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未来予想図.........社会環境の変化

 神ならぬ身の、日々私利私欲に生きる煩悩のカタマリの人間ですから、未来を正しく見通せる力などあるはずもありません。

 ところが、世の中には己のメシのタネならば、正邪などお構いなく、もっともらしい(そしてホトンド正しくない)意見を吹聴する輩がアチコチに存在しています。

キチンと事実に基づいた、信頼できる意見ならまだしも、自己(組織)に都合の良い"へ理屈"を垂れ流す、 困った連中がいるわけです。

 「消費税増税」一つとっても、「あげるべきだ」、「イヤイヤ、このままで」、などいろいろな意見が出ますが、 ここでは、常日頃からもっともらしい理屈を語る人物の見立てが、その後どうなっていったか検証してみようと思います。

 

あの話、どうなった?

   

こんな話題 その後どうなった
眼に余る中国人による紙おむつの“爆買い” オッサンが住む東北にもブローカーの“買い子”が車でスーパーからあるだけ全部買っていくのを目撃。
ブローカーは買い子から紙おむつを1.25倍の価格で買い取り「日本製」を重んじる中国の消費者に倍額で売っている。 数量制限を設けている小売店も多いが車で買い回っているから効果は限定的。
日本製の乳幼児用紙おむつには、最高品質の高機能な不織布が使われており製造設備は大規模で、増設には数十億の投資が必要。 中国人の爆買いがいつまで続くか読み切れないのにおむつメーカーの要請においそれと応じて投資するのは危険とみている。(2015.6)
「馬鹿げた訴訟」が横行する裁判大国アメリカ E武田薬品に賠償命令。
糖尿病薬アクトスで「癌」になったと1万件近い訴えを起こされ、ルイジアナの患者1人に60億ドル(7200億円)の賠償が命じられた。 のちに約30億円に減額される。

Dトヨタのブレーキマット訴訟。 事故を起こしたドライバーが「アクセルがもどらなかった」と訴えたが棄却。次ぎに「ブレーキが故障した」としたがこれも敗訴。 最後に「フロアマットが折れ込みブレーキが利かない」と訴因を変え200万ドルの賠償が決定。

C近所の事故で訴訟。
近くの化学工場爆発事故で被害ないのに被害者の一員となり「精神的ショック受けた」と賠償請求。

B性器のしまり手術訴訟。
感度が低下したとして病院に500万ドルの賠償。

Aイリノイ州バーの訴訟。
泥棒対策で窓枠に電気柵つけ泥棒が感電死。「過剰な防犯装置」として経営者に15万ドルの賠償。

@アルバカーキー「熱いコーヒー」訴訟。
マックのコーヒーをこぼした79歳女性に「温度設定が問題」と訴えられ290万ドル賠償。
屋内でも防毒マスクが必要か? WHO(世界保健機関)は2012年に大気汚染物質が原因で全世界で死亡した死者数が推計700万人に上ったと公表。 驚くのはそのうち約430万人が「調理や暖房で発生する屋内の空気汚染が原因」とされており、自動車の排ガスや工場の煤煙などの 屋外大気汚染が原因とみられる死者数約370万人よりも多いということ。(2014.3.26)

屋内の空気汚染死者約430万人のうち約9割が途上国で占められており、室内で石炭やまきなどを燃やすため充満した粉塵を吸い込み肺疾患を発症し死に至るという。 大気汚染物質の影響は日本へもあるようで国立環境研究所によると「中国大陸から飛来する黄砂の濃度が高い日は病気による救急搬送の数が増える」、という報告がある。 それによると黄砂がない日に比べ搬送数は12%多く、心臓病と脳卒中の循環器疾患に限ると21%も増えた、とのことで要注意。
CO2と地球温暖化の関係が取りざたされ、冷房は28℃まで、など温暖化阻止について環境問題が注目 温暖化は二酸化炭素増加のせいではないから、気温の変化に影響などしない、という意見もあり。
34万年前からの南極の氷を調べると、ほぼ12万年周期で温暖と氷期が繰り返されている。
13万年前の気温上昇期では、誰も出していないはずなのCO2量も上昇していた。(2014.3)
2100年には世界の海水面は最大82cm上昇する 現在氷河・氷床が減少しつつある、というのは人工衛星で明確に捉えられている事実。 海水面が82cm上昇すると日本の砂浜の8割が消失してしまうとも.......(2014.3.13)
中国で猛威を振るう"毒雲"........「PM2.5」「PM=Particulate Matter(粒子状物質)」 今年上半期の北京の微小粒子状物質PM2.5の平均濃度が前年同期比で約15%改善した。ただ空気の滞留が少ない気候条件が重なった可能性もあるという。(2015.7)
PM2.5は非常に小さな粒子で肺の奥深くまで入りこみやすく、ぜん息や気管支炎をはじめ、肺や心臓の疾患の原因や さらに、肺がん・循環器系疾患の死亡リスクが高まる。
PM2.5には、一次生成粒子と二次生成粒子の2種類があり、一次生成粒子はボイラーや焼却場でものを燃やしたとき、たばこや調理などでも発生し、 とくにたばこの煙には多くの有害な微小粒子が含まれている。
この恐ろしい"毒雲"が北京と約2000キロ離れている日本各地に被害を及ぼし現代版の蒙古襲来となっている。 環境破壊や大気汚染の原因となり、かの地では2012年に65万人が肺がんになり、2025年には100万人に届くという予測が。(2014.2)





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