■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■A.I. A.I.Artificial Intelligence (2001・米国)
■(監督・脚本)スティーブン・スピルバーグ (音楽)ジョン・ウィリアムス
■(出演)ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジョン・ハート
■キューブリックが温めていた企画をスピルバーグが映画化。が、ロボットの悲哀なら、「ブレ・ラン」、永遠の愛の物語なら「シザーハンズ」、複製ロボットうようよ話なら「エヴァ」(?)がある。いろいろな要素が詰まった映画で、結局何をどう伝えたいのか分からなくなってしまった。キューブリックを意識しすぎて、スピルバーグらしさを出せなかったというところでしょうか。本来引きのほうが効果的だと思うようなシーンでもアップが多くて何か冴えないなあと思ってたら、キューブリックを意識してわざとやったそうな。そういうことすると失敗するんだよね。最初はスピルバーグ向けの話しかと思っていたけど、こういう話しならキューブリックで見たかったなあ。スピルバーグがやるなら思い切ってスピルバーグ向けの話しにしてしまうべきだったんじゃないかな。(2001.7.1)
■エイリアン Alien (1979・米国)
■(監督)リドリー・スコット
■(出演)シガニー・ウィーバー、ジョン・ハート
■SFホラーの金字塔。映像、デザイン、舞台設定の妙。(1999.1.11)★(>DVDを買う)
■エイリアン2 Aliens (1986・米国)
■(監督)ジェイムス・キャメロン
■(出演)シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセン
■SFアクションの傑作。キャメロンの一つの頂点。(1999.1.11)★(>DVDを買う)
■エイリアン2完全版 Aliens- Special Edition (米国)
■(監督)ジェイムス・キャメロン
■(出演)シガニー・ウィーバー、マイケル・ビーン、ランス・ヘンリクセン
■リプリーの娘、ミュートの家族のエピソードを加え、物語の厚みが増した。オリジナルのスピード感はなくなるが、これもまた良し。(1999.1.11)
■エイリアン3 Alien3 (1992・米国)
■(監督)デビッド・フィンチャー
■(出演)シガニー・ウィーバー、チャールズ・ダンス
■S.ウィーバーはこれっきりにしたくて、リプリーを殺すことを条件に出演。D.フィンチャー映画デビューだが、私は好かない。(1999.1.11)
■エイリアン4 Alien:Resurrection (1997・米国)
■(監督)ジャン・ピエール・ジュネ
■(出演)シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー
■新しいエイリアンの誕生。巧みな脚本と病的な映像で、まさに復活。(1999.1.11)(>詳細)
■(監督・脚本)ポール・W・S・アンダーソン
■(出演)サナ・レイサン、ラウル・ボバ
■色々あってようやく完成したAVP。なかなか両者を一つの世界に違和感なく持ってくるのは大変だったと思いますが、よくぞここまでまとめたなって感じですね。テンポもよく、両者とも格好いいし、楽しく見ることができました。(2005.10.7)
■(監督)コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
■(出演)スティーブン・バスクール、レイコ・エイルスワース
■個人的に観たかった地上でのエイリアンとの戦い、という展開に曲がりなりにもなったものの、普通のホラー映画になってしまって少し残念。締め方もあれでは。。前作のような、プレデターと人間、エイリアンの関係に面白さがなく、プレデターがいる意味がほとんどないのもつらいかな。ま、プレデターとクイーン(?)のタイマンがあるので、一部のマニアがこだわっているらしい、エイリアンとプレデターどっちが強いか、みたいなところを満足させることはできたんでしょうかね?(2008.1.19)
■エグゼクティブ・ディシジョン Executive Decision (1996・米国)
■(監督)スチュワート・ベアード (製作)ジョエル・シルバー
■(出演)カート・ラッセル、スティーブン・セガール
■登場人物を使い切っていない感じ。前半はよかったけど、セガールの扱いが寂しい。(1999.2.11)
■エクソシスト The Exorcist (1973・米国)
■(監督)ウィリアム・フリードキン
■(出演)リンダ・ブレア、エレン・バースタイン
■悪霊モノの原点。少女に対する残酷描写はすさまじい。寒々とした映像も好き。オスカーノミネートは悩める神父が殉職する姿からか。(1999.1.11)★ (>DVDを買う)
