「く」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■グエムル漢江の怪物 怪物 (2006・韓国)

■(監督)ポン・ジュノ
(出演)ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル

■賛否あるようだが、個人的には賛も否もどちらもありかなという感じ。怪物が現れて河川敷がパニックになるシーンを中心に怪物が出てくるシーンだけ観れば、演出もとても格好よくて、同じようなシチュエーションの「ジュラシックパーク2/ロストワールド」なんかより全然面白い。でも軍(特にアメリカ)の対応がわざとらしいほど歯がゆいのが、娯楽映画としてはマイナスかな。でも、このわざとらしさは正にわざと。怪物は韓国社会を混乱させるものの象徴で、その混乱を生み出すのも、拡大するのも、いいように利用するのも、みんなアメリカだという、アメリカ批判を感じます。もっとシニカルに描いて、笑いにまで持っていけると良かったのでしょうが、その辺の描き方が中途半端になったので、理解はしても映画としてはちょっと惜しい感じ。そんなアメリカ批判を含んだ映画を作ったポン監督、ハリウッドに渡ってエイリアンの続編でも作ると面白いかな、なんて思ったりします。(2007.7.6)


■9時から5時まで 9 to 5 (1980・米国)

■(監督)コリン・ヒギンズ
(出演)ジェーン・フォンダ、リリー・トムリン、ドリー・パートン

■OL と上司のオフィスコメディ。結構笑えた記憶が有ります。(1999.5)


■孔雀王 (1988・日本、香港)

■(監督)ラン・ナイチョイ
(出演)三上博史、ユン・ピョウ

■和製アクション大作を期待したが、やっぱり中途半端に。(1999.5)


■グース Fly Away Home (1996・米国)

■(監督)キャロル・バラード
(出演)アンナ・パキン、ジェフ・ダニエルズ

■「ピアノレッスン」で注目のアンナ・パキンの2作目。ガチョウを自然に戻すという物語はさわやかな感動作だが、もう一押し足りないのは演出のせいだと思う。(1999.5)


■グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち Good Will Hunting (1997・米国)

■(監督)ガス・ヴァン・サント (脚本・出演)マット・デイモン、ベン・アフレック
(出演)ロビン・ウィリアムス

■大志溢れる青春映画。同世代にもそれ以上の年齢の人々にも共感がもてる物語だと思います。いろいろなメッセージを上手くまとめあげました。(1999.5)>詳細


■グッドナイト・ムーン Stepmom (1998・米国)

■(監督)クリス・コロンバス
(出演)スーザン・サランドン、ジュリア・ロバーツ

■家族問題を取り上げながら、問題意識があまりなくて、有名女優二人と子供たちとのきれいな心の交流だけになってしまったのが残念。きっと女に頼りきりの夫の物語への絡み方が甘かったんでしょう。ネタがネタだけにもう少し踏み込んで、力強い映画にしてほしかった気がします。僕にはキレイキレイすぎました。(2001.5.14)


■グッドモーニング・バビロン! Good Morning Babylon (1987・米、伊、仏)

■(監督・脚本)パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ
(出演)ヴィンセント・スパーノ、ヨアキム・デ・アルメイダ

■実に美しく、夢に満ちた映画。グリフィスの映画に参加した兄弟の映画への愛にあふれた物語。力強い人間ドラマでもあります。(1999.5) (>DVDを買う)


■グッドモーニング、ベトナム Good Morning, Vietnam (1987・米国)

■(監督)バリー・レヴィンソン
(出演)ロビン・ウィリアムズ、フォレスト・ウィッテカー

■ベトナム戦争に派遣され、兵士たちを勇気づけるDJの物語だが、感動できなかった。ウィリアムスのうるさくて、日本人にはよくわからないギャグのせいかも。(1999.5)


■蜘蛛女のキス Kiss of the Spider Woman (1985・ブラジル、米国)

■(監督)ヘクトール・バベンコ
(出演)ウィリアム・ハート、ラウル・ジュリア

■評価の高い作品だが、見たのが若すぎたかも。ホモ役のハートが気持ち悪くて・・(1999.5)


■暗くなるまで待って Wait Until Dark (1967・米国)

■(監督)テレンス・ヤング
(出演)オードリー・ヘップバーン、リチャードクレンナ

■密室サスペンス。結構面白かった記憶が有るがしっかり覚えてない。ヘップバーンが好きでいろいろ見たころの一本。(1999.5)


■グラディエイター Gladiator (2000・米国)

■(監督)リドリー・スコット
(出演)ラッセル・クロウ、コニー・ニールセン

■ローマ皇帝に妻子を殺された先代の家臣の復讐を描く史劇。いまさらローマ帝国という気もしなくはなかったけど、スコットのスケールの大きな映像とダイナミックなアクション演出に圧倒されます。長時間も全く苦になりません。ただ、急に皇帝に肩入れする元老が出てきたり、謀反計画があまりにあっさり失敗したり、皇帝の家来が急に心変わりしてしまったり等、後半ちょっとバタバタした感じがしたので、ひょっとしたら完全版もあるかも。 (2000.7.11)


■クリムゾンタイド Crimson Tide (1995・米国)

