【泉宏明の書いた論文の背景】

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                               2017/01/23
【Remark】

結局私の理論は、数理科学2015年6月号 宮岡礼子先生の「局面論と可積分系」に書いてある可積分条件の呪縛から方程式系を解き放った、まさにそれこそが、Nashの作ったゲーム理論の本質であることを見抜いたことにあります。

ゲーム理論の本質は、「*」という、その変数を所与とする(つまり、その変数は微分して=0と置かない)というオペレーターを導入したことにある。
(xとyの利得表(利得関数)が違うことを許す。)

【この意味について】
min_{x} F(x,y)  ⇒ ∂(F(x,y))/∂x=0
min_{y} F(x,y)  ⇒ ∂(F(x,y))/∂y=0
Fx:=∂(F(x,y))/∂x
Fy:=∂(F(x,y))/∂y と定義すると、
∂(Fx)/∂y=∂(Fy)/∂x      (可積分条件)
(2階微分可能な関数で成り立つ)
  

min_{x} f(x,y*) ⇒ ∂(f(x*,y*))/∂(x*)=0
min_{y} g(x*,y) ⇒ ∂(g(x*,y*))/∂(y*)=0
であり、
fx*:=∂(f(x*,y*))/∂(x*)
gy*:=∂(g(x*,y*))/∂(y*)  と定義すると、
一般には、
∂(fx*)/∂(y*)≠∂(gy*)/∂(x*)  である。

依って、
Nash・泉の記号「*」により、従来の可積分系の拡張 が行われる。



【泉宏明の研究成果まとめ(追記)】(2016年10月6日)

以下の事は、まだ a paper にはまとめていないが、私の理論を使えば明らかである。


相互作用 同期状態 現象
主従関係
同相/逆相 概日リズム
(サーカディアンリズム)


私にとって、蔵本由紀先生が創り上げてこられた同期現象という学問は、ものすごく新鮮であった。

【泉宏明の研究成果まとめ】 (2016年9月11日)

私の研究成果は、以下の表の通りである。
但し、下表の右下に配置させている「物質/反物質」だけは、「本当だろうか?」という思いが、まだ少しある。あまりにもできすぎている。本当に「反パンドラの箱」を開けたのだろうか?

相互作用 同期状態 現象
非協力 同相同期 相転移
協力 逆相同期 物質/反物質




人を攻撃することしかしらない、ヘゲモニー論しかないような人間とは一生付き合いたくない

人格が学問をする

今までの物理学の世界は、
an equation の時代であった。
だから、2体問題までしか解けなかった。
これからの科学の世界は、
system of equations の時代になる。
だから、n体問題が軽く解ける。





                          2016/04/13 更新

泉宏明の理論によって解決できる問題は以下の通りである。


概日リズム  パターン形成  リズム
同期現象  同相同期と逆相同期  ホイヘンスの振り子
ゆらぎと相転移
宇宙(物質)の創成  真空の相転移    
  佐藤勝彦先生の理論の実現
自発的対称性の破れ
市場経済と社会主義経済 
非協力ゲームと協力ゲーム

連立偏微分方程式の保型形式による評価
  佐藤幹夫先生の理論の実現





                                          2015/05/31 更新

U. 日本数学会2015年秋季総合分科会 泉発表アブストラクト

今回の報告は、蔵本由紀先生の著書の理解による、同期現象の解明である。
今まで、市場経済と社会主義経済のモデル化を追求し、成功した。その背景には、歴史理論と少しばかり佐藤勝彦先生の「真空の相転移」が意識の中にあった。そのため、相転移に重点を置いて説明してきた。

しかし、この成功が、蔵本モデルに代表される同期現象(ホイヘンスの振り子の同期等)を解明していることだとは、つゆにも思わなかった。

泉宏明の解析は、更に、同相同期逆相同期を解明していた。

本当に、ホイヘンスの「一種の奇妙な共感」を解明したのであろうか?
これは、夢か幻であろうか?

