出雲の幼児語

掲載している幼児語は、出雲地方で使用している(使用していた?)言葉で、必ずしも方言ばかりではありません。

あいた 怪我
あち〔2〕(あちち) 〔幼〕火傷、火、お灸
あっぽ 〔幼〕(子どもの)着物
あぼ(あぶ) お湯、お茶
あんこ 〔幼〕大便
あんも 〔幼〕餡餅
うんち 大便
えがえが 〔幼〕とげ(刺)
えんえんする 〔幼〕泣く
おじょおじょ 〔幼〕怖い怖い
おじょじょ 〔幼〕怖い怖い
おて 〔幼〕(物を貰うときの)重ね手
おんぶ 背負う
おんまさん 馬[おんまさんぱっかぱっか=子供を背中に乗せ四つん這いで歩く]
が(ん)じが(ん)じ 〔幼〕かみかみ
かっか お母さん
かっこ 〔幼〕下駄
かんこ〔2〕 〔幼〕たくあん漬け
こけこっこ〔1〕 〔幼〕ニワトリ
こけこっこ〔2〕 〔幼〕みかん(の袋実を破って袋をひっくりかえして)実をむき出しにすること
こっこ 〔幼〕ニワトリ
ごっちょしゃん ご馳走様(手を合わせてかがむ)
ころころ
ごろん 寝転がる[ごろんごろんごろん=連続寝返り]
しー 小便
じーじ お爺さん
じじーこく 〔幼〕小便する
ししわんわん 〔幼〕獅子舞
じょんじょ 〔幼〕草履
ぜんぜ 〔幼〕銭
ぞぞ 〔幼〕草履、履き物
たいたい
高い高い高い 子供を高く持ち上げる
だっこ 抱く
たった、くっく 履き物、靴
たっちたっち 立つ
ちっち
ちゃ(ー)ない 〔幼〕汚い
ちゃいする 〔幼〕捨てる
ちゃっちゃ お父さん
ちゅっちゅ 吸う
ちゅんちゅん 小鳥、雀
ちょちちょち 手を叩く
ちょうだえ 〔幼〕手を重ねて頂戴する
てて
でんすー(てんすー) 〔幼〕転ぶ
とっと、たーた お父さん
どでんすー 〔幼〕転ぶ
ないないする 《幼》(幼児に対して云う)しまっておきましょう
にゃんにゃん
にんぎにんぎ 手を握る
ねんぎまんま 〔幼〕おにぎり
ねんね 寝る
のんのしゃん 仏さん
のべのべする 〔幼〕体を反らして伸ばす〔2〕
のんのする 〔幼〕体を反らして伸ばす〔1〕
(にんぎにんぎ)ぱー (手を握って)手をひろげる
ばーば お婆さん
ぱい 捨てる
はいはい 這う
ぶ〔2〕 〔幼〕(赤ちゃんに飲ませる) 白湯や番茶
ぶーぶ 自動車
べべ〔3〕 〔幼〕汚いもの、不潔
ぺろぺろ 〔幼〕(魚の)煮こごり
ぼこ 〔幼〕(赤ちゃんに飲ませる) 白湯や番茶
ほんちょ 最愛の子
ぼんぼ〔2〕 お風呂
ぽんぽ
まーお
まんま ご飯
め! 叱るとき
めんめ 〔幼〕菓子
もー
もーする 〔幼〕四つん這いになる
もんも(もーも) 〔幼〕四つんばい
〔幼〕嘔吐、嘔吐物
げげ 〔幼〕嘔吐、嘔吐物
げろげろ 〔幼〕嘔吐、嘔吐物
わんわん

 

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