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ビジネスマンが身に着けておきたい敬語


 昨今は、敬語の使い方が間違っている、正しい日本語の言葉遣いが出来ない、という若者が増えているといわれますが、こんな時代だからこそ正しい敬語の使い方が身についていれば 上司や年配の顧客から、「若いのにしっかりしてるな」、「教養がある人物だな」と一目置かれることになります。

 ビジネスの世界でも言葉づかいを重んじる年配の人はまだまだ多いわけですが、ビジネスシーンでよく使われる敬語、日本語の言葉遣いについて間違いやすいものを集めてみました。


二重敬語の例

   

よく使ってしまう二重敬語
シーン 使い方 説    明
×ご覧になられますか
○ご覧になりますか
見られますかでも可。 「ご(お)〜になる」+「られる」パターンの誤用。尊敬語は一つの言葉に一つまでが鉄則。
×お承りいたしました
○承知いたしました
「お」+「謙譲語」+「謙譲語」の三重敬語。まどろっこしく、慇懃無礼な印象を持たれる。
×お帰りになられる
○お帰りになる
「お〜になる」と「〜れる」が尊敬+尊敬の表現で、重複している。
×拝見させていただきました
○拝見しました
「拝見しました」だとやや敬語っぽさに欠ける印象があるが○。 "拝見する"が見るの謙譲語で「...せていただく」も敬語の形式のひとつ。



上司に対する敬語

   

間違いやすい敬語の使い方
シーン 使い方 説    明
言い忘れていたとき ×言い忘れていましたが
○申し遅れましたが
これは敬語の使い方と言い方の二つ問題がある。正直なのはいいが「忘れていた...」では上司に迂闊なヤツと判断されてしまう。 「遅れる」という言い方をする機転が欲しい。「言う」の謙譲語が「申す」。
資料を見るか訪ねるとき ×資料を拝見なさいますか?
○資料をご覧になりますか?
「拝見」は「見る、読む」の謙譲語なので上司の行動をへりくだらせる言い方になってしまう。 上司には尊敬語の「ご覧になる」を。  ただし、「ご覧になられますか?」は二重敬語で間違い。
上司に行くかどうか尋ねる ×専務、宴会に参りますか?
○専務、宴会にいらっしゃいますか?
「参る」は謙譲語でありへりくだって使う言い方なので、専務が主語なのに「参る」では上司をナメていることになってしまう。  尊敬語の「いらっしゃる」を使う。
上司に会議への出席を依頼するとき ×どうぞ、出席してください
○ご出席をお願いできますでしょうか?
目上の人に何か頼むときは低姿勢さと丁寧さが必要。  「〜してください」でなく「〜をお願いできますでしょうか?」と相手の判断を委ねる形に直すとより丁寧さが出る。 「ご出席いただけますか?」でもよい。
上司の提案に賛成するとき ×専務がお話しになられた案に賛成です
○専務がお話になった案に賛成です
「お話しになる」は敬語。「お話しになられた」では「お話しになる」、「られた」の二重敬語になる。 敬語も使えばいいというものでなく重ねすぎると逆に敬意が感じられなくなる。
上司に社長に伝えたことを話すとき ×例の□□を社長にご報告しました
○例の□□を社長にご報告いたしました
この場合、上司と社長両方に敬意を払う言い方が必要。「ご報告しました」では社長に対してはいいが上司への敬意がない。  「...いたす」という言い方で上司も立てる。
上司や顧客に呼ばれたとき ×いま、行きます
○ただいま参ります
「いま」の改まった言い方は「ただいま」。 「行く」の謙譲語は「参る」。 目上の人や顧客には敬意を払う言い方ができて一人前の社会人。 「いま、行きます」では幼稚に聞こえる。
上司に企画書を作るよう言われたとき ×はい、作らさせていただきます
○はい、作らせていただきます
「●●させて...」という言い方をよく聞くが日本語の表現としておかしい。 「行く」は「行かさせて」でなく「行かせて」。 「進む」は「進まさせて」でなく「進ませて」。
上司に企画書を手渡すとき ×企画書を持ってきました
○企画書をお持ちしました
目上の人には自分をへりくだらせ、敬意を伝える言い方をするのが鉄則。 「持ってきました」ではエラそうで敬意が感じられない。 「持つ」の謙譲語は「お持ちする」であり、過去形の「お持ちしました」を用いるのが正しい。 
上司に知っているか尋ねるとき ×ご存じでいらっしゃいますか?
○ご存知ですか?
「存じる」を使って丁寧に言ったつもりでも、「存じる」は「知る」の謙譲語で上司に敬意を示したことにならない。 「いらっしゃる」という尊敬表現をくっつけても間違い。
社長の来客を社長室に通すとき ×社長、お客様をお連れしました
○社長、お客様をご案内いたしました
「お連れした」という表現は間違いではないが、「..した」では来客への敬意がまったく感じられない言い方になる。  「ご案内いたしました」と相手が聞いていないとしても敬意を示すのがマナー。 「お客様がお見えになりました」でもよい。




