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コンプレッサー

 コンプレッサーは、吸い込んだ空気を圧縮し、エア工具を動かすパワー元になる高圧空気を作る道具で、 空気を圧縮する部分と、空気を貯めておくタンク部分で構成されています。

マキタ・エアコンプレッサー AC461X コンプレッサーが一台あれば、専用のエア工具を用意するだけで、「スプレーガンによる塗装作業」、「タイヤ交換でのインパクトドライバー」、「ホコリの吹き飛ばし清掃」 などの各種作業が行えますから、DIY好きならいずれ欲しくなる道具の一つです。

 コンプレッサーには100V用と200V用があり、DIYで趣味的に使うなら100V用を選ぶことになるでしょうが、使えるエア工具の種類も限られますし100V用では無理な作業もあります。

主な違いはパワーと連続使用時間の差で、プロが仕事で一日使うコンプレッサーはよりパワーがあり連続で使用できる200V用でないと用が足せません。     購入時にはこの辺の見極めが大切になります。

【コンプレッサー用途の一例】


取り扱う気体の種類によりエアーコンプレッサー、あるいはガスコンプレッサーに分類されますが、 一般的なタイプはエアーコンプレッサーです。

空気の圧縮方法には主に3タイプあり、扇風機のようなタービンブレイドを使うもの、ピストンを往復作動(レシプロケイティング)するタイプのもの、 らせん状のスクリューを使うもの、に大別されます。

一般的なコンプレッサーは、モーターでピストンを上下させて圧縮空気を作るレシプロ式で、ピストン周りは消耗しますから、 中古品は程度によってはカタログ馬力より大分パワーは落ちています。
中古を購入するときはこのあたりの磨耗状態に注意が必要となります。


高圧と常圧の使い分け

 コンプレッサーが作る圧縮空気で動作するエアガンやインパクトレンチなどのエアツールは、高圧で動作するタイプと常圧で使うものがあります。  そのためコンプレッサーも高圧用と常圧用が販売されています。

 枠組壁工法の建築物に用いるツーバイフォー用の太い釘(CN90など)は、高圧でないとスムーズに打てないこともあり、 昨今はハードな使い方をする本職の大工さん達が使うエアツールは高圧タイプが主流となっています。  そのためプロが使うコンプレッサーは高圧用しか売れないといいます。

マキタ・エアコンプレッサー AC461X 昔からある常圧の釘打機は入力気圧を4〜8気圧程度で使用しますが、最近の高圧釘打機は入力気圧20〜25気圧で動作しますので、高圧コンプレッサーが必要になります。

このマキタ高圧コンプレッサーは左側が常圧用コネクタ、右側が高圧用を備えています。

基本的に高圧コンプレッサーは常圧・高圧2箇所の取り出し口備えているものがほとんどで、一台で高圧用と常圧用のエアツールを使い分けることが出来るようになっています。

 コンプレッサーの空気圧で動くエアツールのパワーは、エアツールの性能そのものではなく、コンプレッサーの吐出圧力に左右されます。    その圧力が強い分だけエアツールのパワーが出るわけです。

 さらに高圧エアツールは高圧コンプレッサーのお陰でピストンのサイズを小さくできるため、ボディサイズも小型軽量にできます。  そのため高圧エアツールは現場で使いやすい、というメリットもあります。


高圧と常圧はエアホースの規格が異なる

 現状ではコンプレッサーとエアツールは高圧タイプと常圧タイプが入り混じっているわけですが、よく分からないのは、「@.高圧コンプレッサーで常圧エアツールを使えるのか」、 「A.常圧コンプレッサーで高圧エアツールを使えるのか」、「B.高圧用エアホースで常圧エアツールを使用できるか」などという部分です。

 @に関しては、高圧コンプレッサーは常圧・高圧2箇所の取り出し口備えているものが多く、そういうタイプであれば普通の常圧ホースも繋いで使えますから、したがって常圧エアツールも普通に使えます。

 エアホースも高圧は耐気圧の高い専用の高圧ホースになり、接続を間違えると破裂の原因にもなりますので、取り付け部(カプラ)の形状、規格は常圧ホースと高圧ホースでは変えています。  従って互換性はありません。

