根拠のあるものではない。 米国防総省のモレル報道官は2011年1月26日の会見で、過熱ぎみな脅威論に懐疑的な見方を示し、コソボで撃墜されたF-117の技術を盗用したとする報道にも否定的な見解を示した。

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