■作品名 原題 (製作年・製作国)
■主要スタッフ
■トイストーリー Toy Story (1995・米国)
■(監督)ジョン・ラスター
■フルCGによるアニメーション映画。古い人形と新しい人形と人間の子供との心あたたまる友情物語が、とても面白かった。個人的には、人間の少年は実写の方が良かったと思うけど・・(1999.8)
■12モンキーズ 12 Monkeys (1995・米国)
■逃れられない運命に向かって行く男の切ないSF物語。ウィリスの名演、ブラピの怪演もいいし、ストーも美しい。ギリアムらしいデザインや社会風刺、終末感も好き。(1999.8)★ (>DVDを買う)
■(監督・脚本)今敏
■(声の出演)江守徹、梅垣義明、岡本綾
■ホームレス3人がひょんなことから 赤ちゃんの世話をすることに・・。赤ちゃんを中心に登場人物たちのそれぞれの人生が絶妙に絡み合う脚本が見事。それぞれが過去よりちょっとだけ幸せになる 感じがとてもいいです。個人的には最後に涙があふれるパターンが好みですが、最後にぐっと来させないところも今監督っぽいところかもしれません。(2005.4.3)
■東京日和 (1997・日本)
■(監督・出演)竹中直人
■(出演)中山美穂、松たか子、三浦友一
■壊れやすく、すぐに消えてしまいそうな精神的に不安定な妻と彼女を愛してやまない写真家 の微妙な関係を美しく描く。ラストシーンは感傷的になりすぎた感じはするけど、さり気なく語られる個々のエピソードがすごく感動的。美しい映像、配色、細 かく丁寧な演出、竹中の映画って本当に素晴らしいです。(2001.1.22)★ (>DVDを買う)
■TOMORROW 明日 (1988・日本)
■(監督)黒木和雄
■(出演)桃井かおり、南果歩
■ 原爆が落ち、すべてが消えてしまう直前までの疎開した家族の物語。戦争中で、つらいながらも一生懸命に、そしてささやかながらも幸せを見出しながら生きる 家族を丁寧に描いています。原爆投下後の悲惨な光景を描くのではなく、直前までの人間ドラマを描いたちょっと視点の変わった反戦映画。ほかの映画では、あ まり味わえない切なさを感じる映画です。(1999.8)
■トーキョー・ポップ Tokyo Pop (1988・日、米)
■(監督・脚本)フラン・ルーベル・クズイ
■(出演)キャリー・ハミルトン、田所豊、三上博史
■監督の実体験を元に、日本とアメリカのカルチャーギャップを楽しく見せてくれる恋愛映画。旦那さんはこの頃立ち上げた配給会社KUZUIエンタープライズで活躍されています。ずいぶん大きい会社になりましたね。(1999.8)
■トーク・トゥ・ハー Hable con Ella (2002・スペイン)
■(監督・脚本)ペドロ・アルモドバル
■(出演)レオノール・ワトリング、ハビエル・カマラ、ダリオ・グランディネッティ
■ 植物状態になった女性を看護する男二人の友情物語。とはいっても二人の信頼関係がとんと理解できない。それぞれの微妙な人間関係は一応練ってあって、面白 いところもないことはないが、根本にある男二人を理解してあげられないのだから、何とも。見方を変えればしっくりくるのかな?(2003.10.13)
■童年往事/時の流れ 童年往事 (1985・台湾)
■(監督)ホー・シャオシェン
■(出演)ユー・アンシュン、シン・シューフェン
■どこか懐かしい雰囲気と健気に生きる人間模様が気に入りました。この時期、ホー監督作を含め、良くアジア映画を観に行っていたのですが、お気に入りの一本です。 (1999.8)
■逃亡者 The Fugitive (1993・米国)
■(監督)アンドリュー・デイビス
■(出演)ハリソン・フォード、トミー・リー・ジョーンズ
■昔の同名TVシリーズの映画化が流行っているが、本作もそんな1本。TVシリーズに思い入れはないし、物語もそれほど面白みがなかった。ジョーンズはオスカーを受賞している。(1999.8)
■透明人間 Memoirs of an Invisible Man (1992・米国)
■(監督)ジョン・カーペンター
■(出演)チェビー・チェイス、ダリル・ハンナ、サム・ニール
■カーペンターの良心的な作品だが、構成的に「スターマン」に似てるし、物語もそれに比べると貧弱だと思う。キャラクターにもあまり魅力を感じなかった。(1999.8)
■トゥルー・クライム True Crime (1999・米国)
