「ろ」で始まる映画の感想。(はオススメ)


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■作品名 原題 (製作年・製作国)

■主要スタッフ

■感想


■ロアーズ Roar(1981・米国)

■(製作・監督・脚本)ノエル・マーシャル
(出演)ティッピー・ヘドレン、メラニー・グリフィス 

■動物が街に逃げ出して暴れる映画だったような。なんかの併映で観たということしか覚えてない・・ (2000.12.9)


■ロケッティア Rocketeer(1991・米国)

■(監督)ジョー・ジョンストン
(出演)ビル・キャンベル、ジェニファー・コネリー、ティモシー・ダルトン

■大空に憧れた平凡な青年が仮面を被り、ロケットを背負って空飛ぶヒーローに。昔の風景と手作り感のあるアイテムがマッチした楽しい作品。青空を飛ぶことの気持ちよさを体感できる好きな作品です。 (2000.12.9)


■ロジャー・ラビット Who Framed Roger Rabbit(1988・米国)

■(監督)ロバート・ゼメキス
(出演)ボブ・ホスキンス、クリストファー・ロイド

■ゼメキスらしいドタバタ劇といえば、そうなんだけど、アニメと実写をうまく一体化させることが目的となってしまったようで、内容的にはもうひとつ物足りなかった。主人公のロジャーはディズニーのキャラクターにもなるほど人気なようですが、他のディズニーキャラとはどうも違和感が・・ (2000.12.9)


■ロスト・チルドレン La Cite Des Enfants Perdus(1995・仏国)

■(監督・脚本)ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ
(出演) ロン・パールマン、ジュディット・ヴィッテ

■少し頭の弱い大男と少しおませ(言わない?)な少女との恋物語や人間になりたいクローンの悲しみを彼の独特の映像世界(今回はギリアムに近いような気も)と語り口(こちらはいかにも彼らしい)で展開する大作。とはいえ、あくまでジュネなので、ドラマチックなところは期待せず、映像世界と皮肉っぽさを楽しむってものでしょうね。(2002.9.16)


■ロスト・ハイウェイ Lost Highway(1997・米国)

■(監督・脚本)デビッド・リンチ
(出演)ビル・プルマン、パトリシア・アークエット

■2重人格者を内から描いたような作品。自分の名前も分からず、救いを求める主人公の人格は暗闇を真っ直ぐ進み続けるも出口がない。主人公が心の救済を求めるというのはリンチらしく、僕の好きなタイプの彼の作品。狂気の映像と性描写も彼らしいが、出口が見つからないまま終わってしまうのは彼らしくないかな? (2001.11.10)


■ロスト・ワールド Lost World : Jurassic Park(1997・米国)

■(監督)スティーブン・スピルバーグ
(出演)ジェフ・ゴールドブラム、ローラ・ダーン

■大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編。個人的にはスピルバーグの作る続編ものは面白かったためしがない。恐竜がただの怪獣になってしまったし、ストーリー展開もいい加減。 (2000.12.9)


■ローズマリーの赤ちゃん Rosemary's Baby(1968・米国)

■(監督・脚本)ロマン・ポランスキー
(出演)ミア・ファロー、ジョン・カサヴェテス

■「テナント」が気に入って、ポランスキーを何本か観た頃に観た一本なんだけど、忘れちゃった。有名な作品なんですけどねえ。 (2000.12.9)


■ロッキー Rocky(1976・米国)

■(監督)ジョン・G・アビルドセン (脚本・出演)シルベスター・スタローン
(出演)タリア・シャイア、バージェス・メレデス

■スタローンのデビュー作にして出世作。場末に暮らすうだつの上がらない人々の夢を背負ってロッキーが世界チャンピオンに挑む。人物描写が実にうまく、最後に向かってみんなの心がひとつになっていく過程がとても感動的。スタローンは監督もやりたかったらしいけど、アビルドセンで大成功でした。ビデオやDVDは字幕の情報量が極端に少なくひどい出来です。僕が映画を好きになるきっかけとなった作品。(2000.12.9)>詳細


■ロッキー2 Rocky II(1978・米国)

■(監督・脚本・出演)シルベスター・スタローン
(出演)カール・ウェザース、タリア・シャイア

■スタローンがやりたかったのはよりアクションや演出を派手にしたこういう映画だったのでしょう。(2000.12.9)


■ロッキー3 Rocky III(1982・米国)

