ホーム夢の田舎暮らし⇒粘土で作るピザ窯

粘土で作るピザ窯

 『夢の田舎暮らし』で作りたいものはイロイロありますが、 まずはDIYでピザ窯から作ろうかナと考えています。   庭の一画に東屋を建て、 昼飯はもっぱら青空のもとピザ三昧、というシーンを今から妄想しています。

ピザ窯の製作  ピザ窯は耐火レンガで作るのが王道ですが、日本には昔から土で作った『カマド』というものがありますから、土でピザ窯作ってみるのも面白そう。

なにせ、畑の下は粘土層の土なので、 メインの材料費はタダ。  ということで、今回はユーチューブ《https://www.youtube.com/watch?v=Z0qGFzo8MI0》を参考にして、粘土でピザ窯を作ることに挑戦してみます。

 そもそも、ピザ窯はどうしてあんなに美味く焼き上げるか、要は、下から焼くというより、窯の中を高温にして輻射熱で焼く、のが基本。

つまり、ピザを焼くということは、 窯の内部温度をいかに上げるかが勝負。   蓄熱性のある材料を使い、内部が高温になるようムダに大きい空間は避けて、しっかり密閉空間を作れば、誰でも美味しいピザが焼ける、ということですから、 あまりムズカシク考えずにピザ窯作りに挑戦します。

《ピザ窯で焼く手順と原理》は.......

というわけであのアツアツの、外はパリパリ、中はもっちり、というメチャうま・ピザが出来上がるわけです。

 ピザ窯には「スクエア型」、「ドーム型」、「アーチ型」などのデザインがあって内部構造により空気の流れが違うから焼き上がりにも違いが出る.......などのコダワリ論もありますが、 それは「究極の話として......」のレベルでありシロウトの我々が最初から追求する話ではアリマセン。

 窯内部がピザが焼ける温度の200〜300度程度になるものなら、どんな形状のピザ窯であろうが十分おいしいピザが焼きあがるハズです。 ところでピザ窯......... ピザやパンを焼くだけでなくいろいろな材料でやってもカナリ美味しく焼き上がるようで.........

イロイロな食材候補の中でまずやってみたいのは、カボチャの窯焼き
アルミホイルに包んで250度ほど熱した窯に放り込み30分ほどすれば........パンプキンパイの出来上がり。
そのほかやってみたい食材は.........ローストビーフ・トウモロコシ・さつまいも・ナス・etc。(2024.5.25)


材料は畑の粘土質の土

     

ピザ窯の製作 【「カマド」は土で作られている】

ピザ窯の製作には、耐火煉瓦を使うのが一般的だが、日本には昔から土で作った「カマド」があるので、土を使ってもいけそう。

昔の土製のかまどには、湿度調節や乾燥後のひび割れを防ぐ効果がある「塩」が混ぜ込まれていた。

三和土(土間)を作るときも、土 + 石灰 + にがり、を使っていた。  海水から硫酸カルシウム・塩化ナトリウムを除いたのが、にがり。
ピザ窯の製作 【材料は裏庭の赤土】

本当は粘土質の土が理想だが、近場には見当たらない。

そこで裏庭の小山の土を使うことに。

試しに、水を混ぜて練ってみるとそれなりの滑らかな陶土っぽくなる。  これなら、ピザ窯作りに使えるかも。

粘性が強いと割れやすくなるとされるので、土や砂を入れ粘性を弱くする。  さらに、つなぎとしてワラを入れる。
ピザ窯の製作 【かまど材料の配合】

第一層は土と耐火セメント、砂、もみ殻を、5:1:1:1で骨格層を形成する。  その上を金網で覆い、第二層は土とワラ1:2で蓄熱層。 第三層は仕上げで土と砂1:1。  カサ増しのため、砂利を入れてもよさそう。

