■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■八日目 Le Huitieme Jour (1996・仏国)
■(監督・脚本)ジャコ・ヴァン・ドルマル
■(出演)ダニエル・オートゥイユ、パスカル・デュケンヌ
■オープニングの映像の美しさで一気に映画の持つ雰囲気に引き込まれました。仕事に追われる男と障害者とのロードムービーで、障害者の描き方に若干不満はあるし、物語としては決して目新しいものではないけど、それ以上に非常に美しい映像と演出が実に感動的で、それだけでも(もちろん内容的にも感動的ではあり、内容あっての映像ですが)十分見る価値のある作品だと思います。(2000.9.10) (>DVDを買う)
■用心棒 (1961・日本)
■(監督)黒澤明
■(出演)三船敏郎、藤野英二郎
■対立するヤクザの抗争により退廃してしまった宿場町に訪れた浪人の活躍を描く。黒澤映画のヒーローたちは巨悪に苦しめられる庶民の助太刀をする無頼な人間が多く、それは社会への批判と同時に、その社会に甘んじている一般市民への批判も含まれているような気がします。格好良い映像は必見。 (2000.9.10)
■夜霧のマンハッタン Legal Eagles (1986・米国)
■(製作・監督)アイヴァン・ライトマン
■(出演)ロバート・レッドフォード、デブラ・ウィンガー、ダリル・ハンナ
■出演陣はそれなりに豪華ですが、これといって中身はないし、盛り上がりもないサスペンス映画だったような気がします。 (2000.9.10)
■汚れた血 Mouvais Sang (1986・仏国)
■(監督・脚本)レオス・カラックス
■(出演)ミシェル・ピッコリ、ジュリエット・ビノシュ
■前評判が良かったため、変に想像をめぐらせたせいかもしれないけど、もっと愛について深く切り込んだ青春物語かと思ったので、犯罪やら企業間スパイごっこやらが妙に絡んだ内容にがっかり。唐突に実験的な映像が入っていたりして、個人的にはどうも納得がいかなかった。(2000.9.10)
■48時間 48 Hrs. (1982・米国)
■(監督)ウォルター・ヒル (製作)ジョエル・シルバー
■(出演)ニック・ノルティ、エディ・マーフィー
■捜査のために白人警官と黒人犯罪者がコンビを組むはめに。シルバーお得意の異色コンビものをアクションが得意のヒルが演出。殺気立った二人のやり取りが面白い、よく出来た刑事アクションです。 (2000.9.10)
■48時間PART2/帰って来たふたり Another 48 Hrs. (1990・米国)
■(監督)ウォルター・ヒル
■(出演)ニック・ノルティ、エディ・マーフィー
■8年ぶりに作られた続編。金もかかって、映像的にもアクション的にもスケールアップしたが、内容的には平凡なものに。48時間という設定を外せなかったのもつらい。シリーズ物のありがちなパターンですが、どうしようもなくつまらないと言うわけではないので、適当に楽しんむってもんでしょうか。(2000.9.10)
■感想