お客さんに敬語を使うとき

   

間違いやすい敬語の使い方
シーン 使い方 説    明
来客に用件を告げられ取次ぎするとき ×わかりました。 しばらくお待ちください
○かしこまりました。 少々お待ちいただけますか?
「わかりました」では敬意が足りない。ここは「かしこまりました」と謙譲語を使いたい。  また「お待ちください」より「お待ちいただけますか?」と疑問形にして相手を敬う心配りを表現できれば完璧。
来客の面談相手を尋ねるとき ×どなたをお呼びしましょうか?
○誰をお呼びいたしましょうか?
つい使ってしまいそうだが自分の身内を呼ぶのに「どなた」は尊敬語なので間違い。  「しましょうか」も来客への敬意が感じられない。 謙譲語の「いたす」を使い「お呼びいたしましょうか」とするのが正しい。
来客を待たせてしまったとき ×お待たせしてすみません
○お待たせして申し訳ありません
「すみません」とか「ごめんなさい」という言い方は日常生活ではよく使うがビジネスシーンでは幼稚に聞こえる。  謝罪の言葉は「申し訳ありません」「失礼いたしました」「お詫び申し上げます」などを用いる。
来客に茶菓子を出すとき ×お菓子をいただいてください
○お菓子を召し上がってください
「いただく」は「食べる・飲む」の謙譲語で、自分が食べたりするときに使うもの。 相手の動作に用いるのは間違い。  相手に使うときは「食べる・飲む」の尊敬語の「召し上がる」を使う。
来客にコーヒー、紅茶のどちらがいいか聞くとき ×コーヒー、紅茶、どちらにいたしますか?
○コーヒー、紅茶、どちらになさいますか?
この場合相手が飲みたいものを撰ぶのだから主語は相手。「いたす」は自分が「する」ときの謙譲語であり相手の行動に対し使うのは間違い。  「する」の尊敬語「なさる」を使う。



電話で敬語を使うとき

   

