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溶接機が欲しくなった

 作業工房へ上がる階段の一部がサビつき、穴が開いてしまってから早や幾年......このまま放置してたら、ある日突然足元が抜けてしまい大怪我するかも。    さすがにいよいよ重い腰を上げるときがきたようです。

溶接機SUZUKID Imax120 普通なら業者さんに修理を頼むところですが、木工用の道具は家1件建てられる(?)ほど持っているほどDIY好きオッサンとしては、つい自分でやることを考えるわけです。

そうはいっても、今まで鉄工作業とはほぼ無縁だったのでそっち方面の道具はほぼ無し。  昔、使わなくなった灯油タンクを解体するためデスクグラインダーと砥石を買ったことがありますが、 持っている鉄工用道具はそんなものです。(2019.4.17)


SUZUKID Imax(アイマックス)120 購入

 いろいろ検討した結果、決めたのは『SUZUKID Imax120』です。 初心者がある程度本格的な溶接作業までやろうと考えたら、現状ではベストな機種だと判断しました。    

「SUZUKID Imax(アイマックス)120」
溶接機SUZUKID Imax120 梱包されている中身一式。

本体以外に、手持ち遮光面。 アースクリップ付コード(2m)。 ホルダ付コード(3m)。
100Vアダプター関係部品。 取扱説明書。

この手の機器は、コードを束ねたままで使うと電圧降下が大きくなり溶接できないこともある。 コードは真っ直ぐにして使う。
溶接機SUZUKID Imax120 手持ち遮光面が付属している。

溶接時のアーク光から発生する有害光を肉眼で見ると、目を痛め最悪白内障や結膜炎等を起こすことがあるので遮光面は必需品。

さらに飛散するスパッタ()やスラグおよび高温になった溶接物が飛び散ると火傷することもある。 作業中は頭部、顔面、手足などの露出は厳禁。

遮光面はいずれ自動的に遮光してくれるタイプを購入予定。

溶接機SUZUKID Imax120 本体正面。

フロントパネルには出力電流調整ダイヤル。

電源ランプ(緑)下は過熱ランプ(黄)。 

陰極ソケット(-・上側)、陽極ソケット(+)の2箇所のソケット。

ソケット形状は同一なので、アースクリップ付コード、ホルダ付コード、どちらのコードも接続出来てしまう。

これは溶接対象物に応じて差し込むプラグを入れ替えるようになっているため。
溶接機SUZUKID Imax120 出力電流調整ダイヤル。

時計方向に回すと出力電流が大きくなり、反時計方向に回すと小さくなる。 溶接中でも調整可能。

100V15Aコンセントで使う場合は40A以上にはしないこと。

ランプの上は電源ランプ(緑)。 下は過熱ランプ(黄)で、通常は消灯しているが内部温度が過剰になった場合、高温障害防止のため電流は自動停止する。

通常の温度に戻れば自動的に再スタートする。
溶接機SUZUKID Imax120 本体背面。

入力スイッチ。  入力電源コード(2m)を電源に繋ぎ入力スイッチを「ON」にすれば電源ランプが点灯する。

作業後は必ず「OFF」にしておく。

本機は100V電源でも、200V電源でもどちらでも使えるが、100V/200Vは自動的に切り換えられる。

溶接機SUZUKID Imax120 出力電流・入力電流・溶接棒径・使用率・板厚との関係。
出力電流は使用溶接棒の直径と、使用する電源容量によって調節する。

おおよその目安として、各種直径の溶接棒に応じて使われる電流が決まっている。
家庭用コンセント()から使用する場合、溶接可能の板厚は3.00㎜まで。
溶接棒直径は、Ф1.4~1.6㎜。
溶接機SUZUKID Imax120 付属のコンセント類。

100Vアダプター関係部品一式。 内容は、ゴムプラグ(接地 2P-15A-125V)。 一番手前は100Vアダプター。

なお、コードの延長が必要な場合は、溶接側コードを延長すると能力が低下するので、出来るだけ電源側コードのほうを延長すること。

また延長コードは3.5sq以上×3芯の10m以下を仕用する。 (sq)は撚り線断面積(平方ミリメートル)。
溶接機SUZUKID Imax120 到着時は本体から伸びる入力電源コード(2m)の端子はむき出しになっている。

