「う」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■ヴァーサス VERSUS (2000・日本)

■(監督・脚本)北村龍平
(出演)坂口拓、榊英雄、三坂知絵子

■最初から最後までアクションてんこ盛りの大活劇。アクション連発で2時間持たせたのはすごいです。森の雰囲気がもう少しよければ盛り上がったと思うんだけど、どうしても普通の裏山的な森だったし、声もアフレコ丸出しで、レベルがバラバラで違和感あるし。でもその辺って、お金の話なので、それが解決されれば、とんでもない和製アクション映画が出来上がるかも。次回作はハリウッドで撮るらしいですよ。期待ですね。(2001.12.2)


■ヴァンパイア/最期の聖戦 Vampires (1998・米国)

■(監督)ジョン・カーペンター
(出演)ジェームズ・ウッズ、ダニエル・ボールドウィン

■カーペンターの痛快ホラーアクション。ゾンビ吸血鬼達との対決が楽しいです。(1999.2.21)


ヴァン・ヘルシング Van Helsing (2004・米国)

■(製作・監督・脚本)スティーブン・ソマーズ
(出演)ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール

■古典モンスターてんこ盛りのいわゆるファンタスティック映画(最近は言わないのかな?)。最近はジェイソンもフレディも、プレデターもエイリアンも一人では生きていけなくなった時代だから、吸血鬼や狼男達なんかは、バナナの叩き売り状態。まあ、今に始まったことじゃないんだけど。それぞれのモンスターの関係は一応練られてるものの、演出にメリハリがないので疲れてどうでもよくなってくる。最初から最後までガンガン行きっぱなしなのも、最近じゃ珍しくなくて、それが若い人たちには受けるんでしょうかね?・・・とは思いたくないけど。最後のフランケンのエピソードがちょっとだけ良かったので、そこそこってことで。(2004.8.26)


■ウィズダム/夢のかけら Wisdom (1986・米国)

■(監督)エミリオ・エステベス
(出演)エミリオ・エステベス、デミ・ムーア

■エステベスも監督できるんだね。悪くはないです。ラストは安易で×。(1998.12.25)


■ウィズ・ユー Digging to China (1997・米国)

■(監督)ティモシー・ハットン
(出演)ケヴィン・ベーコン、メアリー・スチュアート・マスターソン、エヴァン・レイチェル・ウッド

■理解されない二人の純愛物語というのは僕の大好きな分野だけど、こういう話はファンタジーとかもっと現実から遠い世界が舞台の方が好きかな。二人の恋愛が親子が互いに理解し始めるきっかけとなるための物語になってしまうのもなあ。いい話なんだけど、もう一つ抜け出せてない感じ。ベーコンの演技は過剰でなくすごくいいし、ハットンの初演出も無難ですが。 (2001.11.10)


■ヴィドック Vidocq (2001・仏国)

■(監督・脚本)ピトフ
(出演)ジェラール・ドパルデュー、ギョーム・カネ、イネス・サストーレ

■斬新な映像と演出を楽しめるアクションサスペンスホラー。ちょっとデジタル処理がきつ過ぎて観にくかったり、目が疲れるシーンがあったりするけど、久々に楽しく観れた映画でした。(2002.2.16)


ヴィレッジ The Village (2004・米国)

■(製作・監督・脚本)M・ナイト・シャマラン
(出演)ウィリアム・ハート、ホアキン・フェニックス、シガーニー・ウィーバー

■シャマランらしい映画で楽しめました。段々スケールが小さくはなっていきますが、ラストの落ちとのギャップが少なくなってかえっていいかも?すごくアメリカに代表される現代社会に生きる人たちの節度のなさ、というか道徳心のなさを憂いていて、それを静かに取り戻したいっていう感じがあるので、シャマランの映画は好きなんですが、そういう点では、今回もきっちり彼の映画だったと思います。もともと単なるホラー的な映画じゃないのに、そう宣伝しようとするのが批判を浴びる原因なんですよ。売りたいのは山々なんでしょうけどね>配給会社さん(2004.11.3)


■ウィロー Willow (1988・米国)

■(監督)ロン・ハワード
(出演)バル・キルマー

■良く覚えてないけど、「ジェダイの復讐」からルーカスはおかしくなっちゃったよなあ。(1998.12.25)


■ウィンターローズ Misunderstood (1984・米国)