 カプラ規格の違い以外にも、一般的に高圧ホースの方が高い圧力に耐えるため、肉厚の厚いホースを使っています。 高圧のエアツールを使用する場合には高圧用のエアホース、 常圧のエアツールを使用する場合は常圧用のエアホース、というようにそれぞれ使い分ける必要があります。

 というわけで、AもBも高圧と常圧のエアホースはそもそもカプラの規格が異なっており、「高圧用エアホース×常圧用エアツール」や逆に「常圧用エアホース×高圧用エアツール」 という組み合わせは使えません。

 ただし、常圧用エアツールに「高圧コンバーター」というものを装着しておけば、高圧用エアホースの出力側をそのまま差し込めるので便利です。  一番売れているのはフジマックのコンバーター・ショートタイプといわれます。

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感想(1件)




高性能コンプレッサーが使われる理由

 高圧コンプレッサーであれば、間柱や筋交いなどの構造物にNとかZN(2×4用)の釘を打ち込む、というような要求圧が高いエア工具に対しても、 パワーがあるので圧力不足で使えないという事態はほぼ避けられます。

マキタ・エアコンプレッサー AC461X  高圧、常圧両方使えるコンプレッサーであれば、大きい釘を打つときは高圧側を使い、野地板や床下地合板を打つ時は常圧側で常圧用エアツールを使うという使い分けをすることで、 エア圧が足りなくなる事態は極力回避できます。

 高圧エアコンプレッサーは高価ですが軽いのが特徴で16kg前後のものもあり、さらに音もかなり抑えられ60db以下のものもあります。

 高圧エアコンプレッサーは寿命が短い、などという指摘がありますが、高圧/常圧どちらも使えるAC461Xのようなマキタのロッキングピストン採用機では、 実稼働時間が1,200時間に到達するまで使用期間に関係なく保証するなど、最近の機種は耐久性も高まっているようです。


AC461Xによる塗装作業

 安価な100V用コンプレッサーで塗装作業をやろうとしても、能力不足ですぐ息切れしてしまうから連続動作が必要な本格的塗装作業はムズカシイ、という話は聞きます。

 このAC461Xで住宅の外壁や車庫の鉄骨部分などの塗装を行ってみましたが、このコンプレッサーに関しては途中で息切れして作業が中断するようなことは起こりませんでした。    ただし作業中は蓄えられる圧縮空気より消費空気が多いため、ほぼ動きっぱなしの連続運転状態となります。

 手塗りと比較してもスプレーガンによる塗装のほうが断然キレイに仕上がりますから、やっぱり多少ムリしても高性能コンプレッサーを手に入れるメリットは大きいものがあります。


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100Vエアコンプレッサーは塗装に使えるのか?

 100V用コンプレッサーでスプレーガンを使う塗装作業に使えるのか?、という疑問があります。    DIYでやる分には長時間連続で塗装するような使い方はそれほどないでしょうが、プロは長時間の塗装作業を連続で行う、というようなハードな使い方をします。

 コンプレッサーは作業中にタンク内の空気がドンドン消費され、再起動圧力以下になると、頻繁に負荷運転(空気圧力を上げタンクに空気を溜める動作)が起こります。    そのため、安価な100V用コンプレッサーで連続使用すると、すぐ空気圧が低下し、ほぼ負荷運転しっぱなし、という状態となります。

 コンプレッサーは、使う⇒空気圧が低下⇒再起動圧力になるまで負荷運転⇒使う、というサイクルを繰り返すわけですが、連続的に負荷運転できるのはせいぜい1時間といわれます。    常時こんな使い方をすれば機械トラブルの元となります。

 さらに、負荷運転中はほぼエアツールは使えません。 車の全塗装など広範囲を途中で休まず一気に連続して塗るなどという使い方では、 途中でやめてしまうと塗りムラやタレなど仕上がりに悪影響が出ます。

 ですからコンプレッサーを選ぶ場合、使う目的によっては"どのぐらい長い時間連続噴射できるか"、というのもポイントになります。     というわけで能力の低い100V用コンプレッサーでもある程度は使えるが、かなり広い面積を短時間で塗るとか、断続的な噴霧では支障があるような環境で使うのは難しい、 といえます。

