【 日本海軍艦艇リスト 】
太平洋戦争に参加した日本海軍の艦艇は膨大な数にのぼり、参加した艦種だけをとっても50を超えます。このページでは、その主なものをウォーターラインシリーズを介して紹介します。
なお、艦名の横に発売しているメーカの略称を記しています。
 《記号の意味》 タミヤ:TM ハセガワ:HS アオシマ:AS フジミ:FJ ピットロード:PT
また、メーカ略称の前に記載した記号の意味は次の通りです。
 《記号の意味》 ◎:作品紹介中 ○:作製済み ▲:購入済み △:いつか買いたい ×:買う気無し

 戦艦
斬減激撃作戦のかなめともいうべき、主力艦艇群。
強力な砲と重防御装甲が装備されている。
開戦時の帝国海軍はバランスのとれた戦艦群を保有していた。

 金剛型  金剛(HS)(ノーマル(FJ))(1944年10月(FJ))/比叡(◎HS)(FJ)/榛名(▲HS)(FJ)/霧島(HS)(開戦時(FJ))
 扶桑型  扶桑(▲1944(AS))(1938(AS)(昭和16年(FJ))(昭和19年(FJ))/山城(AS)(1942(◎AS))(1944(AS))
 伊勢型  伊勢(▲HS(リニューアル))(※のちに航空戦艦(▲HS(リニューアル))(FJ)
        /日向(HS(リニューアル))(※のちに航空戦艦(HS(リニューアル))
 長門型  長門(ノーマル(AS))(1944レイテ(AS))(1942(▲AS))(1927(AS))(1933対空武装強化(AS))(開戦時(FJ))
        /陸奥(ノーマル(◎AS))(1943桂島(AS))(開戦時(FJ))
 大和型  大和(◎TM)(就役時(FJ))(レイテ沖海戦(FJ))(最終型(FJ))/武蔵(◎TM)(就役時(FJ))(レイテ沖海戦(FJ))

 航空母艦
航空機を搭載・運用するための専門艦種。
開戦劈頭、米太平洋艦隊に大打撃を与えたが、ミッドウェー海戦で受けた傷は深く、改造空母の増産程度では回復できなかった。

 鳳翔(1939(FJ))(昭和17年(FJ))(昭和19年(FJ))
 赤城(ノーマル(HS))(三段甲板(△HS))(FJ)
 加賀(HS)(FJ)
 龍驤(FJ)(第一次改装後(◎FJ))(第二次改装後(FJ))
 蒼龍(1941(▲AS))(1942(AS))(1938(AS))
 飛龍(1942(▲AS))
 翔鶴型  翔鶴(◎TM)(FJ)(昭和17年(FJ))/瑞鶴(▲TM)(真珠湾攻撃(TM))(1944(FJ))(昭和16年(FJ))
 祥凰型  祥凰(◎HS)/瑞凰(▲HS)
 龍凰(昭和17年(▲FJ))(昭和20年(FJ))
 飛鷹型  飛鷹/隼鷹(◎TM)
 大鷹型  大鷹(◎AS)/雲鷹(◎AS)/冲鷹(AS)
 千歳型  千歳(PT)/千代田(PT)
 大鳳(◎TM)(FJ)(ラテックス甲板(FJ))
 海鷹(FJ)
 神鷹
 信濃(▲TM)
 雲龍型  雲龍(◎AS)(PT)/天城(◎AS)(PT)/葛城(◎AS)(PT)


 重巡洋艦
戦艦に攻防で劣るものの、高速と魚雷兵装をもって準主力艦と位置づけられた。
各国で類別の定義は様々だが、軽快な中型艦を指すことが多かった。
日本重巡洋艦は戦争全般を通じて酷使され、大半を喪失している。

