ホームこれ買ってみました⇒D800購入記(2/4)

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キット用のレンズについて

なにせそれなりのボディ価格なので、交換レンズは"キットレンズ"でスタートしました。

一眼レフカメラは様々な交換レンズを揃えることで写真の世界を広げていくわけですが、ニコンの技術者は 『キットレンズはよく写らないと思われるかもしれませんが、実はその逆で、かなり気合いを入れてつくっています。』、と言っています。

キット用のレンズは一番難しいレンズで、「よく写らなくてはいけない」、「コストを抑えなくてはいけない」、「レンズ枚数を減らして軽く」、「小さくしなくてはいけない」.........

などと制約条件が非常に多く、それをクリアするためベテランが設計を担当しているのだとか。

"キットレンズ"に関しても『かなり自信をもってお勧めできます。』、とのことなので、安心して当分このセットで一眼レフの世界を楽しみたいと思います。

ところで、500ミリもの超望遠レンズなのに価格が三万もしない、というちょっと変わった超望遠レンズがあることをご存知でしょうか......
それはミラーレンズ というもので、詳しくはこちらをご覧ください。


超高画素数を実現できたテクノロジー

一般に、画素数が増えると 画像処理エンジンの負担が増加して

などの弊害が出るとされていますが、さすがニコンは最新テクノロジーでこのような諸問題をクリアしています。

前フルサイズ機、「D700」は1210万画素だったのに、イキナリ3630万画素は多すぎるだろう....とツッコミのひとつも出るかも知れません。

しかし、「D7000(*5)」など市場に広く出回っているDXフォーマット一眼レフ機でも画素ピッチは約47.9ミクロンなのに対し、「D800」は約48ミクロン、 とほぼ同じ画素ピッチなのでケッシテ無謀な画素数ではなさそうです。


操作入門・・・・・・撮像範囲設定

ニコンd800メインコマンドダイヤル nikond800サブコマンドダイヤル

FNボタン+メインコマンドダイヤル又はサブコマンドダイヤル(P.78)
FX(36×24)1.0×(FXフォーマット) D800の超弩級高解像度を生かすなら、この「FXフォーマット」を使うしかありません。
データは重くなりますがあとでトリミングしても余裕の画質を手に出来ます。
画素数は脅威の約3630万画素で、35mm判カメラに準じた画角となります。
1.2×(30×20)1.2× 「FXフォーマット」より一回り小さなフォーマット。
アスペクト比(*1)はそのままに約2500万画素と高画素を保ちつつ扱いやすい画像サイズ。
連写スピードが5コマ/秒になる点も注目。
レンズに表記されている焦点距離の約1.2倍のレンズに相当する画角になります。
DX(24×16)1.5×(DXフォーマット) Lサイズで4800×3200ピクセル、約1540万画素でA4サイズにフチなしプリントしても380dpiを越すほどの十分な画質。
D7000(*5)と比較しても遜色のない画素数。
パワーバッテリー(*6)を使えば最高6コマ/秒まで連写スピードが向上するのも魅力。 レンズに表記されている焦点距離の約1.5倍のレンズに相当する画角になります。
5:4(30×24) このアスペクト比(*1)は、4×5(シノゴ)や6切(*7)などフィルムユーザーには慣れたサイズでそこを意識して使う人には便利なフォーマット。
画素数は約3020万画素。


操作入門・・・・・・画質モード設定

nikond800QUALボタン ニコンd800メインスイッチ

QUALボタン+メインコマンドダイヤル(P.83)
RAW 撮像素子の生データ(RAW形式)(*8)を記録します。
撮影時に設定したホワイトバランスやコントラストなどを、パソコン上で変更できます。
TIFF(RGB) 画像を8ビット非圧縮のTIFF-RGB形式で記録します。
多くの画像アプリケーションで使用できます。
JPEG(FINE) (高画質)画像データを約1/4に圧縮して記録します(サイズ優先時)。
JPEG(NORMAL) (中画質)画像データを約1/8に圧縮して記録します(サイズ優先時)。
JPEG(BASIC) (低画質)画像データを約1/16に圧縮して記録します(サイズ優先時)。
RAW+FINE RAWとJPEG(FINE)の2種類の画像を同時に記録します。