間違いやすい敬語の使い方
シーン 使い方 説    明
欠勤の社員に電話がかかってきたとき ×山田は本日、お休みをいただいております
○山田は本日、休みをとっております
よく聞く言い方だが、身内の社員が休んでいるのだから「休み」に「お」をつけて敬意を払うのはおかしい。  また「いただく」は「もらう」の謙譲語だが、相手に休みをもらったわけではない。 ここはシンプルに「とっております」が無難。
相手を確認する ×伊藤様でございますね
○伊藤様でいらっしゃいますね
ございます....は「営業部の後藤でございますね。少々お待ちください」のように身内の名前を確認する際に使う。
相手の名前を聞く ×お名前ちょうだいできますか?
○お名前をお聞かせくださいますか?
名刺交換するわけではない。 名前は聞くものであって、いただくものではない。お名前をお教えくださいますか? も○。
担当者へ伝言を頼まれたとき ×ご伝言いたします
○申し伝えます
「伝言」するのは自分なので「ご伝言」はおかしい。謙譲語の「申す」を使う。  自分側の人間に伝えるのだから尊敬語の「いたします」は間違い。 ここは「申し伝える」が正しい。  なお、「□□が承りました」というひと言を添えると相手にたしかに伝わった、という安心感を持ってもらえる。
後で電話をかけさせる旨を伝えるとき ×戻りましたら、電話させます
○戻りましたら、電話を差し上げるよう申し伝えます
「電話させます」では相手への敬意が足らない。 謙譲語の「差し上げます」を使いたい。  さらに自分が伝言するので「申し伝えます」と謙譲語を駆使して付け加えられれば完璧な敬語マスター。
案件について、後日電話でする旨を伝えるとき ×その件については、また電話します
○その件につきましては、改めてお電話申し上げます
外部の人に「〜については」という言い方は不適切。 ビジネスシーンは「〜につきましては」を使う。  同様に「また」は「改めて」という言葉を使う。 最後に謙譲語の「お電話申し上げます」で締めくくれば完璧。
注文内容を確認するとき ×注文をご確認させていただきます
○ご注文を繰り返します
客が注文したのだから「ご」を「注文」つけて敬意を払う。 逆に「確認」は自分がするので「ご」をつけるのは間違い。  やや丁寧すぎるが「ご注文を確認させていただきます」の言い方も正解。



接客で敬語を使うとき

   

間違いやすい敬語の使い方
シーン 使い方 説    明
×こちらでよろしかったでしょうか
○こちらでよろしいですか
「よろしかったでしょうか」では尊重する先が自分になってしまうため、相手を尊重する「よろしいですか」にしたほうがいい。 こちらで問題ございませんか、も○。
×とんでもございません
○とんでもないことです
よく耳にする言葉だが、「とんでもない」で一つの単語なので読尾を変化させるのは誤用。 とんでもないことでございます、も○。
洋服を見ている客に対して ×ご試着なさられますか?
○ご試着されますか?
一見丁寧な言い方に聞こえるが「〜なさられますか」は「する」の尊敬語の「なさる」と「される」を使った二重敬語。  「ご試着なさいますか?」が正解。 単純に「ご試着されますか」でもよい。
レジでレシートが必要か尋ねるとき ×レシートは大丈夫でしょうか?
○レシートはいかがなさいますか?
たまに聞く言い方だか「レシートは大丈夫ですか」というのはそもそもおかしな日本語。  「レシートはご入用(いりよう)ですか」でも正解。
商品のある場所を尋ねられたとき ×その商品でしたら、ここに置いてございます
○その商品でしたら、こちらにございます
丁寧にしようと「置いてございます」と言いがちだが、くどい印象になるので「ございます」とシンプルにしたほうがスマート。  また「ここ」はぞんざいに聞こえるので「こちら」が適切。
商品を発送する旨を伝えるとき ×お送りして差し上げます
○お送りいたします
「差し上げます」は「与える」の謙譲語でもあるが、補助動詞「あげる」のさらに丁寧な表現でもあるのでしっくりこない使い方。  「お〜する」の謙譲表現で十分。 シンプルに「お送りします」でもよいが「〜いたします」が丁寧。
食品の調理法を伝えるとき ×さっと煮るのが、おいしくいただくコツです
○さっと煮るのが、おいしく召し上がるコツです
丁寧にしたつもりで「いただく」をついつい使ってしまうが、「いただく」は「食べる」の謙譲語なのでお客に対しては失礼になる。  「食べる」の尊敬語は「召し上がる」なのを覚えておきたい。
使い方を客に説明する場合 ×□□は下から通されてください
○□□は下からお通しになってください
丁寧に言うつもりでつい「される」を使うが、つければなんでも敬語表現になるわけではない。   ここは「お〜になる」形をとるとすっきりする。 敬語はパターンがあるのでふさわしい表現を選べるようにしたい。
□□できない、というとき ×この電車はご乗車できません
○この電車にはご乗車になれません
一見「ご乗車できません」で正しいように思えるが、「ご〜なる」の敬語ルールを活用して「ご乗車になれません」を使う。  「ご乗車いただけません」でもよい。
用事がないか尋ねるとき ×ご用の方はお申し出ください
○ご用の方はお申しつけください
「申し出る」は謙譲語なので客の動作に使うのは間違い。 「申しつける」の丁寧な表現「お申しつけください」を用いたい。  「お声をおかけください」という言い方でもよい。 



