■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■隠し砦の三悪人 (1958・日本)
■(監督)黒澤明
■(出演)三船敏郎、上原美佐、千葉実
■国を追われたの姫と護衛する凄腕の侍、ひょんなことから組むことになった2人の農夫の脱出劇。力強い映像、モノクロ映画で色彩を感じさせる映像には感心 します。黒澤時代劇はアクション性だけでなく、敵との心理戦の面白さに魅力があります。そういうのに興味がある監督さんなんでしょうね。(1999.12.26)
■カクテル Cocktail (1988・米国)
■(監督)ロジャー・ドナルドソン
■(出演)トム・クルーズ、エリザベス・シュー
■クルーズ人気と音楽などのノリによって売れたが、中身は平凡、隠し味はなし。(1999.3.19)
■影武者 (1980・日本)
■(監督・脚本)黒澤明 (外国版プロデューサ)フランシス・コッポラ、ジョージ・ルーカス
■(出演)仲代達也、山崎努、萩原健一
■武田信玄の死によって滅亡する武田家の末期を描く。計算し尽くされたカット、絵画のような映像、迫力のある演出には感心するんだけど、そういうのだけが 後に残るってことはお話としてはどうかってことになる。信玄の影武者、家臣、息子の人間模様が描かれるんだけど、結局それらの中に何も見出せなかった。 もっと黒澤作品を観ればなにか見えてくるかもしれないけど・・(1999.12.13)
■カサブランカ Casablanca (1942・米国)
■(監督)マイケル・カーティス
■(出演)ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン
■あまりにも有名な名台詞の数々ににやけましょう。(1999.3.19)
■カジュアリティーズ Casualities of War (1989・米国)
■(監督)ブライアン・デ・パルマ
■(出演)マイケル・J・フォックス、ショーン・ペン
■デ・パルマの真正面な戦争映画。狂気と理性の対立を真面目に良心的に描いています。(1999.3.19)
■(監督・出演)マイケル・ムーア
■ドキュメンタリーでカンヌを取っちゃうぐらいだから、どれだけ事実の映像を元にしてフィクションのようにうまく話が展開していくかと思いきや、民主党支持者の偏った共和党批判映画という印象が強かった。民主党がどうこうなんて言わずにただ純粋にブッシュをコケにする映画だったら痛快だったのに。描きどころも分散しちゃってるし、映画としてそれ程うまくできているとは思えなかったけどな。思想が強く入った選考は困りものです。(2005.6.5)
■風と共に去りぬ Gonne with the Wind (1939・米国)
■(監督)ビクター・フレミング
■(出演)ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル
■世紀の大作にして名作。迫力の映像は今も色褪せません。(1999.3.19)
■風の丘を越えて/西便制 西便制 (1993・韓国)
■(監督)イム・グォンテク
■(出演)キム・ミョンゴン、キム・ギュチョル
■唄を愛する旅芸人親子の物語。父親と合わずに、途中で逃げ出した弟が、唄を捨てられず、父について行った姉を探す旅に。姉弟を演じる二人の演技が見事 で、ラストシーンは感動もの。それだけにそのシーンの後に無駄な台詞があったのが残念でしょうがない。その説明がなくても十分それを感じることの出来るラ ストシーンだったから。 (2003.1.12)
■風の谷のナウシカ (1984・日本)
■(監督)宮崎駿 (プロデューサ) 高畑勲
■宮崎の名を世に知らしめた名作だが、個人的に思い入れはない。人間に期待を込めたラストがどうしても好みじゃないんで..(1999.3.19)
■風の又三郎 ガラスのマント (1989・日本)
■(監督)伊藤俊也
■(出演)早勢美里、草刈正雄
■私も大好きな宮沢賢治の同名原作をもとに良質なファンタジー映画にしあげています。公開時以来観てませんが、もう一度観たいです。(1999.3.19)