■(製作・監督・出演)クリント・イーストウッド
■(出演)イザイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ、デニス・リアリー
■ もっと真面目な社会派ドラマかと思ったら、家族を持った「ダーティ・ハリー」だった。主人公のキャラクタ設定はイーストウッドが好きそうな感じだけど、一 世代前のものでちょっと時代に合わない。もはやイーストウッドでしか許されない格好良さだけど、もう年を取りすぎちゃったなあ。 (2001.8.21)
■トゥルーライズ True Lies (1994・米国)
■(監督)ジェームス・キャメロン
■(出演)アーノルド・シュワルツェネガー、ジェイミー・リー・カーチス
■まるでOVAのようなノリと内容で金を使いまくるキャメロンが嫌いになりかけた・・・(1999.8)
■トゥルー・ロマンス True Romance (1993・米国)
■(監督)トニー・スコット (脚本)クエンテイン・タランティーノ
■(出演)クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー、ブラッド・ピット
■タランティーノがデビュー以前に書いた脚本をスコットが映画化。タランティーノらしい話ではあるけど、スコットらしいアクション映画になっています。監督が違うと随分変わるものです。(1999.8)
■遠い空の向こうに Octorber Sky (1999・米国)
■(監督)ジョー・ジョンストン
■(出演)ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、 ローラ・ダーン
■ ミニチュアロケット作りに夢中になった高校生たちの実話を元にした青春物語。父と子の確執と和解の物語を中心に、友達、家族、恩師との信頼関係を丁寧に描 いた佳作です。青春物語、家族物語としては決して新しい物ではなく、ポイントをきっちり押さえてあるだけといえなくもないけど、ロケット作りという宇宙に 思いをはせた大きな夢への挑戦という、僕がとても好きな物語なので、逆にポイントが押さえられているので、きっちり感動できます。(2002.5.12)
■遠い夜明け Cry Freedom (1987・英国)
■(製作・監督)リチャード・アッテンボロー
■(出演)ケビン・クライン、デンゼル・ワシントン
■南アフリカのアパルトヘイトを題材にした映画。メッセージが全て凝縮されたラストシーンはとても力強く圧倒されました。(1999.8)
■時をかける少女 (1983・日本)
■(監督)大林宣彦
■(出演)原田知世、高柳良一、尾美としのり
■角川映画色が強い感じがして、大林作品でありながら避けてきたんですが、実は大林ワールド爆発でとても気に入りました。もっと早くに観ておけば良かった。(1999.8)
■独裁者 The Great Dictator (1940・米国)
■(製作・脚本・監督・出演)チャールズ・チャップリン
■(出演)ジャック・オーキー
■反戦、反ナチスを訴えかけるチャップリン渾身の一作。メッセージ色が強い分笑った印象があまり残ってないんですが・・(1999.8)
■ドクター・ドリトル Dr.Dolittle (1998・米国)
■(監督)ベティ・トーマス
■(出演)エディ・マーフィー、オシー・デイビス
■ドリトル先生を元にしたコメディ。定番のお笑いとストーリーではありますが、攻撃的でなく受身的なマーフィーのお笑いが見られるところがちょっと新鮮でしょうか。 (2000.1.1)
■ドグラ・マグラ (1988・米国)
■(監督・脚本)松本俊夫
■(出演)桂枝雀、室田日出男、松田洋治
■ 夢野久作原作の怪奇小説の映画化。もともと枝雀の落語も好きじゃないし、この映画の彼も落語そのままだから結局映画も好きになれなかった。せっかくの異様 な世界観と彼が合わないような。彼の演技も落語も表面ばかりの面白さのような気がしてならない。評判は良かったけどね。 (1999.8)
■時計じかけのオレンジ A Clockwork Orange (1971・米国)
■(監督)スタンリー・キューブリック
■(出演)マルコム・マクドウェル、ジャック・ニコルソン
■あのノリに乗っかれるかどうかと言うところではないでしょうか。少なくとも初めて観たときはそういう印象しか受けなかった。若すぎたのかもしれませんね。再見の必要があるかな。(1999.8)