よく使う言葉の敬語表現

           

敬語表現
言葉 使 い 方
今度来るときに..... 次回「いらっしゃるときに」・「お越しになるときに」
会いたいのですが.... 「お目にかかりたい」・「お会いしたい」のですが
なんとか受け取ってください.... 「どうぞお受け取り(になって)」・「どうかお納め(になって)」ください
....難しいのはわかっていますが 「....難しいことは承知いたしておりますが」
わかりました 「かしこまりました」・「承知いたしました」
知りません 「存じません」・「存じ上げません」
知っています 「存じております」・「存じ上げております」
できません 「いたしかねます」



間違いやすい日本語の使い方(1)

   

日本語の使い方
言葉 使い方 説    明
天地無用 ×この箱は天地無用なので、ひっくり返しても大丈夫です
○この箱は天地無用なので、ひっくり返さないでください
「天地」とは上下を表わし「無用」は禁止するという意味。 つまり上下を入れ替えることを禁ず、ということになる。  「無用」を「必要ない」と解釈する人が多いが誤り。
一姫二太郎 ×うちは女の子一人、男の子二人です
○うちは最初の子が女の子、次が男の子の一姫二太郎です
数を指しているわけではない。 子供を育てるのは、最初が女の子で次に男の子が生まれるのが理想という意味。  昔から女の子は育てやすく比較的丈夫だったといわれていた。
敷居が高い ×あの店は高級すぎて敷居が高い
○借金をしているので、実家の敷居が高い
「敷居が高い」のもともとの意味は「不義理や不面目なことがあってその人の家に行きにくい」ということ。  「入りづらい、高そうな店、上品そうな店」という意味で使われることが多いが間違い。
寸暇(すんか)を惜し〜 ×寸暇を惜しまず仕事をする
○寸暇を惜しんで仕事をする
「寸暇」とはわずかな暇。 「寸暇を惜しむ」のは、そのちょっとした暇さえ大切にしてなにかに打ち込むという意味になる。  「惜しまず」という使い方では、わずかな暇は大切にしない、という意味になってしまう。
薀蓄(うんちく)を〜 ×薀蓄をたれる
○薀蓄を傾ける
「薀蓄」とは、たくわえた知識や深い学問のことで、それをすべて注ぎ込むという意味が「薀蓄を傾ける」。  「薀蓄をひけらかす」などと知識を見せびらかす意味で使う人も多いが間違い。
まだ未定 ×いつ発表になるかは、まだ未定です
○いつ発表になるかは、今のところ未定です
よく聞く言い方だが、未(いま)だに定まらない、まだ決まっていないのが「未定」の意味なので「まだ未定」は正しい日本語の使い方ではない。
抜け目がない ×課長は抜け目がない。さすがですね
○あの人は抜け目がないから油断できない
「抜け目がない」は自分の利益になることに関してずる賢く立ち回る様子を表す言葉で「さすが」といったホメ言葉とは結びつかない。
役不足 ×私では役不足ですが、□□の大役を務めさせていただきます
○あなたには役不足かもしれませんが、□□をお願いできませんか
「役不足」と「力不足」を混同していると間違えた使い方をしてしまう。  「役不足」とは役者などが与えられた役に満足しないことや、能力に対して役目が軽すぎること。  自分に使うと「私の実力に見合わない簡単すぎる役」と宣言したことになってしまう。
勝手に ×機械が勝手に動き出した
○彼が勝手に決めてしまった
「勝手に」は人の行動を表す語で物には使わない。
火を見るより明ら ×この企画が成功するのは、火を見るより明らかだ
○この企画が失敗するのは、火を見るより明らかだ
「火を見るより明らか」は疑う余地がないほどはっきりしている様子に使われるが、悪い結果や希望に反する場合に使う。「成功する」とは結びつかない。
馬の耳に念仏 ×部長にいくら説明しても馬の耳に念仏さ
○後輩にいくら説明しても馬の耳に念仏だ
相手が愚かでいくら言っても聞き入れてもらえない、効き目がないという意味なので、目上の人には使えない。  目上の人に使うなら「いくら説明しても馬耳東風だ」。
激を飛ばす ×社長が社員に「もっと気合を入れろ」と激を飛ばした
○社長が全国の支部に「一致団結せよ」との激を飛ばした
本来「激を飛ばす」とは自分の主張を述べて同意を求め行動を促す文書で、はっぱをかけたり元気づけることではない。  それに「飛ばす」が結びつくことで自分の主張を強く訴え同意を求める、という意味になる。
すべて一任する ×□□にすべて一任する
○□□に一任する
「一任」とはすべて任せる、ということなので、「すべて」を前につけるのは重複表現。  「元旦の朝」という言い方もよく聞くが「元旦」がそもそもそ「元日の朝」なのでそれに「朝」をつけてしまっては重複表現になる。
過半数を超える ×過半数を超える
○過半数を占める
「過半数」とは全体の半分より多い、または半数を超えた数のこと。 「過半数を超える」では意味が重なってしまう。  「半数を超える」や「過半数を占める」という言い方が適切。
閑話休題 ×本来の話しから余談にうつる
○余談はこれまで、本来のお話にもどる
「閑話休題」とは「余談はこれまでといたしまして、本来のお話にもどります」という、物語の本筋から脱線した話しからまた本筋にもどるときのきまり文句。
私たちのタチは敬語 ×私たち卒業生は
○私ら(私ども)卒業生は
タチは公達(きんだち)のたちで敬語。 「ら」は一人称を複数形にした卑語。



