■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■ニキータ Nikita (1990・仏国)
■(監督)リュック・ベッソン
■(出演)アンヌ・パリロー、ジャンヌ・モロー、ジャン・レノ
■ベッソンが好きになれないのは、アイデアが単純で、内容が幼稚にしか思えないから。描く女性像もどこかロリコンぽい。有名になればなればなるほどそれはひどくなっていく。そんなベッソンの中でこの作品が一番好き。暗殺者としてしか生きられなくなった女性の悲哀を描いています。(1999.11)
■偽牧師 The Pilgrim (1923・米国)
■(監督・出演)チャールズ・チャップリン
■(出演)エドナ・パービアンス
■おなじみの風貌のチャップリンがある家で牧師に化けて一騒動を巻き起こす。家の中での小道具を使ったどたばたや追いかけっこがいつものようにとても楽しい短編です。ラストシーンが有名ですね。(1999.11)
■2001年宇宙の旅 2001:A Space Odyssey (1968・米国)
■(監督)スタンリー・キューブリック (原作)アーサー・C・クラーク
■(出演)キア・ディリア、ゲイリー・ロックウッド
■映像的にも音楽的にも、今観てもとても新鮮に感じられるのではないでしょうか。ストーリーも奥深く、初めて観たときは吸い込まれるように見入った覚えがあります。ラストシーンは鳥肌が立ちました。SF映画の不朽の名作と評価されるほどの作品です。(1999.11)
■2010 2010 (1984・米国)
■(監督)ピーター・ハイアムズ
■(出演)ロイ・シャイダー、ジョン・リスゴー
■名作の続編を作ることは至難の業であると思いますが、うまくまとめてあります。単純にSF娯楽作品として楽しめるでしょう。よくある前作の名前を借りて儲けようというような質の悪い作品ではないと思います。(1999.11)
■担え銃 Shoulder Arms (1918・米国)
■(監督・出演)チャールズ・チャップリン
■(出演)シド・チャップリン、エドナ・パービアンス
■出来の悪い兵士を描いた短編コメディー。よく覚えてないけど、チャップリンらしいどたばたを楽しめたような気がします。(1999.11)
■ニモ Little Nimo (1989・日、米)
■(監督)ウィリアム・T・ハーツ、波多正美
■(原作)ウィンザー・マッケイ
■宮崎駿が参加する予定もあった日米合作アニメだが、平凡な出来に。彼の参加が実現していればずいぶん変わったんでしょうけど。(1999.11)
■(監督・脚本)ジュゼッペ・トルナトーレ
■(出演)フィリップ・ノワレ、サルバドーレ・カシオ
■これほどまで映画に愛情を捧げた映画はほかにはないといってもよいのではないでしょうか。映画と人生が絶妙に絡み合った脚本もすばらしく、涙なくして観ることはできないでしょう。(1999.11)★(>詳細)
■何度も何度も見ているお気に入り映画だが、アルフレードの言葉と物語がようやくつながった気がした。短い兵役を終えて帰ってきたときの故郷は変わったところばかりが目立ち、何十年ぶりに帰ってきたときは、変わり果てた町の中で見つかるほんの少しの変わらない部分がすごく懐かしく感じる。本当にそう感じるかどうかは別にして、トトがアルフレードの言ったとおりの気持ちで故郷と懐かしい人々を見ることができたというところを感じることができたのは、僕にとって貴重だった。そう思うと兵役から帰ってきたときにエレナに会えず、年をとってから彼女に会えるという、今までどうしても許せなかった完全版の展開も理解できる気がしてきた。最後のフィルムのシーンとのバランスがどう見えるか分からないけど、もう一度完全版を見てみようかな?(2004.8.26)
■ニュー・シネマ・パラダイス<3時間完全オリジナル版> Nuovo Cinema Paradiso (1988・伊、仏)
■(監督・脚本)ジュゼッペ・トルナトーレ
■(出演)フィリップ・ノワレ、サルバドーレ・カシオ
■公開版ではカットされてしまった数十分のシーンが追加されたオリジナル版。しかし、本作は主人公と恋人との物語に重点がおかれているため、公開版で受ける感動とは明らかに違い、個人的には非常に違和感があります。先に観たほうが気に入ってしまうのは仕方のないことだとは思いますが、公開版のどうにも切ない感動の方がやっぱり好きです。(1999.11)
■ニューヨーク東8番街の奇跡 Batteries Not Included (1987・米国)
■(監督)マシュー・ロビンス (製作総指揮)スティーブン・スピルバーグ
■(出演)ジェシカ・タンディ、ヒューム・クローニン
■小さいロボット宇宙人と老人が繰り広げる、ほのぼのとしたSFファンタジー。大作ではないけどなかなか楽しく観ることができると思います。(1999.11)
■感想