「れ」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■霊幻道士 疆屍先生 (1985・香港)

■(監督)リッキー・リュウ
(出演)ラム・チェンイン、ムーン・リー

■大ブームを起こした映画だが、結局お化けの動きが面白かったのと主役の女の子がかわいかったというだけの映画だったような。 (2000.10.24)


■レイジング・ケイン Raising Cain (1992・米国)

■(監督・脚本)ブライアン・デ・パルマ
(出演)ジョン・リスゴー、ロリータ・ダビドビッチ

■多重人格者が殺人者となるサスペンス。多重人格となった原因や犯人の悲しさなんかを組み込めればよかったけど、単に謎作りに、多重人格を利用しただけになってしまったような気がする。 (2000.10.24)


■レイズ・ザ・タイタニック Raise the Titanic! (1980・米国)

■(監督)ジェリー・ジェームソン
(出演)ジェイソン・ロバーズ、アン・アーチャー、アレック・ギネス 

■当時は不可能と言われたタイタニック号の引き上げに挑戦する人々の物語だったような。タイタニックを引き上げることがどれほどロマンのあることなのか分からなかったせいか、そんなに面白くなかったような気がする。(2000.10.24)


■レイダース/失われた聖櫃 Laiders of the Lost Ark (1981・米国)

■(監督)スティーブン・スピルバーグ (製作総指揮)ジョージ・ルーカス
(出演)ハリソン・フォード、カレン・アレン

■インディ・ジョーンズシリーズの第1弾。ルーカス+スピルバーグの「007」を目指して製作された。あまりにインディのキャラクタに深入りしすぎて結局3作しか作られなかった。子供っぽくて向こう見ずなインディと気が強くて負けず嫌いだが、インディにメロメロのマリオンのキャラクター設定が上手く、痛快なアクション映画に仕上がった。(2000.10.24)


■レイン Bangkok Dangerous (2000・タイ)

■(監督、原案、脚本、編集)オキサイド・パン、ダニー・パン
(出演)パワリット・モングコンピシット、 プリムシニー・ラタナソパァー、ピセーク・インタラカンチット

■殺し屋を主人公にしてはいるものの、純粋な恋物語で、道徳的なストーリーで好感が持てるが、聾唖であることを十分に生かしきれていない脚本が残念。耳が聞こえない事と聞こえる事によって感じる恐怖の対比(特に最後の対決で)を描ければ良かったのに。ストーリーが単純なのに少し時間が長いので退屈なところもあるが、ビジュアル的な演出はなかなか面白かった。特にファーストクレジットとラストのクライマックスシーンはすごくカッコいい。(2002.2.16)


■レインマン Rain Man (1988・米国)

■(監督)バリー・レビンソン
(出演)トム・クルーズ、ダスティン・ホフマン

■知的障害者の兄と有能な弟の絆を描くロードムービー。兄の特殊な能力を使ってギャンブルで儲けようという展開は面白くないが、過去の失われた記憶が甦り、兄弟の絆を深めていくシーンはよかった。重苦しくなく娯楽作品として十分見られます。名曲に乗った名シーンも多いです。オスカー受賞。(2000.10.24)


■レオン Leon (1994・米国)

■(監督・脚本)リュック・ベッソン
(出演)ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン

■人気映画だが幼稚な主人公にどうも納得がいかない。フランス映画に派手な銃撃やアクションを持ち込むことに成功したベッソンだが、個人的には内容的に気に入らないものばかり。ただ、これはアメリカ映画だけど。 (2000.10.24)


■レザボア・ドッグス Reservoir Dogs (1991・米国)

■(監督・脚本・出演)クエンティン・タランティーノ 
(出演)ハーベイ・カイテル、ティム・ロス

■タランティーノのデビュー作にして最高作。優れたアイデアひとつで金をかけずに面白い映画を作れることを証明した。各登場人物のエピソードを別々に紹介し、互いに上手くリンクさせる手法が斬新。つまらないことにこだわる会話の面白さも必見です。(2000.10.24) (>DVDを買う)