■エクソシスト ディレクターズカット The Exorcist Director's Cut (2000・米国)
■(監督)ウィリアム・フリードキン
■(出演)リンダ・ブレア、エレン・バースタイン
■病院で検査を受けるシーンと神父の母子のシーンなどが追加された。劇場は女子高校生ばかりで卑猥な言葉や描写に喜んでいたけど、それだけではなく悩める神父が少女と自分自身を救おうとする姿もきっちり描かれている事も忘れないでくださいね。(2000.12.22)
■エクソシスト2 Exorcist II The Heretic (1977・米国)
■(監督)ジョン・ブアマン
■(出演)リンダ・ブレア、ルイス・フレッチャー
■精神世界に科学の手を入れすぎたか。原作者が気に入らなかったのは事実。(1999.1.11)
■エクソシスト3 The Exorcist III (1990・米国)
■(監督)ウィリアム・ピーター・ブラッティ
■(出演)ジョージ・C・スコット、エド・フランダース
■終に原作者がメガホンを取るが、決して成功とはいえない出来に。文字と映像の恐怖は違うのだ。(1999.1.11)
■Xメン X-Men (2000・米国)
■(監督・脚本)ブライアン・シンガー
■(出演)ヒュー・ジャックマン、アンナ・パキン
■僕が成長したのか、なにも裏がないストーリーはつまらなくて。楽しんだ「スーパーマン」だって、そんなに複雑なストーリーじゃないから、やっぱ年取ったのかな。でも、それぞれのキャラが生き生きとしていたとは思えないんだよなあ。「敵は多数」って味方の数といっしょじゃん。他にもいっぱいミュータントいるはずなのに。普通の人間だって敵のはずだし。もっとすごいのかと思ったし、もっと面白くできるような気がする。最初から続編につなげようとする姿勢もいや。 (2000.10.9)
■XYZマーダーズ Crimewave (1985・米国)
■(監督)サム・ライミ
■(脚本)イーサン&ジョエル・コーエン
■やっぱり、カメラが動き回って、どろどろぐちゃぐちゃじゃないと、ライミは面白くない。脚本、コーエン兄弟だったんだ。(1999.1.11)
■エデンの東 East of Eden (1985・米国)
■(監督)エリア・カザン
■(出演)ジェームス・ディーン、ジェリー・ハリス
■せつない父子物語です。J.ディーンではいちばん好き。ディーンの悲しげな表情はいいですよね。(1999.1.11)
■エド・ウッド Ed Wood (1994・米国)
■(監督)ティム・バートン
■(出演)ジョニー・デップ、マーティン・ランドー
■人とは違う映画を作りつづけるバートンが人とは違う映画を作りつづけたエド・ウッドを映画にした。バートンにしては平凡だったか・・(1999.1.11)
■エネミー・ライン Behind Enemy Lines (2001・米国)
■(監督)ジョン・ムーア
■(出演) オーウェン・ウィルソン、 ジーン・ハックマン
■21世紀型の演出だって?話の流を無視した身勝手な演出のことを言うのかな。素人じゃん。脚本も視点が一定でなく、削るところと残すところを間違えていて、甘すぎだし。脚本は映画にするときに修正が聞く範囲内で、おもしろい所もあるからきっと監督が良ければ面白くなったはず。って監督がまともな脚本をぶち壊したのかもしれないけど。(2002.4.28)
■(監督・脚本)マーク・ロック
■(出演)ケビン・マクナリー、ペリー・フィッツパトリック、ルイーズ・マーデンボロー
■設定はバカバカしいものの、話は割りと真面目に作ってあるので適当に笑ってられる映画になりきれてないんだけど、道徳的だし、ちょっと暗めだし、イギリス映画らしくっていいですね。まさかあれが本物のエビだったとは・・。(2004.12.30)
■F/X引き裂かれたトリック F/X (1994・米国)
■(監督)ロバート・マンデル
■(出演)ブライアン・ブラウン、ブライアン・デネヒー
■SFXマンがトリックを仕掛けるサスペンス。まあまあかな。(1999.1.11)
■エブリバディ・フェイマス Everybody Famous (2000・ベルギー、仏、蘭)
■(製作・監督・脚本)ドミニク・デリュデレ
■(出演)ヨセ・デパウ、エヴァ・ヴァンデルフフト、 ウェルナー・デスメット
■ある意味今までで一番訳の分からん映画だった。国民性をきちんと理解していれば、割と痛快な映画だったかもしれないけど、家族の心情も人々の行動も全く理解できなくて。大体旦那が捕まるってのに娘は歌いだすし、それ見て母親は涙流して感動してるし。全て笑っていいなら、それはそれで面白かったけど・・きっとそれでいいんだろうな・・ラッキー・マヌエロが頭から離れない・・(2002.10.20)
■EMMA Skyggen af Emma (1988・デンマーク)
■(監督)セーアン・クラーグ・ヤーコプセン
■(出演)リーネ・クルーセ、ボリエ・アールステット