 一般的に、塗装に使うコンプレッサーならオイルフリーが良いと言われます。   オイル式の欠点はコンプレッサーが古くなってきたら、 圧縮空気にオイルが混じるようなって塗装に悪影響を及ぼす、というわけです。

 しかし、これは「毎日3年以上使い続けた場合」、 そうなるだろうという意味で、DIYでシロウトが使う分には 中古品でも買わない限りそれほど気にするところではありません。   そもそも、オイルフリータイプともなれば、価格がオイル式の3倍以上もするのですから。

 

エア工具によるタイヤ交換作業

 エアインパクトは安物だと200〜300ニュートン程度のパワーしかないので、車のホイルナット外しには使えないものもあります。   先日もアネスト岩田製の「エアーインパクトレンチ」でアルファードのタイヤ交換 をやってみましたが、案の定歯が立ちませんでした。

 そもそもいくら高性能のコンプレッサーであっても、低性能のエアインパクトレンチはコンプレッサーの動作パワー(吐出圧力)の上限が低く設定されており、 パワーが足りません。    普通車のタイヤ交換では、600ニュートン程度のパワーは必要ですし、さらに大型トラックのタイヤナットを外そうとしたら、トンデモナイ性能のものが必要となります。

 工具はどれもそうですが、やはり使用目的に合わせた性能を持つ道具を選ぶべきで、特にパワー系のものは低性能のものだと全く使えないケーもあります。    『安物買いの銭失い』というパターンにならないよう、エアツールも性能をよく見極める必要があります。

 安物ではない本式のエアインパクトを使う際の注意点として、 パワーがありすぎるので締め込み過ぎになる恐れがある、という部分があります。   ナットの最終締め込みには使わずあくまで補助的に使い、締め付けはトルクレンチでしっかり基準どおりのナット締め付け量を守りましょう。

エアコンプレッサーは電気消費が大きいのでタコ足コンセントでの使用では電力低下していると起動しないことがありますから注意が必要で、 電源から離れた場所で使う場合は、延長コードで電源ラインを伸ばすより、エアホースを延長したほうがいいそうです。

ホースもあまり長いものは圧の低下を招きますからせいぜい10メートル程度、内径もあまり細いと同様な不具合が生じるので8.5ミリのものがオススメとのこと。

最近は電動工具も性能が良い物がたくさん売られるようになっていますから、何が何でも全部エア工具で、とコダワル必要はないかも知れませんが、 エア工具の良さは自在に強弱がコントロールできる、という点が便利なのでナカナカ捨てがたいメリットもあるのですが........


マキタ・エアコンプレッサー AC461X

 マキタ・エアコンプレッサーAC461Xは常圧も高圧も使えるようになっており、一般圧 (0.39〜0.88MPa[4〜9kgf/cm2])、 高圧(0.98〜2.45MPa[10〜25kgf/cm2]) の2種類の出力コネクタを備え、 従来の常圧エア工具もそのまま使えます。   本体に内蔵されたタイマーで換算し、実稼働時間1,200時間まで保証します。

マキタ・エアコンプレッサー AC461X 「運転モード切替え」で2×4工法、根太レス工法等の釘を多用する現場では「標準モード」で運転。   リフォーム・内装作業等の場面では「清音モード」で使う、というように 様々な現場に対応した、“最適”な再起動タイミング&騒音を抑制した運転が行えます。

要求圧が高い工具を連続使用するとか、エアを大量に必要とする躯体作業などでエアが不足する場合は、高圧増設タンクを接続して「2台連結」運転も可能です。(増設タンクは別販売品)




マキタ・エアコンプレッサー AC461X仕様

 この機種は乾式構造なので給油の必要はありません。  コンプレッサーの性能を表わすものに、「1分間に何リットルの空気を出す/使う」かを表した 「吐出空気量・L/min」と、 「どのくらいの圧力で空気を噴出できるか」を表わす「吐出圧力Mpa(メガパスカル)」があります。

