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TRITONルーター・TRA001

 ルーターはさまざまな加工が行える道具ですから、本格的に木工を楽しもうとすると、どうしても欲しくなってしまう電動工具の一つです。    日本ではルーターの小型版ともいえるトリマはよく使われていますが、 ルーターはホームセンターでもまだまだ置いてある店は少ないようです。

TRITONルーター・TRA001  逆に欧米ではルーターが主流でトリマーはあまり見かけないのだとか。  やはりDIY大国は木工の技術レベルが高く、 ホゾ穴加工など日本の日曜大工レベルではなかなかやらないような高度な使い方を、ごく当たり前にやってしまうDIY社会だからでしょうか。

 ルーターやトリマーは様々な形状のビットと呼ばれる先端刃を駆使し、ホゾ穴加工やさらい加工、 様々なトリミング(装飾)加工を行う道具です。  トリマーより大きく重いルーターは、手持ちで使う以外に天地逆にした状態でテーブルに固定しておき、 材のほうを移動させ加工するという使い方をする工具でもあります。

 ただ、天地逆にした状態で使うとき困るのが、そもそもルーターは逆さまに取り付けた状態で操作するよう作られていないため、ビットの交換やビット高さの調整が面倒なこと。   かつ専用のルーターテーブルとセットでないと、 本来の機能が100%発揮できない道具でもあります。

 本格的なルーターはそれなりに値の張る工具ですが、さらにルーターテーブルと組み合わせると10万円前後の予算が必要となってしまいますから、DIYerを悩ます、 "欲しいけどオイソレとは手が出せない"電動工具の見本のような道具でもあります。(2020.5.25)


TRITONルーター・TRA001 購入

 長年ルーター購入の構想はあったものの、お高いので躊躇っていましたが、家のリフォームのためなどと大義名分を掲げ、とうとう購入を決意。

 電動工具はほとんどマキタで統一しているのですが、ルーターの使用方法はテーブルにルーターを上下逆に固定して使う、 という使い方がメインとなるため、その使い方で効率よく便利に作業できるようデザインされているTRITON社製に決めました。    

TRITONルーター・TRA001 開梱
TRITONルーター・TRA001 【規格】

180X300X310ミリ。 7.55㎏。

100V-50/60HZ。 14A 1350W。
回転数 8000~21000min。 定格時間 30分。

TRITONルーター・TRA001 【付属品】

フェンス。 コレット。 テーブルハイワインダー。 スパナ。  ピボットマウント。 延長ベースプレート。
TRITONルーター・TRA001 【延長ベースプレートと円形カット】

ルーターのベースに延長ベースプレートをセットしガイドとして使う。 また延長ベースプレートの支点に釘かネジを通し、加工する円の中心に取り付ければ円形切削加工ができる。

加工前に軌跡が切断線と合っているか確認し、決して1度で深く切削せず、1回の切削深さは2ミリ程度とし、数回に分けて削りだすこと。

下のネジはベースプレート取り付けノブで、延長ベースプレートをセットするときここを緩めて差込み固定する。 取り外す必要はない。
TRITONルーター・TRA001 コレットは8ミリ、12ミリ、1/2インチの3種類が使える。

手持ちのビットはトリマー用の軸径が6ミリのものしかないので、8ミリか12ミリのビットを買い揃える必要がある。




TRITON・ルーターテーブルモジュール・TWX7購入

 ついでに勢いで、TRITON製ワークセンター(汎用作業テーブル)に取り付けて使うルーターテーブルモジュール・TWX7 も同時に購入しちゃった......。    ネットではルーターを天地逆に取り付けるルーターテーブルを自作する動画があふれており、 自分も一時は自作を検討したのですが、やはり便利な機能や高い工作精度、使い勝手はメーカー品とは雲泥の差があります。

 ルーターをテーブルに固定して使う場合必需品となるのが、加工する材を送る途中でブレたりしないよう保持するガイド部分。 櫛状になっているフェザーボードが一般的ですが、 これを自作するだけでも大変そうです。     その他にも任意の加工寸法に精度よく調整するような機構まで組込み、見た目も使い勝手も良い物を作ろうとしたら、時間と費用を考えれば市販品を買った方が断然お得。

