一言でミュージカル俳優(歌手)と言っても、出身、活躍の場は様々なのですね。元々俳優なのか歌手なのか明確に分かれるのでもなさそうですね。歌の上手い俳優か、芝居の上手な歌手なのか、たぶん両方なのでしょうね。イライザ役の大地真央は宝塚出身の女優さんでしたから、唄は得意ですし、美奈子さんや岩崎宏美、それに島田歌穂と聞くと歌が相当唄えないとミュージカルには出演出来ないのかなと思っていたのですが、宝田あきらや森重久弥の唄は、あの番組で紹介されていた唄に関しては、これぐらいでも良いのかなと感じたのです。これまた失礼な物言いかも知れないのですが、美奈子さん唄に関しては、ミュージカルという世界の中では相当上手な方ではなかったのかなと思った次第です。 映画の“My Fair Lady”のDVDが棚の奥から出てきました。コックニー(What's your ナイム?なんて発音する英語)の中でも特に下流の英語を話すイライザと音声学者のヒギンズ教授の話ですので英語に関心が有る人には、特に面白い作品です。これを邦訳するのは大変だったろうなと推測します。ミュージカルではありませんが、「秘密の花園」も、もろにヨークシャー訛りが出てきますから同様でしょう。「嵐が丘」(ビノジュの出てる方)も多少そうですね。話があらぬ方向に進んでる。(V)o¥o(V) 「フォァ・フォァ・フォァ」(訳:申し訳ありません。)映画のミュージカルなら取っ付き易そうなので、とりあえず、“My Fair Lady”から行ってみます。 本人がどうするかは別に、唄の(しょうこ)おねいさんこと灰田しょう子さんなんか、ある番組の中で、たぶんミューズの晩餐だったと思うのですが、美奈子さんの「つばさ」を唄ってましたし、ミュージカルでも行けそうな気がするのですが・・・ (V)o¥o(V)「フォァ・フォァ・フォァ」(訳:いろいろ教えていただき有難うございます。) 全く余計な心配なのですが、「坂の上の雲」第3部のメインテーマNHKはどうするつもりなのかな?サラ・ブライトマンを起用し、森麻季を起用した後、もう誰も出せないよ。 zyam62さんに紹介いただいた斉藤兆史氏の書籍をアマゾンで検索してみました。いつものように、立派な書評もあれば、的外れなものもあります。美奈子さんの場合と違って冷静に判断できますので全部目をとおして見ます。美奈子さんの場合だと、大人げなく逆上してしまうので、もう少し大人になるまで、動画サイトの評価欄は見ないようにしています。 (V)o¥o(V)「フォァ・フォァ・フォァ」(訳:早く仕事にいけ!)行ってきます。 | ||
大和の蛙さん、こんばんは。 森重久弥さんの屋根の上のバイオリン弾きは、歌唱力とは関係なく、本人の協力な個性でもっていたようなものです。レ・ミゼラブルとかいった帝国劇場あたりでやっているようなミュージカルや劇団四季の公演だと、競争の激しいオーディションを通らないと出演できないので、歌が下手という人はまずいません。 ところで、マイ・フェア・レディーはオードリー・ヘップバーン主演の映画が有名ですが、舞台でやるミュージカルが元になっています。映画では、歌の部分は吹き替えです。 |
ミュージカル俳優(歌手)といっても、いろいろあって、ミュージカルが主な活躍の場である人も、活動分野の一部である人もいます。 きょろちゃん☆の分類に、実際のミュージカル俳優を割りふってみました。 1)最初から どっかの劇団の研修生から 叩き上げ もと、劇団四季に所属して、退団後、いろいろなミュージカルに出演していると いう人、多いです。 市村政親さんとか、井料瑠美さんとか。 後、元宝塚という人もこれに入るでしょう。 2)TVドラマや映画の俳優・女優 ちょっと以外ですが、島田歌穂さんは、このパターンです。デビューが、ロボコンのロビンちゃんです。最初はアイドルとして売り出されていました。 別所哲也さんも、これに近いでしょう。 3)なんらかのジャンルの歌手 本田美奈子さんはこれですね。森公美子さんもこれに入ります。 4)なんらかのジャンルのダンサー 大澄賢也さんが、これに入るでしょうが、あまり、ミュージカルで有名という感じではないですね。その他の人はあまり思いつきません。 5)まったくの素人でも 演技・歌・ダンスの才能がぴか一のひと 新妻聖子さんは、これに近いでしょう。レ・ミゼラブル出演の前の芸能界の仕事といったら、テレビのレポーターぐらいです。 歌がうまいのが不思議なくらいです。ミュージカルに出演するたびにもともとの才能を開花させていったのでしょう。 <その他思いつくもの> 6)特に劇団に属しているわけではないが、デビューのころから、いろいろミュージカルに出演し、活躍の場が主にミュージカルという人 笹本玲奈さんがこのパターンでしょう。 7)他の分野が主な活躍の場だが、部分的にミュージカルの仕事もやっている人 ミュージカル俳優とは言えないかもしれませんが、結構いそうです。岩崎宏美さんがこのパターンでしょう。ミュージカルの仕事は、レ・ミゼラブルのファンティーヌだけです。 |
