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電動ガン・東京マルイ SIG550-1解体新書

　3点連射、バーストモード搭載の東京マルイの電動ガンSG550-1。

引き金をひいてもウンともスンともいわない現象でしばらくお蔵入りしていましたが、フトしたキッカケで電動ガン修理を思い立ち分解修理にチャレンジします。

エアガンとリアルガンページに東京マルイの資料から抜粋した姉妹銃SIG552のプチ記事がありますので、おヒマでしたらご覧ください。




オプションのシモンズ社製のライフルスコープ搭載の勇姿。 　　　このスコープは3〜9の可変倍率　40ｍｍ径のスタンダードモデル。

SIG550-1 分解

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SIG550-1 解体の手順
	【フレームロックピンを抜く】 フレームを貫通しているので指先で押し込み反対側から引き抜く。
	【ハンドガードカバー】 下側ハンドガードカバーを後退させ上側ハンドガードカバーを後退させ、後ろを持ち上げるように持ち上げればハンドガードカバーが本体から外れる。 下側ハンドガードカバーは目一杯後退させること。 ヒューズ点検、バッテリー交換はこうして行う。
	【ヒューズBOX】 この状態でヒューズBOXが露出する。 ギッテリーは細長いAKタイプを使用する。 ただ配線がかなりギチギチなのでセットするときには注意。
	【フレーム後部のロックピン】 フレーム後部の左右2箇所のロックピンをマイナスドライバで緩め両方とも外す。 どちらも同じ形状だが、右側のネジ座金が大きい。
	【ネジを取り外す】 ストックを折り曲げて、本体後部のプラスネジを取り外す。 ストック部の根元にある上下のネジを外せば本体からストックが外れるがこの後グリップを外せば自然に抜けるのでガマンする。 このときついストックを本体につないでいるピンをたたき出してストックを外そうとするが、ムリしないこと。
	【底部からネジ2箇所外す】 チャンバープレートの前方は皿ネジ、後方は普通のプラスネジ。
	【チャンバープレートを持ち上げ】 BB弾経路にかぶさっている鉄のカバー(チャンバープレート)を持ち上げ、抜くとき引っかからないよう退避させておく。
	【チャンバープレートの収まり】 チャンバープレートの凸部分はローアフレーム側のミゾに鉄板の出っ張りを引っ掛けているだけ。
	【アッパーフレームとローアフレーム分離】 アッパーフレームとローアフレームを少しずつズラしながら分離させる。
	【断線に注意】 配線がフレームのスキマにギッシリ押し込まれている。 組み付けではこのスキマに配線を押し込む。
	【配線を抜く】 配線をフレームに固定しているプレート二本の小ネジを外しサイドプレートを取り外す。 配線コネクタを抜きアッパーフレームとローアフレームを完全に分離する。
	【グリップエンドを外す】 2箇所のプラスネジを外し、グリップエンドを開ける。 サイズの違いに注意。　　前方のネジ(Ф2.6×7)が短い。　　後方ネジは(Ф2.6×10)。 グリップエンド裏側についているモーター位置調整用の丸い板の紛失に注意。
	【モーターの端子からコードを外す】 コードを外したら、モーターを引き出す。 組み立て時はモーターの方向に注意。　　モーターの＋端子側が前方になるよう向きをセットする。 特に黒コネクタ先端を曲げておき楽に差し込めるよう曲げクセを予めつけておく。
	【グリップを外す】 グリップを固定している内部奥のネジ２本を、長めの＋ドライバで外す。 グリップを静かに揺らしながら下方に引き出す。
	【ストックを外す】 ストックロックボタンを押し、ストックを折った状態でストック根元の皿ネジ２本を外し静かに引き抜く。 上のネジ(Ф3×12)が長いので組み立て時に注意。　　下のネジは(Ф3×6)。
	【ストックロックパーツを外す】 ストックロックパーツを抜き取る。 バネが付いているので紛失しないよう注意。 ここまで外す必要はないがついでに......
	【配線取り出し】 ２本の配線はグリップ内切込みの前方側の穴を通っている。 先端がL字に曲がっているので引っかかって取り出しにくい。　　ラジオペンチで先端をつかみつまみ出す。 コードがモーター回転部に接触しないよう組み込みには注意。
	【ストックを外す】 ここまで分解すればストックが外れる。 組み立て時はこの時点でグリップ取り付けと一緒にストックを取り付けないと後では組込めないので注意。
	【組み立て時の配線の様子】 モーターよりのコードとスイッチからのコードが狭い経路を通りやっかいな配線。 この状態でモーターを仮止めしてコードの長さをきめてから閉じないと後で長さの調整が困難。
	【左側セレクターレバー内部の可動部品取り外し】 セレクターレバーの下にあるイモネジを六角レンチで緩める。　セレクターレバーを外したら、内部にもう一つセレクター可動部品があるので、中央のネジを＋ドライバで外す。 この内部にはクリック感を出すためのクリップピンとバネの細かいパーツが組込まれているので紛失しないように注意。
	【左側セレクターレバー内部の可動部品取り外し】 内部(２つ目)のセレクターレバーの中にセレクター位置が正しいところで止める為の細いパーツ(クリップピン)と挿入するスプリングがあるので、外す際には紛失しないように注意。
	【セレクターレバー取り外し....右側】 右側もセレクターレバーの下にあるイモネジを六角レンチで緩め外す。　小さいので紛失に注意。 コチラには内部パーツはない。 取り付けはセレクターレバーの向きに注意する。
