「ま」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■マイ・フェア・レディ My Fair Lady (1964・米国)

■(監督)ジョージ・クッカー
(出演)オードリー・ヘップバーン、レックス・ハリソン

■下町の柄の悪い娘と、ひょんなことから彼女を一流淑女にすべく教育することになった学者との恋物語。キャラクター達が皆魅力的だし、全編に流れる音楽もとても楽しいミュージカル映画の名作です。(2000.8.9)(>DVDを買う)


■マイ・フレンド・メモリー The Mighty (1998・米国)

■(監督)ピーター・チェルソム
(出演)エルデン・ヘルソン、キーラン・カルキン、シャロン・ストーン

■犯罪者の父を持ち自閉症気味になった内気な少年と肉体的なハンデを持つ少年の心温まる友情物語。お互いの欠点を補完しあい、成長していく二人の少年をヘルソンとカルキンが好演しています。 (2000.9.10)


■マイホーム・コマンドー Suburban Commando (1991・米国)

■(監督)バート・ケネディ
(出演)ハルク・ホーガン、クリストファー・ロイド

■力持ちの大男と潔癖症のさえない父親のコンビのアクションコメディーだったような。主演二人は有名ですが、名前で呼べるほどでもないし、内容も内容だし・・(2000.8.9)


■マイライフ・アズ・ア・ドッグ Mitt Liv Som Hund (1985・スウェーデン)

■(監督・脚本)ラッセ・ハルストレム
(出演)アントン・グランセリウス、メリンダ・キンナマン

■宇宙に連れて行かれた犬への少年の思いと彼の生き方を描く。ファンが多い作品だが、見た当時は個人的には子供達にあまり感情移入できなかった。もう一回観てみようかな。(2000.8.9)
■見直したら、かなりの名作だった。現実社会と理想とのギャップに苦しみ、心の中の理想郷に逃げ込もうとする少年の心情と少女との友情と淡い恋心を描く名作。切ない物語です。(2003.12.3) (>DVDを買う)


■マイ・ルーム Marvin's Room (1996・米国)

■(監督)ジェリー・ザックス (製作・出演)ロバート・デ・ニーロ
(出演)メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、レオナルド・ディカプリオ

■ディカプリオが、不安定な年頃の少年をうまく演じています。ストリープ、キートンの二人の大女優に囲まれながらも、存在感のある演技は立派なものです。(2000.8.9)


■マインド・ゲーム (2004・日本)

■(監督・脚本)湯浅政明
(声の出演)今田耕司、藤井隆

■独自の映像センスで楽しませてくれるアニメーション。ラストがよく分からなかったけど、基本的にストーリーは単純で、自分に自信を持って前向きに生きていこうっていうものなので、後は奇想天外なストーリー展開と映像を楽しめれば、かなり楽しめる作品だと思います。個人的には心の底にぐっとくるには後一歩だったけど、それなりに楽しめました。 (2004.9.5)


■マスク The Mask (1996・米国)

■(監督)チャールズ・ラッセル
(出演)ジム・キャリー、キャメロン・ディアス

■キャリーの顔芸をCGにより更にデフォルメして笑わせます。ネタ的には新しいことではないけど、漫画やアニメでしか表現できなかった笑いをCGを使って映画でやったことが受けたんでしょうね。 (2000.8.9)


■魔女の宅急便 (1989・日本)

■(監督)宮崎駿

■メッセージが表に出すぎたお話で、そのメッセージが特別なものではなく、ありきたりなので、どうも嫌悪感を覚えてしまう。普通の人の映画ならともかく、宮崎なだけに、いまさらそんなこと言うのって。大ヒットしたから、みんなは共感したんでしょうけどね。(2000.8.9)


■マーズ・アタック! Mars Attacks!(1996・米国)

■(監督)ティム・バートン (音楽)ダニー・エルフマン
(出演)ジャック・ニコルソン、ピアース・ブロスナン、アネット・ベニング

■豪華な出演人とスタッフでお送りする壮大なB級SF大作。昔のチープなSF映画へのオマージュと、愛とか友情とか何かと生ぬるい今のSFへのアンチテーゼ。っていうと言い過ぎかもしれないけど。(2000.8.9)


■街の灯 City Lights (1931・米国)

