「お」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■O・K牧場の決斗 Gunfight at the O.K.Corral (1957・米国)

■(監督)ジョン・スタージェンス
(出演)バート・ランカスター、カーク・ダグラス

■ラストの決闘シーンが好きです。過度なカット割とかなくて、今観ると新鮮なんじゃないでしょうか。音楽も有名ですね。(1999.2.7)


■追いつめられて No Way Out (1987・米国)

■(監督)ロジャー・ドナルドソン
(出演)ケビン・コスナー、ジーン・ハックマン

■平凡なサスペンスアクションだったと思う。(1999.2.7)


■王立宇宙軍 オネアミスの翼 (1987・日本)

■(監督)山賀博之
(声優)森本レオ

■初めての宇宙飛行士となった青年の目を通して、社会を描く。ガイナックスには珍しく(?)無常感漂う佳作です。(1999.2.7)


■狼の血族 The Company of Wolves (1984・英国)

■(監督)ニール・ジョーダン
(出演)アンジェラ・ラズベリー、テレンス・スタンプ

■少女に潜む残酷さがテーマだったと思う。ヨーロッパ的な雰囲気は悪くなかったと思ったけど、あまり覚えていない。(1999.2.7)


■日本殉情伝おかしなふたりものくるおしきひとびとの群 (1984・日本)

■(監督)大林宣彦
(出演)三浦友和、長島敏行

■大林のすごく私的な映画。癖はあるが好きな一本。(1999.2.7)


■オーシャンズ11 Osean's Eleven(2001・米国)

■(監督)スティーブン・ソダーバーグ
(出演)ジョージ・クルーニー 、ブラッド・ピット 、ジュリア・ロバーツ 、マット・デイモン 、アンディ・ガルシア

■これだけ大勢の大物俳優をうまくまとめたのはさすがソダーバーグなんでしょうね。演出にはいつもながら隙がありませんが、いつも彼の映画には魂を感じないので、見た後あまり充実感を持てないんですよね(僕だけ?)。ま、主人公ともと女房との関係が脚本的に隙があるので、完璧なファッションなのにチャック開いてる感じで笑えましたけど。(2005.4.3)


■オスカー Oscar (1991・米国)

■(監督)ジョン・ランディス
(出演)シルベスター・スタローン、カーク・ダグラス

■スタローン、コメディに挑戦もコける。特別良くもないが、悪くもない。(1999.2.7)


■オズの魔法使い The Wizard of Oz (1939・米国)

■(監督)ビクター・フレミング
(出演)ジュディ・ガーランド、フランク・モーガン

■期待していたほど楽しくなかった。 (1999.2.7)


■お葬式 (1984・日本)

■(監督)伊丹十三
(出演)山崎努、宮本信子

■現実を隠すことなく冷静に描く伊丹のスタイルはそれまでの日本映画にない新しいタイプでした。肯定も否定もしない姿勢は個人的には後に残らないんですけど。(1999.2.7)


■男が女を愛する時 When a Man Loves a Woman (1994・米国)

(監督)ルイス・マンドーキ
(出演)アンディ・ガルシア、メグ・ライアン

■自身のアルコール依存症と戦う妻をメグが熱演。夫役のガルシアも好きな役者ですが、最近ぱっとしない?(1999.2.7)


■男たちの挽歌 英雄本色 (1986・香港)

■(監督)ジョン・ウー (製作)ツイ・ハーク
(出演)チョウ・ユンファ、レスリー・チェン

■香港ノワールという言葉を生んだ痛快アクション。その華麗なアクションを楽しむべし。ハリウッドに進出したウー監督の原点。(1999.2.7)


■男はつらいよ (1969・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、倍賞千恵子

■伝説的シリーズの記念すべき第1作。みんな元気で楽しい。倍賞千恵子がかわいい。さくら結婚のエピソードが泣かせます。(1999.2.7)


■続・男はつらいよ (1969・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、前田吟

■個人的には1作目より好き。寅の自分探しの旅も暗くならずに楽しくまとまる。(1999.2.7)


■男はつらいよ フーテンの寅 (1969・日本)

