大分県日帰り温泉寸評&リンク
- 別府・地獄入湯めぐり
- 別府の観光名所である地獄のお湯に入ってしまおうという企画 ^_^
ここでは、日帰り入浴可能で、値段が高すぎない(入浴時点で 1000 円以下)
温泉を紹介しています。
なお、他の方による評価は、上記ページや @nifty温泉 > 大分 などへ。
- [鍋山の湯](大分県別府市)
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伽藍岳(硫黄山)の中腹にある。上下二段(熱めとぬるめ)のしっかりした
露天の岩風呂があり、そこから右手の奥に行くと、
ボコボコ湧き出すお湯と水とを導いて、石と泥でせきとめて作られた
「泥湯」がある。こちらは別府市街地や別府湾まで見えて、
景色と泥が楽しめる野湯。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆(鍋山の湯)・★★★★☆(鍋山泥湯)
- [ヘビん湯](大分県別府市)
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大平山(扇山)へと向かう林道そばにある。森の中の川をせきとめて作ったような
露天で、きれいな木のベンチまで用意されている。ぬるめ。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [鶴の湯](大分県別府市)
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鶴見霊園の奥に湧き出ていて(枯れていることもある)、
比較的しっかり整備された湯船と脱衣所がある野湯。上流側は熱め。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [地蔵泉](大分県別府市)
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比較的新しい建物だが造りは昔風で好感が持てる無料の共同湯。
白濁で硫黄臭のあるお湯。(2000年5月1日入湯)
- ★★★☆☆
- [みんなのお湯](大分県別府市)
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以前旅館だった建物の横に、浴室のようなものが作られていて、B級風情が良い。
白濁で硫黄臭のある熱めのお湯は濃い。(2000年5月2日入湯)
- ★★★☆☆
- [ゑびすや温泉](大分県別府市)
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明礬にある温泉旅館兼日帰り入浴施設。広めの露天は濁った感じで
硫黄の臭いが少し。浴室は炭酸泉と硫黄泉の2種類。砂湯などもある。(1999年5月4日入湯)
- ★★☆☆☆
- [山田屋旅館](大分県別府市)
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明礬にある温泉旅館。2〜3人で湯船がいっぱいになるとても小さな浴室で、
すっぱい緑礬泉のお湯。塚原温泉と同様にアトピーに効くという話があるとか。(1999年5月4日入湯)
- ★★★☆☆
- [鶴寿泉](大分県別府市)
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白濁の場合も無色透明の場合もあるお湯で、私が行った時は無色透明。
飲むとすっぱい単純酸性温泉。(2000年5月1日入湯)
- ★★★☆☆
- [鉱泥温泉](大分県別府市)
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坊主地獄の泥を使った泥湯(硫黄臭少し、泥色)に入浴できる。
手前には透明なお湯の広い露天風呂もある。(2000年5月2日入湯)
- ★★★☆☆
- [神丘温泉](大分県別府市)
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ボロい建物の中に入ると狭い雑貨屋。お金を払って左の扉から浴室へ。
四角い木の湯船の単純泉が手前にあり、奥に進むとベージュ色をした泥湯がある。
出たり入ったりを3回ほど繰り返すと体に良いらしい。(2000年5月1日入湯)
- ★★★★☆
- [神和苑](大分県別府市)(公式サイトはこちら)
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茶室のような建物の浴室や蒸し湯もあるが、ここの特徴は
庭園の中の露天風呂にたたえられた青みを帯びた乳白色(表現が難しい…)の
お湯であろう。お湯を入れ替えた後、透明→青色→青白色→白色と変わるらしい。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [鬼山ホテル](大分県別府市)(公式サイトはこちら)
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浴室の湯船も広いが、露天風呂の広さは半端ではない。
塩味が感じられる鬼山地獄の泉温と湯量とが支えている。(2000年5月2日入湯)
- ★★☆☆☆
- [地獄原温泉共同湯](大分県別府市)
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鉄輪の街中にあるごく普通の共同湯。無色透明微塩味のお湯。(2000年5月2日入湯)
- ★★☆☆☆
- [市ノ原温泉](大分県別府市)
