若いヒトの世界では、「フィルムってナニ」、という冗談ではない事態にスデになっているようですネ。
カメラといったら当然フィルムでしょう、などとオッサンがツブヤイても、もはや遠い過去のシロモノになってしまったようです。
そんなヘタレオッサンが、昔お世話になったフィルムの小ネタを、つい最近目にしました。
ご存知だった方はスルーされて下さい.........
フィルム(35oフィルム)の枚数がなぜ24、36、のように12の倍数になっているのだろう.......という話なんですが、
このわけは、12の倍数だったのではなく、36枚がそもそも基準だった、ということのようだったんですネ。
パトローネ(フィルムが巻かれて納められている、円筒形のケース)に入っているフィルム長さは、人間が両腕を広げた長さ(約160センチ)を
基準として導き出されたもので、フィルムを両腕を広げて見るのに、いちばん見やすい長さ、ということでこのサイズに決めたようです。
この長さを一枚あたりで割ると、約40枚のフィルムが取れるが、両端は指紋などで汚れる可能性があるから使わないようにし、
やや余裕をもたせ、36枚に決定........
その後、カラーフィルムが登場し、買いやすい価格として(なにせ、カラーフィルムは高価だった)半分の18枚撮りが登場。
さらに、18枚に2枚追加した20枚撮りや、18枚より安い12枚撮りが発売される、という形でバラエティに富んだ枚数のフィルムが、
次々と販売されていきました。
そんなとき、当時圧倒的なシェアの富士フィルムに対抗し、コニカ(現.コニカミノルタ)が発売したのが、20枚撮りフィルムと同じ価格
ながら、4枚増やした24枚撮りで76年に発売した『サクラカラー24』。
【4枚増えて値段は同じ。どっちが得かよ〜く考えてみよう.....】、というCM、まだ覚えてるオトウサンも多いと思います。
このフィルムが大好評だったため、以後24枚撮りフィルムが、標準フィルムとして定着していきました。
しかし、枚数バトルはそれで終らず、さらにさらに、24枚と同じ値段の27枚撮りフィルムが発売されるなど、
その後も進化を続けていったのでした...........
いずれにしても、フィルム時代の撮影は、1シャッター毎に数十円(たしか、プリントが20〜30円/1枚.....
しかもフィルム代.現像代は別!!)が飛んでいったわけで、
マシンガン連写など、シロウトでは夢のまた夢、ていうか金銭的にデキマセンでした.........
マア、カメラというのはズイブン金のかかる趣味(てか道楽レベル....)だったわけです。
それが今は、枚数など気にもせず、思う存分マシンガン連写を楽しめる.......本当にいい時代になったものですネ〜。
ちなみに、先日嫁さんと 撮影旅行に行き、
1000枚程度撮影した写真をネット現像に出したときのプリント代が、50枚までなら2円/1枚。
50枚以上でも、5円/1枚でしかも送料込み。
ウワサによると、もっと安いところもあるようで、もうこうなると思い切りカメラ生活をエンジョイしないと、人生ソンしてしまいます。
ヘタレなりに、思う存分D800人生を楽しもう、と考えている今日この頃のオッサンでした........
今回の旅行(2012.10)が、D800初のぶっつけ本番撮影でしたが、全ショットほぼキレイに写っていました(モチロン、シロウトレベルでの話デス).....
なにより、これほどの高画素数なので心配していた手ブレが パソコンでザッと見る限りほとんど目立たないことにビックリ......
たしかに、極力"一脚"."三脚"を使用して撮影したこともありますが、手持ち撮影もズイブンやりましたから、巷間ウワサされているD800は超高画素数ゆえに
『手ブレが目立つのでは?』、という心配はまったくの杞憂でした。
ほとんど晴天での撮影条件だったのでシャッタースピードが稼げたことも要因かもしれませんが、
曇天下や室内でのショットでも、ほとんどピントボケは見られないので、やはりD800は基本性能が優れているのでしょう。
また、洞窟内でのショットなどでは内臓フラッシュがあるのもズイブン重宝しました。 D800は高機能カメラなのに日常ユースにも普通に対応
できるという、フトコロが非常に広いカメラで、コレはかなりオススメのカメラです。
さらに美点、と感じた点は...D800は電池のモチがすごく良いことにもビックリ。
3日間撮りまくって(500枚位)やっとバッテリー切れの兆候が(残量通知表示が最後の一本に)......
そろそろバッテリー充電でも、とカメラバッグを覗いたらナ、ナント...充電器が入ってナ〜イ(!!)。
どうやら出発のドタバタで、いつものドジをかましてしまったよう........
しかし、ここでバッテリー切れを起こしてしまうと、まだ3日も残っている撮影旅行計画が途中下車に.........
かといって、D800のバッテリー単体はお店に置いていないらしく、買い足しも出来そうにない......
サテ、困ったナアと旅行途中の箱根の関所で休憩中に考えていたら、フト思い出したのが以前なにかの雑誌で読んだ御殿場のモール内にニコンショップがある、という情報。
車でここから御殿場なら数十分で着くし、折角だから日本最大級のショッピングモールも見学できる、ということで急遽御殿場市内へ。
ウィークデイにもかかわらずほぼ満車状態の駐車場にすべりこみ、早速ニコンショップへ。
やはりここでもD800のバッテリー.充電器は置いてなかったが流石に天下のニコン、やさしい店員さんが『一時間ほど充電(*11)しておきますから、その間モール見学でもどうぞ』、
ということでノンビリとモール散策と昼食タイムを満喫。
あわや撮影旅行中止か、という危機はこうしてブジ切り抜けたのでした.......(テカ、充電器わすれるなヨ!!)
この手前のソケット差込部(電源プラグ.直付け型)が、今回ツイ忘れてしまった部分です.....
フル充電しようとコンセントに差し込んでおいて、撮影旅行出発のドタバタであわててコンセントから抜き取ったとき、
上側部分は持ち出したのですが、ここだけ残して出かけてしまったのですね.......
直付け型でない、一般的なACプラグも付属しているのですが、もっぱらこちらを使っていたので今回の失敗につながってしまいました....(ハンセイ)
似た使い方をされていたら、お気をつけください。(こんなドジはこのオッサンくらいと思いますが......)
ヨドバシのポイントでついでにカメラバッグもゲットしてしまいました。
今回のバッグ購入条件は.....
で選んだのが"crumpler(クランプラー)The5MillionDollarHome"(*12)です。
レンズフードは逆向きにしないと入りませんが、まさにD800のために作ったようなジャストサイズのカメラバツグです。
大物はムリですが、充電器、カード、マニュアル程度の小物はスキマに十分詰め込めますし、いかにも『カメラバッグ』ぽくないところもお気に入りです。
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カメラ好きならかなり気になる商品が、"レンズ型タンブラー(?)"なるズバリ、カメラレンズの形をした容器。(正式名はわかりません)
まだ実物は手にしていないですが、レビューを見ると「本物と間違われる位そっくり」、「タンブラーとしてより鑑賞用にして使いたい」、
「カメラ好きな父の誕生日祝いに」
等々、購入された人達にはかなり好評のようです。
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