斎藤兆史(ヨシフミ)著「日本人に一番あった英語学習法」祥伝社刊。同「日本人と英語」研究社刊に詳しいです。斎藤先生の本は、なかには斎藤先生自筆の英文小説や評論があったりしますのでこれを読むのが楽しみでもあり、またたいへん勉強になります。 わが子が英語がぺらぺらになるなら日本語なんか捨てたっていいやなんていって、まだ日本語も十分にできないおさな子を英語教室に通わせたり英語で幼児級会話をしたりしている親がいるそうですが、この世の中にはバカな人間がいるモンですね。母語喪失の恐ろしさを知るべきです。小学校からの英語導入もおおいに問題ありです。失敗は目に見えています。 小学校で美奈子.さんの語る場面のDVDを教室で流したらはるかに教育的だと思うのですが・・・。小学校では歌をうたいながら詩の鑑賞など大いにすべきだと思います。美奈子.さんにあの美しい詩と旋律の日本の唱歌など歌ってほしかった。 |
きょろちゃん☆さん、ご解説いただき、ありがとうございます。それから、友近でしたね。 (V)o¥o(V) 「フォァ・フォァ・フォァ」宇宙忍者(シルビー)バルタン星人 本日教わりました。 |
>ごく初歩的なことかもしれませんが、ミュージカル俳優(歌手)と言う人たちは、どういう経路でその世界に入って行くのですか。また、ミュージカル以外で活躍しているのですか< これは いろいろだと 思うのです(^−^ 1)最初から どっかの劇団の研修生から 叩き上げ 2)TVドラマや映画の俳優・女優 3)なんらかのジャンルの歌手 4)なんらかのジャンルのダンサー 5)まったくの素人でも 演技・歌・ダンスの才能がぴか一のひと 基本、ある劇があるぞ〜〜〜と なったら 採用試験(オーディション)を受けて 試験するひとが 「これはイイ!! と思ったら役につけます(^−^) >また、ミュージカル以外で活躍しているのですか、それともミュージカルの中でのみ活躍しているのですか。< 2)3)4)の場合は もとのジャンルで活躍してます >西田敏行氏とか まったく ミュージカル畑のひとも 他ジャンルに進出したり >市村正親氏(「江」の明智光秀役)とか >劇団四季 劇団ですう(^−^) |
学生の頃、ノンフィクションは好んで良く読んでいましたが、小説(フィクション)と言うのは全くダメでした。詩はレベルが高すぎて、とても手が届きませんでした。例外的に映像を伴う映画は、気に入ったものに関してのみ、繰り返し見ておりました。その中に、昔2本立てという方法で上演されており、しかも当時ですら昔の映画であったので、別の新作と抱き合わせで「マイ・フェア・レイディー」が上演されていました。これを見たのが映画とは言え、ミュージカルを初めて見たときであると記憶しております。確か小学生の頃であったと思うのですが、その時、同時上映の新作映画よりも「マイ・フェア・レイディー」の方が絶対面白いと感じたのですが、誘ってくれた人がもう1っ本の新作映画の主役のファンだったので、率直な感想を言えませんでした。「マイ・フェア・レイディー」は、今観てもとても面白い映画です。これが舞台作品となると、私の場合、藤山寛美か吉本になってしまいます。(寛美に関しては新喜劇とは言え、芸術作品の域に達していますので、吉本と同一視するのは失礼な話なのですが、ここでは見逃して下さい。)宝塚は何度も挑戦しましたが、最後まで見終えたことが有りません。要するに、私は、本物のミュージカルには全く無知であるということなのです。 ごく初歩的なことかもしれませんが、ミュージカル俳優(歌手)と言う人たちは、どういう経路でその世界に入って行くのですか。また、ミュージカル以外で活躍しているのですか、それともミュージカルの中でのみ活躍しているのですか。「アニー」の配役にキミチカさんだったかな、コレチカさんだったかな、が抜擢されたという話を耳にしましたが、これって一体どういう事なのですか。また、劇団四季ってミュージカル劇団のことなのですか。素人の質問で済みません。教えて頂ければ幸いです。 |
