![]() | 653で「いまこういう参考書はありません。」と書きましたが、ありました。訂正します。志賀浩二先生の一連の数学啓蒙書です。文章も現代風の読む人に親切な語り口の文体で書かれています。 |
![]() | つまり本田美奈子.さんは自らのアタマで考える人なのです。人に言われたからとか、人がこうしているからとかで自分の行動を決するのでなく、自分のアタマで考えて行動する人なのです。それは美奈子.さんがもって生まれたものなのです。それが芸能界で生きることになって、ああいう形で花開いたとボクは見ています。あのマリリンだって、衣装から、当初顰蹙ものだった腰の振り方からみなご本人が考案したものでしょう。幾多の試練を経て「ミスサイゴン」に出会い、大ケガを乗り越えてその役を完璧にやりおえたみずからの努力に裏付けられた充実感と達成感がまた美奈子.さんを大きく成長させ、美奈子.さんはますます自信と誇りを持って、しかしその中にはまわりの人の助力でここまできたという謙虚さも兼ね備えて、すなわちそれが人格的成長というものなのですが、自らの音楽世界を築きあげていったのではないでしょうか。 話しは変わりますが、リミットn分の1=0を示したとき「0になるなんておかしい。」と声を発した子がいます。「だってあくまでちっちゃくなるけど0になんかならないじゃんか。」というわけです。そこで「その通りだね。でもリミット記号のイコールはあくまで近づいていくという意味で、x=0ということとは違うんだよ。」といいます。「だから、リミットn分の1=0は、100分の1とか1000分の1とか10000分の1とか、分母をどんなにでかくしても0を超えて負の数になることはないことを保証する意味だよ。」といいます。すると納得してくれました。新講数学は数2までは改訂版が出たのですが、数Ⅲはでませんでした。三省堂に再版を掛け合ったこともありますが、ケンモホロロにあしらわれました。そのとき担当編集者が「5000部売れますか。」といっていたのが印象的に残っています。ああいう本の採算ラインというのは5000部位なんですかね。著者の赤先生にもお願いの手紙を出しましたが、体力的に無理というお返事であきらめたことがあります。何事によらず体力というのは基盤なんですね。 |
![]() | ケイさん、「アピタイザ―」が、届きました。最初は、正直「戸惑い」を感じました。露出が多いからです。でも、やっぱり「可愛い」し、「綺麗」だし否定する気にはなりませんでした。以前の私でしたら、「セクシー」と言う言葉が嫌いで、すぐに、そっぽ向いてしまっていたかも知れませんが、今はそんなふうには全然思わないのです。「美奈子さんだったらみんな好き」、そんな感じです。右脇の下にホクロがあるのでしょうか、これも好き、たぶん、ジフテリア予防接種の痕が残っていても、きっと好きだと思います。 「週刊現代」朝一で見てきます。お知らせ有難うございます。 zyam62さん、美奈子さん、本当に真面目な方だったようですね。アイドルが好きでなかったことから考え、元来の性格であったのか、それとも人生経験によって性格が変わって行ったのか本当に不思議です。たぶん両方だと思いますが、ミス・サイゴン以前の崖っぷちから這い上がってきたことは重大な切っ掛けであったことに想像に難くありませんし、また、元々の気質がそうでないと、急に人は変われるものではありませんから、恐らくその両方だったのでしょうね。30代の美奈子さんの美しさを、zyam62が強調されているのも、全くうなずける話です。 『Lim 1/n(n→∞)=0』では本当に困りました。1/nのnに、どれほど大きな値を代入しても絶対に0にはならないのは明白である上、第一、∞が示すところも無限なんて絶対に有限宇宙に存在する訳がないと思いました。しかし、「いや待てよ、人の頭の中の観念としては∞は存在しえるし、Lim の意味するものは、計算をしなさいではなく、この計算をドンドン繰り返して行くと何に近づいて行くか、その値を示せである」と考えられるようになるまで、不思議で不思議で、莫大な時間を要しました。もちろんそんな説明どこにもありません。「新講数学」を知っていたら、そんな苦労も必要なかったのかも知れませんね。でも私は専門家ではない特権を最大限に生かして、前進そのものが目的ではなく、考えることを楽しめる立場にあります。受験の数学は苦行でしたが、数学を哲学することはとても楽しいのです。 |
