第二十二番
補 陀 洛 山
総 持 寺



2008年6月1日(日)

第22番 総持寺

総持寺の縁起(歴史) 亀に乗った観音様として有名な総持寺は平安時代
中納言藤原山蔭卿により開かれました。

亀の恩返しにより開かれた総持寺の御話は
今昔物語や源平盛衰記等にも紹介されています。

山蔭卿の父である高房卿は大宰府に赴任の途中
猟師たちが一匹の大亀を捕らえていました
高房卿は、自分の着物と交換し、大亀を河に放しました
翌朝、誤って河に落ちた山蔭卿を、昨日の大亀が背に乗せて現れたのです
観音様の御恩に感謝した高房卿は観音様の造像を発願します。

その後、高房卿は亡くなり山蔭卿が、父高房卿の遺志を継いで
千手観音を像立し、総持寺を創建されました。

総持寺の開基

政朝は料理の名人でもあったといわれており
魚に直接手を触れないで箸と包丁でだけで魚をさばくという
山蔭流庖丁の元祖であり、日本料理中興の祖とされている
それに因んで、本堂の左側裏手(西北側)に「庖丁塚」があります

次のお寺は、第23番 応頂山 勝尾寺へ・・・



エコ手水舎(前に立てば自動で水が出ます)

本堂

鐘楼

地蔵堂

開魔堂

裏門


最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第23番 応頂山 勝尾寺へ・・・又お立ち寄り下さい
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