 とくにTRITONはルーターテーブル(ワークセンター・TWX7)に取り付ける自社製ルーター専用のモジュール・(ルーターテーブルモジュール・TWX7)も販売しており、使い勝手も自作品とは比べ物になりませんから、 これは買うしかありません。    ルーターテーブルモジュール・TWX7の組み立てから使い方まで動画があります。    

ルーターテーブルモジュール・TWX7 開梱
ルーターテーブルモジュール・TWX7 【ルーターテーブルモジュール一式】

ワークセンタ・テーブルのサイズ 904X708ミリ。
ルーターユニットのサイズ 660X410ミリ。
押し出し成形フェンスのサイズ  680X85ミリ。
押し出し成形フェンスの厚み  21.4ミリ。
MDFフェンスフェースのサイズ 340X75ミリ(2枚)
重量 9.9㎏
ルーターテーブルモジュール・TWX7 【構成部品】

ビット周辺をカバーする透明の安全ガード。 アルミ製のしっかりしたフェンス。 加工時に部材をより確実に保持するため軽い圧力で押さえる櫛状のフェザーボード。   平面出し加工が0.5 1.0 1.5 2.0ミリ の深さで行えるフェンスフェーススペーサーなど、自作テーブルフェンスでは到底実現できない各部の充実した機能はメーカー品だからこそ。
ルーターテーブルモジュール・TWX7 【使用するときの構成】

この状態で丸い部分の下にルーターを天地逆に取り付け、材を右から左に送り、加工する。

この装置は、いかに精密・迅速にビットと材の間隔を設定できるか。 いかに安全に加工できるかがキモなので、フェンス微調整のためのアジャスタなどさまざまな機能が充実している。




TRITONルーター・TRA001 使用方法

   

TRITONルーター・TRA001 使用方法
TRITONルーター・TRA001 【メインスイッチ】

プラグをコンセントに繋ぐとON/OFF無関係にスイッチランプが点灯する。  誤操作防止のため、スイッチの上に開閉式(スライド方式)の透明「スイッチカバー」がついている。

「スイッチカバー」を左側にスライドしてスイッチON(1側)にすると、ソフトスタート(即動作せずやや遅れて動き出す機能)する。  スイッチONでは「スイッチカバー」が閉じないようになっている。

停止させるにはスイッチOFF(0側)にする。  「スイッチカバー」が自動的に元の位置まで戻る。
TRITONルーター・TRA001 【スピードコントローラー】

上部の丸いダイヤルが「スピードコントローラー」。 1~5までの5段階で回転数を可変する。 基本的に加工材が焦げない程度の切削スピードを選ぶ必要があり、 低速(1側)で加工するとモーターの負担が増す。

カッター径が小さい場合は高速側で加工する。  カッターの直径が25mmまでは高速(5)、~50ミリまでは(4)、~65ミリまでは(3)、65ミリ以上は(2)で行う。
(1)は焦げが生じている場合にのみ使用すること。
TRITONルーター・TRA001 【フリープランジによる切削深さの調整】

フリープランジ(本体を上から押し込むことでビットを下げる)で切削するモード。

「ワインダーハンドル」(黒いツマミ)中央の「プランジモード切り替えボタン」を奥側にカチッと音がするまで指で押し込む。 奥までしっかり押し込まないとロックされないので注意。  慣れないと固い。

このモードで切削するときは、希望する切削深さになるようルーター本体を上から押し込み、左のツマミ・「プランジロックレバー」をロック(右に倒す)すれば、 その位置にビット高さが固定される。
TRITONルーター・TRA001 【ワインダーハンドル・クラッチハンドルによる調整】

切削中に「ワインダーハンドル」を回しビット高さを微調整できる。   フリープランジモードは解除(ワインダーハンドル中央のプランジモード切り替えボタンのロックを解除)しておくこと。

親指がかかっている黄色のダイヤル、「ワインダーハンドル・クラッチハンドル」をノブ側に押し込みながら、 「ワインダーハンドル」を回せばビットを上下に微調整移動できる。

任意の位置で押し込んだ「ワインダーハンドル・クラッチハンドル」を離せば、リングがカチッと戻りビットがロックされ高さを保持できるので、ビット高さを少しずつ増やしながら削るときなどに便利。
TRITONルーター・TRA001 【マイクロワインダー切削深さの調整】

指がかかっている「マイクロワインダー」を回すことで切削深さをミリ単位で微調整できる。 この操作はプランジモードで、かつ「プランジロックレバー」がフリーの時のみ有効。   時計方向に回せば切削深さが深くなり(ビットが下がる)、反時計方向に回せば浅くなる。

