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DIYでリフォーム......屋根の塗装工事

 同じ団地に30年以上も住んでいますが、よく見かける光景のひとつに家の周囲に足場を組んで周りを青いネットで囲った風景。     屋根か壁の塗装をやってるんでしょうね。

 我が家にも屋根や壁の塗り替えをススメる工事業者が頻繁に訪問してきます。  ご近所には数年おきに屋根や壁を塗り替えているおうちもありますが、はたして.....。

 今回はDIYで自宅屋根のリフォーム塗装をやってみようと思います。

 DIY(ディー・アイ・ワイ)とは英語でDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、 生活空間を快適にする作業を、専門業者に任せず自らの手でやろうよという意味のようです。

 塗り替え時期については、それこそ聞く相手ごとに答えは違いますから確たる基準はないようです。   ご近所のように数年おきに塗装するのもどうかと思いますが、 トタン屋根の寿命は10年もたないそうですし、どんな屋根材であれ何十年もほったらかしでいいわけでもないようです。

 確実なコトは実際に屋根の状態を目で見ないとなんとも言えないでしょうが、塗装のハガレなど無くても一般的には塗装の変色が見られ始めたとき、 というのが塗り替えタイミングなのでしょう。

 この状態になる前に塗装してもお金のムダですし、これ以上経過したままほっとおけば、いずれ屋根材の劣化にまで進行してしまいます。  劣化した屋根材にいくら丁寧な塗装をしても、 短期間で効果がなくなり結局高い補修費用がかかることになります。

 費用対効果で考えると、屋根が白っちゃけた状態(チョーキング現象というそうです)になったあたり、というところでしようか。

 そうはいっても、全くの初心者が屋根塗装をやるんですから、まずは屋根の塗装作業の注意点と、 どんな作業内容となるのか、そして必要となる道具や資材としてはどんなものを揃えればいいか、 足場はどうするかというあたりをイロイロ調べていこうと思います。


屋根の塗装工事.....作業内容

 塗装の時期は、4〜6月、9〜10月がベストと言われます。   塗装を長持ちさせるにはできるだけ高級な塗料を使い下地処理をキチンと行い、 塗装回数を増やす工夫をすることで耐久性がアップします。

 長く耐久性を保ち、かつ美しく仕上げるため、外壁や屋根の塗装には1度の工事に通常3回の塗装作業が発生するといわれます。

 

 屋根は充分に汚れを落とし乾燥した状態で塗るようにし、塗料は塗料容器を使い塗料成分が容器の底に沈殿しないよう十分かき混ぜます




スレート屋根の構造と注意点

 スレート屋根は野地板の上に防水シートを張り、スレート瓦を重ね釘止めする方式で日本の住宅で多く占めている屋根材。 雨水はスレート瓦の上下重なり部分から下へ流れ落ちて排出する仕組み。

 このスレート瓦同士のスキマが塗料で塞がれてしまうと、雨水の行き場が失われ釘穴から野地板や天井まで浸水して腐ってしまうことになります。   そのため塗装した後、乾燥したら水の逃げ場を確保する「縁切り処理」が必要となります。

 皮スキやカッターでは適切な間隔は開きませんし無理な力をかけると屋根材破損の危険性もあります。 さらにせっかく塗装したのにキズつくことも。    たとえ「縁切り処理」した後でも、隙間が0oだと毛細管現象により雨水が吸い上げられ内部に浸入することになります。

 ここで役立つのが「タスペーサ」というもの。  下塗り塗装後、エスパッターを瓦のスキマに差し入れ広げたら、「タスペーサ」をスキマに差し込んでおくだけ。    後は普通に中塗り・上塗りするだけでスキマが確保できます。


屋根の塗装工事.....使う道具

 平屋の増築部分だけのDIY塗装作業時間の目安として、下地処理(高圧洗浄やマスキング、タスペーサー挿入)で約2日間。       塗装作業に2日間と見てノンビリ作業していこうと考えています。




高圧洗浄機で汚れを除去

 最低でも2回、乾燥時間を24時間以上空けて全体洗浄を行います。    スレートが重なっている箇所や棟板金、屋根の隅付近は 特に念入りに洗浄します。    ここで手を抜くとすぐに塗装が剥がれてしまいますので丁寧に汚れを落とします。

 家庭用高圧洗浄機でも延長高圧ホースを購入すれば使えますが、結構しぶきが飛び散るのでご近所の迷惑にならないよう気をつけます。


ケレンなどの下地作業

 ケレンとは塗装をする前に、サビや元々塗られている塗料の除去を行うこと。

 屋根や壁、鉄部などの清掃は外壁塗り替えの前にはかならず必要な工程であり、ひび割れや凹凸の補修に手を抜いてしまうと非常に早い劣化の原因になることがあります。


塗装しないところをマスキング

  塗装をしない部分を保護します。  テープや新聞紙などを利用して塗料が付かないようマスキングします。    場合よっては、お隣さんの住宅や車にも大きなビニールシートを被せるなどのマスキングも必要です。