■レジェンド・オブ・フォール Legends of Fall (1994・米国)

■(製作・監督)エドワード・ズウィック
(出演)ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、ヘンリー・トーマス

■ピット主演の家族と兄弟の物語。悪い話ではないものの、「リバー・ランズ・スルー・イット」の後だし、二番煎じにしか見えなかった。大きくなったトーマス(「E.T.」の主人公の少年)は見る価値あり? (2000.10.24)


■レッド・オクトーバーを追え! The Hunt For Red October (1990・米国)

■(監督)ジョン・マクティアナン
(出演)ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、スコット・グレン、サム・ニール 

■亡命を企てたソ連の潜水艦の船長と乗組員達の男くさい物語。一歩間違えれば戦争に突入するという状況の中で、主人公のCIAエージェントと船長との緊迫した心理戦が面白い。出演人が豪華なマクティアナン作品。ここまでは彼もよかったんだけどなあ。クランシーの原作シリーズ第1段。(2000.10.24)


■レッド・スコルピオン Red Scorpion (1988・米国)

■(監督)ジョセフ・ジトー
(出演)ドルフ・ラングレン、M・エメット・ウォルシュ

■ラングレン主演の軍隊アクション。普通のB級アクション映画だったような。ただ顔が顔だし、彼は普通のイイモンは似合わないような・・。 (2000.10.24)


■レッド・ドラゴン Red Dragon (2002・米国)

■(監督)ブレット・ラトナー (音楽)ダニー・エルフマン
(出演)アンソニー・ホプキン、エドワード・ノートン

■「ハンニバル」からよくぞ復活。「羊」より前に作られた良くできた原作を基ににした「羊」の後だからこそ楽しめる「羊」の前のエピソードとして脚本が上手く、格としては「羊」には見劣りするものの充分楽しめる作品となりました。ラトナーには余り期待していなかったし、やはり大したことないのは所々に感じるけど、脚本がきっちりしてて、余り無茶な演出をしなければ、サスペンスはそこそこ楽しく見れるんだなってことが良く分かりました。何より最後のオマケ。これがあるからこそ、この作品が好きになったとも言えます。リアルタイムで見ているからこそ楽しめるこのラスト。きっと「羊」を見て、その凄さに圧倒され、「ハンニバル」で、そのひどさに落胆した人を元気付けた事と思います。そして帰りに無償に「羊」がまた見たくなっちゃったりするんでしょうね、僕みたいに。それだけでもこの映画、成功じゃないかな。(2003.7.6)


■レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 Manhunter (1986・米国)

■(監督・脚本)マイケル・マン
(出演)ウィリアム・L・ピーターセン、キム・グライスト

■「羊たちの沈黙」の前作にあたるハリス原作小説の映画化。原作は「羊」に負けないぐらい面白いのだが、映画は「羊」に比べると随分見劣りする。映像的には雰囲気はある映画なのだが、スケールも小さく、キャラクターの魅力が薄かったような。 (2000.10.24)


■レッド・プラネット Red Planet (2000・米国)

■(監督)アントニー・ホフマン
(出演)バアル・キルマー、トム・サイズモア、キャリー=アン・モス

■ビジュアル的には文句はないけど、これは映画じゃなくてゲーム。問題が順番に起こっていって、解決するためのアイテムが転がってて、最初からわかっている結末に向かって進んでいくだけ。いくらでも肉付け出来る内容なのに・・・。最近こういう作品が多くて困ったもんです。「火星地球化計画」って内容の割にどでかいコピーですねえ。 (2001.1.19)


■レッド・ブル Red Heat (1988・米国)

■(製作・監督・脚本)ウォルター・ヒル
(出演)アーノルド・シュワルツェネガー、ジェームス・ベルーシ

■演技に問題のあるシュワちゃんを堅物のソ連の警察官にして、演技を必要なくした(?)。とは言っても、ソ連の皮肉り方は平凡で、相方との掛け合いもそれほど楽しくはないので、映画として成功したとは言いがたいけど・・ (2000.10.24)