乾燥後のひび割れを防ぐため、モミ殻とワラを混ぜる。  金網でも代用できそう。  ワラは15センチほどの長さにカットし、予め水につけておく。

耐熱性と強度を上げるため耐火セメントを混ぜるが、耐火セメントは水分を吸い込むため、土が固まりやすく、玉になってしまいやすい。
ピザ窯の製作 【材料を混ぜる】

土をこねるときは、ある程度トロトロになるまで、水を入れながらよく混ぜる。  練り上げた土は耳たぶくらいの硬さがベスト。

耐火セメントではなく、砂でも行けそうな気はする。  混ぜる量はさほど多くなくてもよさそう。

   塗るときは、外周にそって壁をつくっていく。  このとき、ハンバーグをこねるときと同様、空気を抜くようにしていくのがポイント。

コンクリ−トなら数日で固まってくれるが、土は完全に固まるまで2週間程度。






 

土を使ったピザ窯の作り方

     

ピザ窯の製作 【ピザ窯が載るテーブル台を作る】

テーブル台の天板は、バランスボールが突き出る大きさの穴を開けておく。

今回は650mmサイズの穴。  天板の厚さは12oの構造用合板。  幅・910mm。 奥行き・1088o。

フレーム高さ・850mm。 幅・910mm。 奥行き・1088o。

各部材のサイズは、ピザ窯台の製作を参考。  バランスボールを入れるため、F材は取り外しておく。
ピザ窯の製作 【半円の穴に、ドームを形成するバランスボールを入れる】