「マイクロワインダー」は下部のツマミ(ノブの右側に見えている)と一体化なので、 テーブルに取り付けた状態(本体が天地逆になる)でも簡単にビット高さを調整できる。 これがTRITONルーターの最大特徴でこれが購入の決め手だった。

位置決めしたら念のため、「プランジロックレバー」をロック(右に倒す)しておくこと。  特に重い加工をする場合は忘れずに行う。
TRITONルーター・TRA001 【自動スピンドルロック】

コレットがベースから突き出るまで「マイクロワインダー」を回すとコレットが自動でロックされる。  この状態で付属のスパナでコレットを反時計方向に回して緩めるとコレットが取り外せる。   片手でもこの操作ができるから、ルーターテーブルで使用してもビット交換が容易。

任意のサイズ(3種類から選べる)のコレットをセットしスパナで時計方向に回し固定する。  使用するルータービットをチャックに差し込む。 ビットがコレット内に正しく入ったら、 スパナで時計方向に強く締めてビットを固定させる。
TRITONルーター・TRA001 【深さストップとタレットで切削深さをミリ単位で設定】

指で押さえている黒い部分と2本突き出ているボルトが「タレットストップ」部。 ボルトにはホイールがありそれを回すことでホイルが上下する。 その上部に見えている金属パイプが「深さストップ」で、 上下に伸び縮みする。

まずビットの先端が部材に接するまでルーター本体を下げ、「深さストップ」先端を「タレットストップ部」の黒棒先端に接させ、「深さストップ」を固定する。  これがプランジ深さのゼロポイントとなる。

その状態で「タレットストップ」のボルトのホイルを回し、希望する切削深さの目盛り(黒棒に刻まれている)にホイル上端を合わせる。 「タレットストップ」部を回転させ、 ボルト先端が「深さストップ」の真下に来るようにしておく。

これでルーター本体を押し下げても、「深さストップ」がボルトに入り先端がホイルに当たるのでビットはそれ以上深く下がらない。   ボルトはもう1本あるので別な目盛りを設定できる。
TRITONルーター・TRA001 【プランジスプリングの扱い】

「プランジスプリング」は手持ちで使用する場合は取り付けておくが、ルーターテーブルに取り付けて使う場合、「プランジスプリング」は必ず取り外しておくこと。

取り外すときは「プランジスプリングキャップ」の小さなネジを緩めておく。  「プランジスプリング」の張力はかなり強力なので、 突然飛び出さないよう「プランジスプリング」キャップをしっかり押さえ、 反時計方向にキャップを回してゆっくり取り出す。

手持ちで使う場合は再び「プランジスプリング」を取り付ける。  「プランジスプリングキャップ」のネジを忘れずに締め付けておくこと。


TRITON TRA001 「取扱説明書」より。

詳細はTRITONページ


ルーターテーブル自作

いずれは高機能なトリトンのワークセンター(作業台)システム(TWX7 Workcentre)を揃える予定ですが、 予算の都合で今回は簡易版ルーターテーブル(ルーターテーブルモジュール・TWX7を取り付ける台)を製作します。    

ルーターテーブル自作
ルーターテーブル・自作 まず厚さ25mmのランバーコア材を、800ミリ×500ミリのサイズに2枚カットし貼り合わせる。

自作ルーターテーブルに載せるルーターテーブルモジュール・TWX7のベース厚さは23ミリなので、その厚み分掘り込むには50mm程度の厚さの材が必要。

ルーターテーブルモジュール・TWX7の天板サイズは660X410ミリなので、自作ルーターテーブル天板はそれより一回り大きく作る必要がある。

ルーターテーブル・自作 クランプでしっかり固定し一晩おく。

乾燥したらルーターテーブルモジュール・TWX7のベース部寸法を自作ルーターテーブルの天板に転記し、切削面積分23ミリ掘り込んでいく。
ルーターテーブル・自作 切削寸法ラインから外れないようガイドを使い、5ミリ程度ずつビットを下げて少しずつ切削していく。

