■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■大空港 Airport (1970・米国)
■(監督)ジョージ・シートン
■(出演)バート・ランカスター、ディーン・マーチン
■シリーズ化もされた人気パニック映画。どきどきして観た記憶はあるけど、ずいぶん昔の話です。(1999.8)
■大災難/P.T.A. Planes,Trains,And Automobiles (1987・米国)
■(監督・脚本)ジョン・ヒューズ
■(出演)スティーブ・マーチン、ジョン・キャンディ
■ヒューズお得意のコメディだが、大人の男二人のコメディは珍しいかも。印象は薄いが一瞬だけ登場するケビン・ベーコンにびっくりしたのを覚えています。 (1999.8)
■大脱走 The Great Escape (1963・米国)
■(監督)ジョン・スタージェス
■(出演)スティーブ・マックイーン、リチャード・アッテンボロー
■昔は何度か観たのですが、はっきりとは思い出せません。脱出劇のどきどき、アクションの楽しさなどとても面白かったのは覚えてるんですが。軽快な音楽も良く覚えています。(1999.8)
■タイタニック Titanic (1997・米国)
■(監督)ジェームス・キャメロン
■(出演)レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
■ご存知大ヒット映画。巨費を投じて製作されたが、演出はこれ見よがしだった。船の映像はワンパターンだし、船員たちとのやり取りはわざとらしいコメディタッチで好きになれない。とはいえ、老いたローズがジャックの意志を受け継ぎ、力強く生きた末に、彼と同じ海上で一生を終えるラストシーンには本当に感動しました。船上での恋愛物語にはあまり泣けなかったんですけどね。ひねくれてるかな。(1999.8)(>詳細)
■大脳分裂 Subconciious cruelty (1999・カナダ)
■(監督・脚本)カリム・ハッセン
■(出演)ブレア・アッシャー、イバイロ・フヌーム
■ただ不快な映像が延々と続く。その中にも何か訴えたいことがあるんじゃないかと必死に見たが全然感じられず。事実、作者が皆が嫌悪するような作品にしたかっただけ、なんて言ってるんだから感じられた方がおかしいってもんです。しかもそれを何年もかけて作ったなんて、アホの極み。それを評価する人間がいるらしくて、極みも極み。それを観る奴が要るんだからもう・・俺か・・(2003.10.13)
■ダイ・ハード Die Hard (1988・米国)
■アクション映画の傑作。アクションだけではなく、キャラクター設定や人物配置、舞台設定等、脚本が実に上手く練られていて、本当に面白い。この年はこの作品を観れただけで満足でした。(1999.8)★(>詳細)
■ダイ・ハード2 Die Hard 2 (1990・米国)
■嫌いなハーリンがシリーズを台無しにしてしまった。映像的なセンスはあると思うが、人物の描写には全く興味のない人なんですねえ。(1999.8)
■ダイ・ハード3 Die Hard: With a Vengeance (1995・米国)
■(監督)ジョン・マクティアナン
■(出演)ブルース・ウィリス、ジェレミー・アイアンズ、サミュエル・L・ジャクソン
■マクティアナンが復活するも、結局成功したとは言えないかも。夫婦の物語を繰り返しやったり、犯人の身内を登場させたり、どうしても1作目の呪縛から逃れられないのはシリーズの宿命でしょうか。「2」よりは好きですけどね。他の映画にネタを取られちゃったのも大きいでしょうね。(1999.8)
■(監督)レン・ワイズマン
■(出演)ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント
■昔の人気シリーズの続編ばやりだが、「ロッキー」や「インディ」に比べたら、間隔は短くまだまだ暴れるのに違和感のないマクレーン刑事。時間があいた分、前作までの1作目の呪縛から逃れられたら、と期待して劇場に。確かに前作にはあまり縛られない構成にはなってるし、ストーリー自体もそんなに悪くないものの、ちょっと凶暴になりすぎた主人公のキャラクター設定には違和感があった。リーサルウェポンならすんなり観れたかも。時代や世間とのギャップがうまく表現できていなかったのも残念かな。(2007.11.3)
■ダウンタウン・ヒーローズ (1988・日本)
■(監督・脚本)山田洋次
■(出演)薬師丸ひろ子、中村橋之助、柳葉敏郎
