「さ」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■サイコ Psyco (1960・米国)

■(監督)アルフレッド・ヒッチコック
(出演)アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー

■多くの映画に影響を与えた古典スリラーの名作。2重人格を題材にした作品は当時は相当衝撃だったと思う。ヒッチの代表作だが、題材としては異色だと思う。ヒッチコックタッチと呼ばれる演出も楽しめます。(1999.7)


■サイコ Psyco (1998・米国)

■(監督)ガス・ヴァン・サント
(出演)ヴァンス・ヴォーン、アン・ヘッシュ

■カメラアングル、カット割り等はオリジナルとほとんど同じ。これをリメイクと呼べるかどうかだが、個人的には反対。サントの意図がまったく理解できない。ただ、オリジナルと比べベイツは確信的な犯罪者、マリオンは罪の意識を殆ど感じない女性としているところが違いといえるが、人物像を変えるならストーリーも現代風に変えるべきだと思う。処刑してやろうかとも思ったがヒットしてないみたいだから止めておきましょう。(1999.10.2)


■最後の誘惑 The Last Temptation of Christ (1988・米国)

■(監督)マーティン・スコセッシ
(出演)ウィレム・デフォー、ハーベイ・カイテル

■キリストの人間的な部分を掘り下げて描かれて話題となったが、それほど衝撃を受けなかったのは信者じゃないからでしょうか。(1999.7)


■サイダーハウス・ルール The Cider House Rules (1999・米国)

■(監督)ラッセ・ハルストレム (原作・脚本)ジョン・アービング
(出演)トビー・マグアイア、シャーリーズ・セロン、マイケル・ケイン

■アービング原作の映画化は他にも多数あるが、個人的には初めて観た作品。主人公の経験するエピソードが、軸となる物語に巧みに絡み合っていて脚本的なうまさは感じるんだけど、時として非常に生々しく、現実的すぎ、それが問題提起にもなってない以上、僕が映画に求めるものとの違和感を感じてしまう。とはいえ、出演者の演技はすばらしいし、心に残る映画ではあります。 (2000.7.21)


■サイン signs (2002・米国)

■(製作・監督・脚本)M・ナイト・シャマラン
(出演) メル・ギブソン、 ホアキン・フェニックス、ロリー・カルキン

■いい意味でも悪い意味でも予想を裏切る展開はシャマランらしいところ。ハリウッドを見慣れた観客には納得がいかないところも多いと思うけど、アジア的な家族観を白人にしゃべらせたり、すぐに拳銃や武器に頼るアメリカ人に決してそれらを持たせなかったり、ある意味痛快ではある。そして何より良心的な物語なので決して後味の悪い映画ではない。時々演出過剰な感じもするけど、ヒッチコックやナイト・オブ・ザ・リビングデッドをかなり意識しており、映画好きな感じがしていいし。ただちょっと独り善がりなところもあるので、そこばかりが大きくっなってかないか心配。(2002.10.20)


■ザ・インターネット The Net (1995・米国)

■(監督)アーウィン・ウィンクラー
(出演)サンドラ・ブロック、ジェレミー・ノーザム

■インターネットを上手く使ったサスペンスで、なかなか面白かった。サンドラ・ブロックの整形顔はちょっと苦手だけど。(1999.7)


■サウンド・オブ・ミュージック The Sound of Music (1965・米国)

■(監督)ロバート・ワイズ
(出演)ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー

■ミュージカル映画の名作。スケールの大きな演出と名曲の数々、ジュリーと子供たちの好演で実に楽しい映画です。(1999.7)>詳細


■ザ・エージェント Jerry Maguire (1996・米国)

■(監督)キャメロン・クロウ
(出演)トム・クルーズ、キューバ・グッディングJr.

■スポーツ選手を売りこむエージェントの話。アメリカスポーツ界の一端を知ることはできるが、それほど面白くはない。(1999.7)


■魚と寝る女 The Isle (2000・韓国)

■(監督・脚本)キム・キドク
(出演)ソ・ジョン、キム・ヨソク、バク・ソンヒ

■たぶん、生と死について描いているんだと思うんだけど、こちらには何も伝わってこなかった。痛みに対して性的なものを感じているようだが、映画としてエロティシズムを感じさせるにまでは至っていない。まじめに何かを語りたいのかもしれないけど、思い付きをつなぎ合わせたようにしか感じらず、時に笑ってしまいそうにもなる。しかし、韓国人てやっぱ遠い国のような気がしてきた・・・ (2001.11.10)


■ザ・カンニング〔IQ=0〕 Les Sous-Doues (1980・仏国)