台を円形にくりぬき、土台としてバランスボールを入れ、下で動かないよう固定しておく。

バランスボールが半円形状ドームの下地となる。

前縁からバランスボールまで310mm。 左右と後ろの間隔は128mm。

ピザ窯の製作 【入口煙道部分の型枠】

半円状にカットした板や、折り曲げられるよう裏面にスリットを入れた天井材を組み合わせ、煙道となる部分の骨組みを作る。

入口高さは300mm。  土が乾いたら取り外すので、あまり頑丈にはしない。

曲線部分は、丸鋸で裏面にスリットを入れておくことで曲げやすくなる。

ピザ窯の製作 【煙道部分とボールの接地面のライン写し】

煙道部分の球体ピザ窯に接する曲線ラインを写すには、先端にエンピツを付けた当て木を、ボール表面に当て移動させることで写す。

この方法は、デコボコした壁に沿ってカーペツトを密着させ張るときなどにも応用できる。

ピザ窯の製作 【煙道部分の加工】

球体ピザ窯に沿って写したラインを、ジグソーでカットする。



ピザ窯の製作 【煙突の型枠】

煙道部分に接する箇所は、カーブに沿って曲線に切削しておく。







ピザ窯の製作 【煙道・煙突ユニットをドームに合わせる】

バランスボールに、曲面にピッタリ添うよう、煙道ユニット、煙突ユニットをセット。

この状態で、補強用金網の型取りしたら、全体表面に練った土を貼り付けていく。





ピザ窯の製作 【事前に補強用金網の型取り】

土だけで塗っていくと、強度の面で弱いので、1つ層目の土を塗った後、2層目の土を塗る前に、補強用金網を入れるが、予めその金網の型を、この時点で取っておく。

一層目の土を塗っていく前に、金網で全体を覆うように型取っておく。

全体が形づくられたら、金網は一旦取り外しておく。



ピザ窯の製作 【土を貼り付けるまえに、支えを当てておく】

全体を土で覆っていくまえに、土の重さでバランスボールが下がっていかないよう、支えを当てておく。

バランスボールには、パンパンになるよう十分空気を注入しておく。

それでも土を盛りつけていくと、バランスボールは少し潰れてくる。
ピザ窯の製作 【一層目に土を貼り付ける】

最終的に全体が50mm程度の厚さになるよう、土で覆っていく。

土はしっかりコネておくこと。  柔らかすぎるとタレてくるし、硬すぎるとポロポロ剥がれてしまう。

ピザ窯の製作 【2層目を塗っていく前に金網をかぶせる】

2層目の土を塗る前に、補強用の金網をかぶせる。  金網には次に塗る土がずり落ちてこない役目もある。

金網が無かったら、1層目の土に全体的に筋を引いておく。  金網があったほうが、強度的に有利。



ピザ窯の製作 【2層目を貼り付けていく】

24時間程度乾燥させたら、被せた金網の上に、2層目の土を塗っていく。

土の厚みは、100mmは欲しいので、2層目は50mm程度の厚さになるよう、全体を土で覆っていく。

全体を均一な厚みになるよう成型したら、2層目の塗りつけは完了。



ピザ窯の製作 【ほぼ土を貼り終えた状態】

煙突部分以外は貼り付けは終了。

全体を均一な厚みになるようコテで成型したら、土の貼り付けは完了。

2週間程度で乾燥する。

直射日光にさらして一気に乾燥させてしまうと割れやすくなるので、防水シートなどで全体を覆っておく。

ピザ窯の製作 【バランスボールを取り出す】

乾燥したら、バランスボールの空気を抜き、下から抜き取る。





ピザ窯の製作 【骨組み材の撤去】

煙道部分の骨組み材を、内側から叩いて外す。





ピザ窯の製作 【煙突部の骨組み材を撤去】

煙突部分の骨組み材を外す。

骨組みの撤去が終了したら、作業テーブルから一旦ピザ窯を他の場所へ移動させておく。  次は焼き床を造る。








 

焼き床の製作

     