100V電源で使うか200V電源で使うか、さらに100Vでも15Aコンセントで使うか、20A以上のブレーカーに直接接続するかでも、端子の接続は変わってくる。

今回は100V15Aコンセントで使うので、付属のゴムプラグ(接地 2P-15A-125V)に接続し、100Vアダプターは使用しない。
溶接機SUZUKID Imax120 どの電源で使うかにより電源コードのブレーカーへの接続方法は異なる。

200Vブレーカーの「単相3線式」と「3相200Vブレーカー」は結線端子が1.2.3間の3箇所あるが、1と2、2と3間は共に100V出力。

200V出力は1と3間に接続する。

溶接機SUZUKID Imax120 今回は100V/15Aコンセントの電源で使うので、付属プラグに結線する。

入力電源コードの3本の端子をゴムプラグに繋ぎビス止めする。

最初に黒い防水ゴムを入力電源コードに被せておく。

緑色の線はアース線なので100Vラインに繋がないように。
溶接機SUZUKID Imax120 ゴムプラグに結線した後、100Vアダプターを取り付けた。

一般的な100V/15Aコンセントにはアースラインの端子は挿入出来ないので、100Vアダプターが必要になる。








SUZUKID Imax(アイマックス)120 使用方法

   

「SUZUKID Imax(アイマックス)120」使用方法
溶接機SUZUKID Imax120 アースクリップ付コードとホルダ付コードをフロントパネルのソケットに接続する。
溶接するものによって、ソケットに差し込むコードを入れ替える。

画像は薄板溶接の時の接続。  薄板溶接の場合は、(+・下側)にホルダ付コード側(3m)を、(-・上側)にはアースクリップ付コード(2m)を接続する。

それ以外の溶接物の場合は、陰極ソケット(-)にはホルダ付コードを接続する。 

陽極ソケット(+)にはアースクリップ付コードを接続する。
溶接機SUZUKID Imax120 アースクリップ付コードを溶接物に取り付ける。  アースクリップで溶接物ではさむ。

溶接機SUZUKID Imax120 ホルダ付コードのホルダ部に溶接棒をはさむ。

購入した低電圧用溶接棒(育良精機)は20本入りで800円ほど。

線芯径・1.6㎜。 長さ・250㎜。  溶接板厚・1.6㎜まで。

電流範囲・20~50A。
溶接機SUZUKID Imax120 溶接する場所に溶接棒の先端をもっていく。

遮光面を片手に持ち、顔をおおう。

一般的に溶接は溶接部分に対し左から右に向かって行うので、溶接対象物(母材)の左側がアークスタート地点となる。

溶接機SUZUKID Imax120 アークのスタートは、溶接棒で溶接物(母材)を叩くか、ひっかくようにするとアークが発生する。

最初はバチッとアークが飛ぶと思わず溶接棒を離してしまうが、慣れの問題。 ヒビらず溶接物との間隔を2~3㎜に保ち、落ち着いて溶接棒を移動させていく。
溶接機SUZUKID Imax120 溶接棒の芯線はフラックスで周りを覆われている。

途中まで使った溶接棒を再び使用する場合は、溶接棒の先端を溶接物にたたきつけ、芯線が直接溶接物に触れるようにする。
溶接機SUZUKID Imax120 慣れないと溶接棒が溶接物に溶着してしまう。  これは電流が低い場合も起こる。

溶接物をひっかいた後、溶接棒と溶接物の間隔を2~3㎜とるようにすると、アークが持続する。

溶接棒が溶けてだんだん短くなるので、それに合わせてホルダ付コードに取り付けた溶接棒を溶接物に近づけていく。

溶接機SUZUKID Imax120 溶接棒は進行方向に45°~60°程度倒すようにして溶接していく。

移動速度は溶接物に穴が開かない程度に、できるだけゆっくり動かしたほうが溶け込みが深くなる。

溶接棒と溶接物が溶着してしまったら、ホルダを左右に振り素早く引き離す。
溶接機SUZUKID Imax120 溶接棒を動かすスピードは、溶接物が薄い場合は速く直線的に移動させる。

溶接物が厚い場合は、溶接棒の先端で直径5~10㎜程度の円をゆっくり描くようにして移動させる。
溶接機SUZUKID Imax120 ビード(溶接金属により出来たミミズバレ状の跡)が丸い玉になってしまうのは溶接棒の移動スピードが速いから。