 古鷹型  古鷹(▲HS(リニューアル))/加古(HS(リニューアル))/青葉(◎HS(リニューアル))/衣笠(◎HS(リニューアル))
 妙高型  妙高(▲HS(リニューアル))(FJ)/那智(◎HS(リニューアル))(FJ)/足柄(▲HS(リニューアル)(FJ)
        /羽黒(▲HS(リニューアル))(FJ)
 高雄型  高雄(1944(▲AS))(ノーマル(PT))(1944(PT))(FJ)/愛宕(1942(◎AS))(PT)/摩耶(1944(▲AS))(1944(PT))
        /鳥海(1942(▲AS))(PT)
 最上型  最上(▲TM)/三隈(◎TM)/鈴谷(◎TM)/熊野(▲TM)
 利根型  利根(▲AS)(FJ)(1945(FJ))/筑摩(◎AS)(FJ)

 軽巡洋艦
日本海軍では巡洋艦を主砲口径から一等巡洋艦、二等巡洋艦と類別したが、重巡洋艦、軽巡洋艦と呼ぶのが一般的だった。
軽巡洋艦にはおもに水雷戦隊旗艦として、駆逐隊を指揮する役目が課せられていた。

 天龍型  天龍(▲HS)/龍田(◎HS)
 球磨型  球磨(▲TM)/多摩(○TM)/大井(◎PT)/北上/木曾(◎TM)
 長良型  長良(◎TM)(FJ)/五十鈴(◎TM)(1944(FJ))/名取(◎TM)(FJ)/由良/鬼怒(◎TM)(FJ)/阿武隈(▲TM)
 川内型  川内(1933(◎AS))(1943(▲AS))/神通(1933(AS))(1942(▲AS))(FJ)/那珂(1933(◎AS))(1943(AS))(FJ)
 夕張(◎TM)
 阿賀野型  阿賀野(◎TM)/矢矧(◎TM)/能代/酒匂
 大淀(1943(AS))(1944(▲AS))(FJ)

 水上機母艦
フロートをつけた水上機の母艦として活動する艦。
正規に建造された水上機母艦だけでなく、商船から改造された特設水上機母艦も存在する。

 若宮
 能登呂(PT)
 神威(※のちに給油艦)
 瑞穂(◎AS)
 日進(▲AS)
 千歳型  千歳(※のちに航空母艦)(◎AS)/千代田(※のちに航空母艦)(◎AS)


 敷設艦
自国港湾の防備と、敵拠点を封鎖するための機雷敷設任務を主とした。
戦争後期は船団護衛にも従事している。

 勝力(※のちに測量艦に類別変更)
 厳島
 八重山
 常盤
 沖島(▲FJ)
 津軽(1941(◎FJ))(後期型1944(FJ))
 箕面


 飛行艇母艦
水上機母艦の一種とみなされるが、大型飛行艇の整備、補給にほぼ特化した艦艇。
戦争中は魚雷艇の輸送や工作任務にも活躍した。

 秋津洲(PT)

 特設潜水母艦
民間で使用されていた優秀な客船を海軍が徴用し、潜水母艦としての改造を行った。

 平安丸(◎AS)
 日枝丸(AS)

 潜水母艦
潜水艦の母艦として洋上で支援にあたる艦だが、有事の際には空母へ改装することを前提として設計されていた艦もあった。

 駒橋
 迅鯨型  迅鯨(PT)/長鯨(PT)
 大鯨(※のちに空母龍凰)
 剣埼型  剣埼(※のちに空母祥凰)

 練習巡洋艦
海軍兵学校卒業者の訓練に使用するため、多種多様の武装を搭載した艦。
タービンとディーゼルの2種類を併用していた。

 香取型  香取(◎AS)/鹿島(◎AS)/香椎(◎AS)

 駆逐艦
砲は小さく装甲も著しく薄いが、強力な魚雷と高速により、艦隊決戦での活躍が期待された。
実際は大型艦艇の護衛、着水した搭乗員の救助、離島への高速輸送など、あらゆる任務に投入された。