ピザ窯の製作 【くり抜いていた円板を、元に戻す準備】

バランスボールを入れるためくり抜いていた板を、元に戻す。

周囲にくり抜いていた板を受け止めるストッパーを取り付けておく。





ピザ窯の製作 【フレーム材Fを元に戻し、穴の開いた天板を載せる】

バランスボールを入れるため取り外していたF材を元に戻してビスで固定する。

がらんどうで作業しやすい状態の今、内部底板を取り付けておく。



ピザ窯の製作 【天板のくり抜いていた円板を、元に戻した状態】

くり抜いていた円板を、元に戻した状態。

この天板の上に、焼き床を製作していく。





ピザ窯の製作 【焼き床となる基準ラインを書いておく】

焼き床となる天板に、ピザ窯本体のラインを書く。

先端は、定規を使い緩いアールを付けておく。

焼き床はピザ窯本体より10mmほど大き目に作る。



ピザ窯の製作 【焼き床の型枠を作る】

焼き床の形に形枠を作る。

小さい木片で全体の形状を形作ったら、焼き床の高さと同じになるような型枠板を、周囲に張り廻す。

曲線部分は、ギター作りのようにスリットを入れておくことで曲げやすくなる。

丸ノコの刃を、板を切断しない深さに出しておき、切れ目を入れていく。
ピザ窯の製作 【焼き床型枠の完成】

ピザ窯のサイズに、型枠材を張り巡らし、板で流し込む材料が流れ出さないよう囲う。

底には漏れないようビニール等を敷いておく。

ピザ窯の製作 【焼き床型枠に土を入れていく】

1層目として半分ほど流し込む。

上面はキレイな水平面にする。



ピザ窯の製作 【補強用の金網を敷く】

1層目を平らにしたら、補強用の金網を敷く。 金網全体を1層目に沈める感じで押し込んでおく。

その上に、2層目の材料を天端まで流し込む。

流し終えたら、上面を均し、キレイな水平面にする。 ここがピザが置かれる焼き床になるのでキレイに仕上げたい。

コツは、大盛に盛っておき、平らな材で天端に添い、出来るだけ水平になるよう、丁寧に掻き落とす感じ。
ピザ窯の製作 【乾いたら型枠を撤去】

24時間程度乾燥させる。

乾いたら、型枠を外す。



ピザ窯の製作 【焼き床の完成図】

この焼き床の上に、ピザ窯の本体を載せる。

焼き床の円形部の大きさは、バランスボール用の穴より大きく作っておく。

重量があるので、穴より小さくしてしまうと、落下してしまう。

ピザ窯の製作 【ピザ窯台の仕上げ】

ピザ窯台に、外板と扉を取り付け完成させる。





ピザ窯の製作 【焼き床にピザ窯本体を載せる】

焼き床にピザ窯本体を載せる。

運ぶときは重いので、数人がかりとなる。

ピザ窯の製作 【ピザ窯全体図】

テーブルの焼き床に、ピザ窯本体を載せた状態。

焼き口部分には、鉄製の扉をつける。

全体高さ・約1700mm。  地面からピザ窯ドーム天井までの高さ・約1450mm。

ピザ窯の製作 【扉は必需品】

入口に扉を付けたら完成。








 

ピザ窯台の製作

     

ピザ窯の製作 【ピザ窯台のフレーム構成】





ピザ窯の製作 【フレームの展開図・全体】





ピザ窯の製作 【フレームの展開図・内部】





ピザ窯の製作 【背面フレームの構成図】

DとDG、DとEBは、面一で構成する。



ピザ窯の製作 【脚部の寸法図】

@C、ABは、全て同一形状。  



ピザ窯の製作 【柱部材の寸法と加工図】

BCDEとも同一形状。

長さは850mm。  上端の欠き込みは、端から44mmの位置から、深さ45mmで欠き込む。

下方の欠き込みは、地面から111mmの位置から、深さ30mm、長さ89mmで欠き込む。

ピザ窯の製作 【部材Dの寸法図】

Eの寸法。  長さ1000mm。  両端欠き込み部・端から45mmの位置で45mmの深さに欠き込む。

真ん中の欠き込み部・端から481mmの位置から、38mmの長さに深さ40mmで欠き込む。

ピザ窯の製作 【部材Dの寸法図】

Fの長さ910mm。  欠き込み部・端から38mmの位置で48mmの深さに欠き込む。

Dの長さ834mm。



ピザ窯の製作 【ピザ窯台のフレーム構成】

Aの寸法。  長さ834mm。  38×40mm。 2×4材を半分に割ったものを使う。

Dの寸法。  長さ561mm。  38×40mm。 こちらも2×4材を半分に割ったものを使う。



ピザ窯の製作 【ピザ窯台のフレーム構成】

Bの寸法。  長さ970mm。 2×4材を使う。

Cの寸法。  長さ834mm。 2×4材を使う。

Eの寸法。  長さ758mm。 2×4材を半分に割ったものを使う。



ピザ窯の製作 【内部の床】

床材の寸法。  長さ1048mm。 1×4材を9枚使う。

端の一枚は切り欠きを設ける。 端から51mmの位置で20mmの深さに欠き込む。

もう片方の端は、幅42mm。  長さ1028mm。
ピザ窯の製作 【床を張った状態】





ピザ窯の製作 【側板】

側板イの寸法。  高さ561mm。 幅910mm。

後板ロの寸法。  高さ561mm。 幅834mm。



ピザ窯の製作 【扉部分の寸法】

ベース寸法。  高さ650mm。 幅415mm。

飾り板@寸法。  長さ650mm、幅70mm×4枚。

飾り板A寸法。  長さ275mm、幅70mm×4枚。

ピザ窯の製作 【くり抜いていた円板を、元に戻した状態(2)】

この時点で、ピザ窯台に外板や扉を取り付けて仕上げてしまってもいい。

ただ、作業中に扉などが汚れないようにする必要がある。



ピザ窯の製作 【焼き床の完成図(2)】












 

耐火レンガを使った製作

     