また、溶接棒の移動スピードを速くしても玉になってしまうのは、溶接物が厚すぎるから。

溶接機に合った適正な厚みで溶接すること。
溶接機SUZUKID Imax120 溶接棒を使い切ってしまった場合、溶接部が溶けているうちに新しい溶接棒を装着して続ける。

溶接が冷え固まってしまったら、スラブを落としてから続ける。 溶接の続きは前に溶接した部分と5~10㎜重なる位置から開始する。 アークが途切れた場合も同様。     
溶接機SUZUKID Imax120 溶接が終了したら、溶接棒を溶接物より引き離しアークを切る。

溶接機SUZUKID Imax120 溶接物が冷え切ったら、チッピングハンマー等でスラブ(溶接した上にかぶさっているカス)をたたき落としておく。

溶接機SUZUKID Imax120 初(?)作品。 20A少々の電流で溶接物に溶接棒を、おっかなびっくり当てる。

始めは溶接物と溶接棒が溶着してしまい、離れず、なかなかアークを持続して飛ばせなかった。  原因は電源容量が不足か、出力電流調整が低いことが考えられる。

取説には溶接棒と溶接物の間隔を2~3㎜とるようにするとアークが持続するとあるが、慣れないとそれがなかなか出来ない。
溶接機SUZUKID Imax120 2作品目(?)に挑戦。  今度は30Aにあげて「突合せ溶接」にチャレンジ。
バチッとアークが発生し連続アーク状態になったら、慌てず騒がず、溶接棒を溶接物から2~3㎜の間隔を保ちつつ、ゆっくり左から右へ移動させていく。

かなりビード(溶接によって盛上がった部分)が盛上がっているが、マアマア(?)の出来か。 これでこの溶接機は使えることは確認できた。
ただ、30Aでは溶接物と溶接棒の溶着が頻発するので、37Aまであげる必要がある。

参考図はSUZUKID Imax120 「取扱説明書」より。

SUZUKIDは溶接専門ウェブサイトも開設しており、溶接のウラ技や作品作りを紹介しています。


遮光溶接面は必需品

   

「遮光溶接面  セミプロ仕様」の機能
溶接機SUZUKID Imax120 購入した溶接機本体に付属していた遮光溶接面は、視界が暗すぎて溶接する箇所がほとんど見えない。 これでは使えない。

そこでアーク光が発生すると瞬時に自動で遮光状態に変わる、SUZUKIDの自動遮光溶接面を購入。

アーク光が発生していない時は、視界が明るくなっているので素人でも溶接する箇所の確認がしやすい。

軽く、被った時のフィット状態もヘッドギアの調整で簡単に行える。

内部に自動遮光ユニットが装着されている。  切り替え時間は1/25,000秒。

溶接機SUZUKID Imax120 自動遮光ユニットから伸びている配線ケーブルは外部の遮光度調整ダイヤルと繋がり、#9~#13の5段階に遮光度(暗さ)調整できる。

自動遮光機能のカット・スイッチがついているので、切断作業などでの防護面としても使える。

面体との間隔距離も左右の締め付けナットで調整可。

面体角度の調整は外部のつまみで行う。  手袋をしたままでも操作できるよう、大き目のダイヤル。

溶接機SUZUKID Imax120 自動遮光ユニットは単4電池2本+ソーラー電池で動作する。 電池は横長のケースに格納される。

右から、作業モード切替スイッチ.....遮光機能をオン/オフすることで作業モードにあわせた使い方ができる。
電池交換ランプ....電池残量が少なくなると、電池交換ランプが点灯する。
テスト・ボタン....電池切れのチェックができる。
戻り速度調整ダイヤル....自動遮光後の戻り時間を0.1~1.0秒単位で調整する。
感度調整ダイヤル....溶接作業に合わせ、センサーが溶接時のアーク光のみに反応するように、光を感知するセンサーの感度を調整する。
動作後、15分後に自動OFFする。
溶接機SUZUKID Imax120 上のツマミが遮光度調整ダイヤル。 このダイヤルで溶接作業に合わせた遮光度(暗さ)に調整する。