(監督)森崎東
(出演)渥美清、新珠三千代

■山田とは違った味が出てますが、あまり好きではないです。しかし、年2本でもすごいのに、この年と翌年は3本作られてて、高い質を保っているこのシリーズはすごいですね。(1999.2.7)


■新・男はつらいよ (1970・日本)

■(監督)小林俊一
(出演)渥美清、栗原小巻

■これも山田ではないが、無難にまとまってたような・・・ (1999.2.7)


■男はつらいよ 望郷篇 (1970・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、長山藍子

■寅と時代がぴったりあってた頃です。豆腐屋(だったか?)の長山が初々しい。


■男はつらいよ 純情篇 (1971・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、若尾文子

■高貴な女性と寅とのかなわぬ恋。庭先での会話のシーンが印象に残ってます。(1999.2.7)


■男はつらいよ 奮闘篇 (1971・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、榊原るみ

■知恵遅れの女性をあてがわれた寅がかわいそうになる。榊原は熱演だが・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎恋歌 (1971・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、池内淳子

■マドンナとしては上品な大人の女性、健気に生きる若い女性、気風の良い大人の女性に分類されるが、いずれも大きな不幸を背負ってます。本作は最前者のタイプ。 (1999.2.7)


■男はつらいよ 柴又慕情 (1972・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、吉永小百合

■脇役には奔放な寅にあこがれる不自由な学識者、芸術家という図式がありました。この頃は説教じみてないので見ていて共感できたのですが・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎夢枕 (1972・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、八千草薫

■マドンナからの告白が・・・。小さい頃はそれが好きだったが、観なおしたらイマイチだった。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎忘れな草 (1973・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、浅丘ルリ子

■名コンビ、リリー登場。同じ水商売同士、歯に衣着せないやり取りが痛快。 (1999.2.7)


■男はつらいよ 私の寅さん (1973・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、岸恵子

■観てるはずなんだよなあ・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎恋やつれ (1974・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、吉永小百合

■吉永が出てくるとなぜか作品が暗くなるんですよね。恋心というより親心に近くなります。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎子守唄 (1974・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、十朱幸代

■寅とマドンナの年が離れると必然、恋の指南役に回ることに。まだこの頃はその辺のバランスが取れてるけど。若い二人の恋物語に好感が持てた。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎相合い傘 (1975・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、浅丘ルリ子

■やっぱり言い寄られるとリリーでも照れちゃうんですね。悲しい性です・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け (1976・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、大地喜和子

■リリーに続く元気なマドンナ。この作品も結構好印象でした。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎純情詩集 (1976・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、京マチ子

■寅も他の脇役もまだまだ元気で、自由でした。だんだん自分たちの枠からはみ出られなくなるのはシリーズの宿命ではありますが・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 (1980・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、浅丘ルリ子

■都会化の進む日本に立ち向かう寅の姿がそこにはまだあったんだけど・・。寅のプロポーズも冗談ととられ、否定する術もない悲しさ。 (1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 (1980・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、伊藤蘭

■傑作といわれる前作に埋もれてしまいがちだが、けっこう、さわやかで好きな作品。(1999.2.7)


■男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 (1981・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、松坂慶子

■以降数作品は、非常に暗く、笑いもめっきり少なくなる。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎紙風船 (1981・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、音無美紀子

■笑わせることに飽きた時期なんでしょうか。明るさが少なくてつらいです。 (1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 (1982・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、いしだあゆみ

■重い。暗い。学生の頃このシリーズの特集がやってて3本立てで毎日見てたんですよね。以上の3本は結構つらかった覚えが・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 (1983・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、竹下景子

■お寺に住み込む寅。やっと明るさが戻ってきた。(1999.2.7)


■男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 (1984・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、中原理恵

■夜霧にむせぶ寅の姿しか覚えてないなあ。(1999.2.7)


■男はつらいよ 柴又より愛をこめて (1985・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、栗原小巻

■満男が英語の教材を読むシーンしか覚えてない。このあたりからリアルタイムで見てます。(1999.2.7)


■男はつらいよ 知床慕情 (1987・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、三船敏郎、淡路恵子