ピザ窯の製作 【】





ピザ窯の製作 【コンクリートブロック】

コンクリートブロックのサイズは、JIS(日本工業規格)にて定められている。

高さ・190mm、長さ(幅)・390mm、奥行き(厚さ)・100/120/150/190mmの4種類。

外構業では120mmが比較的多く使用される。
ピザ窯の製作 【コンクリートブロックで土台を作る】

2列・3列・2列の、5段重ね。  全部で35個のコンクリートブロックを使用。

これで、外寸で高さ・950mm、幅・1170mm、奥行き・800mmの土台を作る。

コンクリートブロックは、モルタルを10o程度の厚みにして接着する。  鉄筋はD10(太さ10mm)を使用。  鉄筋が入っている穴だけモルタルを詰める。
ピザ窯の製作 【コンクリートの練り方】

セメント、砂利をよく混ぜたら、山を作り中央を開けておく。

そこに適量の水を流し込む。

スコップで、よくかき混ぜる。

ピザ窯の製作 【耐火セメントで焼き床を作る】

8pの深さの枠を用意し、そこに耐火セメントを半分まで流し込む。

強度を高めるための鉄の格子を入れる。

残りのセメントを流し込み、平らにする。  乾いたら、焼き床の完成。

ピザ窯の製作 【焼き床】

十分乾燥したら、土台の上に載せる。



ピザ窯の製作 【焼き床の上に耐火レンガを敷く】

焼き床の上に耐火レンガを敷き詰める。








 

ピザ窯の種類

ピザ窯の種類には薪を燃やす床の設置場所により「単層式」か「二層式」に分かれます。

「単層式」は"薪を燃やす床"と"ピザを置く床"が一緒なので窯が十分に温まったら、 いったん床から薪(オキ火)をかき出し掃除してからでないとピザを入れられません。    それに対し「二層式」は上段は"ピザを置く"「焼き床」、下段は薪を燃やす「火床」と分けられるので オキ火を取り除く手間もいらず連続で焼くことが可能となります。

屋根の形状も平たい「スクエア型」や、お椀をそのままかぶせたような半円の「ドーム型」、 スクエア型で屋根が半円のアーチ状になっている「アーチ型」ものなどに分かれます。

ピザ窯の理想形状は、上から見てスプーン状横から見ると丸くなっているもの、 ということですが四角いレンガでこの形状を構築するには初心者にはハードルがやや高そうです。

屋根を丸みを帯びさせて作り上げるには最初からはなかなか難しいでしょうから、まずは簡単な構造からスタートして徐々に腕を上げていくしかなさそうではあります。


  

ピザ窯のスタイル 主なポイント
ピザがま画像・単層式アーチ型
【単層式アーチ型】

屋根がアーチ型(カマボコ状)のピザ窯。

よく見かける形ですが、天井を半円形にすると熱が回りやすいという利点があるそうです。

どのタイプのにも言えることですが、注意したいのは窯を大きくしすぎないこと.......

窯内部に大きな空間を作ってしまうとなかなか暖まらないので無駄に大きくデザインしていないか、製作前によく検討します。

ピザがま画像・単層式ドーム型
【単層式ドーム型】

製作はやや面倒そうですが、半球形の内部はとくに熱が回りやすく、天井や壁面から焼き床の中心までの距離が均一なのでピザの焼きムラもすくなくなるのだとか。

この型に限らず、ピザ窯製作ではモルタルが完全に硬化する前には火入れしないこと。
モルタルやレンガの水分によって微妙な収縮がおこり最悪クラックがはいってしまうことも......