遮光度は#9~#13の5段階に調整できる。 アーク溶接なら~200Aまでは#9~#11の範囲。

右下はヘルメット角度調整のダイヤル。

本体の素材は「高耐衝撃性ナイロン」。  重さは528グラム。



アーク溶接による接合方法

   

アーク溶接による接合方法
溶接機SUZUKID Imax120 アーク(電弧・火花)現象を使った、アーク溶接による色々な接合方法。

電弧(でんこ)現象とは負極・正極間に電位差が生じることにより電極間にある気体に電流が流れること。

気体分子が電離しイオン化が起こり、プラズマを生み出し、普段は伝導性のない気体中を電流が流れる。

この空間では気体が励起状態になり高温と閃光を伴う。
溶接機SUZUKID Imax120

溶接機SUZUKID Imax120 重ねスポット(点溶接)





鉄工作業に必要な道具

 鉄工作業も木工作業と同様に、「切断」・「加工」・「組み立て」、というプロセスを辿るわけですが、必要となる道具の中で一番の大物は「組み立て」工程で使う溶接機です。

 今回の溶接作業は古くなった階段ステップ部分をディスクグラインダーで切断し、新しい鉄材を溶接でくっつけるだけなので、揃える道具は溶接関係のものが中心です。

 とはいいつつも、ついアレもコレもと道具集めに精を出すのはDIY好きの性のようです。    

「鉄工作業に必要な道具」......切断・加工

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直流アーク溶接機  SUZUKID IMAX120。

100V/200V兼用の安定したアークができるインバータ制御で仕上がりがキレイ。

寸法:150W×347L×268H(mm) 質量:7.0kgの持ち運びに便利な小型・軽量設計。

家庭用コンセント(100V・15A)からの使用の場合、溶接可能板厚は3mmまで。

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スズキット 昇圧器。

100Vの電圧を115V・125Vに変換。

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昇圧スイッチ付きで、出力電圧が入力電圧の15%UPと25%UPの2種類選択可能。

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ディスクグラインダー。

用途に応じた様々なディスク(砥石)を取り付けら、金属を切断・研削などの加工ができる。

盛り上がった溶接ビードを削り平らにしたり、溶接ビードの周りに飛んだとれなくなったスパッタを簡単に研削する。

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コーナークランプ。

材料が固定されていないと溶接箇所がズレたりして精度もでない。

木工用にも使える。

   

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溶接 マグネットホルダー。

材料が固定されていないと溶接箇所がズレたりして精度もでない。

これを使えば溶接物を45°や90°の状態で保持・固定できるので作業が楽。

磁気をオンオフ出来るので取り外しが楽。   

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チッピングハンマー。

溶接のカス取り用やブロックのデリケートな部分のハツリに。

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スパッタ付着防止剤。

溶接中に飛散する金属粒をスパッタと呼ぶが、これが材料に付着してしまうと後処理が大変になる。

このスパッタ付着防止剤を塗装前に塗布しておけば、材料にスパッタが付着しにくくなり後処理が楽になる。

ワイヤーブラシ ステンレス I型 STRAIGHT/36-863 (STRAIGHT/ストレート)

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ワイヤーブラシ。

溶接し終わったらこれでスラグ(溶接の肉に付く茶色いカス...フラックス)を取り除く。 フラックスはヤニ(ハンダ付け促進剤)で金属同士のハンダ付けでは必須。

溶接中にもビード(溶接による溶着金属)部分のスラグを除去することで通電性が確保でき溶接しやすくなる。

塗装工程に入る前に、スパッタやスラグを掃除しておくが、この作業をケレンという。

植毛密度の高い真鍮製の腰が柔らかいワイヤーブラシのほうが使いやすく、ワイヤーの植毛密度が高く柔軟性があるものを選ぶ。  樹脂を使うワイヤーブラシは溶接作業では不向き。

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溶接用手袋。

溶接中は溶接物の表面温度は触れた瞬間に火傷するくらい高温になるので、溶接用手袋は必需品。

溶接用手袋は一般の手袋生地とは分厚さが全然ちがう。  感電の防止にもなる。

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溶接作業台。

材料に直接アースをとると安定性が悪い。  溶接する物が小さい場合、金属製の溶接用作業台があると便利。

金属の作業台であればわざわざ溶接物にアースを付け替える必要もなくなる。

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防じんマスク。

溶接時に発生する白い煙は溶接ヒュームといわれ塵肺の原因となる。  この煙は金属が蒸気になったもので空気中ですぐに冷却され固体状(細かい粒子)となり、 長期間曝露していると“じん肺”などの病気を引きおこす場合がある。