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別府に住んでいる方によると別府で一番鄙びorボロいのはここだという話だったので、
向かいのコンビニで入浴券を買って行ってみると、公民館の大きめの物置きのような
建物で男女の仕切り壁はコンクリブロックでした。
でも、加勢の湯(湯布院)には及ばず。(1999年5月3日入湯)
- ★★☆☆☆
- [柴石温泉 自然ふれあい温泉館](大分県別府市)
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新しめの日帰り入浴施設で、お湯はささ濁り。蒸し風呂やぬるめの露天風呂も。
下流側に無料の打たせ湯「滝湯」がある。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [薬師湯](大分県別府市)
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柴石の龍巻地獄の近くのお寺の境内にひっそりと存在するとても小さな共同湯。
お寺の人に言ってから入ったほうがよいかも。(1999年5月4日,2000年5月2日入湯)
- ★★☆☆☆
- [亀川浜田温泉](大分県別府市)
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外観の風情はすばらしいが、浴室はもう一つ。
湯船が二つに分けられているが、片方が激熱で誰も入れなかった。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [亀陽泉](大分県別府市)
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鉄筋2Fの共同浴場で、湯船は別府では比較的大きい方。お湯は淡緑黄濁。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [四の湯温泉](大分県別府市)
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住宅と小さな公園に囲まれた共同浴場。脱衣場と浴室が一体となった
雰囲気のよい建物。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [駅前高等温泉](大分県別府市)
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別府駅前にある共同浴場。「並湯」と「高等湯」の別々の浴室(料金も別、
お湯に違いはほとんど感じられない)があり、
どちらも脱衣場から階段を降りて湯船にたどりつく。素泊まりも可。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [竹瓦温泉](大分県別府市)
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風格漂う建物は「湯のまち別府」を代表する共同浴場としてふさわしい。
浴室の構造が結構変わっている。別料金で砂湯もあり。(1999年5月4日入湯)
- ★★★☆☆
- [北浜テルマス](大分県別府市)
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海岸沿いにある新しい日帰り入浴施設で、海が見える温泉プールもある。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [湯都ピア浜脇](大分県別府市)
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新しい建物のクアハウスで、いろいろな浴槽やトレーニングジムがある。
無色透明の単純温泉と黄緑色がかった食塩泉が使用されている。(2000年5月1日入湯)
- ★★☆☆☆
- [夢幻の里](大分県別府市)
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少し山の方に入ったところにある堀田の温泉。
林の中の露天はやや広めでぬるめ。入った時には透明だったお湯が、
長湯して出る頃には薄い青白い色に変わっていて、温泉は生き物だと実感。(1999年5月4日入湯)
- ★★★☆☆
- [大分湯遊ランド](大分県大分市)
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R10から少し入ったところにある健康ランド。
やや黄色がかったぬるめのお湯(Na-Cl・HCO3泉)。(2000年4月30日入湯)
- ★☆☆☆☆
- [塚原温泉](大分県湯布院町)
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伽藍岳(硫黄山)の方へ登っていったところにある入浴施設。
木造のこじんまりした建物・すのこの床・木の浴槽で、
pH 1.4 という強酸性ですっぱいお湯。
浴室にベビーバスが置いてあるのは、アトピーの乳幼児向けであろうか。
奥に家族湯があり、湯船には一般の浴室と同じく3ヶ所の源泉を
ブレンドしたお湯が張られているが、壁からちょろちょろと源泉が出ている。
また、歯が溶ける感じでしわさも少し感じる強酸性の鉱泉や、
外も中も茶色で少し芳ばしさを感じるおいしい温泉卵(アトピーの患者にも
配慮した卵を使用しているとのこと)も販売されている。(1999年5月3日,2000年9月10日入湯)
- ★★★☆☆
- [由布院温泉](大分県湯布院町)