津田梅子が伊藤家で家庭教師をしていたことは知っていましたが、そういう事情だたのですね。初めて知りました。今でも幼いころに海外で暮らしていると、日本社会に溶け込めず、引きこもってしまう未成年が沢山います。無理もないことです。日本社会とは違う習慣や価値観しか持ち合わせていないのですから、簡単に適応できるわけが有りません。「バイリンガル」とは聞こえは良いのですが、実態としては、人それぞれに難しい問題を抱えているのが、今も昔も変わらぬ実態です。梅子が「米国での朝、日本語で挨拶を何気なく交わした言葉を盲目の少女が耳にして『いまのは何語?本当にきれいな言葉ね。』といわれ誇らしかったという話は、実に素晴らしいですね。もし、この少女の目が見えていたら、当時の米国では東洋人に対する根深い先入観がありましたので、純粋に声だけで日本語の美しさを評価することが出来たか疑問です。(そうでないと信じたいですが。) 英語の学習を再開されているとか、素晴らしいと思います。私は、仕事にかまけて、もう何年も放ったらかしです。英語を学習すると西欧かぶれになるとか、西欧かぶれだから英語を学習すると言うのは間違いです。もし、そうだとすれば、学習自体に誤りが有ります。外国語(特に英語)を学習するのは、決して亜流の外国人や日本人を作りだすためではありません。そんな自分を見失う学習をするのであれば、止めておいた方がましです。寧ろ、英語が上達するにつれ、母語である日本語の素晴らしさを確認し、しっかりと根の張った自分を成長させていくものだと思います。(あれ!誰か、昨日そんなこと言っていたような・・・)英語のテストで何点を取ったかなんて受験生に任せておけば良いことで、英語学習の本質は上に述べたことにあると思います。 映像や録音に残る美奈子さんの会話、全くの等身大なのですが、美しいと思います。とてもチャーミングです。これ、きっと本人の人柄です。岩谷時子氏の影響も大きかったのではないかと推測もしております。 |
KOPさんに[615]で紹介いただいた NHK BSプレミアム トニー賞ミュージカルの魅力「日本人が愛した魅惑のミュージカル・ナンバー」を観ました。お恥ずかしながら、私はミュージカルが何なのかすら、実は全く分かっておりませんでしたので、「うーん、こういう世界なのか」と独り納得しておりました。ミュージカルの「とりこ」になる人は、これまで沢山私の周囲にもいました。正直申し上げて、頭の中のどこに収めたら良いのか、未だに見当すらついていないのです。弘田三枝子や森麻季の日本語歌唱に初めて触れたときと同じぐらい未知のものなのです。出演者に関しても、島田歌穂しか存じ上げませんでした。新妻聖子さんも笹本玲奈さんも、とてもカワイイ方ですね。でも、不思議ですよね。美奈子さんとおして、様々な人がつながって行くのですから。美奈子さんといえば、「あれ!フォールセット(裏声)が違う、どうかしたのかな?」と思ったのですが、まだ「ミス・サイゴン」上演前の歌唱だったのですね。みんなとてもステキなのですが、江利チエミや美空ひばりに安心感を覚えてしまうのは、まだまだミュージカルが私の中では板に着いていないからなのでしょうね。因みに、江利チエミの映像の中で、一部別の人たちが写っていましたが、左端から、ザ・ピーナッツ、その右の人は不明、そのまた右は弘田三枝子かなと思ったのですが合っていますでしょうか?最右翼の人も不明です。男性に関しては誰一人分かりませんでした。 | ||
大和の蛙さん、こんばんは。 この番組は、ほとんど、ミュージカルの中で歌われる歌とミュージカル出演者のトークを取り出しただけのものなので、単に、歌として聴けば良いと思います。 美奈子さんは、ミス・サイゴンやレ・ミゼラブルの中では、通常、高音部も地声で歌っています。というより、ソプラノボイスで歌うのは、クラシック系だけです。ミス・サイゴンに出演するために、ボイストレーニングを基礎からやり直して高音がでるようになったそうです。表現上、故意にファルセットを使ったという例はあります。 ところで、江利チエミさんの後ろに座っている人ですが、私も良くわかりません。要するに、1963年の紅白歌合戦の出演者だと思われるので、「1963年」「紅白歌合戦」でWEBを検索して、出演者リストを探してみるのが早いでしょう(Wikipediaにあります) |
