第十四番
長 等 山
園 城 寺(三井寺)



2007年11月9日(金)

第十四番 長等山 園城寺(三井寺)

天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山である三井寺(みいでら)は
正式名称を長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といいます
滋賀県大津市、琵琶湖南西の長等山中腹に広大な敷地を有しています。

開祖 円珍(智証大師)
「園城」という寺号は、大友与多王が自分の荘園城邑(田畑屋敷)を
投げ打って寺を建てた 志に感じて名付けたものという。

「三井寺」の通称は、この寺に涌く霊泉が
天智・天武・持統の3代の天皇の産湯として使われたことから
「御井」の寺と言われていたものが、転じて三井寺となったという。

9世紀に、唐から帰国した、留学僧・円珍によって再興された

仁王門(重要文化財)
室町時代中期の宝徳三年(1451)の建築で
左右に運慶作の密迹金剛力士像が安置されています。

東近江の常楽寺にあったものを慶長六年
徳川家康が当寺に移したもので
蟇股など細部意匠の大変美しい門です

梵鐘「三井の晩鐘」
「銘の神護寺」「形の宇治平等院」「音の三井寺」といわれる
日本三名鐘の一つとして有名です

次のお寺は、第15番 新那智山 今熊野観音寺へ・・・


仁王門

梵 鐘(三井の晩鐘)県指定文化財



本堂への石段

本 堂

本 堂 大提灯


梵 鐘


桃山時代
(慶長七年 1602)

銅鋳造 一口

総高208.0cm

身高155.2cm

口径124.8cm
最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第15番 新那智山 今熊野観音寺へ・・・
第 1番 青岸渡寺
第 2番 紀三井寺
第 3番 粉河寺
第 4番 施福寺
第 5番 葛井寺
第 6番 壷阪寺
第 7番 岡 寺
第 8番 長谷寺
第 9番 南円堂
第10番 三室戸寺
第11番 上醍醐寺
第12番 岩間寺
第13番 石山寺
第14番 三井寺
第15番 観音寺
第16番 清水寺
第17番 六波羅蜜寺
第18番 六角堂
第19番 行願寺
第20番 善峯寺
第21番 穴太寺
第22番 総持寺
第23番 勝尾寺
第24番 中山寺
第25番 清水寺
第26番 一乗寺
第27番 圓教寺
第28番 成相寺
第29番 松尾寺
第30番 宝巌寺
第31番 長命寺
第32番 観音正寺
第33番 華厳寺
番 外 元慶寺
番 外 花山院
番 外 高野山
番 外 法起院