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LED懐中電灯

　どこの家庭にも災害時や停電に備え1本や2本は持っているであろう懐中電灯。　　防災マニュアルにも懐中電灯を非常持ち出し袋に入れておくよう記載されています。 　　　実際、懐中電灯を一つも持っていない、という人達はケッコウ大勢いるそうです。

　昨今はLED光源タイプが主流となり、従来の豆電球が光源だった懐中電灯と違い、 比べものにならないほど明るいライトが手に入るようになってきています。

　ウチには1本もないよ、などというご家庭は早めに備えたほうが賢明です。　　2011年の東日本大震災では、被災地にもかかわらず豆電球タイプの懐中電灯を1本しか持っていなかったため、 イロイロと不便な生活を強いられてしまいました。


　日常生活でも懐中電灯の出番というのは以外に多いものです。　　　自分の経験でも、ドライブ旅行で夜間にトランクの奥にあった荷物を探すとき、 暗くてなかなか探せず苦労した経験もありました。 　　運転していて、万が一深夜の見知らぬ場所で明かりが必要になったときにも大いに役立ちます。　　　また、日中でも薄暗い場所を見る機会はケッコウあるもの。 　　そんな時にも手近にあれば助かります。

　LEDライトの特徴は、従来のフィラメント電球とは違い、半導体を発光させる仕組みですので、省電力でありながら高輝度な明るさ、半永久的ともいえるほどの寿命の長さが特徴です。 　　　5万時間とも10万時間ともいわれる長寿命ですから、災害時に使えないというリスクも減らせ、イザというとき頼りになる照明器具になります。

　高機能な懐中電灯では、通常のスポット照射のほかに、広い範囲も照らせる広角照射、ストロボやSOS発光が出来るタイプもあります。　　災害時では瓦礫やガラス片など足場が悪いことが多く、 足元を広範囲に照らせる機能があればより役に立ちます。

　キャンプなど暗い場所での作業はもちろん、野生動物を追い払う、助けが必要な時SOSシグナルとして使えるストロボが発光できる、 等々、使い道は広範囲です。

　各メーカーから安価で高性能のLED懐中電灯がいろいろ販売されていますが、災害における照明器具の大切さについて痛切な体験をした身としては、 ついつい、アレモこれもと買い揃えてしまう昨今です。 　　キャンプ用、家族にそれぞれ1本ずつ、車の中に常備、などなど、たいして高価なものでもありませんから6〜7本は揃えておきたいところです。

【明かりに関する単位】

• カンデラ......光の強さ（レンズや鏡で集めれば大きくなります）
• ルーメン......光の量（ライトに固有の値です。電流を変えなければ変化しません）
• ルクス........照らした時の明るさ（同じルーメンでも近ければ明るく遠ければ暗くなります）

【明るさの目安】

　遠くを照らすのか、広範囲を照らすのが、それとも両方の性能を1本に求めるかで、価格も違ってきます。

光源のLEDはどんどん高性能化が進んでおり、タイプ別に性能を比較すると
L2(1200lm)＞T6(900lm)＞Q5(500lm)。

• 10〜30ルーメン....足下が見える。豆電球タイプ懐中電灯の明るさ。
• 50〜100ルーメン...視野が十分確保できソコソコ安心感がある。　一般的な利用には十分。
• 〜200ルーメン.....30ｍ程度までなら見える。 通常利用で不都合はない。
• 〜500ルーメン.....海岸、郊外でもこの明るさならば実用的。
• 〜1000ルーメン.....車のヘッドライト並み。 LED×1つではこの明るさが限界か。
• 1000ルーメン〜.....かなりの明るさ。　発熱の問題もあり短時間照射向けのタイプも。　　