■頑固親父の恋の指南。逃げるように寅はどんどん東京から離れていく。評価の高かった作品だが、個人的にこの頃はどうしても初期の姿を見たがっていた。自分より年上の人に恋の指南ができるんなら自分もまだまだいけるでしょうって・・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎物語 (1987・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、秋吉久美子

■探すのも難しいような古い町に逃げ込んでいく寅の姿につらくもなる・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 (1988・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、三田佳子

■寅が久々に元気を見せた作品。俵万智の短歌を得て山田も気合が入った?一人のマドンナから惚れる女性と指南する女性の分業ができる。僕は好き。(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎心の旅路 (1989・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、柄本明

■ウィーン市長の熱望に押され、遂に寅が外国へ。日本人非難をこう言う形で見せられても。 (1999.2.7)


■男はつらいよ 僕の伯父さん (1989・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、後藤久美子

■ついに恋の指南は愛甥、満男に。恋人役の後藤もこれまた歴代マドンナのキャラにはまった役柄。空撮なんかあってびっくりしたっけ・・(1999.2.7)


■男はつらいよ 寅次郎の告白 (1991・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)渥美清、吉田日出子

■言いたい事もわかるが、結局満男の恋も古臭い展開になってしまう。年老いて、時代を受け入れられない姿になった寅(山田)をこれ以降見る気がしなくなるが、この頃にはもう病魔に犯されていたんですね。たいした役者さんです。 (1999.2.7)


■大人は判ってくれない Les Quatre Cents Coups (1959・仏国)

■(監督)フランソワ・トリュフォー

■トリュフォーとかゴタールとかって、リアルタイムで観ないと衝撃は半減しちゃうんでしょうか・・・(1999.2.7)


■乙女の祈り Heavenly Creatures (1994・ニュージーランド)

■(監督)ピーター・ジャクソン
(出演)ケイト・ウィンスレット

■主人公の二人の女の子による残酷な物語。同じ悪趣味なら前作までの残酷さを笑いで包んだノリが好きだった。主役は「タイタニック」のローズですよ。(1999.2.7)


■踊る大走査線 THE MOVIE (1998・日本)

■(監督)本広克之
(出演)織田裕二、柳葉敏郎、深津恵理

■テレビほど元気がなかったような。映画的にしたというほどでもないし。でも他のTVの映画化に比べたらずいぶん好感が持てます。織田と柳葉の関係が好きなんですよね。人間関係の描き方がうまいですね。(1999.2.7)


■踊る大走査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! (2003・日本)

■(監督)本広克之
(出演)織田裕二、柳葉敏郎、深津恵理

■人気映画の第2弾。どうも織田の演技が作りこみすぎというか、酔いすぎというか、鼻についてしょうがないところがあるけど(特に前半)、映画としては1本目より良く出来てたし、相変わらずの面白さも健在で楽しい娯楽映画だと思います。(2004.2.28)


■踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2 (2003・日本)

■(監督)本広克之
(出演)織田裕二、柳葉敏郎、深津恵理

■オリジナルから細かいエピソードが削られ、短くなってるとはいえ、テンポが良くなってるというわけでもないし、音もよくなっているようですが、結局イン ターナショナルとか言っても結局国内マーケットだけを狙ってるわけで、商売っ気まるだしですな。オリジナルと比較して楽しむほどの物ではなかったですね。(2004.12.30)


■鬼が来た! 鬼子來了(2000・中国)

■(製作・監督・脚本・出演)チアン・ウェン
(出演)香川照之、チアン・ホンポー、ユエン・ティン

■第2次大戦中、ひょんなことから日本人兵士をかくまう事になってしまった中国の貧しい農村の不幸を描く。人のよい村民たちと日本兵と、その間に立つ中国人通訳の奇妙な交流。それぞれの利害と本音と建前が微妙に入り混じり、笑いを交えて描いています。中国人の良いところ悪いところがうまく描けていると思います。(2005.6.5)


■オーバー・ザ・トップ Over the Top (1987・米国)

