「き」で始まる映画の感想。(はオススメ)


検索したい映画があるときは使用ブラウザの「ページ内の検索」で探してください

                      ぬ                     

■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■気狂いピエロ Pierrot le Fou (1965・仏国)

■(監督)ジャン・リュック・ゴタール
(出演)ジャン・ポール・ベルモント

■一時期ゴタールを分かろうとしましたが、結局断念。ヌーベルバーグを十分理解するにはリアルタイムであることが必要と勝手に結論づけました。(1999.3.22)


■菊次郎の夏 (1999・日本)

■(監督)北野武
(出演)北野武、関口雄介

■暴力と犯罪のない武に期待して行くが・・。以前の武映画と比べて映像的には感動が少なかった。以前から唐突に混ぜるギャグはあまり好きではなかったのだが、今回はそういうシーンも多かったし、個人的にはあまり好きじゃない。演技もあまりよくなかったしね。ヨーロッパでの評価は字幕上映によるところが大きい?(1999.6.17)


■危険な情事 Fatal Attraction (1989・米国)

■(監督)エイドリアン・ライン
(出演)マイケル・ダグラス、グレン・クロース

■この映画で浮気をする男が減ったとか減らないとか。清純なイメージを持ってたのでクロースの狂気の演技にはびっくりでした。(1999.3.22)


■キス・オブ・ザ・ドラゴン Kiss Of The Dragon (2001・仏、米)

■(監督)クリス・ナオン (製作・脚本)リュック・ベッソン (製作・原案・出演)ジェット・リー
(出演) ブリジット・フォンダ、 チェッキー・カリョ

■香港とフランスのアクション映画のいい加減さをしっかり持った映画だけど、それなりに楽しめたのは、ほとんど漫画とはいえ、善対悪、東洋対西洋がきっちり別れていたからだと思う。リーのカンフーアクションも存分に楽しめます。ベッソンはフランスの警察をとことんコケにするのが好きなようで。(2002.8.6)


■奇蹟の輝き What Dreams May Come (1998・米国)

■(監督)ヴィンセント・ウォード
(出演)ロビン・ウィリアムス、アナベラ・シオラ、キューバ・グッテンバーグ・Jr

■延々とつづく夫婦の愛情ごっこに途中から退屈に。原因がはっきり語られていない結果には感情移入が出来ない。死後の世界のすべてのキャラクターにそれが言える。まあ、深くお互いを愛しつづける夫婦関係というのにアメリカ人が強い憧れを持ってるんでしょうね。そうなるために何が必要かなんて考えもせずにね・・。 (2001.1.22)


■キッズリターン (1996・日本)

■(監督)北野武
(出演)金子賢、安藤政信

■北野の評価は高まっていくが、個人的には即興演出の限界が見えてしまった作品でもある。後に海外で賞を獲ることにもなるが・・(1999.3.22)


■キッド The Kid (1921・米国)

■(監督・脚本・出演)チャールズ・チャップリン
(出演)エドナ・パービアンス、ジャッキー・クーガン

■名子役クーガンを得て、チャップリンが笑わせ、そして泣かせてくれます。優しさに満ちた名作です。(1999.3.22) (>DVDを買う)


■機動警察パトレイバー 劇場版 (1990・日本)

■(監督)押井守

■死んでしまった男が仕掛けたトリックとの対決は見ごたえ有。現実的な範囲を逸脱しない押井のSFは好きです。明暗の演出、巧みな台詞も楽しめます。(1999.3.22) (>DVDを買う)


■機動警察パトレイバー2 the Movie (1993・日本)

■(監督)押井守

■戦闘シミュレーションとしては面白いが、パトレイバーでやる理由は?。押井の言葉の遊びにもちょっとつかれた。脚本はガメラ2も手掛けた伊藤和典。(1999.3.22)


■機動戦士ガンダムV めぐりあい宇宙編 (1982・日本)

■(監督)富野喜幸(作画監督)安彦良和

■ガンダムにあまり思い入れはなかったが友達に連れられて。テレビの再編集で儲けようというのはあまりよろしくない。(1999.3.22)


■キネマの天地 (1986・日本)

■(監督)山田洋次
(出演)有森成美、渥美清

■日本の映画産業が元気だった頃のお話し。新人女優の目を通してその時代の映画界を描いています。基本的に映画に対するトリビュート映画は好きです。 (1999.3.22)


■君がいた夏 Stealing Home (1988・米国)

■(監督)スティーブン・カンプマン
(出演)ジョディ・フォスター、マーク・ハーモン

■年上の女性に憧れる少年期の思い出をさわやかに描いています。そういう思い出を持つ人にはいいかもしれません。(1999.3.22)