■(監督)クロード・ジディ
(出演)ダニエル・オートゥイユ

■出来の悪い学生たちが手の込んだカンニングによって入試を受験するコメディ映画。結構笑えた記憶があります。主演のオートゥイユはいまやフランスを代表する名優になりましたね。(1999.7)


■ザ・グリード Deep Rising (1998・米国)

■(監督)ステファン・サマーズ
(出演)トリート・ウィリアムズ、ファンケ・ジャンセン

■何千人も殺されるなんていうから、ものすごいアクションホラーを想像してたけど、何の事はない、とってもB級なアクション映画でした。(1999.7.22)


■サクリファイス Offret/Sacrificatio (1986・スウェーデン、仏国)

■(監督)アンドレイ・タルコフスキー
(出演)エルランド・ヨセフソン

■数々のカルト的名作を世に送り出したタルコフスキーの遺作。彼の作品は何作か観たが、結局十分な理解はできなかった。オープニングから数十分にのぼるロングの長回しはつらかった・・・(1999.7)


■ザ・コミットメンツ The Commitments (1991・英国)

■(監督)アラン・パーカー
(出演)ロバート・アーキンズ、アンドリュー・ストロング

■しっかり覚えているわけではないんですが、冴えない若者たちがバンドを結成して奮闘する物語は面白かったと思う。パーカーは大作撮るよりずっといいなあと思った記憶があります。(1999.7)


■ザ・シークレットサービス In The Line of Fire (1993・米国)

■(監督)ウォルフガング・ペーターゼン
(出演)クリント・イーストウッド、ジョン・マルコビッチ

■大統領を守るSPと狙う犯罪者との攻防は緊迫感があった。偏執的な犯人のマルコビッチと初老を迎えるSPのイーストウッドがともにいい味出してました。(1999.7)


■ザ・セル The Cell (2000・米国)

■(監督)ターセム・シン
(出演) ジェニファー・ロペス、 ヴィンス・ヴォーン

■脳内を映像化するなんてそもそも難しいし、ビジュアルばかりに気をとられてしうから、内容がつまらなくなる。変に芸術を目指すからおかしなことになるんで、頭の中なんか何でもありなんだからもっと無茶苦茶やればよかったのに。メッセージ自体は悪くないんだから内容をもっと詰めないと。こんな作品最近多いなあ。(2002.4.28)


■ザ・シューター/極大射程 Shooter (2007・米国)

■(監督)アントワーン・フークア
(出演) マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバー

■射撃の名手が、政治家の絡む犯罪組織によって、暗殺者に仕立て上げられるという、サスペンスアクション。巻き込まれ、追い込まれていく過程はとてもよく出来ていたが、攻守が逆転してからが長すぎた感じ。主人公を正当化するための展開にしたいのは分かるが、裁判とかややこしい話は抜きにしてすっきり復讐すれば、かなりいい映画になったような気がして残念。。(2007.11.3)


■ザ・セル The Cell (2000・米国)

■(監督)ターセム・シン
(出演) ジェニファー・ロペス、 ヴィンス・ヴォーン

■脳内を映像化するなんてそもそも難しいし、ビジュアルばかりに気をとられてしうから、内容がつまらなくなる。変に芸術を目指すからおかしなことになるんで、頭の中なんか何でもありなんだからもっと無茶苦茶やればよかったのに。メッセージ自体は悪くないんだから内容をもっと詰めないと。こんな作品最近多いなあ。(2002.4.28)


■ザ・チェイス The Chase (1994・米国)

■(監督)アダム・リフキン
(出演)チャーリー・シーン、クリスティ・スワンソン

■カーチェイスが延々と続くだけのアクション映画。いろいろやってるが退屈なだけだった。(1999.7)


■13ウォリアーズ The 13th Warrior (1999・米国)

■(監督)ジョン・マクティアナン
(出演)アントニオ・バンデラス、ダイアン・ベノーラ

■アクションシーンのスケールの大きなマクティアナンの演出とそれを盛り上げるゴールドスミスのスコア。しかし、陳腐な脚本のためにそれらは空回りに。原作にはあったであろう人間関係とドラマはばっさり切られている。マクティアナンって、こんなに人物描写に興味のない人だったのか。製作もやってるから、きっとそうなんだろうな。なんかがっかり、好きな監督さんだったのになあ。アクション監督になった方がいいよ。 (2000.2.20)


■ザ・デッド/「ダブリン市民」より The Dead (1987・米国)