■(監督)ジェリー・シャッツバーク
(出演)ジーン・ハックマン、ヘンリー・トーマス

■「E.T.」のH.トーマスの主演2作目だが・・子役で呼ぶのって難しいよね。(1998.12.25)


■ウェストサイド物語 West Side Story (1961・米国)

■(監督)ロバート・ワイズ
(出演)ナタリー・ウッド、ジョージ・チャキリス

■ミュージカルは「楽しい」のが基本だと思っています。不良集団とミュージカルが結びつかない・・。「ロミオとジュリエット」が原案。アカデミー賞受賞。(1998.12.25)


■ウェインズ・ワールド Wayne's World (1992・米国)

■(監督)ペネロープ・スフィーリス
(出演)マイク・マイヤーズ、ダナ・カービィ

■何が面白いんだか。サタデーナイトライブもおちたね。(1998.12.25)


■ウォーゲーム WarGames (1983・米国)

■(監督)ジョン・バダム
(出演)マシュー・ブロデリック

■当時はコンピュータがリアルでなかなか面白かったです。今観るとどうなのかなあ。(1998.12.25)


■ウォーターボーイズ (2001・日本)

■(監督・脚本)矢口史靖
(出演)妻夫木 聡、玉木 宏、三浦哲郁、近藤公園

■スポ根コメディ物が大好きな僕にとって大期待の邦画新作だったんだけど、結果は可もなく不可もなく。アイデアは凄く良いのに、映画として完成させるには脚本が雑だし、漫画的なコマ割演出やアニメーション的な表情の演出は実写には向かない。せっかく頑張った主人公たちがラストでその他大勢の中に埋もれちゃったり、主人公と恋人とのすれ違いが上手く描けていないのは、どうしても納得いかない。役者さんたちが好演してるし、アイデアも良いので残念でしょうがない。上手くいけば、日本版若者「フルモンティ」にもなったのに。そうそう、体育会系もガリ勉(言わない?)も皆同じ体型っていうのも気に入らないな。(2001.10.8)


■ウォール街 Wall Street (1987・米国)

■(監督)オリバー・ストーン
(出演)マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン

■ストーンはこういう娯楽作を撮らなきゃ。主義主張を押し出すと失敗するんだから。(1998.12.25)


■ウォレスとグルミット チーズホリデー Wallece & Gromit:A Grand Day Out (1989・英国)

■(監督)ニック・パーク

■イギリスのクレイアニメ。オスカー短編アニメ賞をシリーズ全作獲得している。日本でもグッズが沢山売られていますね。作品を観ずにかわいいと思えるかどうかは疑問だけど。(1999.7.6) (>DVDを買う)


■ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ Wallece & Gromit:The Wong Trousers (1993・英国)

■(監督)ニック・パーク

■シリーズ中最も笑える作品。ラストのチェイスシーンは笑いすぎて腹は痛いわ、涙は出るわ、で大変でした。よくこんなばかばかしい事思いつくなあ。(1999.7.6)(>DVDを買う)


■ウォレスとグルミット 危機一髪! Wallece & Gromit:A Close Shave (1993・英国)

■(監督)ニック・パーク

■このシリーズの魅力は粘土によるアニメのほのぼのとしたイメージと反対に、ロボットやロケットなどが出て来たり、結構ブラックユーモアがあったりするところだと思います。(1999.7.6) (>DVDを買う)


■ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! Wallece & The Curse of the Were-Rabbit (2005・英国)

■(製作・監督・脚本)ニック・パーク

■なんと10年ごしの続編が初の長編作品として登場。しっかりと練られたストーリーは映画顔負け(?)の出来で、飽きずに最後まで見ることが出来ます。ただ、劇場アニメということで子供も対象にしたからなのか、なんとなく毒気が薄まった気はします。が、きっちりW&Gの世界を久々に楽しめました。残念なのは、欽ちゃんの吹き替えかな。キレがなく映画のテンポを崩してしまってたのが残念です。前作までは良かったのになあ・・・10年のブランクは長すぎた?(2006.4.30)


■歌え、フィッシャーマン Heftig og Begeistret (2001・ノルウェー)

