第一番
那 智 山
青 岸 渡 寺

さぁーいよいよ、西国三十三箇所巡りの最初の
第一番 青岸渡寺へ向け出発です。

2007年5月11日7時20分出発
伊勢道、津インターより高速に入り、勢和多気で分伎
大宮大台インターまで高速が開通している
まだ対向2斜線の道路である、大宮大台インターを降り
42号線に入り紀伊長島、尾鷲を通過、熊野市へ入る
花火で有名な、熊野の七里が浜を左に見て、車は順調に進む
那智駅前から右折し、12時15分ようやく那智の滝に到着

滝の入り口の駐車場は500円、少し離れた所は400円であった、
そこから青岸渡寺まで階段を登るのだが
友人から、境内近くまで車で行ける事を、お聞きしていたので、
有料道路代800円を払い、境内の駐車場に着いたのは12時20分、
3度ほど休憩を取り、鈴鹿からの距離207km、無事到着。

第一番の札所と言う事で「御宝印軸」と「納経帳」を購入
境内からは、三重塔、その右後ろには那智の大滝が見える
三重塔の展望所からは、那智の滝や、周辺の山々を眺め、感動

青岸渡寺の本堂の西南側に隣接して「熊野那智大社」が建っています
全国に約4000社あるといわれている熊野神社の本社であり
熊野本宮大社、熊野速玉大社と共に熊野三山と呼ばれています。

帰りには、落差133mの那智の大滝を見学、帰路に着いた。

青岸渡寺(如意輪堂)の創建は、仏教伝来以前の仁徳天皇の御代(313〜399)に
インドから熊野に漂着した裸形上人(らぎょうしょうにん)が那智大滝にて滝修行中
滝壷から八寸(約24cm)の観音像を感得し
草堂をむすんでこれを安置したのが始まりと伝えられています。

その後、7世紀頃に大和国から生仏という僧が来て
一丈(およそ3m)の如意輪観音の木像を彫り
裸形上人が得た観音像を胸に納めて本尊とし、正式に本堂が建立されたそうです。

本尊を如意輪観音とすることから如意輪堂という名も付けられました
後に青岸渡寺(如意輪堂)は、西国三十三所霊場の第一番札所となります。

西国三十三所巡礼は、大和の長谷寺の徳道上人によって718年に始められ
その後、衰微し、花山法皇によって再興されたと伝えられています。

那智での一千日の修行を終えた花山上皇は
西国三十三ケ所観音霊場巡礼の旅に出、各地で歌を詠んだ。

それが御詠歌のはじまりで、那智山青岸渡寺は
三十三ケ所巡礼の第一番札所となったとも伝えられています。

次のお寺は、第2番 紀三井山 金剛宝寺へ・・・



世界遺産 青岸渡寺

三重塔と那智の滝

熊野那智大社



那智の滝入り口



「日本の滝100選」のひとつ
落差133mの日本一の直瀑です。
滝の落ち口の岩盤に3つの
切れ目があって、
3本になって滝が落ちることから
「三筋の滝」ともいわれます。
滝の落ち口の幅は13m。
滝壺の深さ10m





最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第2番 紀三井山 金剛宝寺へ・・・どうぞお越し下さい
第 1番 青岸渡寺
第 2番 紀三井寺
第 3番 粉河寺
第 4番 施福寺
第 5番 葛井寺
第 6番 壷阪寺
第 7番 岡 寺
第 8番 長谷寺
第 9番 南円堂
第10番 三室戸寺
第11番 上醍醐寺
第12番 岩間寺
第13番 石山寺
第14番 三井寺
第15番 観音寺
第16番 清水寺
第17番 六波羅蜜寺
第18番 六角堂
第19番 行願寺
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第33番 華厳寺
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番 外 花山院
番 外 高野山
番 外 法起院