番 外
東 光 山
花 山 院



2008年4月28日(月)

番外 花山院

開基:法道仙人

この寺は法道仙人が白雉2年(651年)に創建したと伝えられている
法道仙人は念持仏、仏舎利と鉄鉢だけを持ってインドから
雲に乗ってこの地にきたと言われている伝説的な僧である
法道仙人は西国25番の清水寺や
西国26番の一乗寺なども創建したといわれている

元慶寺で出家し、徳道上人が中山寺に埋めた宝印を掘りだし
それに従って西国霊場を再興した花山法皇が
出家後41歳で生涯を閉じるまでの約14年間
この寺で隠棲生活を送っていたとされている
この寺の正式名称は「菩提寺」であるが
一般には通称名である「花山院」の方がよく知られている


◇西国霊場の番外札所の正しい認識について

当霊場が徳道上人によって開創された当時は、番外ではありませんでした
開創後三百年のちに、衰退していたこの霊場を人皇
六十五代、花山天皇(花山院)が中興し、そして巡礼信仰の流布に努められ
以来今日まで一千年をこえて、この信仰が続けられている訳です。

それゆえこの巡礼をする人は、その先人に感謝し
その感謝の誠を礼を以て示す為に三十三札所以外に
花山天皇ゆかりの、お寺を参詣するようになり、番外霊場が形成されていきました
その花山天皇が晩年ご隠棲され、ご崩御の地が当花山院菩提寺であり
また当初に、ご剃髪されたお寺が、元慶寺です。

そして現在では、開祖の徳道上人の菩提寺である法起院と合わせて
この三つのお寺が西国霊場の正式な番外霊場です。

 ですから、この三つのお寺は
高野山や四天王寺のように有名なお寺ゆえ立ち寄っていたお寺と
この霊場に対する結びつきが違うことをご理解下さい


次のお寺は、番外 高野山 金剛峯寺へ・・・


山門

花山法皇御廟所

修行大師像

幸せの七地藏尊
一・祖父地蔵、二・祖母地蔵、三・父(夫)地蔵、四・母(妻)地蔵
五・子供地蔵、六・結び地蔵、七・賢者地蔵


本坊(納経所)

鐘 楼


最後まで見て頂き有難う御座いました、

次のお寺は、番外 高野山 金剛峯寺へ・・・お立ち寄り下さい
第 1番 青岸渡寺
第 2番 紀三井寺
第 3番 粉河寺
第 4番 施福寺
第 5番 葛井寺
第 6番 壷阪寺
第 7番 岡 寺
第 8番 長谷寺
第 9番 南円堂
第10番 三室戸寺
第11番 上醍醐寺
第12番 岩間寺
第13番 石山寺
第14番 三井寺
第15番 観音寺
第16番 清水寺
第17番 六波羅蜜寺
第18番 六角堂
第19番 行願寺
第20番 善峯寺
第21番 穴太寺
第22番 総持寺
第23番 勝尾寺
第24番 中山寺
第25番 清水寺
第26番 一乗寺
第27番 圓教寺
第28番 成相寺
第29番 松尾寺
第30番 宝巌寺
第31番 長命寺
第32番 観音正寺
第33番 華厳寺
番 外 元慶寺
番 外 花山院
番 外 高野山
番 外 法起院