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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■ヘアスプレー Hairspray (1989・米国)

■(監督)アダム・シャンクマン
(出演)ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン

■1988年の同名映画をミュージカル化したブロードウェイ作品の映画化(ややこしい・・)。まだまだ人種差別が根強く残る時代を上手に使って話を作っているし、トラボルタやミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケンなどの大御所達が、揃いも揃って変な役で登場したりして、楽しい映画にはなっています。ただ、内容は別にして、最初から最後まで同じようなテンポの曲がずっとなり続けるので、個人的には途中からお腹っぱいに。もう少しメリハリがあればよかったのに、という印象かな。(2007.11.3)


■平成狸合戦ぽんぽこ (1994・日本)

■(監督・脚本)高畑勲

■個人的には高畑のベスト作品。朋友宮崎の「トトロ」と同じく自然と自然信仰をテーマにするが、視点は全く違う。自分たちの勝手で自然を破壊したり保護したりする人間達と狸との戦いをコミカルに描くが、取り上げる問題は人間の存在意義、社会問題など、どれもとても重い。しかも解決策を訴えかけるわけではなく、観客に投げかけるだけなので、見終わってもすっきりしないかもしれない。ただ、キャラクター達が子供向けだったこともあり大ヒットした。(2000.6.4) (>DVDを買う)


■ベイビー・トーク Look Who's Talking (1989・米国)

■(監督)エイミー・ヘッカーリング
(出演)ジョン・トラボルタ、クリスティ・アレー

■しばらくヒット作に恵まれなかったトラさん主演の軽いコメディ。赤ちゃんが実は会話をしていたら、という軽いアイデアだが、わりとうまくまとまっていて、それなりに楽しめた覚えがある。続編も作られました。赤ちゃんの声をブルース・ウィリスがやってます。(2000.6.4)


■北京的西瓜 (1989・日本)

■(監督)大林宣彦
(出演)ベンガル 、もたいまさこ、林泰文 、柄本明

■大好きな大林作品の名作。下町に生きる八百屋の家族と中国人留学生の交流を描く。大林チックな映像はなく、すごく地味な作品だが、彼らしいやさしい視点で描く人間模様はすばらしい。ベンガルら曲者俳優たちがすごく良かった。「新・尾道3部作」なるちょっとミーハーなシリーズ(観てないけど)に挟まれたこの作品と「でんでけ」が大好き。 (2000.6.4)


■北京ヴァイオリン 和在一起 (2002・中国)

■(監督・脚本)陳凱歌
(出演)タン・ユン、リウ・ペイチー、チェン・ホン

■音楽の才能を持った子供と精一杯それを伸ばそうとする父親の物語。父親、バイオリンの教師、若い女と脇を固める役者達がいい味を出しています。最後のどんでん返し(?)からラストシーンは演出が少し大袈裟すぎて残念なところだけど、良質な親子の絆の物語です。(2003.10.13)


■ベスト・キッド The Karate Kid (1984・米国)

■(監督)ジョン・G・アビルドセン
(出演)ラルフ・マッキオ、ノリユキ・パット・モリタ、エリザベス・シュー

■空手を題材にしたスポーツ青春物語。アビルドセン監督の「ロッキー」同様、大げさでない、押さえた演出が爽やかな感動を与えてくれます。「ロッキー」少年版とも言われました。日本人師匠ミヤギの存在がドラマに厚みを与えています。いまや立派なベテラン女優になったシューが可愛い。(2000.6.4)


■ベスト・キッド2 The Karate Kid Part II (1986・米国)

■(監督)ジョン・G・アビルドセン
(出演)ラルフ・マッキオ、ノリユキ・パット・モリタ

■ミヤギの故郷、沖縄を舞台にした続編。日本の描き方がむちゃくちゃなのを我慢したとしても、とても観れた映画ではない。逆にそれを笑うしかない映画になってしまった。(2000.6.4)


■ペット・セメタリー Pet Sematary (1989・米国)

■(監督)メアリー・ランバート (原作・脚本)セティーブン・キング
(出演)デイル・ミッドキフ、デニース・クロスビー

■キング原作・脚本のホラー。あまり面白くなかったことしか覚えていない。キングはやっぱり原作の方がいいんだろうなあ。(2000.6.4)


■ベティ・サイズモア Nurse Betty (2000・米国)