ガイドを使った場合、ガイド端とビットまでの間隔は95ミリ。 その間隔を保つよう必要サイズにカットした木枠を固定しガイドのガイド(?)にする。

ルーターテーブル・自作 ルーター取り付け部の穴部は電動マルノコを使いクリ貫いておく。

当初電動マルノコでキザミをつけておけばルーターのサライ加工が楽になるかと思ったが、ルーターパワーがあるのでこの作業はあまり必要はなさそう。

ルーターテーブル・自作 全周にわたり深さ23ミリまで切削していく。

さすがハイパワールーターだけあって、作業はスイスイはかどる。

ルーター重量は7.55㎏、ルーターテーブルモジュール・TWX7の重量は9.9㎏あるので、自作ルーターテーブルの素材は、切削後の厚みもその重量に耐えられるような厚みと強度が必要。

ルーターテーブル・自作 やっと全周囲の掘り込み加工が終了。

四隅コーナーの曲線はトリマでなぞる。

ルーターモジュールの裏面は色々なパーツが取り付けられているので、その箇所が当たるテーブル面部分は、トリマやジグソーなど使い邪魔にならないよう加工しておく。

ルーターテーブル・自作 ルーターテーブルにルーターモジュールをはめ込んだ状態。

やや掘り込みが甘くまだ1ミリほど段差があるが大勢に影響なし。

ルーターテーブル・自作 自作ルーターテーブルの土台を2×4材で製作。  使わないとき邪魔にならないよう、ルーターテーブルのトップ(天板)と土台は固定せず、使うときに組み合わせるようにした。

自作ルーターテーブルは既存の作業台の上に置いて使う予定なので、あまり大きなサイズは作れなかった。  土台の高さは350mm。

あとはこの上にテーブルトップを乗せ、さらにルーターモジュールを設置すれば使える。 
ルーターテーブル・自作 ルーター本体をルーターモジュールに取り付ける。 ルーターベースの2箇所のネジ(指先部)を、モジュールの4箇所の切り込みのうちの2箇所にハメ、 少し廻してかみ合わせたらベースネジをしっかり締め込むだけの簡単操作。

専用のワークセンター(作業台)であれば、ワークセンターにモジュールを立てた状態でルーターを取り付けられる。 いずれ自作ルーターテーブルも改造し、似たような機能を持たせてもいいかも。

ルーターテーブル・自作 ルーターをルーターテーブルに取り付けて使う場合、「プランジスプリング」は必ず取り外しておくこと。

「プランジスプリング」の張力はかなり強力なので、 突然飛び出さないよう「プランジスプリング」キャップをしっかり押さえ、 反時計方向にキャップを回してゆっくり取り出す。

ルーターテーブル・自作 自作ルーターテーブルに、ルーターを取り付けた状態のルーターテーブルモジュール・TWX7をセットする。

ルータとテーブルモジュールは合わせると17㎏以上(押し出し成形フェンス部含む)の重さなので慎重に載せる。

土台の高さは350mmで、既存の作業台(720ミリ)の上に置いて使うが、高さ的にこの位の高さのほうが使いやすそう。

ルーターテーブル・自作 自作ルーターテーブルにルーターテーブルモジュール・TWX7を取り付けた状態。  加工材は右から左へ送る。

とりあえず簡単な加工であればこの簡易版ルーターテーブルでも十分やれそう。

材がブレないよう支える横軸のフェザーボードは別売のワークセンタを買わないと使えない。    もし使えるガイドレールが見つかれば自作テーブルでも取り付けられる。
ルーターテーブル・自作 TRITON社製ルーターに決めたのは、テーブルにルーターを上下逆に固定した使い方でも、便利に作業できるよう細かいところまでデザインされているから。

わざわざ裏面を覗き込まなくてもテーブルハイワインダー(立っている長い棒)を回すだけで、「マイクロワインダー」機能により簡単にビット高さを微調整できる。

さらに、ビット交換もテーブルの上からスパナ一本で簡単にやれるので便利。
ルーターテーブル・自作 自作ルーターテーブルを下から覗いた状態。

メインスイッチなどを操作するのは覗き込む必要があるのでやや大変だが、ビット高さ調整がテーブルの上から出来るのがこのルーターのウリ。

ルーターテーブル・自作 ルーターテーブルモジュール・TWX7の加工フェンス面と反対の裏側部分。

アルミ製のガッチリした押し出し成形フェンスや、透明の集塵ホースコネクタ、フェンスフェース調整ノブ、フェンス微調整アジャスタノブ、精緻なインジケーター、などなど、 自作の木製ルーターガイドでは到底実現できそうもない、精密加工のための機能が満載されている。