■(監督)メラハム・ゴーラン
(出演)シルベスター・スタローン

■純粋なスポ根ものです。気楽に楽しめば良いでしょう。(1999.2.7)


■おばあちゃんの家 The Way Home (2002・韓国)

■(監督・脚本) イ・ジョンヒャン
(出演)キム・ウルブン、ユ・スンホ

■都会の性格が曲がった子供が、田舎のおばあちゃんの家に預けられ、徐々に気持ちを通わせていくという、ありがちな話で、展開もそのまんまって感じなんだけど、語り口がおとなしく、やりすぎていないし、主人公を含めた出演者の演技が良いので、飽きずに気持ちよく観れます。(2005.4.3)


■オフィシャル・ストーリー La Historia Oficial (1985・アルゼンチン)

■(監督)アルゼンチナ&ルイス・プエンソ
(出演)エクトル・アルテリオ、ノルマ・アレアンドロ

■悲しい母娘の物語。政治的背景も絡んで、重い映画だった。数多くの映画賞を受賞しました。(1999.2.7)


■オー・ブラザー! O Brother, Where Art Thou? (2000・米国)

■(監督・脚本)ジョエル・コーエン (製作・脚本)イーサン・コーエン
(出演) ジョージ・クルーニー、 ジョン・タートゥーロ、 ティム・ブレイク・ネルソン、 ジョン・グッドマン、 ホリー・ハンター

■逃亡者たちのロードムービー。道中のエピソードは全て偶然の積み重ねで、主人公たちはそれらで何か得るわけでもない。行き当たりばったりで、努力もしな いのに、幸せになりたいという連中が何だか幸せになってしまう、そんな奇妙な物語ですが、なんだか見終わって幸せな気持ちになっている。主人公たちのキャ ラ、美しい宗教歌、コーエンの映像と独特のノリがそうさせるんでしょうか? (2001.12.2)


■オープン・ユア・アイズ Abre Los Ojos (1997・スペイン)

■(監督・脚本・音楽)アレハンドロ・アメナバール 
(出演) エドゥアルド・ノリエガ、 ペネロペ・クルス、 ナイワ・ニムリ

■最後のネタあかしは見る側が大体分かっているのだから、言葉ではなく映像で見せきって欲しかった。しかもどこが分岐点だったかはっきりさせる必要もない し。そこが僕の好みだったら相当お気に入りの映画になったんですが。夢と現実を巧みに組み合わせた、サスペンス風で、最後に不思議な切なさを感じるの不条 理物語です。トム・クルーズが気に入って「バニラ・スカイ」として、ハリウッドリメイクした作品。気に入る気持ち、分かります。(2002.4.28)


■オペラ座の怪人 Phantom of the Opera (1989・米国)

■(監督)ドワイト・H・リトル
(出演)ロバート・イングランド

■有名原作の映画化だがB級のホラー映画になった。怪人がフレディっぽいしなあ(?)(1999.2.7)


■親指スター・ウォーズ Thumb Wars:The Phantom Cuticle (1999・米国)

■(監督・脚本・製作総指揮)スティーヴ・オーデカーク

■アメリカのTV映画。親指で人形劇をやるというアイデアだけに支えられたパロディ。指に実写の目口を合成させた表情以外、あまり笑えない。ベイダーがお母さんだったのには笑ったけどね・・・ (2000.7.29)


■親指タイタニック Thumbtanic (1999・米国)

■(監督・脚本・製作総指揮)スティーヴ・オーデカーク

■「親指スター・ウォーズ」と同じ。こっちは、セリーヌ・ディオンのパクりが異常に笑えたけど、他はそんなに笑えなかった。もともとパロディで笑わすのは難しいと思う。個人的にあまり受け入れられないだけかもしれないけど。 (2000.7.29)


■オール・アバウト・マイ・マザー Todo Sobre Mi Madre (1999・スペイン)