- [庄屋の館]
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中心部から塚原高原に上がっていく途中にある宿。
広い露天風呂にかけ流されているお湯は
きれいなコバルトブルーに染まり、肌がすべすべする。(2003年4月28日入湯)
- ★★★★☆
- [加勢の湯]
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湯布院にはいくつかの共同湯があるが、その中でも
「湯布院」のイメージの対極にあるような共同湯がここ。
明治14年に建てられたという建物は大きめの物置きといった外観。
共同湯ファンならば一見の価値あり。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [長湯温泉](大分県直入町)
- [大丸旅館]
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川沿いに建つ老舗旅館。定員2名ぐらいの小さな家族湯も。
浴室と露天風呂は川沿いにあり、薄土色濁でやや苦いお湯は熱い。
宿泊したが、建物はきれいで、料理も多過ぎず少な過ぎず、悪くない。(2000年9月9日入湯)
- ★★☆☆☆
- [大丸旅館外湯 ラムネ温泉]
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川沿いに用意された立ち寄り入浴施設で、家族湯も。
高温の炭酸泉の湯船も三つ用意されているが、
低温の炭酸泉の露天風呂が用意されており、
かなりぬるめだがじっと入っていると体がぽかぽかしてきて、
肌に泡がついてくる。入り口には飲泉場も。炭酸味有り。(2003年5月5日入湯)
- ★★★★☆
- [天満湯]
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町営の公衆浴場で料金は40円。ぬるめのお湯は長湯向きだが、
炭酸は弱く、薄い土色濁。(2000年9月9日入湯)
- ★★☆☆☆
- [カニ湯]
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温泉街の中心を流れる川の中にある名物の無料露天。
土色濁で炭酸味が少しあるお湯は体温並で、
観光客から丸見えということもあって、入るとなかなか出られない(2000年5月3日入湯)。
2回目に行くとお湯は適温で、打たせ湯もできていた(2000年9月9日入湯)。
- ★★★☆☆
- [しづ香温泉]
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県道沿いにあり、脱衣場に演歌が流れる鄙び系入浴施設で、
湯船の縁や床に析出が多い。お湯は緑土色濁で炭酸味。
1回目(2000.5)は適温だったが、2回目(2000.9)はやや熱めだった。(2000年5月3日,2000年9月10日入湯)
- ★★★☆☆
- [きもと温泉]
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県道沿いにあるが注意しないと通り過ぎそうなところ。
作りも簡素で、お湯は薄土色濁で苦みもある。(2000年9月9日入湯)
- ★★☆☆☆
- [長野温泉]
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温泉街から少し離れた農村の入浴施設。家族湯もある。
お湯は炭酸味があり薄土色濁。(2000年9月9日入湯)
- ★★☆☆☆
- [七里田温泉 大船荘](大分県久住町)
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民宿の横に外観の古びた湯小屋があり、浴室は地下に作られている。
お湯は薄土色濁。危険防止のためにコンプレッサーを使って
炭酸が抜かれているとのことで、やや薄めの炭酸味。(2000年9月9日入湯)
- ★★☆☆☆
- [三船温泉](大分県久住町)
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民宿の建物の横にコンクリの共同湯がある。
湯船の中央から泡がぼこぼこ出ていて、うっすらと薄土色の析出。(2000年9月10日入湯)
- ★★☆☆☆
- [赤川温泉 赤川荘](大分県久住町)
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平成10年にリニューアルして建物はきれいに。
浴室の奥にある極めてぬるい白濁の源泉露天風呂からは滝を眺めることができる。(2000年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [宮城天然温泉 出会いの湯](大分県竹田市)
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のどかな集落に造られた共同浴場。
お湯はかけ流しで、泡つきが良い。近くに黄牛の滝がある。(2003年5月5日入湯)
- ★★☆☆☆
- [九酔渓温泉 桂茶屋](大分県九重町)
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天狗の滝のそばにある土産・食事処の裏で入浴可能。
古びた木造の湯小屋で、薄土色濁の熱いお湯がかけ流しになっている。(2003年5月5日入湯)
- ★★☆☆☆
- [筌の口温泉 共同浴場](大分県九重町)