![]() | 美奈子.さんのレ・ミゼラブルの出演者・配役が決まった際の舞台挨拶(記者発表?)を見たことがあります。自分の演ずるコゼットの役を精一杯生きるという趣旨のことを述べたあと「まじめですみません。」と司会者とおぼしき人を見て笑顔を見せる場面がありました。ボクはあのときの美奈子.さんは本当にきれいだったと思います。あの舞台挨拶の直後、病を得て床に伏せることになったことを思うと、あれは美奈子.さんの人格的な面でも頂点に達した姿だったのではないかと密かに思っています。自分の音楽に正面から向きあい妥協せず自らを高めていった人。18歳の頃、まだ荒削りのことばで「アイドルということばは好きじゃない。自分はアーティストになりたい。」といっていた、まさにあのことばを実現した瞬間ではなかったのかという思いがしてなりません。 ところで、高校で学ぶ数学のうち数Ⅲという科目はある意味特殊な科目です。数学の他の科目では結構厳密に定理の証明などやるのですが、主に微積分を扱う数Ⅲは定理の証明などは適当にお茶を濁して結果丸飲み・感覚的納得ですませ、定理の応用・利用の面に重きを置いて計算力を鍛錬するのが主なねらいとなっています。これは微分積分学は実数の連続性の厳密な議論をふまえたうえで学問が展開していくので、実数の連続性についてまったくあつかわない高校数学では厳密な定理の証明などどだい無理なのです。それは大学に入ってからということになるのですが、いまでは大学でもやらないことが多いそうです。 たとえば、リミットn分の1(nが無限大になる)=0なども証明なしであたりまえのこととして扱われます。このへんの扱いを自然に受け入れられる人は抵抗がないでしょうが、なぜ?と考える人は、納得できない気持ちが残って困るでしょうね。その先に進めなくなる人もいるかもしれません。数Ⅲは「ハウツーモノ」、あまりアタマ使わず手のウンドウをする科目。その意味で一番やさしい科目だとボクには思えるのですが。ところがいまから40年ほど前、赤攝也巨人先生が高校生向けに書かれた「新講数学」という参考書にはこの辺のことがバッチリ書かれていました。いまどきのなまじの大学生向け専門書も真っ青といったところです。いま、こうした参考書はありません。 |
![]() | 「週刊現代」の今週号に「死ぬのが早すぎた11人の天才たち」という記事がありました。広告にもなっていたその11人の中に美奈子さんの名前がありません。。美奈子さんは38まで生きられたので外れたのかな??・・・等々、思ってとりあえず書店でそのページを立ち読みしてみたのですが、そのページに今回記事にならなかった、ここ50年で逝去された日本の他の主要な著名人のリストがあり、ちゃんと美奈子さんの名前が載ってました。。 こういう記事や表の是非はともかく、「歴史」なのだから載っていて当然でしょう。。もし載ってなかったら「週刊現代」に抗議の手紙でも送ろうかと思ってましたワ(^^;)。。 あ、単に名前と一行略歴が載っているだけなので買う程のものではありません。。私も立ち読みだけです(^^;)。。 「週刊現代」オンラインの方は会員にならないと読めないのでその表が載っているかどうかワカリマセン。。 http://www.so-net.ne.jp/bitway/kodansha/wgendai/ (あと数日で次の号に変わると思います) |
![]() | まだ、ざっと斜め読みしかしていませんが、「若い(当たり前)」しかし「健全」と感じました。写真が「可愛い」。たぶん美奈子さん写真なら、私は全部そう感じてしまうのだろうな。まだまだ、来ますので、本当に楽しみです。 zyam62さんが美奈子さんに見ていた、「人格」つまり精神の成長過程が鮮明に読み取れ、zyam62さんはきっとこういうことを意味していたのだなと、分かりかけてきました。ただし今の段階では、これに関しては、『その気になって・・・』以上に、zenji54さんのレヴーから覗い知れることの方が大半を占めています。この方なら「ことば」が単なるツールではないこと、それは「精神を形作るものであると同時に、精神そのものである」と言っても過言ではないことをご理解されているなと思いました。文学者や哲学者の「ことば」に対する情熱や執念同様ののものをもう既にお持ちになっておられるなと分かりました。これ説明してもなかなか理解してもらえないので、普段は全く口にすることはないのですが、数学者が数学という「ことば」の最も鋭利な一分野に情熱を注いでいることも実は全く同じ意味であることも、何ら不思議ではありません。それは情熱の発露であり、単に功利的にだけ扱うべきものではないと考えられるからです。私は数学は哲学だと思います。精々高校数学ぐらいしか分からないのですが、公式が大嫌いで、可能な限り暗記を拒否していました。定理を完全に理解していれば、公式など考えたら分かる。公式みたいなもので頭を一杯にしていては、考えることを忘れる。どうせ、公式など時間とともに忘れるのであるから、自分の頭で考え理解し、理解した上で考えることの方が、絶対に楽しいと考えていましたし、今でもこの考えに変わりはありません。ただし、この方法は、受験生にはお勧めではありません。ユードクソスの区分求積法からニュートンやライプニッツの定積分までにはたったの一歩なのですが、この歩みに人類は約2000年も要したのですから、それを高校生に理解させるのは非常に難しい事であると思います。私なんか、積分法に納得がいくのに3年もかかりました。積分だけでもこんなに時間を要したので、その応用である数Ⅲの内容まで理解するには更に何年かが必要になると思いました、実際にそのとおりでした。昔、かなりの進学校にいた職場の人が「頭のいい連中は数Ⅱの微積を本当に理解してしまうのだが、数Ⅲでは歯が立たず、結局暗記数学を行っていた自分の方が得点だけは追い越した」と言っていました。