間違いやすい日本語の使い方(2)

   

日本語の使い方
言葉 使い方 説    明
疑問の余地がない、れっきとした ×押しも押されぬ
○押しも押されもせぬ
ほぼ同義に「押すに押されぬ」があり混同されたもの
例外から漏れたら? ×例外に漏れず
○例に漏れず
「例外」は普通から外れる意味なので「例外に漏れず」では例外であるということになってしまう。
高熱でうわ言をいう意味 ×熱にうなされる
○熱に浮かされる
音が似ているので誤用される。  物事の判断がつかなくなるほど熱中する状態にも使う。
子供が可愛いしぐさや発言をしたとき ×愛想をふりまく
○愛嬌をふりまく
慣用的に誤用。 「愛想」は「お愛想をいう」「愛想がいい」などと使う。
汚名は挽回しない ×汚名挽回
○名誉挽回
○汚名返上
挽回は失ったものを取り返すこと。  挽回を用いるなら「名誉挽回」が正しい。
核心をつくという意味 ×的を得る
○的を射る
「的」だけでなく矢の目標を射抜くという句全体で「核心をつく」という意味になる。
不審に思うときの表現 ×頭をかしげる
○首をかしげる
考え込むとき「首をひねる」というが「頭をひねる」も成立するので、不審な場合の表現では誤用してしまうのか。
意志でコントロールできないとき ×見えづらい
○見えにくい
一般的に「〜づらい」は「頼みづらい」などのように意志的な動作を示す動詞と組み合わされる。  「見える」のは意志によってコントロールできるものではないので困難をともなう「〜にくい」を使う。
心配事や不愉快な様子の表現 ×眉をしかめる
○眉をひそめる
○顔をしかめる
「ひそめる」のは「眉」、「しかめる」のは「顔」。



間違いやすい日本語の使い方(3)....二重表現の例

   

よく使ってしまう二重表現
シーン 使い方 説    明
×犯罪を犯す
○罪を犯す
「犯罪を犯す」では「犯す」を二重に用いることになる。
×






※...内容は【"日本人が「9割間違える」日本語" 本郷陽二著・PHP文庫】を参考にしています。

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