 トタンのクギ穴やトタン同士の隙間はシーリング材で埋めておきます。


シーリングとコーキング

 シーリングは「封印・密封」という意味があり、スレート屋根の棟部分(頂上部)に取り付けられている棟包み板金が風によって浮いてしまわないよう、 継ぎ目をシーリング材を充填し埋めておく必要があります。

 似たような作業に「スキマを埋める」という意味のコーキングというものがあります。  「建物の防水や止水」のため外壁の目地などをコーキングするわけですが、 現在ではシーリングもコーキングもほぼ同じ意味で使われ、継ぎ目やひび割れを埋める(充填する)作業全般を指すようです。  シーリング材を充填する事をプロは「打つ」と言うようです。

 コーキングがしてある場所に新たに打ちたいときは、元々のコーキング(シーリング材)をカッターで取り除く必要があり、この作業はとても大切な作業です。   中途半端にこの作業を行うと、 「コーキングのかす」が残ってしまい、新しくコーキングを打った後にカスが残ってしまいます。

 シーリング材にはそのまま充填できる1成分型と、シーリング材とそれを固める硬化材が別々になっているプロ向けの長期間劣化しにくい2成分型シーリング材がありますが、 プロ用は施工や管理に非常に手間が掛かるので、今回2成分型は避けます。   またシーリング材のタイプによっては塗料がその上から塗れない場合があるので塗料がのるシーリング材を選ぶようにします。

 セメダインの「POSシール」シリーズは1成分型変成シリコン系のシーリング材でオススメ。  高性能万能型で水廻りや湿気の多い場所などほとんどの箇所に使え、 後からも塗装もできるようなので今回はこれを使うことにします。  

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 塗装を行うのはシーリング充填後、2日間ほどは空けておく必要がありそうです。

 コーキングを打ち終えたら時間がたつとシーリング材は固まってしまうのですぐにヘラを使い表面をヘラで均します。    余分なシーリング材がヘラにベットリ付いて来ますのでその余分なシーリング材はダンボールの切れ目などにヘラを差込み、引き抜くと綺麗に取れます。   使用したヘラは、使った後は雑巾などでキレイに拭いておけば次に使用するとき楽です。

 最後にマスキングテープを剥ぎ取る時は、新聞紙等を棒状(腕の太さ位)に丸めテープの先端をその棒状新聞紙中央付近に止め(貼り付ける)、 くるくる丸めていけば手や服を汚さず綺麗に剥ぎ取れます。  この後は「乾くまで触らない」よう十分注意します。

 使い切れなかったシーリング材は時間がたつと中身が固まってしまい、長時間経過するとほぼ使えなくなります。     コーキングの上に塗装する場合は、コーキングを打って時間が経つと塗料の付きが弱くなるため、1週間以内に行います。


下塗り

 シーラー(下塗り塗料)をスレートに塗ります。   シーラーは塗料の吸込みを防ぐ目的で塗られる下地処理の塗料。   スレートと塗料のつなぎをよくするための塗料型の接着剤で、スレートの傷みが激しい場合は半日ほど時間を空けこの下塗りを2回塗りします。

 塗りにくいコーナーや継ぎ目は、まず刷毛を使い塗ります。   その後、平面部分はローラーで上から下に向けて塗っていきます。    逃げ場を確保するよう順序を考え、最後が退出口(梯子の箇所など)、というように端から塗っていきます。

  ロング多用途用ハケがあれば屋根の端までいかなくても塗れますから便利です。   さらに継ぎ柄を使えばより楽な姿勢で作業できます。

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タスペーサー取り付け

 スレート屋根は、入ってきた雨水を隙間から逃がす構造になっており、隙間にはスレート下の湿気を外部に逃がす役目もありますが、 スレート屋根のカラーベストやコロニアルを塗装する場合、そのまま塗るとスレートとスレートの間の隙間を塗料が塞いでしまうことがあります。   さらに隙間を塗料が塞いでしまうと毛細管現象で雨水が上ってしまい雨漏りの原因にもなります。   再塗装する場合、従来は塗料で塞がったその隙間を開けてやる「縁切り」という作業が必要でした。

 「縁切り」はカッターや皮すきなどで塗料を切って隙間を作る作業ですが、手間もかかり塗装面を傷つけてしまったりと大変な作業になってしまいます。   そのため、塗装時にタスペーサーという冶具をスレートとスレートの間に差し込み、隙間を確保させておくのが一般的になりました。