■(監督)ジョン・マクティアナン
■(出演)ジョン・トラヴォルタ、コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソン
■演習中に突然姿を消したレンジャー部隊の謎に迫るミステリー。途中タルいところもあるし、ふり返ってみるともう一つ釈然としないところもあるけど、最後のどんでん返しは、久々に意外性があり、ミステリーとして楽しく見れました。久々に楽しいマクティアナンでした。(2005.8.21)
■トータル・リコール Total Recall (1990・米国)
■(監督)ポール・バーホーベン
■(出演)アーノルド・シュワルチェネガー、シャロン・ストーン
■記憶を埋め込むという発想は面白かったけど、ストーリーも特殊メイクも新しさは感じなかった。映像と暴力描写をみる映画かな。銃弾を避けるのに一般人を盾にするなんてバーホーベンでなきゃできないよなあ。(1999.8)
■トーチソング・トリロジー Torch Song Trilogy (1988・米国)
■(監督)ポール・ボガート (原作・脚本・出演)ハーベイ・ファイアステイン
■(出演)マシュー・ブロデリック
■同性愛者たちの人間ドラマ。ホモってだけで、どうも逃げ腰になってた頃に見た作品で、やっぱり印象に残ってないです。(1999.8)
■トップ・シークレット Top Secret! (1984・米国)
■(監督・脚本)ジム・エイブラハムス、デビッド・ザッカー
■(出演)バル・キルマー、ルーシー・ガタリッジ
■名コンビ監督のナンセンスコメディの決定番。一発芸的なギャグの連発で笑わせてもらいました。つぼにハマれば笑いっぱなし間違いなしだと思います。ハマればね・・・ (1999.8)
■となりのトトロ (1988・日本)
■(監督)宮崎駿
■ 子供のために宮崎アニミズムを楽しく教えるための映画。現代っ子が昔にタイムスリップしてドタバタ掛けまわる。自然をあまりにナメタ行動に嫌った時期も あったが、子供のためにあえてそうしたんだと納得してから素直に見られるようになった。その観方も「もののけ」を観て間違ってたかもと思うこの頃です が・・・(1999.8)
■友よ、風に抱かれて Gardens of Stone (1987・米国)
■(監督)フランシス・コッポラ
■(出演)ジェームス・カーン、アンジェリカ・ヒューストン、メアリー・スチュアート・マスターソン
■当時お気に入りのマスターソン観たさに劇場に。戦争をテーマにしたコッポラの人間ドラマだが、残っているのは彼女の可愛さだけかな。 (1999.8)
■ドライビングMissデイジー Driving Miss Daisy (1989・米国)
■(監督)ブルース・ベレスフォード
■(出演)モーガン・フリーマン、ジェシカ・タンディ
■頑固な老女と運転手の掛け合いが楽しい人間ドラマ。主演二人の演技は見事でした。アカデミー作品賞受賞。 (1999.8)
■ドラキュラ Bram Stoker's Dracula (1992・米国)
■(監督)フランシス・コッポラ
■(出演)ゲイリー・オールドマン、ウィノナ・ライダー、アンソニー・ホプキンス、キアヌ・リーブス
■古典ホラーをリメイクを流行らせた豪華スタッフによる大作。映像や音楽は力強いが、ストーリーとして面白かったかと言うと個人的には?(1999.8)
■ドラキュリア Dracula 2000 (2000・米国)
■(監督)パトリック・ルシェール
■(出演) ジェラード・バトラー、 クリストファー・プラマー
■クレイブンが製作総指揮を手がけた、ドラキュラもの。そうは外さないだろうと思って観たのですが、やっぱりそれなりに楽しめました。聖書に絡めた物語が面白かった。キリストが今の世界を作ったなんてすこしずうずうしいですがね。アメリカの映画だから仕方ないけど。(2002.4.28)
■ドラキュリアン The Monster Squad (1982・米国)
■(監督)フレッド・デッカー
■(出演)アンドレ・ゴウアー、ロビー・カイガー
■「ロボコップ3」でもハチャメチャな面白さを見せてくれたデッカーの有名古典ホラーキャラクター総出演のファンタ映画。気楽に観ればそれなりに楽しい。(1999.8)
■ドラグネット/正義一直線 Dragnet (1987・米国)
■(監督)トム・マンキウィッツ
■(出演)ダン・エイクロイド、トム・ハンクス