■(監督・脚本・出演)シルベスター・スタローン
(出演)ミスターT、カール・ウェザース、タリア・シャイア

■ロッキーがアポロと同じように名声に溺れていく。シリーズ全体にわたり、基本的なストーリーは同じで、いかにロッキーがやる気を出して、強敵に立ち向かうか、そこを苦労して作っているのだが、身内を殺すなどという安易な方向に向かってしまう。一応脚本は押さえるところは押さえてあるので安心してみていられるのだが、よく出来た漫画でしかない。 (2000.12.9)


■ロッキー4 炎の友情 Rocky IV(1985・米国)

■(監督・脚本・出演)シルベスター・スタローン
(出演)ドルフ・ラングレン、タリア・シャイア

■ついにアポロまで死んでしまう。ロッキーがやる気を出すきっかけももう残ってないんだろうけど、ちょっとひどいなあ。原始対ハイテクの対比もあからさまだし、メッセージも単純だけど、悪意はない映画なので、漫画としては楽しみましょう。 (2000.12.9)


■ロッキー5 最後のドラマ Rocky V(1990・米国)

■(監督)ジョン・G・アビルドセン
(出演)シルベスター・スタローン、セージ・スタローン

■あまりに漫画チックな演出を批判されてか、1作目の監督を呼び戻しました。ただ、もう題材としては広げようがないので、もう演出どうこうの問題ではなくなってしまっている。アビルドセンにしたってスタローンに遠慮するだろうしね。 (2000.12.9)


■ロッキー・ザ・ファイナルRocky Balboa(2006・米国)

■(監督・出演)シルベスター・スタローン
(出演)バート・ヤング、アントニオ・ターヴァー

■内容や展開自体はロッキーシリーズ黄金のワンパターンだけど、名作「ロッキー”1”」の何が良かったのか、何が受け入れられたのかをじっくりと分析して、その時点に極めて近いかたちでキャラクター達を復活させたスタローンの努力と思いが伝わる作品でした。しつこいまでにノスタルジックにエイドリアンを思い出すエピソードはとても感慨深く、息子とのエピソード、特に路上での息子とのシーンは、泣けるいい台詞がいっぱい(僕が親になった分余計にぐっと来るんだろうけど)。試合は少しマンガっぽいものの、試合後からラストシーンの部分がまた良くて、これでお別れなんだという気持ちでいっぱいで(個人的には、試合が終わってロッキーはエイドリアンのもとに行ったと解釈します)、「1」を意識しすぎで気になるところもあるけど許せちゃいます。どうでもよくなっていたスタローンをもう一度応援したくなる作品でした。 (2007.7.6)


■ロッキー・ホラー・ショー Rocky Horror Picture Show(1978・米国)

■(監督)ジム・シャーマン
(出演)ティム・カリー、バリー・ボストウィック、スーザン・サランドン

■カルト映画の代表のような作品。上映時にはマニアが出没し、独特のパフォーマンスを展開するといわれていた。僕が観にいったときににも、やっぱり噂どおりに現れて、びっくり。映画はどこが面白いのかさっぱり分からず、マニアたちのパフォーマンスに更に興ざめ。おそるべしマニア軍団。(2000.12.9)


■ロックアップ Lock Up(1989・米国)

■(監督)ジョン・フリン
(出演)シルベスター・スタローン、ドナルド・サザーランド

■スタローン主演の脱獄アクション映画。肉体アクションがすたれていく中で、肉体アクションしか演じることの出来ないスタローンの姿は悲しくもある。試行錯誤の中から結局出口を見つけられなかったのは演出が出来たからなんでしょうか。同じ肉体派シュワちゃんがスタッフに恵まれて生き残っているんだから。 (2000.12.9)


■ロード・オブ・ザ・リング The Lord of the Rings(2001・米、ニュージーランド)

■(製作・監督・脚本)ピーター・ジャクソン
(出演)イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リブ・タイラー

■B級スプラッタばかり撮ってきたジャクソンがまさかの超大作演出しかもオスカー候補。古典文学の映画化だけあって、そのメッセージも古典的正義で共感はもてるし、それなりに観ていて良いところもあるんだけど、全体としてだらだらしている印象は否めないし、演出も単調であまり冴えない。きっとこの映画の評価は古典ファンタジーとそれを映像化したスタッフへの敬意以上に「ハリ・ポタ」への当てつけが大きいに違いないです。「世紀の傑作」なんて、ありえないです。(2002.3.9)


■ロビン・フッド Robin Hood: Prince of Thieves(1991・米国)