■(監督)クヌート・エーリク・イェンセン
(出演)ベルレヴォーグ男声合唱団

■ノルウェーの極寒の漁村を描くドキュメンタリー。過疎化が進む町で歌うことで自分たちなりに人生を楽しむ人々の姿を描く。有名な歴史のある男声合唱団のようですが、それぞれの人の人生観を聞くのは、個人的には退屈だったかな。(2004.12.30)


■海と毒薬 (1986・日本)

■(監督・脚本)熊井啓
(出演)奥田瑛二、渡辺謙、田村高廣

■大戦中、九大で行われた米軍捕虜の人体実験の実話の映画化。公開当時は相当衝撃を与えた作品のようだが、個人的にはこの映画が何を訴えたかったのか良くわからなかった。名誉のために人の命を弄んだ人間への怒りなのか、そのような人間を生んだ組織の批判なのか。映画には事実だけを淡々と描き、判断は見る者に任せるという方法もあり、実際この映画の殆どはそういうスタンスで作られているようにも見えたんだけど、そうすると最後の強い口調のナレーションがどうしても引っかかる。(2003.1.12)


■海の上のピアニスト The Legend of 1900 (1999・伊、米)

■(監督)ジュゼッペ・トルナトーレ
(出演)ティム・ロス、プルート・テイラー・ヴィンス、メラニー・ティエリー

■忘れられつつある過去と残された品とそれをつなぎ合わせる思い出。「ニューシネマパラダイス」と基本構成は同じ。テーマを映画から音楽にしただけといったら言い過ぎかもしれないけど、主人公1900もアルフレードとトトが一緒になったようなキャラクターだし。ただし、ファンタジー色が強く、演出も大げさで、若干感動がお仕着せがましいので素直にのれない。ラストの廃船のシーンはせめて幻影か夢にして欲しかった。モリコーネのスコアもそれほど感動しなかった。アメリカ資本のおかげでずいぶんメジャーなつくりになってて見やすくはなってますけどね。一瞬しか登場しないが、重要な存在であるメラニーは実に魅力的だった。オーディションで選ばれたフランスのモデルさんだそうな。監督も余程気に入ったんでしょうね。彼女の厚い唇は1900でなくてもチューしたくなる? (2000.1.1)


■裏窓 Rear Window (1954・米国)

■(監督)アルフレッド・ヒッチコック
(出演)グレース・ケリー、ジェイムス・スチュワート

■良質のサスペンスで、飽きさせませんよ。ヒッチは何を見ても面白いです。G.ケリーが美しい・・・(1998.12.25)


■うる星やつら2 ビューティフルドリーマー (1984・日本)

■(監督)押井守

■押井お得意の不条理劇。理屈の嵐で頭の体操。基本的に「うる星」は好きじゃないけど、結構面白いですよ。こんなこと言うとファンが多いから、怒られるかな。(1998.12.25)


■ウルトラマン (2004・日本)

■(監督)小中和哉
(出演)別所哲也、遠山景織子、祐木奈江

■脚本は大人でも楽しめるものに仕上がっているが、いざ最終決戦になったとたん、室内セット丸出しの昔見たテレビのウルトラマンになってしまった。人間と建物とウルトラマンがばらばらの世界にいるし。そうなると怪獣のいまいちな造形も目立ってくるし。話が割りと重めなので子供には辛そうだから、帯に短し・・・ってことになってしまった気がする。ガメラのスタッフで作ってたら相当面白かっただろうな。(2004.12.30)


■麗しのサブリナ Sabrina (1954・米国)

■(監督)ビリー・ワイルダー
(出演)オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガード

■ワイルダーとオードリーとボガード。どうも組み合わせがしっくりこないと思うのは、リアルタイムで見てないせいでしょうか。(1998.12.25)


■運動靴と赤い金魚 Bacheha-Ye Aseman (1997・イラン)

■(監督)マジッド・マジディ
(出演)バハレ・セッデキ、アミル・ナージ

■イラン映画初体験。貧しいながら、つましく生きる一家の兄妹の物語。検閲が厳しい同国では、教育映画的な内容が多くなるらしいけど、この映画はそういった意味だけでなく、家族の物語としても非常にできがいいと思う。人を思いやる気持ちあふれた映画で、さわやかな感動を与えてくれる。こんなやさしい気持ちを持てる人たちがなぜ戦争を繰り返すんだろうと単純に思ってしまう。脚本的にはエンディングの締め方が秀逸だと思う。(1999.10.2) (>DVDを買う)

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