NHK BSプレミアム トニー賞ミュージカルの魅力「日本人が愛した魅惑のミュージカル・ナンバー」 本田美奈子 I'll give my life for you 「ミス・サイゴン」 1991年 NHK歌謡コンサートより 今の日本語詞ができる前のようで、歌詞が日本公演版と異なります。この映像、見たことがありますが、改めて、画質の良いものが入手できたので嬉しいです。 どうせなら、普通の歌詞のバージョンの方を放映して欲しかったです。NHKに映像がないとは思えないのですが、、、 その他、私の好きな歌手がたくさん出演しています。新妻聖子、笹本玲奈は レ・ミゼラブルのエポニーヌ役とかミス・サイゴンのキム役とか、本田美奈子さんと 同じ役を演じています。 新妻聖子は、美奈子さんを除いて、最も気に入っている歌手の一人です。クラシックからポップスまでいろんなジャンルにチャレンジしています。すごく上手ですし、かつて、本田美奈子さんの歌唱で感じた感激と似たものを感じさせてくれます。 実は、先週、レ・ミゼラブルの公演を見てきました。今井清隆、新妻聖子、笹本玲奈の歌、直接聴いてきました。 今回の番組で放映された主な歌を示します。錦織健 以外は、全員、ミュージカルで活躍している人ばかりです。 ・新妻聖子 Sound of Music 「Sound of Music」 ・笹本玲奈 シャル ウイ ダンス 「王様と私」 ・今井清隆 見果てぬ夢 「ラ・マンチャの男」 ・島田歌穂 夜と昼も 「陽気な離婚」 バイ・バイ・ブラックバード 「フォッシー」 マイ・ファニー・バレンタイン 「ベイブス・イン・アームス」 ・今井清隆、笹本玲奈 ソー・イン・ラブ 「キス・ミー・ケイト」 ・新妻聖子、シルビア・グラブ I still love 「Miss Saigon」 新妻キム、シルビア エレンの「今も信じてるわ」。英語で歌ってます。 ・島田歌穂 2ペンスを鳩に 「メリー・ポピンズ」 島田歌穂さん、このミュージカルに出演されてはいないのですが、この歌い方、 好きです。 ・錦織健 魅惑の宵 「南太平洋 ・井上芳雄 新妻聖子 Tonight 「West Side Story」 ・今井清隆 彼を返して 「レ・ミゼラブル」 ・島田歌穂 オン・マイ・オウン 「レ・ミゼラブル」 ・今井清隆、島田歌穂、新妻聖子、笹本玲奈、シルビア・グラブ 民衆の歌 「レ・ミゼラブル」 5人とも、レ・ミゼラブルの出演者です。 |
僕はこの数年英語を再学習しています。全くできない英語なのですが、それでも少し英文の本を、物語や小説を読みました。その過程で周辺知識も、ということで英語の学習や教育に関する本も読みました。特に英語関係では東大の鈴木孝夫巨人先生や同じく東大の斉藤兆文大先生、国語関係では明大の斉藤孝大先生などの論は衝撃的で大いに目を見開かれさせられました。 津田梅子が6歳で米国に渡り、すっかり日本語を忘れて英語話者として帰国し、日本社会に同化できず不遇をかこっていたのを救ったのが伊藤博文だったことも知りました。梅子はのちの津田塾大を創立したことで有名です。しかし、英語教育を学問として体系化することはできず、これは母語喪失者の限界であったというのは衝撃でした。また、著者が米国での朝、日本語で挨拶を何気なく交わした言葉を盲目の少女が耳にして「いまのは何語?本当にきれいな言葉ね。」といわれ誇らしかったという記述にも接しました。 英語を学んであらためて国語の重要さを再認識した次第です。大和の蛙さんの「母語話者が歌う音楽表現の深さ」の論はまさに一連の僕の最近の学習に照らしてもうなずけるところです。 美奈子.さんは歌う歌の詩の意味をどう表現するか腐心されました。当然、ふだん語る言葉も洗練され美しくなっていったのであろうと思います。 | ||
zyam62さん、こんにちは。 母国語の場合、言っている内容が分かる以外に、その言葉の持っている美しさや情感を感じることができます。学んだ外国語の場合、なかなかそこまでいかないのが実情です。 よく、外国の歌で、歌詞が分からなくても分かるとかいう人がいますが、それはおかしいです。歌にはメロディーやリズムの要素もあるので、それらだけを感じることができるというだけでしょう。 |
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