■(監督)ニール・ラビュート
(出演)レニー・ゼルウェガー、モーガン・フリーマン、クリス・ロック、グレッグ・キニア

■カンヌで脚本賞を獲った作品。やっぱカンヌって不思議な映画祭です。主演のゼルウェガーのキュートな演技は必見モノだけど、変わってはいても、優れたお話しとは思えない。テレビドラマに入れ込む中年女性は感情移入できるのでしょうか。面子は揃ってますが、テレビドラマっぽいんだよなあ・・。 (2001.5.29)


■ベティ・ブルー/インテグラル 完全版 37-2 Le Matin:L'INTEGRALE (1992・仏国)

■(製作・監督)ジャン・ジャック・ベネックス 
(出演)ベアトリス・ダル、 ジャン・ユーグ・オングラード

■気が狂った少女とその肉体に溺れた男の恋愛物語の完全版。危険な少女のキャラクターと美しい映像に3時間も長く感じない。怠惰な雰囲気と暗い展開はすごくフランス映画っぽくていいです。・・若い肉体は危険ですな(?) (2002.3.9)


■ベートーベン Beethoven (1989・米国)

■(監督)ブライアン・レヴァント
(出演)チャールズ・グローディン、ボニー・ハント

■何かの同時上映でもなきゃ観ないと思うんだけど、なんの同時だったか思い出せない。動物物コメディで適当に観ている分には楽しいかもしれないけど、どんな題材であれ、犯罪を絡ませないと物語を作れないハリウッドにはうんざり。(2000.6.4)


■ペリカン文書 The Pelican Brief (1993・米国)

■(監督)アラン・J・パクラ
(出演)ジュリア・ロバーツ、デンゼル・ワシントン、サム・シェパード

■国家の機密事項を暴いてしまった女学生を描くサスペンス。アクションとかコメディとかでもよく使われるネタだだが、この作品は真っ向勝負の正統派。割と面白く観れた気がする。


■ペレ Pelle Erobreren (1987・デンマーク、スウェーデン)

■(監督・脚本)ビレ・アウグスト
(出演)ペレ・ベネゴー、マックス・フォン・シドー

■カンヌグランプリ、アカデミー外国映画賞を獲った大河ドラマだが、実は、広大な映像とか断片的な記憶しか残っておらず、あまり覚えてない・・ (2000.6.4)


■ベルリン・天使の詩 Der Himmel Uber Berlin (1987・西独、仏国)

■(製作・監督・脚本)ヴィム・ヴェンダース
(出演)ブルーノ・ガンツ、ソルヴェーグ・ドマルタン、ピーター・フォーク

■「シティ・オブ・エンジェル」としてハリウッドでリメイクされた作品。リメイク版とは違って、ファンタジー的な物語でありながら社会的なメッセージ色が強い作家性のある作品。ヴェンダースにはそれほど思い入れがあるわけじゃないけど、この作品は好きです。(2000.6.4) (>DVDを買う)


■ヘル・レイザー Hellraiser (1987・米国)

■(監督・原作・脚本)クライブ・バーカー
(出演)アシュレイ・ローレンス、アンドリュー・ロビンソン、クレア・ヒギンズ

■究極の快楽は肉体的苦痛というSM怪物が襲ってくるSFホラー。本当かどうかは抜きにして、道徳によって押さえつけられた人間の暗部を抉り出す悪魔というキャラクターは非常に面白かったが、襲われる主人公の女の子にその暗部と戦う部分がなくて残念。主人公と悪魔との戦いは道徳的で極めてノーマルなホラーだった。俺が変態なのかな?(2000.6.4) (>DVDを買う)


■ヘル・レイザー2 Hellbound:Hellraiser II (1988・米国)

■(監督)トニー・ランデル
(出演)アシュレイ・ローレンス、クレア・ヒギンズ

■変態キャラクターが再登場。数が増え、派手にもなったが内容的にはつまらないものに。キャラクターも形だけになってしまった。バーカーが下りちゃったからかな。(2000.6.4)


■ベン・ハー BEN-HUR (1959・米国)

■(監督)ウィリアム・ワイラー
(出演)チャールトン・ヘストン、ジャック・ホーキンス

■アカデミー賞11部門を獲得した、大スケールの歴史物語。娯楽的な面白さも持ち、長時間も飽きることなく見られる作品だと思います。馬車レースは今観ても大迫力だと思います。

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