■木村家の人々 (1988・日本)

■(監督)滝田洋二郎
(出演)加賀丈史、桃井かおり

■金に取り付かれた一家の物語。当時の世相を反映したコメディで、そこそこ面白く観れたような気がします。(1999.3.22)


■Casshern (2003・日本)

■(監督・脚本)紀里谷和明
(出演)伊勢谷友介、麻生久美子、寺尾聰、樋口可南子

■もともと子供向けのアニメを、よく十分大人の鑑賞に絶え得るストーリーにはしたと思う。それだけに残念な部分が多い映画になってしまった。写真やミュージックビデオ出身の監督が陥りがちなパターンって感じになっちゃってますね。メッセージが重いだけにストーリーテラーとしてそれを伝える力が足りなかった気がする。物語には抑揚やメリハリ、順序、ルールがあるのに。そもそも、あまり映画を物語として楽しむ人じゃないのかもしれませんけどね。(2004.5.14)


■キャッツ&ドッグス Cats & Dogs (2001・米国)

■(監督)ローレンス・ガターマン
(出演)ジェフ・ゴールドブラム、エリザベス・パーキンス

■知り合いの面白いというという言葉にはめられた。見るんじゃなかった。CG技術で安易なアイデアがすぐに映画に出来てしまうのは問題。(2003.2.16)


■キャノンボール The Cannonball Run (1982・米国)

■(監督)ハル・ニーダム
(出演)ジャッキー・チェン、バート・レイノルズ

■各国のスターを集めたお祭り映画。みんな気軽に楽しそうにやってる。僕は好きです。(1999.3.22)


■キャノンボール2 The Cannonball Run 2 (1984・米国)

■(監督)ハル・ニーダム
(出演)ジャッキー・チェン、バート・レイノルズ

■内容も変えようがないし一度でいいって感じでした。(1999.3.22)


■ギャラクシー・クエスト Galaxy Quest (1999・米国)

■(監督)ディーン・パリソット
(出演)ティム・アレン、シガーニー・ウィーバー、アラン・リックマン 

■熱狂的ファンを持つかつてのテレビSFシリーズの俳優達がひょんなことから本当の宇宙戦争に巻き込まれる。アイデアとしては、まじめにやっても面白い作品になりようがなく、事実それをやってしまって失敗した作品は多けど、パロディやコメディなら楽しめますね。しかし、この映画を成功させた大きな理由は、地球人のクルー達の心をひとつにさせ、きれいにしてくれる純粋な心しかもたないかわいい(か?)宇宙人のキャラクター設定でしょうね。彼らのおかげで感動的な物語にもなりました。ベテラン俳優達のコメディ役者ぶりもとても楽しいです。(2001.2.17)


■キャラバン Caravan (1999・仏、英、ネパール、スイス)

■(監督)エリック・バリ
(出演)ツェリン・ロンドゥップ、カルマ・ワンギャル

■ネパールの高原民族を描く。しきたりを守ろうとする老人たちとそれを打ち破ろうとする若者の物語をネパールの大自然の美しい映像で包む。古い社会に反発しつつも成長しそれを理解していく若者と彼らを受け入れ少しずつ発展していく古い社会。これがきっと正しい形なんでしょうね。出演者たちの表情がとても素晴らしい。(2001.1.19)


■キャリー Carrie (1984・米国)

■(監督)ブライアン・デ・パルマ
(出演)シシー・スペイセク

■実に静かに話が進んでいくが、ラストは突然血の海に。その描写はデ・パルマらしい。売れっ子スティーブン・キングの原作。(1999.3.22)


■キャンディマン Candyman (1992・米国)

■(原作・製作)クライブ・バーカー (監督)バーナード・ローズ
(出演)バージニア・マドセン

■バーカーらしい作品。どうしても苦痛と快楽がテーマになるんですね。黒人の悪役ということでも話題になりました。(1999.3.22)


■キャンディマン2 Candyman: Farewell to the Flesh (1995・米国)

■(監督)ビル・コンドン
(出演)トニー・トッド

■キャンディマンの過去が明らかになる。1作目には劣るが無難にまとまってます。 (1999.3.22)


■キューティハニー (2004・日本)

■(監督・脚本)庵野秀明
(出演)佐藤江梨子、村上淳、市川実日子、及川光博

■アニメと実写の切り替えのタイミングもうまいし、台詞回しや演出もテンポがよくて、なかなか楽しく出来上がっています。キューティハニーをまったく知らない人には説明不足のところもあるかもしれませんが。(2004.12.30)