■昔の人気TVシリーズの映画化らしいが、オリジナルをまったく知らないせいか、あまり楽しめなかった。(1999.8)
■トラフィック Traffic (2000・米国)
■(監督)スティーヴン・ソダーバーグ
■(出演)マイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ
■すっかり社会問題を手がける監督さんになったようなソダーバーグ。ただ、ストーンのような叫びも、伊丹のような毒気もなく、インディーズっぽい映像があるだけのような気もしないでもない(凝ってるけどね)。現代の「アンタッチャブル」になるかと思ったけど、それは彼には無理ってもんか・・・。「ブロコビッチ」は現実が痛快だっただけで、彼自身がそういう物語を作ったわけじゃないから。僕の求める映画ではなかったようです。(2001.5.2)
■どら平太 (2000・日本)
■(監督・脚本)市川崑 (脚本) 黒澤明、木下恵介、市川崑、小林正樹
■(出演) 役所広司、浅野ゆう子、宇崎竜童、片岡鶴太郎
■ すごく黒澤映画っぽい脚本だったような気がする。が、宣伝の様に決して「痛快」ではなかった。内容的にはもっと演出と映像に重々しい迫力が欲しかった気が する。黒澤がやっていたらもっと迫力のある映画になったかも。何か演出が軽すぎるような気が・・市川崑ってあまり良かった事がないなあ(古い映画は知らな いけど)。(2002.1.30)
■トランザム7000 Smokey And The Bandit (1977・米国)
■(監督)ハル・ニーダム
■(出演)バート・レイノルズ、サリーフィールド
■名コンビのアクションコメディ。子供の頃はレイノルズの軽いノリが好きで良く観てました。(1999.8)
■(製作総指揮・監督)マイケル・ベイ
■(出演)シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス
■ベイ監督だし、そうはずれはないだろうと、特に何も考えずに観に行ったが、金のかかった子供向けの映画という感じだった。まあ、モデルになったキャラクターを知っていればある程度予測できたんだろうけど。小中学生が対象だと思えばストーリーはそんなに悪くないと思うけど、おっさんが見るにはちょっときついかな。CGを使った変化やアクション(特にロボットなんかの機械モノ)は、余程のアイデアと映像センスがないと、驚くことはない時代になってきましたね。(2007.11.3)
■鳥 The Birds (1963・米国)
■(監督)アルフレッド・ヒッチコック
■(出演)ロド・テイラー、ジェシカ・タンディ
■ヒッチの異色サスペンス。パニック映画の題材だけど、この映画の面白さはサスペンスものとしてそれだと思います。随分小さい頃のことですが、何度か観ました。(1999.8)
■ドリヴン Driven (2001・米国)
■(監督・製作)レニー・ハーリン (製作・脚本・出演)シルベスター・スタローン
■(出演)キップ・パルデュー、ティル・シュヴァイガー、バート・レイノルズ
■ ベテランドライバーを中心として、ばらばらだった人間関係がまとまっていくというスタローンらしい良いサクセスストーリーなのだが、やっぱりハーリンが ぶっ壊してしまった。この人はそれぞれのエピソードが物語にどう関わってくるかというのを全く考えずに演出するために、物語として映画をまとめることがで きなくなってしまう。出演者達の演技が演出のせいで空回りしているのがすごく良く分かる。スタローンが演出すればまだ良かった気がする。ここまで脚本を壊せる監督って他に知らないなあ。(2001.9.7)
■トリプルX XXX (2002・米国、チェコ)
■(監督)ロブ・コーエン (製作総指揮・出演)ヴィン・ディーゼル
■(出演) サミュエル・L・ジャクソン、 アーシア・アルジェント
■ 最近あまりにCG丸出しのSFやらアクションが多いせいで、久しぶりのカーアクションや派手な爆発が新鮮で(といってもCGもだいぶ使われてるけど)楽し めました。スパイ物としては話が単純だし、話として出来がいいわけでもないので、アクション全盛の頃に投入された映画ならきっと埋もれてしまったんだろう けど、公開タイミングの良さで、楽しめたって感じでしょうかね。(2002.11.30)
■トレインスポッティング Trainspotting (1996・英国)
■(監督)ダニー・ボイル