ピザがま画像・二層式
【二層式アーチ型】

火床(下部)と焼き床(上部)が分かれている二層式は使いやすさに優れます。

単層式よりは製作の手間はかなりかかりますが、火床と焼き床が分かれているので、薪を燃やしながらピザがドンドン焼けます。

窯口を小さくすれば熱が逃げにくいが、小さ過ぎると空気の流入が少なくなり薪が燃えにくい。




⇒サイトマップ

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扇型の耐火レンガ

アーチ式のピザ窯製作で面倒なのは、四角いレンガでアーチ状に組み立てていくこと。

扇型耐火レンガ どうしても隣のレンガとスキマが空いてしまいますが、「磐城シャモット」から販売されている 「簡単アーチ石窯君」は、キットの扇型の耐火レンガを積み木のように組上げるだけで、 誰でも簡単にアーチ式ピザ窯が製作できます。



扇型窯


   

種 類 規 格 個数
耐火レンガ・標準 230×114×(65/65o)
耐火レンガ・Y-1 230×114×(65/59o) 6個
耐火レンガ・Y-2 230×114×(65/50o) 36個
耐火レンガ・Y-3 230×114×(65/32o) 15個



万能スライド丸ノコ

普通レンガよりも硬い耐火レンガをサクサク切断できるのが、イギリスの電動工具メーカー「エボリューション社」の万能スライド丸ノコ。
レンガ以外に、鉄・タイル・木材なども切断できますから、DIYガーデナーにはこれ一台あればなにかと重宝しそうです。

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ピザ窯のデザイン検討

田舎に製作予定のピザ窯の設計をイロイロ検討していて、ほぼ基本デザインが固まりました。

ピザ窯のデザイン検討画像
《ビザ窯設計図》


【ピザ窯の構造は】

まずピザ窯は2層式ドーム型に決定。
理由は、1層式だとピザを何枚も焼くのがメンドウそうだから.........
それと、屋根の形は半球形に拘りたいところで、理由は半球形内部はとくに熱が回りやすく、天井や壁面から焼き床の中心までの距離が均一なのでピザの焼きムラもすくなくなる、 というメリットがあるから。

【1層式のピザ窯で焼く手順】

というサイクルを繰り返すわけですが、 2層式では「火床」と「焼き床」が別になっており、中のピザが焼けたら即次のピザ生地投入という連続ワザが可能なので、 食い意地が張っている身としてここは外せないトコロです。

また火床の薪を片付けてそこでパンなど焼けば、上下二箇所同時に調理できるという合わせワザも可能です。   パンを焼く場合は熱が逃げないよう必ず窯口をふさぐ必要があります。(ピザ焼きでは必ずしも扉がないとダメ、ということは無さそうです)

 ただ、ピッツァの本場ナポリでは「美味しいピッツァを焼くところでは単層式の窯以外見たことがない」という話もあるようで、それほどムキになって2層式にコダわる必要もないのですが......

 ちなみに「ピザとピッツァは全く別物」だそうで、本来のピッツァ生地は小麦粉、水、塩、ビール酵母のみを使うのだとか。  アメリカンピザは惣菜パンに近く、ナポリピッツァは具を楽しむというより 生地を味わう料理だといわれます。

  【作業台】

調理の下ごしらえや盛り付けなど、作業台はやはり必需品です。
せっかく美味しいピザが焼きあがっても地べたに置いたお皿に盛り付けでは気分もトーンダウン・・・・・・・
扉を開ければ中に調理器具・薪などをしまっておけるよう、大型の作業台が欲しいところです。

【立水栓】

調理作業に水場はかかせません。
ただ、普通の水道蛇口ではせっかくのガーデニング気分も台無しなので実用性プラス、庭の雰囲気アップのためのデザイン性が欲しいところです。

【屋根】

設計図にはまだ描いていませんが、せっかく作ったピザ窯を長持ちさせるためにも雨風を防げる屋根は是非作りたいところです。


ピザ窯の内部構造検討

2層式ドーム型ピザ窯の内部構造を検討してみます。

ピザ窯の内部構造検討画像


下段火床からの熱が伝わりやすいよう、上段焼き床の奥はスキマを開けておきます。

工事に手間はかかりますが、ピザ窯には煙突をつけたほうが薪の燃焼効率が上がり排煙もスムーズにいくようです。
耐火レンガを加工してコの字型を組み合わせ、目地には耐火コンクリートを詰め下の火床から昇る煙を上に逃がすよう煙突を作っていきます。
煙突には温まった窯の熱が逃げないようダンパーをつける予定です。