■昭和23年を舞台にした学生たちの物語だが、少々懐古的すぎたかもしれません。この頃の山田は現実から逃げ過ぎのような印象も受けます。最近の作品もあまり観る気が起きないし・・(1999.8)
■ダイヤルM Perfect Murder (1998・米国)
■(監督)アンドリュー・デイビス
■(出演)マイケル・ダグラス、グエネス・パルトロウ
■主犯と実行犯の間で攻守がめまぐるしく入れ替わる展開は面白かったけど、そこまでやったらもうひとひねり欲しかった。あまりにノーマルな終わり方でちょっと残念。パルトロウが実はむちゃくちゃ悪だったとか・・だめ?(1999.8)
■ダイヤルMを廻せ! Dial M for Murder (1954・米国)
■(監督)アルフレッド・ヒッチコック
■(出演)レイ・ミランド、グレース・ケリー、ロバート・カミングス
■ヒッチの名作サスペンス。本当に良くできた脚本で、どきどきします。個人的には巻きこまれ型謎解きモノよりも犯人が追い詰められていく話の方が好きです。ストーリーも面白いんですが、ヒッチのしゃれた演出も見てて感心してしまいました。 (1999.8)
■太陽がいっぱい Plein Soleil (1960・仏国)
■(監督)ルネ・クレマン
■(出演)アラン・ドロン、モーリス・ロネ
■仏映画の名作。サスペンス映画としても面白いが、切ない青春映画とみることもできると思う。暗いストーリーときれいな青い海、ニーノ・ロータの名曲が作り出す雰囲気がとても好きです。(1999.8)★ (>DVDを買う)
■太陽の帝国 Empire of the Sun (1967・米国)
■(監督)スティーブン・スピルバーグ
■(出演)クリスチャン・ベール、ジョン・マルコビッチ
■戦闘機が低空で飛行するシーンが印象に残っています。お話し的にはあまり魅力を感じなかった。(1999.8)
■TAXi Taxi (1997・仏国)
■(監督)ジェラール・ピレス (製作・脚本)リュック・ベッソン
■(出演)サミー・ナセリ、フレデリック・ディフェンタール
■ベッソンの人気アクションコメディー。が、僕のベッソン嫌いは相変わらず解消されなかった。話もキャラも単純で下らないのは相変わらず。アクション的には一世代前のものだし、映像センスで見せられる映画でもないしね。こんなしょーもないアイデアが映画になるなんて信じられないです。
■TAXi 2 Taxi 2 (2000・仏国)
■(監督)ジェラール・クラヴジック (製作・脚本)リュック・ベッソン
■(出演)サミー・ナセリ、フレデリック・ディフェンタール
■どうせ内容は大した事ないのなら、思いっきりばかばかしければ、それなりに楽しいだろうと思って、また見に行ってしまった。フランス映画でこれだけおバカなら良しとしますか。・・・って、そんなに面白いわけでもないけどね。
■ダークシティ Dark City (1998・米国)
■(監督・脚本)アレックス・プロヤス
■(出演)ルーファス・シーウェル、ジェニファー・コネリー、キーファー・サザーランド、ウィリアム・ハート
■宇宙人と彼らに記憶操作の実験台にされる人間たちとの戦いを描く。サスペンスタッチの前半から、ラストの決戦への展開も面白いんだけど、前半を集約して、後半の戦いをもっと派手にしてくれたら・・と思うのは好みの問題かな。主人公が人間全体を救う戦いをしてくれなかったのと、記憶の根源の描写が少し曖昧で、肝心の主人公たちの心の繋がりに踏み込んでいなかったのが残念。 (2001.3.18)
■ダークマン Darkman (1990・米国)
■(監督)サム・ライミ
■(出演)リーアム・ニーソン、フランシス・マクドーマンド
■ライミのヒーローものだが、期待したほど面白くなかった。もっと過激なものを期待したんだけど、わりと普通だったような。(1999.8)
■竹取物語 (1987・日本)
■(監督・脚本)市川崑
■(出演) 沢口靖子、 三船敏郎、若尾文子
■日本を代表する古典SF物語の映画化。すごく期待して見に行った覚えがあるんだけど、何かすかすかの映画だったような気がする。UFOなんかオリジナリティないし。合う合わないは別にして作り手に物語の何を伝えたいのかという意思がないと、金かけても、観客を感動させる事は出来ないよね。(1999.8)
■黄昏 On Golden Pond (1981・米国)
■(監督)マーク・ライデル
■(出演)キャサリン・ヘップバーン、ヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダ
■父親を呼び捨てにしてしまうアメリカ社会はなかなか理解できないが、家族もの、親子ものとして感動できます。親子の心のすれ違いや深い愛情が丁寧に描かれた大好きな作品。(1999.8)★(>DVDを買う)