マキタ AC461X 仕様
電動機 DC(直流)ブラシレスモーター。
電圧/電流/出力 単相交流100V/15A/1300W
減圧弁の圧力調整範囲 一般 0.39〜0.88MPa[4〜9kgf/cm2]
高圧 0.98〜2.45MPa[10〜25kgf/cm2]
タンク内最高圧力 4.51MPa[46kgf/cm2]
回転速度 最大2500
吐出し空気量 0.69MPa時[7kgf/cm2]   140L/min
2.26MPa時[23kgf/cm2]   100L/min
運転モード 速打ちモード  静音モード
シリンダ径×行程×シリンダ数 1段側 62o×26o×1
2段側 41o×10o×1
タンク容量 8L
本機寸法 長さ  536o
幅   344o
高さ  336o
回転速度 340o×80o×104o
質量 14kg
回転速度 340o×80o×104o
空気取出し口 一般 一般用ワンタッチジョイント×2個
高圧 高圧用ワンタッチジョイント×2個



エアコンプレッサーAC461X.......運転前の点検・確認

マキタ AC461X 運転前の点検・確認
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 1.アースクリップを接地して電源プラグを電源コンセントに差し込む。

ハンドル部分には保管時にコンセント先端を保持させるためのコンセント型格納穴がついている。  使わないときにここにプラグ先端を差し込んでおけば ブラブラしてしまうコンセントの格納に便利。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 2.ドレンコックを全開にする。

オレンジ色のレバーが付いているのがドレンコック。 画像は全閉状態で、手前に倒せば全開となる。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 3.モード切替ボタンを押して運転モードを『速打ちモード』に切り替える。 モード表示が二つに分かれているのでボタンを押すたびランプ点灯が移動するのかと思ったら、 点灯か点滅かの違いだった。 理解するまでやや戸惑うかも。

コンセントに繋がっていれば、電源オンにしなくてもモード切替ボタンは操作できる。  モード切替ボタンを押すたびに『速打ちモード』⇔『静音速打ちモード』が切り替わる。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 4.電源ランプが消灯していることを確認し電源ボタンを押す。  ⇒  電源ランプが点灯する。

運転が開始される。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 5.ドレンコックから圧縮空気が出ていることを確かめる。

噴出し口の位置は、指先の腹に当たるあたり。  ここから圧縮空気がいきよいよく噴出する。 画像は全閉状態。 手前に倒せば全開となる。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 6.ドレンコックを閉め、減圧弁調整ノブ(2カ所)を右へ一杯に回して、圧力計の指針が上昇していくことを確かめる。

タンク内に圧縮空気が充てんされ、圧力計の指針およびデジタル表示の数字が上昇していく。  この時に異常な音や振動がないことを確かめる。   正常に動作すれば4〜6分程度で自動的に停止する。  このときは5分ほどで無事自動停止した。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 7.ドレンコックを少し開け、圧縮空気を徐々に抜き、デジタル表示されているタンク内圧力が約4.1MPaで再起動することを確かめる。

しばらく噴出していたが、カタログ値どおりタンク内圧力が4.1MPaに下がったら無事再起動した。
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 8.本機が停止したら、電源ボタンを押してモーター停止を確認後、電源ランプが消灯したことを確かめる。

使用後はドレンコックを開け圧縮空気をすべて抜いておく。



マキタ・エアコンプレッサーAC461X.......使用方法

 運転前の点検・確認の6番までいったら使用できます。

本機は常圧、高圧両方のエア工具を使用できますが、 エアホース破裂事故を防止するため高圧取出口には高圧用エアホース以外は絶対に使わないよう注意します。

一般圧取出し口につなぐエアホースは、「耐熱温度60℃以上」、「耐圧0.98MPa以上」、「内径6.5o以上」のエアホースを使います。

マキタ AC461X 使用方法
マキタ・エアコンプレッサー AC461X 減圧弁調整ノブを回して釘打機や空気工具の使用圧力の調整を行う。

@.減圧弁調整ノブを左一杯に戻して、使用圧力以下に一旦減圧させる。
A.次に減圧弁調整ノブをゆっくり右に回し、圧力を上げながら使用圧力に調整する。

※圧力調整は減圧弁の特性上、必ず使用圧力より低い圧力からゆっくり圧力を上げていくように調整する。  高い圧力から減圧させて調整した場合、圧力計と使用圧力に誤差が生じる。(釘打機を一発打つと最初に調整した圧力から約0.2MPa[2kgf/cm2]程度下がる) 
マキタ・エアコンプレッサー AC461X エア取出しワンタッチジョイントにエアホースを接続する。