 峰風型  峰風(PT)/澤風/沖風/矢風/羽風/汐風/秋風/夕風(PT)/太刀風/帆風/野風/沼風/波風(PT)
 神風型  神風(PT)/朝風/春風/松風/旗風/追風/疾風/朝凪/夕凪(PT)
 睦月型  睦月(▲HS)(PT)/如月/弥生/卯月/皐月/水無月(PT)/文月/長月(PT)/菊月/三日月(◎HS)
        /望月/夕月
 吹雪型  吹雪(◎TM)(PT)/白雪/初雪(○TM)/深雪/叢雲/東雲/薄雲/白雲(PT)/磯波/浦波
 綾波型  綾波(◎TM)(PT)/敷波(○TM)(PT)/朝霧/夕霧/天霧/朧/狭霧/曙/漣/潮
 暁型    暁(◎TM)/響(◎TM)(PT)/雷(PT)/電
 初春型  初春(◎AS)(1941(▲AS))(PT)/子の日(◎AS)/若葉/初霜(◎AS)(1945(◎AS))(PT)/有明(◎AS)/夕暮
 白露型  白露(◎TM)(FJ)/時雨/村雨/夕立/春雨(▲TM)(FJ)/五月雨/海風(FJ)/山風/江風/涼風(FJ)
 朝潮型  朝潮(◎HS)(PT)/大潮/満潮(PT)/荒潮(◎HS)/朝雲/山雲/夏雲/峰雲(◎HS)/霰/霞(◎HS)(PT)
 陽炎型  陽炎(1941(◎AS))(PT)/不知火/黒潮/親潮/早潮(1941(◎AS))/夏潮/初風/雪風(◎1945(AS))(PT)
        /天津風/時津風/浦風/磯風(◎1945(AS))(PT)(FJ)/浜風(1942(◎AS))(FJ)/谷風/野分/嵐
        /萩風/舞風(1942(◎AS))/秋雲(1943(◎AS))
 夕雲型  夕雲(◎HS)(PT)/巻雲/風雲/長波/巻波/高波/大波/清波/玉波/凉波/藤波/早波(◎HS)/浜波
        /沖波/岸波/朝霜(◎HS)(PT)/早霜/秋霜(◎HS)/清霜
 秋月型  秋月(◎AS)(FJ)(PT)/照月(◎AS)(PT)/凉月(◎AS)(PT)/初月(◎AS)/新月/若月/霜月(FJ)
        /冬月(◎AS)(PT)/春月/宵月(◎AS)/夏月/花月
 島風(◎TM)
 松型    松(◎TM)(FJ)/竹/梅/桃/桑/桐/杉/槇/樫/榧/楢/桜(◎TM)(FJ)/柳/椿/檜/楓
        /欅/柿/樺
 橘型    橘(PT)/蔦/萩/菫/楠/初桜(PT)/楡/梨/椎/榎/雄竹/初梅
 樅型    樅(◎HS)/栗/栂/蓮
 若竹型  若竹(◎HS)/呉竹/早苗/朝顔/芙蓉/刈萱

