歴史的日時が11の倍数になる例

8時46分という時刻を表す時、8時46分、08時46分というように、2通りの場合があります。0を入れない場合、0を入れる場合、0を入れても、入れなくても、11の倍数にならない例に分けて説明します。11の倍数になる場合は、その素因数分解も表示します。

0を入れないで、素直に11の倍数になる例

  • 911テロでツインタワー北棟(110階建)に突入した日時。2001年9月11日8時46分
    2001911846=11x11x11x2x752033

    0を入れると、かえって11の倍数にならなくなります。0を入れないで、素直に11の倍数になるのは、数少ない例だと思います。 911テロ2001年9月11日8時46分は11の倍数

  • 東京オリンピックの日時。1964年10月10日
    19641010=11x13x17x19x1277x3299

0を入れると、11の倍数になる例

  • 911テロでツインタワー南棟(110階建)に突入した日時。2001年9月11日9時3分
    20019110903=11x17x9067x11807

    2001年9月11日9時3分の場合、0を入れられるのは9月、9時、3分の3箇所です。それぞれの箇所に、0を入れる、0を入れないによって、8通りの表し方があります。ある数が11の倍数になる確率は11分の1ですから、このような日時は、0を入れる事によって11の倍数になる確率は高いと言えます。

  • 広島に原爆が投下された日時。1945年8月6日8時15分
    19450806815=11x5x53x6672661

  • 広島に原爆が投下された日時。1945年8月6日8時15分47秒
    194586081547=11x13x17x19x1277x3299

0を入れても、入れなくても、11の倍数にならない例

  • 長崎に原爆が投下された日時。1945年8月9日午前11時2分

    1945年8月9日午前11時2分の場合、0を入れられるのは8月、9日、2分の3箇所です。それぞれの箇所に、0を入れる、0を入れないによって、8通りの表し方があります。なのに、どうやっても、11の倍数にならないのは、数少ない例だと思います。

  • 東京オリンピックの日時。2021年8月8日

11の倍数の判定法と素因数分解について

2001911846の場合、2桁ずつ区切り足すと、20+01+91+18+46=176(11の倍数)となり、2001911846は11の倍数だという事が解かります。11の倍数 見分け方。2001911846÷11=181991986。1+81+99+19+86=286(11の倍数)となり、さらに11で割れる事が解かります。181991986÷11=16544726。つまり、11で3回割れますが、面倒です。

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