■(監督)ケビン・レイノルズ
(出演)ケビン・コスナー、モーガン・フリーマン、クリスチャン・スレイター

■コスナー主演のリアルなロビン・フッド。つまらないということもないけど、決戦の舞台のせいか、小ぢんまりしてしまった気がしてしょうがない。この人も力を持ちすぎ、演出に口を出すようになってから売れなくなったんでしょうか。監督に演出を任せられなくなった俳優はうまくいかないものです。好きな役者さんなんだけどな。 (2000.12.9)


■ロープ Rope(1949・米国)

■(監督)アルフレッド・ヒッチコック
(出演)ジェームズ・スチュワート、ファーリー・グレンジャー

■死体を隠した部屋でパーティーを開く若者達を描くヒッチの密室劇。部屋中をカメラが動き回ったり、巧妙なカット割で、まるでワンカットのように見せたり、演出も楽しめる作品。 (2000.12.9)


■ロボコップ Robocop(1987・米国)

■(監督)ポール・バーホーベン
(出演)ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン

■バーホーベンの出世作。殺された警官がロボット警官として復活し活躍する近未来アクション。消された記憶を取り戻すというドラマ的な要素もあるが、そこにはあまり重きがおかれていないと思う。それよりもロボットのデザインや残酷だが重厚なアクション、それを引き立たせる格好いい音楽がいい。 (2000.12.9)


■ロボコップ2 Robocop 2(1990・米国)

■(監督)アービン・カーシュナー
(出演)ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン

■主演のウェラーがパントマイムを勉強して自慢げにロボコップを演じたせいか、動きが妙になった。内容も映像もずいぶん軽いものに。前作テーマ曲がないだけでも痛いのに、あの笑える曲じゃあ・・。 (2000.12.9)


■ロボコップ3 Robocop 3(1992・米国)

■(監督)フレッド・デッカー
(出演)ロバート・バーク、ナンシー・アレン

■内容や映像は更に軽く、遂にロボコップが空まで飛んじゃう第三弾。どうせやるなら派手にとことんやって欲しいもんだけど、B級得意のスタッフや予算からして無理か・・ (2000.12.9)


■ローマの休日 Roman Holiday(1953・米国)

■(製作・監督)ウィリアム・ワイラー
(出演)オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペック

■まさに妖精のような、純粋で可憐なオードリー主演の名作ドラマ。内容よりも、その設定がばっちり似合う彼女の可愛い演技に酔うってもんでしょうね。お姫様と三流記者の恋物語という設定や、彼女の美しさは本国よりも日本で受けたようです。アメリカ人はやっぱ金髪がお好きなんでしょうね。(2000.12.9)(>DVDを買う)


■ロミオとジュリエット Romeo And Juliet(1968・英、伊)

■(監督・脚本)フランコ・ゼフィレッリ
(出演)オリヴィア・ハッセー、レナード・ホワイティング

■何度も映画化されているシェイクスピア原作超有名作品の映画化作。主演二人の初々しい演技がいいです。 (2000.12.9)


■ロミオ+ジュリエット William Shakespear's Romeo & Juliet(1996・米国)

■(製作・監督・脚本)バズ・ラーマン
(出演)レオナルド・ディカプリオ、クレア・ディーンズ

■誰もが知ってるシェイクスピア作品を現代風にアレンジした作品。貴族の争いをヤクザの争いに変えたまでは良かったけど、それ以上のひねりはないし、それを隠すかのような前衛的な演出も全て空回り。ちょっとしたアイデアで撮られた個人映画の域を越えていなくて残念。 (2000.12.9)


■ロミオ・マスト・ダイ Romeo Must Die(2000・米国)

■(監督)アンジェイ・バートコウィアク (製作)ジョエル・シルバー
(出演)ジェット・リー、アリーヤ

■一応押さえるべきところは押さえた脚本になってはいるが、アクションシーンや恋物語に生きてこないのは監督の手腕のなさでしょう。妙なアクションシーンも疑問だし、第一カンフーアクションのカッコよさをアメリカ人はまだ分かってないらしい。とは言え、アメリカでも受け入れられた様子もないから監督が分かってなかっただけなんでしょうね。リーがなんか可哀想で見てられなかった。 (2000.12.9)


■ロング・キス・グッドナイト The Long Kiss Goodnight(1996・米国)

■(監督)レニー・ハーリン
(出演)ジーナ・デイビス、サミュエル・L・ジャクソン

■ハーリン映画で初めて面白いと思った作品。ひとつのシーンを格好よく作るのは得意な人だから、ストーリーがしっかりすれば面白くなるんでしょうね。いい脚本でも、台無しにしちゃう監督だと思ってましたが、今回は恋人ジーナを格好よくとりたかっただろうしね。 (2000.12.9)

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