 潜水艦
隠密裏に海中から敵艦を攻撃する艦。
日本海軍の潜水艦は、高速性能に重点をおかれていた。
そのため、開戦後も通商破壊任務への投入は少なかった。

 海大U型   伊152
 海大V型a  伊153/伊154/伊155/伊158
 海大V型b  伊156/伊157/伊159/伊60/伊63
 海大W型   伊61/伊162/伊164
 海大X型   伊165/伊166/伊67
 海大Y型a  伊168(◎HS)/伊169/伊70/伊171(◎HS)/伊172/伊73
 海大Y型b  伊174/伊175
 海大Z型(新海大型)  伊176/伊177/伊178/伊179/伊180/伊181/伊182/伊183/伊184/伊185
 巡潜T型   伊1(◎AS)/伊2/伊3/伊4
 巡潜T型改  伊5
 巡潜U型   伊6(◎AS)
 巡潜V型   伊7/伊8
 甲型      伊9(PT)/伊10/伊11
 甲型改T   伊12
 甲型改U   伊13(PT)/伊14(PT)
 乙型      伊15(◎FJ)/伊17/伊19/伊21/伊23/伊25/伊26/伊27/伊28/伊29/伊30/伊31/伊32/伊33
          /伊34/伊35
 乙型改T   伊40/伊41/伊42/伊43/伊44/伊45
 乙型改U   伊54/伊56(PT)/伊58(ノーマル(◎TM))(後期型(◎TM))(PT)
 丙型      伊16(◎TM)/伊18/伊22/伊24/伊46(◎FJ)/伊47/伊48
 丙型改     伊52/伊53/伊55
 丁型      伊361(◎HS)/伊362/伊363/伊364/伊365/伊366/伊367/伊368/伊369/伊370(◎HS)/伊371/伊372
 丁型改     伊373
 潜特型     伊400(◎AS)(PT)/伊401(◎AS)(PT)/伊402
 機雷潜型   伊121/伊122/伊123/伊124
 潜補型     伊351
 潜高型     伊201/伊202/伊203
 伊501(旧独潜水艦U181)
 伊502(旧独潜水艦U862)
 伊503(旧伊潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ)
 伊504(旧伊潜水艦ルイジ・トレーリ)
 伊505(旧独潜水艦U219)
 伊506(旧独潜水艦U195)
 LV型     呂57/呂58/呂59
 LW型      呂60/呂61/呂62/呂63/呂64/呂65/呂66/呂67/呂68
 海中X型   呂33/呂34
 中型      呂35(PT)/呂36/呂37/呂38/呂39/呂40/呂41/呂42/呂43/呂44/呂45/呂46/呂47/呂48
          /呂49/呂50/呂55/呂56
 小型      呂100/呂101/呂102/呂103/呂104/呂105/呂106/呂107/呂108/呂109/呂110/呂111/呂112
          /呂113/呂114/呂115/呂116/呂117/呂500(旧独潜水艦U511)/呂501(旧独潜水艦U1224)
 潜輸小型   波101/波102/波103/波104/波105/波106/波107/波109/波111
 潜高小型   波201/波202/波203/波204/波205/波207/波208/波209/波210/波216

 輸送艦
戦車や上陸艇を搭載、搬出する船体構造を持ち、高速発揮が可能な艦。一種の強襲揚陸艦として運用された。
敵の制空権下を突破する危険な任務にも投入されている。

 一等輸送艦         21隻(◎TM)
 二等輸送艦第101号型  6隻(◎TM)
 二等輸送艦第103号型 41隻(◎TM)

 工作艦
多数の工作機材を積み、機動性を生かして前線で艦艇修理に携わった。

 朝日
 明石(PT)

 掃海艇
港湾や通商ルートに敵が施設した機雷を、専門の掃海具で掃海する艇。
太平洋戦争では商船の護衛にも投入された。

 第  1号型   4隻
 第  5号型   2隻
 第  7号型   6隻
 第 13号型   2隻
 第 15号型   2隻
 第 17号型   2隻
 第 19号型  17隻(◎TM)
 第101号型   2隻


 敷設艇
敷設艦と同じ役割で小型。駆潜艇同様、基地や港湾の防衛機雷敷設任務に投入された。

 燕型    燕/鴎
 夏島型  夏島/那沙美
 猿島型  猿島
 測天型  測天/白神/成生/巨済/浄島
 平島型  平島(◎TM)/澎湖/石埼/廣島/済州/新井埼/由利島/怒和島/前島
 網代
 神島

 特設水上機母艦
商船を改造した水上機母艦

 香久丸
 衣笠丸
 神川丸
 聖川丸(AS)
 君川丸(▲AS)
 国川丸
 相良丸
 讃岐丸(FJ)
 山陽丸


 日本陸軍輸送船
日本陸軍が徴用した貨物船を輸送船に改修した。

 佐渡丸(◎FJ)
 崎戸丸

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