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1/10スケール スバル・インプレッサWRC’99

 すっかりプラモ作りに覚醒してしまったオッサン。   前回完成した【R/C・ベンツ ウニモグ425】に引き続き、今回組み立てるのはタミヤ 1/10 電動RCカー、 スバル インプレッサ モンテカルロ 99(TT-02シャーシ)の組立キット。

スバル・インプレッサ  1/10電動RCカーシリーズで一番気に入ったのがウニモグ425で、次に気に入ったのが1/10RC トヨタ ハイラックス4WD ハイリフト(RN36)だったけど、 チトお値段に難点が.......。

 なのでここは無難に、もう少し身近なチョイスを選択することに。  で次に気に入ったスバル インプレッサに決定。

 自動車大国ジャパンにおいても、通の間でマニアックなファンも多い「SUBARU」車。  大手メーカーではないが水平対向水冷エンジンという世界でも稀少なメカを採用し、性能、 安全性とも他社のベンチマークとされる車を次々にラインアップしているメーカーです。

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スバル・インプレッサWRC’99......基本スペック

 スバルインプレッサ(IMPREZA)は、 イギリスのレーシングカーコンストラクター、プロドライブと提携してFIA 世界ラリー選手権(通称:WRC)という”市販車ベースの車が一般道での世界最速を競う” ラリー競技に1993年から参戦。

 この電動ラジオコントロールカー組み立てキット「スバル・インプレッサWRC’99」の実車は、1999年の世界ラリー選手権を戦った中でも、 伝統の一戦として知られる開幕戦のモンテカルロラリー仕様を再現したもの。

 2ドアセダンにオールアルミ製水平対向4気筒ターボエンジンを縦置きに搭載し、フライ・バイ・ワイヤーや6速セミオートマチック・トランスミッションなど先進装備を満載したスバル インプレッサは、 このデビュー戦でカンクネンが2位、バーンズが8位を獲得しています。

 1995〜1997年の3年連続でマニファクチャラーズ部門優勝、ドライバーズチャンピオン3回(1995年、2001年、2003年)を獲得しています。   ちなみに、IMPREZAとは、「紋章」、「金言」などの意を持つ英語"IMPRESA"からの造語だとか。

 残念ながらスバルはWRCのトップカテゴリーへの参戦を卒業する、という見解を理由に2009年末でWRC参戦の終了を発表。 これに伴ってワークスインプレッサのWRC参戦がなくなります。

1/10スケール電動RC スバル・インプレッサWRC’99 基本スペック
全長 442o
全幅 186o
全高 140o
ホイールベース 257o(スタンダード)
トレッド 前後ともo(スタンダード)
タイヤ幅/径 前後とも27/69o
フレーム 船底形状バスタブタイプ  TT-02シャーシー
駆動方式 縦置きモーター・シャフトドライブ4WD
デフギヤ方式 前後:4ベベルタイプ
サスペンション 前後ともダブルウィッシュボーン
ステアリング 3分割タイロッド式
ダンパー 前後ともフリクション
ギヤ比 9.58:1(標準)(別売のピニオンと組み合わせて11.38:1〜7.28:1までの10種類のギヤ比が選択可能)
モーター RS540タイプ
コントローラー バック走行可能なESC(エレクトロニック・スピード・コントローラー)



  

スバル・インプレッサWRC’99......パッケージ中身

 
 

1/10スケール スバル・インプレッサWRC’99 キット内容
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC パッケージ
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 各パーツ類。   ディスプレイ・モデルではないので細かなパーツがギッシリ詰まっている、という手強さはあまり感じず作りやすそう。

タミヤらしく各部品は精密に加工されている。
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC リアルなパターンのゴムタイヤ。

実車のタイヤ同様ラリー仕様の同径タイヤ。



用意する物

 このキットは本体のみなので別にスピードコントローラーと2チャンネルプロポセットが必要です。

 

用意する物/オプションパーツ

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スバル・インプレッサWRC’99......組み立て手順

 ボディは軽量で強度に優れているポリカーボネート製。  ただしバキューム成形されたままの姿なので、 不要部分の切り取りやマフラーやバックミラーなど取り付ける穴開けが必要になってきます。    ポリカーボネートは接着剤などの使用ができず、あんまりねじまげると白くなる性質があります。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC   ポリカーボネートボディの塗装はボディの裏側(内側)から行うのが特徴。  プラスチック用塗料で塗装すると衝突などのショックで簡単にはがれてしまうので、 ポリカーボネートスプレーをはじめ、ビン入りのポリカーボネート用塗料、マーカータイプのミニ四駆PROマーカーなど、専用の塗料を使用します。