人類の知の歴史が変わったといえるのかもしれない。


T. 日本数学会2015年春季総合分科会 泉発表アブストラクト

泉宏明は、自分自身の不勉強の故、つい最近まで、「蔵本モデル」で世界的に有名な蔵本 由紀先生を存じ上げなかった。蔵本先生の本を読んでいくと、何か泉の世界がさらに広がっていくようで、とてもうれしい気持ちになっていく。

蔵本先生のモデルは、泉のモデルの考え方に非常に近い。蔵本先生は、「同期」(たとえば蛍の明滅の同期、「ホイヘンスの振り子時計」など)やリズム、パターン等の世界や、さらには相転移、またその基礎方程式の非線形科学の世界を縦横無尽に語っておられる。

本アブストラクトは、今までの泉が説明してきたものに、さらに、「同期」「リズム」「パターン」を蔵本先生の著書に基づき理解したことが一つ書かれている。

さらに、「ゲーム理論」とは何かという答えを、数学的視点から与えている。

「ゲーム理論」は、「*」というその変数は微分しないというオペレータを導入した。 (訂正:「微分して=0と置かない。」)
それにより、従来の数学が扱っていた各変数の「利得表が共通」という「極値問題」の制約を取り払い、各変数の「利得表が違う」という「極値問題の拡張」を行ったことが、「ゲーム理論」の最大の特徴である。

もう一つ、泉のモデルは、佐藤勝彦先生の「真空の相転移」としてのインフレーション理論(宇宙の形成)と人間の社会の歴史理論を同じ概念で展開する「概念の分岐」を表した方程式であることを指摘しておいた。

この「ゲーム理論の解釈」と「概念の分岐」があるから、「ゲージ理論に対するゲーム理論による革命」と銘打っているのである。

新しい時代の中で、新しい学問をやろう !!



S. 日本数学会2013年秋季総合分科会 泉発表アブストラクト

昨年は、泉宏明が、経済学や物理学おける、「相転移」「平均場近似」「スケール不変」「対称性」「対称性の破れ」という現象を説明したが、今年度は更に、「くりこみ」を理解した。

結局、泉宏明が今まで何をしたかというと、自分自身の体が知っていた「新しい思考の仕方」を提示し、それを「数学的に構築」したということである。

そして、泉宏明が提示した「新しい思考の仕方」は、多くの人が漠然と抱いてきた考え方であり、それを、数歩先かもしれないが、泉宏明が人よりも「より論理的」なモデリングに成功してきた。

最終的にこの5年間で、「数学的モデリング」に成功することによって、自分でも「思ってもみなかった世界」を開くことができた。

それは、自信過剰かもしれないが、新しい学問の始まりを告げているという感覚を持っている。


S-0. 日本数学会2013年度秋季大会 発表資料

泉 宏明の2013年度日本数学会秋季大会用発表資料です。
本番までにもう少し見直します。


0.日本数学会 2012年 秋季総合分科会 泉発表アブストラクト


A.日本数学会 2012年秋季総合分科会 泉宏明発表資料

2012年9月20日(木) 第Ⅷ会場 幾何学 9:00~9:15分


1.相転移現象としての景気循環のミクロ的基礎づけ

-複数財RBC 理論による非協力ゲーム社会と協力ゲーム社会の経済現象の解明−
著者 泉 宏明&高橋勝彦 2011年

上記論文は、Real Business Cycles(=RBC)理論とゲーム理論をもとに相転移現象を数理的に完全解明したものである。
この過程において、「相転移」「平均場近似」「スケール不変」「対称性」「対称性の破れ」という物理的現象を、完全解明した。

この論文は、泉宏明のもっとも自信のある論文である。この論文と、以下の「RBC理論による景気循環の存在の証明」という論文により、マクロ経済学の現在の最高水準に達したといえる。


2. RBC理論による景気循環の存在の証明 

~効用関数u(c) = log(log(c + 1) + 1) の特徴~
2010 年度進化経済学会第15 回名古屋大会発表論文
著者 泉 宏明&高橋勝彦 2008年