実際ピザを焼くときはスス切れ(天井が白くなる)したら窯の熱が逃げないよう、煙突口を耐火レンガでふさいでおきます。


キャンプ場でピザを焼きたい

 ピザ大好き人間にはキャンプ場に行ってもピザを焼きたい、というピザ・フリーク(?)がいるかも。

そんなワガママ・リクエストに答えてくれる便利道具があります。   一台で「オーブン料理」、「鍋料理」、「オーブン料理+鍋料理」、「焚き火台」、「ダッチオーブン料理」 ができるといううたい文句のLOGOS the KAMADOという万能カマドです。

 別売りの焼き網をセットすればBBQも可能という5通りプラス1の使い方ができるスグレもので、マサにキャンパー御用達のキャンプグッズです。

LOGOS the KAMADO この「オーブン料理」機能でピザが焼けます。   使ってみた感想としては、多少コツは必要だけど十分使えるな、という印象でした。    ポイントはしっかり設定温度まで余熱することと、焼くときは火床周囲にも火種を集め、周りをダンボールやアルミホイルで囲い熱を逃がさないようにする、という点に注意すればいけます。

 チャンと温度計も付属していて天板に設置し温度管理できるようになっており、これなら庭が無いからピザ窯なんか作れないよ、とお嘆きのオトウサンの自宅でも、ベランダでピザが焼けるかも。

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ピザ窯製作の材料

ピザ窯の材料 主なポイント

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【耐火コンクリート・アサヒキャスターCA-13T】

ドーム部分や耐火レンガの目地に使用するコテ塗り用の耐火コンクリート。

通常のセメント同様、水で練って施工し常温で硬化するので扱いやすい。



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【アンティーク耐火レンガ】

ガーデニングで使うレンガならやはりアンティーク風のレンガがしっくりなじむかも。

カドがいい感じに不ぞろいで微妙な風合いをもつアンティーク耐火レンガは新品レンガにはとうてい出せない雰囲気が出ます。

およそ1300度の耐熱性があるのでピザ窯にも安心して使えます。



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画像は参考品で30cm×30cmのもの。 サイズ的に60cm×30cmは欲しいところなので、ホームセンターなどで探して見ましょう。
【焼き床用の平板】

ピザ窯は2層式のピザ窯を製作する場合、火床には耐火レンガを敷き詰め目地に耐火コンクリートを使いますが、 上部の焼き床は大判で板状のものを左右に架け渡して使う方法がベスト。 出来れば60cm×30cmの大きさは欲しいところで、それにピッタリの板状ものが水はけのいい舗装材の「透水平板」というもの。 その「透水平板」に耐火コンクリートを塗りこんでやれば耐火性にも問題なし。



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【耐火レンガ】

耐火レンガは耐熱性を高めるために作られたレンガで高温に耐えられます。
(耐火レンガ表面の刻印がSK32なら約1100度、SK34なら約1300度まで対応)

ただ、普通レンガに比べると耐候性は劣ります。



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【普通レンガ】

ピザ窯の内部は200〜300度まで温度があがりますが、普通レンガは200度以上の熱に常にさらされる環境で使えるような耐熱性はありません

もし使った場合は強度が保てず割れたりヒビがはいる危険性があります。

しかしそれほど温度が上がらない窯の外側に使用するなら、耐火レンガに比べると耐候性が高いので外壁材としては有効です。

普通レンガはもともと外壁に使われることが多いので耐候性が高く、風説に長年耐え、酸性雨や紫外線に対しても抵抗力があります。

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【耐火コンクリート】

耐火コンクリートは耐火骨材と耐熱性が高いアルミナセメントが混合されています。

適量の水を加えて練ってから使い、常温なら一晩で固まります。

ピザ窯製作には、13Tというより細かな骨材が入っている品番のものがオススメです。




   
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