 ポリカーボネート・ボディは指定のカットラインに沿って余分な部分やホイールアーチをカットしますが、カットを塗装前にやるか塗装後に行うかで一長一短があります。

塗装前にカットしておけば塗装後のカット作業でボディを傷を付けてしまうことはありませんし、塗装後にカットする方法だと塗装作業のとき手をかけられる場所が確保できて手が汚れにくくなります。

1/10スケール スバル・インプレッサWRC’99 組み立て手順
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC スバル インプレッサ モンテカルロ '99に使われているシャーシーはシャフトドライブ4WDの「TT-02」。 

バスタブタイプのメインフレームは、ロール時の路面との干渉を減らす舟形底面を採用。
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 中央を1本のドライブシャフトが通り前後輪を回転させる4駆方式。

走行用バッテリーを左、モーターを右に縦置きにレイアウトした好バランス設計。 レーシングパックはもちろんLF3700-6.6Vなどの角形バッテリーも搭載可能。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 前後の密閉式ギヤケースには4ピニオンタイプの樹脂製デフギヤを装備。

サスアームやアップライトを左右共通化して組み立てやすい。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC59 ホイルはゴールドに塗装済みのフィンデザインホイール。  ホイールハブはブレーキディスク風のデザイン。  ラリーブロックタイヤを装着。

ブレーキディスクローターはシルバーで塗装してリアルに仕上げ。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC キットには摩擦抵抗を軽減させる目的で回転部分に使うプラ&メタルベアリングが標準で付属してくる。  チューンナップするなら、 まずこれを金属製のボールベアリングに交換するのがお約束。

金属製のボールベアリングに交換することで回転軸の摩擦抵抗が軽減され、モーターの負担も少なくなり、バッテリー駆動時間も延びるという効果が期待できる。

マア、極端に目に見える効果は出ないまでも、標準のプラベアリングは使ってるうちに磨耗して金属製ボールベアリングよりガタが出やすくなるのは確か。
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 組み立て指示されている箇所のプラベアリングは、全て金属製ボールベアリングに交換。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC プロペラシャフトの軸受けにも金属製ボールベアリングを取り付け。

ココだけ見ると本物と見分けが付かないほどリアルなベベルピニオンギヤとスパーギヤまわり。

これだけでもモーターの負荷がかなり軽減されそうなフンイキ。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC パーツの組み換えなどによりホイールベース、車高、トレッドがそれぞれ2種類選べ、10種類の幅広いギヤ比が選択できるモーターマウントなどセッティングも楽しめる。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC サスペンションはフリクションダンパー装備の4輪ダブルウイッシュボーン。   サスアームやアップライトは左右共通化。

ただし、ベンツ・ウニモグとは異なりダンパーオイルを注入する方式ではなくスプリングのみのバネ効果。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC フロントアップライトまわり。

実車のレーシングカートのバンパーをイメージしたフロントバンパーサポートを装備するなど、遊び心もたっぷり。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC モーターまわりとバッテリー、FETアンプの収まり。

上下分割式のギヤケースなどにより整備性も高い。




スバル・インプレッサWRC’99......塗装

 
 

塗装
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC ボディを中性洗剤で洗いよく乾かしておく。

マスクシールを切り出してボディ内側からウィンドウ部に貼り付ける。

端もスキマが生じないように丁寧に貼る。
1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 小物の各パーツ類も塗装しておく。 

組み立てた状態で塗装するものと、ランナーに付いたままでやったほうが楽に塗れるものがある。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC ボディを内側からメタリックブルーでスプレー塗装する。

使用カラーはPS-16。

ボディから20〜30cm離し、一度に塗らず薄く数回に分けてスプレーする。

一気に塗ろうとすると、ダマになって塗料が垂れてしまう。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 組み立て説明書ではここでマスクシールをハガシ、ウィンドウ部をスモークで塗装、と指示されているが、今回は内装も自作する予定なので窓は塗りつぶさない。

ボディカラーだけで塗装を終えてしまうと写真を撮った時ボディ内側が透けてしまうので、ボディ内側全体をPS-12(シルバー)で裏打ち塗装する。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 塗装が乾いたらウィンドウ部のマスクシールを剥がす。

端が少々ハミだしていても、窓枠用のデカールを後で貼るとはみ出し部分が隠れるので、あまり神経質に削り落とす必要はない。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRC 塗装が乾いたらボディ表面の保護フィルムを剥がす。

この後ステッカーをボディ表面に貼っていく。

保護シートの上にデカールを貼ってしまうと台無しなので、デカールを貼る前にもう一度保護シートを剥がしたか確認。




スバル・インプレッサWRC’99......内装自作

 せっかくリ実車ソックリのシルエットを持つボディなのに、中身のラジコンメカが丸見えではリアリティさも半減。  たしかに組み立て説明書にも仕上げは窓ガラスに スモーク(PS-31)を吹きつけ、内部が見えなくなるよう指示されています。