■(監督・脚本)ペドロ・アルモドバル
(出演)セシリア・ロス、アントニア・サン・ファン

■この監督、実は変態映画ばかり撮る人だそうで、この映画もしかり。それを「すべての母親たちへ」捧げちゃうんだから凄い。しかもカンヌやら米アカデミー やら、各国で賞を獲っちゃうんだからもっと凄い。あげくに「感動作」と売っちゃう配給のギャガも相当凄い。「イヴの総て」がなにやらキーワードになってて (題名もそうだし)、観たことがないのがちょっと残念だけど、話しとしては悪い作品ではない。変態だらけだけど悪いやつはいないし、次から次に起こるとん でもない事に毅然と対応する主人公を演じたセシリア・ロスは凄くいい演技を見せてくれる。ただ、生々しいホモが出てくると生理的にダメなんですよね。映画 館は若い女の子だらけだったけど、好きなんだね。 (2000.5.1)


■オールウェイズ Always (1989・米国)

■(監督)スティーブン・スピルバーグ
(出演)リチャード・ドレイファス、オードリー・ヘップバーン

■オードリーが久々にスクリーンに登場。やはり老いたが、感涙。でもそれだけ。スピルバーグの飛行シーンはいつ見てもいいんですけど。 (1999.2.7)


■オールド・ルーキー The Rookie (2002・米国)

■(監督)ジョン・リー・ハンコック
(出演) デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス

■実在の野球選手のサクセスストーリーの映画化。夢を追いかける物語で友情モノ、家族モノで父子モノと来たら、もう泣くしかないって感じで、しかもまんま と泣いてしまうんだけど、実は割と平凡な出来だったりする。話の軸が絞り込まれておらず、話が少し分散してしまったような気が・・(2003.2.16)


■オレゴン魂 Rooster Cogburn (1975・米国)

■(監督)スチュワート・ミラー
(出演)ジョン・ウェイン、キャサリン・ヘップバーン

■アメリカ映画を代表するウェイン後期の作品。広大な景色は覚えてるんだけど・・・(1999.2.7)


■俺たちに明日はない Bonnie & Clyde (1967・米国)

■(監督)アーサー・ペン
(出演)ウォーレン・ビーティ、フェイ・ダナウェイ

■アメリカンニューシネマの代表作。平凡な若者が悪の道に快楽を見出す姿が衝撃的だったのでしょう。(1999.2.7)


■俺たちの明日 Reckless (1983・米国)

■(監督)ジェームズ・フォーリー
(出演)ダリル・ハンナ

■最近は2本立て上映がなくなって、こういう映画は公開されなくなりましたね。反抗時期の青春映画です。(1999.2.7)


■俺たちは天使じゃない We're No Angels (1989・米国)

■(監督)ニール・ジョーダン
(出演)ロバート・デニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア

■名優と若手の競演だが、平凡。デニーロが若手との競演を楽しむようになったのはこの頃からかな。(1999.2.7)


■オーロラの彼方へ Frequency (2000・米国)

■(監督・製作)グレゴリー・ホブリット
(出演)デニス・クエイド、ジム・カビーセル

■物語が進行するにしたがって、親子のドラマから、ファンタジー、SF、そしてサスペンスと、色々な要素が重なっていく異色の映画。でも、それぞれが巧く 調和しているので違和感なく楽しむことが出来る。時間を超えた父子の愛情と再会の物語を久々のクエイドと新鋭のカビーセルの好演が盛り上げてくれます。 (2000.11.19)


■女と女と井戸の中 The Well (1998・豪州)

■(監督)サマンサ・ラング
(出演)パメラ・レイブ、ミランダ・オットー

■独特の美しい映像とエロティックな演出は抜群だが、つましく真面目に生きる孤独な中年女性が若さに弄ばれたあげく、身ぐるみ剥がされてしまう物語には作り手の非情ささえ感じる。(1999.3.8)


■On Your Mark (1995・日本)

■(監督)宮崎駿

■チャゲ&飛鳥の同名曲をもとにした短編フィルムだが、宮崎の魅力がたっぷりつまった感動作。狂信的な宗教団体と変わらない愚かな文明人の虜にされた天使 は彼の自然観の象徴といってよく、それを自然に返そうとする主人公もまた彼の信念といえる。三つの結末中、僕は二番目が現実、後は夢だと思う。それが最も 泣ける。

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