■(監督)トニー・スコット
(出演)デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン

■演技者二人の潜水艦サスペンスアクション。スコットだし、楽しめました。(1999.5)


■クリフハンガー Cliffhanger (1993・米国)

■(監督)レニー・ハーリン
(出演)シルベスター・スタローン、ジョン・リスゴー

■「ダイ・ハード2」で失敗したハーリンがさらに酷い過ちを犯した。才能のない者はいずれ消えるだろう。でもなぜか日本では売れたようで...(1999.5)


■グレートブルー Le Grand Blue (1988・仏、伊)

■(監督)リュック・ベッソン
(出演)ジャンマルク・バール、ジャン・レノ

■日本にベッソンの名を知らしめた一作で、確かに渾身の一本とはいえるが、自分にはやっぱり合わないのでした。(1999.5)


■クール・ランニング Cool Runnings (1993・米国)

■(監督)ジョン・タートルトーブ
(出演)レオン、ジョン・キャンディ

■実話をもとにしたコミカルなスポ根もの。典型パターンではあるが、笑いを巧くミックスして成功。こういう話は好きなんですよね。(1999.5)


■クール・ワールド Cool World (1992・米国)

■(監督)ラルフ・バクシ
(出演)キム・ベイシンガー、ブラッド・ピット

■アニメと実写が融合したちょっとエッチなファンタジー映画。ブラッド・ピットが出てたとは・・・(1999.5)


■グレイストーク/類人猿の王者ターザンの伝説 Greystoke: The Legend of Tarzan, Load of the Apes (1983・米国)

■(監督)ヒュー・ハドソン
(出演)ラルフ・リチャードソン、クリストフ・ランベール

■動物に育てられた人間の眼から見た人間の愚行を見つめる真面目なターザン物語。力強く切ない物語で、好きです。(1999.5)


■クレイマー、クレイマー Kramer vs. Kramer (1979・米国)

■(監督)ロバート・ベントン
(出演)ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、ジャスティン・ヘンリー

■ヘンリー坊やが泣かせます。夫婦、家族の形が変わりはじめた頃のアメリカの話しだが、今は世の中もっと凄いことになってますよね。(1999.5)


■紅の豚 (1985・日本)

■(監督)宮崎駿

■宮崎がみずからロリコン伯爵になってしまった。楽しんで作ってるのは分かるけど、空回りしちゃったような。(1999.5)


■グレムリン Gremlins (1984・米国)

■(監督)ジョー・ダンテ
(出演)ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ

■ダンテの悪のり毒舌コメディの一本。パロディも満載で、楽しめます。(1999.5)


■グレムリン2/新・種・誕・生 Gremlins 2: The New Batch (1990・米国)

■(監督)ジョー・ダンテ
(出演)ザック・ギャリガン、フィービー・ケイツ

■悪のりもパロディもさらにパワーアップした続編。ま、気楽に楽しめばいいでしょう。(1999.5)


■黒い雨 (1989・日本)

■(監督)今村昌平 (原作)井伏鱒二
(出演)田中好子、三木のり平

■被爆した一人の女性の物語。原爆の被害を感情的にではなく淡々と描き、鱒二の原作小説のイメージを損なうことなくうまく映画化したと思います。モノクロの映像も良かった。田中好子の好演が光ります。(1999.5)


■グローイングアップ4/渚でデート Private Popsicle : Lemon Popsicle IV (1983・イスラエル、米)

■(監督)ボアズ・デヴィッドソン
(出演)ボアズ・デヴィッドソン、イフタク・カツール

■ずいぶん流行ったエッチな青春コメディの一本。恥ずかしくてとても一本立てじゃ観れませんが、何かの同時上映でやったのを観ました。お尻がでるだけで、どきどきした時代でしたね。 (1999.5)


■クロウ/飛翔伝説 The Crow (1994・米国)

■(監督)アレックス・プロヤス
(出演)ブランドン・リー、アーニー・ハドソン

■ダークなSFX青春もの。ブランドンがいい演技。父ブルースと同じ事故で撮影中に逝去したのは残念。(1999.5)


■クロコダイルダンディー "Crocodile" Dundee (1985・豪州)

■(監督)ピーター・フェイマン
(出演)ポール・ホーガン

■アメリカが忘れた純粋な心を持ったヒーローが受けた。安心してみられるアクションコメディ。(1999.5)


■クロコダイルダンディー2 "Crocodile" Dundee II (1988・豪州、米国)

■(監督)ジョン・コーネル
(出演)ポール・ホーガン、リンダ・コズラウスキー

■人気に乗ってハリウッドにやってきたダンディだが、二匹目のドジョウはいなかったようで。(1999.5)


■クローズZERO (2007・日本)

■(監督)三池崇史
(出演)小栗旬、山田孝之

■ストーリーも喧嘩アクションもとりあえずまとまっているので、飽きずに見ることはできるけど(ただ最後の決闘はだらだら長すぎ)、せっかく面白いキャラ設定の宿敵キャラくんの描き方が中途半端で、生かしきれていないので、映画としては薄っぺらになった感じ。脚本段階からか、映画になってからかは分からないけど、三池は「ゼブラーマン」も、キャラの内面まで突っ込み切れなかったし、いつもなんかもったいない気がする。(って、あんまり見たことないけど)(2008.1.19)

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