上記論文は、RBC理論の1財経済における、脇田成等の陥った不十分性の解決や相対的危険回避度との関係、「飽和消費の仮定」の撤廃等を実現した論文である。また、以下の論文は、英語論文版である。


3. THE IMPACT OF PROCESS INNOVATION AND REAL BUSINESS CYCLES THEORY

The 10th International Conference on Industrial Management, Beijing, September 16 - 18, 2010 発表論文
筆者 泉 宏明&高橋勝彦 2010年

上記論文は、「2. RBC理論による景気循環の存在の証明」の英語バージョンである。

4. 費用関数からみた技術革新と経済社会の変化

~プロセスイノベーションとプロダクトイノベーションの発生過程の解明~
進化経済学会 第8回大会(2003 年度:福井県立大学)発表論文
著者 泉 宏明   2004年

上記論文は、google検索で、「飽和消費」というキーワードで、常に、300万件中TOPに立っている論文である。

5. ロビンソン・クルーソーの経済と現代資本主義経済


~実物体系からの景気循環論または不均衡動学~
進化経済学会 第6回大会(2001年度:関西大学)発表論文
著者 泉 宏明   2002年

上記論文は、1985年に書いた、泉宏明の記念碑的論文である、「資本主義の生成と初期の構造 ~封建制から資本主義への移行理論~」の内、「理論経済学」部分を抽出し、独自の論文としたものである。

以下のアブストラクトは、本論文に付随してでてきた問題を報告したものである。

日本数学会 1997年度秋季総合分科会 トポロジー分科会講演アブストラクト
1997年9月 於 東京大学



6. 資本主義の生成

封建制から資本主義への移行理論~
進化経済学会 第5回大会(2000 年度:九州産業大学)発表論文
著者 泉 宏明   2001年

上記論文は、1985年に書いた、泉宏明の記念碑的論文である、
「資本主義の生成と初期の構造 ~封建制から資本主義への移行理論~」
の内、「歴史理論」部分を抽出し、独自の論文としたものである。
「歴史理論」としては、現在も最高水準を示している。

7. 資本主義の生成と初期の構造


~ 封建制から資本主義への移行理論 ~
著者 泉 宏明    1985年


以下のファイルは、サイズが2M~3MByteあるので、環境によっては、ダウンロードに時間がかかります。

1. 伊藤秀史先生(当時、京都大学経済学部助教授。一橋大学商学部教授を経て、現早稲田大学教授 前日本経済学会会長)による評価
2. 論文その1
3. 論文その2
4. 論文その3
5. 論文その4
6. 論文その5
7. 論文その6
8. 論文その7
9. 論文その8

上記論文は、泉宏明が25歳の時に書いた記念碑的論文である。
この中で、歴史理論と経済理論を新しい立場から書いた。
歴史理論としては、一元的生産様式から多元的生産様式への移行という観点から、統一的に展開し、経済理論としては、相転移の解決のもととなるものをすでに記述している。


8. 中岡稔先生のSteenrodの同型定理の証明

この論文は、泉宏明が4回生の時に証明した論文である。ただし、当時の論文には誤りを含んでいると思われる。そこで、もっと厳密に証明を行った。ただし、この論文が正しいかどうかは不明である。

以下のファイルは、サイズが2M~3MByteあるので、環境によっては、ダウンロードに時間がかかります。


2000年度 日本数学会秋季総合分科会トポロジー分科会講演アブストラクト
2000年9月 於 京都大学

ただし、上記アブストラクトにも誤りが含まれていると思われる。

以下が最終論文である。110ページくらいある。

1.論文その1
2.論文その2
3.論文その3
4.論文その4
5.論文その5
6.論文その6
7.論文その7
8.論文その8
9.論文その9
10.論文その10
11.論文その11
12.論文その12
13.論文その13
14.論文その14


「14.論文その14」の続きは、下記の泉宏明の4回生の時に書いた下書きの「4.論文その4」である。


参考までに、泉宏明が4回生(1982年)の時に書いた下書きも載せておく。

1.論文その1
2.論文その2
3.論文その3
4.論文その4
5.論文その5
6.論文その6