■(出演)イワン・マクレガー、ロバート・カーライル
■ 最近イギリス映画が日本で盛んに公開されるきっかけになった作品。裏社会に住む若者たちの物語だが、良心的な部分も多く、その辺がイギリスらしいところな んでしょうか。マクレガーは随分減量してたらしいが、この作品が一番格好いい。太った彼に魅力を感じないのは僕だけ?(1999.8)
■トレマーズ Tremors (1990・米国)
■(監督)ロン・アンダーウッド
■(出演)ケビン・ベーコン、フレッド・ワード
■巨大なミミズ型生物が襲ってくるコメディホラー。カルト的な人気のある作品だが、個人的にはそれほど熱狂できなかった。ベーコンはこの作品で一皮剥けた?(1999.8)
■泥の河 (1981・日本)
■(監督)小栗康平 (原作)宮本輝
■(出演)田村高廣、藤田弓子、加賀まり子
■ 宮本輝原作小説の映画化。昭和30年の大阪を舞台にした少年と友達の物語。モノクロ映像によるリアルな人物描写、時代描写がすばらしい。小説の世界を見事 に映像化しています。僕はこの映画をきっかけに宮本輝を知り、そのしっかりとした読み応えのある文章と物語にほれ込み彼の小説にはまった時期があります。 逆にいえば、そうさせたこの映画がすばらしい作品だということにもなります。他の小栗作品も見たいのですがなかなかタイミングが・・ (1999.8)
■トロン Tron (1982・米国)
■(監督)スティーブン・リスバーガー
■(出演)ジェフ・ブリッジス、シンディ・モーガン
■当時の先端技術を駆使したCG映画の古典。当時はそのCG空間は好きだったけど、今観るとどうなんでしょう。(1999.8)
■トワイライトゾーン Twilight Zone: The Movie (1983・米国)
■(監督)ジョン・ランディス、スティーブン・スピルバーグ、ジョー・ダンテ、ジョージ・ミラー
■(出演)ジョン・ランディス、ジョージ・クレイトン・ジョンソン
■豪華スタッフが集まって作った人気TVシリーズのオムニバス映画化。それぞれの監督の色が出てて、そこそこ面白かった覚えがあります。スピルバーグとダンテが印象に残ってます。(1999.8)
■永遠に美しく・・・ Death Becomes Her (1992・米国)
■(監督)ロバート・ゼメキス
■(出演)メリル・ストリープ、ブルース・ウィリス、ゴールディ・ホーン
■死なない薬を作った科学者とそれを飲んだ二人の女性との痴話喧嘩。ゼメキスお得意ドタバタコメディで、毒がないのが彼のいいところだとは思うんだけど、この手の作品にはもっと毒が必要だと思いますね。(1999.8)
■(監督)ザック・スナイダー
■(出演)サラ・ポーリー、ヴィング・レームズ
■ゾンビが走り回るというのは映画は昔もあったけど、やっぱりじわじわくる怖さがなくてどれもいまいちだった。本作は同題名(邦題「ゾンビ」)の本家のリメイクでそれをやっている。やっぱり走ってくるゾンビの恐怖はいまいちだけど(「エイリアン2」のように、じわじわくるところと、スピード感を持って来るところと使い分けられればいいのに)、ストーリーがほぼオリジナルを踏襲しているので、それなりに面白く見れる。ただ、オリジナルにない部分には無理があるし、そもそも絶望的な恐怖を目の前にしたときの人間の本性みたいなところが描けてないので、絶望的なラストもただ不快なだけになってしまった。(2005.6.5)
■敦煌 (1988・日本)
■(監督)佐藤純彌
■(出演)西田敏行、佐藤浩市
■井上靖原作の歴史小説の映画化。何度か挑戦したけど、どうしても大作邦画は後に残らない。(1999.8)
■ドンファン Don Juan Demarco (1995・米国)
■(監督・脚本)ジェレミー・レヴェン
■(出演)マーロン・ブランド、ジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ
■ 暗い過去を自分の都合のいいように作り変え人生を楽しもうとする青年と精神科老医師との交流。現実から目をそむけ、想像力によってそれを都合よく作り変え てしまうことで人を愛し、幸せになることができる主人公の話に共感と羨望を感じ、心が開放された気分になったら、きっとあなたも現実社会に相当ストレスを 感じていることでしょう。面白い視点から現代社会のゆがみを描いた作品です。名優ブランドとダナウェイ、デップの演技も魅力的です。(1999.12.5)
■感想