  タスペーサーは下塗りが完全に乾燥してから入れ、挿入したままで上塗りまで施工し抜き取らずに完了です。  上塗り塗装後に入れると乾いた塗料が割れてしまうことがあるので最初に処理します。    1回目の塗装では隙間が塞がっていないので手差しで差し込めますが、2回・3回と塗装を繰り返す場合、皮スキなどの工具で隙間を開けながら挿入します。

  タスペーサーの後方ストッパーが完全に止まるまで押し込みます。  工法傾斜のゆるい屋根(三寸未満)や、経年劣化で屋根材重なり部分の隙間が4o以上ある屋根には使えません。

 タスペーサーは一般的に30坪ほどの家で500〜1000個ほど取り付けられるそうで、業者が行う場合2〜5万円の費用がかかるそうです。

 タスペーサーの取り付け間隔は、屋根材の幅が600mm以下の場合に1箇所差し込むS(シングル)工法と、900mmまでの場合、両端から約15cmの部分に2箇所差し込むW(ダブル)工法があります。


中塗り・上塗り

  どんなメーカー塗料にも【標準仕様方法】という「メーカーによる施工の基準」があり、 塗料はその基準を守ってこそ塗装本来の機能が発揮されます。    水で塗料を薄め過ぎてしまうと本来の機能を果たせなくなるので用法を厳守します。   また乾燥が不十分のまま2回目、3回目を塗装してしまうと、塗料が定着しないため早期の剥がれの原因となってしまいます。

   屋根は外壁よりも紫外線をより多く浴びるため、劣化のスピードが比較的早いので、屋根用塗料はグレードが1ランク高いもの(耐久性の高い)を選んでおくと、 次回塗替え時も外壁と同じタイミングで塗り替えができます。  遮熱塗料というタイプもあり、赤外線を反射し、屋根・屋上・ベランダ・外かべの表面温度上昇を抑える効果のある塗料です。

   下塗りから半日ほど時間を空けて開始します。塗りにくい時は、指定のうすめ液でうすめます。  スレートとスレートの重なり部分や金属部分などの細かい部分を刷毛や小型ローラーで塗ります。 (部分的な中塗り)

 平面部の広いところは大きなローラーで一気に塗ります(中塗り)。   仕上げ塗り(上塗り)は、中塗りから二時間以上空けて行います。   塗装順は屋根頂上から軒先方向に下がりながら塗っていきます。    これを最低2回繰り返します。   最後は塗り残し箇所がないかよく確認して作業終了となります。

 塗料の上は滑りやすく非常に危険なので、逃げ場を確保するよう順序を考え、最後が退出口(梯子の箇所など)、というように端から塗っていきます。   ロング多用途用ハケがあれば屋根の端までいかなくても塗れますから便利です。  さらに継ぎ柄を使えばより楽な姿勢で作業できます。

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今回用意した道具

   

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以前に購入した日立の高圧洗浄機FAW80SBは、数回使用しただけで電源が入らなくなり、修理見積もりしたら2万円かかるといわれそのまま廃棄。    そんなとき、ラッキーなことに某金融機関の懸賞でこの洗浄機が当たった!!    屋根の塗装作業を決心する前のデキゴトでしたが、この当選で決行することにしました。  ゴセンゾさまのオミチビキ?  但し当たったのはホームキットではなく一般的なタイプ。

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落下防止の命綱・ロープ。   これで最低限、屋根からの落下事故だけは防止しましょう。

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安全ベルト.......万が一落下事故など起きたら確実に命にかかわりますから最低限屋根からの落下事故だけは防止しましょう。

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撹拌用のドリル.....使用前は比重の重い塗料成分が容器の底に沈殿していますから、これを電動ドリルに取り付け、念入りにかき混ぜます。   軸の太さにご注意。 あまり太いと手持ちの電動ドリルの7oチャックに入りません。  無いときは塗料容器を逆さにし振り動かし中身をよくかき混ぜます。   

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タスペーサー......スレートとスレートの間を塗料が塞いでしまうと毛細管現象で雨水が上ってしまうので、塗料がすき間を埋めてしまわないようタスペーサーをスレートとスレートの間に差し込み、 隙間を確保させます。    その隙間にはスレート下の湿気を外部に逃がす役目もあります。

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スキマの補修...... 変成シリコン系のシーリング材でオススメ。  高性能万能型で水廻りや湿気の多い場所などほとんどの箇所に使え、 後からも塗装もできます。   塗装を行うのはシーリング充填後、2日間ほどは空けておく必要があるとか。

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コーキングガンはシーリング材を押し出すのにケッコウ力が必要で、何度もやっていると握力が弱ってくる。

これは硬い材料でも軽く打てるので非常に楽。  本数を多く打つ作業ではもはや必需品。




屋根塗装の手順

 まず左右から塗り進み、最後真ん中を下から上へ塗っていく。    

作業の流れ
ホームセンターやネットで必要資材を買出し
お隣さんに作業中の影響が及ばぬよう作業現場をネットで養生する。
高圧洗浄機でスレートの汚れやコケを除去。  洗い落とすというよりも、前の塗膜を削り落とすほどでないと効果がないので、 低価格の家庭用高圧洗浄機では塗装工事で求められるレベルの洗浄はできない。