■たそがれ清兵衛 (2002・日本)
■(監督・脚本)山田洋次
■(出演)真田広之、宮沢りえ
■現代の社会問題や家族問題の要素を盛り込んだ山田洋次の初時代劇。とてもいい話であるとは思うけど、ちょっと今の時代へのメッセージが見えすぎてしまって、その辺が好みじゃないかな。 (2003.12.3)
■タッカー Tucker:The Man and His Dream (1988・米国)
■(監督)フランシス・コッポラ
■(出演)ジェフ・ブリッジス、ジョアン・アレン
■車作りに情熱を注いだ男の実話をもとにした物語。面白く観れたような気がするが、あまり強い印象は残っていない。コッポラって、個人的にはあまり後に残らないんですよね。(1999.8)
■ダーティハリー Dirty Harry (1970・米国)
■(監督)ドン・シーゲル
■(出演)クリント・イーストウッド、アンドリュー・ロビンソン
■シーゲルとイーストウッドの名コンビの名作刑事サスペンス。まるでウエスタンの無法者のような刑事が狂った犯人と対決する。異常な犯人が本当に怖かった。魅力的なハリーのキャラクターが受けてシリーズ化。(1999.8)★(>DVDを買う)
■ダーティハリー2 Magnum Force (1973・米国)
■(監督)テッド・ポスト
■(出演)クリント・イーストウッド、ハル・ホルブルック
■ハリーと悪徳警官との対決。アクション色が強くなり、前作に比べるとインパクトは薄いけど、ハリーのキャラが好きなんで良しとしましょう。(1999.8)
■ダーティハリー3 The Enforcer (1976・米国)
■(監督)ジェームス・ファーゴ
■(出演)クリント・イーストウッド、タイン・ダリー
■ハリーに負けないくらい強い女性刑事とのコンビのやりとりが好きでした。「2」より面白かったと思います。(1999.8)
■ダーティハリー4 Sudden Impact (1983・米国)
■(監督)クリント・イーストウッド
■(出演)クリント・イーストウッド、サンドラ・ロック
■イーストウッドが仲良しだったサンドラを連れてきて監督にも挑戦。でも、年には勝てないですねえ。若さゆえのキャラクター設定でもあるし、それを変えるのはファンも許さないだろうし・・。(1999.8)
■ダーティハリー5 The Dead Pool (1988・米国)
■(監督)バディー・バン・ホーン
■(出演)クリント・イーストウッド、パトリシア・クラークソン
■一番新しい作品なのに、一番印象の薄い作品。ラジコンとチェイスする映画だったかな。シリーズ最終作。(1999.8)
■ターナー&フーチ/すてきな相棒 Turner & Hooch (1989・米国)
■(監督)ロジャー・スポティスウッド
■(出演)トム・ハンクス
■犬とハンクスのどたばたコメディ。ほとんど笑えなかったような気がする…(1999.8)
■(監督)スティーブン・スピルバーグ
■(出演)トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
■9ヶ月間空港暮らしを強いられた男の暮らしを描くコメディ。主人公のニューヨークへ来た思いと空港での暮らしで築いた友情が最後に一つにならない。スピルバーグのドラマって、いっつもどうしても観る気がしなくて、それはどうも軽い、というか魂がない、というか彼の思いが感じられないからなんだけど、やっぱり観てもそうでしたね。ま、最近の彼の作品は全般的に思いが感じられないのも事実ですけどね。(2004.12.30)
■ターミネーター Tarminator (1984・米国)
■(監督・脚本)ジェイムス・キャメロン
■(出演)マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネガー
■SFという設定を巧く使った、主演二人の恋愛物語は感動的。もちろん、アクション映画としても面白いですけどね。キャメロンはこの作品と「エイリアン2」がベストでしょう。金を掛ければいいってもんじゃないっす。(1999.8)★(>詳細)
■ターミネーター2 Terminator 2: Judgment Day (1991・米国)
■(監督・脚本)ジェイムス・キャメロン
■(出演)リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネガー、ロバート・パトリック
■わくわくしたのはオープニングだけ。後は前作とやってることが同じなんだもん。(1999.8)