■金持ちの両親に不満を持つ幼い少女とさえない中年男の純愛物語。美しく、せつない物語。主演2人の名演に涙です。(1999.1.11)★
■エマ Emma (1996・英国)
■(監督)ダグラス・マクグラス
■(出演)グエネス・パルトロウ、ジェームス・コスモ
■英国貴族の若者の恋物語だが、内容的には平凡。画面はきれいでした。最近お気に入りのパルトロウ観たくて・・(1999.7.26)
■エマニエル夫人 Emmanuelle (1974・仏国)
■(監督)ジュスト・ジャーカン
■(出演)シルビア・クリステル
■金持ち夫人と使用人の恋。設定というより過激な描写で話題に。でも今となっては・・・(1999.1.11)
■エメラルド・フォレスト The Emerald Forest (1985・米国)
■(監督)ジョン・ブアマン
■(出演)チャーリー・ブアマン、パワーズ・ブース
■大自然の物語としか覚えてない・・・。「エクソシスト2」のブアマン監督。(1999.1.11)
■エリン・ブロコビッチ Erin Brockovich (2000・米国)
■(監督スティーブン・ソダーバーグ
■(出演)ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー
■実話を元にした痛快サクセスストーリー。一つの偶然から大成功を収める威勢のいい女性をロバーツが好演。最近彼女いいですね(私の好みが変わったか?)。学歴や経歴に関係なく誰にでもチャンスが与えられ、それを社会が受け入れるのは、まさにアメリカという感じ。事実から外れるのを避けたせいかも知れないけど、ラストは社会的成功だけでなく、子供や交際相手とのハッピーエンドも見たかった気がする。 (2001.3.25)
■L.A.コンフィデンシャル L.A.Confidential (1997・米国)
■(監督)カーティス・ハンソン
■(出演)ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガー
■男くさいハードボイルド刑事サスペンス。オスカー受賞のベイシンガーの良さはわからなかった。 (1999.1.11)
■エル・トポ El Topo (1971・メキシコ)
■(監督・出演)アレハンドロ・ホドロフスキー
■映画は詩であるというホドロフスキー。一人称の叫びである詩の理解はなかなか難しい。 (1999.1.11)
■エル・マリアッチ El Mariachi (1992・米国)
■(監督・脚本・撮影)ロバート・ロドリゲス
■(出演)カルロス・ガラルドー、コンスエロ・ゴメス、ジェイム・デ・ホヨス
■ロドリゲスのデビュー作。決して新しいアイデアや斬新な演出ではないけど、楽しめる作品になっている。お金はなくても、ちょっとしたアイデアでも面白い映画って出来るんだなあと感心。後にバンデラス主演「デスペラード」にバージョンアップされるが、それよりこっちの方が面白かった。(2002.2.16)
■エルム街の悪夢 A Nightmare on Elm Street (1984・米国)
■(監督)ウェス・クレイブン
■(出演)ラッセル・クロウ、キム・ベイシンガー
■キャラクター設定がうまくはまった。クレイブンは観てて楽しいホラーを作るね。後作は内容も似てて、どれを観たか分からなくなった。(1999.1.11)
■エレファントマン The Elephant Man (1980・米国)
■(監督)デビッド・リンチ
■(出演)ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンス
■衝撃の実話をリンチが映像化。人間の善と悪の間に挟まれながら、純粋な心を最後まで持ち続けた奇形児を描く衝撃感動作。心の安らぎと開放を得るラストシーンは彼の他の作品にも共通している。人間の暗部を描きながら、一方で純真さを持つ彼の作品は好きです。そう言えば見世物小屋ってまったく見なくなったね。(1999.1.11)
■エレベーター Asansor (1999・トルコ)
■(監督・脚本)ムスタファ・アルトゥノクラル
■(出演)ムスタファ・ウーウルル、 アルズ・ヤナルダー
■トルコで大ヒットしたというジャンル分けの難しい映画。変態サスペンス物かと期待して行ったら、軸は報道批判ありコメディありだったりする。主人公が劇中で語る小話は良く出来てて一番面白い。主演がすごく美人なので良しとするか?(2001.12.2)
■ELEVATED ELEVATED (1997・カナダ)
■(監督)ビンチェンゾ・ナタリ
■(出演)ビッキー・パパス、デビッド・ヒューレット
■「CUBE」の前に撮られた短編映画。後作と同じく密室劇だが、SFホラータッチで少々コメディ調でもあり面白い。ナタリは僕のつぼにはまるらしい。(1999.7.6)
■エンゼル・ハート Angel Heart (1987・米国)
■(出演)ミッキー・ローク、ロバート・デニーロ
■有名原作の映画化だが、平凡な出来になった。(1999.1.11)
■感想