@.一般圧用のエアホースは一般圧用(減圧弁調整ノブ・ブルーキャップ)に接続。
A.高圧用エアホースは高圧用(減圧弁調整ノブ・レッドキャップ)に接続する。
これでエアコンプレッサー側の作業開始準備は完了。

一般圧/高圧のジョイントは規格が異なる。 高圧ホースの方が高い圧力に耐えるため、肉厚の厚いホースを使っており、高圧のエアツールを使用する場合には高圧用のエアホース、 常圧のエアツールを使用する場合は常圧用のエアホース、というように使い分ける必要がある。
エアスプレーガン PS-95 エアコンプレッサーに接続されているエアホースを、使用するエアツールに接続する。

このとき減圧弁調整ノブが右に回され、圧力が使用エアツールの設定値以上になっていると、エアホースのワンタッチジョイントにエアツールが差し込めないので、 減圧弁調整ノブを左に回し圧力計の値を使用エアツールの設定値まで下げておくこと。   
モード切替ボタンを押して、任意の運転モード切替えて作業を開始する。
@.速打ちモード....2×4、建築、ネダレス工法による床張り、下地作業など。
A.静音速打ちモード....内装作業、内装造作、リフォームなど。
停止させ電源ボタンをオフにしてもコンセントが繋がっている限りデジタル表示計がタンク内圧力を点滅表示している。

マキタ・エアコンプレッサー AC461X しばらく使用しないようなら、ドレンコックを手前に倒し、全開にしてタンク内のドレンと圧縮空気をすべて抜いておく。

ドレンコックを全開にするとすごい勢いで圧縮空気が噴出してくるので、ドレンや圧縮空気による失明などの事故を防止するため顔をドレンコックに近づけないこと。    満タンだと圧縮空気が完全に抜けきるまで数十分かかる場合がある。

さらに長期間使用しない場合は、保管前にドレンコックを全開にして、5分以上のカラ運転を行ってから保管する。



コンプレッサーの馬力

 コンプレッサーのパワーを表わす単位に「○馬力」がありますが、基本的にコンプレッサーの馬力(パワー)は吐出空気量に比例します。

カタログ上は馬力表記ではなく電動機定格出力、いわゆる「kW(キロワット)」または「kW(PS)」という表記にほとんどがなっており、家庭用100Vで動作するコンプレッサーは、 高性能のものでも1〜1.5馬力程度までのものがほとんどです。

馬力とkWの対応概算値として、 0.4kW....1/2馬力、 0.75kW....1馬力、 1.5kW....2馬力、が馬力の目安になります。

馬力が大きくなれば当然空気の吐出量も増えますが、家庭用100Vで使うなら1馬力が限界といわれ、これ以上のkW数になると家庭用ブレーカーの容量によっては 消費電流が多すぎて他の電化製品を同時に使うことが出来なくなったり、コンプレッサーに負荷がかかり過ぎて耐久性に問題がでる可能性があります。

そういうわけで、家の全塗装など大きな吐出量を必要とするプロが行う作業は200Vの動力用電源を使う業務用タイプがほとんどになります。
ちなみに、一般的な塗装工場では5馬力以上のコンプレッサーを使用しているそうです。

外国製のコンプレッサーには100V用でもかなり高馬力の出力を謳っている製品がありますが、馬力表示がかなり疑わしいものもあるそうで、 馬力うんぬんの値を重要視するより国産のしっかりしたメーカーの製品を撰ぶか、吐出空気量(圧縮空気の供給量)の数値で判断する方が確実とも言われます。


吐出空気量と吐出圧力

 コンプレッサーの動作というのは、一旦タンクに溜め込まれた圧縮空気がエア工具を使用することで徐々に消費されていき、 やがて溜め込んでいた空気量があるラインを下回る(再起動圧力以下)と負荷運転(空気圧力を上げ溜める動作)を開始し圧力を上げていく。     そして設定圧力になると負荷運転が止まる、という動作を繰り返しています。