外壁塗装工事においては最低でも14.7MPa以上は必要とされる。   今回はデッキブラシを併用して極力古い塗膜を取り除く。 プロは高圧な水を安定的に出すため水道から直接機械を繋がずいったんバケツやタンクに溜めた水を吸い上げて洗浄する。 
ヒビ割れや雨漏りしている箇所のシーリング。 建物との隙間などシーリング材(コーキング材)で埋める。

事前にワイヤブラシ、サンダーや紙ヤスリなどで棟板金の錆び落としや雨どいや破風板などの塗装しないところをマスキングテープや新聞紙などでマスキング。
屋根の棟板金の釘が出ている場合は、塗装前に釘をきちんと打ちます。

釘を打ったあとは、その上からコーキング材を入れ、中の貫板に水が入るのを防ぎます。
塗料の飛び散りで隣近所に迷惑にならないよう「養生」します。  塗料がついてしまうと不都合なアルミサッシ、窓、地面の床、植木や植物などをビニールやテープ、布などで覆って、塗料の飛び散りを防ぐ。 家全体をビニールなどで細かく養生しても、塗料の飛び散りやはみだしなどは必ず出てくるものです。その場合は、シンナー等で掃除していきます。
スレート瓦にはシーラー(下塗り塗料)をスレートに塗る。 鉄部の部分には錆止め塗料。異なる素材にはそれぞれ適した材料を塗る。 凹みの部分はハケで先に塗り、最後にローラーで仕上げる。 下塗りの主な役目は、その上から塗る塗料をはがさせないように接着させることや、下塗りにより小さいヒビ割れを埋めるため。
タスペーサーを取りつけ。【縁切り不要】
比重の重い塗料成分が容器の底に沈殿しているので電動ドリルで撹拌する。
細かい部分を小型ローラーで塗料を塗る。(部分的な中塗り) 塗料カタログには必ず乾燥期間(塗装間隔)が記載されており基準通りの塗装間隔を守らないと、塗膜が形成されないので守る。
ローラー塗りで塗装。(中塗り)   下塗りと中塗りは塗膜の強さを重視し上塗りでは仕上りを重視。
もう一度、小型ローラー塗りとローラー塗り(仕上げ塗り)。     中塗り・上塗りは同じ材料を2回塗り。
後片付け



トタン屋根の塗り替え


トタン屋根のケレン作業.....使う道具

 まず始めにトタンを留めている釘の浮きがないか確認し、浮いた釘はハンマーで打ち直して起きます。 このとき効いてない釘があったら、一回り大きなサイズの釘に交換して打ち直します。

 トタン屋根の塗装前に、トタンの旧い塗膜やサビをかき落とす「ケレン」という下地調整の作業を行います。  鉄部や金属への塗装前に行うものです。

 ディスクグラインダーに塗装落とし紙サンダーを取り付けて行うか、スクレーパーとヤスリを使い、ガシガシ錆びを削り取っていきます。     グラインダーにカップワイヤー(エヌグリット・プライムグリット#60)を取り付けてやると頑固な錆びも落ちやすくなります。 サンダーの回転数はスピードコントローラーで調整します。

 折半屋根の錆びたボルト部分のケレンは、電動ドライバ先端に細いカップワイヤーを取り付けると簡単にサビが落ちやすいようです。   どうしても落ちない場合、さびチェンジ(さび還元剤)を使う手もあります。   きれいにしたらボルト部分に錆び止めを塗布します。    ボルトカバーというものもあるようですが、数が多いと揃えるのも大変です。  サビヤーズ(ボルトキャップ)8o用()Lサイズ 折半屋根用 150個入(1ケース)グレー 日大工業。

  「ケレン」が終わったら削りカスをホウキやデッキブラシで払い、塗装する面をきれいにしたら次の「下塗り」工程へ進みます。   太陽光線にさらされる部分なのでさび止め効果の高い専用のプライマーを使うのもありです。    マルチエポプライマー。

 「下塗り」後、旧い塗膜が顔を出す部分があるので、再びそこを「ケレン」してきれいにしてから、次の「中塗り」工程へ進みます。

 ここで使うのは「屋根用遮熱塗料」を使うと耐久性が長続きします。  最後に上塗り作業へと進みますが、ここでも「屋根用遮熱塗料」を使うようにします。


後片付け

 ある程度塗料が乾き、塗膜が手につかなくなったらマスキングテープを内側に向けてゆっくり剥がし完了です。    使い終えた刷毛や容器などは新聞紙などで塗料をふき取り、できるだけ早くうすめ液でよく洗い落としておけば次も再使用できます。


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