■(製作・監督・脚本・出演)チャールズ・チャップリン
(出演)ヴァージニア・チェリル

■個人的にはチャップリン映画のベスト。貧乏人の主人公が盲目の女性を救うために奔走する姿をコミカルに描きます。本当にチャップリンは芸が細かくて笑えますよね。献身的な彼の姿は笑いを誘い、やがて感動のラストにつながっていきます。(2000.8.9) (>DVDを買う)


■マッドマックス Mad Max (1979・豪州)

■(監督・脚本)ジョージ・ミラー
(出演)メル・ギブソン、ジョアンヌ・サミュエル

■オーストラリア発の刑事アクション。妻子を殺されたマックスが復讐に立ち上がる。ちょっと残酷で重い雰囲気のため、観た後すっきりする映画ではありませんが、ハリウッドとは違うタイプのヒーローは格好いいです。 (2000.8.9)


■マッドマックス2 Mad Max 2 (1981・豪州)

■(監督・脚本)ジョージ・ミラー
(出演)メル・ギブソン、ブルース・スペンス

■続編ではがらりと舞台設定が変わり、近未来バイオレンスアクションに。正義でも悪でもないヒーロー像と独特の世界観、ハードアクションがうけて世界的ヒット。漫画「北斗の拳」はこの映画の影響をかなり受けてますね。DVDを入手もアメリカ版「Road Warior」でがっかり。オリジナルは出ないのかな。(2000.8.9) (>DVDを買う)


■マッドマックス/サンダードーム Mad Max Beyond Thunderdome (1985・豪州)

■(監督)ジョージ・ミラー、ジョージ・オギルヴィー
(出演)メル・ギブソン、ティナ・ターナー

■2作目の世界観を引き継ぐも、マックスのキャラクターの魅力が薄くなった。ゲームのような変な設定も好きになれない。同じスタッフが作ったとは思えないなあ。(2000.8.9)


■マッハ! Ong-Bak (2003・タイ)

■(製作・監督)プラッチャヤー・ピンゲーオ
(出演)トニー・ジャー、ペットターイ・ウォンカムラオ

■奪われた仏像の首を取り返しに都会に行くムエタイの達人とヤクザたちの闘い。最後の方は戦いが単調になって少し飽きてくるけど、由緒正しい香港カンフー映画を久々に見たって感じで、楽しかったです。(本当はタイのムエタイ映画ですが)アクションの切れがいいのがいいですね。(2005.9.5)


■マディソン郡の橋 The Bridges of Madison Country (1995・米国)

■(監督・製作・出演)クリント・イーストウッド
(出演)クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ

■大ヒット原作の映画化。原作の方が良いとか聞くけど、映画と原作は別物。道徳観と感情の狭間で揺れ動く大人の女性の恋愛物語として丁寧に描かれていると思います。古風な女性をストリープがさすがの演技。イーストウッドの丁寧な演出は個人的にはすごく好きです。(2000.8.9) (>DVDを買う)


■マトリックス The Matrix (1999・米国)

■(監督・脚本)アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー (製作) ジョエル・シルバー
(出演)キアヌ・リーヴス、ローレンス・フィッシュバーン

■サイバー空間を上手く利用して、楽しいアクション映画に仕上がった。過去のSF映画や格闘映画、アニメ等の美味しいところを上手く取り入れていて面白かったが、期待してたほど映像的には独創性はなかったと思う。(2000.8.9)


■マトリックス リローデッド The Matrix Reloaded (2003・米国)

■(監督・脚本)アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー (製作) ジョエル・シルバー
(出演)キアヌ・リーヴス、ローレンス・フィッシュバーン

■サイバースペースでのはちゃめちゃなバトルは健在。もともと1作目も大好きなわけでもないので、同じぐらい楽しめました。この監督、カンフー映画の楽しさを知ってるので、アクションも見ていて楽しいし。けど、次回はリアルスペースでの戦いを期待したいですね。これ以上、スミスが出てきたらたまらんっす。(2003.7.6)


■マトリックス レボリューションズ The Matrix Revolutions (2003・米国)

■(監督・脚本)アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー (製作) ジョエル・シルバー
(出演)キアヌ・リーヴス、ローレンス・フィッシュバーン

■期待通りのリアルスペースでのバトル。でも、逆に言えばそれしかないってことで、そういう映画は過去にもあるから、それを超えるのは至難の業。結局、「エイリアン2」にしか見えず、それを超えることもできなかった。ラストのバトルも技術は進歩したとはいえ、結局「スーパーマン」だし。フォースとか使っちゃうし。過去の映画を知らない世代にはいいのかな?基本ストーリーは悪くないけど、技術で全体をごまかしてるように見えちゃって。(2003.11.24)