 コンプレッサーが頻繁に負荷運転を繰り返すということは、溜め込んでいる空気の量と比較し消費する空気量が多すぎるため すぐタンクが空になってしまう状態なわけです。     これだと作業が頻繁に中断されますし、常にコンプレッサーの動作部分に負荷がかかっているわけでトラブル発生の確率が高くなります。

 エア工具には、それぞれどれぐらいの動作空気圧力を必要とするかの目安、「吐出圧力」規格がありますが、 家庭用100V電源で使用できるコンプレッサーの吐出空気量は多くても100L/min前後といわれます。

このコンプレッサーで、例えば300L/毎分を消費するエア工具を数秒連続使用すれば、アッという間にパワーが落ちますし、そもそも吐出圧力不足でエア工具が動かない、 という事態が起こるわけです。

 どれぐらいの時間、連続使用できるかも重要な点で、エア工具は動作中は常に圧縮空気を消費しますから、コンプレッサーはそのエア工具が必要とする空気量を、 いかに短い負荷運転時間で賄えるか、「吐出圧力」と「吐出空気量」を短時間で作り出すパワーがあるかが重要なわけです。

一般的には、エア工具が消費する空気量より、10%以上余裕を持った吐出し空気量、のコンプレッサーを選定するのがポイントのようで、 コンプレッサーパワーに余裕がないためトラブルが発生する、ということが非常に多いそうです。

タンク容量は大きいほうがコンプレッサー再稼動までの時間が長くなり実用上有利でなので、何分で空気を満タンにできるかという、充填時間 も大切な性能ポイントです。    2〜3分程度が目安のようです。


連続使用時間と空気タンク容量

 エア工具が消費する空気量が多いと圧縮空気を空気タンクに再充填(エアチャージ)するため負荷運転が必要となって作業が頻繁に中断される、 という事態が起こります。

そうなると、塗装作業などで塗りムラなどの不具合が出る可能性があり、そのためプロが使う業務用コンプレッサーは作業の中断を極力避けるため、 長時間使用しても吐出空気圧力の低下が少ない200V用5馬力以上のコンプレッサーを使用しています。

 溜め込んだ空気圧力は、使用すればどんどん下がりますが、タンク容量が大きいほど長い時間高い圧力を維持することが出来ます。   蓄えた空気圧力の減少が少なければ、 コンプレッサーが頻繁に停止・再運転することも減り、したがって耐久性もアップするので少しでも連続運転時間を伸ばすようサブの空気タンクを増設し、 連続塗装作業時間を確保する、という方法もあるようです。

しかし、むやみに空気タンクの容量を増やすと、充填するためのコンプレッサー負荷運転時間(空気圧力を上げるための動作時間)が長くなってしまい、 空気を圧縮する部分に大きな負担がかかり、結果として機械の寿命を大きく縮める、ということにもなりかねません。


オイル潤滑式かオイルフリーか

 コンプレッサーには「潤滑」、「冷却」の目的で潤滑油を使用するオイル潤滑式のものと、潤滑オイルを使用しないオイルフリーのものがあります。

オイル潤滑式では古くなると圧縮エアーの中に潤滑油が混じってしまう場合がありますが、オイルフリーなら空気の出口から全くオイルが出ないので、 エアツール内の汚れも防止でき、供給するエアーの質が大きく向上しますので、塗装作業などをメインとするならばオススメです。

とはいってもオイル潤滑式でこういう状態になるのは、「数年間毎日使い続ける」というハードな使い方をした場合であって、週末DIYで週に1回程度のコンプレッサー作動なら、 ここまで劣化するには相当の使用年月が必要になるかもしれません。

 多少価格が高くてもメンテナンスが楽なほうがいい、というのならオイルフリーのタイプが向いていますが、 趣味程度で使う分には特にオイルフリータイプにこだわる、という必要はないかもしれません。
なにせオイル潤滑式は価格もオイルフリーより安価で耐久性がありますが、オイルフリーは定格運転を守らないと圧縮部分が磨耗しやすい、ということも聞きます。