 でも、ここまで完成度が高い外観を持つのだから、細部にもコダワリタイ。  そこで厚さ1ミリのスチレンボードB4で内部のシートやダッシュボード周りを自作することに。
 

内装自作
1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作 内装部の全体がほぼ完成。

実車を完全再現などという偏執狂的繊細さと根性は、ハナからもちあわせていませんから、要はシートがありハンドルがついている、 という一般的な車の内装のイメージです。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作 シートもイメージで。  実車はどんなシートなのかも知りません。

最初に右側の大きさで製作してみたが、どうも全体サイズからするとやや小ぶりで、しかもヘッドレストの高さがありすぎ .....こういうところだけは細かいかも。

そこでもう少し大きめで作ってみたのが左のシート。  コレぐらいがバランスも良さそうです。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作 シートを取り付ける前に、とりあえずシャーシーに内装ユニットを載せてみます。

モーターや受信機ユニットのでっぱりがあるので床面はその部分をくり抜いたり、 床の高さを上げたりして調整。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作 内装ユニットはシャーシーに固定せず、ボディを載せたらちょうどいい高さになるようロールバーを屋根と側面のカーブにあわせ取り付け。

ボディを載せることでシャーシーにピッタリと押さえつけられるようにしています。

1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作 全体をブラックで塗装すれば、多少はそれらしくなってくれます。

本当は計器パネルやコンソールボックスに縮小した実車の写真シールでも貼ればさらにリアリティさが出るとは思うのですが.........
1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作

1/10スケール スバル・インプレッサ WRCの内装自作




ディスプレイ用透明ケースの作成

 せっかく手間とお金をかけた作品も、その辺に置きっぱなしではいずれホコリまみれになってしまいます。    そこでアクリル板を使ってディスプレイケースを自作することに。


  

ディスプレイ用透明ケースの作成
アクリル製のケース 今回の製作に使用するアクリル板。  厚さ2oのもので450×300oサイズが2枚。  300×300oサイズも2枚使用。

もっと厚みがあったほうがいいのだがその分価格もアップするし、なにせ今回が初の製作でテストも兼ねている関係上(?)まずは2oのアクリル板で試すことに。

アクリル製のケース アクリル用の接着剤。  接着というと互いの材の貼り付け面にボンドを塗ってピッタリとくつつける、というイメージだが、 アクリル板を接着する場合は毛細管現象(?)を利用し接着剤を接着面に流し込むというかタラすという感覚。

アクリル用の接着剤は水のようにサラサラしており、このような成分だからこそピタッと貼り合わせた接着箇所のスキマにもラクラクと入り込めるのか。

むしろ、接着箇所がピッタリ密着していないと空気が入って綺麗に仕上がらない。

アクリル製のケース 箱物をアクリル板で組み立てる場合は互いの接合端面がピタリと垂直に密着していることがポイント。   少しでもスキマがあるとその部分はくっつかないので、テープで互いをしっかり密着させるよう丁寧に下準備する。

接着液をタラす場合、画像のように縦にしてやる方法と横にしてやる方法があるが、縦でやる場合、接着剤は下から上に向かって流し込む。

アクリル製のケース 箱物を組み立てる場合、しつこいが互いが正確に直角を保っていることがポイント。

直角定規などを使って垂直方向、直角方向をキッチリ合わせる。  ピッタリ合わせたらアクリル板が動かないよう、かつスキマが出ないよう、テープで互いをしっかり固定しておく。

密着していたら接着剤が入らないのでは?と思ってしまうが、アクリル用の接着剤は逆に接着箇所がピッタリ密着していないと空気が入って綺麗に仕上がらない。   垂直・直角を保ちスキマなく密着させてから接着剤を流すのがキレイに製作できる第一のポイント。

アクリル製のケース 接合箇所に接着剤の針を当て、お尻を高くして先端から接着液が自然に垂れてくるようにして滑らせながら接着剤を流し込んでいく。

流し込むスピードは横に移動する場合なら接着液がタレた1〜2cmほど後を針が追いかける速さで。

垂直にした材を接着する場合、上から流すとタダ漏れしてしまうので、下から上へ向かって接着剤を流し込む。

アクリル製のケース なんらかの原因で接着剤の針がつまってしまい出てこないことがある。

そんなときは針の先端を接着剤液にしばらく漬け込んでおくか、針の先端を軽く火でアブッテやると、つまりが取れる。

     
アクリル製のケース 作業完了したら最低でも10〜20分は動かさずにしておく。

    強度が完全に出るまで丸1日程度はおいておく。

     



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