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ホームビデオカメラ(GR-C7)購入記

ビデオカメラGR-C7・外観 長男が誕生したその年、1986年にVictor(JVC)から発売されたばかりの、

「VTR一体型ビデオカメラ」GR-C7

  を購入(*1)。

当時はそれなりの価格(本体価格248、000円)でしたが安くなるのを待っていては子供の成長記録が撮れない、 ということで思い切ってボーナスをつぎ込んで即効ゲットした次第です........

当時のビデオカメラ宣伝コピーが

   「どこでも気軽にビデオ撮りができる夢のようなムービーです」

というもので、それまでプロやセミプロの人達しか持っていない大型で重いビデオカメラが、小型・軽量化され価格的にもムリすれば何とか一般ユーザーも手にできる、 いうマサに夢のような画期的な商品でした。

ビデオカメラGR-C7・横から見た画像



  
ビデオカメラVictor GR-C7
フォーカス イメージセンシング方式 オートフォーカス自動/手動切換可
レンズ 6倍パワーズームレンズ F=1.6 f=9〜54mm オートフォーカス・マクロ機構付/フィルター口径49mm
撮像素子 1/2インチCCD固体撮像素子
モニター 電子ビューファインダー(0.6型白黒ブラウン管)
録画時間 最大60分(3倍モード TC-20HGカセットで)
録画方式 輝度信号FM方式 色信号低域変換直接記録方式 VHS規格
記録メディア VHS Cカセット
電源 DC9.6V
寸法(W×H×D) 約121×165×223o(ビューファインダー収納時)
重量 約1,300g(ビューファインダー含む)
価格 ()内は購入価格 248,000円(255,000円 キャリングケース+ストロボ同時購入)
発売日 ()内は購入日 1986年 (1986年8月1日)


VTR一体型ビデオカメラ

ところでメーカーがCMでワザワザ「VTR一体型ビデオカメラ」とワザワザ銘打ったワケは、今の超ハイテク機器に囲まれて育った若者には理解できないと思います。

当時(1970年代後半)はVTR(記録)とカメラ(撮影)は別々なハードで処理するというのが一般的な時代で、このハード間をケーブル接続で使っていました。

「VTR一体型ビデオカメラ」というネーミングは、

    このビデオは「"その機能を一緒にしたんですヨ"」、

ということを大きく宣伝したかった(?)のでしょうね。

ちなみにビクターは“ビデオムービー”という名称を使い、ライバルのソニーは「カメラ」と「レコーダー」を一体化した意味で“カムコーダー”という名称を使っていました。

今では当たり前になっている機能も、昔からの地道な技術開発のおかげ、 ということで我々ユーザー側には大変アリガタイことです。

ビデオカメラGR-C7・バッテリー装置 充電器と電池パック。 本体後部にセットして使用します。



VHSコンパクトビデオカセット

初期のVHSビデオカメラは、記録媒体にはVHSフルサイズテープ(VHS方式カセット)を使用していて、現在のものと比べかなり大型サイズで重量もありました。

しかし、フルサイズテープの三分の一ほどの大きさの、"VHSコンパクトビデオカセット"(*2)(VHS-C)、 というテープを採用したことで、(GR-C7)は従来のビデオカメラに比べてかなりコンパクトな本体サイズにすることが可能になったわけです。

ビデオカメラ・使用テープの進化 上が一般的なVHSフルサイズカセット。

真ん中がVHS-C(コンパクト)ビデオカセット。

下が次世代のビデオカメラに採用されたミニDVテープです。(NV-DJ100記事)



外観

ビデオカメラ



ビデオカメラ操作部

ビデオカメラ・操作部

ビデオカメラGR-C7・ズームスイッチ



動画が撮影できる!!

「結婚式や子供の成長記録、旅行など人生の楽しい思い出シーンを残しておきたい」という想いは、円満な家庭生活(?)を送っているカメラ趣味の人なら誰しも持っていると思います。

それが音声つきの動画映像で記録できる、ということになれば臨場感が全く違ってくるわけで、「動画が一般人にも手軽に撮影できる」ビデオカメラが発売されたということは それほどエポックメーキングなことだったのです。

タイムマシンが発明されない限り人間は過去にもどることは出来ませんが、「その場面を動画記録」しておけば「思い出」、というカタチで時間をサカノボルことが可能になるわけで、 ビデオカメラというのはある意味、一種のタイムマシン(?)かもしれませんネ........

"カセットアダプター"について

動画はVHSコンパクトビデオカセット(VHS-C)に記録し、"カセットアダプター"を使えば、撮影した映像を家庭内のVHSビデオ機で再生できる、 というのもVHS派(*3)には便利な部分でした。

実は、VHSコンパクトビデオカセットは、一般的なVHSフルサイズカセットよりかなり小さいので、このテープを直接VHSビデオ機で再生させることは出来ません。

もちろんビデオカメラ本体があれば再生できますが、せっかく撮影した孫の動画を離れて暮らす親に見てもらうためには、家庭内のVHSビデオ機で再生させる必要があります。

そこで登場したのが一般的なVHSフルサイズカセットと同じサイズの"カセットアダプター"というもので、この中に撮影した"VHSコンパクトビデオカセット"をセットすれば、 あとは通常のテープと同じように扱える、という便利グッズです。

ビデオカメラ・カセットアダプター ビデオカメラ・カセットアダプター拡大



VHSテープ映像をDVDへ

DVD化が進むと気になってきたのが昔撮ったVHSテープです。

経年劣化やカビなどでせっかく取りためた貴重な映像が見れなくなる悲劇を防止するためにも、ここは早めにDVDに焼き直したいところです。

そのため購入したのがビクターの VHSテープも処理できるハイブリッドレコーダーです。

年々劣化していってしまう思い出のビデオテープを手軽にデジタル化する装置もいろいろ発売されています。

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このRP-HDVC1は、映像機器からパソコン・スマートフォンに動画を取り込むことができるビデオキャプチャーユニット。 古い家庭用ゲーム機やビデオデッキ、8mmカメラなど、コンポジット映像出力のみを持つ映像機器なども、付属のアダプターを使用することでパソコン・スマートフォンに映像を録りこむことが可能です。


DVDが取り出せなくなった

昔、VHSで録画したビデオをDVDレコーダーでDVDに記録しておいた映像をパソコンに取り込み作業をしていたら終了してもDVDが排出できなくなる現象が発生。


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