工場の中など、汚れた空気の場所では大気中のゴミまで吸い込んでしまいます。 「吸い込みフィルター」の汚れ具合を定期的に(半年に1回)チェックする必要もあります。


動作音にもご注意を

 コンプレッサーは動作中にケッコウうるさい音が発生しますから、団地内で週末DIYを行う場合、ご近所から苦情を頂戴する事態も考慮しておく必要があります。

コンプレッサは騒音規制法により法律上7.5kW以上の機種には設置前に届け出が必要です。 各都道府県の条例でそれ以下の機種についても規制している場合があるので注意が必要です。

週末DIY者にとって動作音の静かさ、というのも購入時に検討しなければならない性能の一つであり、最近は静音タイプのものも出てきました。

消音ボックスを自作して、中に入れてしまうというのはひとつの騒音対策になりますが、吸気口は開けておく必要があります。

裏ワザとして、週末に短時間DIY用エアツールを使う程度なら、コンプレッサーが頻繁に運転モードにならないよう、ある程度容量の大きい補助タンク(外付け)を用意し、 ガソリンスタンドで空気の補充を行う方法もあります。


エアコンプレッサーのドレン(水分)抜き

 空気内には水分が含まれており、空気中に含まれる最大水蒸気量(飽和水蒸気量)は温度、気圧により変化しています。

コンプレッサで空気を圧縮し、圧力を上げていくと空気中に溶け込んでいたこの水蒸気がコンプレッサー内の空気タンクに溜まっていきますが、 この、空気が熱を失って凝縮した水のことをドレン水とよびます。  モーター回りっぱなしの使い方ではケッコウ溜まります。

圧力が上がると空気の温度は上がり、急激に下がると水が凍るほど温度が下がります。  使用後はバルブを開け空気を逃がして起きますが、そのときに水が漏れ氷柱が立つようになります。

ドレン(drain)という呼称は排出・排水を表す語で、エアコンでの結露水などの排液や、雨水、雑排水や汚水などの排水にも使われます。

この水が、圧縮空気とともにエアーツール内に入り内部を腐食させたり、コンプレッサー本体の寿命にも影響します。
このため、コンプレッサの空気タンクには「ドレン抜きバルブ」が設けられ、このバルブを開けてタンク内の水抜きし、錆びによる強度低下を予防するようになっています。

毎日長時間使用する工場などでは、使用後は必ず空気タンク内の水抜きをする必要があり、わざわざコンプレッサーからエアドライヤーという機械を通して水分を除去したりしています。

ただ、週末DIYで使う分にはそれほど水は溜まらない思いますから、月1回程度の排水でもほとんど水は出てこないかも知れませんが。

ドレンを除去する方法


上記項目を徹底するだけで、エアーツールの作動不良は格段に減少すると思われます。


エアコンプレッサーの使い方

 コンプレッサーの電源はできるだけコンセントから直接とることがポイントですが、延長する場合はコードの太さや長さを守らないと、 電圧が低下してコンプレッサーが起動しない等の原因となります。