ルーターテーブル・自作 自作ルーターテーブルにルーターとルーターテーブルモジュール・TWX7を組み合わせた全体図。

細かい部分を使いやすくする作業は残っているが、とりあえずこれでテーブルにルーターを天地逆に取り付けて加工する作業の準備はできた。

ルーターテーブル・自作 記念すべき(?)自作ルーターテーブルによる初加工作業。  材を送るときブレないよう支える櫛状のフェザーボードは、 横方向のものを取り付ける場所がないため少しブレてしまった箇所がある。   やはり横軸を押さえるフェザーボードも必需品。

ルーターテーブルモジュール・TWX7に横軸を押さえるフェザーボードも付属しているが、取り付けるには専用のワークセンタが必要。

形状の合うガイドレールさえ見つかれば自作ルーターテーブルに横軸用フェザーボードを取り付けられるので、いずれ改良予定。



TRITONルーター・TRA001で網戸を作る

 自作ルーターテーブルもナントか形になったので、夏の暑さ対策として玄関に網戸を作ってみます。  せっかくルーターを買ったのですから、 ここは釘は1本も使わずホゾ加工で組み立てます。

 ルーターで加工するホゾ穴は端が丸くなるので、差し込むホゾの方の端もソレに合わせてヤスリで丸く削ります。    

TRITONルーター・TRA001でホゾ加工
TRITONルーター・TRA001 ネットで「Arichops 超硬刃ルータービット 2本入り T型ほぞカッター」 というビットを2899円で購入し、ホゾ加工に挑戦。

このビットの軸径は1/2インチ(25.4ミリの半分)の12.7ミリなので、コレットは1/2インチ用のものに交換する。

刃先外径が46ミリあるので、オレンジのプレート(名前不明)は3つの中で一番大きなサイズを使用する必要がある。
TRITONルーター・TRA001 【ほぞカッターによるホゾ加工】

今回使う網戸作りの材料は1×4材で厚みは19ミリ。 これを半分に割き(約43ミリ幅)、高さ2480ミリ×90ミリサイズの網戸を作る。

使用するほぞカッターの歯の厚みは各6ミリで間のベアリング厚も6ミリなので、加工すると画像のように両外側がほんのわずか残るが、 これがほぼ正確にビット高さが設定された証拠。

切削深さはベアリング径で決まる。  ほぞカッター(横溝ビット)にはカッターとベアリングが分解出来るものもあり、 ベアリングを交換することで切削深さを変更できるタイプもある。  「ルーター・トリマー ビスケットジョイントセット」
TRITONルーター・TRA001 【網戸に"留めゴム"が入る溝を掘る】

網戸を組み立て塗装後、今度はトリマに4ミリのストレートビットを取り付け、網(ネット)を押さえる"留めゴム(網おさえゴム)"が入る溝を掘っておく。 深さは5ミリ。

ここに太さ4.5ミリの「網押さえゴム」で網(ネット)をたるまないように張っていく。 通常のアルミ製網戸の張替えと違い、 ゴムを溝に押し込んでいく工程が溝がキチキチなのでケッコウしんどい。
TRITONルーター・TRA001 【集塵は必須】

ルーターで溝掘りしていくと、ケッコウな量の切り屑が発生する。 集塵機能を働かせないと周囲はホコリで真っ白になる。

本格的な集塵装置は持っていないので、簡易版の集じん機を作る。

32ミリのビニールホースをルーターテーブルモジュール・TWX7の集塵ホースコネクタに差込み、 それをRYOBIの"ブロワバキューム RESV-1000"で集めるお手軽システム。
TRITONルーター・TRA001 【RYOBIの"ブロワバキューム RESV-1000"】

中間を太いビニールホースでRYOBIの"ブロワバキューム RESV-1000"に繋ぎ、、「集じん機能」で切削クズを吸い取らせる。

このブロワバキュームは「吹き寄せ(吹き飛ばし)」と「集じん」がレバー1つで切換えられる。  ルーターと同時に動かすとケッコウな騒音となるが、とりあえず切削クズは吸い取ってくれる。





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【 災害対策用品・災害備え 】

キャンプ用品にはイザ、というとき役立つものが数々があります。



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停電時の照明.........クワッドLEDランタン
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