第二十九番
青 葉 山
松 尾 寺

「本堂と手水所」 二層屋根の宝形造り
向背の唐破風の本堂と正面の宝形造りの手水所が重なり
この見事な景観が印象に残ります。



2008年6月11日(水)

第29番 松尾寺

縁起

和鋼元(708)年、唐の僧、威光上人が松の大樹の下で
修行していたところ馬頭観音を感得し
草庵を結んだのが始まりと伝わる。

その霊験を伝え聞いた元明天皇が藤原武智麻呂に命じて
馬頭観世音を刻ませ、本堂を建立させた。

また若狭の漁師が海難に遭い、馬頭観世音の化身という流木に救われ
その木で刻んだのが現在の観音との説もあります。

以降、寺は時の天皇の庇護のもとに発展し
多くの寺坊を構えたが戦国時代の兵火で焼失した
江戸時代に京極高知や牧野英成ら舞鶴藩主の手によって
今日の姿に復興しました

次のお寺は、第30番 竹生島 宝厳寺へ・・・


山門前の長ーい石段

馬の像(本尊の馬頭観世音菩薩)
と関係があるのかな???


鐘楼と銀杏の木

烏蒭渋摩(うすしま)明王殿」と表示されたトイレ
「うすしま明王」は全ての汚濁を清める働きを持つとされ
便所の守護仏とされているようである


歌碑

大師堂


最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第30番 竹生島 宝厳寺へ・・・又お立ち寄り下さい
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