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大きめの浴槽は土色のお湯であふれ、床まで茶色くなっている。
改装して新しい建物にはなっているが、共同湯の雰囲気が今も残っている。(1999年5月3日入湯)
- ★★★☆☆
- [湯坪温泉 田ノ中の湯](大分県九重町)
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河原湯温泉のそばの看板から、あぜ道をたどっていったところにある共同湯。
子供用プールのような露天の四角い浴槽に硫黄臭のするお湯がそそがれている。(1999年5月2日入湯)
- ★★☆☆☆
- [筋湯温泉 うたせ大浴場](大分県九重町)
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筋湯温泉名物の打たせ湯が9組(いくつか止まっていた)並んでいるのは壮観。
打たせ湯は熱くてやや強めだが、広い湯船はぬるめで心地よい。(1999年5月3日,2003年4月28日入湯)
- ★★★☆☆
- [寒の地獄温泉](大分県九重町)
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改築して民芸調のきれいな建物になった温泉旅館。
敷地中央に硫黄で黄色くなった小川を流している。
浴室の中には沸かした湯船と、源泉のままの冷たい湯船とが用意されている。
硫黄臭が香り、かけ流し。(2003年5月5日入湯)
- ★★★☆☆
- [壁湯温泉 福元屋](大分県九重町)
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清流の横の岩のえぐれた部分が洞窟風露天になっているのがおもしろい。
川の横にもう一つ露天風呂があって、こちらの方が眺めはよい。
どちらもぬるめのお湯。(1999年5月2日入湯)
- ★★★☆☆
- [川底温泉 蛍川荘](大分県九重町)
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浴室には底に石が敷き詰めてある四角い湯船が三つ並んでいる。
上流側二つが熱めで、下流側一つがぬるめ。なぜか効能は別々。(1999年5月2日入湯)
- ★★★☆☆
- [万年山温泉 美人湯](大分県玖珠町)(公式サイトはこちら)
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万年山への狭い道を上がっていった先にある温泉で、宿泊可。
肌がぬるっとするお湯で、土日祝には木々に囲まれた露天風呂も。(2003年5月5日入湯)
- ★★★☆☆
- [天ヶ瀬温泉 清風荘](大分県天瀬町)
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旅館の対岸の川岸に露天風呂が設けられている。
弱い硫黄臭がして白い湯の花が漂うお湯がかけ流しで、
二つある湯船の一つは弱く白濁していた。(2003年5月5日入湯)
- ★★★☆☆
他の大分の温泉
- 別府温泉保養ランド(大分県別府市)
露天の広い泥湯で有名だが、屋内にある非常に泥が濃い「泥湯」もいい。
手でちょっと支えるだけで体が泥の中で浮かんでしまうほど。(1999年5月3日入湯)
- 梅園温泉(大分県別府市)
飲み屋街の路地を曲がってさらに狭い路地裏にある共同湯。
居酒屋Kの主人の許可を得て入浴。脱衣所と浴室が一体となった小さな共同湯で、
小判型の湯船に黄色みを帯びたお湯。(2000年5月1日入湯)
- いちのいで会館(大分県別府市)
恐ろしく急な坂道を登ったところにある。食事をした場合のみ
無料で入浴可能。景観の湯と金鉱の湯とが男女日替わりになっている。
金鉱の湯は林の中にあり、別府市街の眺望も少しはきく。
お湯は透明度の高い薄青色というめずらしいもの。(1999年5月4日入湯)
- 長湯温泉 やすらぎの湯(大分県直入町)
JA関係者のみ利用可能だが、地元の方の許可を得て入浴。
比較的新しい建物で、お湯は薄い土色濁、わずかに苦みがあり、析出がうっすらと。(2000年9月9日入湯)
- 葛渕温泉(大分県直入町)
元は共同浴場だったが現在は組合員のみ利用。地元の方の許可を得て入浴。
薄く土色濁りのお湯がパイプからどんどん投入されている。(2000年9月9日入湯)
- 榎田温泉(大分県直入町)
近くで草を刈っていた人に「入れ入れ」と言ってもらって入浴。
田んぼの真ん中にある共同湯(遠くから見ると風情が良い)で、析出が多い。
ささ濁りでやや熱めの炭酸味のするお湯。
- 七里田温泉 下湯温泉(大分県久住町)
七里田温泉館で許可を得て入浴。古びた建物で、
危険防止のため扇風機を廻しながら入る。
お湯は無色透明ぬるめだが、入った瞬間から肌に気泡が付き始め、
そのうち付ききれなくなった泡がどんどん上昇を始める。すばらしい。(2000年9月9日入湯)
- 筋湯温泉 旅館両筑屋(大分県九重町)(公式サイトはこちら)
民芸調に改築された建物で、貸切風呂が四つ(一つは露天風呂)。
お湯に特徴はほとんど無いがかけ流し。
うたせ大浴場のすぐ横にあるので、夜もうたせ湯の音が響いている。
(2003年4月28日宿泊)
参考文献
- 九州温泉大図鑑 NEW:九州タウン情報ネットワーク
- 散策図鑑べっぷ:おおいたインフォメーションハウス
- マップル情報版 大分:昭文社
- マップルマガジン 湯布院・別府・日田:昭文社
- おおいた温泉風土記:葦書房
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