	【組み立て時のモーター配線の経路】 モーターよりのコードとスイッチからのコードが狭い経路を通りやつかいな配線。 この状態でモーターを仮止めしてコードの長さをきめてから閉じる。
	【メカBOXを外す】 ロアレシーバーを少し広げながら、メカBOXを上に引き上げる。 外れやすい部品があるのでゆっくりと外す。 組み立て時にはチョットさわったぐらいで左右のギヤがすぐ外れてしまうので、ロアレシーバーは上から押し込み慎重にかぶせる。
	【組み立てで忘れないこと】 組み立てのときロアレシーバー左側につくこのパーツを取り付け忘れしないよう注意。
	【左側メカ部】 左側のギヤかみ合わせ位置。　この下に黒い丸い部品がはまる。 黒のサインペンでマークしておき組み付け時にあわせるようにする。
	【ギヤの噛み合わせ位置に注意....左側】 上のギヤの出っ張りマーク位置と、下の小さなギアの出っ張りマークを合わせる。 組み付け時にあわせるようにする。
	【ギヤの噛み合わせ位置に注意....右側】 右フレーム側も上のギヤの出っ張りマーク位置と、下の小さなギアの出っ張りマークを合わせる。 組み付け時にあわせるようにする。
	【セレクター用のギアを外す....左側】 メカBOXを取り外したら、左側にあるセレクター用のギアを留めている＋ネジをドライバーで外す。 このギヤは反対側まで貫通する連結シャフトになっている。
	【反対側(右側)のセレクター用のギアを抜く】 右側のセレクターは左側ギアのシャフトとつながっている。 これを引っ張り出す。 シャフト先端の切り欠きが左側ギア根元の切り欠き部分に入るようになっているので組み立てでは向きに注意。
	【セレクタープレートを外す】 プラ製の黒いセレクタープレートはツメがフレームの切り欠け部分にはまっている構造なので、ムリに剥がすと破損する。 反時計方向にひねり、右下に引っ張る感じでズラしてはがす。 組み立て時は下のトリガーストップを組込んでからはめ込む。
	【メカBOX分解】 周囲6本のネジをメカBOXから外す。 グリップ側の2本はプラスネジで、以外はトルクスネジが使われている。 4本のトルクスネジは場所により長さが異なる。 ワッシャのないのは下側の前方部分のみで他は付いている。上段の後端はフレームに座金が張り付いている。
	【メカボックスアタッチメントの取り外し】 グリップ側のメカボックスアタッチメントは固くはまっている。　外れにくかったら打撃を与えて外す。 組み立てでは斜めの面があるほうが後ろ側になる。 M3×18ネジ、2本で固定されている。
	【メカボックスフロントカバー取り外し】 メカボックスフロントカバーも引っ張り上げて外す。 組み付け時ははめ込む位置に注意。 特殊ネジ(Ф3×18)で留められる。
	【ストッパーレールを外す】 メカBOX上部のストッパーレールを前方にスライドさせて外す。 固いので後ろから衝撃を与えて少しズラしニッパで引っ張り出す。 この時点で、メカBOXが分解出来る状態となるので、二つに割れないように、しっかりと押さえて作業を進める。
	【メカBOXを開ける】 メカBOXを開ける際には、シリンダーを押さえながらゆっくり慎重に行う。 特に後部のスプリングエンド部分が飛び出す事があるので隙間にピンセットを差し込んで飛び出しを防止する。 またはノズルを押し込んで置きラッチを解除する。
	【ギヤ部分の構成】 ややグリスが黒ずみ汚れが目立つ。 ただギヤの欠けやキズ磨耗は見られない。 三角形の黒いパーツはタペットプレートセット(ノズル・引きバネ付き)。
	【ラッチとギヤの組み付け】 モーターの力を受けるベベルギヤにかみ合うラッチの位置は図のとおり。 最初の組み付けでラッチを上向きにセットしてしまい再度分解・組み付けをやるハメに......
	【左フレーム側スイッチアッセンブラ部】 メカ部分解すると左側のスイッチアッセンブラ部(黒く長い)は簡単に取り外せるが、いったんメカ部を閉じてしまえばセット出来ない。 トリガを組込んでしまうと、トリガースプリングの先端(赤いコードの右)がフレーム外に飛び出してしまい、 この状態からスイッチアッセンブラ部をセットしようとするとこの先端に引っかかり最後まで押し込めない。
	【トリガースプリングの飛び出ている先端部研磨】 メカ部を組み立てるとき、アチコチの部品がひっかかりスムーズに閉じられず苦労する。　　なのでせっかく苦労して閉じたものを開けたくない。 そのためフレーム外側に飛び出したトリガースプリング先端をミニルーターで研磨して出っ張りをなくすことに。
	【スイッチ部分解】 スライドさせると小さい皿ネジが見える。 これを外すと反対右側のスイッチユニットが外れる。 表面に見えている小ネジは外さない。
	【スイッチ部の構成】 左の受け金具と、ここに入り込む右の半円状の接点にビツシリ黒い油汚れが付着している。 トリガーを引いても発射しなかつた原因は接点の油汚れか。 これが原因で引き金を引いてスイッチ同士が繋がっても通電しなかったものと思われる。

SIG550-1 マガジンの分解

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SIG550-1 マガジンの分解
	【底フタを引き抜く】 マガジン底のネジ(Ф3×8)をはずし、底フタを引き抜く。 これでマガジン内部(インナー)が抜けてくる。
	【インナー取り出し】 反対側から押し出せばインナーが抜ける。
	【内部構造】