溶接ヒュームを吸引してしまうと「金属熱」といわれる、風邪を引いたようなだるさや頭痛が起こることがある。

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グラインダースタンド

グラインダーを固定しておき、鉄パイプなどを連続して切断する場合などに便利。

ネットの評判はそれほど良くないので、本格的に考えるなら高速切断機などを検討したほうがいいかも。

....でも、結局これを買った.....ご安心を、チャンと使えました

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自動遮光溶接面。

溶接中に発生する強いアーク光と火花から目の損傷や火傷を防止するための顔当て。  手持ちタイプの溶接面は溶接中は両手がふさがってしまい、材料が固定できなくなり不便。

かつ、遮光ガラスを通して溶接物を見ると、真っ暗で何も見えないため思わぬところを溶接してしまったりするので、手持ちの溶接面を使いながら溶接作業をするのは素人には非常に難しい。

そこで便利なのがアーク光が発生すると瞬時に自動で遮光状態に変わる自動遮光溶接面。    アーク光が発生していない時は、視界が明るくなっているので素人でも溶接する箇所の確認がしやすい。

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石筆

溶接前の材料に石筆でマーキングしておけば、そのラインさえキープして加工するとズレたり曲がったりせずイメージ通りに溶接、加工ができる。

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感想(371件)



スパッタシート。

耐熱作業温度は800℃瞬間使用温度は1500℃の、家庭やキャンプでも使える耐火 シート。

工業用材料を使用しており、溶接や溶断作業のスパッタや火花から周囲の燃えやすいものを守る養生シートに最適。








購入候補の溶接機

 ハードルが高そうな溶接作業ですが、昨今は家庭用電源100Vでも使える家庭用溶接機が数多く販売されています。

 その中で、交流アーク溶接機や・直流インバータ溶接機・ノンガス半自動溶接機、などというように、種類や使い勝手に違いがありますから、 初めて購入する時にはどれを選べばよいのか迷います。

 今回は金属同士をくっつける簡単な溶接なので本格的な溶接機までは要らないのですが、そこはDIY好きだけあって、ナゼか道具に妙に拘るところがあり、あまり安物は敬遠してしまうわけです。

 そもそも道具を値段だけで選んでしまうと、後で絶対に後悔するハメになるのはイヤというほど経験済み。  ここはある程度の性能のものを選びたいところです。

 溶接棒を使って薄い板を溶接したり使いやすさを求めるなら、出力が安定してアークを発生させやすい直流インバータ溶接機がおすすめなんだとか。

 あとは「電流調整機能付きのものを選ぶ」ということ。   材料の厚みに応じ、電流の強さを調整することで最適な出力で溶接することができる、 という機能は必須のようです。

 もうひとつは「使用率」。 これは10分中にどれくらいの時間使うことができるかという能力。  使用率30%なら10分中に3分間だけ使用できるということです。    これが小さいと使っているうちに冷却ファンでも冷やしきれなくなり、自動的に休止状態になってしまい作業が中断しがち。

 「使用率」が低いと常にオーバーヒート状態に曝されるわけで故障の原因にもなります。  出来るだけ連続で使用できる時間が長いものを選びたいものです。

 家庭用は100Vの溶接機が主流ですが、電気が流れると必ず電線中で電圧降下が発生します。 そのため100Vの溶接機では溶接の溶け込みが浅くなったり、 スパークしなくなるなどで上手く溶接出来ないことがあるといいます。

 対策は電線を極力太いものし、距離を短くすること。 電工ドラムを使うときはケーブルを全て引き出して使うなどですが、要は100V溶接機でプロのようにどんな溶接作業もこなせる、 などという高望みはせず、あくまで家庭用と割り切って使うことが必要のようです。

 DIY用にも大物溶接に対応できる100V/200V兼用のタイプがあります。  100Vでは能力不足で上手く溶接出来ない場面でも、200Vならラクラクこなせるわけで、 このクラスになるとセミプロ機としても使えそうで、長く使うなら多少無理してもこちらを選びたくなります....ワルいクセです。

