第一章 巡り会った過去 | 久遠かすみ(22) 大学の心理学科に在学中でカウンセラーを目指して奮闘中。 そんなある日、心理学科教授である守山からかすみはある”依頼”をうける・・・ その依頼はかすみ自身の心と向き合うことを意味していた・・・ |
第二章 ぶつかり合う日々の始まり | 少年とかすみの心と心の葛藤の始まり・・・ |
第三章 名前と涙 | 少年の名前は犬飼夜摩斗。だが別の呼び名があるらしく・・・ |
T>第四章 首飾り | 一夜が大切にしていたものがなくなって・・・ |
第5章 夜明け | 一夜の無くしたペンダントを探しに行くかすみ・・・ |
第6章 すぐそこの日向へ 〜窓辺の蕾〜 | かすみが一夜に小さな頼み事する。それは・・・ |
UP第7章 フタリボッチ | 徐々に心を開きつつある犬。だがまだどこか固い心はなかなか奥まで見えなくて・・・ |
第八章 街へ | まだふさぎこみがちな犬君を街までドライブに誘いますが・・・ |
UP第九章 本当の痛み | かすみは一夜が住んでいたアパートに行ってみる・・・そこには一夜の本当の”痛み”の欠片が待っていた・・・ |
第十章 涙雨 | 自分のせいでかすみが大学を休学していることを知った一夜。これ以上かすみ達には世話になれないと月森の屋敷を出ていくが・・・ |
第十一章 新しい部屋 新しい灯り | 新たな生活がスタートしていきます |
第十二章 教室 | 新しい生活がスタートし、かすみは一夜に”学ぶ楽しさ”を知って欲しいととある場所に連れて行きますが・・・ |
第十三章 ミラクル・スマイル | かすみとの新生活にも慣れてきた一夜。最近気になるのはかすみの笑顔で・・・ |
第十四章 夢中になれるもの | かすみは一夜になにか”夢中になれる”ものがあればいいなと思っていた。果たして今、一夜が”夢中”になれることって・・・? |
UP第十五章 嫉妬 | 一夜が初めて感じるこの気持ちの正体は・・・? |
第十六章 目覚めた恋心 | 自分の気持ちをはっきり自覚した一夜・・ |
第十七章 恋のチカラ | 恋に目覚めた17歳、一夜。恋のチカラは孤独な心を前向きにしてくれる・・・ |
第十八話 かすみとでぇと@ | 17歳の挑戦。恋する少年のチカラはいかに・・・? |
第十九章 かすみとでぇとA | 17歳。初恋。一日だけ彼氏と彼女を体験してみる。 色んな気持ちが溢れてきて・・・ |
第二十章 守らなければいけぬ真実 | 初恋に胸躍らせる17歳。だがかすみは一方で隠さなければいけない真実に気を張って・・・ |
第二十一章 アルバムから生まれた疑惑 | 恋する男の観察力は凄い。自分の知らないかすみをモット知りたいと一夜は・・・ |
第二十二章 深まる疑問 | かすみの行動に不審を抱く一夜。恋する17歳はともかく相手のことが知りたくて知りたくて・・・ |
第二十三章 真実 | 事実を知ったとき、心に灯った初恋という灯火は消えそうな小さな火になってしまうのか・・・? |
第二十四章 真実と決意 | 真実を知った一夜。その先で一夜が出した答えとは・・・? |
第二十五章 誓い | 決意を新たに一夜が誓うこととは・・・ |
第二十六章 修行へ | 「一人前の男になりたい」恋は少年を大人へと変えていく。その一歩とは・・・ |
第二十七章 偏見 | つきまとう過去・・・ |
第二十八章 一夜のたまごやき | 一番大好きな人に初めて作ってあげた料理とは・・・? |
第三十章 プレゼント | 少しずつ貯金していた一夜。お金の使い道は・・・? |
第三十一章 二十歳のディナー | 一夜、二十歳の誕生日。かすみと二人で祝いたいとかすみに 習いたての手料理をご馳走しようとしますが・・・ |
第三十二章 プリンスの憂鬱 | かすみと一夜を見守る一人の男。月森。かすみに一夜を託した人物の思惑とは・・・? |
第三十三章 俺の気持ち かすみの気持ち | 高まっていく一夜の想いにかすみは・・・? |
第三十四章 二人の”峠” | かすみ、一夜、それぞれ、何か挑戦という峠にぶちあたって・・・ |
第三十五章 サクラ、フタツ、サク。 | それぞれの試練。それぞれの春・・・ |
第三十六章 恋の叫び | かすみと一緒にお祝いデートに・・・。一夜の気持ちが加速していく・・・ |
第三十七章 枯れ果てた鉢植え | 一番欲しかった愛の拒絶・・・。立ち直れない一夜。そして一夜を傷つけてしまったと落ち込むかすみ。窓辺の鉢植えはただ見つめていて・・・ |
第三十八章 ヌメリ | 月森が語る、かすみの過去。しかしそれは”過去”ではなくて・・・。人を信じることが大好きだったかすみ。だが一度心に付けられた”ヌメリ”は・・・二度ととれない・・・ |
第三十九章 涙 | 誰のための涙だろう。初めてかもしれない。・・・誰かのために泣くなんて・・・ |
第40章 君が笑顔になる花を植えよう、 手紙を送ろう @ | 人の心を癒すなど簡単なことじゃない。下手をすると傲慢になる・・・。 だけどなにがしたいという想いだけは確かで・・・ |
第41章 愛してるより強いもの | 愛してる・・・より強い絆。それは・・・ |
第四十一章 好きな人のために | 好きな人のために出来ること。ささやかなことだけれどきっと それは一番大切な・・・ |
第四十二章 感覚的な男 | それぞれにそれぞれの立場で感じること。大切なことは直に感じること・・・ |
第四十三章 痛み | 職場の仲間と着実に打ち解けている一夜。一方かすみは・・・ |
第四十四章 もう誰も触らないで | 暗闇におちてしまったかすみ・・・。一夜は救えるのだろうか・・・ |
第四十五章 消えたい 活きたい 消えたい・・・ | 動かなくなった心・・・。かすみのこころを一夜ができることは・・・ |
第四十六章 やっと柔らかく笑える | 本当に、本当の・・・笑顔とは?一夜の言葉がかすみの心の奥底に封印した 本当の願望をそっと解きほぐして生きます・・・ |
第四十七話 流れる木の葉のように | 傷んだ心の回復はそう容易いものではない。ゆるやかな時間と 心の余裕と優しさが一番の薬で・・・。かすみは自分自身の心を見つめなおす静かな時間です |
第四十八章 でこぼこ、じゃりみち。 | 少しずつ心が回復してきた・・・。けれど回復してきたからこそ、それに追いつけない”現実”に焦るかすみ・・・。 |