イラク戦争と松原団地駅

イラク戦争を決断したアメリカの大統領。
イラク戦争の遠因は911テロだが、ジョンレノンのイマジンは911テロ後、アメリカで、放送が自粛された。12月8日はジョンレノンの命日でもあり、太平洋戦争が始まった日でもある。

イラク戦争

sick イラク戦争で父を失ったみほ。雅夫は、みほの父親と直接会ったことはなかった。
みほは雅夫にとって、単なる幼なじみというだけだった。
二人の間には、なかなか越えられない壁がある。
雅夫は大きな壁をはっきり意識したのだった。
雅夫はみほの事を愛しているのか。
オバマ候補の政策 イラク戦争を終わらせる為に

松原団地駅

松原団地駅の少し手前で、雅夫がみほに追いつくという毎日で、
11月10日に映画を見て以来、朝はいつも一緒だった。
雅夫は息を止めて歩くトレーニングをしているので、
松原団地駅前で、みほと会う時は、いつも「はぁはぁ」していた。
そういう時、みほの「お早う、雅夫君」という声は、雅夫を元気づけた。
ホントは雅夫がみほを元気付けなくてはいけないのに。

(天の声)
みほも元気付けられていたんですよ。
雅夫の一生懸命さに。
「私もがんばらなくっちゃ」みほは、そう思っていたと思います。
しかし、乙女心としては、山への一生懸命さの半分でも、自分の方に向けてくれたなら、と、思っていたかもしれません。
ここで、雅夫の気持ちを推察すると、山への気持ちの3分の2ぐらいの気持ちで、みほの事を考えていたと思います。

どんなに大切な人でも、心が通じ合うというのは難しいのです。
「私の気持ちを解ってくれない」それは、長年つれそった夫婦でもあります。
それを乗り越えて行くのが、愛なのかなって思います。
愛は漸近線。いつまでも交わることなく、いつまでも近づいて行く。
(/天の声)

12月の松原団地駅

落ち葉 松原団地の遊歩道には、落ち葉が舞い落ちるようになった。
冬が近き、木枯らしも吹くようになった。

ある朝、雅夫が「はぁはぁ」しながら松原団地駅についた。
みほは、いなかった。
1本前の電車に乗ったんだろうか。
いや、それは、あり得ない。
雅夫は、遅刻ぎりぎりまで松原団地駅で待った。しかし、みほは、来なかった。
風邪でもひいたのかな。だったら、今メールするのは悪いかな。
しかたなく、一人で電車に乗った。

(天の声)
これは日常よくある些細な出来事です。
でも、その些細な出来事の積み重ねが世界を動かしていくのです。

偶然と必然 出会いと別れ

イラク戦争を決断したアメリカの大統領。
そのアメリカの大統領の両親の出会いは些細な出来事の積み重ねの偶然だったのか。それとも、必然だったのか。

難しい問題ですが、私は、人の出会いは必然だと思っています。
そう思った方が、人生楽しくなります。
ただ、出会いは必然でも、その後の展開は必然ではないでしょう。
一瞬、一瞬の人間の決断が、歴史を作っていくのだと思います。
歴史は必然と偶然の積み重ねだと思います。

次ジョンレノンのハッピークリスマス17へ続く

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。