■ガタカ Gattaca (1997・米国)
■(監督・脚本)アンドリュー・ニコル
■(出演)イーサン・ホーク、ユマ・サーマン
■近未来を舞台に、遺伝子的にハンデを持った人間がエリート集団に潜り込み成功していく物語だが、主人公の辛さ、社会問題を描ききったとは思えなかった。 舞台設定も必然性が良く分からなかったが、サスペンスタッチで緊張感はある。近未来「太陽がいっぱい」でしょうか。
■カッコーの巣の上で One Flew Over the Cuckoo's Nest (1975・米国)
■(監督)ミロシュ・フォアマン
■(出演)ジャック・ニコルソン、ダニー・デビート
■不条理な社会で、その社会に作られた病院に精神病者として収容された人たち苦悩を描く衝撃作です。いつも科学や科学の側に立つ人間の無能なものです。(1999.3.19)★ (>DVDを買う)
■勝手にしやがれ A Bout de Souffle (1959・仏国)
■(監督)ジャン・リュック・ゴタール
■(出演)ジャン・ポール・ベルモント
■前衛的なのは分かります。しかしその衝撃はリアルタイムで観ないと半減します。奇をてらっただけにみえてしまうのはそのせいでしょう。後に与えた影響は大きかったのは分かりますがね。(1999.3.19)
■カナディアン・エクスプレス Narrow Margin (1990・米国)
■(監督)ピーター・ハイアムズ
■(出演)ジーン・ハックマン、アン・アーチャー
■この手のアクションサスペンスとしては、ちょっと地味でした。華のある脇がいればよかったですけど。(1999.3.19)
■彼女を見れば分かること Things You Can Tell just by looking at her (1999・米国)
■(監督・脚本)ロドリゴ・ガルシア
■(出演)グレン・クロース、キャメロン・ディアス、キャシー・ベイカー、ホリー・ハンター
■何かに身を捧げる女性達を描くオムニバス風映画。それぞれのエピソードは完全に独立しているわけではなく、微妙に絡み合っている。低予算ながら脚本のよ さに参加したという一流女優達の演技とセンスを感じさせる演出がすばらしい。ただ、こういう物語は結論を出すべきじゃないと思います。彼女たちが自らの呪 縛を解き放つために動き出すと言うラストは個人的にはどうも好みじゃないなあ。(2001.8.21)
■壁の中に誰かがいる The People Under the Stairs (1992・米国)
■(監督)ウェス・クレイブン
■(出演)エベレット・マックギル、ブランドン・アダムス
■小品ですが、観ていて飽きることはないです。クレイブンはそう外れることはないですね。(1999.3.19)
■神風 Kamikaze (1986・仏国)
■(監督)ディディエ・グルッセ
■(製作・脚本)リュック・ベッソン
■客は僕一人。映像はスクリーンから外れてるし、散々な目に。内容も・・・。調べてて思い出したが、これにもベッソンが絡んでる。つくづく合わないらしい。(1999.3.19)
■髪結いの亭主 Le Mari de la Coiffeuse (1990・仏国)
■(監督)パトリス・ルコント
■(出演)ジャン・ロシュフォ−ル、アンナ・ガリエナ
■ラストまでいい雰囲気で観てたんだけど、そういう展開はありなんでしょうか。フランス人好みの暗い結末といえばそうなんですが。(1999.3.19)
■ガメラ 大怪獣空中決戦 (1995・日本)
■(監督)金子修介
■(出演)中山忍、藤谷文子
■怪獣映画の傑作。見事なカメラワークにより怪獣と人間を同一の世界上に表現。この映画が売れなかったのは配給元の東宝が「ゴジラ」のお株を奪われないよう、宣伝費を抑えたせいなのは明白である。特撮監督はシリーズを通して樋口真嗣。(1999.3.19)★(>詳細)
■ガメラ2 レギオン襲来 (1996・日本)
■(監督)金子修介
■(出演)長島敏行、水野美紀