操作入門・・・・・・画像記録の際の画像サイズ

QUALボタン+サブコマンドダイヤル(P.86)

FX(36×24)1.0×(FXフォーマット)
画像サイズ プリント時の大きさ(出力解像度300dpiの場合) 撮影可能枚数
(8GB.SD)
(TIFF)
撮影可能枚数
(8GB.SD)
(JPEG-FINE)
撮影可能枚数
(8GB.SD)
(RAW)
L(7360×4912ピクセル) 約62.3×41.6cm 約69枚 約239枚 約100枚
M(5520×3680ピクセル) 約46.7×31.2cm 約123枚 約414枚
S(3680×2456ピクセル) 約31.2×20.8cm 約270枚 約866枚


シャッタースピードや絞り値で露出を設定する

MODEボタン+メインコマンドダイヤル(P.115)
P(プログラムオート) シャッターチャンスを逃がしたくないスナップなど幅広い撮影に適しています。
被写体の明るさに応じて露出が適正になるように、カメラがシャッタースピードと絞り値を自動的に決定します。
同じ露出でもシャッタースピードと絞り値の組み合わせを変える「プログラムシフト」も行えます。
S(シャッター優先オート) シャッタースピードを自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的に絞り値を決定します。
動きの速い被写体の撮影や、遅いシャッタースピードで被写体の動きを強調する撮影に適しています。

◆半押しタイマーがオンのときにメインコマンドダイヤルで好みのシャッタースピードを設定する。
A(絞り優先オート) 絞り値を自分で決めると、露出が適正になるようにカメラが自動的にシャッタースピードを決定します。
絞りを絞り込むことによって、手前から奥まで鮮明な写真を撮影したり、絞りを開くことによって、背景をぼかして草花や人物を浮かび上がらせて 撮影するなど、被写界深度を優先した撮影に適しています。
また、フラッシュ撮影時には、絞り値を変えることにより調光範囲の変更もできます。

◆半押しタイマーがオンのときにサブコマンドダイヤルで好みの絞り値を設定する。
M(マニュアル) シャッタースピードと絞り値の両方を自分で決定します。
花火や星空などを長時間露出(バルブ)撮影する場合には、この露出モードを使います。
◆半押しタイマーがオンのときに、メインコマンドダイヤル(シャッタースピードが変化)とサブコマンドダイヤル(絞り値が変化)で設定する。


操作入門・・・・・・AF(オートフォーカス)

AFモードボタン+メインコマンドダイヤル(P.45/P.89)

AFモード
AF-S シングルAFサーボ 静止している被写体の撮影に適す。
シャッターボタンを半押しすると、ピントが合った時点でフォーカスがロックされる。
AF-F 常時AFサーボ
(静止画ライブビュー撮影)
動いている被写体の撮影に適す。
シャッターボタンを半押しするまで、カメラは被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けます。 半押しすると、ピントが合った時点でフォーカスがロックされます。
AF-C コンティニュアンスAFサーボ
(静止画ファインダー撮影)
ファインダー内のピント表示(●)がいったん点灯してもフォーカスロックはされず、シャッターを切るまでピントを合わせ続けるモードです。
スポーツなど動きのある被写体の撮影に適しています。
シャッターボタンの半押しを続けると、被写体が動いている場合には予測駆動フォーカスに切り替わり、被写体の動きに合わせてピントを追い続けます。


RAW現像

どこかの記事で、撮影テクのひとつに極力画質モードは「RAW形式.撮像素子の生データ」で撮影せよ、という項目がありました。(撮影可能枚数は減りますが......)

たしかにこの画質モードで撮影しておけば、パソコン上で様々な調整が可能になるので貴重なショットの活用範囲がグンと広がります。

パソコン以外でも、D800ではD700には搭載されていない、「カメラ内RAW現像機能」が搭載されていますので、撮影後にカメラ内で自由に設定し直せます。

【「カメラ内RAW現像機能」で調整できる項目】



画像編集機能

19項目もの画像編集メニューが用意され、パソコンのみならず、カメラ単体でもある程度の作品づくりができます。

編集された画像は、元の画像とは別に新しい画像としてメモリーカードに記録されます。


【画像編集機能の一覧】



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