 気になるのがワイヤーが自動的に繰り出してくる半自動溶接機というタイプ。  ワイヤーが自動的に出てくるので溶接棒を手に持たなくても良く、 したがって初心者でも溶接がより行いやすい、という魅力があります。

 ただワイヤー自動送り機能などの機能がプラスされるため、溶接棒を使うタイプよりはやや高価ですし、機構的にこの部分が故障する可能性が高そう。    しかも消耗品の溶接ワイヤーは別売りで溶接棒よりかなり高価、かつどのホームセンターにも置いてあるわけではなさそう。     わざわざ消耗品が高いほうの道具を買う必要性はないので今回はワイヤー自動送りタイプはパス。

 たしかにワイヤー自動送りは便利そうだけど、道具は基本性能が優れているものを選ぶのが鉄則。    溶接機であれば相手を選ばずいかにキレイに溶接できる能力を持つかがキモなわけで、便利さより「使用率」や「大物溶接対応力」という性能を取るべき、 という考えはいままで散々電動工具を買い漁ってきた教訓(?)です。 

 初心者には半自動溶接機が使いやすそうではありますが、道具というものは使っているうちに慣れてしまうもの。    ということで、基本性能が優れ、慣れれば大物溶接もこなせる100V/200V兼用機で、使いやすい直流インバータ溶接機が第一候補です。

   

「購入候補の溶接機」

スズキッド(SUZUKID) 100V専用直流インバータ溶接機 アイマックス60 SIM-60

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スズキッドアイマックス60。

溶接棒を使うタイプ。  使用率20%の直流インバータ溶接機。  電流調整も付いており、最大で60Aまでの出力が可能。

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スズキッド(SUZUKID) アイマックス120 SIM-120

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スズキッドアイマックス120。

入力電圧100V/200Vに対応する溶接棒を使うタイプ。  使用率75%/35%のセミプロモデル・直流インバータ溶接機。

電流調整も付いており、最大で120A(200V)までの出力が可能。

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スズキッド(SUZUKID) アーキュリー80LUNAII SAY-80L2

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スズキッドアーキュリー80。

使用率20%のノンガス半自動溶接機。  電流調整は40~75A。

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Duty Japan・・ ノンガス半自動溶接アークMIG単相100V

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Duty Japan新型ノンガス半自動溶接アーク。

使用率15%とやや短いが、2万円を切る値段で購入できるノンガス半自動溶接機。  電流調整50~120A。

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エクステリア品の溶接補修

 大昔に買ったエクステリア品の青銅製の風見鶏。  "矢じり" と "N"部分が折れたまま物置に仕舞いっ放しだったのですが、せっかく溶接機を揃えたので、補修を試みます。(2019.11.18)

   

「青銅製・風見鶏の溶接補修」
溶接機SUZUKID Imax120 矢印を示す"矢じり"部分がポッキリ折れてしまっている。

本来は青銅製の青っぽい色だが、補修前にサビを落とした後、下地のペイントを施した。

溶接機SUZUKID Imax120 北を示す"N"の部分も、折れてどこかに無くしてしまった。

手持ちのL型鉄材を使い、まず"N"を作るため鉄材を切り出す。

その切り出した鉄材を溶接で貼りあわせて広い部材を作る。



溶接機SUZUKID Imax120 溶接完了。  あとはこの鉄材をグラインダーで"N"型に切り抜く。

最近は溶接作業もスムーズに行えるようになった。

ただ、調子に乗りうっかり溶接面を忘れて溶接してしまい、強烈な光で目がくらみ、しばらく目のピントが合わなくなった。

溶接機SUZUKID Imax120 グラインダーで"N"型に切り抜く。

切断はグラインダーに鉄工切断用の砥石を取り付けて行う。

このくらいの厚みの鉄材であればサクサク切断していく。

ただ、砥石はすぐ磨り減ってしまうので、鉄工切断用の砥石は予備が必需品。

溶接機SUZUKID Imax120 銅管パイプをカットしたものに、"N"型に切り抜いた部材を溶接でくっつける。

銅管パイプの端にグラインダーで切り込みを入れ、部材を差し込む。

鉄材と銅管パイプを溶接する。 銅は熱伝導率が高いため熱が逃げやすく、膨張率も高いため、溶接の熱による変化が大きい。

時間をかけすぎると銅管パイプが融けてしまうので、アークの発生時間は短めに。
溶接機SUZUKID Imax120 "矢じり"部分も同様に鉄材から切り出し、銅管パイプに溶接する。