■このシリーズは一貫して怪獣を人間の捕らえうる視点から映し出しているため、見事に怪獣の実在感が出せているが、本作は戦闘シミュレーションに力を入れすぎ、ガメラである理由がないような気がした。(1999.3.19)
■ガメラ3 邪神(イリス)覚醒 (1999・日本)
■(監督)金子修介
■(出演)中山忍、前田愛
■特撮も磨きがかかり大迫力になったが、ガメラに感情を持たせたのには反対。あくまで、ガメラが人間を守りたいのは感情ではなく、プログラムであるところにその悲しさがあると思うのです。(1999.3.19)
■(監督)田崎竜太
■(出演)富岡涼、夏帆、津田寛治
■前3部作(特に1作目)以来、すっかりガメラのファンで、特撮技術の進歩を観ながら、いずれ 3作目の技術で1作目みたいな映画を作ってくれないかなあ、と切に願っていた僕にとって、意外に早く復活したガメラはやはり少し消化不良でした。大まかなストーリーはとてもいいもので、実際ちょっぴり感動して泣いちゃいたりしたんですが、個人的には主人公とガメラが心を通わせる経緯が物足りないし、特撮技術が前シリーズの1作目並かそれ以下、そのシーンの演出がぜんぜん下なので、あと一歩という感じでした。とはいえ、子供が見ると結構楽しく観れる気がしますし、逆に前シリーズの1作目はきっと子供には退屈だったところも多かったと思います。両方を満足させる映画を作るのって本当に難しいことなんでしょうね。。(2006.7.5)
■カメレオンマン Zelig (1983・米国)
■(監督・出演)ウッディ・アレン
■(出演)ミア・ファーロウ
■実験的要素のあるドキュメンタリータッチのコメディ。実在の人物との共演は「フォレスト・ガンプ」でも話題になったけど、こちらが先。(1999.3.19)
■仮面の男 The Man in the Iron Mask (1998・米国)
■(監督)ランダル・ウォレス
■(出演)ガブリエル・バーン、ジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコビッチ、レオナルド・ディカプリオ
■演技者たちの演技は見ごたえあり。ディカプリオもいい。その分、薄っぺらな映像(特に屋外)は残念。三銃士達の友情を軸に、もう少し派手に盛り上げても良かった気もするしね・・(1999.7.26)
■カラスの飼育 Cria Cuervos Cria! (1975・スペイン)
■(監督)カルロス・サウラ
■(出演)アナ・トレント、ジェラルディン・チャップリン
■「ミツバチのささやき」のアナ・トレント人気を受けて公開。彼女の魅力が存分に出ていたといえるでしょう。(1999.3.19)
■カルネ La Carne (1994・仏国)
■(監督)ガスパー・ノア
■(出演)フィリップ・ナオン、ブランディール・ルノワール
■血の匂いがする映画です。感情が失われた映画のような気がする。(1999.3.19)
■ガントレット The Guntlet (1977・米国)
■(監督)クリント・イーストウッド
■(出演)クリント・イーストウッド、サンドラ・ロック
■アクションは弾丸の量で決まると勘違いしたイーストウッド。こういう失敗を経て、実に美しい映画を撮る監督になったんですね。(1999.3.19)
■カンパニー・マン Cypher (2002・米国)
■(監督)ヴィンチェンゾ・ナタリ
■(出演)ジェレミー・ノーサム、ルーシー・リュー
■ナタリの久々の新作は、スパイサスペンス。謎の迷路にはまっていく物語、恐怖を描く緊迫感や映像はまさに真骨頂と言う感じだけど、締めがどうしても甘す ぎて、しっくり来なかった。もう少し主人公の苦労が納得できる落ちじゃないと。メジャーのオファーを断わるほど、ほれ込んだ脚本にしては尻すぼみ(ホント のラストだけなんだけど)だったなあ。しかし、この邦題は、一体・・?(2003.2.16)
■ガンヘッド (1989・日本)
■(監督)原田眞人
■(出演)高島政弘
■和製実写SF。よく頑張っていると思う。少しづつでもこういう実写が出てきたのはうれしい。(1999.3.19)
■感想