■ターミネーター3 Terminator 3: Rise of the Machines (2003・米国)
■(監督)ジョナサン・モストウ
■(出演)アーノルド・シュワルツェネッガー、ニック・スタール、クレア・デインズ
■アクション大得意のモストウ監督ということで、期待していたんだけど、期待を裏切らない中々の面白さでした。特にカーアクションとロボットの重量感にこだわった演出は見事。それだけでも見直したい。残念なのは女T-Xにもう一つ魅力がなかったことと、T-850が操作されて、「いよいよ」って時に、あっという間に終わってしまうこと。もう少しそこを盛り上げてくれれば、「T2」よりもずっと切ないロボットの物語にもなったのになあ。ていうかコピーに偽りありじゃん・・(2003.7.6)
■誰かに見られてる Someone to Watch Over Me (1987・米国)
■(監督)リドリー・スコット
■(出演)トム・ベレンジャー、ミミ・ロジャース
■スコットのサスペンスだが、映像的にも作品的にもあまり魅力を感じなかった。(1999.8)
■タワーリング・インフェルノ The Towering Inferno (1974・米国)
■(監督)アーウィン・アレン、ジョン・ギラーミン
■(出演)ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン
■大スター競演のパニック大作。何度か観てるし、とても面白いのは間違いないと思うんですが、やっぱり随分昔のことで詳細は思い出せないです・・ (1999.8)
■(監督)チャン・イーモウ
■(出演)高倉健、リー・ジャーミン、ジャン・ウェン
■このところ娯楽映画続きだったイーモウ監督が久々に「庶民」を描く人間ドラマ。そして日本の庶民代表で健さんが登場。中国と日本の文化、中国人の親子と日本人の親子をうまく対比させて進むドラマに、何度も涙がでてしまう。短期間で撮ったっていう感じがすごくするし、ちょっと押し付けがましいところもあるけど、もともと父と子の物語が好きだし、良心に満ちた素敵な物語なので、観終わって気持ちがいい映画でした。最近アジアの映画界の交流が盛んでうれしいですね。(2006.2)
■ダンサー・イン・ザ・ダーク Dancer in the Dark (2000・デンマーク)
■(監督・脚本)ラース・フォン・トリアー (音楽・出演)ビョーク
■(出演)カトリーヌ・ドヌーブ、デビッド・モース
■作り手の熱意はなく、ただ泣かせることを目的にした小手先だけの映画だったような気がしてならない。俳優たちの演技は素晴らしいのに、どうしても面白く思えなかったのは、脚本と演出が気に入らないから。この監督カンヌのお気に入りのようですが、分からんなあ。(2001.3.3)
■ダンシング・ヒーロー Strictly Ballroom (1992・豪州)
■(監督)バズ・ラーマン
■(出演)ポール・マークリオ、タラ・モーリス
■ダンスを題材にした青春映画。なかなか楽しく観れたけど、もうちょっとラストのダンスシーンを盛り上げて欲しかったなあ。「Sahll We ダンス?」の男女の関係を反対にしたような設定。ひょっとしたらこの映画がヒントになっているかもしれませんね。(1999.8)
■ダンス・ウィズ・ウルブズ Dances with Wolves (1990・米国)
■(監督)ケビン・コスナー
■(出演)ケビン・コスナー、マリー・マクドネル
■最前線に派遣された男とインディアンとの交流を描いた名作。人間の生き方、心の充足感をインディアンとの交流の中から見出していく物語に共感。実は別人が演出しているとも噂されたが、コスナーの演出も素晴らしいです。ラストシーンは主人公が逃げていくようにしか見えず、ちょっと不満なんだけど。(1999.8)★ (>DVDを買う)
■ダンボ Dumbo (1941・米国)
■(監督)ベン・シャープスティーン
■ディズニーアニメはどうしても好きになれないのだが、やっぱり面白くなかった。暴力描写にうるさいアメリカだが、勧善懲悪的な日本アニメの暴力シーンより、何気ないシーンに暴力描写が取りこまれたアメリカアニメの方がよっぽど危険な気がするんですけどねえ。(1999.8)
■タンポポ (1985・日本)
■(監督・脚本)伊丹十三
■(出演)山崎努、宮本信子、役所広司
■伊丹映画の中では最も好きな作品。性欲と食欲の同一性をテーマにしながら、娯楽作として楽しく作られています。描写は過激だけど、美味いモンはがつがつ食って、気持ちいいことはがんがんやろうってのもいいんじゃないでしょうか。今の日本はもっと凄いことになってしまったような気もしますが・・ (1999.8)
■感想