■(監督)ジョン・ヒューストン
(出演)アンジェリカ・ヒューストン、ドナルド・マッキャン

■出演者たちの、まるでカメラが回っているのを知らないかのような自然な演技に驚きました。といってもドキュメンタリーのようではなく、計算しつくされた映像には演出を超えたものを感じました。ジョン・ヒューストンの遺作。(1999.7)(>DVDを買う)


■座頭市 (1989・日本)

■(製作・監督・出演)勝新太郎
(出演)樋口可南子、緒方拳

■勝新太郎本人の手により復活された新座頭市は彼の底知れぬパワーを感じる痛快娯楽時代劇になりました。惜しい人を亡くしたなあ。(1999.7) (>DVDを買う)


■座頭市 (2003・日本)

■(監督・脚本・出演)北野武
(出演)浅野忠信、岸部一徳、柄本明

■座頭市が実は西洋人(か混血?)だった、なんて発想はたけしにしかできないところですね。ま、その良否はさておき、初めての純娯楽映画としては、なかなか楽しめました。キャラクター達が一点に集まってくる前半も格好いいし、淡い色使いの映像センスも立ち回りや血の使い方なんかもすごくいい。音楽の使い方も面白かった。ただ、もう一つグッと来ないのはなぜかな。どこか芯が感じられないからかな・・(2003.10.13)


■サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS (2001・日本)

■(監督)本広克行
(出演)安藤政信、鈴木京香、八千草薫、寺尾聰

■他の人に気持ちが全部ばれてしまう人間と周囲の人間達との心温まる物語。アイデアひとつの勝負だが、上手く仕上げたと思う。主人公をあまりに清い心の持ち主にしすぎた感じもするけど、逆にそうであるから成り立つお話だし、展開としてはある程度予想がつくのに涙が止まらないのは、そのおかげだから。ところどころに出る説教くさい台詞がちょっと気になるけど、爽やかな感動物語です。(裏サトラレもみたい気もする・・)安藤とおばあちゃん役(!)の名優八千草がすごく良かった。(2001.4.4)


■さびしんぼう (1985・日本)

■(監督)大林宜彦
(出演)尾美としのり、富田靖子

■尾道3部作の最終作。この時期の大林の、恥ずかしさと切なさのぎりぎりのところでの語り口は、僕の心に染み込んできます。大林作品の中で最も好きな一本で、すっかり大林ワールドにはまり込んだ一本でもあります。万人受けするとは思いませんが…(1999.7)>詳細


■ザ・フライ The Fly (1986・米国)

■(監督)デビッド・クローネンバーグ
(出演)ジェフ・ゴールドブラム、ジーナ・デイヴィス

■同名映画のリメイク。個人的には究極の美女と野獣物語だと思っています。変わり果てた恋人を臆することなく抱きしめるシーンには感動しました。発明をナンパの手段にする科学者を馬鹿にするような論評も見ましたが、それは間違ってるでしょ。クローネンバーグにしては実にメジャーな雰囲気の映画ではあります。主演二人はこの作品がきっかけで結婚。あっという間に別れましたけどね。(1999.7) (>DVDを買う)


■ザ・フライ2/二世誕生 The Fly II (1988・米国)

■(監督)クリス・ウェイラス
(出演)エリック・ストルツ、ダフネ・ズニーガ

■なぜそうなる?なにがしたい?(1999.7)


■ザ・ブルード/怒りのメタファー The Brood (1979・カナダ)

■(監督)デビッド・クローネンバーグ
(出演)オリヴァー・リード、サマンサ・エッガー

■クローネンバーグのカナダ時代の作品。特別彼のファンと言うわけではないですが、他の作品と比べると見劣りするような気がします。(1999.7)


■さまよう魂たち The Frighteners (1996・米国)

■(監督)ピーター・ジャクソン
(出演)マイケル・J・フォックス

■ピーター・ジャクソンのハリウッドデビュー作でしょうか。彼の作品と言うより製作総指揮のゼメキスっぽいノリになってました。ハリウッドに来るとみんなそれっぽくなっちゃうんですかねえ。(1999.7)


■さよならゲーム Bull Durham (1988・米国)

■(監督)ロン・シェルトン
(出演)ケビン・コスナー、スーザン・サランドン

■野球映画としては結構面白かったと思います。コスナーが超メジャーになる直前の映画ですね。(1999.7)


■さよなら子供たち Au Revoir Les Enfants (1987・仏、西独)

■(監督)ルイ・マル
(出演)ガスパール・マネス、ラファエル・フェジト

■仏映画界の名匠ルイ・マルの作品だが、あまり覚えていない。「さよなら子供たち」ってせりふは覚えてるんだけど・・。(1999.7)