受験生ならこれもありだなと思いました。もちろん本質論ではありませんが。 「ことば」の場合も全く同じで、そんな言葉どこで仕入れて来たのという十分な理解を伴わない空虚な難解語彙をしきりに使いたがる人もいれば、本当に自分が理解している言葉だけを選って使う人もいます。私は前者よりも後者に圧倒的に好感を抱きます。ここから先何が言いたいか、ケイさんに絶対にばれていますので、止めとこ。(V)o¥o(V)「フォァ・フォァ・フォァ」(訳:美奈子さん「大好き」だろ。)コラ!言うな。 美奈子さんの言葉の使用には、決して煌びやかさや豪華絢爛さありません。しかし、上滑りな言葉と違って、年を追って言葉がどんどん深みに入って行くのが感じられます。zyam62さんのおっしゃりたかったことは、こんなことではないかと考えました。 今日は何かが届くかな。「ルン、ルン」。(V)o¥o(V)「フォァ・フォァ・フォァ」(訳:古すぎ。) |
![]() | 私の書評を全部読んでいただいたとは・・・、恐縮です。高校生向けに書いたモノが多いんですけどね。少しは参考になるかなと思い書いてきました。 あの式をご自分で気づかれたというのはすごいですね。 |
![]() | ソプラノ・リリコで「ド(有効桁数3ケタで、1050HZ)」、ドラマティコも「ド」ですがやや苦しいかも知れません。特別に高いコロラトゥーラで漸く「ミ(1320HZ)」です。美奈子さんの記録上の最高音は「レ♭(1110Hz)」ですから、音域だけなら完全にソプラノです。 |
![]() | 私が言おうとしていたことが、余すところなく全部、更にそれより深いことまで解説されています。これ結構難しいはずと思っていたのですが、流石いとも簡単に、それも私が何を言いたいかまで、ばればれとは・・・ 元々の式は、Aかける「2の12分のn乗」だったのですが、貼り付けるとエクセル式に似た形に化けてしまいました。ご存じかも知れませんが、エクセルでの計算には、=A*2^(n/12)と全部半角で打ち込みます。 初めは、「この音なーんだ」という問いに、絶対音感を持っている人が、たまに「分からない」とか誤った音を言うので、アレレと思ったのがきっかけで計算してみたのです。A=442Hzでの音感であることと、解説いただいていることが原因のようです。 一寸自慢させて下さい。この式は誰にも教わらず、全部自分の頭で考えました。私一応文系の英語屋さんの端くれなのですが、暗記が全く不得意で、寧ろ考えることの方が大好きなのです。気付いた時には、もう時既に遅く、文系のアリジゴクならぬ暗記地獄に身を置いていました。今でも当時は「うかつ」だったなと思っています。 あっという間に解答を頂いたきょろちゃん☆さんから管理人さんまでみなさん、大正解です。因みに、ケイさん、本日「晴れ、ときどきくもり」が到着しました。美奈子さん、もうこの時すでにJ.POPを凌駕していますね。ブックレットもとても綺麗です。まだまだ、ぞくぞく到着予定です。アマゾン経由で注文したのですが、発注時に、zenji54さんの全て(書籍、音楽)のレヴューを拝見させていただき、驚きました。かなり(非常にの意味)尊敬しました。さらに、Utazukiさんが美奈子さんの「時」に付したレヴューも完璧でした。お二人とも「コンプリート・・・」にレヴューを掲載されています。 あらためて、みなさんよろしくお願いします。 | |
![]() | Utazukiさん、、、聞いたことがある名前です、、、 |
![]() | なんか、難しげな数式が出てる、、(笑) 実は、管理人は、理系なので数式は苦にしません。でも、一般には、数式見るだけで頭が痛くなる人も多いようです。 きょろちゃん☆の書かれているように、要するに、440から、1.0595をかけていくと、半音ずつ高い音の振動数(周波数)が分かるというものです。 A 440Hz(回/秒)の振動数とすると、 A# 466Hz B 494Hz C 523Hz C# 554Hz という感じです。 ところで、A と C# というのは、長3度音程で、響きが良い音の組あわせです。実は、AとC#がもっとも良く響きあうのは、Aの振動数の5倍とC#の振動数の4倍が一致する場合です。つまり、C#がAの振動数の5/4倍=550Hzになるときです。この数字、さっきの数字の554Hzと微妙に違っています。 だからといって、ピアノのC#を550Hzで調律してしまうと、その他の調で演奏できないピアノになってしまいます。なので、普通は、全部の半音が同じように離れている振動数で調律します。 人間の声とかバイオリンは連続的に音程を変化させることができるので、もっとも良く響きあう音の高さを出すということができます。 でも、前にも言いましたが、ぴったりした響きが人間にとって心地よく感じるかどうかは別問題で、少しぐらい違った方が良いという人もいます。 |
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