「青銅」は銅に10%ほどの錫(すず)を混ぜた合金。  真鍮は銅に亜鉛を20%以上混ぜた合金で「黄銅」とも呼ばれる。   銅だけでは柔らかすぎ道具として使えないので、錫を混ぜることによって硬くしている。

古くて酸化してしまうと青っぽい色になるが、本当の青銅器色は新品の10円玉のような色。
溶接機SUZUKID Imax120 本体は青銅製。  はたして鉄材のように溶接できるのか。

試しに底部のネジ式になっている部分がグラついているので、ここを溶接してみる。

溶接してみると、とりあえず火花は飛び、一見溶接はできたよう。

溶接機SUZUKID Imax120 でも、残念ながら揺らしてみたら簡単にボロッと溶接部分が剥がれてしまった。

やはり青銅製品はアーク溶接での接合は無理なのか。






ロウ付け

 金属同士の接合には、「溶接」以外にも「ロウ付け」という方法もあります。

フラックスが蒸発しきってしまうと、ロウは流れにくくなります。  ロウ付け途中でフラックスが足りなくなってきたと感じたら、竹串や金属棒でフラックスを足しましょう。   ロウ付け面が古いフラックスで汚れていたら、残っているフラックスをキレイに取り除きましょう。  ほとんどのフラックスは水溶性なのでぬるま湯等で取り除くことが出来ます。

フラックスをロウ付け後も残しておくと、そこから腐食する原因になりますので注意を要します。(2019.11.18)

      

「ロウ付け補修に挑戦」
ロウ付け 接合する材質により使用するロウも異なる。

青銅と銅管ならば銀ロウ(Silver brazing)を使う。 銀ロウはアルミニウムやマグネシウム以外のほとんどの金属と金属の接合に使用可能。

銀ロウ融点は種類により異なるが700度前後。

フラックスは銀ロウ専用のものを使う。

ロウ付け 金属の多くは、大気中の酸素と反応してその表面に酸化膜を形成したり、不動態被膜などの保護膜を形成する性質を持つが、金属同士を接合する場合、 これらの膜が邪魔になるので除去してやる必要がある。

そこで出番となるのがフラックス。  これを接合しようとする金属の表面にあらかじめ塗っておき、ロウ付け前に加熱することで、金属の表面にある酸化膜を除去し、 除去した後の表面を保護しつつ金属の接合をしやすくする。

ロウ付け 初心者がロウ付けで悩まされる現象のひとつが、ロウが丸くなって滑り落ちてしまい、部材に全然融けていかない現象。

この現象は、地金(母材)の温度がそれほど上昇していないのに、ロウだけ加熱されているというサイン。

また直接ロウに火をあてると、地金が温まるより先にロウの温度が上昇して、ロウが丸く固まってしまう。     火はロウにあてず地金にあてる、というのがロウ付けの基本なのだとか。

ロウ付け 初心者は遠慮がちな火力で加熱してしまいがちだが、ガスをケチらず思いっきり加熱するくらいの気持ちでやってみるのがコツという。

色々な角度、距離から地金を加熱していくこと。    注意点として、バーナーの火口が地金に近寄ってしまうと、最も高温になる炎の部分が地金に当たっていないと加熱不足になってしまう。

ただし、加熱しすぎて地金の表面がメロメロになったり、地金が溶けてしまうということも。  このアタリは経験が必要なので場数を踏むしか無さそう。

ロウ付け 地金温度が上がりきっていない状態でロウ付けしてしまうと、右側のようにロウが玉になってしまい融けていかない。

真ん中手前もロウが玉になってしまっている。

地金をさらに数分加熱したら、やっと液状に融けていった。 ロウ付けは温度管理がシビア。

バーナーの炎はロウに直接当てないこと。

ロウ付け 地金の温度を測るのに便利なのが、このレーザー式の温度計。

直接触れずに測定できるので、安全。

対象物にレーザーポインタを合わせ、引き金を引けば温度が表示される。

ロウ付け ただし、この機種の温度測定範囲は500度まで。




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