第十三番
石 光 山
石 山 寺



2007年11月9日(金)

第13番 石光山 石山寺

石山寺は天然記念物の硅灰石(けいかいせき)の
上に建立されたことからその名が付けられました
本堂は寺の由来ともなっている硅灰石を背に内陣と外陣からなり
舞台造りで二つの屋根を大棟で繋がれた
藤原と桃山の建築が見事に調和して素晴らしい

瀬田川に面した仁王門(東大門)に安置されている仁王像は
運慶、湛慶の親子の作と言われています。

またこの山門は、源頼朝が寄進したものであり
淀君が大修理をしたもので、三間一戸の八脚門で
入母屋造り、本瓦葺の重要文化財です。

この山門をくぐり、石畳の参道を行くと
右手に方丈客殿、大黒堂が続き、参道の両側には
霧島ツツジ、カエデ、桜が植えられており
四季色とりどりの花で楽しめます。

参道の突き当たりの右手に石段があり
石段を登りつめた広場の突き当りには
硅灰岩の豪快な巨岩郡で圧倒されます。

境内には、観音堂、毘沙門堂、御影堂があり
良弁僧正中興の祖淳祐内供、弘法大師の木像が安置されていて
蓮如堂を経て、階段を登ると舞台造りの本堂に着きます。

次のお寺は、第14番 長等山 園城寺(三井寺)へ・・・


参 道

本堂前の広場に出る石段

巨大な岩塊、珪灰石(けいかいせき)天然記念物
石灰岩がマグマの熱により変化した、巨大な岩


本堂の大提灯

多宝塔

紫式部像

紫式部が世界最初の長編小説「源氏物語」を執筆した
花頭窓の「紫式部源氏の間」


執筆している紫式部の人形


最後まで見て頂き有難う御座いました、
次のお寺は、第14番 長等山 園城寺(三井寺)へ・・・