■レディ・キラーズ The Ladykillers (2004・米国)

■(製作・監督・脚本)ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
(出演)トム・ハンクス、イルマ・P・ホール

■コーエンの新作。カジノの大金を狙う泥棒達と気のいい信仰深い黒人おばちゃんのせめぎ合いをコミカルに描く。40年前のオリジナルは全く知らないけど、オリジナルをベースにすごくコーエンらしい映画に仕上がってるんだと思う。小さい人間達が小さい世界でじたばたして、気のいい人が何となく幸せになっちゃうって感じがまさにコーエンって感じです。(2004.7.5)


■レナードの朝 Awakenings (1990・米国)

■(製作総指揮・監督)ペニー・マーシャル
(出演)ロビン・ウィリアムス、ロバート・デニーロ

■謎の奇病と戦う医師と患者の交流を描く感動作。一瞬だけ目覚めることを許された患者の喜びと苦悩、彼らとのふれあいの中から生きることについて学んでいく医師の物語は涙なしでは見られません。ウィリアムスが抜群にいいです。(2000.10.24)>詳細


■レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ Leningrad Cowboys Go America (1989・フィンランド、スウェーデン)

■(監督・脚本)アキ・カウリスマキ
(出演) マッティ・ペロンパー、 ザ・レニングラード・カウボーイズ

■実在のバンドをモデルにしたちょっと変わったノリのロードムービー。カルチャーギャップを物ともせず、ただもくもくと演奏しつづけるバンドの姿をカウリスマキが描く。面白いような面白くないような。でも何となく見れちゃいました。(2002.8.6)


■レリック The Relic (1997・米国)

■(監督)ピーター・ハイアムズ
(出演)ペネローブ・アン・ミラー、トム・サイズモア

■遺伝子ネタのアクションホラー。CGで作られた巨大なトカゲみたいな生物が襲ってくる平凡な映画。ハイアムズって、こういうB級モノ作る人だったっけ・・・


■恋愛小説家 As Good as It Gets (1997・米国)

■(製作・監督・脚本)ジェームズ・L・ブルックス
(出演)ジャック・ニコルソン、ヘレン・ハント、グレッグ・ギニア

■ブルックス監督と名優ニコルソンだから評価されたとしか思えない。ハントはそれに乗っかって上手いこと名女優の仲間入りをした。彼女は悪くないけど。ニコルソンを抜いて想像したら、この映画ってどうなるんでしょう。これと言って、特筆するところもない映画だと思いません?(2000.10.24)


■連弾 (2001・日本)

■(監督・出演)竹中直人
(出演)天海祐希、及川光博

■前3作みたいに映像的な魅力はなかったけど、やっぱり竹中は俳優の魅力をうまく引き出せる監督さんですね。内容は別にして、演技がみんなすごくいい。ただ、想像するに脚本家がやりたかったのは息子の気持ちの開放だったと思うんだけど、映画は息子以外のキャラクターが濃すぎて、その感動はなかった。まあ、脚本のまま映画を作ったらとんでもなく暗い作品になってたでしょうけど。(城戸賞は一度だけ読んだことがあるけど、やっぱ暗かった)結局人間は一人ぼっちなんだというどこか空しい作品になっていて、不思議な魅力を持った作品ではありますが。(2001.4.4)


■恋恋風塵 戀戀風塵 (1987・台湾)

■(監督)侯孝賢
(出演)王晶文、辛樹芬

■道徳やらしきたりやら、窮屈な部分がまだ残っているなかでの若い二人のきれいな恋愛物語。もう日本では、すっかり忘れられてしまった世界がアジアのあちこちに残っていて、それが懐かしく感じられ、このころはよくアジア映画を見に行ってました。そんな中でも侯孝賢の映画は好きでした。そういう懐かしさみたいなものを感じることも、もう出来なくなっていくのでしょうね。 (2000.10.24)

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