購入したLED懐中電灯

LED懐中電灯
■■ 閃 325 SG-325 ■■ 信頼の日本ブランド、ジェントス製のLED懐中電灯で、光源は高輝度チップタイプ白色LED。 先端のカバーをまわせば、照射範囲が変更できる。 小型で手のひらにすっぽりと収まるサイズなので携帯にも便利。 メーカーカタログ値では、150ルーメンで照射距離は最大約138m。　　　稼働時間は約10時間。 使用電池：単4×3本使用。 口径28ミリ、長さ10センチ、重さ104グラム。　　 付属品・アルカリ単4乾電池×3本、ストラップ。 2014年11月5日購入　(Amazon :1,727円税込)	■■　APRIO FL-131 ■■ 光源にCREE社の最高水準LED「XM-L T6」を搭載したハンディライト。カタログ照度：1300LM（最大ルーメン）。 18650型リチウムイオン充電池（3.7V　2200mAh）×2本で駆動。 点灯時間：ハイモード　　約130分　　ミドルモード　約330分　　ローモード　　約1100分。 点灯モードは、/High/Mid/Low／ストロボ/SOSの5つで、テールスイッチを半押しで切り替える。 　　　点灯したモードを記憶するモードメモリ機能があり、消灯時のモードが次回点灯時に再生される。 ヘッド部を無段階スライドさせることでフォーカスをコントロール。　　ワイドビームと遠距離スポットを使い分けられる。 付属品：ライト本体、ストラップ、収納ホルダー、18650型リチウムイオン充電池×2本、専用充電器(充電時間約6時間)。 サイズ：217×45mm　重量：213g（電池含まず）　289g（電池含む）。 2017年1月15日購入　(Amazon :7,179円税込)
■■　ThorFire C8s 　　■■ 人気のT6 LED電球より20％明るいXM-L2 LED電球を採用。　充電式リチウム電池18650×1本で駆動。　カタログによると2.8Aの大電流で駆動し最大900ルーメン出力する。 点灯モードは月光/Low/Mid /Highの4つで、点灯後にテールスイッチをダブル半押しでストロボモードとなる。 　　5秒以上点灯したモードを記憶するモードメモリ機能があり、消灯時のモードが次回点灯時に再生される。 付属品は予備の防水Oリングが2個、ストラップのみ。 残念ながらリチウム電池は別売りで付属していない。　　リチウム電池は単品で千円前後するので、コスパはそれほど良くはないかも。 次に見つけたPHixton A100を先に知っていれば、これは買わなかった?...... ストロボモードにするのにテールスイッチをダブル半押し、というやや高度(?)な操作もマイナス点。 マア、価格の割りに明るさや作り、質感も決して悪くないのでコスパはまずまずか...買ってしまったし。 ボディφ25ｍｍ、ヘッド部φ43ｍｍ　ｘ　長さ143ｍｍ、重量１９１ｇ。 2017年3月17日購入　(Amazon :2,139円税込)	■■　PHixton A100 ■■ 人気のT6 LED電球より20％明るいXM-L2 LED電球を採用。　IPX6防水仕様。　　500回繰り返し充電できる充電式リチウム電池18650×1本で駆動。電池が揺れにくいよう電池カバーに入れて装着する。 充電器回路は逆接続保護タイプで、ブルーは充電中、レッドで充電完了。　　満充電は一般的に3-5時間。 カタログによると5000mAhの大電流で駆動し、最大1200ルーメン、最長300メートルまで照射。 ヘッド部分を伸縮させることでズーム機能を使ってワイドビーム、スポットビームに切り替えることができる。　　さらに、ヘッド部を回転させると集光と散光の切替えが可能。 点灯モードは点灯後にテールスイッチを半押しすることで切り替え。　強→中→弱→点滅→SOS信号パターン点機能付き。 付属品・プラスチックボックス、リチウム電池18650、充電器(110-240Vの万能タイプで、18650、26650、14500電池の設定が可能)、単4電池用ソケット、自転車取付け用マウント、 携帯用収納キャンバスカバー(ベルトに固定可)。 価格の割りに明るさや作り、質感も良く、付属品も充実しておりコスパはバツグン。 ボディφ27ｍｍ、ヘッド部φ34ｍｍ　ｘ　長さ160ｍｍ、重量159ｇ。 2017年3月20日購入　(Amazon :2,199円税込)
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PHixton A100.....コスパ抜群のLED懐中電灯

　二千円前後という価格の割りに、ライト本来の優れた機能もさることながら、付属品のトンデモない充実ぶりに、思わず息子にも持たせたくなり追加注文してしまった..... このLED懐中電灯、最強のコスパではないでしょうか。

　　　

最強コスパLED懐中電灯.....PHixton A100
■■ プラスチックボックス ■■ プラスチック製のボックスに収納されて届きます。	■■　中には付属品がギッシリ ■■ プラスチック製のボックスの中には、付属品がギッシリ。
■■　充実した内容　　■■ 豊富な付属品 リチウム電池18650、単4電池用ソケット、自転車取付け用マウント、携帯用収納キャンバスカバー(ベルトに固定可)。 プラケースの内部も、ちゃんとクッション材でカバーされているという充実ぶり。 リチウム電池は放電防止としてキチンとビニール被膜されており、細かな部分にも神経が行き届いた商品だナア、と感心してしまいました。 ほかにも、届いた状態で既に本体にストラップが取り付けられているのも高評価。　　アレ、自分で付けるのは意外にメンドウなんですよネ。	■■　抜群のコスパ!!　■■ 充電器は110-240Vの万能タイプで、18650、26650、14500電池の長さが異なる電池にも使用可能なようにスライドする。 シャレた布製のキャリングケース、単3電池駆動用の電池ケース、電池が内部で揺れにくいよう電池カバーもついてくるという、マサに超豪華な付属品テンコもり。 こんな充実ぶりなのに、ホントに二千円前後で販売していいの?

ランタン

　アウトドアや非常時に使う照明器具には、一部分をスポット的に照らす懐中電灯(FLASHLIGHT)タイプ以外に、周囲をまんべんなく照らすランタンタイプがあります。

ランタンという英語(LANTERN)は、手さげランプ、提灯(ちょうちん)という意味ですが、キャンプ場でよく見るガソリン式とかガス式のアレですね。

　LED性能がアップしたことで昨今はLED式ランタンも増えてきました。

　　 　　　

■■ LEDソーラーUSBランタン ■■ 薄くコンパクトで軽くて携帯にも便利。　日光でもUSB端子経由でも充電出来るので電池切れの心配もない。 そこそこそ明るく、数十センチの長さだが有線リモコンでも操作できる。　　本体に吊り下げ用のヒモや、少々頼りないがスタンドも付属しているので使うときに場所を選ばない。	■■　小型LEDランタン ■■ 本体を伸ばすと点灯、縮めると消灯という簡単操作。 スイッチ部分は無く、ランタン部分を上に引き上げると光り収納すると消灯する仕組み。 手のひらに乗るサイズの小型ランタンで、平面発光体LED「COB」が３面に配置され約120ルーメンとそこそこ明るい。
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