コンセントから離れたところで作業する場合は、電源コードを延長するよりも長いエアーホースを使用するほう動作不良を防げます。

自動車や自転車の空気入れに使う場合は、圧力が一定になるように圧力調整器(レギュレーター)で調整することができるようになっています。

空気を圧縮すれば発熱しますから、レシプロ式は動作中シリンダ周りがかなり高温になるため冷却フィンがシリンダーに付いています。

   【使用方法】



検討コンプレッサーのカタログ性能

 今回購入検討した、家庭用100V電源で使用できるコンプレッサーの性能比較表です。

価格はプロ用の道具・工具・資材を卸値に順ずる価格で販売する株式会社ホームメイキング・ホームページを参照。    

メーカー
形名
出力吐出し空気量 最高圧力タンク容量 騒音値質量税込価格
マキタ
AC461XLH
1.3W
高圧/減圧
100L/min
(高圧)
4.51MPa
(高圧)
11L 59dB(A)
(静音モード時)
15kg 212,000円
128,000円
MAX
AK-HL7900E
750W
高圧/減圧
70L/min
(通常運転)
0.1〜2.45MPa
(高圧)
2.5L 62dB(A)
(静音モード時)
12kg 150,000円
100,440円
マキタ
AC460S
0.9W
高圧/減圧
90L/min
(一般運転)
0.98〜2.45MPa
(高圧)
3L dB(A)
(静音モード時)
11kg 150,000円
100,440円
日立工機
EC1433H(N)
0.84kW
常圧
90L/min 33気圧
(3.25MPa)
9L 64dB(A)
(全負荷運転時)
17kg 158,000円
105,732円
MAX
AK-820
0.75kW
常圧
65L/min 0.95MPa 4.5L 75dB(A)
19kg 58,000円
38,772円
マキタ
AC700
1.24kW
常圧
70L/min 13気圧
1.27MPa
5L 69dB(A)
12kg 92,000円
61,560円
アネスト岩田
FX9731
0.75kW
常圧
47L/min 気圧
0.85MPa
38L
オイルフリー
57dB(A)
32kg
48,700円
パワーソニック
ROL-39SS
1.1kW
常圧
140L/min 気圧
0.8MPa
39L
オイルフリー
70dB(A)
38kg 81,500円
51,223円
シンセイ
EWS-38
0.95kW
常圧
95L/min 気圧
0.78MPa
38L 75dB(A)
38kg
30,600円
ナカトミ
CP-1500
0.87kW
常圧
106L/min 気圧
0.78MPa
25L
オイル式
81dB(A)
31.8kg
21,320円




コンプレッサーの種類

   

メーカー 機種・モデル名

マキタ エアーコンプレッサーAC461XLH 高圧46気圧(50/60Hz共用) ●青 ※北海道・沖縄のみ送料540円頂きます。 【 j4yv3qd9 】

価格:135,800円
(2016/11/21 17:24時点)
感想(0件)

【マキタ AC461XLH】

実稼働1,200時間保証の11Lタンクタイプ。

圧倒的な高耐久を誇りマキタ独自の「高耐久の見える化」シリーズがさらに充実。

アネスト岩田キャンベル 静音オイルレス型エアーコンプレッサー 『シルフィー』 FX9731 (単相100V/タンク38L) [エアコンプレッサー][r20]

価格:48,700円
(2015/3/20 11:44時点)
感想(4件)

【 FX9731 『シルフィー』】

アネスト岩田キャンベル 静音オイルレス型エアーコンプレッサー (単相100V/タンク38L) 38Lタンク搭載の大容量型エアーコンプレッサーです。DIY用途として十分な性能を持ち、家庭用100V電源で各種エアー工具が手軽に扱えます。 新型サイレンサの採用により、ハイパワーと静音を実現しました。 オイルフリータイプで油分が混じらないクリーンなエアーを吐き出し、オイル交換や管理が不要なためメンテナンスも容易です。

【訳あり品:ポイント10倍】【1年保証】 ストレスフリーコンプレッサー 静音エアーコンプレッサー オイルレス 100V タンクレス ブラシレスモーター 最大圧力0.7Mpa HG-DW-DC800【 オイルフリー 塗装 エア工具 タッカー ステープル 釘打ち エアガン スプレーガン 】

価格:29,800円
(2016/11/30 10:07時点)
感想(2件)

【HG-DW-DC800】

タンクレスの片手で持ち運びできる。   本体寸法(L×D×H) 34cm×17cm×24cm   質量 7.5kg   連続使用時間 1時間 。 モーター出力 800W      吐出空気量 60L(0.7mpa時) 。

ナカトミ エアーコンプレッサー CP-1500

価格:23,025円
(2015/3/24 16:01時点)
感想(4件)

【ナカトミ・エアーコンプレッサー 25L CP-1500 】

シンセイ 静音オイルレスコンプレッサー38L オイルフリー エアーコンプレッサー EWS-38 WBS-38

価格:30,600円
(2015/3/4 17:22時点)
感想(40件)

【シンセイ 静音オイルレスコンプレッサー38L】

オイルフリー エアーコンプレッサー EWS-38 WBS-38

【送料無料】パワーソニック オイルレスコンプレッサー ROL-39SS

価格:51,223円
(2015/3/24 16:29時点)
感想(1件)

【パワーソニック オイルレスコンプレッサー ROL-39SS】





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