■マーラー Mahler (1974・英国)

■(監督・脚本)ケン・ラッセル
(出演)ロバート・パウエル、ジョージナ・ヘイル、リー・モンタギュー

■「サロメ」の病的な世界がを気に入って観てみたんだけど、あまり面白くなかった。マーラーの何を描きたいのかはっきり見えないし、彼の狂気が伝わってこなかった。(2000.8.9)


■マルコビッチの穴 Being John Malkovich (1999・米国)

■(監督)スパイク・ジョーンズ
(出演)ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、ジョン・マルコビッチ

■アイデアだけはとても面白いけど、この映画の裏には何かメッセージがあるんだろうか?マルコビッチの悲話なのか、人間の不安なのか。答えはどちらでもないような気がしてならなかった。笑いだけを狙ってるかというと、マルコビッチの無限ループ(爆笑)以外はそんなに笑えなかったし。アメリカの一般社会を十分理解していれば笑えるのかな。袋小路に陥ったハリウッドが何とかそれを突破しようといろいろな才能を掘り出そうとし、認めようとしているのは分かるんだけど、後に続きそうな才能はなかなか出てきませんね。ハリウッドのジレンマに見えてしょうがなかった。 (2000.10.9)


■マルサの女 (1987・日本)

■(監督)伊丹十三
(出演)宮本信子、山崎努、津川雅彦

■伊丹映画全体にいえることだけど、どのキャラクターに肩入れするわけでもなく、視点が冷めていて、映画の出来とは別にどうも好きになれないことがあるんだけど、その点は抜きにして、この作品は娯楽作品として、キャラクタ設定、脚本、映像、音楽ともに揃った一流作品で、参りましたというしかありませんね。 (2000.8.9)


■マルサの女2 (1989・日本)

■(監督)伊丹十三
(出演)宮本信子、三國連太郎

■続編にありがちなパターンだが、キャラクター達が前作で受けた部分だけを持った性格となってしまい、薄っぺらに。映画自体も然り。題材も新興宗教では新しさもないし。(2000.8.9)


■マルホランド・ドライブ Mulholland Dr. (2001・米国)

■(監督・脚本)デビッド・リンチ
(出演) ジャスティン・セロー、ナオミ・ワッツ

■リンチの最新作はレズカップルを主人公にした過激作。ストーリーはまだ頭の中で整理できておらず、難解だがストーリーがパズルになっているだけなので、何度か見れば分かるでしょう。感覚的には、相変わらず脅迫観念に怯えて、死んで救われるという彼らしい展開なので好きですね。最終日に駆け込みました。観れて良かった・・。(2002.4.28)


■マレーナ Malena (2000・伊、米)

■(監督・脚本)ジュゼッペ・トルナトーレ (音楽)エンニオ・モリコーネ
(出演)モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・スルファーロ

■今回もやはり舞台は戦争中のシチリア。町で一番美しい未亡人の悲劇と彼女に恋心を寄せる少年の物語。ノスタルジー、孤独な少年の心、性、シチリア人気質といったトルナトーレとは切り離せない要素がたっぷり。特に今回はシチリア人、特に女性の島国根性的な気質が描かれる。(2003.2.16)


■マン・オン・ザ・ムーン Man on the Moon (1999・米国)

■(監督)ミロス・フォアマン
(出演)ジム・キャリー、 ダニー・デヴィート、 コートニー・ラブ

■若くして亡くなった天才コメディアンの半生を描く。独自の笑いを求める主人公の精神的な戦いを描く作品で、人間の狂気を描くのが得意なフォアマンに合った題材だったため期待したんだけど・・・。もう一つ踏み込んで描けなかったのは、遺族や知合いへの配慮かな?信頼する観客を騙しつづけた彼が、信用を失った挙げ句、自分の信じるものに騙されて死んでいくという人生をドラマチックに描けなかったのが残念。(2002.3.9)


■マンハッタン無宿 Coogan's Bluff (1968・米国)

■(製作・監督)ドン・シーゲル
(出演)クリント・イーストウッド、リー・J・コッブ

■キャラクター設定等が「ダーティハリー」にそっくりで、原型となったと言われるのも納得の作品。当然、映画も結構面白いわけです。若いイーストウッドが動き回ります。(2000.8.9)

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