■CUBE CUBE (1997・カナダ)

■(監督)ヴィンチェンゾ・ナタリ
(出演)ニコル・デボーア、デビッド・ヒューレット

■新鋭監督の優れた人間描写と社会風刺を含んだセンス溢れるSFタッチの密室劇。>詳細)


■キラーコンドーム Kondom Des Grauens (1996・独)

■(監督)マルティン・ヴァルツ
(出演)ウド・ザメル、ペーター・ローマイヤー

■もっとお馬鹿なB級ホラーコメディかと思ったら、実は結構真面目なホモ映画だった。アメリカを舞台にして母国語で映画を作り、さらに大統領候補のナニまでちぎってしまうドイツ人って結構すごいかも・・。あのクリーチャーデザインを引き受けたギーガーもすごいけどね。(1999.9.20)


■キリングフィールド The Killing Field (1984・英、米)

■(監督)ローランド・ジョフィ
(出演)サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール

■戦場で交わされた異国人同士の友情物語。公開時に見ただけですが、強い印象が残っています。(1999.3.22)


■ギルバート・グレイプ What's Eating Gilbert Grape (1993・米国)

■(監督)ラッセ・ハムストレム
(出演)ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ

■曲者若手俳優二人の兄弟物語。ハリウッドにはない雰囲気を出したのは「マイライフアズアドッグ」のハムストレム監督。 (1999.3.22)


■キル・ビル Kill Bill:Vol.1 (2003・米国)

■(監督)クエンティン・タランティーノ
(出演)ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、千葉真一

■「パルプ」で力を使い果たした後ぱっとしなかったタランティーノが、長い沈黙を破って放った期待の作品だったが、だらだらと冗長な作品になっていて残念。語り口は前と一緒だが、久々なので好意的に見れるものの、それぞれのエピソードが長すぎて、退屈。編集すれば、半分の長さになるし、テンポも切れも良くなって、きっと痛快だったに違いない、と思うと残念でしょうがない。これから公開される後編とあわせても一本にして欲しかったなあ。(2003.11.24)


■キル・ビル Vol.2 Kill Bill:Vol.2 (2004・米国)

■(監督)クエンティン・タランティーノ
(出演)ユマ・サーマン、デビッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、ゴードン・リュウ

■渋くて、格好いい最初の10分の雰囲気で最後まで行くのかと思ったのに。人はほとんど死なないけど、展開自体は前編より無茶苦茶なので、そのアンバランスがどうもしっくり来ませんでした。結末も予想通りというか、結局それだけかいって感じですしね。映画が好きなのは分かるんだけど、自己満足に過ぎない感じがして。タランティーノも単なる映画オタクだったってことなのかな。前後編あわせて1.5時間の映画ですね、やっぱり。(2004.5.14)


■木を植えた男 L'Homme Qui Plantait Des Arbres/The Man Who Planted Trees (1987・カナダ)

■(監督)フレデリック・バック
(原作)ジャン・ジオノ

■一枚一枚色鉛筆で描かれた美しいアニメーション。自然を尊ぶ作者の気持ちがあふれる、暖かさと切なさが入り交じる名作です。(1999.3.22)


■銀河鉄道999 (1979・日本)

■(監督)りんたろう
(原作)松本零士

■各惑星毎にエピソードがあるというのはTVシリーズによく合う構成だと思う。TVは好きでした。(1999.3.22)


■銀河鉄道の夜 (1985・日本)

■(監督)杉井ギサブロー
(原作)宮沢賢治

■同名原作をよるSF的に哲学的にアレンジした佳作。猫のキャラクターデザインも作風に合い、画面に吸い込まれてしまいました。(1999.3.22) (>DVDを買う)


■銀河伝説クルール Krull (1983・米国)

■(監督)ピーター・イエーツ
(出演)ケン・マーシャル、リセット・アンソニー

■古典的な構成の伝説風SF。そんなに悪くなかった印象はあるけど、何せずいぶん前に一度観ただけだから・・・(1999.3.22)


■キングコング King Kong (1933・米国)

■(監督)メリアン・C・クーパー (特殊効果)ウィルス・H・オブライエン
(出演)フェイ・レイ

■怪獣映画の金字塔。特殊視覚効果も見事で、今も色褪せることのない傑作です。(1999.3.22)(>詳細)


■キングコング King Kong (1975・米国)

■(監督)ジョン・ギラーミン
(出演)ジェシカ・ラング、ジェフ・ブリッジス

■歴史的名作のリメイクだが、オリジナルを冒涜するかのようなひどい出来。ラングは奇麗だけどね。(1999.3.22)

                      ぬ