■ザ・リング The Ring (2002・米国)

■(監督)ゴア・ヴァービンスキー
(出演)ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダーソン

■ご存知「リング」のハリウッドリメイク版。基本的なストーリーは日本版と似てるものの、演出やSFXが手が込んでいて、すんなり見れる。でも、「貞子」みたいな存在をよくハリウッドがそのまま受け入れられたなあ。ヒットしたとはいえないみたいので、受け入れらたとは言えないのかな。(2003.12.3)


■猿の惑星 Planet of Apes (1968・米国)

■(監督)フランクリン・J・シャフナー
(出演)チャールトン・ヘストン、キム・ハンター

■SF映画の名作。シリーズ化され、後の作品も観た覚えがあるがどれがどれか良く分からない。しかしこの一作目は強烈に覚えている。初めて観たのは小さい頃ですが、ラストシーンには衝撃を受けました。(1999.7) (>DVDを買う)


■Planet of Apes 猿の惑星 Planet of Apes (2001・米国)

■(監督)ティム・バートン (音楽)ダニー・エルフマン
(出演)マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス、ヘレナ・ボナム=カーター

■バートン期待の新作はこれといって特筆するところがまるでない初めての凡作でした。真面目な大作の振りして実は彼らしいお笑いだったりするところはあるけど、肩透かしの仕方が予想の範囲内だし、彼らしいイマジネーションが感じられなかったのが残念でしょうがない。バートンには現実性が必要な真面目なSFはあってないです。むしろファンタジーに近い空想世界で自由にやった方がいいんでしょうね。内の世界を外に出すタイプの作家だしね。うーん次に期待だ・・ (2001.9.7)


■ザ・ロック The Rock (1996・米国)

■(監督)マイケル・ベイ
(出演)ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー

■廃墟となったアルカトラズを舞台にしたアクション。最近はド派手なアクションは簡単に作れるようになったが、内容的にはオリジナリティがあるものは少ないですね。これもそんな映画の一本でしょうか。役者はそろってますが。(1999.7)


■サロメ Salome's Last Dance (1987・米国)

■(監督)ケン・ラッセル
(出演)ニコラス・グレース、グレンダ・ジャクソン

■体調の良くない状況で観たのがかえって良かったのか、病的な映像とストーリーがすっかり気に入ってしまいました。その勢いでラッセル作品を何本か観ましたが、他はどれもつまらなかった。ラッセルは、個人的にはこれが1番お奨めです。(1999.7)


■ザ・ワン The One (2001・米国)

■(監督)ケン・ラッセル
(出演)ジェット・リー、カーラ・グジーノ

■リー対リー。パラレルワールドに住む二人が世界を壊す側と守る側に分かれて闘うことに。聞いただけでもワクワクしちゃいますが、カンフーアクションが十分生かしきれていないのが残念で仕方ない。ハリウッド映画全般にいえることなんだけどカンフー演出が下手すぎですよね。CGも使いすぎだし。ま、こんなもんてとこでしょうか。(2003.10.13)


■三銃士 The Three Musketeers (1993・米国)

■(監督)ステファン・ヘレック
(出演)キーファー・サザーランド、チャーリー・シーン、クリス・オドネル

■脚本的に甘さを感じた。銃士たちの再会シーンや過去との繋がりなど、きちんと描けばずっと感動したはず。軸にすべきストーリーを一本絞るべきだと思う。個人的にはアトスを軸にしたいなあ。(1999.7.26)


■34丁目の奇跡 Miracle on 34th Street (1994・米国)

■(監督)レス・メイフィールド
(出演)リチャード・アッテンボロー

■子供たちに夢を与えたいばかりに、自分をサンタクロースだと思いこんだ老人の心暖まるストーリーです。同名映画のリメイク。(1999.7)


■サンダーパンツ! Thunderpants (2002・英国)

■(製作・監督・原案)ピーター・ヒューイット
(出演)ブルース・クック、ルパート・グリント、サイモン・キャロウ

■オナラで宇宙まで飛んでっちゃう男の子のコメディ映画。アイデアとメッセージは悪くはないけど、演出が一貫しておらず、テンポも悪いので、もう一つ映画としては中途半端に。(2003.11.24)


■3人のゴースト Scrooged (1988・米国)

■(監督)リチャード・ドナー
(出演)ビル・マーレー、カレン・アレン

■「ゴーストバスターズ」のマーレーの、またまた幽霊映画だが、印象は薄い。カレン・アレンを久しぶりに観れたってことで良しとしよう。(1999.7)

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